JP4505993B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents
スパークプラグの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4505993B2 JP4505993B2 JP2001010681A JP2001010681A JP4505993B2 JP 4505993 B2 JP4505993 B2 JP 4505993B2 JP 2001010681 A JP2001010681 A JP 2001010681A JP 2001010681 A JP2001010681 A JP 2001010681A JP 4505993 B2 JP4505993 B2 JP 4505993B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- electrode member
- mold
- spark plug
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/46—Sparking plugs having two or more spark gaps
- H01T13/467—Sparking plugs having two or more spark gaps in parallel connection
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/20—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation
- H01T13/32—Sparking plugs characterised by features of the electrodes or insulation characterised by features of the earthed electrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T21/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture or maintenance of spark gaps or sparking plugs
- H01T21/02—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture or maintenance of spark gaps or sparking plugs of sparking plugs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングに接合されて略L字状に曲げられた少なくとも2本の接地電極と中心電極との間で火花を発生させるスパークプラグの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
スパークプラグ1は、図1に示すように、中心電極2、接地電極3が設けられた金属製のハウジング4、碍子5、端子部6が設けられた金属製のステム7、及所定の電気抵抗値を有するレジスタ8等からなるもので、中心電極2と接地電極3との間で電気火花(スパーク)を発生させるこにより、ガス状の燃料を着火(爆発)させるものである。
【0003】
ところで、接地電極3は、ハウジング4に略直線状の電極部材を溶接した後、その溶接した電極部材を略L字状に曲げ成形することにより形成されるが、図1に示すような2本(複数本)の接地電極3を有するスパークプラグでは、以下に述べるような理由により、2本の接地電極3の曲げ形状を同一(均一)とすることが難しい。
【0004】
すなわち、通常、溶接した電極部材を略L字状に曲げるには、図7に示すように、接地電極3の曲げ形状に略沿った曲面を有するサーチャ(金型)13を略直線状の電極部材(L字状に曲げ成形する前の接地電極)3a間に配設し、押圧用の金型を電極部材を挟んでサーチャ13と反対側からサーチャ13に向けて移動させることにより、押圧用の金型14にて電極部材3aを押圧して電極部材3aを略L字状に曲げる。このとき、ハウジング4(電極部材3a)及びサーチャ13は、押圧用の金型14の押圧力により移動することがないように保持固定されている。
【0005】
ところで、サーチャ13は、前述のごとく、接地電極3の曲げ形状に沿ったの曲面を有するように精度良く形成されているのに対して、電極部材3aは、ハウジング4に接合されているので、電極部材3aの接合位置(例えば、図8(a)に示すように、ハウジング4の中心から電極部材3aまでの距離d1、d2)が、サーチャ13の形状寸法精度に比べて大きく変動(ばらつい)てしまう。
【0006】
このため、サーチャ13と電極部材3aとの間の隙間寸法δ1、δ2が変動(ばらつい)てしまうため(図8(b)参照)、押圧用の金型14にて電極部材3aを曲げたときに、電極部材3aがサーチャ13の曲面に沿うように曲がらず、接地電極3の曲率半径が均一(同一)にならない(図8(c)参照)。
【0007】
因みに、2本の接地電極3の曲げ形状が相違していると、電極部材3aを曲げた(塑性変形させた)ときのスプリングバック量が相違してしまうので、中心電極2から接地電極3までの距離が、一方の接地電極3と他方の接地電極とで相違してしまい、正常に、電気火花を飛ばすことができなくなる。
【0008】
本発明は、上記点に鑑み、2本の接地電極の曲げ形状が同一となるようなスパークプラグの製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
