JP4495935B2 - 指紋照合装置及び指紋照合情報共有システム - Google Patents
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Description
以下の本発明の説明において、「(患者の)指紋情報」は、「(患者の)指紋画像情報(単に「指紋画像情報」)」を意味する。
「(患者の)個人情報」は、特に指定(区別)しない場合は、「文字情報」と「画像情報」の両方を意味し、「文字情報」は、「(患者の)ID番号、氏名、性別、年齢等」を意味し、「画像情報」は「(患者の)顔写真」を意味する。
「属性情報」は「診療科、病棟名等」を意味する。
また特許文献2と特許文献3には、過誤防止を目的としたシステムとして、有線又は無線の通信技術を採用し、コンピューターで集中管理している情報を複数の携帯型情報端末で共有する形態を開示しているが、中小規模の病院では導入に要するコストや、システムを管理する人的資源などの問題から、採用が難しい問題がある。
また特許文献4と特許文献5には、過誤防止を目的として、患者の指紋を情報化する手段を採用して、部屋の鍵やパソコンの利用者を制限する為に用いられている一般的な指紋照合センサを採用した装置が開示されている。当該装置は作業者が患者の指紋を採取しながら装置の操作を行わなければならず、作業が繁雑になり、困難であった。
[1]本発明は、装置本体(2)と、第1本体通信手段(2C)と、第2本体通信手段(2CW)と、第5情報通信手段(8C)と、第6指紋照合通信手段(21C)と、指紋照合ユニット(21)と、情報入力手段(3)と、画像入力手段(6)及び情報出力手段(8)とを有し、
前記装置本体(2)は、第1本体通信手段(2C)と、CPU(4)と、報知・表示手段(5)及び記憶手段(7)とを有し、
当該装置本体(2)は、前記第2本体通信手段(2CW)を介して、前記指紋照合ユニット(21)と通信でき、
前記情報入力手段(3)は、患者の指紋画像情報と患者の個人情報及び属性情報を、入力する手段であり、
前記患者の個人情報とは、患者の顔写真である画像情報と、患者のID番号、氏名、性別、年齢等の文字情報との両方を含み、
前記属性情報とは、診療科、病棟名等を含み、
当該情報入力手段(3)は、
前記装置本体(2)内に内蔵するか、または
第3情報通信手段(3C)を有し、当該第3情報通信手段(3C)介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記CPU(4)は、第一処理手段(4A)と、第二処理手段(4B)と、第三処理手段(4C)とを有し、
前記第一処理手段(4A)は、前記情報入力手段(3)及び前記画像入力手段(6)により入手した前記患者の指紋画像情報と、前記患者の個人情報及び属性情報の関連付けを行い、前記記憶手段(7)に記録する手段であり、
前記第二処理手段(4B)は、前記第2本体通信手段(2CW)を介して前記指紋照合ユニット(21)から入手した前記指紋画像情報と一致する前記記憶手段(7)に記録されている前記患者の指紋画像情報を照合し、一致する指紋画像情報があったら、前記記憶手段(7)において、前記患者の指紋画像情報と関連付けて記憶されている患者の個人情報及び属性情報を前記表示手段(5)に表示する手段であり、
前記第三処理手段(4C)は、前記指紋照合ユニット(21)から入手した患者の指紋画像情報と前記情報入力手段(3)から入手した前記患者の指紋画像情報を照合し、照合された結果を前記表示手段(5)に表示する手段であり、
前記報知・表示手段(5)は、前記各手段の動作状態を作業者に認識させる手段であり、報知手段と表示手段を有し、
前記報知手段は、指紋の読み取り時に不具合が生じた際の事態を表示する手段であり、
前記表示手段は、前記指紋照合ユニット(21)によって入手された前記患者の指紋画像情報と一致する前記患者の指紋画像情報が前記記憶手段(7)で照会した結果、一致するものがあった場合、一致した前記患者の指紋画像情報と関連付けられて記録されていた前記患者の個人情報と属性情報を表示する手段であり、
前記画像入力手段(6)は、前記患者の個人情報として患者の顔写真を撮影することができる手段であり、
当該画像入力手段(6)は、前記装置本体(2)に内蔵するか、または
当該画像入力手段(6)は、第4画像通信手段(6C)を有し、
