JP4503653B2 - 無線通信基地局共用化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に互いに異なる周波数帯域のサービスを行う無線通信システム構成の際、アンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用することができるようにするための無線通信基地局共用化装置に関する。
図1A、図1B、図1Cに示すように、セルラー、CDMA、PCS、GSM等、移動通信システムとその他の無線通信システムは、一般的に複数の事業者がサービスをしており、各事業者毎に個別的に独立した基地局10、12を設置してサービスを提供している。したがって、個別基地局設置に従う重複過剰投資と隣接した地域に基地局が余計に多く設置されて、これらの相互干渉による伝播品質の低下などの問題点が発生している。
また、最近は、ある事業者が他の事業者を吸収統合して、他の事業者が使用していた周波数帯域を統合管理しながらサービスしなければならない状況が発生することもある。このような場合、費用の低減のために、既存システムと新しく追加されるシステムを単一化して共用化する必要性がある。外国の場合は、ある事業者が地域によって他の帯域の周波数を割り当てられる場合もある。このような場合には、地域別に周波数帯域の異なる基地局システムを具備しなければならない。
このような問題点のために、基地局共用化に対する技術が開発されているが、その中で、従来に実施されている技術は、図1Cに示すように、既存の基地局システム(例えば、Aシステム10)と追加される基地局システム(例えば、Bシステム12)の周波数帯域を含むクァドロプレクサ(Quadroplexer)132を新しく製作して基地局アンテナとフィーダーケーブルを共用に使用するものである。
しかしながら、このような技術は、2つのシステムがアンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用することができるクァドロプレクサを新しく作らなければならない問題点があった。しかも、地域毎に事業者が割り当てを受けた周波数帯域が異なる場合には多くの種類のクァドロプレクサを新しく製作しなければならないという問題点があった。しかも、共用に使用する中に、他の追加システムの周波数帯域に変わる場合も発生するが、この時もやはり新しくクァドロプレクサを製作しなければならないという問題点があった。また、追加されるシステムの個数が多数個の場合には、多数個の新しいクァドロプレクサを製作しなければならないという問題点があった。
このように、従来には既存の基地局システムに追加の基地局システムを設置する際、アンテナ及びフィーダーケーブルを共用化するためには新たなクァドロプレクサを製作しなければならないので、製作費用及び製品管理費用が高まる問題点があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するために発案したものであって、既存の基地局システムに新たな基地局システムを追加しながら、基地局アンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用しようとする際、追加される基地局システムの周波数帯域に関わらず、容易に共用化できる無線通信基地局共用化装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、既存の基地局システム及び追加される基地局システムの周波数帯域が全て可変されても別途の追加装備なしでも、基地局アンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用できるようにした無線通信基地局共用化装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、追加される基地局システムの個数が多数個の場合にも容易にアンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用できるようにした無線通信基地局共用化装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、メインシステム用デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、追加システム用デュプレクサの送受信信号ラインと第5ポートを通じて連結され、アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成し、第5ポートまたは第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、第1信号の合成/分配器の第2ポートと第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、第1信号の合成/分配器の第3ポートと第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部とを含むことを特徴とする。
本発明に係る無線通信基地局共用化装置は、既存の基地局システムに異なる周波数帯域の基地局システムを追加しながらアンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用しようとする時に本発明の装置を使用すれば、容易にアンテナ及びフィーダーケーブルを共用に使用することができる効果がある。また、追加されるシステムの周波数帯域がどんなものでも関係なく、共用に使用することができる効果がある。また、追加されるシステムの個数が多数個になっても簡単に構成することができる。また、既存のシステムと追加のシステムの周波数帯域がどんな帯域でも対応することができる効果がある。特に、周波数帯域可変フィルタが適用された場合、種々の周波数の組合に対して1つのモデルに対応可能であるので、種々のモデルを開発しなくてもよい。また、製品の単納期が可能であり、種々のモデル生産に伴う管理費用を低減することができ、大量生産可能になるので、製造コストを低減することができる。そして、フィールドに設置された状態で周波数帯域可変が可能であるので、事業者間、または地域間の周波数変化にも直ちに対応することができ、従来の方法に比べて撤去及び再設置過程がないので、それにかかる費用を低減することができる効果がある。
以下、本発明に係る好ましい実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明では具体的な構成素子などのような特定事項が表れているが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものであり、このような特定事項が本発明の範囲内で所定の変形や変更が可能であるということは、この技術分野で通常の知識を有する者には自明であるはずである。
