JP2014137713A - データ識別方式 - Google Patents

データ識別方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2014137713A
JP2014137713A JP2013005921A JP2013005921A JP2014137713A JP 2014137713 A JP2014137713 A JP 2014137713A JP 2013005921 A JP2013005921 A JP 2013005921A JP 2013005921 A JP2013005921 A JP 2013005921A JP 2014137713 A JP2014137713 A JP 2014137713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
information
numeric
computer system
digit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013005921A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Konishi
秀俊 小西
Shinjiro Murayama
慎二郎 村山
Masaki Kimura
正樹 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2013005921A priority Critical patent/JP2014137713A/ja
Publication of JP2014137713A publication Critical patent/JP2014137713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Character Input (AREA)

Abstract

【課題】複数のフォント対応のデータ識別方式を提供する。
【解決手段】計算機システムから物理的に離れた場所における計測機器の液晶画面の計測結果又は液晶テレビジョン映像の商品番号又はカタログやチラシで表示される商品番号の数字情報を、携帯電話機に具備されている写真メール機能を使って計算機システムに送り画像数字情報を識別しディジタル数字化する。その時に測定値や商品番号の位置抽出を容易にするための識別マーカーの採用、識別マーカーの3点を用いて8進1桁と扱い対象となる被写体、識別テンプレート及び数字フォントの選択、対象数字桁毎の背景を使用した補正フォントを用いた識別精度向上を行っている。
【選択図】図1

Description

計算機システムから物理的に離れた場所における複数種類の計測機器で液晶画面に表示される複数の異なる種類のフォントの数字情報を、携帯電話機に具備されている写真メール機能を使ってインターネットを介し計算機システムに画像として送り、計算機システムで受け取った写真情報を画像解析し、ディジタル数字情報化してディジタル数字情報と画像情報の双方の情報をデータとして取り込む複数のフォント対応のデータ識別方式。
又宅配のカタログに印刷された商品番号およびテレビのコマーシャルで流され液晶テレビジョン画面に映し出された商品番号の複数種類の数字情報を携帯電話機に具備されているカメラ機能を使って写真(画像)の形で入力した場合でも対応できるデータ識別方式。
従来のデータ入力方式を用いた高齢者在宅生活支援システムの構成は、バイタル・センサー、携帯電話機、計算機システムから成る。
バイタル・センサーに関しては、家庭用の血圧計、血糖値計、体重計、歩数計が用いられている。携帯電話機は手入力を除き入力方式によってそれぞれ必要とする機能が異なるため、特別な機能を付加する必要がある。
計算機システムには在宅生活支援システムがインストールされており、その構成は在宅健康管理システムと宅配管理システムからなる。
在宅健康管理システムは携帯電話機とのインターフェースを有し、携帯電話機に入力されたバイタル・データを受け取り、データ管理、時系列グラフを作成し、利用者(指導対象者)ごとのスケジュール管理や指導実施内容の管理を行う。
さらに医師、保健師ごとのスケジュール管理も行われており、全てにおいて連携が図られている。医師は療養指導、保健師は保健指導を行うにあたり在宅健康管理システムで作成した利用者個人の健康データを使うことができる。
従来の携帯電話機を用いた入力方式には利用者が携帯電話機のプッシュ釦を使ってデータを入力する手入力方式、バイタル・センサーと携帯電話機に双方にFelica機能を搭載した近距離非接触通信入力方式がある。
又個別のバイタル・センサーとしては血糖値計と携帯電話機の間を機器接続アダプターで物理的に結んだアダプター接続入力方式や歩数計を内蔵した機器内蔵入力方式がある。