当該第4画像通信手段(6C)を介して前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記情報出力手段(8)は、前記患者の個人情報及び属性情報を二次元バーコード形式にして、前記情報出力媒体に印刷し、前記患者の指紋画像情報、個人情報及び属性情報を情報出力媒体に印刷することができる手段であり、
当該情報出力手段(8)は、前記第5情報通信手段(8C)を有し、当該第5情報通信手段(8C)を介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記指紋照合ユニット(21)は、前記患者の指紋画像情報の入力手段(23)と、前記指紋画像情報の変換手段を備えたCPU(24)と、報知・表示手段(25)とを有し、
当該指紋照合ユニット(21)は、前記第6指紋照合通信手段(21C)を有し、当該第6指紋照合通信手段(21C)を介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記患者の指紋画像情報の入力手段(23)、前記指紋画像情報の変換手段を備えたCPU(24)及び前記報知・表示手段(25)は、前記装置本体(2)の前記指紋画像情報の入力手段(6)、前記CPU(4)及び前記報知・表示手段(5)と実質的に同じ機能を有する指紋照合装置(1)を提供する。
[2]本発明は、前記報知手段は、
〈A〉複数の異なる色を発するLEDランプを配置し、当該LEDランプの発色状態により、読み取りの正常状態・機器の不具合状態を作業者に報知することができ、または
〈B〉ブザーを配置して、音で作業者に前記状態を知らせることができる、
[1]に記載の指紋照合装置(1)を提供する。
[3]本発明は、前記第1から前記第6の各通信手段(2C、2CW、3C、6C、8C、21C)は、
(A)連結による接続方式、または
(B)有線方式、または
(C)無線方式される手段であり、
前記(A)連結による接続方式は、前記患者の情報入力手段(3)、前記患者の画像入力手段(6)を接続する際に使用され、
前記(B)有線方式は、前記指紋照合ユニット(21)、または外部装置(30)との通信に使用され、
前記(C)無線方式は、前記情報出力手段(8)、または前記外部装置(30)、情報端末である前記装置本体(2)同士の通信に使用される、[1]または[2]に記載の指紋照合装置(1)を提供する。
[4]本発明は、前記装置本体(2)は、前記患者の指紋画像情報、個人情報及び属性情報の一部、または全てを前記第1本体通信手段(2C)を介して前記情報出力手段(8)及び前記外部装置(30)に出力することができる、[1]から[3]のいずれか1項に記載の指紋照合装置(1)を提供する。
[5]本発明は、前記装置本体(2)及び指紋照合ユニット(21)はバッテリーを内蔵し、単独で電源受給を受けることが可能である[1]から[4]のいずれか1項に記載の指紋照合装置(1)を提供する。
[6]本発明は、[1]から[5]に記載の前記指紋照合装置(1)に使用されている前記装置本体(2)を、少なくとも二台以上、前記第1本体通信手段(2C)を介して通信できるように連結した、指紋照合情報共有システムを提供する。
[7]本発明は、[1]から[5]に記載の前記指紋照合装置(1)に使用されている前記装置本体(2)を、少なくとも二台以上、前記第1本体通信手段(2C)を介して前記外部装置(30)と通信できるように連結した、指紋照合情報共有システムを提供する。
(2)本発明では、患者を識別するシステムとして、装置の構成を装置本体と指紋照合ユニットのみにしても運用できるため、設置コストを低減でき、管理に要する労力も少なく、中小規模の病院でも導入が容易となる。
(3)本発明では、作業者が患者の指紋を読み取る作業を行うのみで良い、指紋照合ユニットを使用するため、作業者が指紋を採取しながら装置の操作を行う必要がないので、操作性及び照合精度が向上する。
(4)本発明の装置本体と、指紋照合ユニットを用いることにより、指紋照合作業が簡素化でき、指紋情報を共有するシステムの構築が容易となる。
[指紋照合装置1]
本発明の指紋照合装置1は、装置本体2と、指紋照合ユニット21と、患者情報の情報入力手段3及び/又は患者画像入力手段6とから構成される。
装置本体2は、第2本体通信手段2CWを介して指紋照合ユニット21を接続している。さらに装置本体2には、患者の情報入力手段3(例えばバーコードスキャナ)を内蔵又は第3情報通信手段3Cを介して接続し、患者の個人情報として患者の顔写真を撮影することができる画像入力手段6(例えばカメラ等)を内蔵又は第4画像通信手段6Cを介して接続している。