図2は、本発明の第1実施形態を示すブロック構成図であって、図2に示すように、本発明の第1実施形態に係る無線通信基地局共用化装置20は、第3デュプレクサ222を含むメインシステム22と、第4デュプレクサ242を含む追加システム24のアンテナを共用化するための構成を有する。このような基地局共用化装置20は、第3デュプレクサを含むメインシステムと、第4デュプレクサを含む追加システムと、1番ポートに入力されるメインシステム22の送信信号を分配して互いに異なる位相差で出力する第1ハイブリッドカプラ202と、第1ハイブリッドカプラ202の2番ポートと連結されてメインシステム22の送受信信号(Tx1、Rx1)をフィルタリングして出力する第1デュプレクサ206と、第1ハイブリッドカプラ202の3番ポートと連結されてメインシステム22の送受信信号(Tx1、Rx1)をフィルタリングして出力する第2デュプレクサ208と、第1及び第2デュプレクサ206、208からの出力信号を6番ポート及び7番ポートに入力されて、これを合成して出力し、5番ポートは追加システムと連結された第2ハイブリッドカプラ204で構成する。
アンテナは第2ハイブリッドカプラ204の8番ポートと連結される。第1及び第2デュプレクサ206、208は、メインシステム22の送受信周波数帯域のみを通過させるフィルタで構成する。この際、メインシステム22と追加システム24の位置を変えれば、第1及び第2デュプレクサ206、208は、追加システム24の送受信周波数のみを通過させるフィルタで構成することができる。第3、第4デュプレクサ222、242は、フル帯域デュプレクサで構成される。
以下、動作を説明すれば次の通りである。まず、ハイブリッドカプラの概略的な動作を図3を参照して説明すれば、次の通りである。ハイブリッドカプラの特徴は、特定信号電力を一部抽出する機能と1つの信号電力を2つ以上の特定信号電力に分配する機能があるが、本発明では特定信号電力の分配機能を説明する。1番ポートに信号が入力されれば、その信号は電力が半に分配されて2番、3番ポートに出力され、4番ポートには出力されない。出力された信号は90度の位相差を持って出力される。逆に、2番、3番ポートに90度の位相差がある信号が入力されれば、その信号は合成されて出力される。
より詳細に説明すれば、2番ポートに入力される信号の位相が90度、3番ポートに入力される信号の位相が180度である場合には、2つの信号は合成されて1番ポートに出力され、4番ポートには出力されない。
逆に、2番ポートに入力される信号の位相が180度、3番ポートに入力される信号の位相が90度である場合には、2つの信号は合成されて4番ポートに出力され、1番ポートには出力されない。このように、信号電力を分配/合成の機能をする部品としては、ハイブリッドリング、ブランチライン方向性カプラ、3dB方向性カプラ、マジックTなどがある。
(メインシステムの送信過程)
メインシステム22の送信信号(TX1)が第3デュプレクサ222を通過して第1ハイブリッドカプラ202の1番ポートに入力されれば、その信号は2番、3番ポートに分配されて表れるが、2番ポートには90度、3番ポートには180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。上記2番、3番ポートの出力信号は、メインシステム22の送信信号(Tx1)のみを通過させる第1及び第2デュプレクサ206、208を通過して第2ハイブリッドカプラ204の6番、7番ポートに入力される。上記第2ハイブリッドカプラの6番、7番ポートを通じて入力された信号は、互いに合成されて8番ポートを通じて出力されてアンテナを介して放射される。
(メインシステムの受信過程)
アンテナから受信された信号は、第2ハイブリッドカプラ204の8番ポートに入力されて6番、7番ポートに分配されて出力される。この際、7番ポートは90度、6番ポートは180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。上記6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2デュプレクサ206、208を通過して第1ハイブリッドカプラ202の2番、3番ポートに入力される。上記第1ハイブリッドカプラ202の2番、3番ポートを通じて入力された信号は、互いに合成されて1番ポートを通じて出力され、その出力信号は、第3デュプレクサ222を通じてメインシステム22に受信される。
(追加システムの送信過程)
追加システム24の送信信号(TX2)は、第4デュプレクサ242を通過して第2ハイブリッドカプラ204の5番ポートに入力される。上記5番ポートに入力された信号は分配されて6番、7番ポートに出力される。この際、6番ポートには90度、7番ポートには180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。上記6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2デュプレクサ206、208を通過できないし、全反射されて、また6番、7番ポートに入力される。上記6番、7番ポートに入力された信号は互いに合成されて8番ポートに出力され、アンテナを介して放射される。
(追加システムの受信過程)
アンテナから受信された信号は、第2ハイブリッドカプラ204の8番ポートに入力されて6番、7番ポートに分配されて出力される。この際、6番ポートは180度、7番ポートは90度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。上記6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2デュプレクサ206、208を通過できないし、全反射されて、また6番、7番ポートに入力される。上記6番、7番ポートに入力された信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。上記5番ポートを通じて出力された受信信号は、第4デュプレクサ242を通じて追加システム24の受信段に受信される。
一方、メインシステム22の送信信号(Tx1)が第1ハイブリッドカプラ202を通じて出力される際、理論的には反射される信号がないので、4番ポートを通じては信号の出力があってはいけないが、実際には微弱でも4番ポートを通じて出力される送信信号(Tx1)が存在するため、これを防止するためにロード抵抗(TERM)を4番ポートに装着してアイソレーション機能を有するように構成する。
