JP4499273B2 - 隠蔽用紙 - Google Patents

隠蔽用紙 Download PDF

Info

Publication number
JP4499273B2
JP4499273B2 JP2000364335A JP2000364335A JP4499273B2 JP 4499273 B2 JP4499273 B2 JP 4499273B2 JP 2000364335 A JP2000364335 A JP 2000364335A JP 2000364335 A JP2000364335 A JP 2000364335A JP 4499273 B2 JP4499273 B2 JP 4499273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
concealment
recording information
information
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000364335A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002166682A (ja
Inventor
三郎 近藤
昌太郎 岡村
隆夫 石垣
一三夫 藤田
博文 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
Priority to JP2000364335A priority Critical patent/JP4499273B2/ja
Publication of JP2002166682A publication Critical patent/JP2002166682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4499273B2 publication Critical patent/JP4499273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は隠蔽用紙に係わり、さらに詳しくは、くじ、ゲーム、抽選券、圧着はがき又は封書などの用紙に用いられる隠蔽用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、塗膜で隠蔽された情報マークを備え、この塗膜をコインなどでスクラッチして情報マークを確認するスクラッチオフ方式のゲームが販売されている。この情報マークは、塗膜で隠蔽されているので、表面上方からゲームの情報マークを確認するのは困難である。
【0003】
しかしながら、ゲームの用紙が紙のみからなる場合、光をゲームの用紙の裏側から透過させることにより、裏側から情報マークが透けて見える可能性がある。
これを防止するため、種々のタイプの隠蔽用紙が使用されている。用紙の間にアルミニウムなどの金属箔を挟んだ金属箔サンド紙、アルミニウムなどの金属を基紙の表面または裏面に蒸着した金属蒸着紙または基紙の間に黒紙を挟んだ黒紙サンド紙などである。これにより、ゲームの用紙の裏面からも情報マークを確認するのが困難になる。
【0004】
また、従来から、通知書、請求書または給与明細書などには、内部の記録情報をする隠蔽する目的で、圧着はがき、三折封書または中抜き封書などが使用されている。これらの用紙の外側には、用紙の内側に記載された記録情報を隠蔽するために、用紙の内側に記載された金額やコメント文などの記録情報とは全く別の種類の地紋が印刷されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金属箔サンド紙や金属蒸着紙は、用紙に金属を挟み込んだり、蒸着するための特別な工程が必要になるため、コストが高くなるという問題がある。
さらに、金属箔サンド紙や金属蒸着紙には、金属が含まれているので再生紙として再生するのが困難である。また、黒紙サンド紙には、黒い顔料が含まれているので、これを原料にして再生紙を製造すると、黒っぽい再生紙になり白色度が高い再生紙を好む社会需要に対応できない。
【0006】
すなわち、これらの用紙は、近年、社会要求が高まっているリサイクルなどの環境対策に対応するのが困難であるという問題がある。
さらに、従来の金属箔サンド紙や黒色サンド紙では、金属箔または黒紙と情報マークが形成された用紙との界面で剥がされ、裏面から情報マークが読み取られるおそれがある。
【0007】
一方、圧着はがきや封書の用紙の外側に印刷された地紋は、内側の記録情報とは全く違う種類のものである。つまり、圧着はがきや封書の用紙に強い光を当て光を透過させると、用紙の内側の記録情報と外側の地紋とを区別して見ることができるので、圧着はがきや封書の内側の記録情報が封書の外部から読み取られるおそれがある。
【0008】
すなわち、用紙の外側の一面に、内側の記録情報とは無関係の種類の地紋などが印刷された圧着はがきや封書は、記録情報に対する隠蔽性が低く、また、外側の一面を地紋などの印刷に用いていることから、印刷エリアを有効に活用できないとういう問題があった。