装置本体2には、指紋情報及び患者の個人情報及び/又は属性情報を記録するための記憶手段7が配置されている。
装置本体2は、第2本体通信手段2CWを介して指紋照合ユニット21から入手した指紋情報と、第1本体通信手段2C、第3情報通信手段3C及び/又は第4画像通信手段6Cを介して情報入力手段3及び/又は画像入力手段6により入手した患者の個人情報及び/又は属性情報の関連付けを行い、記憶手段7に記録する処理手段4Aを備えたCPU4と、各手段の動作状態を作業者に認識させる報知・表示手段5と、指紋情報を情報出力手段8及び/又は外部装置30に出力する第1本体通信手段2Cを有する。
さらに装置本体2は、同様の装置本体2同士で通信を行い、情報を共有することが出来る機能を有する(図3参照)。
すなわち少なくとも二台以上の装置本体2を第1本体通信手段2Cを介して通信できるようにして、指紋照合情報共有システムを構築することができる。
さらにパソコン等の外部装置30を中心にしたネットワーク上で、複数の装置本体2が無線方式の第1本体通信手段2C(例えば無線LANやPHS回線)を用いて情報を共有する機能も有する。(図4参照)
すなわち少なくとも二台以上の装置本体2を第1本体通信手段2Cを介して外部装置30と通信できるようにして指紋照合情報共有システムを構築することができる。
また図1から図4に例示した装置本体2に代えて、患者情報入力手段3(バーコードスキャナ)を内蔵している携帯型情報端末、患者の画像入力手段6(カメラ)を内蔵している携帯型情報端末を使用することができる。
装置本体2、情報入力手段3、画像入力手段6、情報出力手段8、指紋照合ユニット21、外部装置30は、それぞれ第1本体通信手段2C、第2本体通信手段2CW、第3情報通信手段3C、第4画像通信手段6C、第5情報通信手段8Cとして、(A)連結による接続方式(例えば、コンパクトフラッシュ[登録商標]タイプカードスロット)、(B)有線方式(例えばUSB、RS232C)または(C)無線方式(例えばIrDA又は無線LAN、PHS回線による通信、ブルートゥース[登録商標]など)を採用することができる。(図2のブロック図参照)
(A)連結による接続方式は、患者の情報入力手段3(例えばバーコードスキャナ)、患者の画像入力手段6(カメラ)等を接続する際に使用される。
(B)有線方式は、指紋照合ユニット21や外部装置30(情報共有用のパソコン)との通信に使用される。
(C)無線方式は、情報出力手段8(ラベルプリンタ)又は、外部装置30(パソコン)、情報端末である装置本体2同士の通信に使用される。
CPU4は、指紋画像と患者の個人情報及び/又は属性情報を関連付けする処理手段4Aの他に、第2本体通信手段2CWを介して指紋照合ユニット21から入手した指紋情報と一致する記憶手段7に記録されている指紋情報を照合し、一致する指紋情報があったら、記憶手段7に指紋情報と関連付けて記憶されている患者の個人情報及び/又は属性情報を表示手段5に表示する照合手段4Bを備える。
また、CPU4は、指紋照合ユニット21から入手した指紋情報と情報入力手段3から入手した指紋情報を照合し、照合された結果を表示手段5に表示する照合手段4Cを有する。
情報入力手段3は、指紋情報と文字情報として存在する患者の氏名、性別、年齢等の個人情報及び/又は診療科、病棟名等の属性情報を装置本体2に入力する手段であり、情報入力手段3として、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)型の二次元バーコードスキャナを採用できる。
情報入力手段3は、装置本体2に内蔵及び/又は第3情報通信手段3Cを介して接続することができる。
画像入力手段6(例えばカメラ等)は、患者の個人情報として患者の顔写真(画像)を撮影することができる。画像入力手段6(例えばカメラ等)は装置本体2に内蔵することもできるし又は第4画像通信手段通信手段6C(図示せず)を介して接続することもできる。
また、情報入力手段3及び画像入力手段6は、指紋照合ユニット21に内蔵しても良い。
報知・表示手段5は各手段の動作状態を作業者に認識させるもので、表示手段は患者の個人情報及び/又は属性情報を表示する手段である。