図4は、本発明の第2実施形態を示すブロック構成図であって、これに図示したように、本発明の第2実施形態に係る無線通信基地局共用化装置40は、第3デュプレクサを含むメインシステムと、第4デュプレクサを含む追加システムと、1番ポートに入力されるメインシステム22の第3デュプレクサ222の送信信号を分配して互いに異なる位相差で出力する第1マジックT402と、第1マジックT402の2番ポートの出力信号を入力されて、その位相を可変して出力する第1位相可変器412と、第1位相可変器412の出力信号をフィルタリングして出力する第1デュプレクサ406と、第1デュプレクサ406の出力信号の位相を可変する第2位相可変器414と、第1マジックT402の3番ポートの出力信号を入力されて、これをフィルタリングして出力する第2デュプレクサ408と、第2位相可変器414と第2デュプレクサ408から出力信号を6番ポート、7番ポートに入力されて、これを合成して出力し、5番ポートは追加システム24の第4デュプレクサ242と連結されている第2マジックT404で構成する。
アンテナは、第2マジックT404の8番ポートと連結される。第1及び第2デュプレクサ406、408は、メインシステム22の送受信周波数帯域のみを通過させるデュプレクサで構成する。この際、メインシステム22と追加システム24の位置を変えれば、第1及び第2デュプレクサ406、408は、追加システムの送受信周波数のみを通過させるフィルタで構成することができる。第3、第4デュプレクサ222、242は、フル帯域デュプレクサで構成される。
以下、動作を説明すれば次の通りである。マジックTの基本動作を図5を参照して説明すれば、次の通りである。1番ポートに信号が入力されれば、その信号は分配されて2番、3番ポートに出力されるが、180度の位相差を持って出力される。しかしながら、4番ポートに信号が入力されれば、その信号は分配されて2番、3番ポートに出力されるが、同一な位相で出力される
逆に、2番、3番ポートに位相差が180度の差がある同一周波数が入力されれば、その信号は合成されて1番ポートに出力され、同一な位相の信号が入力されれば、合成されて4番ポートに出力される。
(メインシステムの送信過程)
メインシステム22の送信信号(TX1)は、第3デュプレックス222を通じて第1マジックT402の1番ポートに入力される。1番ポートに入力された信号は、2つの信号に分配されて2番、3番ポートを通じて出力されるが、互いに180度の位相差を持って出力される。3番ポートを通じて出力された信号は、第2デュプレクサ408を通じて第2マジックT404の7番ポートに入力される。2番ポートを通じて出力された信号は、第1位相可変器412を通じて90度位相が変わり、第1デュプレクサ406を通過した後、また第2位相可変器414を通じて90度位相が変わった状態で第2マジックT404の6番ポートに入力される。これによって、第2マジックT404の6番、7番ポートに入力される信号は、互いに位相が同一な信号となる。このように、6番、7番ポートに同一な位相の信号が入力されれば、入力された信号は互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(メインシステムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT404の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態に出力される。7番ポートを通じて出力された信号は第2デュプレクサ408を通じて第1マジックT402の3番ポートに入力される。第2マジックT404の6番ポートを通じて出力された信号は、第2位相可変器414を通じて90度位相が変わり、第1デュプレクサ406を通過した後、また第1位相可変器412を通じて90度位相が変わった状態で第1マジックT402の2番ポートに入力される。これによって、第1マジックT402の2番、3番ポートに入力される信号は、互いに位相が180度の位相差を有する信号となり、その信号は互いに合成されて1番ポートを通じて出力される。1番ポートを通じて出力された受信信号は、第3デュプレクサ222を通じてメインシステム22の受信段に入力される。
(追加システムの送信過程)
追加システム24から出力された送信信号(TX2)は、第4デュプレクサ242を通じて第2マジックT404の5番ポートに入力される。5番ポートに入力された送信信号は分配されて6番、7番ポートを通じて出力されるが、180度位相差を持って出力される。7番ポートを通じて出力された信号は、第2デュプレクサ408を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートを通じて出力された信号は、第2位相可変位相器414を通じて90度位相が可変された状態になるが、やはり第1デュプレクサ406を通過できないし、全反射されるが、第2位相可変位相器414をまた通過しながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、第2マジックT404の6番、7番ポートに入力される信号は同位相の信号となり、互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(追加システムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT404の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態で出力される。7番ポートから出力された信号は、第2デュプレクサ408を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートから出力された信号は、第2位相可変器414を通じて90度位相が可変されるが、やはり第1デュプレクサ406を通過できないし、全反射されるが、また第2位相可変器414を通じながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、6番、7番ポートに入力される信号は、互いに180度の位相差を有する信号となり、その信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートから出力された受信信号は、第4デュプレクサ242を通じて追加システム24の受信段に入力される。
一方、メインシステム22の送信信号(Tx1)が第1マジックT402を通じて出力される際、理論的には反射される信号がないので、4番ポートを通じては信号の出力があってはいけないが、実際には微弱でも4番ポートを通じて出力される送信信号(Tx1)が存在するため、これを防止するために、ロード抵抗(TERM)を4番ポートに装着してアイソレーション機能を有するように構成する。
本発明に係る更に他の実施形態であって、図2及び図4において、第1及び第2デュプレクサ206、208、406、408を固定フィルタでない周波数帯域可変フィルタで構成することができる。本出願人は、周波数帯域を可変させることができる周波数帯域可変フィルタに対して既に出願したことがある。これは、大韓民国特許出願第2003−58556号、第2004−36623号、第2004−46103号に詳細に説明されている。