カメラ付き携帯電話の多くはQRコード(登録商標)対応になっており、携帯電話機内蔵カメラでQRコード(登録商標)を撮影し、QRコード(登録商標)の情報内容を認識させる入力方式がある。以下、図2で従来の入力方式について説明する。
図2の22は携帯電話機のプッシュ釦を使ってデータを入力する手入力方式で、バイタル・センサーが血圧計の場合、利用者は血圧を測り、その結果が血圧計の液晶画面に表示されると、その値を見て携帯電話機のプッシュ釦を押して血圧の値を携帯電話機に手入力し、計算機システムに送る入力方式である。
図2の23はバイタル・センサーと携帯電話機双方にFelica機能を搭載した近距離非接触通信入力方式で、例えばFelica機能搭載のバイタル・センサーが血圧計の場合、利用者が血圧を測った後、血圧計に携帯電話機を翳すことで、血圧計の測定結果を携帯電話機に取り込み計算機システムに送る入力方式である。
図2の24はバイタル・センサーと携帯電話機の間を機器接続アダプターで物理的に結んだアダプター接続入力方式で、バイタル・センサーが血糖値計の場合、利用者が測った血糖値を直接にアダプターを介して血糖値計から携帯電話機にデータ入力する方式である。
図2の25はバイタル・センサーを携帯電話機に内臓した入力方式で、例えばイタル・センサーが歩数計の場合、利用者が携帯電話機を持って歩くと、その歩数が自動的に測られるデータ入力方式である。
図2の26はQRコード(登録商標)入力方式で、具体的には広告や地図の印刷媒体やウェブ画面において、詳細情報のあるウェブサイトや、携帯端末向けウェブサイトのURLを記録したQRコード(登録商標)を表示し、該当するサイトへのアクセスを容易にするために使われている。
宅配管理システムは顧客の自宅からの固定電話機や携帯電話機による注文を受けて、商品の受注から顧客宅への配達を管理すると共に、顧客の過去の買上情報を呼び出して対象顧客の識別、顧客・地区毎の期間別売上比較、配達情報集計をすることができ、売上・仕入・顧客分析に当っては図表やグラフでの表示でリアルタイムにチェックすることができる。
特許第2938338号
健康づくり手帳システム『ヘルスメックダイアリー』
対象となる測定機器の入力端末として使用する携帯電話機は、機種を問わないこととする。
計測機器と携帯電話機の新機種が出ると必要になる新機種対応のアダプターの開発を不要とする。
従来の携帯電話機によるQRコード(登録商標)入力方式を除くデータ入力方式で必要な携帯電話機上に載せるアプリケーション・ソフトウェアをインストールすることを不要とする。
近距離非接触通信機能や機器接続アダプターのハード・ウェアの内臓または外付けをなくし、利用者が払うコストを標準コストだけとする。
携帯電話機のアプリケーション・ソフトウェアのインストール(ダウン・ロード)の作業を不要とし、利用者、特にお年寄りでも簡単に利用可能とする。
計測機器のバック・ライトの無い液晶表示画面の測定結果を写真に撮り入力した数字画像でも識別可能とする。
写真に写された計測機器の計測機器本体とその数値結果の表示エリア及び数値の各桁の位置を容易に識別可能とする仕組みを具備する。
計測機器の数値結果だけでなくカタログに印刷されたの商品番号や液晶テレビジョンの画面に表示された商品番号を同じに識別できるようにする。
異なった条件で撮影された数字画像情報の画質を補正可能とする。
端末として特殊な遠隔端末を開発することなく誰でも入手でき、子供からお年寄りまで情報弱者を出さないユニバーサル・デザインに富んだ、携帯電話機の中でも日常的に誰でもが使い慣れている写真メールという標準機能を入力ツールとして使った。
又携帯電話機のプログラム変更があっても画素数以外変更が起ることがない写真という媒体を採用した。
写真メールという携帯電話機の標準機能を使用して画像化した数字情報を計算機システムに送った後、データ識別を計算機システムで全て取り扱うこととした。
計算機システムで全ての取り扱いができるようにシステムを組んだことにより、携帯電話機では常に標準機能のみ使用することになり、利用者にとって操作的・費用的な負担のないシステムとした。
写真メールで送られてきた画像から画像数字情報のエリアを特定するための測定値識別マーカーを計測機器の測定結果表示画面の四隅に貼ったり、カタログの商品番号の四隅に印刷したり、テレビ・コマーシャルの映し出す商品番号の四隅に映して、写真メールで送られてきた画像の中に測定値識別マーカーが写し込まれるようにすることで、画像数字情報のあるエリアを容易に識別できるようにした。
四隅に配置した測定値識別マーカーの基点とそれを除く3点を8進1桁として使用し、対象となる被写体を認識できるようにした。
この測定値識別マーカーは基点を除く3点による8進1桁0〜7までで示される数字情報を項目番号とし、識別して8項目ある中の一項目を選択し今送られてきた数字情報の被写体、識別テンプレート、数字フォントを取り出すことのできる管理テーブルを作成した。
管理テーブルにある被写体は測定機器の種類であり、カタログに印刷された商品の種類や液晶テレビジョンに映しだされる商品の種類である。
管理テーブルにある識別テンプレートは使用する測定機器に貼られた測定値が写されているエリアを示すテンプレートであり、カタログに印刷された商品の商品番号が写されているエリアや液晶テレビジョンに映しだされる商品の商品番号が写されているエリアを示すテンプレートで、送られてきた写真の数値情報のエリアを識別する。
又識別テンプレートは測定器機の測定結果表示画面に写し出される測定値の各桁が識別できるようになっており、写真メールで送られてきた測定値を各桁毎に切り出すことができるように作られている。
識別テンプレートの四隅に記されているマーカーと写真メールで送られて測定器機の画像の四隅に写っているマーカーを合わせることで、測定器機画像の数字画像情報のあるエリアを識別することができる。
管理テーブルにある数字フォントは使用する測定機器で使用されている測定結果を表示する数字のフォントであり、カタログに印刷された商品の商品番号で使用されている数字のフォントも液晶テレビジョンに映しだされる商品の商品番号で使用されている数字のフォントも管理テーブルに前以って登録しておく。
写真メールで送られてきた測定機器の測定結果表示画面がバック・ライト無しの液晶画面の場合、測定条件の違いで測定値の背景の色彩が異なる。測定値の桁毎に背景画像を切り出して数字フォントと組み合わせて作成することで、背景の色彩が異なることに影響の少ない補正フォントを作成した。
この補正フォントは、数字画像情報を識別しディジタル数字情報化する度に作成する。
それ故、送られてきた写真に写されている数字情報の桁毎のエリアから抽出された背景サンプルと管理テーブルから取り出された数字フォントとが重ね合わせてされて個々に作成されているため、送られてきた数字画像情報の写された条件に近いフォントとなっている。
この補正フォントを使用して送られてきた数字画像情報の値を識別する。
図1は計測機器の測定結果を写し、写真メールで送られて来た写真による数字画像情報を、数字画像解析・抽出プログラムで閾値固定をし、ディジタル数字情報化するフローを示している。以下にその手順を説明する。
図1において、ユーザー登録時、測定値位置およびアプリケーション・システムの在宅管理システムの血圧計を識別するための測定値識別マーカーを、測定値識別マーカー貼付テンプレートを使って血圧計の画面側に貼付する。この時測定値識別マーカーの基点とそれを除く3点による8進1桁(0〜7)を使ってアプリケーション・システムとシステムが使用する血圧計を示す“001”になるよう測定値識別マーカーを貼り付ける。
貼付する測定値識別マーカーは赤と緑の2色を使用し、赤色を“1”、緑色を“0”と意味づけし、左上は基点として赤色のマーカーを貼る。
赤と緑の2色の測定値識別マーカーは市販のマーカーでよく、このデータ識別方式用のマーカーを新たに作る必要はない。
併せてユーザー登録時に血圧計の測定結果表示液晶画面に強い反射による誤認識を防止するための乱反射防止フィルターを貼り付ける。
この乱反射防止フィルターも市販の製品でよい。
使用する血圧計を示す“001”は、使用するアプリケーション・システム(在宅健康管理システム)だけでなく血圧計の測定値を切り出すための識別テンプレート、血圧計で使用されている数字フォントを示しており、それで選択される情報は前以って管理テーブルに登録しておく。
測定値識別マーカーと乱反射防止フィルターが貼られている血圧計を使って血圧を測定する。
測定後、測定結果表示画面に表示された血圧の測定値を中心に、血圧計全体の写真を携帯電話機のカメラ機能を使って撮影する。
携帯電話機で撮影された血圧計の写真(画像)を携帯電話機の写真メール機能を使って、計算機システムに送る。
計算機システムでは撮影された血圧計と表示画面に表示された血圧の測定値を受け取り、送られてきた写真から測定値識別マーカーを認識し、使用するアプリケーション・プログラムが在宅健康管理システムで使用計測機器が血圧計を示す“001”を識別する。
画像からの四隅の測定値識別マーカーの取り出しは、まず、画像を色相、飽和度、輝度に分けて行う。
基点の色は左上に位置する赤と定義してあるので、色相、飽和度、輝度を満たす点を、赤とする。
次に、取得した画像のピクセル数に、上限と下限をつけ、ノイズと背景の広い場所を削除する。
上記により、取り出した領域が既定の個数なら、取り出しを完了し、その領域の中心を求めて比較し、四隅にある測定値識別マーカーを識別する。
この過程で計算機システムが識別した“001”から測定値切り出しのための識別テンプレートと血圧計で使用されている数字フォントを管理テーブルから取り出す。
測定値のある位置は、それぞれの四隅にある測定値識別マーカーを使って識別テンプレートが測定値の上にくるように調整する。
調整にあたっては、識別テンプレートを縮小拡大および回転角度調整を行う。
続いて識別テンプレートで示される各桁毎のエリアと送られてきた測定値の桁毎の調整を行う。
計測機器を撮影するとき、測定値を正面からずれずに撮影できることは少ない。そのため補正をするには、回転と大きさの変換だけでは補正できないため、測定値識別マーカーの四隅のマーカーを使用し、透視変換を行う。
調整にあたっては、識別テンプレートを縮小拡大および回転角度の調整を行う。そうして識別された測定値のエリアを更に桁毎に調整をしていく。
測定値識別マーカーを貼った4点を使用して行った補正により識別された測定値の表示された各桁の枠を、識別テンプレートと比較しながら確定していく。
補正フォントは測定値の桁毎に取り出された枠の中の「背景エリア」の輝度と事前に登録してある背景サンプルの輝度を比較して閾値を定め、これも事前に数字毎に定めてある閾値を合わせて定義される。
上記の手法で送られて来た測定値の各桁の二値画像とあらかじめ用意されていた補正フォントの基準数字二値とのマッチングをし、最もマッチした値を数値とする。
以上の手順で画像情報を識別しディジタル数字情報を抽出した計算機システムはディジタル数字情報とオリジナルの数字情報の画像情報をアプリケーション・システムに送る。
計算機システムから物理的に離れた場所において数字情報と画像情報を携帯電話機の標準機能である写真メールを使って画像で入力する方式で、利用者が所有する携帯電話を使ってデータが入力できるため、特別な入力端末を用意する必要がない。
写真メール機能という子供からお年寄りまで日常的に使っている機能で入力し計算機システムに送ればよい方式であるため、ユニバーサル・デザインに富んだ、利用者にとって操作的・費用的に負担の少ないシステムである。
機能変更が頻繁にある携帯電話機でプログラム変更をせずに計算機システムだけの変更で対応できるため、端末の機能変更や増設などのコストが発生しない。
携帯電話機が端末であり、端末側にプログラムをインストールしたり変更する必要がないため、離れた地点にいる人々を利用者として増やすことが可能となるメリットがある。
携帯電話機が一台あれば、同時に計測機器の測定結果を表示する液晶画面と商品番号が印刷されている広告が異ったフォントであれ、写真メールを使って入力することができる。
数字情報を含む画像情報を取り込むことで、データ取り込み後に数字情報と画像情報を比較することで、取り込んだデータ、数字情報抽出の誤りをチェックできるというメリットがある。
計測機器の場合、測定値の画面の四隅にマーカーを貼るだけで、新たに特別な計測機器を製作する必要はない。
複数フォント識別・数字切り出し・照合・ディジタル数値化のイメージ図 携帯電話数字情報写メール・データ入力方式のイメージ図 被写体別マーカー貼付位置テンプレート・数字フォント選択テーブルのイメージ図 従来の携帯電話によるデータ・エントリーのイメージ図 在宅健康管理システムへの応用例のイメージ図 宅配弁当管理システムへの応用例のイメージ図
システムは計測機器、家庭用液晶テレビ、カタログ、携帯電話機、計算機システムからなる。
計算機システムから物理的に離れた場所において利用者は自己所有の携帯電話機を用い、入力したい計測器で表示される液晶の数字情報やテレビ・コマーシャルで流される映像の数字情報や印刷物の数字情報をカメラ機能で撮影する。
利用者がカメラで写した数字情報の画像(写真)を携帯電話機の写真メール機能を使って計算機システムに送る。この時、計算機システムに容易に送信できるよう、利用者の携帯電話機のワンラッチ釦に計算機システムのメール・アドレスを登録し、計算機システムには利用者の氏名、住所、メール・アドレス、電話番号などの利用者情報を登録しておく。
計算機システムでは計算機システムから物理的に離れた場所にいる利用者から送られてきた写真メールによる数字情報の画像を計算機システムで画像解析を施し、画像として送られてきた計測機器に貼付したマーカーによる位置情報とアプリケーション・システム識別情報と数字情報をディジタル情報として抽出する。
計算機システムは利用者が撮影し写真メールで送ってきた画像から抽出したディジタル数字情報とオリジナルの数字情報の画像情報をアプリケーション・システムに送る。
例えば高齢者在宅生活支援システムであれば、そのサブシステムが在宅健康管理の場合、自宅にあるバイタル・センサーのひとつである血圧計で血圧を測り、血圧計の測定結果の液晶画面に表示されている値を、携帯電話機で撮影し、数字情報画像として写真メールで計算機システムに送る。
計算機システムでは、システムに具備している数字画像解析・抽出プログラムを使って数字画像をディジタル数字に変換して、同じくシステムに具備している在宅健康管理システムに渡す。
数字画像解析・抽出プログラムでは写真メールで送られてきた、例えば、血圧計の測定値を含む液晶画面の正面の写真を受け取り、その画像から測定値が写っている部分を切り出す。
この測定値を切り出すにあたり、測定値部分を区分するために4隅にマーカーが貼られている。このマーカーは基点を除く3点を8進1桁(0〜7)の識別記号として使われ、血圧計で使われている数字フォントの種類、表示形式、測定機器画面および数字の桁ごとの位置を示す数字位置テンプレートを読み取る。
読み取った測定値の数字を、数字位置テンプレートを用いて桁ごとに切り出し、血圧計で使用している数字フォントと照合、ディジタルの数字として桁毎に照合・抽出し、全ての桁数の照合・抽出が済むと、測定値のディジタル数値化が完了する。
写真メールで送られてきた写真には被写体の種類、血圧計、血糖値計、宅配弁当のカタログの別、数字位置を示すテンプレート、使われている数字のフォントを識別するテーブルを識別するマーカーが写されている。
マーカーの基点を除く3点による8進1桁(0〜7)の識別記号は“1”が血圧計、“2”が血糖値計、“3”が体重計、“4”が宅配弁当を示し、それぞれには、数字位置テンプレートと数字フォントが用意されている。図1では“1”が血圧計を選択し、測定値をディジタル化した後、ディジタル化した測定値を持って在宅健康管理システムに移行する。
在宅健康管理システムでは、利用者が送られてきた日頃の健康(バイタル)測定データを健康カルテとしてまとめ、担当の医師、保健師・看護師がその健康データを考察し、必要に応じて利用者とTV電話機能を用いて問診を行い生活習慣の改善のアドバイスする。月1回はレポートを作成して利用者に送り、利用者の生活習慣改善に役立てる。場合によっては利用者に主治医の診断を受けるよう促す。
データに不信があれば、在宅健康管理システムで、管理者が目視で、画像解析後のディジタル文字情報に誤りがないか、一緒に送られてきたオリジナルの血圧計の画像と比較・修正できる。
そのシステムが宅配弁当管理システムであれば、顧客は自宅に前以って配布されてある弁当のメニューを見て、購入したい弁当の番号を携帯電話機で撮影し、数字情報画像として写真メールで計算機システムに送り、弁当の発注を行う。この時、メニューの弁当番号の四隅には弁当番号切り出し用のマーカーが印刷されている。
以降のプロセスは在宅健康管理システムと同じステップを辿り、宅配弁当管理システムは顧客の自宅からの携帯電話機による注文を受けて、商品の受注から顧客宅への配達を管理すると共に、顧客の過去の買上情報を呼び出しての対象顧客の識別、顧客・地区毎の期間別売上比較、配達情報集計をすることができ、売上・仕入・収納・顧客ABC分析に当っては図表やグラフでの表示でリアルタイムにチェックする。
宅配弁当管理システムでも在宅健康管理システムと同じ様に医師や栄養士の健康アドバイスを受けることができる。宅配された弁当のカロリーが計算されており、在宅健康管理システムと同じ問診機能により、弁当を食べた量(残した量)をセンターに報告することにより、食したカロリー量を計算できる。
また、在宅健康管理システムと連動させて、体重を測り、カロリー・体重関連グラフを見ることにより、確実にメタボリック・シンドロームの予防に繋げる。
高齢者在宅生活支援システムは、以上のように、外に出ることが少なくなった高齢者の健康や買物の支援を行う。
図2の在宅健康管理システムの構成はバイタル・センサー、携帯電話機、計算機システムから成る。以下にこの発明で必要なそれぞれの機能を説明する。
バイタル・センサーに関しては、家庭用の血圧計で説明する。血圧計は利用者の血圧を計測し、その結果を液晶画面に数字で表示する。
携帯電話機ではカメラ機能、写真メール機能、ワンタッチ・メール通信釦機能の標準機能を使用する。
カメラ機能は利用者が人・物・景色を撮影する機能である。当該発明では利用者が血圧を測定し、液晶画面に数字で表示された自身の血圧の数値結果を撮影する。
写真メール機能はバイタル・センサーの測定値液晶画面を撮影した写真を、メール機能を用いてインターネットを介して相手方に伝送する機能である。当該発明では利用者がカメラ機能で撮影した自身の血圧の数値結果を計算機システムにインターネットを介して伝送する。
ワンタッチ・メール通信釦機能は前もってよく通信する相手のアドレスを登録し、簡単にメールを伝送できる機能である。当該発明では英数字画像解析・抽出プログラムがインストールされている計算機システムのメール・アドレスを登録する。
計算機システムにはメール・プログラム、数字画像解析・抽出プログラム、在宅健康管理システムの各プログラムがインストールされている。
メール・プログラムは画像データを受け取るためのプログラムである。当該発明では携帯電話で撮影された血圧計の測定結果が撮影された液晶画面を撮影した写真が写真メール機能でインターネットを介し、伝送されてくる。
計算機システムでは英数字画像解析・抽出プログラムで識別されたディジタル化測定数値を在宅健康管理システムに送る。
当該実施例は、在宅で健康管理に使用する血圧計・血糖値計・体重計・体温計の健康測定器の表示する数字情報を撮影し、写真メールで健康管理センターに送る、在宅健康管理システムの在宅端末として組み込んだ例であるが、入力端末として用いた利用者所有の携帯電話機・スマート・フォンを活用し、産業用計測機器の測定値をカメラ機能で撮影し、画像として計算機システムに伝送する入力方式でも良い。
計算機システムでは伝送されてきた数字情報を画像解析、ディジタルの数字情報として抽出するとともに電話番号を付加する機能の部分に関しては、その対象が計測機器で表示される液晶の数字情報だけでなく、テレビ・コマーシャルで流される液晶テレビの画面に映し出される映像の数字情報や家庭に配られて来るカタログなどの印刷の数字情報でも良い。
利用者の自宅に配られたチラシや、新聞折込広告の中から宅配寿司や宅配ピザもしくは地元商店街の特売情報から購入したい物品の商品番号を撮影し、写メールで宅配寿司や宅配ピザもしくは地元商店街の事務所に送れば、宅配商品の注文システムとして活用することが可能である。
携帯電話機やスマート・フォンの代わりにディジタル・カメラで各種数字情報を撮影し、パーソナル・コンピュータを介してメールの画像添付ファイルとして送る方法でも良い。
パーソナル・コンピュータの一種であるWebカメラ付きタブレット・コンピュータも入力装置として用いることも可能である。
当該携帯電話文字情報写真メール・データ入力方式の端末をon-lineのWebカメラにして、工場におけるoff-lineの各種測定器の液晶で表示する数字情報を撮影し、写真メールで工場の監視センターに送ることで、プラント管理システムの遠隔端末として組み込むことが可能である。
液晶テレビの画面にコマーシャルで映しだされる商品番号を撮影して写メールで通販会社に注文することもできる。
1 マーカーを貼る前の血圧計
2 マーカーを血圧計に貼る時に用いるマーカー貼付位置テンプレート
3 血圧計に貼る基点と“1”を意味する赤色のマーカー
4 血圧計に貼る“0”を意味する緑色のマーカー
5 血圧計の液晶画面の乱反射を防ぐフィルター
6 マーカーを貼った後の血圧計
7 血圧計に貼られた測定値の数字情報を抽出するためのマーカー(基点)
8 血圧計に貼られた測定値の数字情報を抽出するためのマーカー(MSB)
9 血圧計に貼られた測定値の数字情報を抽出するためのマーカー(LSB)
10 血圧を測った結果が液晶画面に表示されたマーカーを貼った血圧計
11 血圧計の液晶画面を撮影し写真メールで計算機システムに送った携帯電話機とその画面
12 インターネット
13 画像解析プログラムが写真メールを受信した時の計算機システムの端末画面
14 画像解析プログラムが受信したマーカーのMSBからLSBまでの8進数1桁からフォントの種類を抽出した時の計算機システムの端末画面
15 被写体別数字切り出しテンプレート/使用数字フォント・テーブル
16 血圧用数字切り出しテンプレート
17 血圧用数字フォント
18 血圧計の写真とテンプレートを重ね合わせる時のイメージ図
19 血圧計の写真とテンプレートが重ね合わされた図
20 写真の測定値部分が切り出された図、
21 切り出された測定値部分が桁順に分離された図
22 写真の背景色を切り出す時のイメージ図
23 血圧計の数字フォントと写真の背景色とを重ねて照合用数字フォントを作成する時のイメージ図
24 写真から切り出した測定値と照合用数字フォントとを桁毎に照合する時のイメージ図
25 写真メールで受け取った血圧値(画像)をディジタル化して取得した血圧測定値を表示した計算機システムの端末画面
26 遠隔数字画像情報携帯電話機写真メール・データ入力方式の申請範囲
27 メール・プログラム、数字画像解析・抽出プログラムと在宅健康管理システムからなる計算機システムの範囲
28 メール・プログラム、数字画像解析・抽出プログラムと在宅健康管理システムからなる計算機システムの範囲
29 数字画像解析・抽出プログラムの範囲
30 在宅健康管理システムの概念図
31 利用者の在宅における血圧を測り送る動作の範囲
32 血圧を測っている利用者
33 受信した画像から測定値の数字情報を抽出した後のイメージ図
34 抽出した測定値の数字情報を桁毎に分割する時のイメージ図
35 桁毎に分割し抽出した数字情報の最上位桁のイメージ図
36 最上位から最下位までの桁毎の数字情報抽出過程
37 桁毎に分割し抽出した数字情報の最下位桁のイメージ図
38 測った結果を液晶画面に表示した血糖値計
39 血糖値計用マーカー位置貼付用テンプレート
40 血糖値計用数字フォント
41 測った結果を液晶画面に表示した体重計
42 体重計用マーカー位置貼付用テンプレート
43 体重計用数字フォント
44 宅食弁当カタログ印刷例
45 宅食弁当カタログ用マーカー位置貼付用テンプレート
46 宅食弁当カタログ用数字フォント
47 入力釦からの手入力方式のイメージ図
48 Felicaの送信機能を使った近距離非接触通信入力方式のイメージ図
49 入力アダプターで携帯電話機と血糖値計を接続したアダプター接続入力方式のイメージ図
50 歩数計を携帯電話機に内臓した内蔵入力方式のイメージ図
51 携帯電話機によるQRコード(登録商標)入力方式のイメージ図
52 利用者の自宅での健康管理フロー
53 携帯電話機による問診送信のイメージ図
54 利用者が在宅健康管理システムから送られてきたレポートの閲覧
55 携帯電話機のテレビ電話機能を活用した担当医師の問診および健康アドバイス
56 携帯電話文字情報写メール・データ入力方式のプログラムを処理する計算機システムと在宅健康管理システム・宅配管理システムを運用する計算機センター
57 利用者の健康に関しアドバイスをする担当の保健師
58 利用者の健康に関しアドバイスをする担当の医師
59 利用者の自宅での宅配弁当管理フロー
60 利用者が宅配弁当の注文を考えているイメージ図
61 宅配弁当のメニュー
62 宅配弁当のメニューから日替わりコースを選んで携帯電話のカメラ機能で注文する弁当の写真を撮ったイメージ図
63 携帯電話のカメラ機能で写真を撮った弁当を写真メールで宅配弁当屋へ送るイメージ図
64 宅配弁当屋が利用者宅へ注文された弁当を配達するイメージ図
65 利用者が自宅で宅配弁当を食べているイメージ図
66 宅配弁当屋

Claims (5)

  1. 計算機システムから物理的に離れた場所における計測機器の液晶画面の計測結果又は液晶テレビジョンの映像の商品番号又はカタログやチラシで表示される商品番号の数字情報を携帯電話機に具備されている写真メール機能を使って計算機システムに送られてきた数字画像情報を計算機システムで画像解析し送られてきた数字画像情報に使われている数字のフォントを認識しそれを使ってディジタル数字情報化する共にディジタル数字情報と画像情報の双方の情報をデータとして取り込むデータ識別方式。
  2. 測定値識別マーカーを計測機器の測定結果表示画面の四隅に配置することを特徴とする請求項1記載のデータ識別方式。
  3. 測定値識別マーカーの基点とそれを除く3点による8進1桁を使用して対象となる被写体を認識することを特徴とする請求項2記載のデータ識別方式。
  4. 使用する計測機器の液晶画面の計測結果表示及び液晶テレビジョンの映像に映し出される商品番号表示並びにカタログやチラシで印刷されている商品番号表示の数字情報それぞれに対する識別テンプレートと数字フォントからなる管理テーブルを設けたことを特徴とする請求項1〜3記載のデータ識別方式。
  5. 対象数字桁毎の背景画像を切り出しフォントと組み合わせて作成した数字フォントを用いることを特徴とする請求項1〜4記載のデータ識別方式。
JP2013005921A 2013-01-17 2013-01-17 データ識別方式 Pending JP2014137713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005921A JP2014137713A (ja) 2013-01-17 2013-01-17 データ識別方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005921A JP2014137713A (ja) 2013-01-17 2013-01-17 データ識別方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014137713A true JP2014137713A (ja) 2014-07-28

Family

ID=51415175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013005921A Pending JP2014137713A (ja) 2013-01-17 2013-01-17 データ識別方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014137713A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123229A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 オムロンヘルスケア株式会社 端末装置
CN111144336A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 贵州近邻宝科技有限公司 面向快递面单的收件人手机号码、运单号的自动识别方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123229A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 オムロンヘルスケア株式会社 端末装置
JP2018109801A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 オムロンヘルスケア株式会社 端末装置
RU2727464C1 (ru) * 2016-12-28 2020-07-21 Омрон Хэлткэа Ко., Лтд. Оконечное устройство
CN111144336A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 贵州近邻宝科技有限公司 面向快递面单的收件人手机号码、运单号的自动识别方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7494439B2 (ja) 給食管理システム及びその運営方法
US8131478B2 (en) Data processing apparatus, measurement apparatus and data collection method
CN109599188B (zh) 一种医护信息管理系统
JP4690082B2 (ja) 健康維持支援システム、これで用いる情報処理システム及び利用者システム、動作方法、及び動作プログラム
KR101872975B1 (ko) 서버 및 사용자 디바이스 간에 사용자의 개인 약품 정보 관리 서비스를 제공하는 방법, 그리고 사용자 개인 약품 정보 관리 서비스를 제공하는 서버 및 사용자 디바이스
US20200098462A1 (en) Drug management system, cloud server, drug packaging apparatus, drug package auditing apparatus, packaging bag, and drug management method
KR20110121866A (ko) 휴대용 장치 및 그의 측정 데이터 처리 방법
WO2009119489A1 (ja) 情報表示装置および情報読取装置
US20170193198A1 (en) Clinical data processing system, mobile device, clinical data processing method, and clinical data processing program for mobile device
KR102182579B1 (ko) 전자차트와 치과용 프로그램 간 연동방법 및 이를 수행하는 치과용 보험청구 시스템
US8837796B1 (en) Systems and methods for monitoring a dermatologic condition
US11501865B2 (en) Systems and methods for processing prescription and medical documents
JP2007140775A (ja) 測定器およびこれを利用した健康管理システム
JP2014137713A (ja) データ識別方式
JP2007286947A (ja) 健康維持管理システム
US8406521B2 (en) OCR interface to single result diagnostic interface
JP7148624B2 (ja) 画像提案装置、画像提案方法及び画像提案プログラム
JP2014157593A (ja) 電子メニューシステム
EP3369035A1 (en) Optical character recognition (ocr) and coded data for legacy instrument data transfer
JP2001318991A (ja) 情報システムを用いた栄養管理システム
JP2016114480A (ja) 血糖値データの管理方法および管理システム
JP2005137443A (ja) 調剤情報処理装置及び調剤情報処理プログラム
JP7329463B2 (ja) 薬剤識別システム
JP2016042309A (ja) マーキング判断装置、購入販売支援装置、マーキング判断システム、購入販売支援システム、マーキング判断方法及びプログラム
CN103106389A (zh) 电子产品显示数值之撷取方法及其撷取系统