前記報知手段は、例えば指紋の読み取り時に不具合が生じた際の事態を表示するもので、例えば複数のLEDランプ等を採用することができる。例えば読み取りが正常に行えた場合は緑色のランプが点灯、読み取りが正常に行えなければ赤色のランプが点灯、機器の不具合により照合が行えない場合は黄色のランプが点灯するようにして、操作者に状態を報知することができる。他にもブザーを使用して音で作業者に上記の状態を知らせる方法も採用することができる。
また表示手段5は、例えば指紋照合ユニット21によって入手された指紋情報と一致する指紋情報が記憶手段7で照会した結果、一致するものがあった場合、一致した指紋情報と関連付けられて記録されていた患者の個人情報(例えば、ID番号、氏名、年齢、性別、顔写真など)と属性情報(例えば、所属する病棟、担当医師名など)を表示する、例えば液晶モニタを採用することができる。
さらに表示手段5は、例えばタッチパネル式の液晶モニタを採用することにより、キー/ボタン2Kを配置することができる。これにより作業者によって装置の操作を行う作業(例えば、指紋照合ユニットによる指紋画像の取り込みを開始する命令を与えるためのボタンを配置する)や患者情報及び/又は属性情報の一部を入力する作業(例えば、患者が登録する指紋の指名を入力できるように10本の指の名前をボタンで配置する)行うことができる。
記憶手段7は一般的に情報を記憶できるものであれば何でも採用することができる。例えばフラッシュROM等の不揮発メモリー等を採用することができる。
[情報出力手段8]
情報出力手段8は例えば赤外線(IrDA)で通信を行うラベルプリンタを採用できる。
患者の指紋情報及び文字情報として個人情報及び属性情報を二次元バーコード形式にして例えばラベル用紙、紙等の情報出力媒体に印刷できる。また、患者の画像や個人情報や属性情報などの文字を情報出力媒体に印刷することができる。
[指紋照合ユニット21]
指紋照合ユニット21は、患者の指紋画像入力手段23と、指紋画像を指紋情報に変換する変換手段を備えたCPU24と、報知・表示手段25を有する。
指紋照合ユニット21は、第2本体通信手段2CW(ケーブル)を介して、装置本体2と接続する。また同等の第2本体通信手段2CWを介して情報入力手段3(二次元バーコードスキャナ)や画像入力手段6(カメラ)との接続を行うことが出来る。前記各手段の具体的構成部材は、前記装置本体2の各手段と実質的に同じものを使用することができる。
[バッテリー]
装置本体2及び指紋照合ユニット21はバッテリー(図示せず)を内蔵することにより、単独で電源受給を受けることが可能となる。これにより小型軽量化でき、携帯可能となる。
本発明の指紋照合装置1は、図5に例示するように装置本体2と指紋照合ユニット21のみでも使用することができる。
[登録]
(1)患者の指紋を指紋照合ユニット21で読み取り、指紋情報に変換して装置本体2に送信する。[図5(A)参照]
(2)装置本体2に接続(又は内蔵)されている情報入力手段3(バーコードスキャナ)によって、必要な患者情報を入力する。また、一部の情報入力は装置本体2に付属するボタン(図示せず)や表示手段5に配置されたボタン/キー2Kによって入力する。[図5(B)参照]
(3)患者の写真(主に顔)を装置本体2に接続(又は内蔵)されている画像入力手段6(カメラ)によって撮影する。[図5(C)参照]
(4)患者の指紋情報及び個人情報、属性情報、画像情報は装置本体2内の記憶手段7に記億される。[図5(D)参照]
[照合]
(5)患者の指紋を指紋照合ユニット21で読み取り、指紋情報に変換して装置本体2に送信する。
(6)装置本体2のCPU4が記憶手段7に記録されている指紋情報の中から一致する指紋情報を検索する。
(7)一致している指紋情報が存在する場合、装置本体2の表示手段5に患者情報及び属性情報、顔写真を表示し、作業者が内容を確認できる。
(8)一致している情報が無い場合、装置本体2の表示手段5に一致する患者情報が無いことを表示し、作業者に通知する。
(9)表示手段5に表示された患者情報は出力手段8(ラベルプリンタ)により情報出力媒体40(ラベル)に印刷することができる。[図5(E)参照]
(10)作業者は、患者の情報を取得し、診療情報(例えばカルテや処方箋など)と照合して適正な処置を施すことが出来る。
[登録]
(1)患者の指紋を指紋照合ユニット21で読み取り、指紋情報に変換して装置本体2に送信する。[図6(A)参照]
(2)装置本体2に接続(又は内蔵)されている情報入力手段3(バーコードスキャナ)によって、必要な患者情報を入力する。また、一部の情報入力は装置本体2に付属するボタン(図示せず)や表示手段5に配置されたボタン/キー2Kによって入力する。
(3)装置本体2から、指紋情報及び必要な情報を情報出力手段8(ラベルプリンタ)に送信し、二次元バーコード形式で情報を情報出力媒体40(ラベル)に印刷する。
(4)印刷された二次元バーコードラベルを患者に関連する物(患者から採取した自己血の入った血液バッグや患者のカルテ、患者のX線画像など)に貼付する。
[照合]
(5)二次元バーコードラベルを装置本体2に内蔵/又は接続されている情報入力手段3(バーコードスキャナ)で読み取る。
(6)指紋照合ユニット21で指紋を読み取り、指紋情報を装置本体2に送信する。
(7)装置本体2内で二次元バーコードラベルに記録されていた指紋情報と指紋照合ユニット21より送られてきた指紋情報をCPU4で照合する。[図6(B)参照]
(8)照合が一致している場合、装置本体2の表示手段5に照合が一致していることを表示し、作業者にこれを通知する。[図6(D)参照]
(9)照合が一致していない場合、装置本体2の表示手段5に照合が不一致であることを表示し、作業者にこれを通知する。
(10)照合された結果は、情報出力手段8(ラベルプリンタ)により情報出力媒体41(紙)に印刷することができる。[図6(E)参照]
(11)照合が一致していることが、確認できたことによって作業者は、患者に対して適正な処置を行うことが出来る。
2 装置本体
2C 第1本体通信手段(無線)
2CW 第2本体通信手段(有線、ケーブル)
2K キー/ボタン
3 情報入力手段(指紋情報と患者の個人情報及び属性情報の読取り手段、バーコードスキャナ)
3C 第3情報通信手段(コネクタ)
4 CPU
5 報知・表示手段
6 画像入力手段(患者画像の撮影手段、カメラ)
6C 第4画像通信手段
7 記憶手段
8 情報出力手段(印刷手段)
8C 第5情報通信手段
21 指紋照合ユニット
21C 第6指紋照合通信手段
23 指紋画像入力手段(指紋画像の読取り手段)
24 指紋画像の変換手段(CPU)
25 報知・表示手段
30 外部装置(パソコン)
40、41 情報出力媒体(ラベル、紙)
Claims (7)
- 装置本体(2)と、第1本体通信手段(2C)と、第2本体通信手段(2CW)と、第5情報通信手段(8C)と、第6指紋照合通信手段(21C)と、指紋照合ユニット(21)と、情報入力手段(3)と、画像入力手段(6)及び情報出力手段(8)とを有し、
前記装置本体(2)は、第1本体通信手段(2C)と、CPU(4)と、報知・表示手段(5)及び記憶手段(7)とを有し、
当該装置本体(2)は、前記第2本体通信手段(2CW)を介して、前記指紋照合ユニット(21)と通信でき、
前記情報入力手段(3)は、患者の指紋画像情報と患者の個人情報及び属性情報を、入力する手段であり、
前記患者の個人情報とは、患者の顔写真である画像情報と、患者のID番号、氏名、性別、年齢等の文字情報との両方を含み、
前記属性情報とは、診療科、病棟名等を含み、
当該情報入力手段(3)は、
前記装置本体(2)内に内蔵するか、または
第3情報通信手段(3C)を有し、当該第3情報通信手段(3C)介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記CPU(4)は、第一処理手段(4A)と、第二処理手段(4B)と、第三処理手段(4C)とを有し、
前記第一処理手段(4A)は、前記情報入力手段(3)及び前記画像入力手段(6)により入手した前記患者の指紋画像情報と、前記患者の個人情報及び属性情報の関連付けを行い、前記記憶手段(7)に記録する手段であり、
前記第二処理手段(4B)は、前記第2本体通信手段(2CW)を介して前記指紋照合ユニット(21)から入手した前記指紋画像情報と一致する前記記憶手段(7)に記録されている前記患者の指紋画像情報を照合し、一致する指紋画像情報があったら、前記記憶手段(7)において、前記患者の指紋画像情報と関連付けて記憶されている患者の個人情報及び属性情報を前記表示手段(5)に表示する手段であり、
前記第三処理手段(4C)は、前記指紋照合ユニット(21)から入手した患者の指紋画像情報と前記情報入力手段(3)から入手した前記患者の指紋画像情報を照合し、照合された結果を前記表示手段(5)に表示する手段であり、
前記報知・表示手段(5)は、前記各手段の動作状態を作業者に認識させる手段であり、報知手段と表示手段を有し、
前記報知手段は、指紋の読み取り時に不具合が生じた際の事態を表示する手段であり、
前記表示手段は、前記指紋照合ユニット(21)によって入手された前記患者の指紋画像情報と一致する前記患者の指紋画像情報が前記記憶手段(7)で照会した結果、一致するものがあった場合、一致した前記患者の指紋画像情報と関連付けられて記録されていた前記患者の個人情報と属性情報を表示する手段であり、
前記画像入力手段(6)は、前記患者の個人情報として患者の顔写真を撮影することができる手段であり、
当該画像入力手段(6)は、前記装置本体(2)に内蔵するか、または
当該画像入力手段(6)は、第4画像通信手段(6C)を有し、
当該第4画像通信手段(6C)を介して前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記情報出力手段(8)は、前記患者の個人情報及び属性情報を二次元バーコード形式にして、前記情報出力媒体に印刷し、前記患者の指紋画像情報、個人情報及び属性情報を情報出力媒体に印刷することができる手段であり、
当該情報出力手段(8)は、前記第5情報通信手段(8C)を有し、当該第5情報通信手段(8C)を介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記指紋照合ユニット(21)は、前記患者の指紋画像情報の入力手段(23)と、前記指紋画像情報の変換手段を備えたCPU(24)と、報知・表示手段(25)とを有し、
当該指紋照合ユニット(21)は、前記第6指紋照合通信手段(21C)を有し、当該第6指紋照合通信手段(21C)を介して、前記装置本体(2)の前記第1本体通信手段(2C)と通信でき、
前記患者の指紋画像情報の入力手段(23)、前記指紋画像情報の変換手段を備えたCPU(24)及び前記報知・表示手段(25)は、前記装置本体(2)の前記指紋画像情報の入力手段(6)、前記CPU(4)及び前記報知・表示手段(5)と実質的に同じ機能を有することを特徴とする指紋照合装置(1)。 - 前記報知手段は、
〈A〉複数の異なる色を発するLEDランプを配置し、当該LEDランプの発色状態により、読み取りの正常状態・機器の不具合状態を作業者に報知することができ、または
〈B〉ブザーを配置して、音で作業者に前記状態を知らせることができる、
ことを特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置(1)。 - 前記第1から前記第6の各通信手段(2C、2CW、3C、6C、8C、21C)は、
(A)連結による接続方式、または
(B)有線方式、または
(C)無線方式される手段であり、
前記(A)連結による接続方式は、前記患者の情報入力手段(3)、前記患者の画像入力手段(6)を接続する際に使用され、
前記(B)有線方式は、前記指紋照合ユニット(21)、または外部装置(30)との通信に使用され、
前記(C)無線方式は、前記情報出力手段(8)、または前記外部装置(30)、情報端末である前記装置本体(2)同士の通信に使用される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の指紋照合装置(1)。 - 前記装置本体(2)は、前記患者の指紋画像情報、個人情報及び属性情報の一部、または全てを前記第1本体通信手段(2C)を介して前記情報出力手段(8)及び前記外部装置(30)に出力することができる、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の指紋照合装置(1)。
- 前記装置本体(2)及び指紋照合ユニット(21)はバッテリーを内蔵し、単独で電源受給を受けることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の指紋照合装置(1)。
- 請求項1から請求項5に記載の前記指紋照合装置(1)に使用されている前記装置本体(2)を、少なくとも二台以上、前記第1本体通信手段(2C)を介して通信できるように連結した、ことを特徴とする指紋照合情報共有システム。
- 請求項1から請求項5に記載の前記指紋照合装置(1)に使用されている前記装置本体(2)を、少なくとも二台以上、前記第1本体通信手段(2C)を介して前記外部装置(30)と通信できるように連結した、ことを特徴とする指紋照合情報共有システム。
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