第1及び第2デュプレクサ206、208、406、408を上記のような周波数帯域可変フィルタで構成すれば、メインシステム22の送信周波数(TX1)、または追加システム24の送信周波数(TX2)が変わってもこれに能動的に対応することができる。即ち、既存システムに他のシステムを追加する場合のみならず、既存システムの周波数帯域を変える場合にも別途の装備なしでも対応することができる。
図6は、本発明の第3実施形態を示すブロック構成図であって、ここに図示したように、本発明の第3実施形態に係る無線通信基地局共用化装置60は、第3デュプレクサ222を含むメインシステム22と、追加システム26のアンテナを共用化するための構成を有する。このような基地局共用化装置60は、第3デュプレクサを含むメインシステムと、追加システムと、1番ポートに入力される第3デュプレクサ222の送信信号、及び4番ポートに入力されるアンテナ受信信号を分配して互いに異なる位相差で出力する第1ハイブリッドカプラ602と、第1ハイブリッドカプラ602の2番ポート出力信号を入力されて、これをフィルタリングして出力する第1バンドパスフィルタ606と、第1ハイブリッドカプラ602の3番ポート出力信号を入力されて、これをフィルタリングして出力する第2バンドパスフィルタ608と、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608からの出力信号を6番ポート及び7番ポートに入力されて、これを合成して出力する第2ハイブリッドカプラ604と、第2ハイブリッドカプラ604の5番ポートと追加システム26と連結された第4デュプレクサ622と、第4デュプレクサ622内の受信部(Rx)と追加システム26との間に連結されて、第4デュプレクサ622の受信部(Rx)の出力信号を分配して出力する分配器624と、分配器624の一側出力信号を入力されて、これをフィルタリングして第1ハイブリッドカプラ602の4番ポートに印加する受信フィルタ626で構成する。
アンテナは、第2ハイブリッドカプラ604の8番ポートと連結される。第3及び第4デュプレクサ222、622内の受信部(Rx)及び受信フィルタ626は、メインシステム22及び追加システム26の2つの受信周波数を全て通過させるフィルタで構成することもでき、メインシステム22及び追加システム26が属する特定帯域(例えば、PCS帯域)の受信周波数帯域を全て通過させることができるフル帯域受信フィルタで構成することができる。第1及び第2バンドパスフィルタ606、608は、メインシステム22の送信周波数帯域のみを通過させるフィルタで構成する。
この際、メインシステム22と追加システム26の位置を変えれば、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608は、追加システム26の送受信周波数のみを通過させるフィルタで構成することができる。第4デュプレクサ622は、追加システム26に既に設置されていれば省略することができる。勿論、この場合に追加システム26は分配器624を具備しなければならない。
以下、動作を説明すれば次の通りである。
(メインシステムの送信過程)
メインシステム22の送信信号(TX1)が第3デュプレクサ222を通過して第1ハイブリッドカプラ602の1番ポートに入力されれば、その信号は2番、3番ポートに分配されて表れるが、2番ポートには90度、3番ポートには180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。2番、3番ポートの出力信号は、メインシステム22の送信信号(Tx1)のみを通過させる第1及び第2バンドパスフィルタ606、608を通過して第2ハイブリッドカプラ604の6番、7番ポートに入力される。第2ハイブリッドカプラ604の6番、7番ポートを通じて入力された信号は互いに合成されて8番ポートを通じて出力されてアンテナを介して放射される。
(メインシステムの受信過程)
アンテナから受信された信号は、第2ハイブリッドカプラ604の8番ポートに入力されて6番、7番ポートに分配されて出力される。この際、7番ポートは、90度、6番ポートは180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608を通過できないし、全反射されて、また6番、7番ポートに入力される。6番、7番ポートに入力された信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートを通じて出力された受信信号は、第4デュプレクサ622を通じ、分配器624を通じて分配されて出力される。分配器624から出力された受信信号中の1つは、追加システム26に印加され、もう1つは受信フィルタ626を通過して第1ハイブリッドカプラ602の4番ポートに入力される。4番ポートに入力された信号は分配されて互いに90度の位相差を持って2番、3番ポートを通じて出力される。2番、3番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608を通過できないし、全反射されて、また2番、3番ポートに入力される。2番、3番ポートに入力された信号は互いに合成されて1番ポートを通じて出力される。1番ポートを通じて出力された信号は、第3デュプレクサ222を通じてメインシステム22に受信される。
(追加システムの送信過程)
追加システム26の送信信号(TX2)は、第4デュプレクサ622を通過して第2ハイブリッドカプラ604の5番ポートに入力される。5番ポートに入力された信号は分配されて6番、7番ポートに出力される。この際、6番ポートには90度、7番ポートには180度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608を通過できないし、全反射されて、また6番、7番ポートに入力される。6番、7番ポートに入力された信号は互いに合成されて8番ポートに出力され、アンテナを介して放射される。
(追加システムの受信過程)
アンテナから受信された信号は、第2ハイブリッドカプラ608の8番ポートに入力されて6番、7番ポートに分配されて出力される。この際、6番ポートは180度、7番ポートは90度位相可変されて出力される。即ち、90度の位相差を持って出力される。6番、7番ポートを通じて出力された信号は、第1及び第2バンドパスフィルタ606、608を通過できないし、全反射されて、また6番、7番ポートに入力される。6番、7番ポートに入力された信号は、互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートを通じて出力された受信信号は、第4デュプレクサ622を通じ、分配器624を通じて追加システム26の受信段に入力される。
一方、メインシステム22の送信信号(Tx1)が第1ハイブリッドカプラ602を通じて出力される際、理論的には反射される信号がないので、4番ポートを通じては信号の出力があってはいけないが、実際には微弱でも4番ポートを通じて出力される送信信号(Tx1)が存在するため、これを防止するために、図7に示すように、受信フィルタ626と第1ハイブリッドカプラ602の4番ポートとの間にアイソレーション機能を有するサーキュレータ628を追加的に設置することができる。
図8は、本発明の第4実施形態を示すブロック構成図であって、ここに図示したように、本発明の第4実施形態に係る無線通信基地局共用化装置80は、第3デュプレクサ222を含むメインシステム22と、追加システム26のアンテナを共用化するための構成を有する。このような基地局共用化装置80は、第3デュプレクサを含むメインシステムと、追加システムと、1番ポートに入力される第3デュプレクサ222の送信信号を分配して互いに異なる位相差で2番及び3番ポートに出力し、4番ポートに入力されるアンテナ受信信号を分配して互いに異なる位相差で同位相状態で2番及び3番ポートに出力する第1マジックT802と、第1マジックT802の2番ポート出力信号を入力されて、その位相を可変して出力する第1位相可変器812と、第1位相可変器812の出力信号をフィルタリングして出力する第1バンドパスフィルタ806と、第1バンドパスフィルタ806の出力信号の位相を可変する第2位相可変器814と、第1マジックT802の3番ポート出力信号を入力されて、これをフィルタリングして出力する第2バンドパスフィルタ808と、第2位相可変器814と第2バンドパスフィルタ808から出力信号を6番ポート、7番ポートに入力されて、これを合成して出力する第2マジックT804と、第2マジックT804の5番ポートと追加システム26との間に連結された第4デュプレクサ822と、第4デュプレクサ822内の受信部(Rx)と追加システム26との間に連結されて第4デュプレクサ822の受信部(Rx)の出力信号を分配して出力する分配器824と、分配器824の一側出力信号を入力されて、これをフィルタリングして第1マジックT802の4番ポートに印加する受信フィルタ826で構成する。
アンテナは、第2マジックT804の8番ポートと連結される。第3及び第4デュプレクサ222、822内の受信部(Rx)及び受信フィルタ826は、メインシステム22及び追加システム26の2つの受信周波数を全て通過させる受信フィルタで構成することもでき、メインシステム22及び追加システム26が属する特定帯域(例えば、PCS帯域)の受信周波数帯域を全て通過させることができるフル帯域のフィルタで構成することができる。第1及び第2バンドパスフィルタ806、808は、メインシステム22の送信周波数帯域のみを通過させるフィルタで構成する。この際、メインシステム22と追加システム26の位置を変えれば、第1及び第2バンドパスフィルタ806、808は、追加システム26の送受信周波数のみを通過させるフィルタで構成することができる。追加システム26に第4デュプレクサ822のようなフィルタが既に設置されていれば、第4デュプレクサ622は省略することができる。
以下、動作を説明すれば次の通りである。
(メインシステムの送信過程)
メインシステム22の送信信号(TX1)は、第3デュプレクサ222を通じて第1マジックT802の1番ポートに入力される。1番ポートに入力された信号は、2つの信号に分配されて2番、3番ポートを通じて出力されるが、互いに180度の位相差を持って出力される。3番ポートを通じて出力された信号は、第2バンドパスフィルタ808を通じて第2マジックT804の7番ポートに入力される。2番ポートを通じて出力された信号は、第1位相可変器812を通じて90度位相が変わり、第1バンドパスフィルタ806を通過した後、また第2位相可変器808を通じて90度位相が変わった状態で第2マジックT804の6番ポートに入力される。これによって、第2マジックT804の6番、7番ポートに入力される信号は互いに位相が同一な信号となる。このように、6番、7番ポートに位相が同一な信号が入力されれば、入力された信号は互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(メインシステムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT804の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態で出力される。7番ポートから出力された信号は、第2バンドパスフィルタ808を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートから出力された信号は、第2位相可変器814を通じて90度位相が可変され、やはり第1バンドパスフィルタ806を通過できないし、全反射されるが、第2位相可変器814を通じてもう一度90度位相が可変されて、即ち、初めより180度可変されて6番ポートに入力される。これによって、7番、6番ポートに入力される信号は、互いに180度の位相差を持つ信号となり、その信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートから出力された受信信号は、第4デュプレクサ822を通じ、分配器824を通じて2つの信号に分配されて出力される。分配器824から出力された信号中の1つは追加システム26に印加され、もう1つは受信フィルタ826を通じて第1マジックT802の4番ポートに入力される。4番ポートに入力された信号は、分配されて2番、3番ポートを通じて出力されるが、同位相の信号で出力される。3番ポートから出力された信号は、第2バンドパスフィルタ808を通過できないし、全反射されて、また3番ポートに入力される。2番ポートから出力された信号は、第1位相可変器812を通じて90度位相が変わった状態になるが、やはり第1バンドパスフィルタ806を通過できないし、全反射されて、また第1位相可変位相器812を通じて90度位相が可変された状態で2番ポートに入力される。これによって、2番、3番ポートに入力された信号は、互いに180度の位相差を有する信号となり、2つの信号は互いに合成されて1番ポートに出力される。1番ポートを通じて出力された受信信号は、第3デュプレクサ222を通じてメインシステム22の受信段に入力される。
(追加システムの送信過程)
