JP2016114480A - 血糖値データの管理方法および管理システム - Google Patents

血糖値データの管理方法および管理システム Download PDF

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直之 鎌谷
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Abstract

【課題】本発明は、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムから個人のスマートフォンまたはウェアラブル端末への血糖値の転送を、正確、安全、簡便に、しかも低コストで行い、かつ、そのままスマートフォンまたはウェアラブル端末で管理・活用する方法の提供を課題とする。【解決手段】本発明は自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システム、あるいはそれに付属した装置に装着されたディスプレイに、血糖値などと識別コードを含むデータをバーコードに変換後表示し、またはプリンターにバーコードを印刷し、そのバーコードをスマートフォンまたはウェアラブル端末の画像撮影装置を介して取り込み、血糖値などなどに復元し識別コードを照合した後に活用するための方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムから個人の血糖値データを、送信の工程なしにスマートフォンまたはウェアラブル端末に正確、簡便、安全に取り込み管理・活用する方法、およびこれを実現するシステムに関する。
血糖値の測定が重要な意味を持つ糖尿病患者は自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムにより通常の診療以外の場面で自己の血糖値を測定することがしばしばある。このような場合、測定した血糖値を紙に書く、紙に印刷する、パーソナルコンピュータに手入力で保存するなどの方法でデータ保存を行うことが多い。また、コンピュータなどに有線や無線でデータを転送する方法も考えられる。
近年、糖尿病患者を含め多くの人々がスマートフォンまたはウェアラブル端末を携帯している。血糖値データをスマートフォンまたはウェアラブル端末に正確、簡便、安全に取り込み、活用できれば極めて有用である。それができれば、自分の一時点の血糖値、または血糖値の時間経過をスマートフォンまたはウェアラブル端末を用いて確認したりグラフなどで見たりすることにより、自分の食事の内容を検討したり運動量をコントロールしたりすることが可能となる。つまり、糖尿病患者の生活習慣のコントロールに有用である。
しかし、問題はどのように正確、簡便、安全に自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムで生じたデータをスマートフォンまたはウェアラブル端末に取り込めるかということである。
ところで、測定データをバーコードを使って端末に取り込む方法として、例えば次のような方法が知られている。
特許文献1には、測定結果をバーコード化して表示するバーコード表示部を有する測定装置が開示され、ここで表示されたバーコードをバーコードリーダーにより読み取って、ホストコンピュータに送信し、該コンピュータ内で測定結果を各種処理する方法も開示されている。このようなシステムによれば、測定データを入力ミスすることなく、ホストコンピュータに取り込むことが可能である。
特許文献2には、表示画面を備えた測定装置と、端末装置と、サーバー装置とを少なくとも備え、前記測定装置は、測定データを取得する測定部と、前記測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換するコード変換部と、変換して得られた前記コードを前記表示画面に表示する表示部とを有し、前記端末装置は、前記コードが表示された前記表示画面を撮像する撮像部と、撮像した前記コードを解析して送信用測定データを生成する解析部と、前記送信用測定データを前記サーバー装置に送信する送信部とを有し、前記サーバー装置は、受信した前記送信用測定データを格納する記憶部を有する、データ処理システムについて記載されている。
このようなシステムによれば、測定データはバーコード等に変換されて表示画面に表示され、また、画像データとして端末装置に取り込むことができ、データ送信を行う端末装置と各種測定装置とを接続することなく、測定データの読込み及ができる。
しかし、これらの方法では、データをホストコンピュータやサーバー装置に「送信する」という工程が入るため、安全性や簡便性に支障が生じる。無線で送信すれば他人や他のコンピュータに受信される可能性があり、有線により送信すれば簡便性が失われる。
特開2002−282217号公報 特許第4814787号公報
本発明は、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムから個人のスマートフォンまたはウェアラブル端末への血糖値の転送を、正確、安全、簡便に、しかも低コストで行い、かつ、そのままスマートフォンまたはウェアラブル端末で管理・活用する方法の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためのものであって、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムにより得られた血糖値データをスマートフォンまたはウェアラブル端末に安全かつ簡便に取り込んで、管理するための発明である。
すなわち、本発明は、スマートフォンまたはウェアラブル端末に正確、簡便、安全に転送するために、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムにより得られた血糖値などを識別コードと共にバーコードに変換した後ディスプレイで表示し、あるいは紙に印刷し、それをスマートフォンまたはウェアラブル端末で読み取り、識別コードと血糖値などに復元し、識別コードを照合できた場合スマートフォンまたはウェアラブル端末内で活用するという発明である。
本発明は以下の効果を有する。
(1)手入力によりデータを入力しないため、エラーを生じにくく、煩雑でもない。
(2)コードなどで連結する必要がないので、煩雑さを省ける。
(3)ワイアレスなどのデータ転送を用いる、クラウドを用いる、サーバー装置を用いる、識別コードを用いない、などの場合に比較し、データ漏洩の心配が少ない。
上記方法について、暗号化やパスワード設定など、セキュリティを強化する手段は存在するものの、それらは原則的に破ることが可能である。これに対して、本発明の方法では、本人がバーコードを撮影し、個人のスマートフォンまたはウェアラブル端末に血糖値データを取り込む意思があって始めてデータの取り込みが行われることが自己責任の確認上重要である。また識別コードでデータ作成側とデータ受け取り側の照合を行うことも安全性の点で重要である。データ作成側に固有の情報、例えば基準値なども識別コードの照合によりデータ受け取り側で正確に知ることが可能となる。
(4)非接触型カードシステムなどと違ってコストが低い。
非接触型カードシステムでは自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムの側と、スマートフォンまたはウェアラブル端末の側の両方にコストがかかる。本発明の方法は極めて低コストで実現可能であるというメリットがある。
本発明のシステム全体を示す図である(自己血糖測定器による血糖値測定の場合)。 本発明のシステム全体を示す図である(持続血糖測定システムによる血糖値測定の場合)。 本発明のシステムにおける、血糖測定装置の表示部に示されたQRコード(A)、スマートフォンで撮像し、表示部に示されたQRコード(B)、復元されたテキストデータ(C)を示す。 本発明のシステムにおける、血糖測定装置の表示部に示されたQRコード(A)、スマートフォンで撮像し、表示部に示されたQRコード(B)、復元されたテキストデータ(C)を示す。 本発明のシステムのおける、格納されたデータをスマートフォン内で管理・活用されている例を示すスマートフォンの表示画面を示す。 血糖測定器のブロック図を示す。 スマートフォンのブロック図を示す。 本発明のシステムの動作を示すフローチャートである。
(血糖測定装置)
本発明の血糖測定装置は、測定データを取得する測定部と、前記測定データを送信の工程を経ることなくバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換するコード変換部と、変換して得られた前記コードを前記表示画面に表示する表示部とを有している。
具体的には、自己血糖測定器、または持続血糖測定(CGM)システムなどの小型の装置が挙げられる。自己血糖測定装置としてすでに市販されているものとしてプレシジョンエクシード(商品名)が挙げられる。
図6に、本発明の血糖測定装置の構成を示すブロック図を示す。血糖測定装置は、主に、制御部、測定部、コード変換部、記憶部、表示部、及び時計を備えている。
測定部は、生体試料の血糖値を測定するセンサからの情報に基づき、生体試料の血糖値を特定する測定データを制御部に出力する。制御部に出力された測定データは、制御部によって記憶部に出力され、そこに格納される。また、このとき、制御部は、時計から出力された時間情報も記憶部に出力する。この時間情報は測定日時を特定しており、測定データの一部として記憶部に格納される。
記憶部には測定データに付加する付加情報が予め格納されている。付加情報としては、例えば、識別コードが挙げられる。識別コードは、表示されるバーコードが規定の、どのデータ作成装置から発生したものであり、どのような性質を持つものであるかを識別するコードであり、データ作成装置ID、利用者IDや、測定日時、測定装置種類、基準値の上限下限などが挙げられる。
コード変換部は、測定部によって取得された血糖値測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換する。但し、制御部は記憶部から測定データ(測定日時を含む)と付加情報とを取り出し、付加情報を付加した測定データをコード変換部3に出力する。このため、コード変換部は、付加情報が付加された測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換する。
本発明は、血糖値測定データのほかに識別コードも同時にあるいは別々にコード化する場合も含まれ、識別コード及び血糖データをバーコードに変換する場合、暗号化した後に変換してもよい。その場合は、スマートフォンまたはウェアラブル端末内で復号化した後に識別コードが照合できた場合に保存し、管理・活用する。上記識別コードはデジタルデータが好ましい。
また、コード変換部は、バーコード、2次元コード、及びコンポジットコードのいずれかに変換することができればよく、また、いずれにも変換できるようにしておくこともできる。
センサ装着部には、血糖値を測定するためのセンサ(図示せず)が取り付けられる。利用者は、指先等から採取した微量な血液をこのセンサに付着させて血糖値の測定を行う。また、この血糖値を測定するためのセンサは、使い捨てであり、利用者は測定の度にセンサ装着部11に新しいセンサを取り付けて測定を行う。
測定の終了後、表示画面には、血糖値や測定日時などが文字や数字で表示される。その後、利用者がコード変換ボタンを押すと、表示画面には、図1(B)に示すQRコード(登録商標)が表示される。
(血糖値データ)
本発明の測定対象検体としては、患者や血糖のコントロールが必要と思われる人の血液であり、測定対象項目は血糖値である。
(スマートフォンまたはウェアラブル端末)
本発明のスマートフォンまたはウェアラブル端末は、制御部、撮像部、記憶部、解析部、および照合部を含む。
図7は、本発明におけるスマートフォンまたはウェアラブル端末の構成を示すブロック図である。
撮像部は、バーコード、2次元コード又はコンポジットコードが表示された測定装置の表示画面を撮像し、画像データを制御部に出力する。撮像部は、図示していないが、スマートフォンおよびウェアラブル端末のカメラ機能がこれに相当し、さらに画像データを出力する周辺回路等で構成されている。本発明のスマートフォンは、さらに、バーコード、2次元コード又はコンポジットコードの解析ソフトをインストールすることによって実現できる。この場合、スマートフォンおよびウェアラブル端末のCPUが図6に示す制御部及び解析部として機能することになる。
制御部に入力された画像データは、制御部から記憶部に出力され、そこに格納される。解析部は、制御部を介して記憶部に格納された画像データを読み込み、撮像されたバーコード、2次元コード又はコンポジットコードを解析して、測定データに復元し、テキストデータを生成する。
解析部によるコードの解析は、記憶部に予め格納されている複数の基準となるバーパターン又はセルパターンと、画像データから特定されたパターンとを比較することによって行われる。また、基準となるセルパターン及びバーパターンは、スマートフォンまたはウェアラブル端末で扱うことができる文字コードに対応付けて記憶部に格納されている。このため、解析部による解析によって、端末装置で復元されて測定データが生成される。
制御部は、入力された測定データから識別コードを抽出し、照合部に出力する。照合部は、識別コードに含まれるデータをあらかじめスマートフォン内に保存しているデータと照合し、規定に沿ったデータであることの判定を行い、データ作成装置を判定し結果を制御部に出力する。なお、識別コードの照合に必要なデータは記憶部に格納されている。その照合が成功した時のみバーコード等に含まれるデータが保存されることになる。
(コード)
本発明のコードとしては、バーコード、2次元コード、及びコンポジットコードが挙げられる。バーコードとしては、JANコード、ITFコード、NW−7コード等が挙げられ、2次元コードとしては、QRコード(登録商標)等が挙げられる。コンポジットコードとしては、上記バーコードと二次元コードとを組み合わせたものが挙げられる。
(管理・活用)
コードから復元された測定データの活用方法としては、血糖値を管理するアプリケーションソフトによって管理する方法が挙げられる。例えば、日時の異なる複数のデータをアプリケーションソフトによってグラフ化して経時変化を表示させたり、食事や運動量をコントロールする際の参照データとすることもできる。
(ディスプレイを用いる場合)
図1、図8を用いて、本発明におけるデータ管理システムの全体構成および動作の流れについて説明する。
スマートフォンは、内蔵された撮像素子によるカメラ機能を備えている。更に、スマートフォンには、バーコード及び/または2次元コードの解析ソフトが搭載されている。また、測定装置は、測定データを表示画面にQRコード(登録商標)で表示するように構成されている。
利用者は、まず、血糖値を測定し、自己血糖測定器(A)に保存された血糖値(1回分の測定でも、それ以上の回数の測定値でも良い)を、識別コードを加えた上でQRコード化し、ディスプレイ上に表示(B)させる。それをスマートフォンによって撮影し、スマートフォンに搭載されたアプリケーション(スマホアプリ)を用いてスマートフォンに取り込み解析させて、血糖値測定データ(テキストデータ)と識別コードに復元し、識別コードを照合できた場合活用する(F)。
(プリンターを用いる場合)
QRコードを、付属したプリンターで紙に印刷する(C)こと以外は上記ディスプレイを用いる場合と同様である。なお、プリンターを用いる場合の血糖測定器のブロック図は、図6において表示部が印刷部に置き換えた以外は同じであり、プリンターがこの役割を担う。
(ディスプレイを用いる場合)
図2を用いて、本発明におけるデータ管理システムの全体構成について説明する。
利用者は、まず、血糖値を測定し、持続血糖測定(CGM)システム(A)に保存された血糖値(1回分の測定でも、それ以上の回数の測定値でも良い)を、識別コードを加えて上でQRコード化し、ディスプレイ上に表示(B)させる。それをスマートフォンによって撮影し、スマートフォンに搭載されたアプリケーション(スマホアプリ)を用いてスマートフォンに取り込み解析させて、血糖値測定データ(テキストデータ)と識別コードに復元し、識別コードを照合できた場合活用する(F)。
(プリンターを用いる場合)
QRコードを、付属したプリンターで紙に印刷する(C)こと以外は上記ディスプレイを用いる場合と同様である。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔実施例1〕
自己血糖測定装置であるプレシジョンエクシード(商品名、アボットジャパン)により、血糖値を測定したところ、ディスプレイに、以下の識別コード、測定年月日と時刻、及び血糖値が表示された(画面例1)。
〔画面例1〕
6386
2014.11.24.09.54
113
上記表示内容の第1行目は識別コード、第2行目は2014年11月24日9時54分の測定値であることを示し、第3行目は血糖値が113 mg/dlであることを示す。次に、これをQRコードに変換し表示した(図3A)。なお、この画面例1は、表示させてもよいし、表示させずにそのままQRコードに変換してから表示してもよい。
図3Bは、この自己血糖測定装置のディスプレイに示されたQRコードをスマートフォン(商品名iPhone 5、Apple社製)のアプリケーションで読み取っている画面を示す。
図3Cは、読み取ったバーコードをスマートフォンのアプリケーションで元のテキストデータに変換(復元)し、識別コード「6386」が照合できたので、それ以外のデータを表示した画面例を示す。6386はデータ作成装置を特定する情報も含んでいる。
〔実施例2〕
自己血糖測定装置であるプレシジョンエクシード(商品名)により、血糖値を測定したところ、ディスプレイに、2回の血糖測定結果として、以下の識別コード、測定年月日と時刻、及び血糖値が表示された(画面例2)。これをQRコードに変換し、表示した(図4A)。
〔画面例2〕
6386
2014.11.23.10.03
98
2014.11.23.20.21
136
第1行は識別コード、第2行は2014年11月23日10時3分の測定値であることを示し、第3行は血糖値が98 mg/dlであることを示す。第4行は2014年11月23日20時21分の測定値であることを示し、第5行は血糖値が136 mg/dlであることを示す。即ち、このバーコードには識別コードと共に2回分の血糖の測定値が測定年月日と時刻と共に含まれている。
図4Bは、この自己血糖測定装置のディスプレイに示されたバーコードをスマートフォンのアプリケーションで読み取っている画面を示す。
図4Cは、読み取ったQRコードをスマートフォンのアプリケーションによって元のテキストデータに変換(復元)し、識別コードが照合できたので、それ以外のデータを表示した画面例を示す。
〔実施例3〕
図5は同じ日の朝7時13分から15時32分までの4回の血糖値を、自己血糖測定装置の表示画面にQRコードで表示させ、それをスマートフォンで取り込み、複数回の測定値をスマートフォンの表示画面にグラフとして表示させた例である。このグラフは次の値を表示させたものである。
時分 血糖値
07:13 318
09:32 231
12:13 262
15:32 115
このグラフの表示により15:32の血糖値が前回より急に低下傾向であるため低血糖に注意が必要であることがわかった例である。これにより糖分の摂取を行うことが推奨された例である。
以上の試験により、簡便に自己血糖測定器、あるいは持続的血糖測定(CGM)システムから識別コードを含むバーコードを介して、血糖値などをスマートフォン等に正確、簡便、安全に取り込むことができることを実証できた。紙にバーコードをプリントした場合もウェアラブル端末を用いた場合もほぼ同様に実施することができる。
本発明は、糖尿病患者が、自己血糖測定器、あるいは持続的血糖測定(CGM)システムを用いて測定した血糖値を正確、簡便、安全に低コストでセキュリティを保って個人のスマートフォンまたはウェアラブル端末で利活用するために利用可能である。この発明の内容を実行することにより、糖尿病患者が自己の健康管理をより良くできるようになる。

Claims (8)

  1. 表示画面を備えた血糖測定装置と、スマートフォンまたはウェアラブル端末とを備え、
    前記血糖測定装置は、測定データを取得する測定部と、前記測定データを送信の工程を経ることなくバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換するコード変換部と、変換して得られた前記コードを前記表示画面に表示する表示部とを有し、
    前記スマートフォンまたはウェアラブル端末は、前記コードが表示された前記表示画面を撮像する撮像部と、撮像した前記コードを解析して測定データを生成する解析部と、前記測定データを格納する記憶部を有する、測定結果管理システム。
  2. 表示画面を備えた血糖測定装置と、スマートフォンまたはウェアラブル端末とを備え、
    前記血糖測定装置は、測定データを取得する測定部と、前記測定データを送信の工程を経ることなくバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換するコード変換部と、変換して得られた前記コードを印刷するコード印刷部を有し、
    前記スマートフォンまたはウェアラブル端末は、印刷されたコードを撮像する撮像部と、撮像した前記コードを解析して測定データを生成する解析部と、前記測定データを格納する記憶部を有する、測定結果管理システム。
  3. 血糖測定装置が、自己血糖測定器または持続血糖測定(CGM)システムである請求項1または2に記載の測定結果管理システム。
  4. 血糖測定装置からスマートフォンまたはウェアラブル端末を介して取り込まれた測定データを管理する方法であって、
    前記血糖測定装置は、送信の工程を経ることなく、測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換し、変換した前記コードを表示画面に表示するものであり、前記スマートフォンまたはウェアラブル端末は、前記コードが表示された前記表示画面を撮像し、撮像された前記コードを解析して測定データを生成し、更に前記測定データを格納し、該格納されたデータをスマートフォンまたはウェアラブル端末内で管理する工程を有する、測定結果管理方法。
  5. 血糖測定装置からスマートフォンまたはウェアラブル端末を介して取り込まれた測定データを管理する方法であって、
    前記血糖測定装置は、送信の工程を経ることなく、測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換し、変換した前記コードを印刷するものであり、前記スマートフォンまたはウェアラブル端末は、印刷されたコードを撮像し、撮像された前記コードを解析して測定データを生成し、更に前記測定データを格納し、該格納されたデータをスマートフォンまたはウェアラブル端末内で管理する工程を有する、測定結果管理方法。
  6. 血糖測定装置が、自己血糖測定器または持続血糖測定(CGM)システムである請求項4または5に記載の測定結果管理方法。
  7. 測定データをバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換する工程が、識別コードとともにバーコード、2次元コード又はコンポジットコードに変換する工程であって、撮像された前記コードを解析して測定データを生成する工程が、撮像された前記コードを解析して測定データおよび識別コードを生成する工程である、請求項4〜6のいずれかに記載の測定結果管理方法。
  8. 測定データを格納する工程が、識別コードを照合した後に行われる、請求項7に記載の測定結果管理方法。
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