JP4503150B2 - 電圧ダウンコンバータおよび電圧vccを変換するための方法 - Google Patents

電圧ダウンコンバータおよび電圧vccを変換するための方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は一般に、集積回路に関し、特に、外部電源電圧から内部電源電圧を発生させる電圧調整器回路を有する集積回路に関する。
【0002】
【関連分野の説明】
集積回路(IC)は、相互接続されて所望の機能性を与える、数千または数百万の個別のデバイスを含む。所定のICチップ上に、より低いコストでより多くの機能性を与えるため、プロセス技術を改良し、個別のデバイス各々の大きさを減じるために、著しい努力が払われている。通常、幾何学的形状の小さなデバイスの方が、幾何学的形状の大きなデバイスよりも動作が速くかつ消費電力が少ない。デバイスの幾何学的形状が減じられるに伴って、デバイスの降伏電圧およびデバイスを分離する絶縁も減じられる。
【0003】
電子システムは通常、さまざまな技術から製造されるICを含む。このため単一の印刷回路板上のさまざまな種類のデバイスをサポートするため、単一の印刷回路板に対して複数の電源電圧を供給する必要が生じる。たとえば、5.0ボルトから2.5ボルトまでの範囲の電源電圧を必要とするデバイスが利用可能である。この不均衡に対する実際的な解決法は、(上の例ならばたとえば5.0Vなどの)より高い電圧を、小さな幾何学的形状のデバイスによって内部で必要とされる(たとえば3.3Vまたは2.5Vなどの)より低い電圧に減じる電圧ダウンコンバータ回路を提供することである。したがって、幾何学的形状の小さな各ICにより内部で必要とされる電圧と一貫した電圧を提供するため、利用可能な外部電源電圧を調整する必要がある。
【0004】
高電流負荷の間の内部電圧供給ノードにおける不所望の電圧垂下を制限するため、大きなキャパシタが内部電圧供給ノードと接地との間に結合される。しかし実際には、フィルタキャパシタが、機能性を追加することなく大きな面積を占める。コストおよび回路の大きさを考慮すると、フィルタキャパシタをより中程度の大きさに限定する必要がある。したがって、大きなフィルタキャパシタを必要としないような態様で電圧のリプルを最小限にすることが望ましい。
【0005】
従来の電圧ダウンコンバータ(調整器およびDC/DCコンバータとも呼ばれる)は、利用可能な供給電圧よりも低い電圧を発生するよう設計される。線形調整器においては、外部電圧供給ノードと内部電圧供給ノードとの間にトランジスタが直列に結合される。トランジスタの導電性は、トランジスタにかかる過剰な電圧を降下させるよう調整される。線形調整器は、単純性、低出力リプル、高品質のラインおよび負荷調整、ならびに回復時間が短いことなど多くの望ましい特性を有する。しかし、線形調整器は、非効率的で、電力を無駄にし過度の熱を発生する。
【0006】
パルス幅変調(PWM)調整器が、より効率が高いためにより一般的になっている。PWMダウンコンバータは、内部電圧供給ノードの電圧と基準電圧とを比較し、内部供給電圧が低すぎるときにはオン(すなわち論理ハイ)になり、内部供給電圧が高すぎるときはオフ(すなわち論理ロー)になるPWM信号を発生する。PWM信号は、外部電圧ノードと内部電圧供給ノードとの間に直列に結合されたトランジスタを制御する。直列トランジスタは、(電力損失がより大きい線形領域と比較して)電力損失が最も小さい、オフ状態またはオン状態のいずれかで主として動作する。
【0007】
基準電圧と内部供給電圧とを比較するため従来のPWM調整器において使用される比較器は、内部供給電圧の変化にその出力が反応するまでに時間遅延を有する。遅延は、特に高電流負荷においては、内部供給電圧の垂下およびオーバシュートとして現われる。たとえば、メモリデバイスにおいては、数千のセンス増幅器が同時に活性化されて周期的高電流負荷を作り出す。電圧ダウンコンバータ内のトランジスタをより小さくしかつフィルタキャパシタをより小さくしようとする傾向からこの現象は複雑になる。さらに、より多くのメモリセルが単一の集積回路上に位置づけられるために、相互接続ラインが、より小さく、より抵抗が高くそしてより多くなっており、こうしたすべてが、内部供給電圧を発生させる回路の需要を大きくしている。
【0008】
