JPH11154204A - 非接触icカードのリーダー/ライター - Google Patents

非接触icカードのリーダー/ライター

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JPH11154204A
JPH11154204A JP9320779A JP32077997A JPH11154204A JP H11154204 A JPH11154204 A JP H11154204A JP 9320779 A JP9320779 A JP 9320779A JP 32077997 A JP32077997 A JP 32077997A JP H11154204 A JPH11154204 A JP H11154204A
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Japan
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card
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JP9320779A
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Inventor
Katsumasa Matsuoka
克政 松岡
Toshiyuki Utsuki
利之 宇津木
Takashi Hoshino
剛史 星野
Masaaki Ando
公明 安藤
Takehiro Okawa
武宏 大川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持姿勢が保たれる所定の位置にICカード
を簡単に置け、かつ取り出しが容易なリーダー/ライタ
ーを提供する。 【解決手段】 非接触のICカード100を置くための
テーブル5と、このテーブル5の下部の所定の位置に隣
接して配置され、前記ICカード100との間で、電磁
結合により、電力の送信および情報信号の伝達を行う送
受信アンテナ51と、前記テーブル5とともに前記IC
カード100の収納部5aを構成する透明な上カバー4
と、前記テーブル5の所定の位置に前記ICカード10
0を案内するするガイド部7と、前記テーブル5に設け
られる前記ICカード100の位置を確認するためのセ
ンサー8と、前記センサー8の検出結果に基づいて前記
送受信アンテナ51からの送受信を起動させる制御部5
0とを備えたリーダー/ライター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触のICカー
ドとの間で、電磁結合により、電力の受信および情報信
号の送受信を行なうリーダー/ライターに関するもので
あり、特に、通信距離が数mmから10mm程度の密着
型のリーダー/ライターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセッサ等のICを内蔵したI
Cカードが電子マネー等の記憶媒体として注目を集めて
いる。従来のICカードは、上位端末装置であるリーダ
ー/ライターとの情報伝達を接点を用いて行うものが主
体であったが、最近では、接点の接触不良が少なくて信
頼性のある非接触式のICカードおよびリーダー/ライ
ターの開発が進められている。
【0003】非接触ICカードには、通信距離により、
密着型と近接型および遠隔型があるが、最近、密着型I
Cカードに関して、コイルの位置や形状、電気的特性な
どを定めた国際標準規格 ISO10536 が制定され、この
規格に準拠したICカードおよびリーダー/ライターの
開発が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記国際標準規格によ
れば、ICカードとリーダー/ライターとの情報伝達を
行なう際、互いの送受信用アンテナの位置精度が2mm
程度に規定されているため、利用者にリーダー/ライタ
ーの所定の位置にICカードを正確に置いてもらう必要
がある。これを怠ると誤動作につながるため、利用者に
是非とも実行してもらわなくてはならない。しかしなが
ら、位置精度を厳格に行おうとすると、従来の接触式の
ICカードのようにスロットに挿入する手間と同じにな
り、非接触というメリットを有効に活用することができ
ない。特に、近年のICカードは軽量化され、かつフレ
キシブルな構造を備えたものが開発されているため、前
記取扱性の課題は重要である。一方、接点による接続の
いらない非接触型のリーダー/ライターでは、従来のよ
うにリーダー/ライター内に取り込まれ、作業が終了し
ないと排出されない機構ではなく、簡単に取り出せるこ
とが望まれる。
【0005】本発明の目的は、保持姿勢が保たれる所定
の位置にICカードを簡単に置け、かつ取り出しが容易
なリーダー/ライターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明においては、非接触のICカードのリーダー/
ライターにおいて、非接触のICカードを置くためのテ
ーブルと、該テーブルの下部の所定の位置に隣接して配
置され、前記ICカードとの間で、電磁結合により、電
力の送信および情報信号の伝達を行う送受信アンテナ
と、前記テーブルとともに前記ICカードの収納部を構
成する透明な上カバーと、前記テーブルの所定の位置に
ICカードを案内するするガイド部とを備えるようにす
る。
【0007】また、非接触のICカードのリーダー/ラ
イターにおいて、非接触のICカードを置くためのテー
ブルと、該テーブルの下部の所定の位置に隣接して配置
され、前記ICカードとの間で、電磁結合により、電力
の送信および情報信号の伝達を行なう送受信アンテナ
と、前記テーブルとともに前記ICカードの収納部を構
成する透明な上カバーと、前記テーブルの所定の位置に
前記ICカードを案内するするガイド部と、前記テーブ
ルに設けられる前記ICカードの位置を確認するためのセ
ンサーと、前記センサーの検出結果に基づいて前記送受
信アンテナからの送受信を起動させる制御部とを備える
ようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非接触のIC
カードのリーダー/ライターの実施形態を図1〜図24
を参照して詳細に説明する。
【0009】(第1の実施形態)図1〜図9及び図24
は、本発明に係るリーダー/ライターの第1の実施形態
である。図1は、本発明の第1の実施形態に係るリーダ
ー/ライターの外観斜視図、図2はリーダー/ライター
と非接触のICカードとの装置構成図、図3、図4はリ
ーダー/ライターの装置構成図、図5はリーダー/ライ
ターの外観図、図6は図5のA−A’断面図、図7は表
示ランプの部分断面図、図8は、リーダー/ライターの
動作フロー図、図9は使用状態図、図24はICカード
の外観図である。
【0010】先ず、図1の外観斜視図に基づいて、第1
の実施形態の概要を説明する。図1において、符号1で
総括的に示すのはリーダー/ライター2(図3で図示)
の本体筐体、符号100は非接触型のICカードであ
る。前記本体筐体1は、上面形状を円形とする薄型の本
体形状を備え、上面形状が円形のベース筐体3と、前記
ベース筐体3の上部に取付けられ、上面形状が一部切り
欠かれた切欠端部10を備えた円形状の透明な上カバー
