JP4503487B2 - 楽曲情報提供システム、端末装置、および端末プログラム - Google Patents

楽曲情報提供システム、端末装置、および端末プログラム Download PDF

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この発明は、楽曲に関連する情報を放送波に乗せて送信する送信装置と、送信装置が送信した情報を受信して利用者に提供する端末装置とで楽曲情報を提供する楽曲情報提供システム端末装置および端末プログラムに関し、特に、多くの楽曲情報を提供することができるとともに、利用者の操作を極力抑えることができる楽曲情報提供システム端末装置および端末プログラムに関する。
従来、音楽CDなどを再生する際に、アルバム名や曲名といった楽曲情報をインターネット上のサーバ装置などから取得して再生する曲と関連づける、いわゆるオートタイトリング技術が知られている。この技術を用いることによって、利用者は面倒な文字入力を行うことなく曲名などを知ることができる。
また、近年では、FM文字多重放送などを用いてかかる楽曲情報を提供することも行われており、オーディオ装置や、オーディオ機能を備えたカーナビゲーション装置におけるオートタイトリングに用いられている。
たとえば、特許文献1には、FM文字多重放送から取得した楽曲情報を記憶装置に蓄積しておき、蓄積した楽曲情報に関連する楽曲データを、利用者の判断によってインターネット上のWebサーバからダウンロードする技術が開示されている。
特開2001−298430号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、利用者に十分な利便性を提供しているとはいえないという問題があった。すなわち、楽曲情報の取得動作を、利用者が意識的に行う必要があるという問題があった。特に、オーディオ機能を備えたカーナビゲーション装置の場合には、安全上の観点から、利用者の意識的な操作をできるだけ簡略化することが求められている。
また、FM文字多重放送などから提供されるデータの種類や量は、今後ますます拡大していくことが予想される。しかし、多くの情報を単に提供するだけでは、利用者の意識的な操作を増加させる結果となってしまう。
これらのことから、多くの楽曲情報を提供することができるとともに、利用者の操作を極力抑えることができる楽曲情報提供システムをいかにして実現するかが大きな課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、多くの楽曲情報を提供することができるとともに、利用者の操作を極力抑えることができる楽曲情報提供システム端末装置および端末プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明に係る楽曲情報提供システムは、楽曲に関連する情報を放送波に乗せて送信する送信装置と、前記情報を受信して利用者に提供する端末装置とで楽曲情報を提供する楽曲情報提供システムであって、前記送信装置は、前記楽曲に直接関連する1次情報と、該1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を送信する送信手段を備え、前記端末装置は、受信した前記楽曲関連情報を記憶する記憶手段と、前記楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて前記記憶手段から取得して利用者に提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置は、受信した前記楽曲関連情報を前記記憶手段に記憶するか否かの条件をあらわす選別条件に基づいて該楽曲関連情報の選別を行う選別手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置は、所定の削除条件に基づいて前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の削除を行う削除手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置の前記提供手段は、利用者が楽曲を再生する際に、前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の中から当該楽曲に関連する情報を抽出して提供することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置の前記提供手段は、利用者が楽曲を再生する日時に基づいて前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の中から当該楽曲に関連する情報を抽出して提供することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置はカーナビゲーション装置であり、前記提供手段は、位置情報に基づいて前記楽曲関連情報の中から該当する情報を抽出して提供することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置の前記送信手段は、前記楽曲に関連する画像データを、前記楽曲関連情報に含めて送信することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置の前記送信手段は、前記楽曲に関連する人物の情報を、前記楽曲関連情報に含めて送信することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置の前記送信手段は、前記楽曲に関連するスケジュール情報を、前記楽曲関連情報に含めて送信することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置の前記送信手段は、前記楽曲に関連するイベントの開催日時および/または開催場所を、前記楽曲関連情報に含めて送信することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置の前記送信手段は、所定の前記楽曲関連情報を、暗号化キーを用いて暗号化したうえで送信し、前記端末装置の提供手段は、前記暗号化キーを用いて暗号化された楽曲関連情報の復号化に成功した場合にのみ、該楽曲関連情報を提供することを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記送信装置は、前記端末装置の提供手段が提供した前記楽曲関連情報の量および/または提供回数に基づいて課金を行う課金手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、発明に係る楽曲情報提供システムは前記端末装置の前記提供手段は、前記送信装置に対して課金対象情報を含んだ端末情報を通知し、前記送信装置の課金手段は、通知された前記端末情報に基づいて課金を行うことを特徴とする。
また、発明に係る送信装置は、楽曲に関連する情報を放送波に乗せて送信する送信装置であって、前記楽曲に直接関連する1次情報と、該1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
また、発明に係る端末装置は、放送波を受信して前記放送波に含まれる情報を利用者に提供する端末装置であって、楽曲に直接関連する1次情報と、該1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を受信して記憶装置に記憶させる記憶手段と、前記楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて前記記憶手段から取得して利用者に提供する提供手段とを備えたことを特徴とする。
また、発明に係る端末プログラムは、放送波を受信して前記放送波に含まれる情報を利用者に提供する端末プログラムであって、楽曲に直接関連する1次情報と、該1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を受信して記憶装置に記憶させる記憶手順と、前記楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて前記記憶装置から取得して利用者に提供する提供手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
発明によれば、送信装置は、楽曲に直接関連する1次情報と、1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を送信する送信手段を備え、端末装置は、受信した楽曲関連情報を記憶する記憶手段と、楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて記憶手段から取得して利用者に提供する提供手段とを備えるよう構成したので、多くの楽曲情報を提供することができるとともに、利用者が意識的に楽曲関連情報を取得する操作を不要とすることによって、利用者の操作を極力抑えることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置は、受信した楽曲関連情報を記憶手段に記憶するか否かの条件をあらわす選別条件に基づいて楽曲関連情報の選別を行う選別手段をさらに備えるよう構成したので、利用者に有用な情報のみを提供することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置は、所定の削除条件に基づいて記憶手段に記憶された楽曲関連情報の削除を行う削除手段をさらに備えるよう構成したので、不要な情報を適宜削除することによって、記憶領域を効率的に利用することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置の提供手段は、利用者が楽曲を再生する際に、記憶手段に記憶された楽曲関連情報の中から再生対象となる楽曲に関連する情報を抽出して提供するよう構成したので、楽曲再生をトリガーとすることによって、利用者が意識的に取得動作を行うことなく楽曲関連情報を提供することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置の提供手段は、利用者が楽曲を再生する日時に基づいて記憶手段に記憶された楽曲関連情報の中から再生対象となる楽曲に関連する情報を抽出して提供するよう構成したので、日時情報をトリガーとすることによって、利用者が意識的に取得動作を行うことなく楽曲関連情報を提供することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置はカーナビゲーション装置であり、提供手段は、位置情報に基づいて楽曲関連情報の中から該当する情報を抽出して提供するよう構成したので、位置情報をトリガーとすることによって、利用者が意識的に取得動作を行うことなく楽曲関連情報を提供することができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置の送信手段は、楽曲に関連する画像データを、楽曲関連情報に含めて送信するよう構成したので、文字データのみならず画像データを提供することによって利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置の送信手段は、楽曲に関連する人物の情報を、楽曲関連情報に含めて送信するよう構成したので、楽曲に関連する歌手、作詞家、作曲者といったアーティストの情報を提供することによって利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置の送信手段は、楽曲に関連するスケジュール情報を、楽曲関連情報に含めて送信するよう構成したので、楽曲に関連する新譜情報やダウンロード開始日時といった情報を提供することによって利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置の送信手段は、楽曲に関連するイベントの開催日時および/または開催場所を、楽曲関連情報に含めて送信するよう構成したので、イベントの日時や場所に関する情報を提供することによって利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置の送信手段は、所定の楽曲関連情報を、暗号化キーを用いて暗号化したうえで送信し、端末装置の提供手段は、暗号化キーを用いて暗号化された楽曲関連情報の復号化に成功した場合にのみ、該当する楽曲関連情報を提供するよう構成したので、有料情報の提供を効率的に行うことができるという効果を奏する。
また、発明によれば、送信装置は、端末装置の提供手段が提供した楽曲関連情報の量および/または提供回数に基づいて課金を行う課金手段をさらに備えるよう構成したので、有料情報提供に伴う課金処理を効率的に行うことができるという効果を奏する。
また、発明によれば、端末装置の提供手段は、送信装置に対して課金対象情報を含んだ端末情報を通知し、送信装置の課金手段は、通知された端末情報に基づいて課金を行うよう構成したので、有料情報をダウンロードした端末装置に対する課金処理を効率的に行うことができるという効果を奏する。
また、発明によれば、楽曲に直接関連する1次情報と、1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を送信する送信手段を備えた送信装置を構成したので、利用者に提供する情報を拡大することによって、利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、楽曲に直接関連する1次情報と、1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を受信して記憶装置に記憶させる記憶手段と、楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて記憶手段から取得して利用者に提供する提供手段とを備えた端末装置を構成したので、利用者が意識的に楽曲関連情報を取得する操作を不要とすることによって、利用者の操作を極力抑えることができるという効果を奏する。
また、発明によれば、楽曲に直接関連する1次情報と、1次情報と何らかの関連を有する2次情報とを含んだ楽曲関連情報を受信して記憶装置に記憶させる記憶手順と、楽曲関連情報を所定のトリガーに基づいて記憶装置から取得して利用者に提供する提供手順と、をコンピュータに実行させるよう構成したので、利用者が意識的に楽曲関連情報を取得する操作を不要とすることによって、利用者の操作を極力抑えることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る楽曲情報提供システム端末装置および端末プログラムの好適な実施例1〜2を詳細に説明する。
図1は、本実施例1に係る楽曲情報提供システムの概要を示す図である。同図に示すように、楽曲情報提供システムは、ラジオ放送、多重放送、TV放送、デジタル放送といった放送を行う放送局側に設けられた送信装置と、自動車などの移動体に設けられた端末装置とからなる。なお、この端末装置としては、たとえば、オーディオ機能を備えたカーナビゲーション装置が該当する。
放送局側に設けられた送信装置は、楽曲関連情報DBを備えている。ここで、この楽曲関連情報DBに蓄積されている「楽曲関連情報」について説明しておく。「楽曲関連情報」とは、曲データや、曲データのタイトル情報といった楽曲に直接関連する1次情報(以下、「楽曲情報」と呼ぶ)に加え、楽曲情報に関連するアーティスト(歌手、演奏家、作曲者、作詞者など)情報、ニュースやイベント情報などの2次情報(以下、「楽曲関連情報」と呼ぶ)を含んだ情報を指す。
たとえば、かかるアーティスト情報としては、CDジャケット画像や、アーティストのプロフィール画像といった静止画および動画を含んだ画像情報、アーティストのコンサートなどのイベント情報、プロフィール、新譜発売情報といった文字情報などがある。
かかる送信装置は、これらの情報を提供する「提供事業者」から、かかる楽曲関連情報を構成する情報を受信することによって収集し(図1の(1)参照)、上記した楽曲関連情報DBに蓄積する。ここで、かかる楽曲関連情報に含まれる各情報を提供する提供事業者について図2を用いて説明しておく。図2は、提供事業者および提供情報の例を示す図である。
図2に示すように、提供事業者としては、曲配信事業者や、ニュース配信事業者、レコード会社、CDショップなどがある。たとえば、ニュース配信事業者は、楽曲のリリース情報(リリーススケジュールなどを含む)、イベントの開催日時や開催場所といったイベント情報、新曲などに関するプロモーション情報、ニュース映像といった情報を提供する。また、CDショップは、レンタルランキングなどの情報を提供する。
放送局の送信装置は、これらの提供事業者の情報提供装置とネットワークを介して接続されており、提供事業者が提供した提供情報を受け取って楽曲関連情報DBに蓄積する。なお、これらの情報が楽曲関連情報DBに格納される場合には、アーティスト名や、曲名、日時、場所といったキー項目と関連付けて格納されることになる。
このように、放送局側に設けられる送信装置は、上記した提供事業者から収集した楽曲関連情報を楽曲関連情報DBに蓄積しており、放送を行う際に、放送スケジュールにあわせるなどして送信する情報を抽出し(図1の(2)参照)、多重化放送などの技術を用いて通常の放送データとあわせて楽曲関連情報を送信する(図1の(3)参照)。
移動体に設けられた端末装置は、送信装置から放送波にのせて送信された楽曲関連情報を受信し、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に蓄積する(図1の(4)参照)。そして、利用者が音楽CDを挿入するなどの曲再生指示、カーナビゲーション機能を用いた位置情報、時刻情報などをトリガーとして(図1の(5)参照)、関連する楽曲関連情報を上記したHDDから抽出し、ディスプレイなどの出力装置に出力する(図1の(6)参照)。
従来の楽曲情報提供システムでは、放送局側の送信装置が収集して送信する情報は、楽曲のタイトルやアーティスト名などのように、楽曲に直接関係する情報に限られており、利用者に対する情報量が十分ではないという問題があった。また、移動体側の端末装置では、運転操作に支障をきたさないなどの安全上の観点から利用者の操作を極力低減する必要があり、たとえ大量の情報を受信したとしても、利用者の利便性を向上させる形で情報提供を行うことが困難であるという問題があった。
そこで、本実施例1に係る楽曲情報提供システムでは、放送局側の送信装置が各種提供事業者(図2参照)から、楽曲に広く関連する情報を収集することとし、収集した「楽曲関連情報」を送信することで、利用者に提供する情報量を拡大することとしている。その一方で、移動体側の受信装置では、受信した楽曲関連情報を楽曲、位置、時間といった項目に関連して提供することとしているので、利用者に2次情報を検索する操作を強いることなく、大量の情報を効率的に利用者に提供することができる。
また、従来の楽曲情報提供システムでは、利用者に提供される情報は文字情報に限られることが多かったが、本実施例1に係る楽曲情報提供システムでは、提供情報に静止画や動画といった画像情報を含むこととしているので、利用者の利便性を向上させることができる。
次に、本実施例1に係る楽曲情報提供システムの構成について図3を用いて説明する。図3は、楽曲情報提供システムの構成を示す図である。同図に示すように、楽曲情報提供システム1は、放送局側に設けられる送信装置10と、移動体側に設けられる端末装置20とからなる。そして、送信装置10は放送波を用いて情報を送信し、端末装置20はこの放送波を受信することによって送信装置10が送信した情報を取り込む。
このように、楽曲情報システム1は送信装置10と端末装置20との通信に、既存のインフラである放送波を利用しているので、利用者が通信費などを負担することなく容易に楽曲関連情報を入手することができる。また、放送局側では楽曲関連情報の提供に伴う投資を抑えることができるとともに、移動体側でも放送波を受信することが可能な従来の受信装置を用いることによって、あらたなハードウェアの増設を必要としないというメリットが得られる。
次に、本実施例1に係る送信装置10の構成について図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、送信装置10は、制御部11と、記憶部12と、送信部13と、通信I/F部14とを備えている。また、制御部11は、情報抽出処理部11aと、DB更新処理部11bとをさらに備えており、記憶部12は、楽曲関連情報DB12aをさらに備えている。
制御部11は、楽曲関連情報を構成する情報を提供する提供事業者に設けられた楽曲関連情報提供装置から、楽曲関連情報を構成する各情報を収集して楽曲関連情報DB12aに格納するとともに、放送スケジュールなどにあわせて、楽曲関連情報DB12aから該当する情報を抽出し、抽出した情報を送信部13を介して送信する処理を行う処理部である。
情報抽出処理部11aは、放送スケジュールなどにあわせて、楽曲関連情報DB12aから該当する楽曲関連情報を抽出し、抽出した楽曲関連情報を送信部13に渡す処理を行う処理部である。たとえば、この情報抽出処理部11aは、各提供事業者(50a〜50g)におけるランキング情報や、放送局の番組において放送する楽曲などに対応させて送信対象となる楽曲関連情報を抽出する。
DB更新処理部11bは、各楽曲関連情報提供装置から提供される情報を通信I/F部14を介して受け取り、受け取った情報を楽曲関連情報DB12aに格納する処理を行う処理部である。たとえば、このDB更新処理部11bは、各楽曲関連情報提供装置から受け取った情報を、楽曲名、アーティスト名、イベント日時、イベント場所といった項目に対応させる形で楽曲関連情報DB12aに格納する。
なお、本実施例1においては、各楽曲関連情報提供装置から提供された情報をDB更新処理部11bが受け取る場合について説明しているが、DB更新処理部11bが各楽曲関連情報提供装置(50a〜50g)に情報提供要求を送信し、この応答として情報を受け取る構成としてもよい。
記憶部12は、ストレージ装置やストレージシステムといった大量の情報を記憶可能な記憶装置によって構成される記憶部である。また、楽曲関連情報DB12aは、リレーショナルDBなどから構成され、記憶情報を、CDの識別情報であるTOC(Table Of Contents)、楽曲名、アーティスト名といったキー項目を用いて関連付けて記憶している。そして、抽出時には、これらの関連する情報を制御部11に対して提供する。
また、この楽曲関連情報DB12aは、文字データのみならず、静止画データや動画データといった画像データを記憶しており、これらのデータを制御部11の情報抽出処理部11aの求めに応じて提供する。
送信部13は、制御部11から受け取った情報を放送波に乗せて送信する処理を行う処理部である。具体的には、この送信部13は、通常の放送データが用いる放送チャネルとは異なる放送チャネルを用いることによって、ラジオ番組やテレビ番組と平行して上記した楽曲関連情報を送信する。
通信I/F部14は、LAN(Local Area Network)ボードなどの通信デバイスによって構成され、各楽曲関連情報提供装置(50a〜50g)から楽曲関連情報を構成する情報を受信し、制御部11に渡す処理を行う。なお、上記したように、この通信I/F部14は、制御部11と各楽曲関連情報提供装置(50a〜50g)との間で双方向通信を行うよう構成してもよい。
次に、上述した送信装置10の処理概要について図5を用いて説明する。図5は、送信装置10の処理概要を示すフローチャートである。同図に示すように、DB更新処理部11bが通信I/F部14を介して各楽曲関連情報提供装置(50a〜50g)から情報を受信すると(ステップS101)、このDB更新処理部11bは、記憶部12の楽曲関連情報DB12aに受信した情報を格納する(ステップS102)。
そして、放送スケジュールなどにあわせて楽曲関連情報を送信する際には、情報抽出処理部11aは、送信する楽曲関連情報を楽曲関連情報DB12aから抽出し(ステップS103)、送信部13は、抽出された情報を送信フォーマットに変換したうえで(ステップS104)、放送波に乗せて送信して(ステップS105)処理を終了する。
このように、本実施例1に係る送信装置10は、楽曲に直接関係するタイトル名やアーティスト名といった楽曲情報のみならず、楽曲情報に広く関連するプロフィール情報、イベント情報、新譜情報といった画像データを含む「楽曲関連情報」を収集することとし、収集した楽曲関連情報を、放送波を用いて送信することとしているので、利用者に提供する情報量を拡大することによって利用者の利便性を向上させることとしている。また、既存のインフラである放送波を用いることとしているので、サービス提供に必要なコストを抑えつつ、利用者に通信費の負担を強いることなく広範な情報を提供することができる。
次に、本実施例1に係る端末装置20の構成について図6を用いて説明する。図6は、実施例1に係る端末装置20の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、端末装置20は、制御部21と、記憶部22と、受信部23と、位置検出部24と、時刻取得部25と、表示部26と、音声出力部27とを備えている。また、制御部21は、格納処理部21aと、曲再生処理部21bと、提供処理部21cとをさらに備えており、記憶部22は、楽曲関連情報22aと、曲データ22bとを記憶する。
