JP4497831B2 - 露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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  • Lenses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造工程において用いられる露光装置で、レチクルパターンをシリコンウエハ上に投影して転写する投影露光装置に関するものであり、その中でも、特にEUV光(Extreme Ultraviolet 極紫外光)である13〜14nm程度の波長の露光光を光源として使用し、真空内をミラー光学系より投影露光するEUV露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図6又は図7を用いて説明する。
【0003】
101は励起レーザーで、光源の発光点となる光源材料をガス化、液化、噴霧ガス化させたポイントに向けて照射して、光源材料原子をプラズマ励起することにより発光させる為の励起レーザーで、YAG固体レーザー等を用いる。102は光源発光部で内部は真空に維持された構造を持っている。ここで、102Aは光源Aで、実際の露光光源の発光ポイントを示す。
【0004】
103は露光装置全体を格納する真空チャンバーで、真空ポンプ104により真空状態を維持することを可能にするチャンバーである。105は光源発光部102からの露光光を導入成形する露光光導入部で、ミラーA〜ミラーD(105A〜105D)により構成され、露光光を均質化かつ整形する。
【0005】
106はレチクルステージで、レチクルステージ上の可動部には、露光パターンの反射原版106Aが搭載されている。
【0006】
107は原版105Aから反射した露光パターンを縮小投影する縮小投影ミラー光学系で、ミラーA〜E(107A〜107E)に順次投影反射し最終的に規定の縮小倍率比で縮小投影される。
【0007】
108はウエハステージで、原版105Aにより反射縮小投影されたパターンを露光するSi基板であるウエハ108Aを、所定の露光位置に位置決めする為に、XYZ方向への駆動、XY軸回りのチルト、Z軸回りの回転方向の6軸駆動可能に位置決め制御される。
【0008】
109はレチクルステージ支持体で、レチクルステージ105を装置設置床に対して支持する。110は投影系本体で、縮小投影ミラー光学系107を装置設置床に対して支持する。111はウエハステージ支持体で、ウエハステージ108を装置設置床に対して支持する。
【0009】
以上のレチクルステージ支持体109と投影系本体110とウエハステージ支持体111により分離独立して支持された、レチクルステージ105と、縮小投影ミラー光学系107間及び縮小投影ミラー光学系107とウエハステージ108と間は、相対位置を位置計測し所定の相対位置に連続して維持制御する手段(不図示)が設けられている。
【0010】
また、レチクルステージ支持体109と投影系本体110とウエハステージ支持体111には、装置設置床からの振動を絶縁するマウント(不図示)が設けられている。
【0011】
112は装置外部から一旦装置内部に原版106Aであるレチクルを保管するレチクルストッカーで、保管容器に密閉状態で異なるパターン及び異なる露光条件に合わせたレチクルが保管されている。113は前記レチクルストッカー112から使用するレチクルを選択して搬送するレチクルチェンジャー。
【0012】
114はXYZ及びZ軸周りに回転可能な回転ハンドから成るレチクルアライメントユニットで、前記レチクルチェンジャー113から原版106Aを受け取り、レチクルステージ106端部に設けられた、レチクルアライメントスコープ115部分に180度回転搬送し、縮小投影ミラー光学系107基準に設けられたアライメントマーク115Aに対して原版106A上をXYZ軸回転方向に微動してアライメントする。アライメントを終了した原版106Aはレチクルステージ106上にチャッキングされる。
【0013】
116は装置外部から一旦装置内部にウエハ108Aを保管するウエハストッカーで、保管容器に複数枚のウエハが保管されている。117はウエハ搬送ロボットで、前記ウエアストッカー116から露光処理するウエハ108Aを選定し、ウエハメカプリアライメント温調機118に運ぶ。ウエハメカプリアライメント温調機118では、ウエハの回転方向の送り込み粗調整を行うと同時に、ウエハ温度を露光装置内部温調温度に合わせ込む。
【0014】
119はウエハ送り込みハンドで、ウエハメカプリアライメント温調機118にてアライメントと温調されたウエハをウエハステージに送り込む。
【0015】
120及び121はゲートバルブで、装置外部からレチクル及びウエハを挿入するゲート開閉機構である。122も同じくゲートバルブで、装置内部でウエハストッカー及びウエハメカプリアライメント温調機空間と露光空間を隔壁で分離し、ウエハを搬送搬出するときのみ開閉する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
このように、隔壁で分離することによりウエハの装置外部との搬送搬出の際に、一旦大気開放される容積を最小限にして、速やかに真空平行状態にすることを可能にしている。
【0017】
このように、従来の構成の露光装置で、図7に示すようにミラーA〜Eを107F、鏡筒に対して支持位置決めした場合、面内並進シフト方向の微小変位及び回転軸倒れが発生したり、ミラー自身の自重変形が発生したりすることにより、1nm以下程度と、極めて厳しいミラー面形状精度が要求される投影光学系ミラー及び照明系ミラー及び光源ミラーの精度を補償出来なくなる。
【0018】
またこのように、ミラー面精度(光学収差)が悪化すると、投影光学系の場合ウエハへの結像性能の悪化及び照度低下を招く。
【0019】
さらに、このような従来の構成の露光装置で、光源発光部からの露光光を導入成形する露光光導入部の、ミラーA〜D及び原版から反射した露光パターンを縮小投影する、縮小投影ミラー光学系で、ミラーA〜Eは、Mo−Siの多層膜が蒸着あるいはスパッタにより形成され、個々の反射面で光源からの露光光を反射する。その際、一面あたりの反射率は凡そ70%程度で残りはミラー母材に吸収され熱に変換される。露光光反射エリアでは温度が10〜20℃程度上昇し、結果として熱膨張係数の極めて小さいミラー材料を使用してもミラー周辺部では反射面の変位が50〜100nm程度発生する。
結果として、1nm以下程度と、極めて厳しいミラー面形状精度が要求される投影光学系ミラー及び照明系ミラー及び光源ミラーの精度を補償出来なくなる。
【0020】
このように、ミラー面精度が悪化すると、投影光学系の場合ウエハへの結像性能の悪化及び照度低下を招く。
【0021】
さらに照明系の場合マスクへの目標照度低下及び照度ムラ悪化を招き、光源ミラーの場合は光源の集光不良等照度悪化を招く結果となる。
【0022】
これらは、総じて露光装置の露光精度及びスループット等の基本性能の劣化につながる。そこで、本発明は、露光装置の投影光学系の波面収差を高精度に管理可能で、高い結像性能を有する露光装置を提供することを例示的目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明の露光装置は、光源からの光で原版のパターンを照明する照明光学系と、前記原版のパターンからの光を基板に導く投影光学系とを有する露光装置であって、鏡筒と、前記鏡筒の内側に設けられ、前記投影光学系の一部を構成する反射部材と、前記反射部材を支持する支持部材と、前記鏡筒に設けられ、前記支持部材に対して少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える複数の第1駆動手段と、前記支持部材に設けられ、前記反射部材に対して少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える複数の第2駆動手段と、前記第1及び第2駆動手段を制御する制御手段と、前記鏡筒に対する前記反射部材の位置を計測する位置計測手段と、前記投影光学系の波面収差を計測する波面収差計測手段とを有し、前記第2駆動手段の変位量の最小単位は、前記第1駆動手段の変位量の最小単位よりも小さく、前記制御手段は、前記位置計測手段の計測結果に基づいて、前記第1及び第2駆動手段を駆動して前記反射部材を所定の原点位置に移動させ、その後、前記収差計測手段の計測結果に基づいて、前記第2駆動手段を駆動して前記反射部材を前記原点位置から変位させることを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図1〜5を用いて説明する。
【0025】
1は励起レーザーで、光源の発光点となる光源材料をガス化、液化、噴霧ガス化させたポイントに向けて照射して、光源材料原子をプラズマ励起することにより発光させる為の励起レーザーで、YAG固体レーザー等を用いる。2は光源発光部で内部は真空に維持された構造を持っている。ここで、2Aは光源Aで、実際の露光光源の発光ポイントを示す。
【0026】
3は露光装置全体を格納する真空チャンバーで、真空ポンプ4により真空状態を維持することを可能にするチャンバーである。
【0027】
5は光源発光部2からの露光光を導入成形する露光光導入部で、ミラーA〜D(5A〜5D)により構成され、露光光を均質化かつ整形する。勿論、露光光導入部を構成するミラーの枚数は4枚に限らず、5、6、7、8枚等であっても構わないし、その他の枚数であっても構わない。
【0028】
6はレチクルステージで、レチクルステージ上の可動部には、露光パターンの反射原版である原版6Aが搭載されている。
【0029】
7は原版から反射した露光パターンを縮小投影する、縮小投影ミラー光学系で、ミラーA〜E(7A〜7E)に順次投影反射し最終的に規定の縮小倍率比で縮小投影される。7FはミラーA〜Eを保持する鏡筒である。
【0030】
8はウエハステージで、原版により反射縮小投影されたパターンを露光するSi基板であるウエハ8Aを、所定の露光位置に位置決めする為に、XYZ方向への駆動、XY軸回りのチルト、Z軸回りの回転方向の6軸駆動可能に位置決め制御される。
【0031】
9はレチクルステージ支持体で、レチクルステージ5を装置設置床に対して支持する。10は投影系本体で、縮小投影ミラー光学系7を装置設置床に対して支持する。11はウエハステージ支持体で、ウエハステージ8を装置設置床に対して支持する。
【0032】
以上のレチクルステージ支持体と投影系本体とウエハステージ支持体により分離独立して支持された、レチクルステージ5と、縮小投影ミラー光学系7間及び縮小投影ミラー光学系7とウエハステージ8との間は、相対位置を位置計測し所定の相対位置に連続して維持制御する手段(不図示)が設けられている。
【0033】
また、レチクルステージ支持体9と投影系本体10とウエハステージ支持体11には、装置設置床からの振動を絶縁するマウント(不図示)が設けられている。
【0034】
12は装置外部から一旦装置内部に原版であるレチクルを保管するレチクルストッカーで、保管容器に密閉状態で異なるパターン及び異なる露光条件に合わせたレチクルが保管されている。13は前記レチクルストッカー12から使用するレチクルを選択して搬送するレチクルチェンジャーである。
【0035】
14はXYZ及びZ軸周りに回転可能な回転ハンドから成るレチクルアライメントユニットで、前記レチクルチェンジャー13から原版を受け取り、レチクルステージ端部に設けられた、レチクルアライメントスコープ15部分に180度回転搬送し、縮小投影ミラー光学系7基準に設けられたアライメントマーク15Aに対して原版6A上をXYZ軸回転方向に微動してアライメントする。アライメントを終了した原版はレチクルステージ6上にチャッキングされる。
【0036】
16は装置外部から一旦装置内部にウエハを保管するウエハストッカーで、保管容器に複数枚のウエハが保管されている。17はウエハ搬送ロボットで、前記ウエアストッカーから露光処理するウエハを選定し、ウエハメカプリアライメント温調機に運ぶ。ウエハメカプリアライメント温調機では、ウエハの回転方向の送り込み粗調整を行うと同時に、ウエハ温度を露光装置内部温調温度に合わせ込む。19はウエハ送り込みハンドで、ウエハメカプリアライメント温調機にてアライメントと温調されたウエハをウエハステージに送り込む。20及び21はゲートバルブで、装置外部からレチクル及びウエハを挿入するゲート開閉機構である。22も同じくゲートバルブで、装置内部でウエハストッカー及びウエハメカプリアライメント温調機空間と露光空間を隔壁で分離し、ウエハを搬送搬出するときのみ開閉する。
【0037】
このように、隔壁で分離することによりウエハの装置外部との搬送搬出の際に、一旦大気開放される容積を最小限にして、速やかに真空平行状態にすることを可能にしている。
【0038】
以上の構成で、本実施例では従来例で発生していた位置形状精度問題を解決する為に、以下にミラー位置及び面精度及び投影光学系波面収差補正手段を示す。
【0039】
ここで、図2に縮小投影ミラー光学系のミラーC(7C)及びミラーE(7E)を例に示す。ミラーCは鏡筒7Fから順に、複数の粗動駆動手段25B、複数のエレメント位置決め部材25C、ミラー保持エレメント25D、複数の微動駆動手段25Eを介して鏡筒7Fに支持されている。つまり、ミラーCは、前述の粗動駆動手段及び微動駆動手段により鏡筒7Fに対して相対的に駆動可能である。ここで、粗動駆動手段や微動駆動手段は複数でなくても1つでも構わないが、好ましくは3つずつ、さらに好ましくは3つの粗動駆動手段、微動駆動手段のそれぞれが2方向に駆動可能であると尚良い。
【0040】
さらに、鏡筒7Fからのミラーの位置を計測する手段として、鏡筒とミラー保持エレメント25D間にはミラー粗動変位計測手段25Fが複数設けられており、粗動駆動手段25Bの駆動によるミラー保持エレメント25Dの変位を計測する。さらに、ミラー保持エレメント25DとミラーCの間にはミラー微動変位計測手段25Gが複数設けられており、微動駆動手段25EによるミラーCの駆動変位を計測する。
【0041】
ミラーEに関しても、上記ミラーCと同じ構成が採られており、鏡筒7F側から順に、複数の粗動駆動手段26B、複数のエレメント位置決め部材26C、ミラー保持エレメント26D、複数の微動駆動手段26Eを介して鏡筒7Fに支持されている。つまり、ミラーEは、前述の粗動駆動手段及び微動駆動手段により鏡筒7Fに対して相対的に駆動可能である。ここで、粗動駆動手段や微動駆動手段は複数でなくても1つでも構わないが、好ましくは3つ(もしくは3つ以上)、さらに好ましくは3つの粗動駆動手段、微動駆動手段のそれぞれが2方向に駆動可能であると尚良い。
【0042】
さらに、鏡筒からのミラーEの位置を計測する手段として、鏡筒とミラー保持エレメント間にミラー粗動変位計測手段26Fが複数設けられており、粗動駆動手段26Bの駆動によるミラー保持エレメント26Dの変位を計測する。さらに、ミラー保持エレメント26DとミラーEの間にはミラー微動変位計測手段26Gが複数設けられており、微動駆動手段26EによるミラーEの駆動変位を計測する。
【0043】
以上の鏡筒に対するミラー及びミラー保持エレメントの計測手段により、前記ミラー粗動駆動手段及び微動駆動手段の原点出しを行うことが可能になる。この原点出しを行うことにより、各ミラー間の鏡筒に対する相対位置変化の計測開始が可能になる。
【0044】
上記、鏡筒に対する各ミラー相対位置を計測した状態で、さらに各ミラーの反射面精度を投影光学精度から、目標とする面精度に追い込む為に、さらにミラー位置を高精度(1nm以下の精度)に計測する手段である、レーザー干渉計等による計測手段を設ける。このレーザー干渉計での計測方法を以下に説明する。
【0045】
図3に、ミラー位置のレーザー干渉計計測に関して示す。ここで、ミラーEを例に挙げる。ミラーEの図に示すように、ミラー自身に計測反射面を設けることにより、投影系本体10からの各ミラー位置及び相対位置を計測する。
【0046】
ここで、ミラー保持エレメント26DのXY計測を行う為に、レーザー干渉計等によるミラー変位計測手段26Hの計測光を、ミラー保持エレメント26Dに設けた反射面に照射し、レーザードップラー変位計測方法等により変位変化を計測する。
【0047】
同じく、Z方向の変位をミラー変位計測手段26Jによりミラー保持エレメント26DのZ方向の計測を行う。さらに、ミラーEのXYZ計測を行う為に、ミラーに設けた反射面にレーザー干渉計計測光を、ミラー変位計測手段26K及びミラー変位計測手段26Lにより照射し、レーザードップラー変位計測方法等によりミラーのXYZの変位変化を計測する。
【0048】
以上の計測手段により、鏡筒7Fに対してミラーEの原点出しを行い、ミラーEの幾何学的設計中心位置に駆動する。さらに、幾何学的設計中心位置にて、投影光学系全反射ミラーの光軸調整及び収差補正を行う。
【0049】
ここで、投影系本体からミラーEの変位計測手段をレーザー干渉計等で高精度に計測する手段を設けることにより、投影光学系の全反射ミラーを通しての収差目標値を原点として、この光学的収差目標値に反射ミラーを駆動して追い込む。
【0050】
ここで、投影光学系の全射ミラーを通しての収差目標値の計測実施方法を説明する。図5に示すように、レチクルステージ6のレチクルステージスライダー6Bが退避した状態で、図示のように波面計測計計測光源供給ファイバー23Aから供給された計測光を、波面評価光源光を出射する波面計測計計測光源出射口23から出射して、計測光が投影系ミラー反射面の全面で通しで反射し、図に示すようにウエハステージ可動部8に搭載された波面計測受光センサー24にて、反射ミラー全面での投影系の光学波面収差が計測される。
【0051】
次に、この波面計測受光センサーにて計測された波面計測値に基いて、波面計測値演算回路28にて波面収差量を算出する。この波面計測演算値を元にミラー補正駆動テーブル演算回路29にて、ミラーA〜Eの補正駆動方向及び駆動量及び力印可量が算出され、ミラー微動補正駆動手段31へ目標値として伝達される。
【0052】
同時にミラーA〜Eの各位置情報は、26F、26G等のミラー変位計測手段と26K、26L、26H、26J等のミラー変位計測手段(レーザー干渉計)からの信号をミラー系変位計測演算回路を用いてまとめることにより、投影系本体及び鏡筒からのミラー位置及びミラー間の相対位置が計測される。
【0053】
微動駆動手段26E及び粗動駆動手段26Bにより、各ミラーを目標位置に駆動した後。再度波面計測確認を行い、波面収差が規格値を満たしていれば補正終了となり、波面収差が規格値を満たしていなければ、再度残留波面収差量を波面計測演算回路で算出して、上記補正を繰り返すことにより目標規格値に追い込む。
【0054】
ちなみに、目標とする波面収差量は、ミラー位置を投影系単体で初期に調整して、収差を適正な目標量以下に追い込んだ値となる為、この収差量が装置の目標収差及びミラー位置形状の原点となる。
【0055】
ミラー位置原点に対して、上記粗微動ミラー駆動手段によりミラーを駆動することにより、収差を目標位置に追い込むことが可能になる。
【0056】
本実施例においては、ミラーを粗動駆動手段と微動駆動手段の2つを用いて駆動したが、その数は2つに限らず、3種類以上の駆動手段を用いて鏡筒本体に対してミラーを駆動するように構成しても構わない。
【0057】
また、本実施例においては、ミラー粗動計測手段、ミラー微動計測手段と2種類の計測手段を用いて、鏡筒本体に対するミラーの位置を計測したが、鏡筒本体に対するミラーの位置を直接計測するようにしても構わない。すなわち、鏡筒本体上に設置された位置計測手段を用いてミラーの位置を計測しても構わない。さらには、露光装置の定盤に位置計測手段を設置し、そこからミラーの位置を計測するようにしても構わない。
【0058】
また、波面収差は、温度やその他の露光空間内の条件によって変化することが考えられるため、定期的に波面収差の計測を行って、その計測結果に基づいてミラーを駆動することが好ましい。必要ならば、ミラーを駆動しながらウエハを露光するようにしても構わない。
【0059】
またミラーの駆動は、ミラーの駆動に対して敏感に波面収差が変化する方向に関しては、粗動駆動手段と微動駆動手段を設け、ミラーの駆動に対する波面収差の変化が鈍感な場合は、粗動駆動手段のみを設けるように構成しても構わない。
【0060】
さらに、本実施例においては、露光装置本体上で波面収差の計測を行ったが、この限りではなく、定期的にウエハを露光して、その露光結果に基づいてミラーを駆動しても良いし、また予めデータとして波面収差の変化の予測値を記憶しておいて、その記憶している波面収差の変化に従ってミラーを駆動するように構成しても構わない。
【0061】
次に、図8及び図9を参照して、上述の露光装置3000を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図8は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。本実施形態においては、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
【0062】
図9は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置500によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置3000を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
【0063】
以上、本冷却装置を露光装置に適応した例を示した。本発明の冷却装置はEUV光に限定することなく、他のエキシマレーザ光にも適応することが可能である。また、マスクやウエハなどにも適応することが可能である。
【0064】
実施態様は以下のように記載できる。
【0065】
(実施態様1) 光源からの光で原版のパターンを照明する照明光学系と、前記原版のパターンからの光を基板に導く投影光学系とを有する露光装置であって、
前記光源から前記基板に至る光を反射する反射部材に対して、少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える少なくとも1つの第1駆動手段と、少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える少なくとも1つの第2駆動手段とを有することを特徴とする露光装置。
【0066】
(実施態様2) 光源からの光で原版のパターンを照明する照明光学系と、前記原版のパターンからの光を基板に導く投影光学系とを有する露光装置であって、
鏡筒と、
支持部材と、
前記光源から前記基板に至る光を反射する反射部材と、
前記鏡筒と前記支持部材とに連結され、少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与えることが可能な少なくとも1つの第1駆動手段と、
前記支持部材と前記反射部材とに連結され、少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与えることが可能な少なくとも1つの第2駆動手段とを有することを特徴とする露光装置。
【0067】
(実施態様3) 前記第2駆動手段の変位量の最小単位は、前記第1駆動手段の変位量の最小単位よりも小さいことを特徴とする実施態様1又は2記載の露光装置。
【0068】
(実施態様4) 前記第2駆動手段の制御精度は、前記第1駆動手段の制御精度よりも高いことを特徴とする実施態様1乃至3いずれかに記載の露光装置。
【0069】
(実施態様5) 前記第2駆動手段の制御周波数は、前記第1駆動手段の制御周波数よりも高いことを特徴とする実施態様1乃至4いずれかに記載の露光装置。
【0070】
(実施態様6) 前記第1駆動手段に基く変位量を計測する第1計測手段と、前記第2駆動手段に基く変位量を計測する第2計測手段とを有することを特徴とする実施態様1乃至5いずれかに記載の露光装置。
【0071】
(実施態様7) 前記鏡筒と前記支持部材との相対的な位置を計測する第1計測手段と、前記鏡筒と前記支持部材第2駆動手段に基く変位量を計測する第2計測手段とを有することを特徴とする実施態様1乃至6いずれかに記載の露光装置。
【0072】
(実施態様8) 前記露光装置が、前記原版と前記基板とを相対的に走査しながら露光を行う走査型露光装置であることを特徴とする実施態様1乃至7いずれかに記載の露光装置。
【0073】
(実施態様9) 前記光源から前記基板に至る光の光路が、実質的に真空であることを特徴とする実施態様1乃至8いずれかに記載の露光装置。
【0074】
(実施態様10) 前記光源からの光の波長が13〜14nmであることを特徴とする実施態様1乃至9いずれかに記載の露光装置。
【0075】
(実施態様11) 前記投影光学系の波面収差を計測する波面収差計測手段を有し、該収差計測手段の計測結果に基づいて、前記反射部材を駆動することを特徴とする実施態様1乃至10いずれかに記載の露光装置。
【0076】
(実施態様12) 前記投影光学系の波面収差を計測する波面収差計測手段を有し、該波面収差計測手段の計測値に基いて前記投影光学系が有する反射部材に対する補正駆動量を算出制御することを特徴とする実施態様11記載の露光装置。
【0077】
(実施態様13) 前記投影光学系は複数の反射部材を有しており、前記補正駆動量が、前記複数の反射部材に対して選択的に与えられることを特徴とする実施態様12記載の露光装置。
【0078】
(実施態様14) 前記基板を載置する基板駆動ステージを有し、前記波面収差計測手段は、前記基板駆動ステージ上に設けられたことを特徴とする実施態様11乃至13いずれかに記載の露光装置。
(実施態様15) 前記原版を載置する原版駆動ステージを有し、前記波面収差計測手段は、前記原版駆動ステージ上に設けられたことを特徴とする実施態様11乃至14いずれかに記載の露光装置。
【0079】
(実施態様16) 前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段による前記反射部材の変位量を計測する第3計測手段と、前記第2駆動手段による前記反射部材の変位量を計測する第4計測手段とを有し、
該第3計測手段が該反射ミラーと前記鏡筒との位置変位を計測し、前記第4計測手段が前記支持部材と前記鏡筒との位置変位を計測することを特徴とする実施態様2記載の露光装置。
【0080】
(実施態様17) 実施態様1乃至16いずれかに記載の露光装置を用いて前記基板を露光する工程と、露光された前記基板を現像する工程とを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
【0081】
【発明の効果】
本発明により、露光装置上でのミラーの面内並進シフト方向の微小変位及び回転軸倒れの補正、及びミラー自身の自重変形の補正、及び投影系反射ミラーの波面補正をすることが可能になり、ミラー面精度(光学収差)の悪化を防ぎ、投影光学系の場合ウエハへの結像性能の悪化及び照度低下を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に示す露光装置全体図
【図2】実施例に示す投影系ミラー詳細図
【図3】実施例に示す投影系ミラー詳細図
【図4】実施例に示す投影系ミラー計測手段説明図
【図5】実施例に示すミラー波面計測手段構成図
【図6】従来例に示す露光装置全体図
【図7】従来例に示す投影系ミラー構成図
【図8】デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである
【図9】図8に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである
【符号の説明】
1 励起レーザー
2 光源発光部
2A 光源A
3 真空チャンバー
4 真空ポンプ
5 露光光導入部
5A ミラーA
5B ミラーB
5C ミラーC
5D ミラーD
6 レチクルステージ
6A 原版
7 縮小投影ミラー光学系
7A ミラーA
7B ミラーB
7C ミラーC
7D ミラーD
7E ミラーE
7F 鏡筒
8 ウエハステージ
8A ウエハ
9 レチクルステージ支持体
10 露光装置本体
11 ウエハステージ支持体
12 レチクルストッカー
13 レチクルチェンジャー
14 レチクルアライメントユニット
15 レチクルアライメントスコープ
16 ウエハストッカー
17 ウエハ搬送ロボット
18 ウエハメカプリアライメント温調機
19 ウエハ送り込みハンド
20 ゲートバルブ
21 ゲートバルブ
22 ゲートバルブ
23 波面計測光源出射口
23A 波面計測光源光供給光ファイバー
24 波面計測受光センサー
25B 粗動駆動手段
25C エレメント位置決め部材
25D ミラー保持エレメント
25E 微動駆動手段
25F ミラー粗動変位計測手段
25G ミラー微動変位計測手段
26B 粗動駆動手段
26C エレメント位置決め部材
26D ミラー保持エレメント
26E 微動駆動手段
26F ミラー粗動変位計測手段
26G ミラー微動変位計測手段
26H ミラー変位計測手段
26J ミラー変位計測手段
26K ミラー変位計測手段
26L ミラー変位計測手段
27 ミラー系変位計測演算回路
28 波面計測値演算回路
29 ミラー補正駆動テーブル演算回路
30 ミラー粗動補正駆動制御手段
31 ミラー微動補正駆動制御手段
101 励起レーザー
102 光源発光部
102A 光源A
102B 露光光
103 真空チャンバー
104 真空ポンプ
105 露光光導入部
105A ミラーA
105B ミラーB
105C ミラーC
105D ミラーD
106 レチクルステージ
106A 原版
107 縮小投影ミラー光学系
107A ミラーA
107B ミラーB
107C ミラーC
107D ミラーD
107E ミラーE
107F 鏡筒
108 ウエハステージ
108A ウエハ
109 レチクルステージ支持体
110 露光装置本体
111 ウエハステージ支持体
112 レチクルストッカー
113 レチクルチェンジャー
114 レチクルアライメントユニット
115 レチクルアライメントスコープ
116 ウエハストッカー
117 ウエハ搬送ロボット
118 ウエハメカプリアライメント温調機
119 ウエハ送り込みハンド
120 ゲートバルブ
121 ゲートバルブ
122 ゲートバルブ

Claims (12)

  1. 光源からの光で原版のパターンを照明する照明光学系と、前記原版のパターンからの光を基板に導く投影光学系とを有する露光装置であって、
    鏡筒と、
    前記鏡筒の内側に設けられ、前記投影光学系の一部を構成する反射部材と、
    前記反射部材を支持する支持部材と、
    前記鏡筒に設けられ、前記支持部材に対して少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える複数の第1駆動手段と、
    前記支持部材に設けられ、前記反射部材に対して少なくとも1つ以上の方向に力及び/又は変位を与える複数の第2駆動手段と、
    前記第1及び第2駆動手段を制御する制御手段と、
    前記鏡筒に対する前記反射部材の位置を計測する位置計測手段と、
    前記投影光学系の波面収差を計測する波面収差計測手段とを有し、
    前記第2駆動手段の変位量の最小単位は、前記第1駆動手段の変位量の最小単位よりも小さく、
    前記制御手段は、
    前記位置計測手段の計測結果に基づいて、前記第1及び第2駆動手段を駆動して前記反射部材を所定の原点位置に移動させ、その後、
    前記収差計測手段の計測結果に基づいて、前記第2駆動手段を駆動して前記反射部材を前記原点位置から変位させることを特徴とする露光装置。
  2. 前記第2駆動手段の制御精度は、前記第1駆動手段の制御精度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記第2駆動手段の制御周波数は、前記第1駆動手段の制御周波数よりも高いことを特徴とする請求項1または2に記載の露光装置。
  4. 前記位置計測手段は、前記鏡筒に対する前記支持部材の変位量を計測する第1計測手段と、前記支持部材に対する前記反射部材の変位量を計測する第2計測手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 前記露光装置が、前記原版と前記基板とを相対的に走査しながら露光を行う走査型露光装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 前記光源から前記基板に至る光の光路が、実質的に真空であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の露光装置。
  7. 前記光源からの光の波長が13〜14nmであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の露光装置。
  8. 前記投影光学系は複数の反射部材を有しており、前記制御手段は、前記複数の反射部材を選択的に変位させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の露光装置。
  9. 前記基板を載置する基板駆動ステージを有し、前記波面収差計測手段は、前記基板駆動ステージ上に設けられたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の露光装置。
  10. 前記原版を載置する原版駆動ステージを有し、前記波面収差計測手段は、前記原版駆動ステージ上に設けられたことを特徴とする請求項1至8のいずれか1項に記載の露光装置。
  11. 前記位置計測手段は、前記鏡筒に対する前記反射部材の変位量を計測する第1計測手段と、前記鏡筒に対する前記支持部材の変位量を計測する第2計測手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の露光装置を用いて前記基板を露光する工程と、露光された前記基板を現像する工程とを有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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