4とから構成されている。
【0011】前記ベース筐体3の上面には前記ICカー
ド100を置くための縦長の凹状のテーブル5が形成さ
れている。該テーブル5の長手方向の一端は前記ベース
筐体3の円形の一端に開放してICカード100の受口
6が設けられるように配置されている。そして、前記テ
ーブル5の三方を囲むようにガイド部7が形成されてい
る。
【0012】また、前記テーブル5の長手方向の後方端
部にはホトセンサー8が設けられ、前記ICカード10
0が前記テーブル5の所定の位置に置かれたか否かを検
知する。更に、前記テーブル5の長手方向の端部に隣接
したガイド部7には、前記テーブル5に沿って配置され
る帯状の動作確認表示部9が設けられ、リーダー/ライ
ター2が動作中の状態で点灯する。更に、テーブル5の
下部の筐体内には、後述する送受信アンテナの役割をは
たすコイル51が隣接して設けられており、前記ICカ
ード100に電力の送信および情報信号の伝達を行な
う。
【0013】一方、前記上カバー4は、前記切欠端部1
0が前記受口6を露出し、他のベース筐体3の上部を覆
うように設けられている。更に、前記上カバー4は、前
記テーブル5の上部を覆う上カバー前部4aと、前記動
作確認表示部9の上部を覆う上カバー中央部4bと、上
カバー後部4cとに前後3分割されている。更に、前記
上カバー中央部4bの上部は傾斜する発光表示面11が
形成される。
【0014】前記ICカード100は、後述するコイル
51を備えた非接触方式のICカードである。この実施
形態では、例えば、図24に示すような、ICカード1
00の基板にPETフイルムを使用した透明でフレキシ
ブルな構造を備えたものを採用している。図24におい
て、101はコイル、110は集積回路、111は回路
デバック用のテスト用配線である。
【0015】さて、本実施形態に係るリーダー/ライタ
ー2によれば、前記ベース筐体3と前記透明な前記上カ
バー4との間に一面がテーブル5、他面が透明な面で構
成されたICカード収納部5aが形成される。このた
め、ICカード100を前記ICカード収納部5aに挿
入しても、その上部が透明な上カバー4を介して見るこ
とができるので、テーブル5の上にICカード100を
置いた印象を使用者に抱かせることができるとともに、
ICカード100をICカード収納部5a内に保持する
ことができるので、安定した情報ならびに電力の伝達を
行うことができる。
【0016】そして、前記上カバー4の切欠端部10に
よって露出されるテーブル5の受口6に、ICカード1
00の長手方向の一端を置いて本体筐体1内に押し込む
ことにより、前記ICカード100は前記ガイド部7に
よって案内されて前記ICカード収納部5aの所定の位
置に導かれる。また、リーダー/ライター2は、前記所
定の位置に導かれたICカード100を、前記テーブル
5の後方端部に設けられたホトセンサー8によって検知
してコイル51を動作するので、常にコイル51をドラ
イブしている必要がない。この際、前記ICカード収納
部5aの上部は透明な上カバー4で覆われているので、
使用者は挿入されるICカードの動作を目線で追いなが
ら挿入操作を行なうことができる。
【0017】しかも、ICカード100の先端を目線で
追う使用者は、ICカード100が所定の位置に達した
か否かを、目線の動きの終点となる前記テーブル5の端
部近傍に設けられた前記動作確認表示部9により確認す
ることができるから、目線移動を少なくすることができ
る。更に、使用者は、前記動作確認表示部9の点灯を上
カバー4の上面に形成される発光表示面11によって確
認することができるので見やすい。
【0018】以下、リーダー/ライター2及びICカー
ド100を詳細に説明する。
【0019】先ず、図2から図4を参照して、リーダー
/ライター2及びICカード100の装置構成を説明す
る。
【0020】図2は非接触のICカード100とリーダ
/ライター2の装置構成図である。図2において、リー
ダー/ライター2は総括的に示したリーダー/ライター
制御回路50によって、4.91MHzのクロック(電
力供給用のキャリア信号でもある)と、PSK変調を行
なってICカード100へのデータ(下りデータ)を発
生させ、コイル51をドライブしてICカード100側
に電波(電磁波)で伝達する。一方,非接触式のICカ
ード100からリーダー/ライター2へのデータ(上り
データ)はコイル51によって受信し、復調再生を行な
う。
【0021】また、ICカード100は、コイル101
によって、上記信号を受信し、電源回路102で直流電
圧を発生させると同時に、送信受信制御回路103によ
って、下りデータの復調と上りデータの変調を行なう。
復調された信号は、CPU104を介してメモリ105
にデータを書き込む。前記メモリ105から読みだされ
た上りデータは、CPU104と送信受信制御回路10
3を介してコイル101をドライブする。
【0022】図3はリーダ/ライター2の詳細な装置構
成図である。図3において、52はリーダー/ライター
2を統括して制御するMPU(マイクロプロセッサ
ー)、53は4.91MHzのクロックを発生させるタ
イミング発生回路、54は、ISO10536に定められた90
度位相の2相PSK変調を行なう変調回路、55と56
は前記90度位相のPSK変調(ディジタル信号)から
正弦波を発生させるためのサイン波発生回路1とサイン
波発生回路2、57と58は増幅回路1と増幅回路2で
ある。前記タイミング発生回路53、変調回路54、サ
イン波発生回路1(55)とサイン波発生回路2(5
6)、増幅回路1(57)と増幅回路2(58)を介し
て、91Mhzのクロックに対してデータ(下りデー
タ)でPSK変調を行ない、ICカード100へのデー
タ(下りデータ)を発生させ、コイル51をドライブし
てICカード100側に電波(電磁波)で伝達する。
【0023】また、非接触式のICカード100からリ
ーダー/ライター2へのデータ(上りデータ)はコイル
51によって受信し、増幅回路3(59)で増幅され、
フイルタ回路60で必要な波形を抽出して、二値化回路
61でディジタル信号に変換し、復調回路62でPSK
復調を行って、データ(上りデータ)の復調再生を行な
う。
【0024】また、63はカード検出回路であり、ホト
センサー8から常に発信される光信号がICカード10
0によって反射された光信号をホトセンサー8で受信し
たことを検知してMPU52に伝達する。64はLED
ランプ9aのドライバである。
【0025】なお、図3においては、コイル51に関連
する各部を示したものであり、電源やI/O等の各ユニ
ットは省略して示している。また、図3においては、コ
イル51を図12のICカード100に設けた一対のコ
イル101と同様な一対のコイル51で示しているが、
切替えスイッチを備えて二対のコイル51を備えるよう
にしてもよい。この二対のコイルによれば、一対のコイ
ル101が片寄って配置されているICカード100の
挿入方向を特定することなくデータ伝達を行なうことが
できる。
【0026】ここで、本実施形態に係るリーダー/ライ
ター2は、利用者に目に触れ、操作されるリーダー/ラ
イター2の本体1の小型化を図るために、図3に示した
装置構成を2つの回路ユニットに分割している。1つは
点線65で示したヘッドユニット部であり、他の1つは
点線66で示した本体ユニット部である。本実施形態で
は、前記ヘッドユニット部65を前記本体1に内蔵し、
前記本体ユニット部66は前記本体1と分離した構造
体、例えばパソコンの増設ボード等に実装するようにす
る。
【0027】この分離した装置構成を図4で説明する。
図4はリーダー/ライター2と、上位端末装置であるP
C(パーソナルコンピュータ)150の構成を示したも
のであり、(a)図は、ノート型PC150aに採用し
たものを示し、(b)図はテーブルトップ型PC150
bに採用したものを示している。
【0028】(a)図に示す装置構成では、リーダー/
ライター2を、ヘッドユニット部65を備えた本体筐体
1と、該本体筐体1とコード12を介して接続され、前
記本体ユニット部66を備えたリーダー/ライターコン
トローラの筐体151aとから構成し、前記筐体151
aの接続コード12aをノート型PC150aの入力I
/O入力ポート、例えば、RS232CやPCMIA等
に接続する。この装置構成によれば、ノート型PC15
0aに影響を与えることなくリーダー/ライター2を簡
単に接続でき、利用者は、利用頻度の少ない前記筐体1
51aをブラックボックスとして、机の下等の見える部
分に設置できるので、快適な操作環境を得ることができ
る。しかも、簡単に分離できるので、携帯性を向上する
ことができる。
【0029】また、(b)図に示す装置構成では、リー
ダー/ライター2を、ヘッドユニット部65を備えた本
体1と、該本体1とコード12を介して接続され、前記
本体ユニット部66を備えたボード151bとから構成
し、該ボード151bをPC用の増設ボードとして、テ
ーブルトップ型PC150bの拡張ボード挿入部に挿入
する。この装置構成によれば、本体ユニット部66をテ
ーブルトップ型PC150bの筐体内部に収納できるの
で設置スペースを小さくすることができる。
【0030】なお、前述実施形態では、分離した構造を
説明したが、リーダー/ライター2を1つの筐体内に納
めてもよい。
【0031】次に、図1及び図5〜図8を参照して、リ
ーダー/ライター2の構造体を詳細に説明する。図5に
おいて、(a)図は正面図、(b)図は右側面図、
(c)図は平面図である。
【0032】図5において、本体筐体1の外観は、樹脂
材料で形成されるベース筐体3と、透明なアクリル材質
で形成される上カバー4とを図示しないネジ等で取付け
られる。本実施形態の本体筐体1では、円形の直径W1
が86mm、全体の高さH1を30mm、ベース筐体3
の高さH2を22mmとする薄型の円柱形状としてい
る。この実施形態では、テーブル5の奥行きD1を72
mm、横幅W2を54.5mmに設定し、ICカード1
00の受口6の奥行きD2を14mmに設定している。
前記直径W1は、標準的な前記ICカード100の長手
方向の大きさ(86mm)と同じ大きさに設定されてい
る。このため、前記本体筐体1によれば、ICカード収
納部5a内にICカード100がガタツキなく収納さ
れ、更にICカード100の長手方向の端部が14mm
張り出した状態で所定の位置に収納される。このため、
使用者がICカード100の長手方向の端部を、例えば、
親指と人差し指で持って着脱することができる。しか
も、前記受口6の上面形状は円弧状に張り出しているの
で、その両側に十分な把持する空間が形成されるから、
ICカード100の角部を持てばいっそうゆとりある着
脱が可能である。また、この実施形態では、受口6に形
成されるガイド部7を直線状としているが、(c)図上
で点線で示すように、前記受口6がラッパ状に開くよう
にガイド部7を形成することによりICカード100の
挿入をより良好とすることができる。
【0033】また、図6において、前記ベース筐体3
は、上部をカバーする上カバー13と、下部をカバーす
る下カバー14とから構成され、図示しないネジで取付
けられる。この実施形態では、前記上カバー13を厚く
し、前記下カバー14を薄く形成することで、前記上カ
バー13の成形品を型変更したりグラフイックを変更す
ることで、多様なデザインの自由度を確保するようにし
ている。
【0034】また、この実施形態では、テーブル5の下
部に前記コイル51と動作確認表示部9を備えたアンテ
ナ基板65aと、増幅回路1、増幅回路2(57、5
8)等を備えたメイン基板65bを取付けリブ15を介
して下ケース14に取付けるようにしている。このた
め、薄い下カバー14に内部構造物を取付けるようにし
ているので、組立性やメンテナンスを容易にしている。
もちろん、この構造は一実施形態であり、これに限定さ
れるものではない。
【0035】なお、図6中、67は、コイル51を支持
し、かつ磁界効率を向上するためのフェライトコアであ
る。同図では図24に示したコイル101と同様なコイ
ル51を、図5(c)図の点線に示すように、二対装着
した実施形態としている。
【0036】また、この実施形態の動作確認表示部9
は、複数のLEDランプ9aをテーブル5の後端部に沿
って並設して構成される。そして、この本体筐体1の後
方下部に配置される動作確認表示部9の光を、見易い上
カバーの上面に導くために、この実施形態では図7に示
す構造を採用している。
【0037】図7は、図6の動作確認表示部9近傍の拡
大断面図である。(a)図はこの実施形態の断面図、
(b)(c)図は他の応用例である。
【0038】(a)図において、本実施形態では複数の
LEDランプ9aの上部に中央上カバー4bを、前部上
カバー4aと後部上カバー4cと分離して設けている。
更に、前記中央上カバー4bの上端は前方に傾斜する発
光表示面11が形成される。この構造により、LEDラ
ンプ9aから発する光は、前部上カバー4aまたは後部
上カバー4cとの境界面で反射されて前記中央上カバー
4b内を上方に導かれ、傾斜する前記発光表示面11に
より斜め前方に屈折される。これにより、使用者は、帯
状の前記発光表示面11が光っているように見えるの
で、動作確認表示部9の視認性を向上することができ
る。なお、前記発光表示面11に連接する前部上カバー
4aの後上方端部は前記発光表示面11の光を遮らない
ようにカットして形成されている。
【0039】ここで、前記発光表面11は、磨き込まれ
たフラットな平面でもよいが、例えば細かな凹凸溝で形
成したり、ブラスト処理およびエンボス加工を施したり
するなど、光が乱反射するように、その表面を荒らすこ
とにより前記発光表示面11全体を光らせて視認性を向
上することができる。
【0040】また、(b)図は中央上カバー4bと前部
上カバー4aと後部上カバー4cとを一体的に形成した
上カバー4dとし、動作確認表示部9の上方に前記発光
表面11を形成したものであり、(c)図は中央上カバ
ー4bと後部上カバー4cとを一体的に形成した後上カ
バー4eとし、前部上カバー4aと分離して形成すると
ともに、動作確認表示部9の上方に前記発光表面11を
形成したものである。この2つの実施例は、前記発光表
面11を光らせる点では同様な効果があるが(b)図よ
り(c)図、(c)図より(a)図の実施形態の方がよ
り効果的に動作確認表示部9の光を上方に導くことがで
きる。しかし、製造コストからみれば前記(a)図
(c)図(b)図の順で低く押さえることができる。こ
の他、前記動作確認表示部9の上部に光フアイバーの一
端を備え、他端を前記発光表面11の位置に設けてもよ
い。この場合、動作確認表示部9を他の位置に設けるこ