制御部21は、送信装置10から送信された楽曲関連情報を受信して記憶部22に楽曲関連情報22aとして蓄積するとともに、楽曲再生、位置、時刻といったトリガーを受け取ると、受け取った楽曲関連情報22aを、表示部26などを介して利用者に提供する処理を行う処理部である。
格納処理部21aは、受信部23を介して送信装置10から送信された楽曲関連情報を受け取り、記憶部20に格納する処理を行う処理部である。具体的には、この格納処理部21aは、文字データや画像データから構成される楽曲関連情報を、記憶部22に楽曲関連情報22aとして記憶させる処理を行う。
また、この格納処理部21aは、受信した楽曲関連情報をフィルタリング(選別)する機能を備えている。ここで、このフィルタリングに用いられる選別条件について図7を用いて説明しておく。図7は、端末装置20において用いられる選別条件の一例を示す図である。
図7に示すように、選別条件としては、楽曲の種別をあらわす「ジャンル」、楽曲の歌手名、バンド名、作詞家名などをあらわす「アーティスト」、関東圏や関西圏といった地域をあらわす「地域」などがある。たとえば、利用者が「ジャズ」に関する情報に興味がない場合には、「ジャンル」が「ジャズ」である楽曲関連情報を蓄積しない旨の設定を行っておくことで、かかる格納処理部21aはジャズに関する情報を記憶部12に渡す前に廃棄する。
また、「地域」が「関東圏」である情報のみを欲する場合には、「関東圏」に関する楽曲関連情報を蓄積する旨の設定を行っておくことで、「地域」が「関東圏」以外の情報を廃棄することもできる。なお、かかる選別条件は、端末装置20を出荷する段階で予め設定しておくこととしてもよいし、利用者の好みに応じて設定することとしてもよい。
図6の説明に戻り、曲再生処理部21bについて説明する。曲再生処理部21bは、利用者が音楽CDを再生したり、記憶部22に格納しておいた曲データ22bを再生したりする際に、提供処理部21cに対して楽曲関連情報22a抽出のトリガーを与える処理を行う処理部である。
たとえば、利用者が音楽CDをオーディオ装置(図示せず)に挿入した場合には、この音楽CDのTOC情報を提供処理部21cに渡す。そして、TOC情報を受け取った提供処理部21cは、このTOC情報に対応した楽曲関連情報22aを記憶部22から取得してディスプレイなどの表示部26に表示することになる。
提供処理部21cは、曲再生処理部21b、位置検出部24、時刻取得部25が発生させたトリガーを受け取ると、このトリガーに対応する楽曲関連情報22aを記憶部22から抽出して表示部26あるいは音声出力部27に出力する処理部である。なお、各トリガーを受け取った場合における提供処理部21cの処理手順の詳細については、図9〜図14を用いて後述することとする。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスから構成される記憶部であり、この記憶部22には、楽曲関連情報22aと曲データ22bとが記憶されている。楽曲関連情報22aは、送信装置10から送信された楽曲関連情報のなかで、格納処理部21aによって選別された情報である。また、曲データ22bは、いわゆる楽曲データであり、音楽CDなどの可搬型記録媒体に格納された楽曲データや、予めHDDに記録された楽曲データを含む。
また、本実施例1では、送信装置10から送信された楽曲関連情報は曲データを含んでおり、上記した楽曲データに、受信した曲データを曲データ22bとして追加あるいは書き換えていく場合について説明している。すなわち、図6に示した場合では、送信装置10から受信した情報を、楽曲関連情報22aと曲データ22bとに分けて記憶することとしている。しかしながら、これに限らず、両情報(22aおよび22b)を区別することなく記憶することとしてもよい。
なお、楽曲関連情報22aは、送信装置10から受信する情報を蓄積していく情報であるため、その情報量は増加していく。したがって、格納された日時、情報内の日付情報、利用者の利用頻度などに基づいてこれらの情報を適宜消去したり、上書きしたりすることとしてもよい。このようにすることで、記憶部22の記憶領域を効率的に利用することができる。
受信部23は、放送波を受信し、この放送波に含まれる楽曲関連情報を取得して制御部21の格納処理部21aに渡す処理を行うデバイスである。また、位置検出部24は、カーナビゲーションにおいて用いられるGPS(Global Positioning System)などを利用することによって端末装置20が搭載される移動体の現在位置を検出したり、カーナビゲーションにおけるルート探索機能によって探索された目的地までの各ルート情報を検出したりする処理を行う。そして、この位置検出部24は、検出された位置情報を制御部21の提供処理部21cに通知する。
表示部26は、カーナビゲーションにおける地図情報や、オーディオ機能における楽曲情報の表示に用いられるディスプレイなどの表示デバイスである。なお、この表示部26に、タッチパネルなどの入力デバイスを付加し、操作部としての機能を持たせるように構成してもよい。
音声出力部27は、スピーカーなどの音声出力デバイスによって構成され、楽曲、TV放送、ラジオ放送、ナビゲーションにおける音声案内などの音声情報を出力する。また、この音声出力部27は、楽曲関連情報22aに含まれる音声データを出力したり、同じく文字データを音声に変換して出力したりする処理を行う。
次に、上述した端末装置10の処理手順について図8〜図14を用いて説明する。図8は、端末装置10における格納処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、格納処理部21aは、受信部23を介して送信装置10が送信した楽曲関連情報を受信すると(ステップS201)、図7に示した選別条件に一致するか否かを判定する(ステップS202)。
そして、記憶部20に記憶すべき条件に一致した場合には(ステップS202,Yes)、かかる情報を記憶部22に格納して(ステップS203)処理を終了する。一方、記憶すべき条件に一致しない場合には(ステップS202,No)、かかる情報を記憶部22に格納することなく処理を終了する。
次に、上記した各トリガーに応じた提供処理部21cの処理手順について説明する。図9は、曲再生に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、提供処理部21cは、曲再生処理部21bから曲再生通知を受信したならば(ステップS301)、再生する曲に対応する楽曲関連情報22aを検索する(ステップS302)。
