JP4499697B2 - クランプ機構およびディスク装置 - Google Patents

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本発明は、クランプ機構に関し、より詳細には、ディスクをスピンドルモータに固定するためのクランプ機構およびそれを用いたディスク装置に関する。
ハードディスクドライブの自動組立て工程では、ハードディスクドライブの組立て作業を可能な限り簡素化することが重要である。従来のハードディスクドライブは、情報記録媒体であるディスクを回転するスピンドルモータと、ディスクにデータを記録および/または再生するヘッドを回転移動させるアクチュエータと、スピンドルモータのハブにディスクを固定するクランプ機構とから構成される。クランプ機構は、ディスクの内周面をディスク上部側から押圧するクランプと、クランプを固定するクランプスクリューから構成される。
このようなハードディスクドライブは、まず、ディスクをスピンドルモータのハブに載置する。次いで、ディスクの上方からクランプを配置して、クランプの中心に形成された貫通孔からクランプスクリューを挿通させてスピンドルモータの中心軸部に螺合し、クランプの外周部によってディスクの内周部を押圧する。このように、クランプとスピンドルモータとを固定することにより、ディスクを固定する。
このようなハードディスクドライブの組立てにおいて、クランプの位置決めは極めて重要である。クランプのディスク固定位置にずれが生じると、クランプで固定されているディスクが傾いてしまい、ディスクの読み書きに不具合が生じる。このため、従来のハードディスクドライブでは、例えば図5に示すように、スピンドルモータのハブ20の上面に突起部21を設け、突起部21の外周面21aにクランプ30の内周面31aを当接させた状態でクランプスクリュー40によりクランプ30を固定して構成されるクランプ機構を備えている(例えば、特許文献1等)。突起部21をスピンドルモータのハブ20に設けることにより、クランプ30がディスク10の径方向へ移動しても、クランプ30の内周面31aが突起部21の外周面21aに当接するので、クランプ30の位置が大きくずれることがなく、クランプ30の位置決めを容易に行うことができる。
特開2004−234793号公報
しかし、上記のような構成は、ディスクサイズが大きい場合は問題ないが、例えば、2.5インチ以下の小型ハードディスクドライブでは、高さを十分に確保することができない。このため、ハブの上面に突起部を設けることができず、クランプの位置決めが困難であった。一方、突起部を設けた場合には、突起部を設ける領域を確保するため、モータベアリングを設置する領域が狭くなる。このため、ディスクサイズの小さいハードディスクドライブにおいて、モータの剛性を維持するために必要なモータベアリングの長さを確保することができない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ディスクを固定するクランプの位置決めを精度よく行うことの可能な、新規かつ改良されたクランプ機構およびディスク装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、スピンドルモータのハブにディスクを固定するクランプ機構が提供される。本発明にかかるクランプ機構は、ハブ側にディスクを押圧する外周部と、中心を貫通するクランプ貫通孔とを備えるクランプと、クランプの外周部をディスクに押圧させてクランプを固定するクランプスクリューと、を備える。ここで、クランプスクリューは、クランプの内周部を係止する頭部と、ハブに螺合するねじ部と、頭部とねじ部との間に、平滑に形成され、クランプ貫通孔の内径よりも若干小さい外径を有する円柱形状の位置決め部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、クランプスクリューに平滑に形成された略円柱形状の位置決め部が形成される。クランプスクリューの位置決め部は、クランプスクリューをハブに螺合させたとき、クランプ貫通孔の内周面と対向する位置に形成される。かかる構成により、クランプがディスクの径方向に移動したとしてもクランプ貫通孔の内周面が位置決め部に接触して、クランプの移動を規制することができる。これにより、従来のようにハブに突起部を設けなくとも、精度よくクランプの位置決めを行うことができ、突起部を設けるために必要であったスペースを省略できるので、装置全体の高さを低くすることができる。