とができる。
【0041】また、本実施形態では、上カバー4をガラ
ス材料や他の透明な材料で形成してもよい。なお、アク
リル材料にすれば加工の自由度や前記屈折効果が優れて
いる。
【0042】更に、この実施形態では、LEDランプ9
aの小さな光を並設することで光源量を増やして「点」
の光の「帯」の光とすることができるので、コストを大
きく上げることなく視認性を向上することができる。し
かも、異なる色のLEDランプ9aの配列や点滅のタイ
ミングを調整することで多様な動作確認表示を行なうこ
とができる。例えば、読み取りの最中はゆっくり点滅し
て、現金を引き落とす場合は別に内蔵するスピーカの発
音とともに早く点滅したり、あるいは色を工夫する等が
考えられる。
【0043】また、図6において、この実施形態では、
ICカード100がテーブル5に置かれる所定の位置
を、前記テーブル5の後端部がICカード収納部5aの
最も奥まった位置に接する位置に設定している。本実施
形態では、前記所定の位置を検知するために、前記テー
ブル5の最も奥まった位置に窓を形成し、この窓にホト
センサー8を設けている。前記ホトセンサー8は、前記
窓から外側に光信号を発信しており、該光信号が前記I
Cカード100により塞がれて、その光信号の反射光を
検知することでICカード100が所定の位置に固定さ
れたことを知るようにしている。なお、前記ホトセンサ
ー8の検知感度は、透明な上カバー4の上が塞がれても
感知しないように設定する。
【0044】次に、図8を参照してリーダー/ライター
2の動作方法を説明する。図8は、ホトセンサー8に基
づく動作を示したフロー図である。先ず、リーダー/ラ
イター2は、コード12を介してホストとなる端末装置
に接続され、電源を供給されるとともに、情報伝達可能
に接続されている。また、上位端末には、リーダー/ラ
イター2の接続プログラムがインストールされている。
この状態ではホトセンサー8が起動し、常にテーブル5
に設けた窓から光信号を発信し(ステップ161)て、
起動状態となっている。そして、ホトセンサー8がIC
カード100により前記窓が塞がれホトセンサ8ーに反
射信号があるか否かを検知し(ステップ162)、検知
されれば、CPU52は上位端末に「ICカード装着」
を報告する(ステップ163)。検知しなければ、IC
カード100が装着されるまで待機させる。
【0045】制御部52は、「ICカード装着」の報告
により上位端末から発信される電源供給指令及び通信用
のデータ(下りデータ)を受け取り(ステップ16
4)、LEDランプ9aを点灯(ステップ165)し、
コイル51をドライブして電源供給及び情報の伝達を開
始する(ステップ166)。やがて、上位端末からの情
報(データ)の伝達が終了(ステップ167)すると、
CPU52はコイル51の駆動を停止し、電源供給を停
止(ステップ168)し、LEDランプ9aを消灯させ
る(ステップ169)。そして、CPU52は、ICカ
ード100が取り外された否かをホトセンサー8で監視
し、検知されれば再びステップ161の状態とし、検知
されなければ現状を維持する(ステップ170)。
【0046】この実施形態によれば、リーダー/ライタ
ー2は、ICカード100がテーブル5の所定の位置に
ある時、即ち、ICカード100との情報伝達が可能な
時にのみコイル51をドライブして情報伝達を行なうの
で、常にコイル51をドライブさせる必要がないため、
省電力とすることができる。また、このリーダー/ライ
ター2の駆動中は、LEDランプ9aが点灯して前記発
光表面11を帯状に光らせるので、駆動中に誤ってIC
カード100を取り外す誤動作を軽減することができ
る。しかも、前記LEDランプ9aは、使用者からみ
て、手の動作範囲外のテーブル5の後方のICカード上
端に、その横幅に沿って発光するので、視認性が向上さ
れている。
【0047】さて、次に図9を参照して、本実施形態に
係るリーダー/ライター2の良好な一使用例を説明す
る。本実施形態は、例えば、図9に示すような、旅行会
社のサービスカウンターで店員Aと顧客Bとの接点とな
る機器として使用するとよい。図9において、Aは店
員、Bは顧客、180は旅行会社のサービスカウンタ
ー、150bは回転可能なテーブルトップ型PC、18
1は入力キーボード、2はリーダー/ライター、182
はテンキー、100はICカードである。
【0048】本一使用例では、ICカード100を旅行
会社のメンバーズカードとして使用している。旅行会社
のように、店員Aと顧客Bがサービスカウンター180
越しに商談を行うケースでは、両者の間に、方向性のな
く、かつコンパクトに形成された前記リーダー/ライタ
ーは適している。この使用ケースでは、顧客Bは商談に
あたり、店員Aに促されて、先ず旅行会社と顧客の接点
となるICカード100をリーダー/ライター2に挿入
する。この際、リーダー/ライター2は、方向性がない
円形であるので、顧客B側に挿入口を向けていてもその
形態に不自然さがなく、更に角のない形態であるから安
全である。また、顧客BはICカードを肘より低い位置
で指で持って挿入口に挿入することができるので、使い
勝手がよい。
【0049】また、リーダー/ライター2の上面は透明
であるため、使用者はICカード100の挿入動作を目
線で追いながら操作を行うことができる。しかも、IC
カード100の先端を目線で追う使用者は、ICカード
100が所定の位置に達したか否かを、目線の動きの終
点となる前記テーブル5の端部近傍に設けられた前記動
作確認表示部9により確認することができるから、IC
カード100の挿入操作の確認が自然な目の流れの延長
でわかるので、操作に不安を抱かせることがない。
【0050】そして何より、従来のリーダー/ライター
では、ICカード100が筐体内に取り込まれてその姿
が見えなくなるのに対し、このリーダー/ライター2に
よれば、店員Aと顧客Bの間に、その姿を見せたままの
置いた状態の印象で保持される。しかも、この置かれた
ICカード100は、他の書類等によりリーダー/ライ
ターの所定の位置から外れることにより生じる読み書き
が困難な状態や紛失の心配がなく、リーダー/ライター
2の所定の位置に保持できる。
【0051】また、顧客Bは、複数のカードを持ってい
ること想定されるから、カードが見えるため別のカード
との誤認が起こり難い。この際、ICカード100には
旅行会社の専用カードの図柄が施されているから、顧客
Bと店員Aの双方からカードの識別を行なうことができ
る。しかも、透明素材を用いることで機器に反射した光
が印象的であるため、店員Aと顧客Bの接点となる。
【0052】顧客BはICカード100の装着につい
で、テンキー182でパスワードを入力する。これによ
り、顧客Bと店員Aとが情報の共有化が図られ、テーブ
ルトップ型PC150bの表示画面上にその情報を表示
して、顧客Bと店員Aがその表示画面を見ながら、ある
いはテーブルトップ型PC150bを回転させて店員A
が入力キーボード181を介して入力/操作するなど、
各種の商談を行なうことができる。この際、必要なデー
タは随時ICカード100に読み書きされる。また、将
来はクレジット機能も想定されるから、認証が必要なケ
ースでは、前記リーダー/ライター2に、あるいは同様
な他のリーダー/ライター2に、店員AのICカード1
00を装着して商談することも考えられる。この店員A