本発明は上記の問題点を鑑みて創作されたものであり、コストが安く、再生が容易で、隠蔽性が高く、圧着はがきなどの印刷エリアを有効に活用することができる隠蔽用紙を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、一方の面上又は上方に、記録情報を備えた第1の基紙と、前記第1の基紙の他方の面上に、前記記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第1の擬似記録情報を備えた第1の隠蔽層と、前記第1の隠蔽層の下に設けられた第2の基紙とを有することを特徴とする隠蔽用紙によって解決される。
【0010】
本発明によれば、基紙上の記録情報(以下、真の記録情報ともいう)を基紙の裏面から見えないように隠蔽するため、基紙の内側に真の記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第1の擬似記録情報を備えた第1の隠蔽層を有している。
【0011】
すなわち、第1の隠蔽層が備えた第1の擬似記録情報は、基紙上の真の記録情報と類似しており、真の記録情報の一部、例えば、ある情報を特定できる文字やマークなどを異なるようにし、かつ真の記録情報と第1の擬似記録情報との文字やマーク同士がおおむね重なり合うようにして配置されている。
従って、隠蔽用紙を裏面から見た場合、真の記録情報と類似した文字やマークなどを確認することができるが、真の記録情報をなす文字やマークと擬似記録情報をなす文字やマークとがおおむね重なり合っているので、真の記録情報と擬似記録情報を区別して読みとることが困難になる。これにより、基紙の上方の記録情報が、裏面から読み取られることを防止することができ、隠蔽性を向上させることができる。
【0012】
また、本発明の隠蔽用紙は、アルミニウムなどの金属を含まず、かつ黒紙を用いていないので、白色度が高い上質の再生紙に容易に再生することができる。
好ましい形態においては、前記第2の基紙の前記第1の隠蔽層側の面上に、前記記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第2の擬似記録情報を備えた第2の隠蔽層をさらに有する。
【0013】
すなわち、真の記録情報と類似した擬似記録情報が2層にわたって形成され、さらに、真の記録情報の一部、例えば、記録情報を特定する文字やマークを第1の隠蔽層及び第2の隠蔽層の2層にわたって異なるようにしているので、真の記録情報を読み取ることをさらに困難にすることができ、隠蔽性をさらに向上させることができる。
【0014】
また、好ましい形態においては、前記擬似記録情報は、前記記録情報が配置されている向きに対して、同じ向き又は異なる向きのいずれかの向き或いは同じ向きと異なる向きとが混在する向きになるように配置されている。さらに、前記第1の擬似記録情報と前記第2の擬似記録情報との情報同士は、少なくとも情報の一部が重なり合い、同じ向き又は異なる向きのいずれかの向き或いは同じ向きと異なる向きとが混在する向きになるように配置されている。
【0015】
これによれば、例えば、真の記録情報の一部の文字やマークなどに対して、第1の擬似記録情報の文字やマークが重なり、かつ隠蔽性が高くなるような角度に傾けて配置させた場合、隠蔽用紙を裏面から見たとき、真の記録情報に類似した意味をなさない文字やマークが見えるだけなので、さらに、真の記録情報を正確に読み取ることができなくなる。
【0016】
さらに、また、好ましい形態では、前記第2の基紙の前記隠蔽層とは反対側の面上には、第2の記録情報を備えている。
つまり、第1の基紙と第2の基紙との間、すなわち、用紙の内部に隠蔽層を備えているので、用紙の外側一面にわたって特別に地紋などを印刷して隠蔽する必要がない。これにより、用紙の外側一面にわたって、例えば公開情報などを印刷することができるので、用紙の印刷エリアを有効に活用することができる。
【0017】
また、上記した課題は、一方の面に記録情報を備え、他方の面に第1の隠蔽層を備えた第1の基紙と、前記第1の隠蔽層の下に設けられた第2の基紙とを有し、第1の基紙の前記第1の隠蔽層側の面と前記第2の基紙とが、接着剤層で場所により接着強度が異なるように貼接されていることを特徴とする隠蔽用紙によって解決される。
【0018】
本発明によれば、第1の基紙と第2の基紙とは、場所により接着強度が異なるようにして接着剤層で貼接されているので、真の記録情報を裏面から読み取ることを目的に、第1の基紙と第2の基紙との界面で無理やり剥がそうとしても、途中で基紙が切れるなどして上手く剥がすことができなくなる。
従って、無理やり隠蔽層を取り除くことにより真の記録情報が基紙の裏面から読み取られることを防止することができるので、隠蔽性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を圧着はがき又は封書の用紙に用いた例を示す。
【0020】
図1(a)は、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた二ツ折圧着はがきを示す斜視図である。
図1(a)に示すように、二ツ折圧着はがきは、表面に記録情報が記録された第1の用紙10と、外面にあて先が記録され、該記録情報を表面から隠蔽するための第2の用紙12とを備え、これらが圧着されて作成される。この圧着はがきの受け取り人は、用紙12を用紙10から剥がすことにより、内側に記載された記録情報、例えば金額情報13などを確認することができる。本発明の実施の形態の隠蔽用紙が用紙10及び用紙12に用いられている。
【0021】
図1(b)は、図1(a)のI−Iに沿った、用紙10の金額情報13が記載されている部分の部分断面図である。
図1(b)に示すように、第1の基紙14上には記録情報である金額情報13をなす印字層22が印字され、第1の基紙14の下には、第1の隠蔽層16が形成されている。そして、第1の隠蔽層16の下には第2の隠蔽層18が形成され、第2の隠蔽層18の下には、第2の基紙20が設けられている。
【0022】
すなわち、本発明の実施の形態の隠蔽用紙は、表面に記録情報を備え、裏面に第1の隠蔽層16を備えた第1の基紙14と、第2の隠蔽層18を備えた第2の基紙20とが、これらの隠蔽層同士が対向するようにして接着剤層13で貼接された構造になっている。そして、記録情報を隠蔽するため、第1の隠蔽層16には第1の擬似記録情報が、第2の隠蔽層18には第2の擬似記録情報が備えられている。
【0023】
また、第2の基紙20の第2の隠蔽層18とは反対側、すなわち用紙10裏面には、第2の記録情報である公開情報(図示せず)が印刷されている。この公開情報は隠蔽されておらず、圧着はがきの受け取り人以外の人もはがきの裏側から確認することができる情報である。さらに、用紙12のあて先が記載された面の反対側の面には、例えば、用紙10上の記録情報を説明するための説明文などが記録されている。
【0024】
このようにして、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた二つ折圧着はがき11が基本構成されている。
次に、本発明の実施の形態の隠蔽用紙の製造方法を説明しながら、第1の隠蔽層16及び第2の隠蔽層18によって記録情報が隠蔽される原理を説明する。
図2(a)は圧着はがきに記録された記録情報を示す平面図、図2(b)は第1の擬似記録情報を示す平面図、図2(c)は第2の擬似記録情報を示す平面図、図2(d)は、記録情報、第1及び第2の擬似記録情報が重なり合った様子を隠蔽用紙の裏から透視した透視平面図である。
【0025】
図2(a)に示すように、記録情報である金額情報が「¥123,456」である場合について説明する。
まず、例えば、化学パルプを70%以上含有する第1の基紙14を用意し、この表面の所定の領域に記録情報を印字して印字層22を形成する。
その後、第1の基紙14の裏側に、真の記録情報の文字と重なり、かつ文字の一部を別の文字に変えた第1の擬似記録情報を印字または印刷して第1の隠蔽層16を形成する。
【0026】
このとき、第1の擬似記録情報の文字は、真の記録情報の文字の中心部を軸にして任意の角度に回転させて配置させるのが好ましい。また、図2(b)に示すように、第1の擬似記録情報の文字を、真の記録情報の文字とは上下逆になるような方向に配置させることがさらに好ましい。
続いて、例えば、化学パルプを70%以上含有する第2の基紙20を用意する。この第2の基紙20上に、真の記録情報の文字と重なり合うように、かつ文字の一部を別の文字に変えた第2の擬似記録情報を印字または印刷して第2の隠蔽層18を形成する。
【0027】
このとき、図2(c)に示すように、第2の擬似記録情報の文字は、真の記録情報の文字と同じ方向になるように配置させることが好ましい。
これらの擬似記録情報は、真の記録情報のうち、この情報を特定する、例えば、上の位の数字を異なった数字に変えている。すなわち、真の記録情報の「1」を第1の擬似情報では「5」に、第2の擬似情報では「7」に変えている。
【0028】
次いで、第2の基紙の第2の隠蔽層18が形成されている面の反対側の面に第2の記録情報である公開情報を印字または印刷する。
次いで、第1の基紙14と第2の基紙20とを、第1及び第2の隠蔽層16,18同士が対向するようして、かつ第1の基紙14上の記録情報の文字やマークに第2の擬似記録情報の文字やマークが重なるようにして、接着剤層17で接着する。このとき、第1及び第2の基紙14,20の場所により接着剤層17の接着強度が異なるように、接着剤を次のようにして塗布する。図3(b)は接着剤層17の接着強度の様子を示す斜視図である。
【0029】
まず、第1の基紙14または第2の基紙20のどちらかの隠蔽層を有する面上全面に、接着強度が弱い、例えば、水性アクリル系接着剤をロールコータなどで塗布する。
その後、接着強度が強い、例えば、水性ポリエステル系接着剤をロールコータなどでメタルマスクを用いるなどして選択的にある領域のみに塗布する。
【0030】
この結果、図3に例示すように、X方向及びY方向において、接着強度が強い接着剤層17aと接着強度が弱い接着剤層17bが、例えばストライプ状に相互に現れるように接着剤層17が形成される。
なお、隠蔽性を向上させる目的で、接着剤層17の材料として、暗色系、例えば黒色系の顔料が添加された接着剤を使用してもよい。この場合、白色度が高い上質の再生紙に再生できる程度に暗色系の顔料を添加するのが好ましい。
【0031】
このようにして、本発明の実施の形態の隠蔽用紙24を製造することができる。本発明の実施の形態の隠蔽用紙24を図1(b)の裏側Aから光を透過させて観察すると、図2(d)に示すような記録情報とは異なった情報を辛うじて確認することができる。
しかしながら、たとえ、この情報が見えたとしても、類似した文字が重なり合い、真の記録情報を特定する文字を第1及び第2の擬似記録情報で変えているので、数字に似た情報を確認できるが、この3つの記録情報を区別して真の記録情報を特定することは困難である。
【0032】
このように、圧着はがき11の用紙10及び12に本発明の実施の形態の隠蔽用紙24を用いることにより、はがき内部の記録情報を特定することが困難になるので、圧着はがき11の隠蔽性を向上させることができる。
圧着はがきや封書の外側に、真の記録情報の文字やマークとは全く異なる種類の地紋パターンを印刷して隠蔽している場合、真の記録情報と地紋パターンとを区別して見ることができるので、真の記録情報を読み取られてしまうおそれがあることはいうまでもない。
【0033】
また、接着剤層17の接着強度を場所により異なるようにしているので、第1の基紙14と第2の基紙20とを界面から無理やり剥がして隠蔽層16、18を除去しようとしても、途中で基紙が切れるなどして、上手く剥がすことができない。従って、圧着はがきや封書の内側の記録情報を裏面から無理やり読み取られることを防止することができるので、隠蔽性をさらに向上させることができる。
【0034】
さらに、また、本発明の実施の形態の隠蔽用紙24は、その裏面(図1、圧着はがき11の用紙10の裏面)に、隠蔽用の地紋を印刷する必要がなく、例えば、宣伝情報などの公開情報を印刷することができるので、圧着はがき11の印刷エリアを有効に活用することができる。
次に、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を他の圧着はがきや封書の用紙に用いた例を説明する。図4(a)は本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた三つ折圧着はがきを示す斜視図である。
【0035】
三ツ折圧着はがき11aは、図4(a)に示すように、一方の面に記録情報を備えた二つの用紙10a,10bとあて先が記載された面をもつ用紙10cとで構成されている。これらの用紙10a,10b,10cは一体になって繋がっており、まず、二つの記録情報が対向するように折られ、次に、表面にあて先がくるようにさらに折られ、これらの面が圧着されて、三ツ折圧着はがき11aが作成される。
【0036】
本発明の実施の形態の隠蔽用紙24をこの三ツ折圧着はがき11aの用紙10a,10b,10cに用いることができ、上記の二つ折圧着はがきでの実施の形態と同様に、記録情報と類似の擬似記録情報を隠蔽用紙に備えることにより、内側に記載された記録情報を完全に隠蔽することができる。
図4(b)は、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いたミシン目入りの二ツ又は三ツ折封書を示す斜視図である。二ツ折又は三ツ折封書11bの用紙10dの内側には記録情報が記載され、受け取り人はミシン目を切ることによって記録情報を確認することができる。本発明の実施の形態の隠蔽用紙24をこの封書11dの用紙10dに用いることができ、用紙10dの内側に記録された記録情報を完全に隠蔽することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、本発明の実施の形態の隠蔽用紙をゲームの用紙に用いた点である。
【0037】
図5(a)は、ゲームの概略を示す平面図、図5(b)は、図5(a)のII−IIに沿ったB部の断面を示す部分断面図である。
図5(a)及び(b)に示すように、ゲームシート31の領域Bには、第1の基紙14a上に記録情報である情報マーク22aが形成され、情報マーク22a上には保護ニス層30及びアルミニウムなどを含む不透明な塗膜32が形成されている。この塗膜32は情報マーク22aをゲームシート31の表面上方から隠蔽するために形成されており、塗膜32をコインなどでスクラッチすることにより、保護ニス層30を介して情報マーク22aを確認することができる。
【0038】
第1の基紙14aの下には、第1の実施の形態と同様に、上から順に、第1の隠蔽層16a、接着剤層17c、第2の隠蔽層18a及び第2の基紙20aが設けられている。そして、第1の隠蔽層16a及び第2の隠蔽層18aには、第1の実施の形態と同様に、それぞれ第1の擬似記録情報及び第2の擬似記録情報が備えられている。また、接着剤層17cは、第1の実施の形態の接着剤層17と同様に、場所により接着剤強度が異なるように形成されている。
【0039】
さらに、第2の基紙20aの第2の隠蔽層18a側とは反対側の面、すなわち隠蔽用紙24aの裏側には、ゲームの説明や注意書きなどが記載されている。
このようにして、本実施の形態の隠蔽用紙を用いたゲームシート11が基本構成されている。
次に、ゲームの用紙に用いられた本発明の実施の形態の隠蔽用紙の第1の隠蔽層16a及び第2の隠蔽層18aについて説明する。
【0040】
ゲームの中で「迷路」タイプのものを例にして説明する。情報マーク22aを表面上方から隠蔽している塗膜32上には、「スタート地点」、「はずれ」、「等級」などの情報が印刷され、スタート地点の塗膜32をコインなどでスクラッチすることからゲームが開始される。そして、露出した矢印マークに沿って次の塗膜32をスクラッチすることにより、はずれか又はある等級にたどり着いてゲームが終了する。
【0041】
図6(a)は、ゲームの情報マークの一部分を示す平面図、図6(b)は第1の隠蔽層に備えられた第1の擬似記録情報の一部分を示す平面図、図6(c)は第2の隠蔽層に備えられた第2の擬似記録情報の一部分を示す平面図である。
このタイプのゲームの記録情報は、情報マーク22aである矢印マークであり、図6(a)に示すように、「はずれ」である場合、スタート地点から矢印マークを順に追っていくと最後の矢印が「はずれ」に到着する。第1の隠蔽層16aに備えられた第1の擬似記録情報は、第1の実施の形態と同様に、記録情報と重なり合い、記録情報とは一部の情報を変えたものでる。例えば、図6(b)に示すように、第1の擬似記録情報を、記録情報である矢印マークの中心部を軸にして回転させ、上下逆になるような方向にして配置する。そして、第1の擬似記録情報では、記録情報の中で情報を特定する、「はずれ」を指している上段の真中の湾曲した矢印マーク(図6(a)の34)を、例えば、左向きの直線の矢印マーク(図6(b)の34a)に変えている。
【0042】
第2の隠蔽層18aに備えられた第2の擬似記録情報も、記録情報と重なり合い、記録情報の一部の情報を変えたものである。例えば、第2の擬似記録情報を、記録情報の矢印マークの中心部を軸にして任意の角度に回転させた方向を向けて配置する。最適な形態としては、図7(a)に示すように、記録情報とほぼ同じ向きになるように配置する。そして、記録情報の上の段の真中の湾曲した矢印マーク(図6(a)の34)を第2の擬似記録情報では下向きの直線の矢印マーク(図7(a)の34b)に変えている。
【0043】
このようにして、ゲームの真の記録情報の下方に、第1及び第2の擬似記録情報を設けることによって、真の記録情報をゲームシート31の裏面から特定できないように隠蔽する。このような構造のゲームシート31の裏側に光を透過させ、ゲームシート31の裏側から観察すると、図7(b)に示すような種々の方向を指す矢印マークが重なり合った情報を辛うじて確認することができる。
【0044】
しかしながら、たとえ、この情報が見えたとしても、第1及び第2の隠蔽層16a,18aが備えた矢印マークは、当たりの等級やはずれの情報を特定するゲームの真の矢印マークの方向とは異なった方向を指し、これらが重なり合って見えるので、矢印がどこを指しているのかを特定することは困難である。また、ゲームの真の矢印マークと第1及び第2の隠蔽層が備えた矢印マークを区別して真の矢印マークだけを特定するのも困難である。
【0045】
このように、本発明の実施の形態の隠蔽用紙24aをゲームシート31の用紙に用いることにより、ゲームの「当たり」、「はずれ」の情報が裏面から読み取られることを防止することができるので、隠蔽性を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の隠蔽用紙24aを用いたゲームシート31は、アルミニウムなどの金属や黒紙を含んでいないので、容易に上質の再生紙に再生することができるので、リサイクルなどの環境対策に貢献することができる。
【0046】
さらに、また、接着剤層17cを場所によりその接着強度が異なるようにしているので、ゲームシート31から第2の基紙20aを上手く剥がして隠蔽層16a、18aを除去するのが困難になる。従って、ゲームシート31の裏面から無理やり真の記録情報が読み取られることを防止することができる。
(第3の実施の形態)
第3の本実施の形態が第1及び第2の実施の形態と異なる点は、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を封筒の用紙に用いた点である。
【0047】
図8(a)は本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた封筒を閉じる前の状態を示す斜視図、図8(b)は本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた封筒を閉じた状態を示す斜視図である。
図8(a)及び(b)に示すように、封筒44は用紙40が折られて筒状に作成されたものであり、その中に第3の基紙42が封入されて閉じられる。この用紙40は第1の実施の形態に係る隠蔽用紙24からなる。
【0048】
封筒44の用紙40の上、すなわち内側には、第1の実施の形態のように直接記録情報は記載されておらず、記録情報は、用紙40以外の第3の基紙42上に印字または印刷され、この第3の基紙42が記録情報として封筒44の中に封入される。
つまり、第1の実施の形態では、記録情報は第1の基紙14上に形成された印字層22であるのに対し、本実施の形態では、記録情報は封筒44の中、すなわち第1の基紙14の上方に接着されていない状態で設けられた第3の基紙42上に記載された金額情報43である。
【0049】
この第3の基紙42に記載される記録情報の種類、例えば、金額情報43に合わせて、第1の実施の形態と同様に、本発明の実施の形態の隠蔽用紙24を封筒44の用紙40として用いればよい。これにより、封筒44の中に封入された第3の基紙に記録された記録情報43を完全に隠蔽することができる。
以上、第1、第2及び第3の実施の形態により、この発明の詳細を説明したが、この発明の範囲は上記実施の形態に具体的に示した例に限られるものではなく、この発明を逸脱しない要旨の範囲の上記実施の形態の変更はこの発明の範囲に含まれる。
【0050】
例えば、真の記録情報の実施の形態として、数字からなる金額情報及び矢印マークを例示したが、文字、図柄、模様、コメント文、記号、各種の絵などの用紙に記載できるものであれば何でもよいことはいうまでもない。
また、第1及び第2の擬似記録情報の文字やマークなどの配置位置の最適な実施の形態を図2、図6及び図7で例示したが、これに限定されるものではなく、第1及び第2の擬似記録情報の文字やマークなどは、真の記録情報の少なくとも一部の文字やマークなどと重なっていればよく、また、文字やマークなどの配置角度は隠蔽性が高くなるように任意に設定すればよい。
【0051】
また、第1及び第2の擬似記録情報の文字やマークを真の記録情報の文字やマークに対して、一つのみ変えた例を例示したが、これに限定されるものではなく、二つ以上変えてもよく、全体的に真の記録情報に類似した文字やマークになるようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、基紙上の記録情報を基紙の裏面から見えないように隠蔽するため、用紙の内部に記録情報の少なくとも一部の情報と重なり、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第1の擬似記録情報を備えた第1の隠蔽層を有している。
【0053】
すなわち、第1の隠蔽層が有する第1の擬似記録情報は、基紙上の真の記録情報と類似しており、真の記録情報の一部、例えば、ある情報を特定できる文字やマークなどを異なるようにし、かつ真の記録情報と第1の擬似記録情報との文字やマーク同士の少なくとも一部が重なり合うようにして配置されている。
従って、基紙を裏面から見た場合、真の記録情報と類似した文字やマークを確認することができるが、例えば、真の記録情報を特定する文字やマークが異なり、かつ同じような文字やマークが、重なり合っているので、真の記録情報と擬似記録情報を区別して読みとることが困難になる。これにより、基紙の上方の記録情報が、裏面から読み取られることを防止することができ、隠蔽性を向上させることが可能となる。
【0054】
また、本発明の隠蔽用紙は、アルミニウムなどの金属を含まず、かつ黒紙を用いていないので、白色度が高い上質の再生紙に容易に再生することが可能となる。
さらに、また、用紙の外側一面に地紋などを印刷する必要がないので、用紙の外側一面にわたって公開情報などを印刷することができ、印刷エリアを有効に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた二ツ折圧着はがきを示す斜視図、(b)は(a)のI−Iに沿った部分断面図である。
【図2】(a)は第1の実施の形態に係る二ツ折圧着はがきの記録情報を示す平面図、(b)は第1の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙が備えた第1の擬似記録情報を示す平面図、(c)は第1の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙が備えた第2の擬似記録情報を示す平面図、(d)は(a)、(b)及び(c)を重ね合わせたときに圧着はがきの裏面から確認できる情報を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の隠蔽用紙の接着剤層の接着強度の様子を示す斜視図である。
【図4】(a)は第1の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた三ツ折圧着はがきを示す斜視図、(b)は本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた封書を示す斜視図である。
【図5】(a)はゲームシートの概略を示す平面図、(b)は第2の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いたゲームシートの断面を示す部分断面図である。
【図6】(a)はゲームの情報マークを示す平面図、(b)は第2の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙が備えた第1の擬似記録情報を示す平面図である。
【図7】(a)は第2の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙が備えた第2の擬似記録情報を示す平面図、(b)は図6(a)、(b)及び図7(a)を重なり合わせた際にゲームシートの裏面から確認できる情報を示す平面図である。
【図8】(a)及び(b)は第3の実施の形態に係る、本発明の実施の形態の隠蔽用紙を用紙に用いた封筒を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c,12,40 用紙
11 二ツ折圧着はがき
11a 三ツ折圧着はがき
11b 封書
13,43 金額情報(記録情報)
14,14a 第1の基紙
16,16a 第1の隠蔽層
17,17c 接着剤層
17a 接着強度が強い接着剤層
17b 接着強度が弱い接着剤層
18,18a 第2の隠蔽層
20,20a 第2の基紙
22 印字層
22a 情報マーク(記録情報)
24,24a 隠蔽用紙
30 保護ニス層
31 ゲームシート
32 塗膜
34,34a,34b 矢印マーク
42 第3の基紙
44 封筒

Claims (14)

  1. 一方の面上又は上方に、記録情報を備えた第1の基紙と、
    前記第1の基紙の他方の面上に、前記記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第1の擬似記録情報を備えた第1の隠蔽層と、
    前記第1の隠蔽層の下に設けられた第2の基紙とを有することを特徴とする隠蔽用紙。
  2. 前記第2の基紙の前記第1の隠蔽層側の面上に、前記記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された第2の擬似記録情報を備えた第2の隠蔽層をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の隠蔽用紙。
  3. 前記記録情報は、文字、数字、図柄、マーク又は模様のうちのいずれかの情報或いはこれらを組み合わせた情報からなり、前記第1の擬似記録情報は、該記録情報に関連した情報からなる前記第1の隠蔽層から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の隠蔽用紙。
  4. 前記第1の擬似記録情報は、前記記録情報が配置されている向きに対して、同じ向き又は異なる向きのいずれかの向き或いは同じ向きと異なる向きとが混在する向きになるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の隠蔽用紙。
  5. 前記第1の擬似記録情報と前記第2の擬似記録情報との情報同士は、少なくとも情報の一部が重なり合い、同じ向き又は異なる向きのいずれかの向き或いは同じ向きと異なる向きとが混在する向きになるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の隠蔽用紙。
  6. 前記記録情報は、前記第1の基紙の一方の面上に、直接形成された印字層または印刷層であって、前記隠蔽用紙は圧着はがき、封書、くじ、ゲーム又は抽選券の用紙に用いられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の隠蔽用紙。
  7. 前記記録情報は、前記第1の基紙の一方の面の上方に、前記第1の基材に接着しないで設けられた第3の基紙上に形成された印字層または印刷層であって、前記隠蔽用紙は、前記第3の基紙が封入される封筒の用紙に用いられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の隠蔽用紙。
  8. 前記記録情報は、前記第1の基紙の前記第1の隠蔽層側とは反対側の面上方から該記録情報が確認できないように隠蔽されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の隠蔽用紙。
  9. 前記第1の基紙と第2の基紙とは、接着剤層で貼接され、該接着剤層の接着強度を、場所により異なるようにしていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の隠蔽用紙。
  10. 前記接着剤層は、黒色に着色されていることを特徴とする請求項9に記載の隠蔽用紙。
  11. 前記第2の基紙の前記第2の隠蔽層とは反対側の面上には、第2の記録情報を備えていることを特徴とする請求項2に記載の隠蔽用紙。
  12. 一方の面に記録情報を備え、他方の面に第1の隠蔽層を備えた第1の基紙と、
    前記第1の隠蔽層の下に設けられた第2の基紙とを有し、
    前記第1の基紙と前記第2の基紙とが、接着剤層で場所により接着強度が異なるように貼接されていることを特徴とする隠蔽用紙。
  13. 前記第2の基紙は、前記接着剤層側の面上に第2の隠蔽層を備えていることを特徴とする請求項12に記載の隠蔽用紙。
  14. 前記第1の隠蔽層は、前記記録情報の少なくとも一部の情報に重なって配置され、かつ前記記録情報とは少なくとも一部の情報が異なるように形成された擬似記録情報を備えていることを特徴とする請求項12に記載の隠蔽用紙。
JP2000364335A 2000-11-30 2000-11-30 隠蔽用紙 Expired - Fee Related JP4499273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000364335A JP4499273B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 隠蔽用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000364335A JP4499273B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 隠蔽用紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002166682A JP2002166682A (ja) 2002-06-11
JP4499273B2 true JP4499273B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=18835299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000364335A Expired - Fee Related JP4499273B2 (ja) 2000-11-30 2000-11-30 隠蔽用紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4499273B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4760354B2 (ja) * 2005-12-15 2011-08-31 カシオ電子工業株式会社 圧着はがきの接着剤塗布方法、塗布装置及び圧着はがき作成装置
JP4740811B2 (ja) * 2006-08-30 2011-08-03 トッパン・フォームズ株式会社 隠蔽シート
JP4740812B2 (ja) * 2006-08-30 2011-08-03 トッパン・フォームズ株式会社 隠蔽シート

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719062U (ja) * 1980-07-08 1982-02-01
JP2000006567A (ja) * 1998-06-24 2000-01-11 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ隠蔽層付印刷物
JP2000194265A (ja) * 1998-10-20 2000-07-14 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム積層体およびホログラムラベル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719062U (ja) * 1980-07-08 1982-02-01
JP2000006567A (ja) * 1998-06-24 2000-01-11 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ隠蔽層付印刷物
JP2000194265A (ja) * 1998-10-20 2000-07-14 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム積層体およびホログラムラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002166682A (ja) 2002-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8449969B2 (en) Security element for security papers and valuable documents
US8534710B2 (en) Security element and method for manufacturing the same
US6916047B2 (en) Secure card
CN100412892C (zh) 改进的保密装置
JP3917244B2 (ja) 秘密情報隠蔽カード
JP4499273B2 (ja) 隠蔽用紙
JP4601733B2 (ja) 偽造防止印刷媒体
JP4832192B2 (ja) 偽造防止媒体
US8202593B2 (en) Printing carriers for transferring confidential information
US20050064151A1 (en) Ink jet printable security document
JPWO2006051832A1 (ja) スクラッチ式印刷物
JPH1159043A (ja) スクラッチカード
JP5360461B2 (ja) 複写防止媒体
JP4670510B2 (ja) 画像情報記録媒体
JP3635928B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物
JP2003127574A (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物
JP4280122B2 (ja) 装飾シートおよびその製造方法
JP3818247B2 (ja) 印刷物
JP4826328B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付可変情報印刷物
JP3081867U (ja) スクラッチ式印刷物
JP3081781U (ja) スクラッチ式印刷物
JP4612503B2 (ja) 秘匿情報を有する印刷物
JP3444201B2 (ja) スクラッチ隠蔽層付印刷物
JPH11254870A (ja) スクラッチオフ籤券
JPH09290589A (ja) 偽造防止及びデザイン効果を有したスクラッチシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees