JP4497131B2 - 生体性物質の酸化装置及び生体性物質酸化測定方法 - Google Patents
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SODの中でも上記O2 -を検出する方法として、ヘムタンパク質の一種であるシトクロムCや、ニトロブルーテトラゾリウム(NBT)が用いられる。シトクロムCでは、還元型シトクロムCが有する550nmの強い吸収を用いて定量する。一方、ニトロブルーテトラゾリウムは、O2 -によって還元され560nmに強い吸収を生ずるブルーホルマザンを用いて定量する。
SODの活性測定に用いられる化学発光法の発光プローブとしては、ウミホタルルシフェリン類縁体(MCLA)やルシゲニンが有名であり、これらにより、O2 -の化学発光を検出する。
O2 -は、室温、溶液中では、ESRで信号を検出することができない。このため、スピントラップ剤である5,5−ジメチル−1−ピロリンN−オキシド(DMPO)を併用することにより、O2 -を補足したDMPOのESR信号を、O2 -として定量する。
シトクロムCは、還元酵素や還元物質が共存すると強い妨害を受けるため、実際には様々な物質が存在しうる生体環境に近い環境での酸化状況を知ることが難しい。また、NBTは、水に不溶であり、水溶液内で均一に分散せず、測定の精度や再現性に課題がある。
化学発光法では、pH依存性がきわめて強く、特にルシゲニンによる発光はpH9以上のアルカリ領域で極端にその発光強度が増す。したがって、pHが7前後の生理的な条件でのSODの活性測定には適していない。一方、ウミホタルルシフェリン類縁体(MCLA)は、中性領域でも強い発光を示すことから、pH7.8においてヒト脳内のCu、Zn−SOD活性の測定に利用されている。但し、MCLAは、O2 -だけではなく、溶存酸素と反応してバックグランド発光を示し、また、遷移金属イオンが共存する場合は、酸化反応が促進されるなどの短所がある。このため、排気ガス中に約10%前後の酸素分があったり、エンジンオイル由来の多くの金属イオンを含む排出粒子を前提とするディーゼル排気ガスのSODの活性評価には適していない。
この方法は、上記のようにO2 -を補足したDMPOのESR信号を、O2 -として定量するのであり、O2 -を直接補足した測定ではない。またDMPOは、O2 -に対してのみ特異性反応するので、ROSとしてO2 -しか検出することができない。
測定する生体性物質としてタンパク質を採用する場合、例えば、酸化により生ずるタンパク質カルボニルをターゲットとし、そタンパク質の酸化量として定量する。検出試薬としては、例えばDNPH(2,4-dinitrophenylhydrazine)を用いることができる。DNPHは、タンパク質カルボニルと反応してヒドラゾン(吸光度:360nm〜385nm)を発生する。よって、このヒドラゾンを吸光度分析によって定量することで、タンパク質の酸化量を求めることができる。
測定する生体性物質として脂質を採用する場合、脂質の不飽和脂肪酸部分に活性酸素が付加して得られるヒドロペルオキシド類を酸化ターゲットとする。このヒドロペルオキシド類は、温和な条件下(メタノール中、60℃、60分)で、DPPP(Diphenyl-pyrenylphoshine)と定量的に反応し、蛍光性のDPPP酸化物を生ずる(励起波長λex=352 nm、蛍光波長λem=380 nm)。よって、DPPP酸化物量を測定することで、ヒドロペルオキシド類、つまり脂質の酸化量を高精度に求めることができる。
測定する生体性物質として、SH基を有する還元性有機化合物を採用する場合、例えばこの有機化合物としては、ジチオスレイトール(DTT)、N−アセチルシステイン、グルタチオンなどが採用可能である。これらの化合物は、DTNB(5,5'-dithiobis(2-nitrobenzoic acid)を用いた吸光分析法によって高感度に検出することができる。この吸光分析法は、DTNBが、還元性有機化合物を酸化すると同時に自身が還元されて得られるチオール(5-mercapto-2-nitrobenzoic acid)に還元される。よって、このチオールの412nmの波長による吸光度によりその濃度を測定することで、SH基を有する還元性有機化合物を定量することができる。
核酸DNAをターゲットとした場合、その一部に含まれる8−ヒドロキシグアニン(DNA中のグアニン塩基)は、活性酸素により酸化損傷を受け、その8位の炭素が酸化され、8−ヒドロキシ−デオキシグアノシン(8−OHdG)が生成される。この8−OHdGは、比較的安定な物質であり、活性酸素による生体損傷を鋭敏に反映するバイオマーカである。このようにして得られる8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシン(8−OHdG/8−oxo−dG)を特異的なモノクローナル抗体を使用した酵素免疫測定法:ELISA法(Enzyme-Linked Immunosorbent Assay)によりELISAキットを用いて定量することができる。
糖質も生体性物質であるが、糖質の酸化物質を定量的に測定することは現在では難しいとされている。しかし、上記のような他の生体性物質と共に水溶液中に含有させ、糖質と、他のタンパク質、脂質、SH基を有する還元性有機化合物、核酸などとの共存状態させることで、つまり、より生体環境に近い環境を水溶液中に構成することに利用することができる。もちろん、糖質の酸化物についても特異的に検出することができる方法により、糖質についてもこれをターゲットとして定量することが好適である。
上述の図1に記載した装置を用いて、NO2をモデルガスとした場合のこのNO2の酸化能を計測した。
実施例2として、ディーゼルエンジンからの実排気ガス中の酸化能を計測した。ディーゼルエンジンを低負荷A運転条件として得られた実排気ガスから集塵フィルタ34を通して粒子状成分を除去し、ガス成分だけとして図1の反応器10の水溶液16中に導入した。なお、排気ガスは、窒素にて20倍希釈し、200ml/分の流速で2時間、水溶液16中に導入した。なお、このとき排気ポンプ50は、同量のガスを反応器10から引き抜き、反応器10内の気圧を一定に維持している。また、比較例として、空気を窒素で20倍に希釈したものを同時に測定した。生体性物質としては、上記実施例1と同様DTTを採用し、実施例1と同じ溶液調整条件、測定条件にて、DTTの残存量を測定した。結果を図5に示す。
実施例3では、図2に示すように、捕集基体(集塵フィルタ)20に捕集した粒子状成分のDTT酸化能を計測した。捕集基体20としては、上記実施例2と同じ条件で駆動したディーゼルエンジンの実排気ガスを直接集塵して得ている。捕集時間は、2時間とした。捕集後の基体20を図2にのように反応器10の水溶液16中に保持した。水溶液は、上記実施例1と同じ条件のDTT水溶液とし、気体導入部14からは、非酸化性ガスである窒素ガスを、毎分200mlの流速で水溶液中に噴出させ、バブリングさせつつ8時間反応させた。この窒素ガスによるバブリングは、常にフィルター20への付着物質(粒子状成分)をDTT水溶液内で攪拌すると同時に、DTT水容液中もしくは気相中に存在する酸素の影響を除外する目的で実行した。比較例(コントロール)として、捕集に用いたフィルターのみを捕集せず清浄なまま、DTT水溶液16内に導入して同一条件で計測した。結果を図6に示す。
実施例4では、生物細胞内の還元力を維持する物質(抗酸化物質)であるSH基を備える還元型グルタチオンを用いて、ディーゼルエンジンの排気ガスの酸化能を測定した。
実施例5では、通行量の多い道路の沿道にて、1週間にわたって捕集基体(フィルタ)上に、連続採取した粒子状物質の酸化能を計測した。
生体性物質としてタンパク質の一種であるヒトアルブミンを含有する水溶液を用い、このヒトアルブミン0.1mg/ml(リン酸緩衝液pH7.4)中に、ディーゼルエンジンを高負荷運転条件において動作させたときに、フィルター上に捕集した粒子状成分を入れ、窒素ガスを導入しながら、37度8時間反応させた。
ヒトHL−60細胞を、10%ウシ胎児血清を含むRPMI1640培地中で培養し、1x106 cel(個)/mlの濃度とした。培地を血清不含RPMI1640に交換し、図1の水溶液16として、反応器10に入れた。ディーゼルエンジンを低負荷A運転条件とした時の実排気ガスを集塵フィルタ34を通過させて粒子状成分を除去し、ガス成分だけとしたものを窒素で20倍希釈し、200ml/分の流速で2時間、水溶液16中に導入し酸化処理を行った。比較例として、同一条件の水溶液16に、空気を窒素で20倍に希釈して同じ流速、時間にて導入し酸化処理を行った。
Claims (18)
- 酸化性物質によって酸化される生体性物質の酸化を測定するために、前記生体性物質を酸化させる生体性物質酸化装置であって、
酸化性物質によって酸化される生体性物質として、タンパク質、脂質、核酸、SH基を備える還元性有機化合物の少なくとも一種類を含有する水溶液を保持した反応室と、
該水溶液中に酸化能測定対象である気体を導入する気体導入手段と、
前記反応室内を排気する排気手段と、
を備えることを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項1に記載の装置において、
さらに、前記測定対象の気体を非酸化性気体によって所定希釈率で希釈する希釈器を備え、前記希釈器からの希釈気体を前記気体導入手段に供給することを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項2に記載の装置において、
前記酸化能測定対象の気体は、内燃機関の排気ガスであり、前記希釈器は、前記内燃機関の排気管からの該排気ガスを前記非酸化性気体によって希釈してから前記反応室内に供給することを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項3に記載の装置において、
前記内燃機関からの前記排気ガスは、集塵フィルタを通過させてから前記水溶液に供給することを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 酸化性物質によって酸化される生体性物質の酸化を測定するために、前記生体性物質を酸化させる生体性物質酸化装置であって、
酸化性物質によって酸化される生体性物質として、タンパク質、脂質、核酸、SH基を備える還元性有機化合物の少なくとも一種類を含有する水溶液を保持した反応室と、
前記水溶液中に、粒子状物質を含む気体から該粒子状物質を捕集した捕集基体を保持する基体保持手段と、
該水溶液中に非酸化性気体を導入する気体導入手段と、
前記反応室内を排気する排気手段と、
を備えることを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項5に記載の装置において、
前記気体導入手段は、前記非酸化性気体の気泡を前記捕集基体に向けて吐出することを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の装置において、
前記反応室は、複数設けられ、
各反応室の前記水溶液中への導入気体量を制御するための流量調整手段が、各反応室に対応して設けられていることを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の装置において、
さらに、前記反応室の水溶液温度を調整する温度調整手段と、
前記反応室と前記排気手段との間に、該反応室に対応して配された水蒸気除去手段と、を備え、
前記水蒸気除去手段によって、前記反応室の排気から水蒸気が除去され、前記排気手段に供給されることを特徴とする生体性物質酸化装置。 - 反応室内に、酸化性物質によって酸化される生体性物質として、タンパク質、脂質、核酸、SH基を備える還元性有機化合物の少なくとも一種類を含有する水溶液を保持し、
気体導入手段によって、該水溶液中に、酸化能測定対象である気体を連続的に導入し、かつ、排気手段によって前記反応室内の気体を排気し、
所定期間、前記水溶液中に前記気体を導入した後に、該水溶液中に含まれる前記生体性物質の酸化物量を検出し、前記導入した気体の前記生体性物質に対する酸化能を測定することを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9に記載の方法において、
前記導入する気体は、内燃機関の排気ガスであり、
該排気ガスは、希釈器において、非酸化性気体によって所定希釈率で希釈された後、前記水溶液中に導入されることを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項10に記載の方法において、
前記内燃機関からの前記排気ガスは、集塵フィルタを通過させてから前記水溶液に供給することを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9に記載の方法において、
前記酸化能測定対象である気体は、車道沿道の大気であることを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 反応室内に、酸化性物質によって酸化される生体性物質として、タンパク質、脂質、核酸、SH基を備える還元性有機化合物の少なくとも一種類を含有する水溶液を保持し、
前記水溶液中には、粒子状物質を含む気体から該粒子状物質を捕集した捕集基体を保持し、
気体導入手段によって、該水溶液中に、非酸化性気体を連続的に導入し、かつ、排気手段によって前記反応室内の気体を自然に又は強制的に排気し、
所定期間、前記水溶液中に前記気体を導入した後に、該水溶液中に含まれる前記生体性物質の酸化物量を検出し、前記粒子状物質の前記生体性物質に対する酸化能を測定することを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9〜請求項13のいずれか一項に記載の方法において、
前記酸化性物質によって酸化されたタンパク質として、タンパク質カルボニルを測定ターゲットとすることを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9〜請求項14のいずれか一項に記載の方法において、
前記酸化性物質によって酸化された脂質として、脂質過酸化物であるヒドロペルオキシドを測定ターゲットとすることを特徴とする生体性物質酸化物測定方法。 - 請求項9〜請求項15のいずれか一項に記載の方法において、
前記酸化性物質によって酸化された核酸として、8−ヒドロキシ−デオキシグアノシンを測定ターゲットとすることを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9〜請求項16のいずれか一項に記載の方法において、
前記酸化性物質によって酸化されたSH基を有する還元性有機化合物として、該SH基を有する還元型有機化合物として用いたSH基を持つジチオスレイトール、N−アセチルシステイン、グルタチオンおよびそれらの誘導体のいずれかを測定ターゲットとすることを特徴とする生体性物質酸化測定方法。 - 請求項9〜請求項17のいずれか一項に記載の方法において、
前記反応室が複数設けられ、
各反応室から排気される気体をそれぞれ独立して制御し、それぞれの反応室の前記水溶液中の測定ターゲットをそれぞれ測定することを特徴とする生体性物質酸化測定方法。
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