の挿入操作も顧客Bから確認することができるから安心
である。
【0053】そして、商談後、ICカード100は、サ
ービスカウンター180の上に置かれたのと同様な状態
であるため、顧客Bと店員Aから抜き忘れを確認でき
る。
【0054】以上述べたように、本実施形態によれば、
所定の位置に固定されたICカード100を透明な上カ
バー4ごしに見ることができるので、ICカード100
を置いたのと同様な印象でその位置を安定保持すること
ができる。このため、使用者の袖に当たったり、あるい
は風等により動作中のICカード100が読み書きエラ
ーを起こすことを軽減することができる。特に、近年の
ICカード100は軽量化されているので、屋外やドア
開閉時の風による問題を軽減できる。また、テーブル5
が上カバー4によりカバーされているので、室内に舞う
ほこりがICカード収納部5a内に入りにくくなるの
で、ほこりによる機器の見た目の悪さや、故障などを原
因を未然に防ぐことができる。
【0055】なお、メンテナンス性の向上を図るため
に、前記上カバー4をネジ等で簡単に外せる構造にする
とよい。また、円形の本体筐体1の下部に回転テーブル
を備えて、回転可能とすることにより、方向性のない形
態をより効果的に使うことができる。また、前記実施形
態では、ホトセンサー8を採用したが機械式のスイッチ
を採用しても同様な効果がある。
【0056】(第2の実施形態)図10から図12は、
本発明に係る第2の実施形態を示したものである。図1
0、図11はリーダー/ライターの断面図、図12は表
示画面の説明図で、(a)が非表示状態の液晶パネルの
説明図、(b)が表示状態の液晶パネルの説明図、
(c)図が他の表示状態図である。この第2の実施形態
に係るリーダー/ライター202は、前記上カバー4の
上面に、透明な液晶パネル280と透明なタッチパネル
281を備えることで、本体筐体1の上面を液晶パネル
280の非表示状態では、ICカード100の視認可能
とし、通電状態においては各種のガイダンス284やテ
ンキーなとの入力キー282を表示させるようにしたも
のである。
【0057】図10において、このリーダー/ライター
202は、以下に述べる特徴以外は、前記第1の実施形
態とその基本的な構造を共通にしている。上カバー4の
上面には、前記上カバー4の上面形状と同形状の透明な
液晶パネル280と透明なタッチパネル281が設けら
れているこれにより、図12(a)図に示すように、液
晶パネル280が非通電状態では、上カバー4を介して
内部が見えるので、ICカード100の挿入動作を目で
追いながら操作することができる。そして、前記ICカ
ード100を所定の位置まで押し込んだ状態をホトセン
サー8で確認して、液晶パネル280の点線で示すIC
カード100の先端に該当する位置に動作確認表示28
3を行なう。これにより、前記第1の実施形態と同様な
作用効果を得ることができる。
【0058】一方、前記リーダー/ライター202は、
前記動作確認表示283を所定時間(例えば3秒程度)
表示した後、(b)図に示すように、液晶パネル280
の中央にテンキー282aおよび入力確認表示窓282
bを備えた入力キー282を表示する。この表示にあた
っては、液晶表示パネル280の下方に位置するテーブ
ル5が見えないように表示画面の背景を表示して、その
背景の中に前記入力キー282が浮き出るような表示と
する。これにより、使用者はパスワードを入力すること
ができる。リーダー/ライター201は、パスワードの
入力を確認すると(a)図に示すような液晶パネル28
0を非表示状態とする。これにより、使用者は、再びI
Cカード収納部5aに挿入されたICカード100をテ
ーブル5に置いたように見ることができ安心である。
【0059】また(c)図に示す実施形態では上カバー
5の上面の片側(ガイド部7の上部)に人体情報感知セ
ンサー、例えば、指紋感知センサー285を設けてい
る。指紋感知センサー285により、前記パスワードに
変えて指紋による認証が可能となる。この指紋による認
証処理では、前記入力キー282に変えて指紋処理を案
内するガイダンス284を同様な位置に表示する。な
お、この実施形態ではパスワードによる認証か指紋によ
る認証かは、上位機種であるパーソナルコンピュータに
よって設定可能とするとよい。
【0060】この他、前記液晶パネル282による表示
は、必要により表示するようにする。例えば、処理中に
金額を入力する時、あるいは処理エラーの表示、あるい
はICカード100の取り忘れを促すガイダンスや点滅
表示を行なうようにするとよい。
【0061】図10に戻り、この実施形態では本体筐体
201の下部に回転テーブル286を設けている。これ
により、ICカード100を多様な方向から挿入するこ
とができる。例えば、前記図9において、リーダー/ラ
イター202を回転することにより対面する顧客Bと店
員Aが双方から使うことができる。また、図11に示す
ように、断面がクサビ形状の回転テーブル287を採用
することにより、使用者は多様な角度で、しかもテーブ
ル5が傾斜して、あるいはひねられて傾斜して提供され
るので挿入等の操作性を向上することができる。
【0062】(第3の実施形態)図13、図14は、本
発明に係る第3の実施形態を示したものである。図13
は、第3の実施形態に係るリーダー/ライターの外観斜
視図、図14はリーダー/ライターの外観図で、(a)
図は正面図、(b)図は右側面図、(c)図は平面図で
ある。この実施形態に係るリーダー/ライター302
は、偏平な箱形状の本体筐体301を備え、この本体筐
体301の上部に設けたテーブル305の上方に透明な
上カバー304を設けたものである。
【0063】図において、本体筐体301は横形のプロ
ポーションを備え、その上面に、上部を透明な上カバー
305で覆われたテーブル305を設けている。前記上
カバー305は、前記テーブル305の後方部のみ覆う
構成としている。これにより、ICカード100は、下
部を構成するテーブル305と上部を構成する上カバー
305とで構成されるICカード収納部305a内に保
持されるので、ICカード100を置いた印象を使用者
に与えつつデータ通信可能な所定の位置にICカード1
00を保持することができる。しかも、前記テーブル5
は後方を前方より低位置とする傾斜面として形成され、
その両側および後方にガイド部7が形成されているの
で、テーブル5に置かれたICカード100をホトセン
サー8が設けられるテーブル5の後方の所定の位置に導
きやすい。特に、この実施形態では、テーブル5の前部
上方が開放しているので、ICカードの着脱が容易であ
り、また、両側のガイド部7の先端が前方に開放した形
状としているのでICカード100の装着が容易であ
る。
【0064】また、この実施形態では、テーブル5の後
方に位置するガイド部7にLEDランプ9aを設け、I
Cカード100の挿入動作(先端)を追う目線の最終位
置に設けられたLEDランプ9aを前記ホトセンサー8
の検知に基づいて点灯するようにしている。
【0065】このように、本発明に係るリーダー/ライ
ター2、202、302では、テーブル5の上部の一部
または前部を透明な素材で覆うことで、ICカード10
0をテーブル5の上に置いたような印象を使用者に与え
ることができる。更に、前記透明な部材に加えてLED
