JP4505737B2 - 車両用ドアトリム - Google Patents

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Description

本発明は、車室内に対面する車両用ドアトリムに関する。
車両ドアに関する従来技術として、ワイヤーハーネスを含んだ中間パネルに接着剤を塗布したカバーフィルムを被せ、中間パネル側から真空引きすることによりフィルムを中間パネルに接合させて、ワイヤーハーネスをパネルとフィルムにより挟み込み、これを中央部を大きく開口させたドアパネルに取り付けた後、更に、その上からドアトリムを取り付けたものがあった(例えば、特許文献1参照)。これは、金属板により形成されたドアパネルの中央部に開口が設けられていることにより、車両ドアの軽量化に大きく貢献するとともに、ウィンドウレギュレータ等のドア搭載部品の取付作業を容易にしている。
ところで、通常、ドアトリムには、車室内スピーカ等のドア装備を取り付けるための取付孔が複数個形成されており、車外から車両ドア内部に浸入した水が、この取付孔を介して車室内に侵入することを防止する必要がある。上述した従来技術によるものは、カバーフィルムが防水性を有しているため、ドアパネルの開口部を介しての、車室内への水の浸入をある程度防ぐことは可能である。しかしながら、ドアトリム側への水の浸入を完全に防ごうとすれば、フィルムを接合した中間パネルをドアパネルに対して取り付ける際に、特別の防水手段が必要であった。
また、上述した従来技術においては、中間パネルの防水性能は、ドアパネルに取り付けて初めて点検することが可能となり、車両ドアの組付工程の終了時点でなければ行うことができなかった。従って、ドア完成時点において、防水性に不具合が発見されると、再び、分解した後、手直しが必要であった。更に、従来技術によるものは、カバーフィルムを真空引きするための大掛かりな装置を必要とし、そのために製造工程において多くのスペースと、高いコストを要していた。
特開平9−39680号公報(第5図)
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車室内への防水性が高く、製造の容易な車両用ドアトリムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、車室内に対向するトリムボードを備え、ドアパネルに取り付けられる車両用ドアトリムにおいて、互いに重ねあわされた防水シートとプレート状部材との間に、ワイヤーハーネスを介装して保持パネルを形成するとともに、前記トリムボードの車室外側に取付部を環状に立設し、この取付部に対して前記プレート状部材が当接するように、前記保持パネルを前記トリムボード上に配置した後、前記プレート状部材、前記取付部および前記防水シートのうち、少なくとも1つを溶融させた、前記環状の取付部の内方を密閉する溶着部によって、前記トリムボードに前記保持パネルを固定したことを特徴とする車両用ドアトリムとした。
請求項2の発明は、前記プレート状部材はフェルト材にて形成された吸音材であることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアトリムとした。
請求項3の発明は、前記防水シートと前記吸音材は、接着剤によって互いに接合されたことを特徴とする請求項2記載の車両用ドアトリムとした。
<請求項1の発明>
互いに重ねあわされた防水シートとプレート状部材との間に、ワイヤーハーネスを介装して保持パネルを形成するとともに、トリムボードの車室外側に取付部を環状に立設し、この取付部に対してプレート状部材が当接するように、保持パネルをトリムボード上に配置した後、プレート状部材、取付部および防水シートのうち、少なくとも1つを溶融させた、前記環状の取付部の内方を密閉する溶着部によって、トリムボードに保持パネルを固定する構成としたことにより、低コストの簡単な方法で、取付部と防水シートとの間を完全に防水でき、保持パネルを、特別に防水性の高い方法でドアパネルに取り付けることなく、トリムボードに形成された取付孔を介して車室内へ水が浸入することを防ぐことができる。また、ドアトリムに単独で防水機能を持たせることができるため、ドアパネルに取り付ける前に、ドアトリムの防水性能について検査し、手直しすることが可能である。更に、ドアパネルとドアトリムの2部材のみを組付けることにより、車両ドアを完成することができるため、組付け工程への部品の搬入の手間を低減できるとともに、部品保存のスペースを削減できる。
<請求項2の発明>
プレート状部材はフェルト材にて形成された吸音材であることにより、ワイヤーハーネスの保持とともに、車室内への騒音の伝播を低減することが可能である。また、吸音材はフェルト材にて形成されたことにより、その輪郭形状の裁断が容易で、大きさ、形状の異なる多種の車両ドアに、容易に適用することができる。
<請求項3の発明>
防水シートと吸音材は、接着剤によって互いに接合されたことにより、保持パネルをトリムボードに取り付ける前に、防水シートと吸音材とが離れることを防ぎ、取付作業を容易にすることが可能である。また、防水シートと吸音材とを溶着で接合する必要もないため、防水シートを熱可塑性材料にて形成する必要もなく、広範囲な材料を適用可能となる。
本発明の実施形態を図1乃至図8によって説明する。説明中において、図1の左下方を車両前方とし、右下方を車室内方とする。図1に示すように、本実施形態による車両用ドアトリム3は、ドアパネル2とともに車両ドア1を構成している。ドアパネル2は鋼板によって形成され、ウィンドウガラス21が上下移動可能に嵌めこまれたウィンドウサッシ22と、これの下方に連結されたアウタパネル23と、アウタパネル23の車室内側に取り付けられたインナパネル24(図2示)を備えている。図2に示すように、インナパネル24は、その軽量化と機能部品の取付作業性のために、周縁部を残して大きく開口している。
また、インナパネル24には、側突からの乗員保護のために、一対のインパクトビーム25a、25bが、上下方向に並ぶように取り付けられている。下方に位置するインパクトビーム25bには、ブラケット27a、27bを介して、ウィンドウガラス21を上下動させる図示しないウィンドウレギュレータのモータアクチュエータ26a、26bが固着されている。ブラケット27a、27bの下端部が、インナパネル24の下辺に連結されることにより、モータアクチュエータ26a、26bは、ドアパネル2に固定されている。
図3に示すように、ドアトリム3は、車室内に対向したトリムボード4と、これに取り付けられた保持パネル5(図4示)を備えている。トリムボード4はポリプロピレン等の熱可塑性樹脂材料により一体に形成され、その上部にはドア開閉用のハンドルが配設されるハンドル孔41が形成されている。また、その車室内側の面には、運転者の腕を載置するアームレスト42が突出しており、前方下部には、音響スピーカ44(図1および図2示)の音出し用のスピーカ孔43が設けられている。また、トリムボード4の車室外側の面には、リブ45(本発明の取付部に該当する)が、車室外方に向けて延びるように立設されている。リブ45は、ハンドル孔41およびスピーカ孔43を含んで、トリムボード4の内部を取り囲むように環状に設けられ、トリムボード4に一体成形されている。
保持パネル5は、互いに重ねあわされた防水シート6と吸音材8(本発明のプレート状部材に該当する)を有しており、双方の間にはハーネスアッセンブリ7(本発明のワイヤーハーネスに該当する)が介装されている。防水シート6は、水を透過させないポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂により、撓み可能な薄い板状あるいはフィルム状に形成されており、車室外から車両ドア1内に入った水が、車室内へ侵入することを防止している。防水シート6の外形は、上述したトリムボード4のリブ45の経路に対し相似形で、リブ45よりも、所定量だけ大きめの輪郭とされている。防水シート6には、ハーネスアッセンブリ7を通過させる(後述する)スリット状のハーネス穴61が、複数個形成されている。
一方、吸音材8は、熱可塑性樹脂材料を含んだ撓み可能なフェルト材によって、防水シート6よりも厚い平板状に形成され、その外形がトリムボード4のリブ45の経路に対して、リブ45よりも所定量だけ大きい輪郭とされている。吸音材8には、上述したトリムボード4のスピーカ孔43と対応する位置に、音響スピーカ44のための収容孔81が貫通している。吸音材8は、車室外からの騒音が、車両ドア1を介して車室内へ伝播することを防止するために設けられている。ハーネスアッセンブリ7は、公知技術による複数の電線71と、その各々の端部に、公知技術によるコネクタ72を接続して形成されている。ハーネスアッセンブリ7は、コネクタ72を介して、上述したモータアクチュエータ26a、26b、あるいは音響スピーカ44等の車両ドア1に設置された機能部品の電気配線と接続され、これらの部品に電力を供給したり、これらと車両との間で電気信号のやりとりを行っている。
次に、図5および図6に基づいて、保持パネル5の組付方法について説明する。図5に示すように、最初に台座DZ上に吸音材8を載置する。それとともに、防水シート6の下面全体に熱可塑性樹脂材料によって形成された接着剤62を塗布した後、防水シート6のハーネス穴61を押し拡げ、ハーネスアッセンブリ7をコネクタ72から挿入して、防水シート6の車室外方に出していく。コネクタ72に続いて、ハーネス穴61に電線71を所定量挿入して、すべての電線71が、たるみなく防水シート6の下面に接するように配置する。この状態において、接着剤62は常温であるため、溶融しておらず粘着力は生じていない。