外部(すなわちオフチップ)のダウンコンバータ内の電圧の垂下を最小化するために使用される技術は、コンバータの出力電圧を基準電圧と比較するためヒステリシスコンパレータを用いる。しかし、調整されなければならない内部電圧供給レベルに直接アクセスしないオフチップコンポーネントを使用して正確なヒステリシスを発生させることは難しい。内部供給電圧をICのピンへと外に出すことによってこの限界を克服することができるが、この解決策は、システムのノイズ性能を劣化させると同時に、デバイスを製造するためのコストを上げる。さらに、ピンによって生み出される負荷容量が著しく、デバイスの全体的な性能を落とすのに加え設計をより複雑にする。高負荷応用における垂下およびオーバシュートに対する改良された耐性を備えオンチップで実現することのできる電圧ダウンコンバータが必要とされている。
【0009】
【発明の概要】
この発明は、ヒステリシス信号と、比較器に印加される基準電圧および出力電圧フィードバック信号とを組合わせるヒステリシス発生器を備える電圧ダウンコンバータに関する。ヒステリシス発生器は、いつ高電流負荷が活性化されるか前もって知らせる制御信号に結合される。ヒステリシス信号は、高電流負荷の活性化よりも前に第1の状態に切換えられ、高電流負荷が不活性化されるよりも前に第2の状態に切換えられる。第1の状態においては、ヒステリシス電圧が基準電圧に加えられる。第2の状態においては、ヒステリシス電圧は電圧出力フィードバック信号に加えられる。
【0010】
この発明は、外部電圧を受ける入力ノードと、駆動制御信号に応答して入力ノードを内部電圧供給ノードに選択的に結合するドライバユニットとを含む電圧ダウンコンバータに関する。ヒステリシスタイミングユニットが、外部制御信号に応答し、第1の制御信号VHYST−および第2の制御信号VHYST+を発生する。比較器ユニットが、内部電圧供給ノード、VREF、VHYST−およびVHYST+と結合され、ドライバユニットと結合されて、駆動制御信号を発生する。比較器ユニットは、VHYST−信号およびVHYST+信号により選択される、第1のモード、第2のモードおよび第3のモードを有する。
【0011】
【詳細な説明】
この発明による電圧ダウンコンバータを図1にブロック図で示す。図1から図5に示す実現例は単なる例として提供されているのであり、この発明はバイポーラおよびBiCMOS技術を含む他の技術において実現可能であり、ここに説明する機能性を実現するためにより多くのまたはより少数のコンポーネントを有する回路を使用してもよいことが理解されねばならない。したがって、これらの他の実現例は、ここに説明する特定の実現例と均等である。
【0012】
4入力ヒステリシスコンパレータ101が、ライン105上で制御信号を生成し、ライン105はドライバユニット103に結合される。ドライバユニット103は制御信号に応答して外部電源電圧VCCEXTからの電流を供給し、フィルタキャパシタ106を充電する。電力を節約するため、ダウンコンバータの主要な電力消費コンポーネントは、望ましくはVDCEN制御信号により選択的に可能化される。
【0013】
出力電圧VCCIは、基準電圧(VREF)とVTRIMとを比較することにより制御される。VREFは、適度に安定した基準電圧を提供する禁制帯幅参照回路などの電圧発生コンポーネントを使用して従来の態様で発生される。VTRIMは、VTRIM発生器104によりVCCIから導出される。好都合には、VTRIMはVCCIの2分の1に設定されるが、任意の値が選択可能である。VTRIM発生器104は、たとえば簡単な分圧器回路を含んでよい。
【0014】
さしあたり、ヒステリシスタイマ102の効果を無視すると、特定の例では、VTRIMがVREFよりも低いときにコンパレータ101(すなわち図2のライン105)の出力がハイとなり、ドライバ103が活性化される。同様に、VTRIMがVREFよりも高いとき、コンパレータ101の出力はローとなりドライバ103をオフにする。ドライバ103は、オンのときフィルタキャパシタ106へVCCEXTから電荷を供給し内部電圧VCCIを発生させる、バイポーラトランジスタまたはMOSトランジスタなどの従来のスイッチコンポーネントを含む。
【0015】
コンパレータ101は、いつヒステリシス電圧がコンパレータ101により加算されるかまたは減算されるかを示すVHYST−制御信号およびVHYST+制御信号を含む。VHYST−信号が活性のとき、ヒステリシス電圧は実効的にVTRIMに加算され、それによって、VCCIが目標VCCIよりもやや下まで上がったときコンパレータ101をオフさせる。同様に、VHYST+信号が活性のとき、ヒステリシス電圧が実効的にVREFに加算され、それによって、VCCIがVCCI目標値よりもやや上まで下がったときコンパレータ101をオンさせる。ヒステリシスタイマユニット102は、図1に示すVDCPREなどの外部で発生されるタイミング信号を使用してVHYST−制御信号およびVHYST+制御信号を発生する。VDCPREは外部で発生されると述べるが、これはすなわち、VDCPREがコンパレータ101の外部で発生されるということを意味し、VDCPREはコンパレータ101と同じIC上の制御回路により発生されることが好ましいことが理解されねばならない。特定の実現例においては、VDCPREは、感知よりも前にハイとなり、感知が始まったすぐ後にローとなる、メモリデバイス内の制御信号である。他の制御信号がVHYST−およびVHYST+を発生させるため有用であり得、このような制御信号はここに提供する特定の例と等価である。
【0016】
図2は、図1に示すドライバ103とVTRIM発生器104とを実現する例示的回路を示す。ノード105は、インバータ201を介してスイッチ202の制御入力に結合される。スイッチ202は、VCCEXTに結合される第1の電流ノードと、VCCIを与えるよう結合される第2の電流ノードとを有するpチャネルMOSFETである。この態様で、ノード105上の信号が論理ハイであるとき、インバータ201の出力はローであり、FET202はオンされる。図2の、207で示すR1にかかる電圧が、VCCIからのVTRIMを決定する。R1抵抗器206の値とR2抵抗器207の値とは、コンパレータ101の入力回路によってノード208に負荷がかからないように、所望の電圧を提供しかつ十分な電流が流れることを可能にするよう選択される。インバータ203はバー可能化(VDCENB)信号を受取り、トランジスタ204を制御する非反転可能化(VDCEN)信号を発生する。この態様で、VDCENB信号の適切な印加により、インバータ201が不能化され得る。
【0017】
図3は、図1に示すコンパレータ101の特定のCMOS実現例を概略的に示す。コンパレータ101は、本質的に拡張差動比較器として構成される。左側には、負荷トランジスタ301と入力トランジスタ302とが第1の電流レッグを形成する。右側には、負荷トランジスタ311と入力トランジスタ312とが第2の電流レッグを形成する。第1の電流レッグはVTRIMに応答し、第2の電流レッグはVREFに応答する。トランジスタ302および312は、負荷トランジスタ301および311と同様に整合させられる。トランジスタ316はVDCEN信号に応答して、スタンバイモードに間にコンパレータ101を接地から減結合し、電力消費を減じる。
【0018】
トランジスタ303および304の直列組合せが、入力トランジスタ302と並列に結合される。トランジスタ303はVHYST−信号に制御される。トランジスタ304はVREF信号に結合され、VHYST−およびVDCENがオンであるときは常に一定電流を流すであろう。したがって、VHYST−がオンであるときは、差動比較器が不均衡となり、VTRIMが実際よりも高いかのように挙動する。結果的に、ノード105の出力は、VTRIMがVREFよりも(たとえば特定例においては0.2ボルトなど)やや低いとき、ローからハイに切換わるであろう。動作中、メモリ回路内のセンス増幅器がオフにされているときなどオーバシュートが予期されるときは、VHYST−は活性である。この態様において、オーバシュート条件が発生するかまたは予期されるときは、ドライバ103は、目標レベルよりも低いVCCIレベルにおいてオフにし始めるので、VCCIが目標レベルに達したときには実質的にオフとなる。この態様で、VCCIは許容されるレベルよりも高くなることがない。
【0019】
トランジスタ313および314の直列組合せが、入力トランジスタ312と並列に結合される。トランジスタ313はVHYST+信号に制御される。トランジスタ314はVREF信号に結合され、VHYST+およびVDCENがオンであるときは常に電流を流すであろう。したがって、VHYST+がオンであるときは、差動比較器は不均衡となり、VREFが実際よりも高いかのように挙動する。結果的に、VTRIMがVREFよりも(たとえば特定例においては0.2ボルトなど)やや高くなるまでノード105の出力はハイからローに切換わらないであろう。動作においては、メモリ回路内のセンス増幅器がオンにされているときなど垂下が予想されるときはVHYST+は活性である。この態様で、高負荷条件が発生するかまたは予測されるときは、ドライバ103は、目標レベルよりも高いVCCIレベルにおいてオンして電荷をフィルタキャパシタ106に結合させ、これによって、VCCIを許容されるレベルよりも下に下げなくとも、フィルタキャパシタ106は高負荷電流を供給することができる。
【0020】
コンパレータ101の出力が切換わる電圧を、「トリップ−ポイント」と呼ぶ。図4に示すように、トリップ−ポイントはVREFを中心とする。(図4にΔVで示す)ヒステリシス電圧は、特定の応用の必要に合わせてコンパレータ101が設計されるときに決定される、トランジスタ304および314の大きさにより選択される。トランジスタの幅が広いほどヒステリシス電圧は高くなる。特定例においては、トランジスタ304および314は両方とも同様の大きさとされ、対称なヒステリシスを与える。しかし所望であれば、非対称なヒステリシスを与えるようトランジスタを異なった大きさにできる。代替的に、トランジスタ304は、たとえばマスクプログラマブル技術またはフィールドプログラマブル技術によって、個別にVREF信号にプログラム可能に結合させられ得る複数の並列に結合されたトランジスタにより実現できる。フィールドプログラマブル技術ではヒステリシス電圧をプログラムすることができる。この発明の利点は、比較器の正確さおよび速度が重要であるヒステリシスDC−DCコンバータにおいて大いに生かされる。
【0021】
図5は、この発明によるヒステリシスタイミングユニット102の特定のCMOSでの実現例を示す。特定例においては、VHYST+は上に説明したVDCPRE信号から直接導出される。好ましい実現例においては、VDCPREは、VCCI電圧レベルで動作する内部制御信号である。図3に示すトランジスタ313が確実に完全にオンされるように、VDCPRE信号をVCCEXTから駆動される論理レベルにシフトすることが望ましい。電圧シフトユニット502を実現するためには任意の利用可能な電圧シフト技術を使用してよい。電圧シフトユニット502の実現においては、電圧シフトユニット502と関連づけられるどのような遅延も確実に許容可能なものとなるよう(すなわち、VDCPREが高電流負荷が活性化されていることを示すときには、十分迅速にVHYST+が反応してトランジスタ313をオンにするように)、注意が払われなければならない。
【0022】
同様に、NORゲート503は、図3に示すトランジスタ303が確実に完全にオンとされるよう、VCCEXTから駆動されるべきである。ノード105上の信号は、NORゲート503によって電圧シフトユニット502の電圧変換出力と論理的に組合わされ、VHYST−信号を発生する。やはり、NORゲート502と関連づけられるどのような遅延も、VDCPREが高電流負荷がオフにされていることを示すときは、トランジスタ303をオンにするために確実に許容可能なタイミングマージンを与えるよう、注意が払われなければならない。
【0023】
図6(従来技術)および図7は、この発明による電圧ダウンコンバータの改良された性能を示す波形である。時刻00の直後に比較器101はVDCENB信号により可能化される。この時点で、VTRIMはVREFよりもやや大きいため、VDRIVEは、ドライバ103がオンするのを防ぐため降下する。ほぼ時刻10において、高電流負荷が活性化され、VCCIは、VCCIに追従するVTRIMとともに降下し始める。VTRIMがVREFよりも下がるとき、VDRIVE信号がオンする。しかし、タイムドライバ103がオンするときまでには、VCCIは、ほぼ時刻15からほぼ時刻30までの間で最も悪い顕著な垂下を既に経験している。ドライバ103は、VTRIMがほぼ時刻40においてVREFよりも上がるまで、フィルタキャパシタ106に電荷を供給し続ける。しかし、時刻40までには、高電流負荷がオフにされているため、VCCIは既にオーバシュートを経験している。一旦負荷がオフされると、ほとんど負荷電流が必要ないためしばらくの間VCCIは過電圧状態のままであり得、フィルタキャパシタ106が充電されたままとなる。
【0024】
対照的に、図7は、この発明による電圧ダウンコンバータにより処理される同様の高負荷切換状態を示す。この場合には、時刻00の直後にハイとなるVDCPRE信号によって、高電流負荷のオンが予測される。VHYST+は、VHYST−がローのままである間に、VCCEXTレベルと同時にハイとなる。VHYST+がハイとなった後、VCCIの電圧垂下が顕著になるより前にほぼ時刻05においてVDRIVEがハイとなる。この作用は、VCCIが垂下し始めた後までVDRIVEが応答できなかった図6に示す従来技術とは対照的である。
【0025】
VDCPREおよびVHYST+が時刻15の直後に降下すると、VHYST−はハイとなって図3に示すトランジスタ303をオンする。やはり、高電流負荷がオフされるとき生じる電圧オーバシュート条件を予測するため、VHYST−タイミングが選択される。VHYST−がハイとなりVTRIMがVREFのすぐ下の電圧に上昇したことに応答して、VDRIVEが時刻20の直前に降下し、ドライバ103をオフする。結果的に、この発明による方法および装置を使用すると、VCCI波形は著しく平坦となり、高負荷電流切換イベントを通じて目標VCCI仕様に一貫して近くなる。
【0026】
この発明を一定の特定性を持って説明し例示したが、本開示は例として行われたに過ぎず、前掲特許請求の範囲に示すように、この発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者には部品の組合せおよび配置の数多くの変更が想起され得ることが理解されねばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による電圧ダウンコンバータのブロック図である。
【図2】 図1に示すダウンコンバータの第1の部分をさらに詳細に示す図である。
【図3】 図1に示すダウンコンバータの第2の部分をさらに詳細に示す図である。
【図4】 この発明によるヒステリシスコンパレータの切換挙動を示す電圧の図である。
【図5】 図1に示すダウンコンバータの第3の部分をさらに詳細に示す図である。
【図6】 従来技術の電圧ダウンコンバータの動作を示す波形図である。
【図7】 この発明による電圧ダウンコンバータの動作を示す波形図である。
【符号の説明】
101 4入力ヒステリシスコンパレータ、102 ヒステリシスタイマ、103 ドライバユニット、104 VTRIM発生器、105 ライン、106フィルタキャパシタ。

Claims (18)

  1. 外部電圧VEXTを受ける入力ノードと、
    駆動制御信号に応答して入力ノードを内部電圧供給ノードに選択的に結合するドライバユニットと、
    電圧VREFを提供する基準電圧発生器と、
    第1の制御信号に応答して、第2の制御信号VHYST−および第3の制御信号VHYST+からなるグループから選択される1以上の制御信号を発生するヒステリシスタイミングユニットと、
    内部電圧供給ノード、電圧VREF、第2の制御信号VHYST−および第3の制御信号VHYST+に結合され、ドライバユニットに結合されて、駆動制御信号を発生する比較器ユニットとを含み、比較器ユニットは第2の制御信号VHYST−および第3の制御信号VHYST+に応答して比較器のトリップ−ポイントをシフトする、電圧ダウンコンバータ。
  2. 比較器ユニットはさらに、
    内部電圧供給ノード上の電圧に比例する信号に結合される第1の入力と、第2の制御信号VHYST−に結合される第2の入力と、電圧VREFに結合される第3の入力と、第3の制御信号VHYST+に結合される第4の入力と、出力とを有する差動入力段を含み、差動入力段は駆動制御信号を発生する、請求項1に記載の電圧ダウンコンバータ。
  3. 差動入力段は、
    第1の負荷デバイスと、内部電圧供給ノード上の電圧に比例する電流を第1の負荷デバイスを通じて供給する主要電流経路と、第2の制御信号VHYST−活性のとき第1の負荷デバイスを通じて電流を供給する補助電流経路とを含む、差動入力段内の第1の分岐と、
    第2の負荷デバイスと、基準電圧に応答する第2の負荷デバイスを通じて電流を供給する主要電流経路と、第3の制御信号VHYST+活性のとき第2の負荷デバイスを通じて電流を供給する補助電流経路とを含む、差動入力段内の第2の分岐とを含む、請求項2に記載の電圧ダウンコンバータ。
  4. 第1の分岐の主要電流経路は、第1の負荷デバイスと直列に結合され、内部電圧供給ノード上の電圧に比例する信号と結合されるゲート電極を有する第1の電界効果トランジスタを含み、
    第1の分岐の補助電流経路は、互いにかつ第1の負荷デバイスと直列に結合される第2および第3の電界効果トランジスタを含み、第2の電界効果トランジスタのゲートは第2の制御信号VHYST−結合され、第3の電界効果トランジスタのゲートは基準電圧発生器と結合される、請求項3に記載の電圧ダウンコンバータ。
  5. 第2の分岐の主要電流経路は、第2の負荷デバイスと直列に結合され基準電圧発生器と結合されるゲート電極を有する第1の電界効果トランジスタを含み、
    第2の電流経路の補助分岐は、互いにかつ第2の負荷デバイスと直列に結合される第2および第3の電界効果トランジスタを含み、第2の電界効果トランジスタのゲートは第3の制御信号VHYST+結合され、第3の電界効果トランジスタのゲートは基準電圧発生器と結合される、請求項3に記載の電圧ダウンコンバータ。
  6. ヒステリシスタイミングユニットはさらに、
    駆動制御信号と結合される第1の入力と、
    クロック信号を受けるよう結合される第2の入力とを含み、クロック信号は内部電圧供給ノードに結合される高電流負荷の活性化および不活性化を予測するよう選択され、前記ヒステリシスタイミングユニットはさらに、
    第1および第2の入力上の信号を組合わせて第の制御信号VHYST−を発生する論理回路を含む、請求項1に記載の電圧ダウンコンバータ。
  7. ヒステリシスタイミングユニットはさらに、
    第2の入力に結合され、第2の入力上の信号を内部供給電圧に基づく論理レベルから外部電圧に基づく論理レベルにシフトする電圧シフト回路を含む、請求項6に記載の電圧ダウンコンバータ。
  8. 集積回路のピンに供給される電圧VCCを内部電圧供給ノードにおいてより低い内部電圧VCCIに変換するための方法であって、前記方法は、
    内部電圧に比例する第1の信号を発生するステップと、
    比較器に第1の信号を結合するステップとを含み、比較器はいつ第1の信号がトリップ−ポイントよりも高くなるかまたは低くなるかを示す第2の信号を発生するよう動作し、前記方法はさらに、
    クロック信号をモニタして集積回路内の電流負荷を予測するステップと、
    クロック信号に応答してトリップ−ポイントをシフトするステップとを含む、電圧VCCを変換するための方法。
  9. 比較器を実現するために用いられる1つ以上のトランジスタの大きさを調節することにより、トリップ−ポイントをプログラムするステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. フィールドプログラマブル技術を用いて並列に比較器を実現するために用いられる複数のトランジスタをプログラム的に結合することによりトリップ−ポイントをプログラムするステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. マスクプログラマブル技術を用いて並列に比較器を実現するために用いられる複数のトランジスタをプログラム的に結合することによりトリップ−ポイントをプログラムするステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. 比較器を実現するために用いられる1つ以上のトランジスタの大きさを調節することにより、ヒステリシス電圧をプログラムするステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. クロック信号から第1のヒステリシス制御信号と第2のヒステリシス制御信号とを発生するステップをさらに含み、第1のヒステリシス制御信号はトリップ−ポイントがより高い電圧にシフトされるべき場合に活性であり、第2のヒステリシス制御信号はトリップ−ポイントがより低い電圧にシフトされるべき場合に活性である、請求項8に記載の方法。
  14. 電圧垂下条件を予測するためにクロック信号を用いるステップと、
    電圧垂下条件が予測される場合にトリップ−ポイントをより高くシフトするステップとを含む、請求項8に記載の方法。
  15. 電圧垂下条件を予測するためにクロック信号を用いるステップと、
    電圧垂下条件が予測される場合にトリップ−ポイントをより低くシフトするステップとを含む、請求項8に記載の方法。
  16. トリップ−ポイントは、比較器ユニットにおけるトランジスタの大きさによって決定されるレベルに初期に設定される、請求項1に記載の電圧ダウンコンバータ。
  17. トリップ−ポイントは、フィールドプログラマブルである、請求項1に記載の電圧ダウンコンバータ。
  18. 第2の制御信号VHYST−および第3の制御信号VHYST+は、比較器ユニット内のトランジスタの大きさによって決定される、請求項1に記載の電圧ダウンコンバータ。
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