JP4496785B2 - 自動変速機のセレクトアシスト装置 - Google Patents
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- F16H2061/323—Electric motors actuators or related electrical control means therefor for power assistance, i.e. servos with follow up action
Description
さらに、ブレーキ制御手段によって、セレクトレバーの移動が行き過ぎてしまうオーバーランを防ぐことができる。
図1は実施例1の自動変速装置の構成を示す側面図、図2はアシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。
前記セレクト機構部1において、レンジ切り換え操作されたセレクトレバー2のストローク変化は、コントロールケーブル8を介してアシストアクチュエータ9のポテンショメータ25へ入力される。ポテンショメータ25では、セレクトレバー2の操作量に応じたストローク角度が検出され、ストローク角度信号としてコントロールユニット22へ出力される。
加算器371は、入力されたポテンショメータ25からの入力値から、制御要素374の演算結果を減算して出力する。
乗算器372は、加算器371の出力に予め設定されている定数aを乗じて演算結果を出力する。
加算器373は、乗算器372の演算結果と、制御要素374の演算結果を加算して出力する。
制御要素374は、加算器373の演算結果にサンプル時間の遅れ1/qを乗じる速度算出演算を行い演算結果の出力を行う。
この出力は加算器371に行ってメジャーループを構成し、さらに加算器373に出力を行ってマイナーループを構成して、操作速度計算部37の出力結果を使用するブレーキ制御演算部38がカスケード制御を行う構成にする。
図4は、自動変速機19のディテントの構造を示す斜視図である。
制御アーム20には回転シャフト26が設けられ、この回転シャフト26にディテントプレート27が支持されている。ディテントプレート27の上端には、カム山27aの間に5つのレンジ(P・R・N・D・L)に対応した谷部27bが形成されている。そして、この谷部27bにバネ板28の先端に形成されたディテントピン29を係合させ、選択されたレンジ位置を保持することにより、車両の振動等に起因する意図しないレンジセレクトを防止している。
[セレクトレバーのアシスト制御処理]
図5は、コントロールユニット22で実行されるセレクトレバー2のアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2、正確には、ドライバの把持するセレクトノブ4に発生する操作反力を示す特性図である。この操作反力特性は、電動モータ15を駆動していない状態で、ドライバがP→Rレンジ方向にセレクトレバー2を操作したとき、アシストアクチュエータ9の出力軸12において操作反力として検出された軸トルクを、セレクトノブ4に発生する操作反力Fm[N]として換算し、ポテンショメータ25により取得されるストローク角度と対比させたものである。
図7は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2の目標操作反力を示す特性図である。この目標操作反力特性は、ドライバにとって節度感のある良好な操作特性が得られる目標操作反力Ft[N]を、セレクトレバー2のストローク角度に応じて予め設定したものである。
実施例1では、操作により入力される操作力が、図7に示す目標操作反力となるように、アシスト制御を行って、図6に示す操作反力が生成されるようにして急峻で大きなトルク偏差を伴うセレクトレバーのアシスト制御において、外乱抑制性を高いレベルでできるようにして、良好な操作特性を実現できる。
ここで、オーバーランについて説明する。実施例1のセレクトレバー2のアシスト制御では、フィードバック制御により、目標のアシスト特性が得られるよう操作力にアシスト力が加わることになる。これにより、従来よりも短いセレクトレバー2で従来と同等の操作ができるのである。
セレクトレバー2の操作には、操作力とともに、操作速度が大きな要因である。操作速度が大きい場合、セレクトレバーの機構に慣性力が付きすぎると、セレクトレバー2の操作を止めるべきレンジ停止位置をセレクトレバー2が越えてしまうオーバーランを生じてしまう。
これに対して実施例1ではブレーキ制御演算部38を設けている。
〈1〉操作速度が低速の場合
セレクトレバー2が低速で操作された際には、ブレーキ制御演算部38でのブレーキ制御量は小さくなる。しかしながら低速の場合にはFB制御部36によるアシスト制御が、充分なアシスト力の付与を行うとともに、慣性力が付かないことからメカディテントにより停止させるべきレンジ位置で確実に停止する。
セレクトレバー2が高速で操作された際には、その操作速度を、操作速度計算部37で計算し、操作速度に応じたブレーキ制御量をブレーキ制御演算部38で演算し、そのブレーキ制御量をFB制御部36の制御結果から減算する。このため、操作速度が大きくなるのに従ってアシスト制御量から減算されるブレーキ制御量が大きくなるので、アシスト量が減ることによりブレーキをかけて、停止させるべきシフト位置でセレクトレバー2を停止させる。
本実施の形態の自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
また、セレクトレバー2と制御アーム20がコントロールケーブル8,18によって機械的に連結されているため、アシストアクチュエータ9やコントロールユニット22がフェールした場合でも、ドライバは手動でレンジ位置を切り換えることができる。
さらに、セレクトレバーのオーバーランを抑制するようアシスト力を低減するブレーキ制御演算部38を設けるため、確実にオーバーランを防止することができる。
まず構成を説明する。
図9は実施例2の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントロールユニット22の制御ブロック図である。図10は実施例2の自動変速機のセレクトアシスト装置のP→Rへのレンジ切換時のアシスト制御の状態を示す説明図である。
不感帯設定部401は、不感帯設定値Vth(閾値速度に相当する)を保持しており、加算器402に出力する。
加算器402は、入力された操作速度から不感帯設定値Vthを差し引く演算を行い、演算結果を乗算器403に出力する。
乗算器403は、入力された操作速度にゲイン値Kdを乗算し、演算結果を加算器39に出力する。
次に作用を説明する。
なお、この低速制御の処理は、実施例1の図5のブレーキ制御演算の処理に加えて行われるものとする。
ここで、ブレーキ制御とセレクトレバーの低速操作について説明する。
自動変速機のセレクトアシスト装置において、ブレーキ制御は上記のようにシステム必須のものとなっており、セレクトレバー操作のオーバーラン防止に非常に効果があるものである。しかしながら、ブレーキ制御を行った状態で、セレクトレバーの操作が低速で行われる場合、セレクトレバーの速度計算値における量子化誤差が全体の制御量に対して占める割合が多くなり、操作フィーリングにザラザラ感を作り出してしまう。
実施例2では、これに対して低速制御を行っている。
実施例2では、ステップS22,S23の処理により不感帯設定値Vthより操作速度が低い場合にブレーキ演算結果を0にする。このブレーキ演算結果を0にする操作速度領域を不感帯と呼ぶ。
セレクトレバー2の操作速度が低く、不感帯設定値Vthより小さい場合にはブレーキ制御が行われないので、ブレーキ制御の量子化誤差の影響が操作フィーリングに出ることがない。
よって、操作フィーリング上、ザラザラ感をドライバが感じることがなくなる。
まず構成を説明する。
図12は実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントロールユニット22の制御ブロック図である。図13は実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置のP→Rへのレンジ切換時のアシスト制御の状態を示す説明図である。
実施例3では、図12に示すように、ブレーキ制御演算部41を、低速制御を行う不感帯設定部401、加算器402、乗算器403に加えて、上限リミッタ部411で構成する。
上限リミッタ部411は、閾値速度であるリミッタ値Vhlより大きい操作速度の場合に出力値をリミッタ値に留める。
次に作用を説明する。
なお、この高速制御の処理は、実施例1の図5のブレーキ制御の処理に加えて行われるものとする。
ここで、ブレーキ制御とセレクトレバーの高速操作、連続操作について説明する。
ブレーキ制御は、上記のようにシステム必須のものであり、セレクトレバーのオーバーランを防止できる。しかしながら、セレクトレバーを高速で操作する、あるいはレンジを越える連続操作を行うと、ブレーキ制御はセレクトレバーの操作速度に応じて制御量抑制を行うので、操作フィーリングに重量感(重さ)が出てしまっていた。
実施例3では、これに対して上限リミッタ部411を設けている。
実施例3では、セレクトレバー2の操作速度がリミッタ値Vhlより大きい場合にステップS31、S33の処理により、上限リミッタ部411で、出力値が図13(a),(b)に示すように上限値となるようにし、上限値以上のブレーキ制御が行われないようにする。
これにより、ドライバが高速でセレクトレバー2を操作した際、又はレンジを越える連続操作の際に、軽い操作感を作ることができる。
図15は実施例4の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントロールユニット22の制御ブロック図である。
実施例4では、ブレーキ制御演算部42を、低速制御を行う不感帯設定部401、加算器402、乗算器403、高速制御を行う上限リミッタ部411に加えて、ゲイン・閾値決定部421で構成し、レンジ区間判定器43を設けている。
レンジ区間判定器43は、A/D変換器34から出力されるデジタル信号でのセレクトレバー2のストローク角度からレンジ区間を判定して、レンジ区間を示す信号をゲイン・閾値決定部421に出力する。
[セレクトレバーのアシスト制御処理]
図16は、コントロールユニット22で実行されるセレクトレバー2のアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
図17に示すのは、コントロールユニット22で実行されるステップS44のレンジ区間判定処理を示すフローチャート図である。
図18に示すのは、コントロールユニット22で実行されるステップS46のブレーキ制御演算処理を示すフローチャート図で、以下、各ステップについて説明する。
ここで、レンジ区間に対するオーバーランの傾向について説明する。
セレクトレバー2のディテント特性については、上記のようにディテントプレート27のカム山27aの形状により影響を受ける。そのため、各レンジ区間に対応するディテントプレート27の形状が異なる場合には、レンジ区間でディテント特性が異なることになる。そのため、レンジ区間によってオーバーランの発生しやすさの傾向が異なってくる。
また、レンジ区間は、通常、手前側から奥側に並べて配置されているので、位置の違いによって、操作する力の加減が変わる場合もあり、このことからもオーバーランの発生しやすさの傾向が異なってくる。
これらに対して実施例4では、ゲイン・閾値決定部421とレンジ区間判定器43を設けている。
実施例4では、図16のステップS44、詳細には、図17のステップS441〜S449の処理によりレンジ区間判定器43でレンジ区間を判定し、ゲイン・閾値決定部421が、図16のステップS46、詳細には、図18のステップS461〜S470の処理により、それぞれのレンジ区間に応じたゲインKd、不感帯設定値Vth、リミッタ値Vhlに変更する。
そのため、レンジ区間によりオーバーランの傾向が異なっても、それぞれのレンジ区間に応じた、ブレーキ制御が行われ、より確実にオーバーランが防止される。
(4)ブレーキ制御演算部42が、セレクトレバー2の操作速度にゲインを乗じてブレーキ制御量を演算するものであり、セレクトレバー2の操作位置から、自動変速機のレンジ区間を判定するレンジ区間判定器43を設け、自動変速機のレンジ位置に応じて、乗算器403のゲインKdと、不感帯設定部401の不感帯設定値Vthと、上限リミッタ部411のリミッタ値Vhlとを変更するゲイン・閾値決定部421を設けたため、シフトポジションによるオーバーランの傾向の差に対応して、より確実にオーバーランを防止する。
構成を説明する。
図19は実施例5の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントロールユニットの制御ブロック図である。図20は実施例5の自動変速機のセレクトアシスト装置のセレクトレバーの反力特性及びブレーキ制御特性を示す説明図である。
ブレーキ領域判定器44は、図20(a)に示すように、操作開始から、操作反力がディテントプレート27のカム山27aの頂点部分に達するまでの操作前半を、図20(b)に示すようにブレーキ無効領域と、判断する。この判断は、ポテンショメータ25で検知したセレクトレバー2のストローク角度により行う。
さらに、この判断結果、つまりブレーキ無効領域か、ブレーキ有効領域かをブレーキ制御演算部45のゲイン決定部451に出力する。
[ブレーキ制御とセレクトレバーの操作領域について]
ここで、ブレーキ制御とセレクトレバーの操作領域について説明する。
自動変速機のセレクトアシスト装置において、ブレーキ制御は上記のようにシステム必須のものとなっており、セレクトレバー操作のオーバーラン防止に非常に効果があるものである。しかしながら、ブレーキ制御を行った状態で、セレクトレバー2の操作がディテントプレート27のカム山27aを越えるまでの領域では、充分なアシストが必要なため、ブレーキ制御量は小さくなる。すると、セレクトレバーの速度計算値における量子化誤差が全体の制御量に対して占める割合が多くなり、操作フィーリングにザラザラ感を作り出してしまっていた。
実施例5では、これに対して、ブレーキ領域判定器44とゲイン決定部451を設けている。
実施例5では、ポテンショメータ25で検出するセレクトレバー2のストローク角度信号から、ブレーキ領域判定器44でブレーキ無効領域とブレーキ有効領域を判断する。
そのため、操作開始から前半となる領域では、ブレーキ無効領域と判断され、ブレーキ制御が排除されるゲインがゲイン決定部451から乗算器403に出力される。よって、操作速度に応じて乗算器403で演算により求められるブレーキ制御量が0となるように演算されることになり、操作開始から前半では、ブレーキ制御が行われない。
実施例5の自動変速機のセレクトアシスト装置では、上記(1)に加えて、次の効果を有する。
(5)セレクトレバー2の操作位置が操作反力の山を越える前の操作前半の領域である際に、ブレーキ制御演算部45によるブレーキ制御を排除するブレーキ領域判定器44とゲイン決定部451を設けたため、操作領域前半のザラザラ感をなくし、操作フィーリングを向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態を実施例1〜実施例5に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、セレクトレバー2の入力操作力を検出する入力操作力検出手段としてトルクセンサ21を用いたが、電動モータ15への供給電流値や電動モータ15の回転数等から入力操作力を推定する構成としてもよい。