その後、図6に示すように、ハーネスアッセンブリ7を含んだ防水シート6を、その外縁部が吸音材8の外縁と一致するように、吸音材8の上面に重ね合わせる。この時、防水シート6に、しわが生じないようにする。すべてのコネクタ72を、防水シート6の外縁の外側に配置した後、所定の温度で加熱されたプレスPRを下降させ、台座DZとの間で防水シート6と吸音材8とを加熱しながら押圧する。この時、上述したように、コネクタ72は防水シート6の外縁の外側に位置しているため、加熱プレスPRによる押圧の妨げとはならない。防水シート6に塗布された接着剤62は、プレスPRによって加熱されることにより、溶融して粘着力が発生し、押圧された防水シート6を吸音材8に接着する。その後、電線71が貫通したハーネス穴61を防水のために閉塞するべく、ビニル製の防水テープ(図示せず)を、防水シート6の車室外側の面の、ハーネス穴61の上に貼付する。以上により、ハーネスアッセンブリ7がその間に介装され、防水シート6と吸音材8とが接合された保持パネル5が完成する(図4示)。
次に、図7および図8に基づいて、保持パネル5をトリムボード4へ固定して、ドアトリム3を完成させる方法について説明する。車室外側の面を上方にして載置されたトリムボード4上に、保持パネル5を吸音材8が下方になるようにして置く(図7示)。この時、吸音材8の下面はトリムボード4のリブ45の先端に当接している。ハーネスアッセンブリ7のすべてのコネクタ72および電線71を、保持パネル5の内方へと移動させて、リブ45の上に位置しないようにしてから、超音波溶着のためのホーンHNを下降させ、防水シート6の上面からリブ45に向けて押圧する(図8示)。図7に示すように、トリムボード4の表面の凹凸により、リブ45の高さも、各部位によって互いに異なっているが、吸音材8が撓むことにより、リブ45の凹凸に追従可能であるため、保持パネル5の取り付け、およびその防水性に支障はない(図8示)。
超音波ホーンHNはアルミニウム等によって一体に形成され、防水シート6を下方へ押圧しながら上下方向に超音波振動を加え、それによって発生する熱によって防水シート6を溶融させる。また、超音波ホーンHNによって、吸音材8およびリブ45にも超音波振動が加えられて熱が発生し、吸音材8とリブ45をも溶融させる。これにより、防水シート6、吸音材8およびリブ45は、吸音材8中において混融し、その後、冷却されることにより硬化して、図8に拡大して示すように、環状のリブ45の内方を密閉する溶着部MEが形成され、トリムボード4に保持パネル5を固定する。尚、必ずしも、防水シート6、吸音材8およびリブ45がすべて溶融される必要はなく、これらのうち、少なくとも1つが溶融して、環状のリブ45の内方を密閉する溶着部MEを形成すればよい。また、本実施形態においては、防水シート6と吸音材8とは接着剤にて接合されているため、必ずしも、互いの間を溶着する必要はなく、少なくとも、防水シート6は非熱可塑性の材料、例えば、ウレタン樹脂等にて形成することも可能である。
上述したように、超音波ホーンHNによって、リブ45の全周に渡って防水シート6とリブ45とが超音波溶着されることにより、保持パネル5はトリムボード4に固定される。環状のリブ45を密閉する溶着部MEは、防水シート6および吸音材8をリブ45へ押圧しながら防水シート6、吸音材8およびリブ45のうち少なくとも1つを溶融し形成されるため、防水シート6とリブ45を結合する空隙のない結合部を有するとともに、リブ45の内方を取り囲んでいるため、リブ45および溶着部MEを介したリブ45内方への水の通過を遮断することができる。これにより、環状のリブ45の内方を密閉する溶着部MEは防水シート6とともに、車室外側(ドアパネル2側)から車両ドア1内に入り込んだ水が、ハンドル孔41、スピーカ孔43等のトリムボード4の内部に形成された取付孔を介して、車室内へ浸入することを防ぐことができる。このようにして完成したドアトリム3は、樹脂クリップ等を用いた従来と同様の方法により、ドアパネル2に取り付けられる。
本実施形態によれば、互いに重ねあわされた防水シート6と吸音材8との間に、ハーネスアッセンブリ7を介装した後、防水シート6を吸音材8に接合して保持パネル5を形成するとともに、トリムボード4の車室外側にリブ45を環状に立設し、このリブ45に対して吸音材8が当接するように、保持パネル5をトリムボード4上に配置した後、防水シート6、吸音材8およびリブ45のうち少なくとも1つを溶融させて、環状のリブ45の内方を密閉する溶着部MEを形成して、トリムボード4に保持パネル5を固定する構成としたことにより、簡単な方法でリブ45と防水シート6との間を完全に防水でき、従来のように、保持パネル5を、特別に防水性の高い方法で、ドアパネル2に取り付けることなく、トリムボード4の内部に形成されたハンドル孔41、スピーカ孔43等を介して、車室内へ水が浸入することを防ぐことができる。また、ドアトリム3に単独で防水機能を持たせることができるため、ドアパネル2に取り付ける前に、ドアトリム3の防水性能について検査し、手直しすることが可能である。