そして、該当する楽曲関連情報22aが存在した場合には(ステップS303,Yes)、この情報を表示部26へ出力する(ステップS304)。一方、該当する楽曲関連情報22aがない場合には(ステップS303,No)、表示部26への表示を行わない。そして、曲再生処理部21bは、曲データを音声出力部27に出力して(ステップS305)処理を終了する。
ここで、図9に示した処理手順を実行した結果、表示部26に表示される情報の例について図10を用いて説明する。図10は、曲再生時における表示部26の表示例を示す図である。同図の26aに示したように、楽曲関連情報22aは、「CDジャケット画像」、「アーティスト情報」のように表示部26に表示される。
図11は、位置情報に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、提供処理部21cが、位置検出部24から現在位置やルート情報といった位置情報を取得すると(ステップS401)、位置情報に対応する楽曲関連情報22aを検索する(ステップS402)。
そして、該当する楽曲関連情報22aが存在した場合には(ステップS403,Yes)、この情報を地図情報とともに表示部26へ出力して(ステップS404)処理を終了する。一方、該当する楽曲関連情報22aがない場合には(ステップS403,No)、表示部26への表示を行うことなく処理を終了する。
ここで、図11に示した処理手順を実行した結果、表示部26に表示される情報の例について図12を用いて説明する。図12は、地図表示時における表示部26の表示例を示す図である。同図の26bに示すように、移動体の現在地や、通過予定のルートから所定距離内にあるイベント情報が楽曲関連情報22aから抽出され表示されている。
図13は、日付情報に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、移動体のイグニッションスイッチをONにするなどして端末装置20が起動すると(ステップS501)、提供処理部21cは時刻取得部25から日付情報を取得する(ステップS502)。つづいて、提供処理部21cは、取得した日付に対応する楽曲関連情報22aを検索する(ステップS503)。
そして、該当する楽曲関連情報22aが存在した場合には(ステップS504,Yes)、この情報を表示部26へ出力して(ステップS505)処理を終了する。一方、該当する楽曲関連情報22aがない場合には(ステップS504,No)、表示部26への表示を行うことなく処理を終了する。
なお、図13においては、端末装置20が起動した際に日付情報を取得し、取得した日付情報に基づいて楽曲関連情報22aを検索する場合について示した。しかしながら、これに限らず、所定の時刻に対応する楽曲関連情報22aを検索することとしてもよいし、所定時間ごとに楽曲関連情報22aを検索することとしてもよい。
ここで、図13に示した処理手順を実行した結果、表示部26に表示される情報の例について図14を用いて説明する。図14は、起動時における表示部26の表示例を示す図である。同図の26cに示すように、表示部26には「本日の新譜情報」や「本日のイベント情報」といった情報が楽曲関連情報22aから抽出され表示されている。
上述してきたように、本実施例1では、DB更新処理部が各楽曲関連情報提供装置から収集した情報を楽曲関連情報DBに格納し、情報抽出処理部が送信スケジュールなどに基づいて楽曲関連情報DBから送信対象となる情報を抽出し、抽出した楽曲関連情報を送信部が放送波に乗せて送信するよう送信装置を構成した。また、格納処理部が送信装置から受信した楽曲関連情報を記憶部に格納し、提供処理部が、位置検出部、時刻取得部および曲再生処理部からのトリガー通知に基づいて楽曲関連情報を利用者に提供するよう端末装置を構成した。したがって、本実施例1に係る楽曲情報提供システムによれば、多くの楽曲情報を提供することができるとともに、利用者が意識的に楽曲関連情報を取得する操作を不要とすることによって、利用者の操作を極力抑えることができる。
上述した実施例1では、無料の楽曲関連情報を提供する場合について説明した。以下の実施例2では、有料の楽曲関連情報を提供する場合の課金処理について説明する。なお、以下の説明においては、実施例1との共通部分についての説明は省略し、相違部分についての説明にとどめることとする。
図15は、実施例2に係る送信装置10の構成を示す機能ブロック図である。実施例2に係る送信装置10は、要求受信部15を備える点と、制御部11に課金処理部11cをさらに備える点とが実施例1と異なる。
要求受信部15は、端末装置20から楽曲関連情報についての取得要求を受信し、情報抽出処理部11aに抽出指示を行うとともに、課金処理部11cに対して課金指示を行う処理を行う。なお、端末装置20からの取得要求は、利用者を識別するための利用者識別IDおよび要求内容を含む。また、この取得要求は、たとえば、デジタル放送などの双方向通信が可能な放送波に乗せて送られてくる。
情報抽出処理部11aが、要求受信部15からの指示に応じて利用者が所望する楽曲関連情報を送信する場合には、暗号化キーを用いることによって暗号化された楽曲関連情報を送信する。この場合、端末装置20側には予め復号化キーを用意しておく必要がある。なお、情報抽出処理部11aは、課金対象となる楽曲関連情報をすべて暗号化したうえで送信することとし、上記した利用者識別IDを有する端末装置20のみが取得することができる復号化キーを、取得要求の受信ごとに、取得要求の応答として送信することとしてもよい。
課金処理部11cは、端末装置10からの取得要求に含まれる利用者識別IDごとに、提供した楽曲関連情報の料金を累積していく処理部である。このように、本実施例2に係る送信装置10では、課金機能を備えることとしたので、有料の楽曲関連情報を提供することが可能となる。
次に、本実施例2に係る端末装置の構成について説明する。図16は、実施例2に係る端末装置20の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、実施例2に係る端末装置20は、要求送信部15を備える点が実施例1と異なる。
