JP4501641B2 - 情報通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部機器との間で近距離通信を可能にするアンテナを有する通信装置と、前記通信装置を介して取得した情報に関する情報を表示する表示装置とを備えた情報通信装置に関するものである。
近年、接触動作やタッチ動作などの近距離の通信を介して情報交換が可能な機器が普及している。例えば、通勤定期券や銀行カードなどでは、カードリーダに挿入することなく、所定の位置にカードなどをタッチする動作や置く動作に基づいてカードリーダとの情報通信を可能にしたものがある。
また、例えば、携帯電話に近距離無線装置を備えて、定期券と同様に改札を通過できるようにしたものがある。
一方、博物館などでは、展示物の説明を入館者が持つ携帯装置から行うシステムがある。当初は、音声によるシステムであったが近年は映像などで行うものもある。例えば、
特開平2004−88361号では、各見学者に適した見学をすることができ、各見学場所で見学者に適切な説明を受けることができ、また災害が発生しても各人に適切な避難のための案内をすることができる見学情報提供システムが開示されている。この従来例では、見学者が見学場所に到着しデータキャリアが見学場所に設けられた送信部の交信領域に入ったとき、説明情報が携帯端末に送信され最適な見学ができるようになっている。
特開平2004−88361号公報
前記従来例では、データキャリアが見学場所に設けられた送信部の交信領域に入ったとき、説明情報が携帯端末に送信されるシステムになっている。このため、所定の交信領域内でデータキャリアを検知して携帯端末に説明情報を送信するためには大掛かりな通信設備が必要である。しかも、説明情報を携帯端末で受けるためには、ある程度の視認性が必要であるが、この従来例では閲覧する具体的な機器内容が開示されていない。
そこで、この発明の目的とするところは、接触または接触に近い近距離での通信を介して他の機器と情報交換が行いやすくかつ視認性が良好な情報通信装置を提供することにある。
本発明に係る情報通信装置では、前記課題を解決するために、情報通信装置を保持するグリップ部を備えた本体筐体と、表示装置を備えた表示筐体とから構成された情報通信装置において、前記本体筐体は、仕切壁を介して上下に2分して形成された下部空間と上部空間と、前記下部空間に収納された燃料電池とを備え、前記表示筐体は、一方の面に配置された前記表示装置と、他方の面に配置され、接触または接触に近い近距離での通信を可能にするアンテナと、前記表示装置と前記アンテナとの間に配置された制御部とを備え、前記グリップ部は、前記燃料電池に燃料を供給する燃料タンクを着脱可能に収納する収納部を備えるようにする。
本発明によれば、情報通信装置を保持しながら、接触または接触に近い近距離での通信を介して他の機器と情報交換が行いやすく、かつ視認性が良好な情報通信装置が提供される。
以下、図1から図7を参照して、この実施の形態に係る閲覧システムを具体的に説明する。なお、同一の部位や方向などは同一符号を持って示し、重複した説明を省略する。図1はこの閲覧システムの外観図である。図2はこの閲覧システムの装置ブロック図である。図3は本体筐体の内部装置の配置図であり、(a)図が本体筐体部分の平面図、(b)図が本体筐体の横断面である。図4は本体筐体の縦断面図である。図5は閲覧端末の外観図であり、(a)図が平面図、(b)図が底面図、(c)図が正面図、(d)図が右側面図、(e)図が背面図、(f)図が左側面図である。図6はマーカ部の外観図であり、(a)図が正面図、(b)図が左側面図である。図7は閲覧端末の画面遷移図である。
先ず、図1を基に各図を参照して、この閲覧システムの概略構造を説明する。図1において、この閲覧システムは、博物館や展示場に設置される情報提供システムである。この閲覧システムは、各展示物の近傍に設置されて、この展示部を識別するためのマーカ部100と、利用者に各種の情報を展示する複数の閲覧端末200とから構成される。
前記マーカ部100には、各展示物の識別番号を記憶する記憶素子110とマーカアンテナ111とが所定の高さに設けられている。前記記憶素子110は前記閲覧端末200から発信される電波を前記マーカアンテナ111を介して受けることにより駆動し、記憶している前記識別番号を前記マーカアンテナ111を介して発信することができる。この実施の形態では、前記記憶素子110をμチップと呼ばれる半導体素子で構成する。このμチップは固有の識別番号が記憶されている。図1では、説明上、マーカアンテナ111と記憶素子110を図示しているが、実態的には、その表面をシートなどで覆うように設けられている。したがって、前記マーカ部100を各展示部に備えつけることで、前記記憶素子110に記憶される識別番号と展示物の内容を特定させることができる。
一方、前記閲覧端末200は、前記記憶素子110に電源となる電波を発信して前記識別番号を入手する端末アンテナ201と、前記識別番号に対応した映像情報などのデータを格納する記憶装置202(図2参照)と、前記映像情報を表示する表示部203を備えている。この閲覧端末200によれば、この閲覧端末200の端末アンテナ201を前記マーカ部100のマーカアンテナ111とタッチまたは接触させる程度の距離で近距離無線通信を行うことができ、前記マーカ部100に対応した展示物の情報を前記表示部203に表示させることができる。
そして、この閲覧端末200の特徴の1つは、前記表示部203を備えた表示筐体204を、グリップ部205を備えた本体筐体206から張り出させ、この表示筐体204の一方の面に表示部203、他方の面に前記端末アンテナ201を備えた点にある。
即ち、この閲覧端末200では、前記マーカ部100との間でタッチまたは近接させることで近距離無線を行うことができる。そして、この実施の形態では情報を見るための表示部203を備えている。したがって、利用者は表示部203で情報を確認しながら端末アンテナ201をマーク部100のマーカアンテナ111にタッチしなければならないが、この実施の形態によれば表示部203の裏面側に端末アンテナ201を備えているので、前記課題を解決することができる。
また、図3に示すように、この閲覧端末200の他の特徴の1つは、本体筐体206に燃料電池や記憶装置などの内蔵品をコンパクトに収めた点にある。即ち、この実施の形態では、本体筐体206を高さ寸法H1より奥行寸法D2が大きく、奥行寸法D2より横幅寸法W1が大きい横長で薄型の箱型形状としている(図5参照)。そして、この本体筐体206の両側にグリップ部205を備えることで、この本体筐体206を両手で確り支持することができる。
図3に示すように、この実施の形態では、この両手での支持が良好な本体筐体206を実現するために、本体筐体206の最下部に横長で薄型の第1の電源部207を配置し、その上部に記憶装置202と第2の電源部208を並設させ、前記記憶装置202の片側に第1の電源部207の燃料タンク209を設け、前記第2の電源部208の上部に操作部210となるスイッチ基板210aを設けている。
この実施の形態によれば、最も大きな面積を占める第1の電源部207の上部に、薄型の記憶装置202と第2の電源部を208を上下に積層させることで、本体筐体206を薄型で横長の箱体形状とすることができる。そして、この本体筐体206の一方の片側に円柱形状の前記燃料タンク209を設けることで、この燃料タンク209をメイングリップ部205aとすることができる。一方、この本体筐体206の他方の片側をサブグリップ部205bとして、この近傍にスイッチ基板210aを設けることで、サブグリップ部205bを保持しながら操作を行うことができる。
つまり、この実施の形態では、本体筐体206の両側を両手でしっかり保持して、一方の片手ではメイングリップ部205aを介して確り保持し、他の片手ではサブグリップ部205bで保持しながらの操作ができる。
また、図4に示すように、この実施の形態の他の特徴の1つは、前記両手で確り保持しながら操作できる本体筐体206の前方に張り出した前記表示筐体204を備えた点にある。即ち、この実施の形態では、前記表示筐体204の一方の面に表示部203、他方の面に前記端末アンテナ201を備えているので、本体筐体206を両手で保持しながら前記端末アンテナ201と前記マーカアンテナ111との位置合わせが容易である。しかも、利用者は、この位置合わせの際に表示内容も必然的に見ることができるので、視認性が良好となる。
更にまた、図3、図4に示すように、この実施の形態では、前記表示筐体204が前記本体筐体206と所定の角度で連結されているので、前記端末アンテナ201とマーカアンテナ111の位置合わせで無理な姿勢を強いることなく位置合わせを行うことができる。
また、この実施の形態の他の特徴の1つは、前記表示筐体204に制御部211を備えた点にある。即ち、この実施の形態では、前記本体筐体206を直接保持するグリップ部205を採用している。このため、この本体筐体206に制御部211を構成する制御基板211aを配置すると、本体筐体206の厚さが大きくなり保持し難くなる。また、この実施の形態では、電力生成時に水分が発生する燃料電池を第1の電源部207に採用しているため、水分を嫌う制御基板211aとの近接配置を避ける必要がある。そこで、この実施の形態では、前記制御基板211aを前記表示筐体204に配置することで前記課題を解決している。
また、この実施の形態では、前記表示部203を構成する液晶表示パネル203aと薄い面状の端末アンテナ201との間に前記制御基板211aを配置する第3の装置収納空間212を形成し、この第3の装置収納空間212を突出するにしたがって徐々に細くなる構造としている。そして、前記制御基板211aには、この第3の装置収納空間212の広い部分に大きな素子を配置し、狭い部分に小さな素子を配置している。
このように、この実施の形態では、前記表示筐体204を先細りの形状とすることで、この表示筐体204のボリュ−ム感を軽減することができるとともに、この外観形状により前記端末アンテナ201とマーカアンテナ111と間の接触を見易くすることができる。加えて、このような外観形状でありながら、その内部の実装効率を高めている。
以下、図1から図7を参照して、この実施の形態に係る閲覧システムを更に説明する。
先ず、図2を参照してこの閲覧システムの装置構成を説明する。図2において、この実施の形態では、前記閲覧端末200を、この閲覧端末200を統括的に制御する制御装置211と、各種の情報を格納する記憶装置202と、前記記憶した情報を表示する表示部203と、前記マーカ部100との近距離通信を可能にする通信装置213と、前記制御部211に操作を指示する操作部210と、燃料電池で構成される第1の電源部207と、充電池で構成される第2の電源部208とを含んで構成される。一方、前記マーカ部100は、記憶素子110とマーカアンテナ111とを含んで構成されるμチップと呼ばれる既存の半導体素子で構成される。
前記通信装置213は、前記端末アンテナ201を備え、この端末アンテナ201から電波を発信することにより、マーカ部100に電源を発生させ、更に、マーカ部100から発信される識別番号の信号を受信することができる。前記記憶装置202は、前記マーカ部100に格納される識別番号に対応した複数の映像情報が格納されている。
前記制御部211は、前記操作部210からの操作指示に基づいて、前記表示部203にメニュー画面や各種のガイダンスおよび前記識別番号に対応した映像情報を表示させる。
また、前記第1の電源207は、前記燃料タンク209から提供されるメタノールなどの燃料に基づいて、電気を発生させる燃料電池である。一方、前記第2の電源部208は、極一般的な充電池である。この実施例では、前記第1の電源部207で常時発電を行い、この発電された電気を第2の電源部208に充電し、この第2の電源部208から各機器に電源を提供することで、屋内配線等から充電することなく、燃料タンク209を取りかえるだけの操作で安定した電源を得ることができる。
次に、図3、図4を参照して、この閲覧端末の内部配置について説明する。
図3、図4において、この実施の形態では、本体筐体206を仕切壁214を介して上下に2分割し、下部を第1の電源部207を収納する第1の装置配置空間215とし、上部を第2の装置配置空間216としている。この実施の形態では、第1の電源部207に燃料電池を採用しているため、この第1の装置配置空間215を前記第2の装置配置空間216と分離独立する空間としている。これにより、前記燃料電池から発生する水分が他の機器に障害を発生させることを軽減している。更に、この第1の装置収納空間215は、外気と接触する本体筐体206の底面で構成されるので、この使用者の目に触れ難い底面に水分を排気するための広い排出部217を形成することができるので、機能的にもデザイン的にも有利なレイアウトといえる。
一方、前記第2の装置収納空間216の長手方向の片側には記憶装置202が配置される。この記憶装置202は小型の磁気デイスク機で構成され、大容量のデータを格納することができる。また、長手方向の他方側には、一対の薄い充電池からなる第2の電源部208が配置される。この第2の電源部208は、上下に薄い姿勢でかつ前後に配置される。そして、この第2の電源部208の上部に薄いスイッチ基板210aが配置される。
この実施の形態では、前記スイッチ基板210a側の本体筐体206の端部をサブグリップ部205bとし、対向する本体筐体206の端部側をメイングリップ部205aとしている。これにより、メイングリップ部205aではこの閲覧端末をしっかり保持して、サブグリップ部205bではこの閲覧端末200を補助的に保持しながら前記スイッチ基板210aで構成される操作部210の操作を行うことができる。
また、この構成によれば、実装効率を損なうことなく本体筐体206の上面をほぼフラットに形成するとともに、本体筐体206を薄型偏平なコンパクトな形状とすることができる。
また、前記メイングリップ部205aには、燃料電池である第1の電源部207に燃料を供給する燃料タンク209を収納するためのタンク収納空間218が形成される。前記タンク収納空間218は、円柱形状の燃料タンク209を、その長手方向が本体筐体206の奥行方向となる姿勢で着脱可能に収納することができ、その外観も丸味をおびた形状としている。この実施の形態では、前記タンク収納空間218を本体筐体206の主たる上面から上方に張り出して形成している。これにより、この張出部219をスベリ止めとすることができるので、本体筐体206を確り保持できるメイングリップ部205aとすることができる。
図4において、この実施の形態では、前記本体筐体206から後方に張り出すように形成される表示筐体204を備えている。この表示筐体204は、側面から見て、根元部分が広く、先に行くにしたがって細くなる第3の装置収納空間212を備えている。この表示筐体204の上面は、前記本体筐体206の上面から後方に行くにしたがって所定の角度で立ちあがる第1の傾斜面220で形成され、この第1の傾斜面220の内側となる第3の装置収納空間212に表示部203を構成する晶表示パネル203aが配置される。
また、この表示筐体204の底面は、前記本体筐体206の底面から前記第1の傾斜面220に向かって立ちあがる第2の傾斜面221が形成され、この第2の傾斜面221の内側となる第3の装置収納空間212に前記端末アンテナ201が設けられる。
そして、この第3の装置収納部212の液晶表示パネル203aと端末アンテナ201との間に制御部211を構成する制御基板211aが配置される。この制御基板211aは、第3の装置収納空間212の根元部分に大きな素子を配置し、先端部に小さい素子を配置することで、デッドスペースの少ない配置構成としている。
この第3の装置収納空間212は、第2の装置配置空間216と連通するように形成され、前記制御部211(制御基板211a)と表示部203(液晶表示パネル203a)と端末アンテナ201と記憶装置202などがコードを介して接続される。
このように、この実施の形態では、本体筐体206の両側に設けたグリップ部205を介して閲覧端末200を両手で確り保持することができる。そして、この本体筐体206の後方に所定の角度で立ちあがる第1の傾斜面220に表示部203が配置されているので、本体筐体206を両手で支持した姿勢での表示部203の視認性を向上することができる。しかも、前記表示筐体204の裏面の第2の傾斜面221に端末アンテナ201を設けているので、本体筐体206を両手で支持した状態におけるマーカアンテナ111と端末アンテナ201との位置合わせを容易に行うことができる。しかも、表示部203の視認性を維持しながら、前記位置あわせを行うことができる。
特に、この実施の形態では、燃料電池を採用する端末において、コンパクトな形態をとることができる。即ち、この種の携帯型の端末機にあっては、コンパクトな形態であることが望ましい。しかし、燃料電池を採用する場合は、発電により発生する水分を排出するための広い排出部217が必要である。例えば、本実施の形態のように底面全体に排出部217設ける必要がある。すると、前記端末アンテナ201と表示部203および操作部210をどこに配置するかが大きな課題となる。しかも。前記燃料電池は発電時に水分を発生するため、制御基板211aや電子機器などを近接させることには大きな工夫が必要である。更に、表示部203の視認性、2つのアンテナ111、201の位置あわせ、端末筐体(本体筐体206)の保持性などを考慮して、これらの課題を解決しなければならない。
この実施の形態では、前記全ての課題を解決することができる。
次に、図5を参照して、この閲覧端末の外観構造を説明する。図5において、この実施の形態では、本体筐体206の奥行寸法D2を93mm、最大奥行寸法D1を145mm、本体筐体206の主たる厚さH1を36mm、メイングリップ部205aを含めた厚さH2を40mm、横幅W1を160mmとする大きさとしている。
平面図を示す(a)図において、前記表示筐体204の横幅は、本体筐体206の両側のメイングリップ部205aとサブグリップ部205bを両手で支持した際に両手が表示筐体に204に当たらない程度の大きさに設定している。そして、この表示筐体204の中央に表示部203を配置しているので、表示部203を見る利用者は、表示部203の周囲にマーカ部100のタッチする部分を遮る視角ノイズがないので、2つのアンテナの位置あわせが容易である。
また、前記メイングリップ部205aには、燃料の残量を見るための確認窓222が設けられ、前記サブグリップ部205b側には、前記操作基板211aに設けられる円形の操作ボタン227と四角形の操作ボタン228が設けられる。この実施の形態では、2つの操作ボタンで、操作指示を行うことにより、誰でも簡単に閲覧端末を操作できるようにしている。
底面図を示す(b)図において、本体筐体206の底面に設けた前記排出部217は、複数の小さな穴から構成され、この穴から内部に針金などが侵入して燃料電池に支障が来たさないようにしている。また、表示筐体204の底面に設けた第2の傾斜面221は、マーカ部100との接触の際に破損しないようにクッション材を備えたシート223で覆われている。
正面図を示す(c)図及び右側面図を示す(d)図において、この実施の形態では、前記表示筐体204の第1の傾斜面220を本体筐体206の上面から所定の角度θ1だけ立ち上げて形成している。この実施の形態では、角度θ1を30度前後とし、両手で本体筐体206を保持した際に、天井の照明などの映り込みが少なく、見やすい角度に設定している。
また、前記第2の傾斜面221は本体筐体206の底面(上面と略平行)から所定の角度θ2だけ立ち上げて形成している。この実施の形態では、角度θ2を45度前後とし、両手で本体筐体206を保持した際にマーカ部の接触する部分との位置あわせが容易な角度となっている。
特に、前記第2の傾斜面221の所定の角度θ2は、大きな意味を持つ。例えば、角度θ2が直角な場合、前記マーカ部の接触する部分は垂直面となり、接触させる際に合わせずらい。また同様に、角度θ2が水平な場合、前記マーカ部の接触する部分は水平面となり、接触させる際に合わせずらい。このことから、この実施の形態では、角度θ2を前記所定の角度に設定している。そして、この角度θ2は前記角度θ1との関係で、制御基板211aを収納可能な第3の装置収納空間212を確保しつつ、外側に張り出す表示筐体204のボリューム感を軽減している。
前記(d)図及び背面図を示す(e)図において、224は外部接続用コネクタ、225は非常用電源コネクタであり、226は燃料タンク209をタンク収納空間218に出し入れする蓋である。
次に、図6を参照してマーカ部100の具体的な外観形状について説明する。図6において、この実施形態の前記マーカ部は、高さH3が1330mmを有する角柱形状としている。つまり、この実施の形態では標識の意味合いを持たせている。このマーク部の上部には三角形状に張り出した突起部112が上下に2個配置され、上部は大人用、下部は子供用として使用されるようになっている。なお、この実施形態では、突起部112の高さH4が770mm程度に設定される。前記突起部112の上部は、前記第2の傾斜面θ2に合わせて45度前後に設定される傾斜面113となっており、この傾斜面113にタッチ部114が設けられ、このタッチ部114にシートなどで覆われた前記記憶素子110とマーカアンテナ111が設けられている。なお、115は、タッチする部分であることを示すガイダンス表示である。
次に、図7及び図1を参照して、この閲覧システムの使用方法を説明する。図1において、この閲覧システムでは、例えば、博物館や展示場などの受付で、閲覧端末200を貸し出し、閲覧後、この受付で回収するように使用される。前記マーク部100は、各展示物毎に所定の位置に設置される。このマーク部100は、電源を使用しないので、電源コードとの関係を考慮する必要なく設置することができる。
図7において、先ず、閲覧端末200を借り受けた利用者は、円形の操作ボタン227を長く押下することで、電源がON状態となる。もちろん電源ボタンを別に設けても良い。
前記制御部211は、電源がON状態になると、表示部203に(a)図で示すような「Welcome」メッセージの初期画面300を所定時間表示した後、この閲覧端末200の操作方法を(b)図で示すようなガイダンス表示画面310を表示する。
この実施の形態では、一部の例外を除いて初期画面300以外は、上部にガイダンス文字エリア301、中央にガイダンス絵表示エリア302、下部に操作ボタン機能表示エリア303が設けられる。このガイダンス表示画面310は、上部のガイダンス文字エリア301に、例えば、「画面の指示に従ってA、Bボタンを押してください」などの文字が表示され、中央のガイダンス絵表示エリア302には、操作ボタンの所在を示す図面が表示され、下部の操作ボタン機能表示エリア303にはAボタンを押す(操作する)ための案内が表示される。
制御部211は、Aボタンが設定される円形の操作ボタン227が押下されると、(c)図で示すような言語を選択する表示画面320を表示し、言語が選択されると、当該言語の確認画面330を表示し、確認の操作が選択されると、(e)図で示すような情報の取得方法を示す案内画面340を表示する。そして、前記端末アンテナ201から電波を発信し、識別番号の受信状態となる。
図1に示すように、使用者が前記マーク部100のタッチ部114に前記表示筐体204を接触または近づけることにより、マーク部100の記憶素子はマーカアンテナ111を介して電波を受信し、この受信にともなって起動する。そして、格納された識別番号を前記マーカアンテナ111から発信する。
前記制御部221は、前記識別番号を受信すると、識別番号に該当する映像情報や音声情報を含んだプログラムデータを前記記憶装置202のデータベースから検索して呼び出し、そのプログラムデータを実行させ、その映像情報は表示部203に表示される。例えば、(f)図はその一例の表示画面350である。以後の操作は、2つの操作ボタンにより随時操作される。
なお、電源OFFは、円形の操作ボタン227を長く押下するこで実行される。
以上の説明では、本体筐体206に対して表示筐体204を固定した実施の形態で説明したが、両筐体を連結部で連結して表示筐体204を本体筐体206に対して可動可能に設けても良い。
閲覧システムの外観図である。 閲覧システムの装置ブロック図である。 本体筐体の内部装置の配置図である。 本体筐体の縦断面図である。 閲覧端末の外観図である マーカ部の外観図である。 閲覧端末の画面遷移図である。
符号の説明
100…マーカ部、110…記憶素子、111…マーカアンテナ、112…突起部、113…傾斜面、114…タッチ部、200…閲覧端末、201…端末アンテナ、202…記憶装置、203…表示部、203a…液晶表示パネル、204…表示筐体、205…グリップ部、205a…メイングリップ部、205b…サブグリップ部、206…本体筐体、207…第1の電源部、208…第2の電源部、209…燃料タンク、210…操作部、210a…スイッチ基板、211…制御部、211a…制御基板、212…第3の装置収納空間、213…通信装置、214…仕切壁、215…第1の装置配置空間、216…第2の装置配置空間、217…排出部、218…タンク収納空間、219…張出部、220…第1の傾斜面、221…第2の傾斜面、222…確認窓、223…シート、224…外部接続用コネクタ、225…非常用電源コネクタ、226…蓋、227…円形の操作ボタン、228…四角形の操作ボタン。

Claims (4)

  1. 情報通信装置を保持するグリップ部を備えた本体筐体と、表示装置を備えた表示筐体とから構成された情報通信装置において、
    前記本体筐体は、仕切壁を介して上下に2分して形成された下部空間と上部空間と、前記下部空間に収納された燃料電池とを備え、
    前記表示筐体は、一方の面に配置された前記表示装置と、他方の面に配置され、接触または接触に近い近距離での通信を可能にするアンテナと、前記表示装置と前記アンテナとの間に配置された制御部とを備え、
    前記グリップ部は、前記燃料電池に燃料を供給する燃料タンクを着脱可能に収納する収納部を備えていることを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記請求項1記載の情報通信装置において、
    前記グリップ部は、前記本体筐体の両側に形成され、前記グリップ部の一方に前記収納部、前記グリップ部の他方の近傍に操作ボタンを配置したことを特徴とする情報通信装置。
  3. 前記請求項1または2記載の情報通信装置において、
    前記表示筐体は、前記本体筐体から突出して設けられていることを特徴とする情報通信装置。
  4. 前記請求項1から3記載の何れかの情報通信装置において、
    前記本体筐体は、前記上部空間に収納された記憶装置を備えていることを特徴とする情報通信装置。
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