追加システム26から出力された送信信号(TX2)は、第4デュプレクサ822を通じて第2マジックT804の5番ポートに入力される。5番ポートに入力された送信信号は分配されて6番、7番ポートを通じて出力されるが、180度の位相差を持って出力される。7番ポートを通じて出力された信号は、第2バンドパスフィルタ808を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートを通じて出力された信号は、第2位相可変位相器814を通じて90度位相が可変された状態になるが、やはり第1バンドパスフィルタ806を通過できないし、全反射されるが、第2位相可変位相器814をまた通過しながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、6番、7番ポートに入力された信号は、同位相の信号となり、互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(追加システムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT804の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態で出力される。7番ポートから出力された信号は、第2バンドパスフィルタ808を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートから出力された信号は、第2位相可変器814を通じて90度位相が可変されるが、やはり第1バンドパスフィルタ806を通過できないし、全反射なるが、また第2位相可変器814を通じながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、6番、7番ポートに入力される信号は、互いに180度の位相差を持つ信号となり、その信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートから出力された受信信号は、第4デュプレクサ822を通じ、分配器824を通じて2つの信号に分配されて出力される。分配器824から出力された信号中の1つは追加システム26の受信段に入力される。
一方、メインシステム22の送信信号(Tx1)が第1マジックT802を通じて出力される際、理論的には反射される信号がないので、4番ポートを通じては信号の出力があってはいけないが、実際には微弱でも4番ポートを通じて出力される送信信号(Tx1)が存在するため、これを防止するために、図9に示すように、受信フィルタ826と第1マジックT802の4番ポートとの間にアイソレーション機能を有するサーキュレータ828を追加的に設置することができる。
本発明に係る更に他の実施形態として、第1及び第2バンドパスフィルタ806、808を固定フィルタでない周波数帯域可変フィルタで構成することができる。第1及び第2バンドパスフィルタ806、806を上記のような周波数帯域可変フィルタで構成すれば、メインシステム22の送信周波数(TX1)、または追加システム26の送信周波数(TX2)が変わってもこれに能動的に対応することができる。即ち、既存基地局システムに周波数帯域が他の基地局システムを追加する場合のみならず、既存基地局システムの周波数帯域を変える場合にも能動的に対応して設置することができる。
図10は、本発明の第5実施形態を示すブロック構成図であって、ここに図示したように、本発明の第4実施形態に係る無線通信基地局共用化装置90は、第3デュプレクサ222を含むメインシステム22と、追加システム26のアンテナを共用化するための構成を有する。このような基地局共用化装置80は、4番ポートに入力される第3デュプレクサ222の送信信号を分配して、同位相状態で3番及び4番ポートに出力し、1番ポートに入力される信号を分配して互いに異なる位相差で出力する第1マジックT902と、第1マジックT902の3番ポート出力信号を入力されて、その位相を可変して出力する第1位相可変器912と、第1位相可変器912の出力信号をフィルタリングして出力する第2バンドパスフィルタ908と、第1マジックT902の2番ポート出力信号を入力されて、フィルタリングする第1バンドパスフィルタ906と、第1バンドパスフィルタ906の出力信号の位相を可変する第2位相可変器914と、第2位相可変器914と第2バンドパスフィルタ908から出力信号を6番ポート、7番ポートに入力されて、これを合成して出力する第2マジックT904と、第2マジックT904の5番ポートと追加システム26との間に連結された第4デュプレクサ922と、第4デュプレクサ922内の受信部(Rx)と追加システム26との間に連結されて第4デュプレクサ922の受信部(Rx)の出力信号を分配して出力する分配器924と、分配器924の一側出力信号を入力されて、これをフィルタリングして第1マジックT902の1番ポートに印加する受信フィルタ926で構成する。
アンテナは、第2マジックT904の8番ポートと連結される。第3及び第4デュプレクサ222、922内の受信部(Rx)及び受信フィルタ926は、メインシステム22及び追加システム26の2つの受信周波数を全て通過させる受信フィルタで構成することもでき、メインシステム22及び追加システム26が属する特定帯域(例えば、PCS帯域)の受信周波数帯域を全て通過させることができるフル帯域のフィルタで構成することもできる。第1及び第2バンドパスフィルタ906、908は、メインシステム22の送信周波数帯域のみを通過させるフィルタで構成する。この際、メインシステム22と追加システム26の位置を変えれば、第1及び第2バンドパスフィルタ906、908は、追加システム26の送受信周波数のみを通過させるフィルタで構成することもできる。追加システム26に第4デュプレクサ922のようなフィルタが既に設置されていれば、第4デュプレクサ922の構成を省略することができる。
以下、動作を説明すれば次の通りである。
(メインシステムの送信過程)
メインシステム22の送信信号(TX1)は、第3デュプレクサ222を通じて第1マジックT902の4番ポートに入力される。4番ポートに入力された信号は、2つの信号に分配されて2番、3番ポートを通じて出力されて互いに同位相状態で出力される。3番ポートを通じて出力された信号は、第1位相可変器912を通じて90度位相が変わり、第2バンドパスフィルタ908を通じて第2マジックT904の7番ポートに入力される。2番ポートを通じて出力された信号は、第1バンドパスフィルタ906を通過した後、また第2位相可変器914を通じて90度位相が変わった状態で第2マジックT904の6番ポートに入力される。これによって、第2マジックT904の6番、7番ポートに入力される信号は、互いに位相が同一な信号となる。このように、6番、7番ポートに位相が同一な信号が入力されれば、入力された信号は互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(メインシステムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT04の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態で出力される。7番ポートから出力された信号は、第2バンドパスフィルタ908を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートから出力された信号は、第2位相可変器914を通じて90度位相が可変され、やはり第1バンドパスフィルタ906を通過できないし、全反射されるが、第2位相可変器914を通じてもう一度90度位相が可変されて、即ち、初めより180度可変されて6番ポートに入力される。これによって、7番、6番ポートに入力される信号は、互いに180度の位相差を有する信号となり、その信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートから出力された受信信号は、第4デュプレクサ922を通じ、分配器924を通じて2つの信号に分配されて出力される。分配器924から出力された信号中の1つは追加システム26に印加され、もう1つは受信フィルタ926を通じて第1マジックT902の1番ポートに入力される。1番ポートに入力された信号は分配されて2番、3番ポートを通じて出力されるが、互いに180度の位相差を持って出力される。2番ポートから出力された信号は、第1バンドパスフィルタ906を通過できないし、全反射されて、また2番ポートに入力される。3番ポートから出力された信号は、第1位相可変器912を通じて90度位相が変わった状態になるが、やはり第1バンドパスフィルタ906を通過できないし、全反射されて、また第1位相可変器912を通じて90度位相が可変された状態で2番ポートに入力される。これによって、2番、3番ポートに入力された信号は互いに同位相を有する信号となり、2つの信号は互いに合成されて4番ポートに出力される。4番ポートを通じて出力された受信信号は、第3デュプレクサ222を通じてメインシステム22の受信段に入力される。
(追加システムの送信過程)
追加システム26から出力された送信信号(TX2)は、第4デュプレクサ922を通じて第2マジックT904の5番ポートに入力される。5番ポートに入力された送信信号は分配されて6番、7番ポートを通じて出力されるが、180度の位相差を持って出力される。7番ポートを通じて出力された信号は、第2バンドパスフィルタ908を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートを通じて出力された信号は、第2位相可変器914を通じて90度位相が可変された状態になるが、やはり第1バンドパスフィルタ906を通過できないし、全反射されるが、第2位相可変器914をまた通過しながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、6番、7番ポートに入力された信号は、同位相の信号となり、互いに合成されて8番ポートを通じて出力され、アンテナを介して放射される。
(追加システムの受信過程)
アンテナから受信された信号が第2マジックT904の8番ポートに入力されれば、その信号は分配されて6番、7番ポートを通じて互いに同位相状態で出力される。7番ポートから出力された信号は、第2バンドパスフィルタ908を通過できないし、全反射されて、また7番ポートに入力される。6番ポートから出力された信号は、第2位相可変器914を通じて90度位相が可変されるが、やはり第1バンドパスフィルタ906を通過できないし、全反射されるが、また第2位相可変器914を通じながら90度位相が可変された状態で6番ポートに入力される。これによって、6番、7番ポートに入力される信号は、互いに180度の位相差を持つ信号となり、その信号は互いに合成されて5番ポートを通じて出力される。5番ポートから出力された受信信号は、第4デュプレクサ922を通じ、分配器924を通じて2つの信号に分配されて出力される。分配器924から出力された信号中の1つは追加システム26の受信段に入力される。
一方、メインシステム22の送信信号(Tx1)が第1マジックT902を通じて出力される際、理論的には反射される信号がないので、4番ポートを通じては信号の出力があってはいけないが、実際には微弱でも4番ポートを通じて出力される送信信号(Tx1)が存在するため、これを防止するために、図11に図示したように、受信フィルタ926と第1マジックT902の4番ポートとの間にアイソレーション機能を有するサーキュレータ928を追加的に設置することができる。
本発明に係る更に他の実施形態として、第1及び第2バンドパスフィルタ906、908を固定フィルタでない周波数帯域可変フィルタで構成することもできる。第1及び第2バンドパスフィルタ906、908を上記のような周波数帯域可変フィルタで構成すれば、メインシステム22の送信周波数(TX1)、または追加システム26の送信周波数(TX2)が変わっても、これに能動的に対応することができる。即ち、既存基地局システムに周波数帯域が他の基地局システムを追加する場合のみならず、既存基地局システムの周波数帯域を変える場合にも能動的に対応して設置することができる。
上記のように本発明の一実施形態に係る構成及び動作がなされることができ、一方、前述した本発明の説明では、具体的な実施形態に関して説明したが、種々の変形が本発明の範囲から外れない範囲で実施されることができる。よって、本発明の真の技術的な範囲は上述の実施形態によって定まるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定まるべきである。
従来のアンテナ共用方法を概略的に示すブロック図である。 従来のアンテナ共用方法を概略的に示すブロック図である。 従来のアンテナ共用方法を概略的に示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信基地局共用化装置のブロック構成図である。 図2において、ハイブリッドカプラの概略的な動作説明図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信基地局共用化装置のブロック構成図である。 図4において、マジックTの概略的な動作説明図である。 本発明の第3実施形態に係る無線通信基地局共用化装置のブロック図である。 図6において、サーキュレータを追加設置したブロック構成図である。 本発明の第4実施形態に係る無線通信基地局共用化装置のブロック構成図である。 図8において、サーキュレータを追加設置したブロック構成図である。 本発明の第5実施形態に係る無線通信基地局共用化装置のブロック構成図である。 図10において、サーキュレータを追加設置したブロック構成図である。
符号の説明
20 無線基地局共用化装置
22 メインシステム
24 追加システム
202 第1ハイブリッドカプラ
204 第2ハイブリッドカプラ
206 第1デュプレクサ
208 第2デュプレクサ
222 第3デュプレクサ
242 第4デュプレクサ

Claims (8)

  1. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    記アンテナと第8ポートを通じて連結され、5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして前記第1信号の合成/分配器の第4ポートに印加する受信フィルタと、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、ハイブリッドカプラで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  2. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして出力する受信フィルタと、
    前記受信フィルタと連結されアイソレーション機能を遂行し、前記受信フィルタから入力された信号を前記第1信号の合成/分配器の第4ポートに出力するサーキュレータと、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、ハイブリッドカプラで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  3. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第1フィルタ部と前記第1信号の合成/分配器の第2ポートとの間の信号経路に設置される第1位相可変器と、
    前記第1フィルタ部と前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第2位相可変器と、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器はマジックTで構成し、
    前記第1、第2フィルタ部は、デュプレクサで構成する特徴とする基地局共用化装置。
  4. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして前記第1信号の合成/分配器の第4ポートに印加する受信フィルタと、
    前記第1フィルタ部と前記第1信号の合成/分配器の第2ポートとの間の信号経路に設置される第1位相可変器と、
    前記第1フィルタ部と前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第2位相可変器と、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、マジックTで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  5. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして出力する受信フィルタと、
    前記受信フィルタと連結されアイソレーション機能を遂行し、前記受信フィルタから入力された信号を前記第1信号の合成/分配器の第4ポートに出力するサーキュレータと、
    前記第1フィルタ部と前記第1信号の合成/分配器の第2ポートとの間の信号経路に設置される第1位相可変器と、
    前記第1フィルタ部と前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第2位相可変器と、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、マジックTで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  6. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして前記第1信号の合成/分配器の第1ポートに印加する受信フィルタと、
    前記第2フィルタ部と前記第1信号の合成/分配器の第3ポートとの間の信号経路に設置される第1位相可変器と、
    前記第1フィルタ部と前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第2位相可変器と、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、マジックTで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  7. メインシステムと追加システムを1つのアンテナを利用して共用化するための無線通信基地局共用化装置であって、
    前記メインシステム用第1デュプレクサの送受信信号ラインと第1ポートを通じて連結され、前記第1ポートを通じて入力された信号を分配して第2ポート及び第3ポートに出力し、前記第2ポート及び第3ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第1ポートまたは第4ポートに出力する第1信号の合成/分配器と、
    前記アンテナと第8ポートを通じて連結され、第5ポートを通じて入力された信号を分配して第6ポート及び第7ポートに出力し、前記第6ポート及び第7ポートを通じて入力された信号を該当位相によって合成して前記第5ポートまたは前記第8ポートに出力する第2信号の合成/分配器と、
    前記第2信号の合成/分配器の前記第5ポートと連結された第2デュプレクサと、
    前記第1信号の合成/分配器の第2ポートと前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第1フィルタ部と、
    前記第1信号の合成/分配器の第3ポートと前記第2信号の合成/分配器の第7ポートとの間の信号経路に設置される第2フィルタ部と、
    前記第2デュプレクサ内の受信部と前記追加システムとの間に連結され、前記第2デュプレクサの受信部の出力信号を分配して出力する分配器と、
    前記分配器の一側出力信号の入力を受けてこれをフィルタリングして出力する受信フィルタと、
    前記受信フィルタと連結されアイソレーション機能を遂行し、前記受信フィルタから入力された信号を前記第1信号の合成/分配器の第1ポートに出力するサーキュレータと、
    前記第2フィルタ部と前記第1信号の合成/分配器の第3ポートとの間の信号経路に設置される第1位相可変器と、
    前記第1フィルタ部と前記第2信号の合成/分配器の第6ポートとの間の信号経路に設置される第2位相可変器と、を含み、
    前記第1、第2信号の合成/分配器は、マジックTで構成することを特徴とする基地局共用化装置。
  8. 前記第1、第2フィルタ部は、周波数帯域可変フィルタであることを特徴とする請求項1乃至7のうち、いずれか1項に記載の基地局共用化装置。
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