また、トリムボード4と保持パネル5とを組付けて、予めドアトリム3を形成し、ドアパネル2とドアトリム3の2部材のみを組付けることにより、車両ドア1を完成することができるため、組付け工程への部品の搬入の手間を低減できるとともに、部品保存のスペースを削減できる。また、ドアトリム3はフェルト材にて形成された吸音材8を有することにより、ハーネスアッセンブリ7の保持とともに、車室内への騒音の伝播を低減することが可能である。また、吸音材8はフェルト材にて形成されたことにより、その輪郭形状の裁断が容易で、大きさ、形状の異なる多種の車両ドアに、容易に適用することができる。
また、保持パネル5をトリムボード4に取り付ける前に、防水シート6と吸音材8とを接着剤で接合したことにより、双方が離れることを防ぎ、保持パネル5のトリムボード4への取付作業を容易にすることが可能である。また、防水シート6と吸音材8とを防水シート6を溶融させて接合する必要もないため、防水シート6を熱可塑性材料にて形成する必要もなく、広範囲な材料を適用可能となる。更に、防水シート6と吸音材8とを接合する際に、熱可塑性樹脂材料によって形成された接着剤62を使用しているため、接合前に接着剤62に粘着力が発生することがなく、誤って防水シート6が他の部材に接着されることを防ぎ、接合作業を容易にすることが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)吸音材を、合成樹脂等のそれ自体が吸水性のない中実の材質で形成し、防水シートと吸音材との間にハーネスアッセンブリを介装した後、互いに重ね合わせて保持パネルを形成し、吸音材か、あるいはリブと防水シートを溶融させて、吸音材とリブとの接触面を溶着させるとともに、防水シートと吸音材との接触面を溶着させることによって、保持パネルをトリムボードに固定してもよい。
(2)防水シート、吸音材およびリブとの間を溶着する場合、超音波溶着によらずとも、熱風溶着あるいは高周波溶着等によって行ってもよい。
(3)防水シートと吸音材とを接合する接着剤は、熱可塑性材料にて形成されたものでなくともよく、反応型接着剤等を用いてもよい。
(4)防水シートと吸音材とを接合する時、接着剤を吸音材側に塗布してもよいし、防水シートと吸音材の双方に塗布してもよい。また、接着剤は板状あるいはフィルム状にして、防水シートあるいは吸音材上に重ね合わせた後、双方を接合してもよい。
(5)本発明におけるプレート状部材には、軟質系材料のみでなく、硬質系材料も使用可能である。
本実施形態による車両ドアの斜視図である。 図1に示した車両ドアからドアトリムを取り外した時の斜視図である。 図2に示した車両ドアにおいて、更にドアトリムを分解した時の斜視図である。 図1に示した車両ドアの保持パネルの斜視図である。 吸音材に防水シートを接合する前の状態を示した工程図である。 吸音材に防水シートを接合するために、防水シートを加熱プレスにて押圧するところを示した工程図である。 トリムボードに保持パネルを取り付ける前の状態を示した工程図である。 防水シートとトリムボードとを溶着しているところを示した工程図である。
符号の説明
1…車両ドア
2…ドアパネル
3…ドアトリム
4…トリムボード
5…保持パネル
6…防水シート
7…ハーネスアッセンブリ
8…吸音材
45…リブ
62…接着剤
ME…溶着部

Claims (3)

  1. 車室内に対向するトリムボードを備え、ドアパネルに取り付けられる車両用ドアトリムにおいて、
    互いに重ねあわされた防水シートとプレート状部材との間に、ワイヤーハーネスを介装して保持パネルを形成するとともに、前記トリムボードの車室外側に取付部を環状に立設し、この取付部に対して前記プレート状部材が当接するように、前記保持パネルを前記トリムボード上に配置した後、前記プレート状部材、前記取付部および前記防水シートのうち、少なくとも1つを溶融させた、前記環状の取付部の内方を密閉する溶着部によって、前記トリムボードに前記保持パネルを固定したことを特徴とする車両用ドアトリム。
  2. 前記プレート状部材はフェルト材にて形成された吸音材であることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアトリム。
  3. 前記防水シートと前記吸音材は、接着剤によって互いに接合されたことを特徴とする請求項2記載の車両用ドアトリム。
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