実施例では、セレクトレバー2と自動変速機19の制御アーム20をコントロールケーブル8,18で連結する構成を示したが、セレクトレバー2の操作力を制御アーム20に伝える操作力伝達手段は任意であり、ロッドやリンケージを用いた構成としてもよい。
セレクトレバー2の形状や大きさは任意であり、指先で操作可能なスイッチ形状としてもよい。また、目標操作反力特性も、セレクトレバー2の形状に応じて良好な操作特性が得られる特性に変更する。
2 セレクトレバー
3 センタクラスタ
4 セレクトノブ
5 支点軸
7 セレクトレバージョイント
8 コントロールケーブル
9 アシストアクチュエータ
10 入力レバー
11 入力レバージョイント
12 出力軸
13 出力レバー
14 ウォームギア
15 電動モータ
16 モータ出力軸
17 出力レバージョイント
18 コントロールケーブル
19 自動変速機
20 制御アーム
21 トルクセンサ
22 コントロールユニット
23 ワイヤハーネス
24 接触子
25 ポテンショメータ
26 回転シャフト
27 ディテントプレート
27a カム山
27b 谷部
28 バネ板
29 ディテントピン
30 パーキングポール
31 カム状プレート
32 パーキングギア
34 A/D変換器
35 A/D変換器
36 FB制御部
37 操作速度計算部
371 加算器
372 乗算器
373 加算器
374 制御要素
38 ブレーキ制御演算部
39 加算器
40 ブレーキ制御演算部
401 不感帯設定部
402 加算器
403 乗算器
41 ブレーキ制御演算部
411 上限リミッタ部
42 ブレーキ制御演算部
421 ゲイン・閾値決定部
43 レンジ区間判定器
44 ブレーキ領域判定器
45 ブレーキ制御演算部
451 ゲイン決定部
Kd ゲイン値
Vth 不感帯設定値
Vhl リミッタ値
Claims (5)
- 自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結されたセレクトレバーへのドライバの操作を検出する操作検出手段と、
前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、
前記セレクトレバーにドライバの操作力を補助するアシスト力を出力するアシストアクチュエータと、
検出されたドライバの操作に基づいて、アシストアクチュエータに対しアシスト力を変化させる制御指令を出力するアシスト力制御手段と、
前記セレクトレバーの移動速度を算出する速度演算手段と、
前記セレクトレバーのオーバーランを抑制するようアシスト力を低減するブレーキ制御手段と、
を有する自動変速機のセレクトアシスト装置であって、
前記セレクトレバーの操作位置から、前記自動変速機のレンジ区間を判定するレンジ区間判定手段を設け、
前記ブレーキ制御手段は、前記セレクトレバーの移動速度に、前記自動変速機のレンジ区間に応じたゲインを乗算して前記アシスト力を低減するためのブレーキ制御量を設定することを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
セレクトレバーの移動速度が閾値速度より低速である際に、前記ブレーキ制御手段によるブレーキ制御量を小さくする低速制御手段を、
備えることを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
セレクトレバーの移動速度が閾値速度より高速である際に、前記ブレーキ制御手段によるブレーキ制御量を上限値にする高速制御手段を、
備えることを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項3に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
ブレーキ制御手段が、セレクトレバーの操作速度にゲインを乗算してブレーキ制御量を演算するものであり、
自動変速機のレンジ位置に応じて、
前記ブレーキ制御手段のゲインと、
前記低速制御手段の閾値速度と、
前記高速制御手段の閾値速度と、
を変更するゲイン・閾値変更手段を設けた、
ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。 - 請求項1〜請求項4に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
セレクトレバーの操作位置が操作反力の山を越える前の操作前半の領域である際に、前記ブレーキ制御手段によるブレーキ制御を排除する反力領域制御手段を備える、
ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
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