この要求送信部15は、上述したように、利用者を識別するための利用者識別IDおよび要求内容を含んだ取得要求を送信装置10に対して送信する処理を行う。なお、かかる要求内容、すなわち、利用者が取得を希望する楽曲関連情報は、利用者が操作部(図示せず)を操作することにより入力、または、選択される。なお、表示部26に、タッチパネルなどの入力デバイスを付加し、この操作部としての機能を持たせるように構成してもよい。また、上記した利用者識別IDおよび復号化キーは、記憶部22に記憶されることになる。
次に、実施例2に係る課金処理の処理手順について図17を用いて説明する。図17は、課金処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、端末装置20は、記憶部22からダウンロードスケジュールを含んだ楽曲関連情報22aを取得し(ステップS601)、取得したダウンロードスケジュールを表示部26に表示する(ステップS602)。
そして、利用者がダウンロードする情報の選択を行ったことを検出したならば(ステップS603)、上記した端末情報を送信装置10に対して送信する(ステップS604)。送信装置10は、この端末情報を受信したならば(ステップS605)、該当する有料の楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を送信し(ステップS606)、課金処理を実行する(ステップS607)。
つづいて、かかる有料の楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を受信した端末装置20は、受信した楽曲関連情報を記憶部22に格納して(ステップS608)処理を終了する。この際、端末装置20では、上記した復号化キーを用いて有料の楽曲関連情報を復号化することになる。
次に、実施例2に係る課金処理の変形例について図18を用いて説明する。図18は、課金処理の変形例についての処理手順を示すフローチャートである。なお、図18では、送信装置10が有料の楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を暗号化したうえで送信しておき、受信装置20からの求めに応じて該当する楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を復号化するための復号化キーを送信する場合について説明している。
図18に示したように、送信装置10は、有料の楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を送信する(ステップS701)。端末装置20は、利用者の操作があった場合などに、記憶部20から有料曲の一覧を含んだ楽曲関連情報22aを取得し(ステップS702)、表示部27にかかる曲一覧を表示する(ステップS703)。
そして、利用者が視聴希望情報の選択を行ったことを検出したならば(ステップS704)、上記した端末情報を送信装置10に対して送信する(ステップS705)。送信装置10は、この端末情報を受信したならば(ステップS706)、該当する楽曲関連情報(たとえば、曲データ)に対応した復号化キーを送信し(ステップS707)、課金処理を実行する(ステップS708)。
つづいて、かかる有料の楽曲関連情報(たとえば、曲データ)を受信した端末装置20は、上記した復号化キーを用いて有料の楽曲関連情報を復号化して(ステップS709)処理を終了する。
上述してきたように、本実施例2では、要求受信部および課金処理部をさらに設けた送信装置を構成するとともに、要求送信部をさらに設けた端末装置を構成した。したがって、有料の楽曲関連情報を提供する場合に、利用者に対する課金処理を効率的に行うことができる。
以上のように、本発明にかかる楽曲情報提供システム端末装置および端末プログラムは、楽曲に関する情報の提供に有用であり、特に、移動体に搭載されるカーナビゲーション装置に対して楽曲に関する情報を提供する場合に適している。
楽曲情報提供システムの概要を示す図である。 提供事業者および提供情報の例を示す図である。 楽曲情報提供システムの構成を示す図である。 実施例1に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。 送信装置の処理概要を示すフローチャートである。 実施例1に係る端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 端末装置において用いられる選別条件の一例を示す図である。 端末装置における格納処理の処理手順を示すフローチャートである。 曲再生に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 曲再生時における表示部の表示例を示す図である。 位置情報に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 地図表示時における表示部の表示例を示す図である。 日付情報に基づいた提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 起動時における表示部の表示例を示す図である。 実施例2に係る送信装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例2に係る端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 課金処理の処理手順を示すフローチャートである。 課金処理の変形例についての処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 楽曲情報提供システム
10 送信装置
11 制御部
11a 情報抽出処理部
11b DB更新処理部
11c 課金処理部
12 記憶部
12a 楽曲関連情報DB
13 送信部
14 通信I/F部
15 要求受信部
20 端末装置
21 制御部
21a 格納処理部
21b 曲再生処理部
21c 提供処理部
22 記憶部
22a 楽曲関連情報
22b 曲データ
23 受信部
24 位置検出部
25 時刻取得部
26 表示部
26a、26b、26c 表示例
27 音声出力部
28 要求送信部
50a〜50g 提供事業者

Claims (14)

  1. 楽曲の放送波を送信する送信装置と、前記放送波を受信して前記楽曲を出力する端末装置とから構成される楽曲情報提供システムであって、
    前記送信装置は、
    楽曲の放送波に乗せて前記楽曲と関連する位置情報を含んだ楽曲関連情報を送信する送信手段を有し、
    前記端末装置は、
    前記楽曲関連情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記楽曲関連情報を記憶する記憶手段と、
    当該端末装置の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された現在位置を含む地図を表示させる表示制御手段と、
    前記位置検出手段により検出された現在位置から所定距離以内の位置に対応する前記位置情報を含んだ楽曲関連情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された楽曲関連情報を、当該楽曲関連情報に含まれる前記位置情報に対応する前記地図上の位置に表示させることにより提供する提供手段と
    を有することを特徴とする楽曲情報提供システム。
  2. 前記端末装置は、
    受信した前記楽曲関連情報を前記記憶手段に記憶するか否かの条件をあらわす選別条件に基づいて該楽曲関連情報の選別を行う選別手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の楽曲情報提供システム。
  3. 前記端末装置は、
    所定の削除条件に基づいて前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の削除を行う削除手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の楽曲情報提供システム。
  4. 前記検索手段は、
    楽曲の再生に応じて、前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の中から当該楽曲に関連する情報を検索することを特徴とする請求項1、2または3に記載の楽曲情報提供システム。
  5. 前記楽曲関連情報は、
    前記楽曲に関する販売またはイベントの日時情報を含み、
    前記検索手段は、
    楽曲が再生される日時に対応する日時情報を含む前記楽曲関連情報を前記記憶手段に記憶された前記楽曲関連情報の中から検索する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  6. 前記送信手段は、
    前記楽曲に関連する画像データを、前記楽曲関連情報に含めて送信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  7. 前記送信手段は、
    前記楽曲に関連する人物の情報を、前記楽曲関連情報に含めて送信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  8. 前記送信手段は、
    前記楽曲の販売または前記楽曲に関連するイベントのスケジュール情報を、前記楽曲関連情報に含めて送信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  9. 前記送信手段は、
    前記楽曲に関連するイベントの開催日時または開催場所を、前記楽曲関連情報に含めて送信する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  10. 前記送信手段は、
    所定の前記楽曲関連情報を、暗号化キーを用いて暗号化したうえで送信し、
    前記提供手段は、
    前記暗号化キーを用いて暗号化された楽曲関連情報の復号化に成功した場合にのみ、該楽曲関連情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の楽曲情報提供システム。
  11. 前記送信装置は、
    前記提供手段が提供した前記楽曲関連情報の量または提供回数に基づいて課金を行う課金手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項10に記載の楽曲情報提供システム。
  12. 前記提供手段は、
    前記送信装置に対して課金対象情報を含んだ端末情報を通知し、
    前記課金手段は、
    通知された前記端末情報に基づいて課金を行う
    ことを特徴とする請求項11に記載の楽曲情報提供システム。
  13. 楽曲の放送波を受信して前記楽曲を出力する端末装置であって、
    楽曲の放送波に乗せて前記楽曲と関連する位置情報を含んだ楽曲関連情報を送信する所定の送信装置から前記楽曲関連情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記楽曲関連情報を記憶する記憶手段と、
    当該端末装置の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された現在位置を含む地図を表示させる表示制御手段と、
    前記位置検出手段により検出された現在位置から所定距離以内の位置に対応する前記位置情報を含んだ楽曲関連情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された楽曲関連情報を、当該楽曲関連情報に含まれる前記位置情報に対応する前記地図上の位置に表示させることにより提供する提供手段と
    を有することを特徴とする端末装置。
  14. 楽曲の放送波を受信して前記楽曲を出力する端末装置で実行される端末プログラムであって、
    楽曲の放送波に乗せて前記楽曲と関連する位置情報を含んだ楽曲関連情報を送信する所定の送信装置から前記楽曲関連情報を受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された前記楽曲関連情報を記憶装置に記憶させる記憶手順と、
    当該端末装置の現在位置を検出する位置検出手順と、
    前記位置検出手順により検出された現在位置を含む地図を表示させる表示制御手順と、
    前記位置検出手順により検出された現在位置から所定距離以内の位置に対応する前記位置情報を含んだ楽曲関連情報を前記記憶装置から検索する検索手順と、
    前記検索手順により検索された楽曲関連情報を、当該楽曲関連情報に含まれる前記位置情報に対応する前記地図上の位置に表示させることにより提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする端末プログラム。
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