JP4057567B2 - ハードディスクの固定装置およびその固定部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)のSPMなどに於いて、着脱可能で、ネジ止め機構を有しないで確固な取り付けが可能なハードディスクの固定装置およびその固定部材に関する。
従来、この種のハードディスクの固定装置としては、ハードディスクを支持するハブ本体に、リング状スペーサを用いて押え、これをビスでネジ止め固定する方法を用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、図6に示すように、中心軸(スピンドル)101に挿嵌されたハブ本体102の外周に形成されるハードディスクHDの座部103に、ハードディスクHDを載置した後、断面ハ字状の円形ディスククランプ104をハブ本体102の上部に挿通してハードディスクHDの内周箇所を押止すると共にクランプナット105をハブ本体102の上部に螺合緊締して前記クランプ104を押圧し、座部103との間でハードディスクHDを確固に支持する構成も知られている。
特開2002−313002号公報
ところで、前者の公知技術は、構造は簡単であるが、ハードディスクを支持するハブ本体に設けたリング状スペーサを用い、かつビスを用いて押圧しているので、ビスのネジ止めなどで捻回操作を反覆すると、オネジ,メネジのこすれによって微細な切り粉が発生し、この切り粉が使用中飛散して高容量,高密度のハードディスクの表面を汚して誤差の原因を生ずる。
また、後者の場合も同様に円形ディスククランプ104を支持し、これを押圧するクランプナット105も前者と同様にハブ本体102との間にオネジ,メネジ構成を備えるので、微細な切り粉によるハードディスクHDの汚損を招く不都合を回避できない。さらに、ハブ本体102とハードディスクHDとが座部103において嵌合クリアランスが生じ、駆動回転中に衝撃荷重が加わるとディスクシフトが派生し、クランプ支持が不良となり、その結果書き込まれたデーターが読めなくなるという問題がある。
又、ディスクシフトを防ぐために、ディスククランプの押圧力を強くすると、ディスク歪が大きくなり、近年高密度化しているハードディスクへのデーターの書き込み読みとりには適さない。
本発明は、叙上の点に着目して為されたもので、ビスなどのネジを用いることを無くし、弾性体リングとこれを押圧する押え板との構成によってハードディスクを適正な圧力で押止することにより高容量,高密度のハードディスクに対して歪が少なく、しかも高い保持力を持って固定できるようにしたハードディスク固定装置およびその固定部材を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成とした。
(1)ハードディスクドライブのスピンドルモータ等に用いられるハードディスクの固定装置であって、ハブ本体のハードディスクの座部の段差の高さをハードディスクの厚さより低くし、この座部の内側に弾性体リングおよびこの弾性体リングを押止する押え板の内径が嵌合する凹陥壁をハブ本体に形成し、かつこの凹陥壁に続いてハブ本体の頂部外周に係止頂部を設けて成り、前記弾性体リングでハードディスクを座部上より押圧し、かつ前記押え板で弾性体リングを押止し乍ら、前記係止頂部に係止させて成ることを特徴とするハードディスクの固定装置。
(2)弾性体リングは無端環状とし、押え板は一部切欠した弾性体とすると共に、それぞれが外周に比し、内周を稍々下側に向けた屈曲部を有することを特徴とする前記(1)記載のハードディスクの固定装置。
(3)前記(1)または(2)記載のハードディスクの固定装置に用いられる弾性体リングおよび押え板であることを特徴とするハードディスクの固定装置の固定部材。
本発明によれば、ビスなどネジ止め構成を備えていないので、微細な切り粉などの発生がないので、駆動中のハードディスクを傷めないと共に、弾性体リングとこれを押圧する押え板によってハードディスクを押止し、かつハブ本体の凹陥壁によって弾性体リングの内側がハードディスクの厚さより低い座部の内側よりハードディスクの中心側において、スラスト方向(ディスクと直交する軸方向)およびラジアル方向(ディスクと平行の平面方向)とに有効に作用するので、ハードディスクに対して歪みを与えることなく固定できる。
しかも、弾性体リングの弾性力作用によって、十分な固定力が得られ、耐衝撃性を有し、高容量で高密度のディスクに対してきわめて有効である。
以下に、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明のハードディスクの固定装置およびその固定部材を説明するための代表的なスピンドルモータを用いた実施例を示した断面図である。
図2は弾性体リングを示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
図3は押え板を示し、(a)は平面図、(b)はIIIb−IIIb線断面図である。
図4は要部の拡大断面説明図である。
図面について説明すれば、1は各種スピンドルモータ(SPM)のスピンドル(中心軸)、2はこのスピンドル1に挿通したハブ本体を示し、ハードディスクHDを着脱自在に係止できる。なお、スピンドル1自体は、固定構造のものも回転構造のものにも適用できる。
3はハードディスクHDの内周部を載置できる座部であり、高さhの段差3aを有し、スピンドル1側の内側に凹んだ平面部4を介して上方に向けて凹陥壁5が穿たれている。この凹陥壁5に続いてその頂部外周に係止頂部6が設けてある。
7は弾性体リングを示し、内周には下側に向く屈曲部7aを有する。8は、前記弾性体リング7を押圧する押え板を示し、バネ性のある金属製でかつ一部に切欠部9を有すると共に、内周には弾性体リング7と同様に下側に向けて屈曲部8aを有する。
そして、前記弾性体リング7は、アウトガス対策用のテフロン(登録商標)系ゴムを用いてアウトガスの発生を防ぐと共に、拡径して前記ハブ本体2の凹陥壁5内にハードディスクHDの基部を押止すると共に、前記押え板8は、その切欠部9を拡げて同様に弾性体リング7の上方から凹陥壁5に嵌合させて係止頂部6と座部3との間で弾性体リング7を介してハードディスクHDを確固に固定できるものである。
なお、ハードディスクHDの厚さHに対し、座部3の段差3aの高さhは低い構成としてある。
ここで、図4を参考にして、この実施例におけるハードディスクの固定構成についてより詳細に説明する。
ハードディスクHDのハブ本体2に嵌合される内側面には、きわめて小さいが略45°のカット面Cが形成されている。
したがって、このカット面Cには、嵌合された弾性体リング7が、その屈曲部7aにおいて押え板8の屈曲部8aの形状に基づく押圧力を受けて、絶えず直角方向の作用力Tが加わることが分かる。
したがって、この直角方向の作用力Tの垂直方向の分力Pおよび水平方向の分力Qが生じて、ハードディスクHDがガタつく条件を完全に防ぐことができる。
なお、この実施例では座部3の段差3aの高さhがハードディスクHDの厚さHより常に低くすることにより、凹陥壁5と平面部4とハードディスクHDとの位置関係で低位の空間部分が形成できるので、この空間部分を弾性体リング7によって完全に近い状況で閉塞して衝撃等を吸収して他へ移動するのを防止できる。
図5に、本発明の他の実施例を示す。
この実施例も実質的には実施例と同一である。
したがって、実質同一の構成は同一符号を符し説明は省く。
ただ異なる点は、弾性体リング7Aの形状を稍々平面的とし、これを押える押さえ板8Aを断面鈎状とすると共に、さらに係止頂部6Aとの間に止めリング10を用いて係止させただけである。
以上、本発明について二実施例を記述したが、スピンドルモータやステッピングモータを含めて軸受モータなどハードディスク駆動手段に適用できるものであって、駆動手段には何等限定されるものではない。
本発明については前述したように、ハードディスクを固定するHDDは、図示したスピンドルが固定した構成に限るものではなく、スピンドルが回転する形式のものは勿論のこと、ロータがステータに対してインナーのみならば、アウターの構成を含むことは勿論である。
本発明のハードディスクの固定装置およびその固定部材を説明するための代表的なスピンドルモータを用いた実施例を示した断面図である。 弾性体リングを示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 押え板を示し、(a)は平面図、(b)はIIIb−IIIb線断面図である。 要部の拡大断面説明図である。 他の実施例を示す要部の断面説明図である。 従来例を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 スピンドル(中心軸)
2 ハブ本体
3 段差3aを有する座部
4 平面部
5 凹陥壁
6,6A 係止頂部
7,7A 弾性体リング
8,8A 押え板
10 止めリング

Claims (3)

  1. ハードディスクドライブのスピンドルモータ等に用いられるハードディスクの固定装置であって、ハブ本体のハードディスクの座部の段差の高さをハードディスクの厚さより低くし、この座部の内側に弾性体リングおよびこの弾性体リングを押止する押え板の内径が嵌合する凹陥壁をハブ本体に形成し、かつこの凹陥壁に続いてハブ本体の頂部外周に係止頂部を設けて成り、前記弾性体リングでハードディスクを座部上より押圧し、かつ前記押え板で弾性体リングを押止し乍ら、前記係止頂部に係止させて成ることを特徴とするハードディスクの固定装置。
  2. 弾性体リングは無端環状とし、押え板は一部切欠した弾性体とすると共に、それぞれが外周に比し、内周を稍々下側に向けた屈曲部を有することを特徴とする請求項1記載のハードディスクの固定装置。
  3. 請求項1または2記載のハードディスクの固定装置に用いられる弾性体リングおよび押え板であることを特徴とするハードディスクの固定装置の固定部材。
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