請求項1に記載の発明では、ハウジング(4)に接合されて略L字状に曲げられた少なくとも2本の接地電極(3)と中心電極(2)との間で火花を発生させるスパークプラグの製造方法であって、接地電極(3)を構成する略直線状の電極部材(3a)をハウジング(4)に接合する接合工程と、電極部材(3a)に対して中心電極(2)側に相当する部位に、接地電極(3)の曲げ形状に略沿った曲面を有する第1金型(13)を配設した状態で、電極部材(3a)を挟んで第1金型(13)の反対側から2本の前記電極部材(3a)を、順次各々、第2金型(14)にて押圧して略L字状に曲げ成形する曲げ工程とを備え、曲げ工程においては、前記電極部材(3a)を挟んで前記第1金型(13)の反対側から前記第1金型(13)側に向けて前記第2金型(14)を移動させることにより前記第2金型(14)を前記電極部材(3a)に接触させたときに、前記電極部材(3a)が前記第1金型(13)に接触するようにハウジング(4)を第1金型(13)に対して移動可能に保持し、かつ、電極部材(3a)の変形を規制するための規制ブロック(15)を電極部材(3a)を挟んで第1金型(13)の反対側に所定の隙間(15a)を設けて配設し、かつ、前記第1金型(13)と前記電極部材(3a)とを接触させた状態で、前記電極部材(3a)を第2金型(14)にて押圧することを特徴とする。
【0012】
これにより、曲げ工程においては、第1金型(13)に対して電極部材(3a)を相対移動させて第1金型(13)と電極部材(3a)とを接触させた状態で、電極部材(3a)を第2金型(14)にて押圧して曲げ成形することとなる。
【0013】
したがって、「従来の技術及び発明が解決しようとする課題」の欄で述べたように、第1金型(13)と電極部材(3a)との間の隙間寸法δ1、δ2(図8(b)参照)が変動(ばらつい)てしまっても、第1金型(13)と電極部材(3a)と接触させた状態で電極部材(3a)を曲げることができるので、2本の接地電極の曲げ形状が同一となるように電極部材(3a)を曲げ成形することができる。
【0014】
ところで、電極部材(3a)は、第2金型(13)と規制ブロック(15)とにより挟まれて不必要な変形が規制された状態で曲げ成形されるが、規制ブロック(15)が過度に電極部材(3a)に近接していると、電極部材(3a)に作用する規制ブロック(15)からの反作用により、電極部材(3a)(接地電極(3))に傷(押圧痕)が発生するおそれがある。
【0015】
これに対しては、請求項2に記載の発明のごとく、隙間(15a)の寸法を0.2mm以上、0.25mm以下とすれば、電極部材(3a)(接地電極(3))に傷(押圧痕)が発生することを未然に防止できる。
【0016】
なお、請求項3に記載の発明のごとく、第2金型(14)を回転可能なローラ金型としてもよい。この場合には、請求項4に記載の発明のごとく、第2金型(14)の外周面に案内溝(14a)が設ければ、電極部材(3a)が第2金型(14)の移動方向に沿って曲がるようにすることができる。
【0018】
また、曲げ工程の終了後は、請求項5に記載の発明のごとく、接地電極(3)と中心電極(2)との距離を調節する調整工程を設けることが望ましい。
【0019】
請求項6に記載の発明では、曲げ工程においては、電極部材(3a)を接地電極(3)の曲げ角度以上の角度まで曲げることを特徴とする。
【0020】
これにより、曲げ工程における電極部材(3a)の曲げ角度をスプリングバック量を考慮した値とすれば、調整工程を廃止して1度の曲げ工程にて接地電極(3(電極部材3a))の曲げ加工を終了させることができる。
【0021】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係るスパークプラグの製造方法を内燃機関用のスパークプラグの製造方法に適用したものであって、図1は車両用内燃機関(エンジン)に用いられるスパークプラグ1の断面図である。
【0023】
ここで、スパークプラグ1は、中心電極2、中心電極2を挟んで対向配置された2本の接地電極3、接地電極3が溶接された略円筒状のハウジング4、アルミナセラミック(Al2O3)等の電気絶縁体からなる碍子5、端子部6が設けられた金属製のステム7、及び碍子5内においてステム7と中心電極2との間に位置して所定の電気抵抗値を有するレジスタ8等からなるものである。
【0024】
なお、中心電極2は、例えば、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成された円柱体で、その先端部2aが碍子5から接地電極3側に露出している。
【0025】
また、接地電極3はNiを主成分とするNi基合金からなるもので、後述するように、その一端部がハウジング4に溶接された状態で略90°(略L字状に)曲げられて、他端部が中心電極2の先端部2aと所定の空隙を有して離隔している。なお、以下の説明を容易にするため、一端部がハウジング4に溶接されて略L字状に成形された接地電極を接地電極3と呼び、L字状に曲げられる前の略直線状の接地電極を電極部材3aと呼ぶ。
【0026】
また、レジスタ8は、炭素粉末を混合したガラスを主成分とする粉末状の抵抗材を炉内に焼き固めて(焼結して)円柱状に形成したもので、その長手方向両端側には、導電性ガラスからなるガラスシール層8a、8bを設けることにより中心電極2側(燃焼室内)と端子6側(燃焼室外)とが連通してしまうことを防止している。
【0027】
因みに、ハウジング4は、碍子5内にレジスタ8を形成した後、ハウジング4の一部をカシメる(塑性変形させる)ことにより碍子5に機械的に固定されている。
【0028】
図2、3は本実施形態に係るスパークプラグの製造方法を用いた接地電極成形装置10を示す模式図であり、以下、接地電極成形装置10について述べる。
【0029】
図2は接地電極成形装置の正面図であり、図3は図2の左側面図である。そして、11は小径部11a及び大径部11bから段付き円柱状のハウジング保持棒(保持治具)であり、このハウジング保持棒11(以下、保持棒11と略す。)をハウジング4内に挿入する(保持棒11にハウジング4を被せる)ことによりハウジング4が保持棒11に保持される。