ランプ9aを目線の最終位置近傍に設けたので、使用者
の自然な目線の動きに合った操作確認形態としている。
【0066】(第4の実施形態)図15から図18は、
本発明に係る第4の実施形態を示したものである。図1
5は本発明の第4の実施形態に係るリーダー/ライター
の外観斜視図、図16は外観図で、(a)図が正面図、
(b)図が右側面図、(c)図が平面図、図17は、図
16(a)図のA−A’断面図、図18は一使用状態の
装置構成図である。この実施形態に係るリーダー/ライ
ター402は、ICカード100を投げ込むように挿入
可能な奥行きの少ない縦形の省スペースを大きな特徴と
するものである。
【0067】図15及び図16において、前記リーダー
/ライター402の本体筐体401は、奥行きの小さな
横長の箱形状の下部を側面から見て斜めにカットするこ
とで、前記箱形状の筐体が前方に倒れた形態としてい
る。これにともなって、本体筐体401の上面が前方に
傾斜した傾斜面で構成され、この傾斜面にICカード1
00の挿入口480が設けられている。また、前記挿入
口480の前部にはLED9aが設けられており、IC
カード100が前記投入口480に挿入されても前記L
ED9aが使用者から確認できるようにしている。
【0068】図17において、リーダー/ライター40
2の前記挿入口480は側面から見た断面形状が、上方
に開いて形成されている。更に、図15及び図17で示
すように、前記挿入口480の両側端部480aも前方
に開いた形状としている。これにより、使用者がICカ
ード100を斜め前方から投入しても、前記挿入口48
0内に入り易くしている。
【0069】図17に戻り、前記挿入口480に連続す
るICカード収納部405aは、その側面から見た断面
形状が、上方が開いて下方が狭い三角形状となるように
形成される。つまり、前記カード収納部405aは、前
部を構成するテーブル405と後方を構成する背面壁4
05bと、両側を構成する側面壁405cによって構成
される。前記テーブル5は、本体筐体401の前面40
1aと平行に形成された傾斜面とし、前記背面壁405
bは、垂直面に形成され、側面壁405cは、ICカー
ド100の幅に合せて平行な垂直面で形成される。これ
により、前方から投入されたICカード100は、その
先端が前記背面壁405bに当たることで、その垂直面
に沿ってICカード収納部405aの奥に導かれ、最終
的に斜めのテーブル405に密着して保持される。更
に、前記ICカード収納部405aの最下部には底面に
開口した開口部483が設けられ、ICカード収納部4
05に誤って水滴が混入されても、装置外に排出される
ようにしている。また、この実施形態では、前記ICカ
ード100がICカード収納部405aに収納された状
態で、ICカード100の上端が指でつまめる程度に張
出すような寸法体系としている。
【0070】また、この実施形態では、前記背面壁40
5bに投入されたICカード100をテーブル405に
密着するように保持するガイドリブ482を備えてい
る。これにより、ICカード収納部405aに収納され
たICカード100が風や振動などでテーブル405か
ら離れないようにできるので、動作中のエラーを軽減す
ることができる。
【0071】また、本実施形態では、前記テーブル40
5と本体筐体401の前面401aとの間にホトセンサ
ー8を備えたアンテナ基板65aを設け、前記背面壁4
05bの後方内部にメイン基板65b、更にその後方に
電源等の重量部を配置している。これにより、内部実装
効率を向上させるとともに、前記前方に倒れた印象を備
えた本体筐体401の安定性を図っている。
【0072】また、前記本体筐体401を上部をカバー
する上カバー413と、下部をカバーする下カバー41
4とから構成され、図示しないネジで取り付けられる。
この実施形態では、前記上カバー413を厚くし、前記
下カバー414を薄く形成し、この薄い下カバー414
に内部構造物を取り付けるようにしているので、組立性
やメンテナンスを容易にしている。
【0073】さて、この実施形態に係るリーダー/ライ
ター402は、ポンと投げ入れるだけで定位置に入り
読み取り可能である、傾斜面による投げ入れが容易、
設置面積をとらない縦形形状、水滴、ゴミ等をにが
す部分を備えている、風等による対策向上等の大きな
メリットである。このため、例えば、最適な使用場所と
して、社員食堂での使用が考えられる。
【0074】図18は社員食堂での装置構成を示してい
る。この社員食堂システム490では、パーソナルコン
ピュータで構成されるシステム本体491と、複数のリ
ーダー/ライター402(402a、402b・・・)
と、社員が所有する複数のICカード100とから構成
される。前記システム本体491は、CPU492と、
キーボードやマウスで構成される入力部493と、表示
部494と、記憶装置495とから構成される。
【0075】前記ICカード100には、例えば利用者
の社員番号(ID番号)の情報がメモリ105(図2参
照)に格納されている。リーダー/ライター402は、
例えば300円のA定食、400円のB定食の各受け取
りカウンターに設けるようにする。今、A定食を購入し
ようとする場合について説明すると、リーダー/ライタ
ー402のリーダー/ライター制御回路50(図2参
照)は、ICカード100が挿入されると、ICカード
100のメモリー105から社員番号を読み込んで、シ
ステム本体491に送る。システム本体のCPU492
には、日付情報と、前記リーダー/ライター402に割
り当てられたコードから対応する品名情報(A定食)
と、その金額情報を特定し、記憶装置495に記録され
るとともに、前記リーダー/ライター402に前記3つ
の情報の書き込み指令が出される。これにより、ICカ
ード100のメモリ105への書き込みが実行される。
このように記録された情報は、システム本体491では
個人ごとに集計が行なわれ、月ごとに清算を行なうこと
ができる。一方、使用者は、他のリーダー/ライターを
介して自分のICカード100に記録された内容を確認
することができる。
【0076】なお、この実施形態では、システム本体4
91とリーダー/ライター402を分離する装置構成で
説明したが、着脱自在な記憶装置を備えたり、あるいは
コードを介して記録した情報を伝達する機能を備えてリ
ーダー/ライター402に前記情報を記録するようにし
てもよい。
【0077】本実施形態によれば、前記の特徴は従
来の横方向挿入式機械の場合、カードの向きを合わせ、
狭い口をめがけて入れる必要があった。それに対し非接
触式カードでは、カードの向きは気にしなくて良いが、
その場合にもカードの位置合わせが必要であれば現状の
機器と比べて使い勝手の大幅な向上はない。本実施形態
では挿入口480が広く、また傾斜しているため、IC
カード100をある範囲に投げ入れるだけで容易にIC
カード100の読み取りが可能になる。また本実施形態
の場合、投げ入れた後、重力でICカード100が前方
に倒れて読み取り可能な状態となる。これはICカード
100を入れる者にとっても一目でわかる合図となる。
もちろん光や音で信号を送ることも可能である。
【0078】また、前記挿入口480は、傾斜した上面
に大きく口が開いて形成されているため、そこに入れれ
ば良いことが一目で分かる目印となる。また、大きく開
いた挿入口480にICカード10の絵が描かれていれ
ば、いっそう誤操作を減らすことができる。
【0079】また、従来の機器では長手方向に大きく場
所を取ることが多く、前記社員食堂の受け取りカウンタ
ーのように奥行きの狭い場所に置くには不適当であっ
た。本実施形態では縦形としたため設置面積が減少した
ことにより、今まで機器を設置することが不可能であっ
た狭い場所でも置くことが可能となる。また縦形は通常
の机の高さ(約70センチ)上に置き、縦姿勢のICカ
ード100の操作をする場合、今までのものより手が届
きやすく、設置面積の減少によりオフィスの机等でも容
易に置くことが可能となることが期待される。
【0080】また、本実施形態では、ほこりが溜まりや
すい上面に挿入口480を設けているものの、水滴やゴ
ミを排出するための開口部483を下部に設けてあるた
め、水滴やほこりがたまることによる読み取りエラーを
防ぐことができ、衛生的である。
【0081】また、ICカード100が最後まで入ると
隙間が狭くなっており、更に前記ガイドリブ482によ
り固定できるため、風や揺れによる誤操作を防ぐことが
できる。なお、別案としては非使用時に入口を塞ぐ開閉
蓋を設けたり、ICカード収納部405aの内部にIC
カード100が所定位置に位置したときに、テーブル4
05に密着固定する固定手段を設けるようにしてもよ
い。
【0082】(第5の実施形態)図19から図21は、
本発明に係る第5の実施形態を示したものである。図1
9は外観斜視図、図20は外観図で(a)図が正面図、
(b)図が右側面図、(c)図が平面図であり、図21
は概略断面図である。この実施形態に係るリーダー/ラ
イター502は、ICカード100が装着されるテーブ
ル505を傾斜させて設ける事によりICカード100
の着脱を容易にするとともに、本体筐体501を安定し
た薄い形態としたものである。
【0083】図19、図20において、本実施形態に係
る本体筐体501は、ICカード収納部505aを備え
た傾斜する薄い本体上部580と、設置面に設置して本
体筐体501を支持する薄い本体下部581とが、側面
形状において「く」字形状に屈曲した形態としている。
これにより、ICカード100の挿入操作を向上しつ
つ、全体の薄形化と安定化が図れる。この実施形態で
は、前記形態を実現するために、本体筐体501を、上
部をカバーする薄い上カバー582と、下部をカバーし
て設置面に設置する薄い下カバー583と、前記上下カ
バー582、583を連結して、前記形態を実現する中
間カバー584とから構成し、これら部材を図示しない
ネジで連結するようにしている。この構造によれば、大
きく複雑な成形型を必要としないで樹脂成形が可能とな
り、製造コストを低減することができる。585はIC
カードを取り出す際に使用される切り欠き部であり、I
Cカード100の挿入口586の上部に形成される。こ
の切り欠き部585を介して親指でICカード100を
摘まむことができる。
【0084】また、9aは、本体下部581の先端部近
傍に設けられる動作確認表示部である。
【0085】図21において、本実施形態では、前記上
カバー582の上部にICカード収納部505aを設
け、この上カバー582と中間カバー584の接合部分
に前記コイル51とホトセンサー8を備えたアンテナ基
板65aを備えている。これにより、アンテナ基板65
aの接続と、上カバー582と中間カバー584の接続
を同じネジを介して固定できるので、新たに取付けリブ
を形成することを必要とせず、更に部品点数を軽減する
とともに製造工程を軽減できる。また同様に、前記下カ
バー583と中間カバー584の接続部にメイン基板6
5bを設けている。更に薄い上下カバー582、583
を介して内部構造物を取付けるようにしているので、組
立性やメンテナンスを容易にしている。
【0086】(第6の実施形態)図22は、本発明に係
る第6の実施形態を示したものである。図22中、
(a)図はリーダー/ライターの外観斜視図、(b)図
は断面図である。この実施形態に係るリーダー/ライタ
ー602は、縦姿勢のICカード100を本体筐体601
の片側上方から横に差し込むようにすることで、机の横
のような幅の狭い空間に設置可能としたものである。
【0087】図において、本体筐体601は、横幅が狭
く、奥行きがあり、高さが高いほぼ直方体形状の形態と
している。この本体筐体601は、奥行きのある一方の
上面と、それに接する細い側面に跨るようにICカード
100の挿入口680となる細いスリットを形成してい
る。前記挿入口680が形成される上面は、スリットに
向かって傾斜する一対のガイド斜面680aが形成され
ている。このガイド傾斜面680aは前記細い側面にま
で形成されているので、上方から差し込まれる縦姿勢の
ICカード100の端部が多少ずれても、前記ガイド面
680aによりスリット形状の挿入口680に導かれ
る。
【0088】また、前記本体筐体601の一方の上面は
フラットに形成され、動作確認表示部9が設けられてい
る。
【0089】(b)図において、この実施形態では、前
記外観形状を実現するために、本体筐体601の殆どを
カバーする上カバー681と、本体筐体601の底面部
を構成する薄い下カバー682とから構成している。そ
して各種の内部装置を下カバー682に形成される図示
しない取付けリブを介して取り付けるようにする。これ
により、組立性とメンテナンスのしやすさを向上してい
る。なお、この実施形態では、前記ICカード収納部6
05aを筐体中央部に設けて、一方の片側にコイル51
とホトセンサー8を備えたアンテナ基板65aを備え、
他の片側にメイン基板65bを設け、更に後方の広い内
部スペースに電源部683等の重量物を配置するように
している。
【0090】また、図(b)に示すように、前記ICカ
ード収納部605aは、ICカード100を収納した状
態でICカード100の一端を指で摘まめる程度に露出
可能な大きさとしている。以上述べたように、この実施
形態に係るリーダー/ライター601によれば、奥行き
のある狭い空間に設置可能である。更に、人間の動作に
合った手首のスナップをうまく使って、しかも、位置合
せを慎重に行なう事なく気軽にICカード100の装着
を行うことができる。
【0091】(第7の実施形態)図23は、本発明に係
る第7の実施形態を示したものである。(a)図は外観
斜視図、(b)図はテーブルの部分断面図である。この
実施形態に係るリーダー/ライター702は、ICカー
ド100の弾性を利用して凹状に湾曲して形成されるテ
ーブル705に装着することで、ICカード100を確
実に実装可能とするものである。
【0092】図23において、この実施形態に係る本体
筐体701は、上面にICカード100の大きさと同形
状のテーブル705を一方向(ここでは長手方向)に湾
曲して形成している。そして、テーブル705の湾曲し
た方向(長手方向)の両端部に前記ICカード100の
両端を固定する固定部780を設け、他の方向の両端部
をガイド面781としている。なお、ここではガイド面
781を垂直面としている。また、前記固定部780が
設けられる一端部には、テーブル5に食い込んで形成さ
れる切り欠き部782が形成されている。
【0093】上記構造を備えたリーダー/ライター70
2によれば、使用者はICカード100を、前記ガイド
面781に沿って、中央を押すようにして前記テーブル
705に装着する。これにより、ICカード100はそ
の短い方向をガイド面781に保持され、長手方向を前
記固定780にICカード100の復元力を利用して固
定される。これにより、ICカード100はテーブル7
05に密着して固定される。したがって、この実施形態
ではホトセンサー8をテーブル705の中央近傍に設け
ている。
【0094】一方、ICカード100を取り外す場合
は、前記切り欠き部782に指を挿入してつまみ、IC
カード100の一端を上方に引き上げれば簡単に取り外
すことができる。この形態により、カード挿入部の上方
を塞がなくても、ICカードを固定することができ、風
等による誤動作を防ぐことができる。
【0095】なお、本実施形態では、軽量化されたIC
カードを簡単に検知するためにホトセンサーを使用した
が、他のスイッチで検知してもよい。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、カードを装着しても外
から見ることができるので、使用者にカードを置いた印
象を抱かせることができるとともに、カードを所定位置
に保持することができるので、安定した情報の伝達を可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの外観斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターと非接触のICカードとの装置構成図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの装置構成図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの装置構成図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの外観図。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの断面図。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの部分断面図。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの動作フロー図。
【図9】本発明の第1の実施形態に係るリーダー/ライ
ターの使用状態図。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの断面図。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの断面図。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの表示画面説明図。
【図13】本発明の第3の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観斜視図。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観図。
【図15】本発明の第4の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観斜視図。
【図16】本発明の第4の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観図。
【図17】本発明の第4の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの断面図。
【図18】本発明の第4の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの一使用状態の装置構成図。
【図19】本発明の第5の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観斜視図。
【図20】本発明の第5の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの外観図。
【図21】本発明の第5の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの断面図。
【図22】本発明の第6の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの説明図。
【図23】本発明の第7の実施形態に係るリーダー/ラ
イターの説明図。
【図24】本発明の実施形態に係るICカードの外観図。
【符号の説明】
1…リーダー/ライターの本体、2…リーダー/ライタ
ー、3…テーブル、5…ガイド部、8…ホトセンサ、9
…溝、11…LED、24…切欠部、50…制御部、5
1…送受信アンテナ(コイル)、100…は非接触型の
ICカード、1…本体筐体、2…リーダー/ライター、3
…ベース筐体、4…上カバー、5…テーブル、5a…I
Cカード収納部、6…受口、7…ガイド部、8…ホトセ
ンサー、9…動作確認表示部、10…切欠部、11…発
光表示面、50…リーダー/ライター制御回路、51…
コイル、100…ICカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 公明 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大川 武宏 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触のICカードのリーダー/ライター
    において、非接触のICカードを置くためのテーブル
    と、該テーブルの下部の所定の位置に隣接して配置さ
    れ、前記ICカードとの間で、電磁結合により、電力の
    送信および情報信号の伝達を行う送受信アンテナと、前
    記テーブルとともに前記ICカードの収納部を構成する
    透明な上カバーと、前記テーブルの所定の位置にICカ
    ードを案内するするガイド部とを備えたことを特徴とす
    るリーダー/ライター。
  2. 【請求項2】非接触のICカードのリーダー/ライター
    において、非接触のICカードを置くためのテーブル
    と、該テーブルの下部の所定の位置に隣接して配置さ
    れ、前記ICカードとの間で、電磁結合により、電力の
    送信および情報信号の伝達を行う送受信アンテナと、前
    記テーブルとともに前記ICカードの収納部を構成する
    透明な上カバーと、前記テーブルの所定の位置に前記I
    Cカードを案内するするガイド部と、前記テーブルに設
    けられる前記ICカードの位置を確認するためのセンサ
    ーと、前記センサーの検出結果に基づいて前記送受信ア
    ンテナからの送受信を起動させる制御部とを備えたこと
    を特徴とするリーダー/ライター。
  3. 【請求項3】前記請求項1または請求項2のリーダー/
    ライターにおいて、前記上カバーの上部に透明な薄形表
    示部と透明なタッチパネルを備えたことを特徴とするリ
    ーダー/ライター。
JP9320779A 1997-11-21 1997-11-21 非接触icカードのリーダー/ライター Pending JPH11154204A (ja)

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