ここで、クランプ貫通孔の、クランプスクリューの頭部側のエッジは除去してもよい。クランプスクリューの頭部と位置決め部との接続部は、例えば逆R形状を有している。クランプ貫通孔のエッジを除去することにより、クランプスクリューの接続部の逆R形状を逃すことができるので、かかるクランプ機構を備える装置全体の高さを低くすることが可能となる。
さらに、クランプの、ハブと対向する面には、ハブのクランプと対向する面に形成された被係合部と係合する係合部を形成することもできる。クランプの係合部とハブの被係合部とが係合することにより、組立て時にクランプの固定位置を容易に決定することができる。また、クランプがディスクの径方向に移動するような衝撃を受けたとしても、クランプの係合部とハブの被係合部とが接触するので、クランプの移動を規制することができる。ここで、クランプの係合部は、例えばクランプ貫通孔のハブ側のエッジに、ハブ側に突出した形状に形成することができる。
ここで、クランプ貫通孔の内径は、クランプスクリューの位置決め部の外径よりも若干大きく形成される。クランプスクリューの位置決め部の外周面とクランプ貫通孔の内周面との間に形成される隙間は、クランプが移動してもクランプの位置決めに影響を与えない程度の大きさに設定されている。例えば、クランプスクリューの位置決め部の外周面とクランプ貫通孔の内周面との間に約10〜20μmの隙間が形成されるように、クランプ貫通孔の内径を決定することができる。
このようなクランプ機構は、ディスクと、ディスクを回転させるスピンドルモータと、ディスクにデータを記録および/または再生するヘッドを回転移動させるアクチュエータと、を備えるディスク装置に用いることができる。特に、本発明のディスク装置は、上記構成のクランプ機構を用いることによりディスク装置全体の高さを低くできるため、小型のディスク装置への使用に適している。
以上説明したように本発明によれば、ディスクを固定するクランプの位置決めを精度よく行うことの可能なクランプ機構およびディスク装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1および図2に基づいて、本発明の実施形態にかかるハードディスクドライブ100の概略構成について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかるハードディスクドライブ100の概略構成を示す平面図である。図2は、図1のA−A切断線における部分断面図であり、クランプ150がクランプスクリュー160によって固定される前の状態を示す。
本実施形態にかかるハードディスクドライブ100は,図1に示すように,略矩形状のハウジング105内に、データ記憶媒体であるディスク120を回転させるスピンドルモータ110と,ディスク120にデータを記録および/または再生するヘッド135を備えたアクチュエータ130と、ディスクを固定するクランプ機構140と,を有して構成される。
スピンドルモータ110は,ディスク120を回転させるモータであり,磁気回路とマグネットとの作用によってスピンドル軸が回転される。スピンドルモータ110には、図2に示すように、スピンドルモータ110の上部側を覆うようにハブ115が設けられる。ハブ115は、z方向からみて略円板形状に形成されており、外周部115dの高さ(z方向)は内周側よりも低く形成されている。また、スピンドルモータ110の中心部には、後述するクランプスクリュー160が螺合されるねじ穴115gが形成されている。
ハブ115は、外周部115dの上面115eにおいてディスク120の内周部を支持する。このとき、ディスク120は、ディスク120の内周面がハブ115の外周面115fと当接するように設けられる。また、ハブ115の上面(z正方向側の面)には、後述するクランプ150の係合部153cと係合する被係合部115aが形成される。本実施形態では、ハブ115の被係合部115aは、ハブ115の内周側のエッジを除去することにより形成された段差として形成される。
アクチュエータ130は,図1に示すように、ディスク120にデータを記録および/または再生するヘッド135と,一端が回転軸(ピボット)133に取り付けられ,他端にヘッド135を備えるヘッドサスペンションアセンブリ137とを有して構成される。ヘッドサスペンションアセンブリ137を回転させて,ヘッド135をディスク120の所定の位置に移動させることにより、ディスク120にデータを記録および/または再生することができる。アクチュエータ130は,例えば,ボイスコイルモータ(VCM;Voice Coil Motor,図示せず。)により駆動させることができる。
クランプ機構140は、図2に示すように、ディスク120を固定するためのクランプ150と、クランプ150をハブ115に固定するクランプスクリュー160とからなる。クランプ150は、略円板形状に形成されたばね部材からなり、ディスク120をハブ115側(z負方向側)へ押圧する外周部151と、クランプ150の中心を貫通するクランプ貫通孔153が形成されている。
クランプ150の外周部151は、その一部がハブ115側(z負方向側)に突出した形状に形成されている。一方、本実施形態にかかるクランプ150の内周側は、中心部に向かって高さが低くなるように段差が形成されている。段差によって一段低くなった上面152には、後述するクランプスクリュー160の頭部161の下面が当接する。
クランプ貫通孔153は、クランプ150をハブ115に載置したときに、スピンドルモータ110の回転軸と同心となるように形成されている。クランプ貫通孔153の直径は、クランプスクリュー160の位置決め部162の直径より若干大きく形成されている。クランプスクリュー160の位置決め部162の平滑面162b(図4参照)とクランプ貫通孔153の内周面153b(図4参照)との間に形成される隙間は、クランプ150が例えば衝撃により移動しても、クランプ150の位置決めに影響を与えない程度の大きさに設定される。例えば、クランプ貫通孔153の内周とクランプスクリュー160の位置決め部162の外周との間に、約10〜20μmの僅かな隙間が形成されるように、クランプ貫通孔153は形成される。
また、クランプ貫通孔153の、クランプスクリュー160の頭部161側(z正方向側)のエッジは除去され、z負方向側に窪んだ凹部153aが形成されている。凹部153aは、クランプスクリュー160の接続部162aが入り込み、接続部162aの逆R形状を逃すことの可能な大きさに形成される。さらに、クランプ150の、ハブ115側の面には、ハブ115に形成された被係合部115aと係合する係合部153cが形成される。本実施形態では、クランプ150の係合部153cは、クランプ貫通孔153の下面側(z負方向側)のエッジをz負方向に突出させて形成されている。
クランプスクリュー160は、クランプ150をハブ115に固定するための固定部材である。クランプスクリュー160は、クランプ150の上面を係止する頭部161と、ハブ115の回転中心部に螺合するねじ部163と、頭部161とねじ部163との間に設けられる位置決め部162とからなる。
クランプスクリュー160の頭部161は、例えば略円板状に形成されており、頭部161の直径は、クランプ貫通孔153の直径よりも大きい。このため、頭部161の下面161aは、ハードディスクドライブ100が組み立てられた状態において、クランプ150の上面152と接してクランプ150の内周部をハブ115側へ押圧することにより、クランプ150の上下方向(z方向)の動きを規制することができる。
クランプスクリュー160のねじ部163は、ハブ115の回転中心部のねじ穴115gに形成されたねじ溝に対応するように、ねじ山が形成されている。ねじ部163をハブ115のねじ穴115gに螺合させることにより、頭部161によりクランプ150を押圧して固定することができる。
本実施形態にかかるクランプスクリュー160は、頭部161とねじ部163との間に位置決め部162が形成されていることを特徴とする。位置決め部162は、クランプ150の位置決めを行うために設けられ、表面が平滑な略円柱形状に形成されている。このため、位置決め部162は、ハードディスクドライブ100が組み立てられた状態において、クランプ貫通孔153の内周面153bと対向する位置に形成される。
このようなハードディスクドライブ100において,クランプ機構140によって固定されたディスク120は、スピンドルモータ110によって,例えば図1の矢印D方向に回転される。そして,データの記録および/または再生を行うため,アクチュエータ130を駆動させて,ディスク120の所定の位置にヘッド135が位置するように移動させる。
以上、本実施形態にかかるハードディスクドライブ100の概略構成について説明した。本実施形態にかかるハードディスクドライブ100は、図5に示す従来のハードディスクドライブのようにスピンドルモータのハブの上面にクランプの位置決めを行うための突起部を設けなくとも、クランプの位置決めが可能なクランプ機構を備えることを特徴とする。
そこで、図2〜図4に基づいて、本実施形態にかかるクランプ機構140の組立て工程の流れに沿って、クランプ機構140の構成について詳細に説明する。なお、図3は、図1のA−A切断線における部分断面図であり、クランプ150がクランプスクリュー160によって固定された状態を示す。図4は、本実施形態にかかるクランプ機構140を示す、図3の部分拡大図である。
本実施形態にかかるハードディスクドライブ100において、クランプ機構140によりディスク120を固定する工程では、まず、図2に示すように、スピンドルモータ110のハブ115の外周部115dにディスク120を載置する。ディスク120は、ハブ115の外周部115dの上面115eにより、内周側を支持される。
次いで、ハブ115上に載置されたディスク120の上方からクランプ150を載置する。このとき、クランプ150のハブ115側に突出した外周部151は、ディスク120の内周側の上面に接する。このとき、クランプ150の外周部151は、ハブ115の上面115dと対向するように位置する。また、クランプ150のハブ115側の面に形成された係合部153cは、ハブ115の上面に形成された被係合部115aに係合する。このように、クランプ150をハブ115上に載置したときにクランプ150がハブ115に係合することにより、クランプ150の径方向(図2においてはx方向)への移動が規制されるので、クランプ150の固定位置を容易に決定することができる。
クランプ150をハブ115上に載置した後、クランプスクリュー160をハブ115に螺合させてクランプ150を固定する。クランプスクリュー160は、クランプ150のクランプ貫通孔153を介して、ハブ115のねじ穴115gに挿通される。ここで、クランプスクリュー160の頭部161と位置決め部162との接続部162aは逆R形状を有しており、クランプ貫通孔153の、クランプスクリュー160の頭部161側のエッジを除去して形成された凹部153aに嵌合する。かかる構成により、ハブ115のねじ穴115gに導入されるようにクランプスクリュー160が挿入されるので、クランプスクリュー160の取り付けを容易に行うことができる。
クランプスクリュー160がハブ115のねじ穴115gに螺合して固定されると、図3に示すように、クランプスクリュー160の頭部161の下面がクランプ150の内周側の上面152を係止する。これにより、クランプ150の上下方向(z方向)の動きを規制することができ、ディスク120の傾きを防止できる。
このとき、クランプ貫通孔153の内周面153bは、クランプスクリュー160の位置決め部162の平滑面162bと対向する。このため、例えば図4において、クランプ150が中心側(x負方向側)に移動したとしても、クランプ貫通孔153の内周面153bとクランプスクリュー160の位置決め部162の平滑面162bとが接触することにより、クランプ150の移動が規制される。このとき、クランプ150の移動は約10〜20μmという僅かな距離であるから、ディスク120が傾くほどの大きな影響を与えることはない。
一方、図4においてクランプ150が外周側(x正方向側)に移動した場合には、クランプ150の係合部とハブ115の被係合部とが係合するため、クランプ150の移動を規制することができる。本実施形態では、クランプ150の係合部153cがハブ115の被係合部115aの段差部に接触することにより、クランプ150の移動が規制される。このように、クランプ150の移動を規制することにより、ディスク120の傾きを防止することができる。
さらに、クランプ貫通孔153のクランプスクリュー160側のエッジを除去して形成された凹部153aに、クランプスクリュー160の頭部161と位置決め部162との間の逆R形状を有する接続部162aが入り込む。これにより、接続部162aの高さの分だけハードディスクドライブ100全体としての高さを低くすることができる。
このように、本実施形態にかかるクランプ機構140は、クランプスクリュー160にクランプ150の位置決めを行うための位置決め部162を設けることにより、従来のようにハブ115に突起部を形成しなくとも、精度よくクランプ150の位置決めを行うことができる。さらに、突起部を形成するために要したスペースを省略できるので、装置全体の高さを低くすることができ、モータの剛性を維持するために必要なモータベアリングの長さを確保することも可能である。また、クランプ150に係合部153c、ハブ115に被係合部115aを設けることにより、クランプ150の固定位置を容易に決定でき、クランプ150のずれも防止することができる。
さらに、クランプ貫通孔153の上面側のエッジに凹部153aを設けることにより、クランプスクリュー160の接続部162aの逆R形状を逃すことができ、装置全体の高さを低くすることができる。また、凹部153aを形成することにより、クランプスクリュー160が導入されるようにクランプ貫通孔153に挿入されるので、ハードディスクドライブ100の組立て工程を容易に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、ハブ115の被係合部115aは窪み、クランプ150の係合部153cは突出して形成されたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ハブ115の被係合部115aがクランプ150側に突出し、クランプ150の係合部153cが窪むように形成してもよい。また、上記実施形態では、ハブ115の被係合部115aおよびクランプ150の係合部153cは内周側のエッジに形成されたが、本発明はかかる例に限定されず、エッジよりも外周側に形成してもよい。
本発明の実施形態にかかるハードディスクドライブの概略構成を示す平面図である。 図1のA−A切断線における部分断面図であり、クランプがクランプスクリューによって固定される前の状態を示す。 図1のA−A切断線における部分断面図であり、クランプがクランプスクリューによって固定された状態を示す。 本実施形態にかかるクランプ機構を示す、図3の部分拡大図である。 従来のクランプ機構を示す部分断面図である。
符号の説明
100 ハードディスクドライブ
110 スピンドルモータ
115 ハブ
115a 被係合部
120 ディスク
130 アクチュエータ
140 クランプ機構
150 クランプ
153a 凹部
153c 係合部
160 クランプスクリュー
161 頭部
162 位置決め部
162a 接続部
162b 平滑面
163 ねじ部

Claims (5)

  1. スピンドルモータのハブにディスクを固定するクランプ機構であって、
    前記ハブ側に前記ディスクを押圧する外周部と、中心を貫通するクランプ貫通孔とを備えるクランプと、
    前記クランプの外周部を前記ディスクに押圧させて前記クランプを固定するクランプスクリューと、
    を備え、
    前記クランプスクリューは、
    前記クランプの内周部を係止する頭部と、
    前記ハブに螺合するねじ部と、
    前記頭部と前記ねじ部との間に、平滑に形成され、前記クランプ貫通孔の内径よりも小さい外径を有する円柱形状の位置決め部と、
    を有し、
    前記クランプスクリューの前記位置決め部は、当該クランプスクリューを前記ハブに螺合して固定したときに、前記クランプ貫通孔の内周面と対向し、
    前記クランプの前記ハブと対向する面には、当該クランプが前記ハブ上に載置されたときに、前記ハブの前記クランプと対向する面に形成された被係合部と係合して、当該クランプの径方向への移動を規制する係合部が形成されることを特徴とする、クランプ機構。
  2. 前記クランプ貫通孔の、前記クランプスクリューの頭部側のエッジは除去されていることを特徴とする、請求項1に記載のクランプ機構。
  3. 前記クランプの係合部は、前記クランプ貫通孔の前記ハブ側のエッジに形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のクランプ機構。
  4. 前記クランプスクリューの位置決め部の外周面と前記クランプ貫通孔の内周面との間には、10〜20μmの隙間が形成されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のクランプ機構。
  5. ディスクと、
    前記ディスクを回転させるスピンドルモータと、
    前記ディスクにデータを記録および/または再生するヘッドを回転移動させるアクチュエータと、
    前記スピンドルモータのハブに前記ディスクを固定する、前記請求項1〜のいずれかに記載のクランプ機構と、
    を備えることを特徴とする、ディスク装置。
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