【0030】
このとき、ハウジング4は、ハウジング4内部に形成された段付き部4aに保持棒11の小径部11aが接触することにより保持棒11に対して位置決めされた状態で保持棒11に保持固定される。一方、保持棒11は、小径部11aと反対側の長手方向端部に配設された支持ピン12により、接地電極成形装置のベース(台座)に対して揺動可能に支持されており、その揺動方向(揺動面)は、後述するローラ14の移動方向(図2の紙面左右方向)と平行である。
【0031】
13は、接地電極3の曲げ形状に略沿った曲面を有するとともに、保持棒11の揺動方向(揺動面)に対して直交する方向に移動可能に設けられたサーチャ(第1金型)であり、このサーチャ13は、ハウジング4が保持棒11に保持された後に、電極部材3a(接地電極3)に対して中心電極2側に相当する部位(電極部材3aの間)に配設される。
【0032】
14は電極部材3aを挟んでサーチャ13の反対側からサーチャ13側に移動することにより電極部材3aを押圧して電極部材3aを曲げる一対のローラ(第2金型)であり、このローラ14の外周面には、図3に示すように、電極部材3aがローラ14の移動方向に沿って(平行に)曲がるように電極部材3aを案内する案内溝(ガイド溝)14aが形成されている。
【0033】
15は電極部材3aを挟んでサーチャ13の反対側に位置して電極部材3aの変形を規制する接地押さえ(規制ブロック)であり、ローラ14が電極部材3aに接触する前(電極部材3aをローラ14にて押圧する前)状態においては、接地押さえ15と電極部材3aとの間には所定の隙間15aが設けられている。
【0034】
次に、接地電極成形装置の概略作動を述べる。
【0035】
電極部材3aが溶接されたハウジング4が保持棒11に装着されると、サーチャ13が移動して2本の電極部材3a間に配置される。次に、一対のローラ14のうちいずれか一方側(本実施形態では、図2の右側)のローラ14をサーチャ13側に移動させて一方側の電極部材3aを押圧する。
【0036】
このとき、保持棒11がローラ14の移動方向に揺動することができるので、ローラ14が一方側の電極部材3aに接触すると、先ず、一方側の電極部材3aは曲がることなく、サーチャ13に接触するまで移動し、一方側の電極部材3aがサーチャ13に接触すると、一方側の電極部材3aは、サーチャ13と接地押さえ15とにより挟まれて不必要な変形が規制された状態で、サーチャ13の外表面に形成された曲面に沿うように、ローラ14の押圧力により曲げ成形される。
【0037】
そして、一方側の電極部材3aの曲げ成形が終了すると、一方側のローラ14が元の位置に戻るとともに、他方側のローラ14がサーチャ13側に移動して他方側の電極部材3aを押圧し始める。このため、他方側の電極部材3aがサーチャ13に接触するまで移動してサーチャ13に接触すると、他方側の電極部材3aは、一方側の電極部材3aと同様に、サーチャ13の外表面に形成された曲面に沿うように、ローラ14の押圧力により曲げ成形される。
【0038】
なお、接地電極成形装置による電極部材3aの(仮)曲げ工程が終了したの後、図4に示すように、電極部材3a(接地電極3)をカムにより往復駆動されるハンマー20により叩くようにして、接地電極3と中心電極2との距離を調節する本曲げ(調整)工程を実施し、その後、接地電極3の先端を所定形状に切断(カット)する仕上げ工程を実施する。
【0039】
因みに、接地電極3を挟んでハンマー20と反対側には、接地電極3の位置を決めるためのハンマー座21が配置されており、接地電極3がハンマー座21に接触するように変形するまでハンマー20により接地電極3を叩く。
【0040】
次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述べる。
【0041】
本実施形態では、前述の接地電極成形装置により電極部材3aを略L字状に曲げ成形する曲げ工程を行うので、曲げ工程においては、サーチャ13に対して電極部材3aを相対移動させてサーチャ13と電極部材3aとを接触させた状態で、2本の電極部材3aを順次、各々、ローラ14にて押圧して曲げ成形することとなる。
【0042】
したがって、「従来の技術及び発明が解決しようとする課題」の欄で述べたように、サーチャ13と電極部材3aとの間の隙間寸法δ1、δ2(図8(b)参照)が変動(ばらつい)てしまっても、サーチャ13と電極部材3aと接触させた状態で電極部材3aを曲げることができるので、2本の接地電極の曲げ形状が同一となるように電極部材3aを曲げ成形することができる。
【0043】
ところで、電極部材3aは、サーチャ13と接地押さえ15とにより挟まれて不必要な変形が規制された状態で曲げ成形されるが、接地押さえ15が過度に電極部材3aに近接していると、電極部材3aに作用する接地押さえ15からの反作用により、電極部材3a(接地電極3)に傷(押圧痕)が発生するおそれがある。そこで、本実施形態では、隙間15aの隙間寸法δを0.2mm以上、0.25mm以下とするとともに、接地押さえ15のうち電極部材3aと面する外表面を滑らかな曲面としている。
【0044】
(第2実施形態)
第1実施形態では、サーチャ13の断面形状をかまぼこ状として、接地電極3の曲げ形状に略沿った円柱状の曲面を形成したが、本実施形態は、図5に示すように、第1実施形態におけるサーチャ13の中央部に相当する部位に窪み13aを設けて曲面の円弧部分に対応する中心角θを90°以上とするとともに、ローラ14に電極部材3aを接地電極3の曲げ角度(この例では、90°)以上の角度(以下、この角度を成形角度と呼ぶ。)まで曲げるカム部14bを設けたものである。
【0045】
これにより、電極部材3aの成形角度をスプリングバック量を考慮した値とすれば、本曲げ(調整)工程を廃止して1度の曲げ工程にて接地電極3(電極部材3a)の曲げ加工を終了させることができる。
【0046】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ローラ14にて電極部材3aを押圧したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図6に示すような、テーパ面を有する柱状体の第2金型14cを伝電極部材に押し当てることにより電極部材3aを曲げてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスパークプラグの半断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの製造装置の模式図である。
【図3】図2の左側面の説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの製造方法における仕上げ工程の説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るスパークプラグの製造装置のサーチャ部の拡大模式図である。
【図6】本発明のその他の実施形態に係るスパークプラグの製造装置のサーチャ部の拡大模式図である。
【図7】従来の技術に係るスパークプラグの製造装置のサーチャ部の拡大模式図である。
【図8】(a)はスパークプラグにおけるハウジングの上面図であり、(b)はスパークプラグにおけるハウジングの側面であり、(c)は本発明の課題を説明するためのスパークプラグの側面図である。
【符号の説明】
3…接地電極、3a…電極部材、4…ハウジング、10…接地電極成形装置、
11…保持棒(保持治具)、12…支持ピン、13…サーチャ(第1金型)、
14…ローラ(第2金型)、15…接地押さえ(規制ブロック)。
Claims (6)
- ハウジング(4)に接合されて略L字状に曲げられた少なくとも2本の接地電極(3)と中心電極(2)との間で火花を発生させるスパークプラグの製造方法であって、
前記接地電極(3)を構成する略直線状の電極部材(3a)を前記ハウジング(4)に接合する接合工程と、
前記電極部材(3a)に対して前記中心電極(2)側に相当する部位に、前記接地電極(3)の曲げ形状に略沿った曲面を有する第1金型(13)を配設した状態で、前記電極部材(3a)を挟んで前記第1金型(13)の反対側から2本の前記電極部材(3a)を、順次各々、第2金型(14)にて押圧して略L字状に曲げ成形する曲げ工程とを備え、
前記曲げ工程においては、前記電極部材(3a)を挟んで前記第1金型(13)の反対側から前記第1金型(13)側に向けて前記第2金型(14)を移動させることにより前記第2金型(14)を前記電極部材(3a)に接触させたときに、前記電極部材(3a)が前記第1金型(13)に接触するように前記ハウジング(4)を前記第1金型(13)に対して移動可能に保持し、かつ、前記電極部材(3a)の変形を規制するための規制ブロック(15)を前記電極部材(3a)を挟んで前記第1金型(13)の反対側に所定の隙間(15a)を設けて配設し、かつ、前記第1金型(13)と前記電極部材(3a)とを接触させた状態で、前記電極部材(3a)を前記第2金型(14)にて押圧することを特徴とするスパークプラグの製造方法。 - 前記隙間(15a)の寸法は、0.2mm以上、0.25mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記第2金型(14)は、回転可能なローラ金型であることを特徴とする請求項1または2に記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記第2金型(14)の外周面には、前記電極部材(3a)が前記第2金型(14)の移動方向に沿って曲がるように前記電極部材(3a)を案内する案内溝(14a)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記曲げ工程の終了後、前記接地電極(3)と前記中心電極(2)との距離を調節する調整工程を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスパークプラグの製造方法。
- 前記曲げ工程においては、前記電極部材(3a)を前記接地電極(3)の曲げ角度以上の角度まで曲げることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のスパークプラグの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010681A JP4505993B2 (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | スパークプラグの製造方法 |
US10/047,114 US6589091B2 (en) | 2001-01-18 | 2002-01-17 | Fabrication machine for fabricating spark plug with plurality of ground electrodes and fabrication method using same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010681A JP4505993B2 (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | スパークプラグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216931A JP2002216931A (ja) | 2002-08-02 |
JP4505993B2 true JP4505993B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=18877951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001010681A Expired - Fee Related JP4505993B2 (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | スパークプラグの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6589091B2 (ja) |
JP (1) | JP4505993B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3389121B2 (ja) * | 1998-11-27 | 2003-03-24 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ製造方法及び装置 |
JP4167816B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2008-10-22 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
JP2006114476A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-04-27 | Denso Corp | 内燃機関用のスパークプラグ |
US7557496B2 (en) * | 2005-03-08 | 2009-07-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug which can prevent lateral sparking |
JP4867827B2 (ja) | 2007-07-12 | 2012-02-01 | 株式会社デンソー | 内燃機関用のスパークプラグの製造方法 |
DE102007053428A1 (de) * | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze mit langer Lebensdauer |
JP5325214B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2013-10-23 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグの製造装置 |
JP5134486B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2013-01-30 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグの製造装置 |
US8657641B2 (en) * | 2009-09-11 | 2014-02-25 | Woodward Inc. | Method for forming an electrode for a spark plug |
JP6234956B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2017-11-22 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
US9859688B1 (en) | 2016-07-15 | 2018-01-02 | Caterpillar Inc. | Remanufactured sparkplug and sparkplug remanufacturing method |
JP6592482B2 (ja) * | 2017-08-01 | 2019-10-16 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法 |
CN110718861B (zh) * | 2019-11-01 | 2020-08-04 | 常州必能信汽车电器有限公司 | 一种调整火花塞中心电极高度设备 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0364882A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Nippondenso Co Ltd | スパークプラグの火花間隙創成装置 |
JPH08236263A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JPH11219773A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法及び装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4643688A (en) * | 1984-11-01 | 1987-02-17 | Champion Spark Plug Company | Method for assembling a spark plug |
US5022881A (en) * | 1985-07-19 | 1991-06-11 | Cooper Industries, Inc. | Method for making a spark plug with a predetermined spark gap |
US5159233A (en) * | 1990-10-29 | 1992-10-27 | Sponseller Harold P | Spark plug and method for assembling a spark plug |
JPH11154582A (ja) | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JP3389121B2 (ja) | 1998-11-27 | 2003-03-24 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ製造方法及び装置 |
JP3389122B2 (ja) | 1998-11-27 | 2003-03-24 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグの製造方法及び装置 |
-
2001
- 2001-01-18 JP JP2001010681A patent/JP4505993B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-01-17 US US10/047,114 patent/US6589091B2/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0364882A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-20 | Nippondenso Co Ltd | スパークプラグの火花間隙創成装置 |
JPH08236263A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
JPH11219773A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020094743A1 (en) | 2002-07-18 |
US6589091B2 (en) | 2003-07-08 |
JP2002216931A (ja) | 2002-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4505993B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
EP2131460B1 (en) | Spark plug manufacturing method, and spark plug | |
US8087961B2 (en) | Method of producing a spark plug that has a high dimensional accuracy in the spark gap | |
US8398447B2 (en) | Method for manufacturing spark plug for internal-combustion engine | |
CN101346859A (zh) | 火花塞的制造方法和火花塞 | |
JP5337066B2 (ja) | スパークプラグ用主体金具組立体の製造方法、スパークプラグの製造方法、及び、スパークプラグ用主体金具組立体の製造装置 | |
EP2333917B1 (en) | Method for manufacturing spark plug and device for manufacturing spark plug | |
JP4419321B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP3818250B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
US20050039332A1 (en) | Method and apparatus for manufacturing spark plug | |
EP2337172B1 (en) | Method for manufacturing spark plug and device for manufacturing spark plug | |
JPH0722157A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
US8939808B2 (en) | Method and device for manufacturing spark plug | |
JP6592482B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
KR20020042616A (ko) | 스파크 플러그 제조 방법 및 장치 | |
JP3272488B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
US6753505B2 (en) | Glow plugs and a method of producing glow plugs | |
JP4718283B2 (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2021184328A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP3847853B2 (ja) | 多極スパークプラグの製造方法 | |
JPH11154582A (ja) | スパークプラグの製造方法 | |
JP2007203315A (ja) | エンジンバルブの製造方法及び鍛縮装置 | |
JP2023077831A (ja) | 内燃機関用のスパークプラグ及びその製造方法 | |
JP2005243260A (ja) | スパークプラグの製造方法及びスパークプラグの製造装置 | |
JPH09223569A (ja) | 中心電極の製造方法、及び多極スパークプラグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100406 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100419 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |