JP4499532B2 - 製本機のクランパ装置 - Google Patents

製本機のクランパ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4499532B2
JP4499532B2 JP2004326115A JP2004326115A JP4499532B2 JP 4499532 B2 JP4499532 B2 JP 4499532B2 JP 2004326115 A JP2004326115 A JP 2004326115A JP 2004326115 A JP2004326115 A JP 2004326115A JP 4499532 B2 JP4499532 B2 JP 4499532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp plate
bookbinding machine
clamper device
main body
operation member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004326115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006137013A (ja
Inventor
博志 土屋
政幸 川瀬
大介 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duplo Corp
Original Assignee
Duplo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duplo Corp filed Critical Duplo Corp
Priority to JP2004326115A priority Critical patent/JP4499532B2/ja
Publication of JP2006137013A publication Critical patent/JP2006137013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4499532B2 publication Critical patent/JP4499532B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、製本機のクランパ装置に関し、特に一冊の書籍へと製本される本身に対し、製本に必要な各処理が実施できるように、この本身をその両面から挟み付けて保持する製本機のクランパ装置に関する。
一冊の書籍へと製本される用紙の束の本身に対し、その背に糊付けして表紙を貼り付け、無線綴じ等を行う製本機においては、クランパと呼ばれる1対の板でこの本身を挟んで保持し、この状態で製本に必要な各処理工程へと移動される。
このような製本機におけるクランパ装置の、背景技術における一例(第1の例)を図10(a),(b)に示す。
この製本機のクランパ装置は、本身100xを固定クランプ板251と可動クランプ板252とで挟持する構造となっており、軸253でガイド保持されたクランプ移動用軸受254によって可動クランプ板252を移動させて、揃え受台255で背の部分が揃えられるように置かれた本身100xを、上記の固定クランプ板251と可動クランプ板252とで挟持するようになっている。
このように、本身100xをクランパ(251,252)で挟むとき、本身100xの端部を揃え、かつ、その背の部分が水平に揃うようにして挟んだとしても、挟むときの衝撃等で端部がずれてしまったり、本身の向きが変ってしまったりすることがある。
製本に必要な各処理工程、例えば、ミーリング、糊付け、奉仕貼付け等の各工程において、本身が振動したり、ずれを生じないように、クランパにより、本身をばね等を用いて強い力で挟み付けるようにしてた例がある。
しかし、この強い力で挟まれたままの状態では、ずれてしまった本身を修正することはできない。
ずれてしまった場合には、いったんクランパを開いて揃え直してから再度挟まなければならないため、手間がかかっていた。
また、再度挟み直したとしても、その挟むときの衝撃で同じようにずれが生じてしまうことになる。
そこで、1対のクランプ板の内側に補助クランプ板を設け、この補助クランプ板によって、1対のクランプ板で挟む前に、比較的弱い圧力で本身を仮に挟んでおき、それから本挟みする、という装置が提案されている。
このような、背景技術における第2の例を図11(a),(b)に示す。
この第2の例では、本身100yに対し、その一方の面に面接触する固定クランプ板303と、その他方の面に面接触するガイド板312と、によりこの本身100yを挟持するようになっているが、このガイド板312は、コイルスプリング313を介して可動クランプ板305に押し付けられて、本身100yの他方の面に加圧接触し、本挟み状態となる。
なお、可動クランプ板305は、カム311の回転力が、中間に介在する伝達機構を介して伝達されて、コイルスプリング313によりガイド板312を押し付けられる構造となっている。
また、本身100yの背の部分は、プラテン301に当接して揃えられるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭61−135671号公報(第1図,第2図)
上述した背景技術における第2の例では、1対のクランプ板(固定クランプ板303及び可動クランプ板305)の内側に、補助クランプ板としてのガイド板312を設け、このガイド板312を、コイルスプリング313を介して可動クランプ板305により押し付けて、ガイド板312を本身100yの他方の面に加圧接触させ、本挟み状態とする構造となっており、可動クランプ板305により本挟み状態とする前に、ガイド板312をコイルスプリング313の弱い力により本身100yの他方の面に面接触させて、比較的弱い力で仮挟み状態とすることができるが、ガイド板312がコイルスプリング313を介して比較的弱い力で押されている状態であっても、ガイド板312が弱い力であろうと本身に面接触している限り、本身100yの乱れは修正しにくく、薄くて腰の弱い揃えにくい用紙、本身に対しては、いったん挟持している圧を解除しなければならない、という問題点がある。
また、この例では、可動クランプ板305と本身100yとの間の距離を目測しながら可動クランプ板305を移動させ、所定の距離となったことを検知して可動クランプ板305を停止させて仮挟み状態とする必要があるので、薄くて腰の弱い用紙、本身に対しては、仮挟みの圧力が不足してこのような用紙、本身は座屈してしまう、という問題点があった。
本発明の目的は、上記背景技術における問題点に鑑みて、薄くて腰の弱い用紙、本身であっても、その乱れを容易に修正することができ、仮挟み状態、本挟み状態での乱れをなくすことができ、製本機のクランパ装置を提供することにある。
本発明の製本機のクランパ装置は、
一冊の書籍へと製本される本身に対し、製本に必要な各処理が実施できるように、前記本身をその両面から挟み付けて保持する製本機のクランパ装置であって、
前記本身の一方の面側に配置されて本身挟持の際に前記本身の一方の面に面接触する第1のクランプ板と、
前記本身の他方の面側に配置されて本身挟持の際に前記本身の他方の面に面接触する第2のクランプ板と、
前記本身の他方の面側の、前記第2のクランプ板の外側に配置されて本身挟持の際に前記第2のクランプ板をその外側から前記第1のクランプ板方向へと押し付けて、この第2のクランプ板を前記本身の他方の面に加圧、接触させる第3のクランプ板と、
を有し、かつ、
前記第2のクランプ板が前記第3のクランプ板で押し付けられて本挟み状態に入る前に、この第2のクランプ板を、手動操作により、前記本身の他方の面に加圧接触させて仮挟み状態とすることができるクランプ板支持操作部材を有することを特徴とする製本機のクランパ装置。
また、前記クランプ板支持操作部材は、前記第3のクランプ板を貫通し、かつこの第3のクランプ板の厚さ方向に摺動可能な構造を有し、このクランプ板支持操作部材を前記第3のクランプ板の外側から操作して前記第2のクランプ板を前記本身の他方の面に対し接触、離反させることができる構造である、前記製本機のクランパ装置。
また、前記クランプ板支持操作部材と前記第3のクランプ板との間には抵抗手段が設けられていて、この抵抗手段により、前記第2のクランプ板の前記本身の他方の面への加圧接触状態を保つことができる構造である、前記製本機のクランパ装置。
また、前記クランプ板支持操作部材は、前記第3のクランプ板を貫通する貫通軸を含んで形成され、この貫通軸と前記第3のクランプ板との間に前記抵抗手段が設けられた構造である、前記製本機のクランパ装置。
また、前記抵抗手段は、前記第3のクランプ板の、前記貫通軸が貫通している部分の両端部位それぞれに配置されたOリングである、前記製本機のクランパ装置。
また、前記第3のクランプ板は、その厚さ方向に貫通する開口窓が形成された構造であり、
前記クランプ板支持操作部材は、前記開口窓に挿通される挿通部を備えた構造であり、
前記抵抗手段は、その一端が前記開口窓に固定され、その他方の端側が前記挿通部に加圧接触してその動きに抵抗を与える抵抗片である、前記製本機のクランパ装置。
更に、前記製本機のクランパ装置に加えて、少なくとも2つのスイッチを設け、これらのスイッチを両手で同時にオンとしているときのみ、前記本身に対する仮挟み状態から本挟み状態へと移行できる構成とした製本機のクランパ装置。
また、前記製本機のクランパ装置に加えて、前記第2のクランプ板の前記本身に対する位置及び本身の厚さ方向に対する移動量を検出する検出手段を具備した製本機のクランパ装置。
更にまた、前記クランパ装置に加えて、前記第3のクランプ板の各動作を妨げない部位に固定されて、前記クランプ板支持操作部材を、前記第2のクランプ板の手動操作ができるように保持する固定枠と具備した製本機のクランパ装置。
本発明の製本機のクランパ装置は、本身の一方の面に面接触する第1のクランプ板に対し、本身の他方の面側には、第2のクランプ板と第3のクランプ板とが配置され、本身を本挟み状態とするときには、第2のクランプ板を第3のクランプ板で押し付けてこれらクランプ板で挟持するようになっており、また、仮挟み状態では、第3のクランプ板で第2のクランプ板が押されることなく、この第2のクランプ板を手動で動かして本身の挟み具合を調整できるので、薄くて腰の弱い用紙や本身であっても、その乱れを修正するのが容易になる、という効果がある。
また、第2のクランプ板の位置、移動量を検出する検出手段を設けることにより、目測によることなく正確に第2のクランプ板の位置、移動量が分るので、薄く変形しやすい用紙、本身であっても正確な位置で確実に挟持することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、
一冊の書籍へと製本される本身に対し、製本に必要な各処理が実施できるように、上記本身をその両面から挟み付けて保持する製本機のクランパ装置であって、
上記本身の一方の面側に配置されて本身挟持の際に上記本身の一方の面に面接触する第1のクランプ板と、
上記本身の他方の面側に配置されて本身挟持の際に上記本身の他方の面に面接触する第2のクランプ板と、
上記本身の他方の面側の、上記第2のクランプ板の外側に配置されて本身挟持の際に上記第2のクランプ板をその外側から上記第1のクランプ板方向へと押し付けて、この第2のクランプ板を上記本身の他方の面に加圧、接触させる第3のクランプ板と、
を有し、かつ、
上記第2のクランプ板が上記第3のクランプ板で押し付けられて本挟み状態に入る前に、この第2のクランプ板を、手動操作により、上記本身の他方の面に加圧接触させて仮挟み状態とすることができるクランプ板支持操作部材を有することを特徴とする製本機のクランパ装置。
また、上記クランプ板支持操作部材は、上記第3のクランプ板を貫通し、かつこの第3のクランプ板の厚さ方向に摺動可能な構造を有し、このクランプ板支持操作部材を上記第3のクランプ板の外側から操作して上記第2のクランプ板を上記本身の他方の面に対し接触、離反させることができる構造を有し、
上記クランプ板支持操作部材と上記第3のクランプ板との間には抵抗手段が設けられていて、この抵抗手段により、上記第2のクランプ板の上記本身の他方の面への加圧接触状態を保つことができる構造であり、
また、上記クランプ板支持操作部材は、上記第3のクランプ板を貫通する貫通軸を含んで形成され、この貫通軸と上記第3のクランプ板との間に上記抵抗手段が設けられた構造であり、
更に、上記抵抗手段は、上記第3のクランプ板の、上記貫通軸が貫通している部分の両端部位それぞれに配置されたOリングである構造となっている。
更に、上記製本機のクランパ装置に加えて、少なくとも2つのスイッチを設け、これらのスイッチを両手で同時にオンとしているときのみ、上記本身に対する仮挟み状態から本挟み状態へと移行できる構成であり、
また、上記製本機のクランパ装置に加えて、上記第2のクランプ板の上記本身に対する位置、及び、本身の厚さ方向に対する移動量を検出する検出手段を具備した構成となっている。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a)〜(c)は本発明の第1の実施例を説明するための、クランプ板開放状態、本身に対する仮挟み状態、及び本身に対する本挟み状態を示す側面図、
図2(a),(b)乃至図4(a),(b)は、図1の各状態における側面図及び平面図、
図5はこの実施例における抵抗手段の一例を示す部分断面側面図である。
この実施例における製本機のクランパ装置は、一冊の書籍へと製本される本身100に対し、製本に必要な各処理が実施できるように、この本身100をその両面から挟み付けて保持する製本機のクランパ装置であって、その主たる構成は、
本身100の一方の面側に配置されて、本身挟持の際に、本身100の一方の面に面接触する第1のクランプ板110と、
本身100の他方の面側に配置されて、本身挟持の際に、本身100の他方の面に面接触する第2のクランプ板120と、
本身100の他方の面側の、第2のクランプ板120の外側に配置されて、本身挟持の際に、第2のクランプ板120をその外側から第1のクランプ板110方向に押し付けて、この第2のクランプ板120を本身100の他方の面に加圧、接触させる第3のクランプ板130と、
第2のクランプ板120が第3のクランプ板130で押し付けられて、本身100を本挟み状態とする前に、第2のクランプ板120を、手動操作により、本身100の他方の面に加圧接触させて仮挟み状態とすることができるクランプ板支持操作部材140と、から成る。
またこの実施例における他の構成、構造、及び更に詳細な部分は次の通りである。
クランプ板支持操作部材140には、第3のクランプ板130を貫通し、その一端が第2のクランプ板120に固定されて第3のクランプ板130の厚さ方向に摺動可能な貫通軸141が設けられている。
また、第3のクランプ板130には、この貫通軸141を保持するスライド軸受131が設けられ、また、このスライド軸受131と並行して、厚さ方向に貫通、開口した開口窓132が形成されている。
そして、この開口窓132に、クランプ板支持操作部材140のもう一つの構成部材であり、一方の端側をこの開口窓132に挿通し、貫通軸141の他方の端側に固定された支持操作板142がある。
そして、このような構成、構造の第2のクランプ板120、第3のクランプ板130、及びクランプ板支持操作部材140により、第3のクランプ板130の外側からクランプ板支持操作部材140を手動操作して、第2のクランプ板120を本身100の他方の面に対し、接触、離反させることができる。
また、第3のクランプ板130の開口窓132内には、一端をこの開口窓132に固定し、他端側が、この開口窓132内に挿入された支持操作板142に加圧接触して、第3のクランプ板130とクランプ板支持操作部材140との間に抵抗を与え、第2のクランプ板120が本身100の他方の面に加圧接触する状態を保つことができるようにする、抵抗部材150としての圧接片151が設けられている。
なお、この他、本身100の背の部分を揃えるために揃え受台105が設けられ、また、第3のクランプ板130を移動させるための構成として、カム部161、可動軸162及びモータ163から成る挟持駆動部160が設けられ、更に、本挟み状態、仮挟み状態のときに本身100に対する挟み付け圧力を与える加圧ばね170が設けられている。
この実施例において、図1(a)及び図2(a),(b)がクランプ開放状態、即ち、本身100の一方の面は第1のクランプ板110には接触しているものの他方の面はフリーの状態を示し、図1(b)及び図3(a),(b)が仮挟み状態を示し、図1(c)及び図4(a),(b)が本挟み状態を示す。
図1(b)及び図3(a),(b)に示された仮挟み状態においては、クランプ板支持操作部材140を、第3のクランプ板130の外側から手動で、しかも抵抗部材150に対する弱い力で、本身100の他方の面への第2のクランプ板120の接触、離反を容易に操作することができる。
従って、本身100に乱れが生じた場合でも、このクランプ板支持操作部材140によって容易にその乱れを修正することができ、更に、この乱れを修正した後に、この仮挟み状態から本挟み状態とすることができるので、本挟み状態でも本身100の乱れは発生することはなく、この状態で製本に必要な各処理工程へと移ることができる。
図6は、この第1の実施例における抵抗部材の変形例を示す側面図である。
この変形例では、クランプ板支持操作部材140aの中に上述した支持操作板142は含まれておらず、貫通軸141aが主構成部材となっている。
従って、第3のクランプ板130aにも前述の開口窓132は無い。
そして、抵抗部材150aは、第3のクランプ板130aの、貫通軸141aが貫通している部分の両端部位それぞれに配置されたOリング152となっている。
図7は本発明の第2の実施例を示す側面図及びブロック図である。
図7において、挟持駆動部160のモータ163はCPUによって制御されるのは前述の第1の実施例でも同様であるが、この第2の実施例では、第1の実施例に加えて、第1のスイッチを含む第1のスイッチ回路191と第2のスイッチを含む第2のスイッチ回路192を設け、CPU139によって、第1のスイッチと第2のスイッチとを、それぞれ手動操作により(従って両手を用いて)同時にオンとしているときのみ、第1のクランプ板110乃至第3のクランプ板130による、仮挟み状態から本挟み状態へと移行できるようにしている。
従って、第2のクランプ板120によって本身100に対する仮挟み状態にあるような、本身100や第2のクランプ板120を操作しているような場合、第1のスイッチ及び第2のスイッチを、それぞれ手動操作により同時にオンとしておくことはできないので、仮挟み状態から本挟み状態へと移行することはなく、クランパで手などを挟まれることもなく安心して仮挟みなどの、良好な製本操作を行うことができる。
図8は本発明の第3の実施例を示す側面図及びブロック図である。
この第3の実施例は、前述の第1の実施例に加えて、第2のクランプ板120の本身100に対する位置や本身100の厚さ方向に対する移動量が検出できるように、クランプ板支持操作部材140の支持操作板142に固定された移動検知板181とスリットインデックス板182とセンサ183とを含むクランプ板位置検知部180を設けたもので、クランプ板支持操作部材140を操作して第2のクランプ板120による本身100の挟持状態を、目測によることなく定量的に、このクランプ板位置検知部180により検出することができる。したがって、本身を仮挟み状態とするまでの移動量を検出することにより、本身100の厚さを算出することができ、この厚さによって、第2のクランプ板の待機位置等を調整(198により)することができる。
従って、本身の厚さが変ったような場合でも、このクランプ板位置検知部180により、第2のクランプ板120等の無駄な移動をさせることなく最小限の動作で確実、正確に本挟み状態とすることができる。
また、糊がつきやすくするために本身の背を加工するミーリング部におけるガイド板の位置や、表紙を貼りつける際に本身を表紙とともに挟みつけるニップ板の間隔を、検出した厚さによって自動的に調整(196,197により)することができる。
図9は本発明の第4の実施例を示す本身仮挟み状態の側面図である。
この第4の実施例が図1乃至図8に示された各実施例と相違する点は、これら実施例においては、クランプ板支持操作部材(140,140a)が、第3のクランプ板(130,130a)に保持されているが、この第4の実施例では、第3のクランプ板とは別に、この第3のクランプ板の各動作を妨げない部位に固定されて、クランプ板支持操作部材140bを、第2のクランプ板120が手動操作できるように保持する固定枠200を設けた構造とした点である。
なお、その他の構成等は、この構造に合わせて多少異なる部分はあるが、前述の第1乃至第3の実施例と同様の構造となっている。
本発明の第1の実施例を説明するための、クランプ開放状態、本身に対する仮挟み状態、及び本身に対する本挟み状態を示す側面図である。 図1に示されたクランプ開放状態における側面図及び平面図である。 図1に示された本身に対する仮挟み状態における側面図及び平面図である。 図1に示された本身に対する本挟み状態における側面図及び平面図である。 図1乃至図4に示された第1の実施例における抵抗部材の一具体例を示す部分断面側面図である。 図5に示された抵抗部材に対する変形例を示す側面図である。 本発明の第2の実施例を示す側面図及びブロック図である。 本発明の第3の実施例を示す側面図及びブロック図である。 本発明の第4の実施例を示す仮挟み状態の側面図である。 背景技術における第1の例を示すクランプ開放状態、及び、本挟み状態の側面図である。 背景技術における第2の例を示す仮挟み状態、及び、本挟み状態の側面図である。
符号の説明
100、100x、100y 本身
105 揃え受台
110 第1のクランプ板
120 第2のクランプ板
130、130a、130b 第3のクランプ板
131 スライド軸受
132 開口窓
140、140a、140b クランプ板支持操作部材
141、141a、141b 貫通軸
142、142b 支持操作板
150、150a 抵抗部材
151 圧接片
152 Oリング
160 挟持駆動部
170 加圧ばね
180 クランプ板位置検知部
181 移動検知板
182 スリットインデックス板
183 センサ
191 第1のスイッチ回路
192 第2のスイッチ回路
193、195 CPU
196 ニップ板間隔調整部
197 ミーリングガイド板調整部
198 クランプ板待機位置調整部
200 固定枠
201 スライド軸受
202 開口窓
251 固定クランプ板
252 可動クランプ板
253 軸
254 クランプ移動用軸受
255 揃え受台
301 プラテン
302 シャフト
303 固定クランプ板
304 円筒体
305 可動クランプ板
306 ピン
307 アーム
308 長溝
309 カムフォロア
310 支軸
311 カム
312 ガイド板
313 コイルスプリング
314 光センサ

Claims (9)

  1. 一冊の書籍へと製本される本身に対し、製本に必要な各処理が実施できるように、前記本身をその両面から挟み付けて保持する製本機のクランパ装置であって、
    前記本身の一方の面側に配置されて本身挟持の際に前記本身の一方の面に面接触する第1のクランプ板と、
    前記本身の他方の面側に配置されて本身挟持の際に前記本身の他方の面に面接触する第2のクランプ板と、
    前記本身の他方の面側の、前記第2のクランプ板の外側に配置されて本身挟持の際に前記第2のクランプ板をその外側から前記第1のクランプ板方向へと押し付けて、この第2のクランプ板を前記本身の他方の面に加圧、接触させる第3のクランプ板と、
    を有し、かつ、
    前記第2のクランプ板が前記第3のクランプ板で押し付けられて本挟み状態に入る前に、この第2のクランプ板を、手動操作により、前記本身の他方の面に加圧接触させて仮挟み状態とすることができるクランプ板支持操作部材を有することを特徴とする製本機のクランパ装置。
  2. 前記クランプ板支持操作部材は、前記第3のクランプ板を貫通し、かつこの第3のクランプ板の厚さ方向に摺動可能な構造を有し、このクランプ板支持操作部材を前記第3のクランプ板の外側から操作して前記第2のクランプ板を前記本身の他方の面に対し接触、離反させることができる構造である請求項1記載の製本機のクランパ装置。
  3. 前記クランプ板支持操作部材と前記第3のクランプ板との間には抵抗手段が設けられていて、この抵抗手段により、前記第2のクランプ板の前記本身の他方の面への加圧接触状態を保つことができる構造である請求項2記載の製本機のクランパ装置。
  4. 前記クランプ板支持操作部材は、前記第3のクランプ板を貫通する貫通軸を含んで形成され、この貫通軸と前記第3のクランプ板との間に前記抵抗手段が設けられた構造である請求項3記載の製本機のクランパ装置。
  5. 前記抵抗手段は、前記第3のクランプ板の、前記貫通軸が貫通している部分の両端部位それぞれに配置されたOリングである請求項4記載の製本機のクランパ装置。
  6. 前記第3のクランプ板は、その厚さ方向に貫通する開口窓が形成された構造であり、
    前記クランプ板支持操作部材は、前記開口窓に挿通される挿通部を備えた構造であり、
    前記抵抗手段は、その一端が前記開口窓に固定され、その他方の端側が前記挿通部に加圧接触してその動きに抵抗を与える抵抗片である請求項3記載の製本機のクランパ装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の製本機のクランパ装置に加えて、少なくとも2つのスイッチを設け、これらのスイッチを両手で同時にオンとしているときのみ、前記本身に対する仮挟み状態から本挟み状態へと移行できる構成とした製本機のクランパ装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の製本機のクランパ装置に加えて、前記第2のクランプ板の前記本身に対する位置及び本身の厚さ方向に対する移動量を検出する検出手段を具備した製本機のクランパ装置。
  9. 請求項1記載の製本機のクランパ装置に加えて、前記第3のクランプ板の各動作を妨げない部位に固定されて、前記クランプ板支持操作部材を、前記第2のクランプ板の手動操作ができるように保持する固定枠と具備した製本機のクランパ装置。
JP2004326115A 2004-11-10 2004-11-10 製本機のクランパ装置 Expired - Fee Related JP4499532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004326115A JP4499532B2 (ja) 2004-11-10 2004-11-10 製本機のクランパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004326115A JP4499532B2 (ja) 2004-11-10 2004-11-10 製本機のクランパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006137013A JP2006137013A (ja) 2006-06-01
JP4499532B2 true JP4499532B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=36618133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004326115A Expired - Fee Related JP4499532B2 (ja) 2004-11-10 2004-11-10 製本機のクランパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4499532B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2030801B1 (de) * 2007-08-27 2014-01-08 Müller Martini Holding AG Verfahren zur Herstellung von aus zusammengetragenen Druckbogen gebildeten klebegebundenen Buchblocks und entsprechende Vorrichtung
JP2014193585A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Riso Kagaku Corp 挟持装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531540A (en) * 1978-08-24 1980-03-05 Komori Printing Mach Clamper for book binding machine
JPS58191197A (ja) * 1982-02-27 1983-11-08 ラ−デナ−・マシ−ネンフアブリツク・アウグスト・コルブス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ・コマンデイツト・ゲゼルシヤフト ブツクブロツククランプ装置
JPS61135671U (ja) * 1985-02-12 1986-08-23
JPH02251491A (ja) * 1989-03-25 1990-10-09 Toshiba Seiki Kk 製本用糊塗布装置
JPH09220876A (ja) * 1996-02-17 1997-08-26 Horizon Internatl Kk 製本装置のクランパー開閉機構
JP2002052859A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Techsya:Kk 書籍端面研磨方法およびその装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531540A (en) * 1978-08-24 1980-03-05 Komori Printing Mach Clamper for book binding machine
JPS58191197A (ja) * 1982-02-27 1983-11-08 ラ−デナ−・マシ−ネンフアブリツク・アウグスト・コルブス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ・コマンデイツト・ゲゼルシヤフト ブツクブロツククランプ装置
JPS61135671U (ja) * 1985-02-12 1986-08-23
JPH02251491A (ja) * 1989-03-25 1990-10-09 Toshiba Seiki Kk 製本用糊塗布装置
JPH09220876A (ja) * 1996-02-17 1997-08-26 Horizon Internatl Kk 製本装置のクランパー開閉機構
JP2002052859A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Techsya:Kk 書籍端面研磨方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006137013A (ja) 2006-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2127898B1 (en) Book binding apparatus for perfect book binding
WO2005115764A3 (en) Punching and binding system and elements thereof
EP2463715A3 (en) Surface position detection apparatus, exposure apparatus, and exposure method
CN110887740B (zh) 弯曲挺度测试方法、测试装置及显示面板的测试方法
WO2006016675A1 (ja) 用紙後処理装置および用紙後処理方法
WO2010062967A3 (en) Test electronics to device under test interfaces, and methods and apparatus using same
JP4499532B2 (ja) 製本機のクランパ装置
WO2011112109A3 (en) Process and device for producing a photograph album
JP4744247B2 (ja) 製本装置における表紙位置決め機構
JP4540109B2 (ja) 製本機のクランパ装置
JP4703986B2 (ja) 画像記録装置
JP4156260B2 (ja) 製本装置における表紙位置決め機構
US11104176B2 (en) Bending system, engrave system and value document manufacturing device
JP2014012387A (ja) 丸み出し装置、及びその方法
JP4671843B2 (ja) 製本装置の本身搬送機構
JP4563051B2 (ja) 製本装置
JP7002740B2 (ja) 製本装置、製本方法
JP6160052B2 (ja) 丸み出し装置
JP6341741B2 (ja) 冊子搬送装置
JP7314860B2 (ja) せん断引張試験機、試験片のチャック装置及びチャック方法
JP6923194B2 (ja) 製本装置
JP4180089B2 (ja) インデックス貼付補助具
JP6160053B2 (ja) 丸み出し装置
JPH0940231A (ja) 媒体幅寄せ装置
JP2001335202A (ja) 連続紙のスプライス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees