JP4495931B2 - 弾球遊技機の発射システム - Google Patents

弾球遊技機の発射システム Download PDF

Info

Publication number
JP4495931B2
JP4495931B2 JP2003285375A JP2003285375A JP4495931B2 JP 4495931 B2 JP4495931 B2 JP 4495931B2 JP 2003285375 A JP2003285375 A JP 2003285375A JP 2003285375 A JP2003285375 A JP 2003285375A JP 4495931 B2 JP4495931 B2 JP 4495931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
current
signal
output
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003285375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005052319A (ja
Inventor
幸喜 別府
Original Assignee
株式会社内藤商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社内藤商会 filed Critical 株式会社内藤商会
Priority to JP2003285375A priority Critical patent/JP4495931B2/ja
Publication of JP2005052319A publication Critical patent/JP2005052319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4495931B2 publication Critical patent/JP4495931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は遊技球を発射させる発射モータを駆動制御する、弾球遊技機の発射モータ駆動回路を備えた発射システムに関する。
パチンコ機等の弾球遊技機101は、図に示す通り、前面枠102、機枠103、発射ハンドル104、上皿105、下皿106、遊技盤107、発射ハンドル104の裏側に配置される図6に示す発射装置108等からなっている。
図6に示す通り、遊技球を発射する発射装置108は、モータ取付プレート109と、モータ取付プレート109に固定される発射モータ110と、打撃槌111を付勢するバネ部112と、発射ハンドル104の軸を差し込んで固定する固定部113とを備えたものである。発射装置108自体は周知であるので、詳細な説明は割愛するが、発射装置108は、発射ハンドル104の裏側に取り付けられ、発射ハンドル104を操作することで、発射モータ110が回転して打撃槌111を駆動する。打撃槌111は発射モータ110とバネ部112との作動により発射レール115(図参照)を介して遊技球を遊技盤107に向かって発射するようになっている。この発射モータ110は、一般的にステッピングモータが用いられ、発射モータ駆動回路が接続されている。ステッピングモータの駆動方法は、発射モータ駆動回路に駆動パルスが入力されると、発射モータ駆動回路はステッピングモータの駆動コイルに駆動電流を流す。例えば、2相励磁式のステッピングモータの場合、発射モータ駆動回路はステッピングモータの各相(A相、B相)に励磁電流を流し、駆動コイルは各相が励磁される。
ところが、従来の発射装置で用いられている1ステップで7.5°回転するステッピングモータは、ステッピングモータが回転する際に、トルクが急激に立ち上がるトルクリップルが発生し、ステッピングモータが振動を起こし振動騒音が大きく発射装置の打撃が不安定になるばかりか、モータ取付プレート109が共振したり、モータ取付プレート109のガタツキを招くことになる。そのため、遊技者の手元で振動や騒音を発生し、不快感を与えてしまうおそれがある。またモータが大型であって発射装置の重量化や嵩張り、コスト増を招く不都合がある。
以上の実情に鑑み、本発明は、発射装置のモータ取付プレートの振動・騒音を防止し、快適な遊技を提供するとともに、軽量化、小型化、省エネルギー化、コスト削減を実現することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
ところで、ステッピングモータにダンパやフライホイールを付加して振動を吸収するようにすることも考えられるが、ダンパを付加しても振動・騒音を完全に消すことは難しい。また、フライホイールを付加するとロータの質量が増加してモータの出力が低下するため、大出力のステッピングモータを用いることになり、モータの大型化や消費電力の増加など、経済的な問題が生じるおそれがある。
そこで、それらの事情も併せて解消するため、請求項1記載の発明は、ステッピングモータと、該ステッピングモータの駆動を制御する発射モータ駆動回路と、該ステッピングモータを取り付けるモータ取付プレートと、打撃槌と、該打撃槌を付勢するバネ部と、発射ハンドルの軸を差し込んで固定する固定部と、を備え、該発射ハンドルの裏側に取り付けられ、前記発射ハンドルを操作することで、前記ステッピングモータが回転して前記打撃槌を駆動し、前記打撃槌は前記ステッピングモータとバネ部との作動により発射レールを介して遊技球を遊技盤に向かって発射する発射装置を備えた弾球遊技機の発射システムであって、前記発射モータ駆動回路は、正弦波のマイクロステップ動作を行なうマイクロステップ正弦波駆動方式により、前記ステッピングモータの正弦波駆動電流を生成し、1ステップを複数に分割したマイクロステップとするマイクロステップ正弦波駆動回路を備え、前記マイクロステップ正弦波駆動回路は、2相励磁のA相電流及びB相電流の各電流レベルは、電流の合成ベクトルの大きさと回転角とを均等になるように設定されていて、巻線電流を定電流になるようにパルス幅変調制御を行なうものであり、クロック入力端子と、リセット端子と、イネーブル端子とに接続され、データをデコードするデコーダと、最大電流値を設定する最大電流設定回路と、前記デコーダと前記最大電流設定回路とに接続され前記デコーダの出力値に応じてA相用の直流レベル信号の設定値を選定するA相設定値電流選定回路と、前記デコーダと前記最大電流設定回路とに接続され前記デコーダの出力値に応じてB相用の直流レベル信号の設定値を選定するB相設定値電流選定回路と、発振器と、該発振器から出力される信号と前記A相設定値電流選定回路からの信号を加算するA相用加算器と、前記発振器から出力される信号と前記B相設定値電流選定回路からの信号を加算するB相用加算器と、前記A相用加算器からの出力信号とA相出力電流検出端子からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するA相コンパレータと、前記デコーダ、前記コンパレータ、前記リセット端子、前記イネーブル端子と接続され、A相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しA相モータドライブ信号を生成するA相ブリッジドライバと、前記B相用加算器からの出力信号とB相出力電流検出端子からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するB相コンパレータと、前記デコーダ、前記コンパレータ、前記リセット端子及び前記イネーブル端子と接続され、B相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しB相モータドライブ信号を生成するB相ブリッジドライバと、前記ステッピングモータのA相巻線が接続されるA相出力端子と、前記ステッピングモータのB相巻線が接続されるB相出力端子と、を備え、1パルスのクロック信号により生成したモータ駆動電流により、発射モータの軸は、1パルスで1ステップを行なう正弦波駆動電流が生成されることを特徴とする弾球遊技機の発射システムである。
これにより、モータの方形波駆動電流のステップを、マイクロステップに分割された正弦波の駆動電流とすることにより、低振動、低トルク、高効率でステッピングモータを駆動することができる。
また、ステッピングモータをマイクロステップ正弦波駆動方式により滑らかに回転駆動することができる。これにより、ステッピングモータが回転する際に、トルクが滑らかに立ち上がり、ステッピングモータの振動騒音が低減されて発射装置の打撃が安定になり、モータ取付プレートの共振、モータ取付プレートのガタツキを防止できる。そのため、遊技者の手元で振動や騒音が防止され、遊技者が遊技内容に集中できる。またモータが小型であって発射装置が軽量となり、コスト減を実現できる。
発明は、2相励磁のA相電流及びB相電流の各電流レベルは、電流の合成ベクトルの大きさと回転角とを均等になるように設定されていて、クロック信号を入力させて発射モータを駆動す
クロック信号により低振動、低リップルで高効率で駆動することができるので、発射モータの小型化及び軽量化を図ることで発射装置の小型化・軽量化を図ることができ、省エネルギー、低コスト等の経済的効率化を実現させることができる。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることは無論である。
実施形態
本発明実施形態の弾球遊技機101の発射モータ駆動回路1について説明する。
先ず、図1は発射モータ駆動回路1が適用例である発射システム2であり、発射ハンドル104、タッチ検出回路3、発射モータ駆動回路1、発射装置108から構成されている。タッチ検出回路3は、発射ハンドル104に設けたタッチパネル104aに接続され、タッチパネル104aに手が触れられているか否かを判別し、タッチ判別信号をマイクロステップ正弦波ドライバである発射モータ駆動回路1へ出力するものである。発射モータ駆動回路1から、発射装置108の発射モータ5へ駆動信号が出力されるのである。
発射モータ駆動回路1は、図2に示す通り、マイクロステップ正弦波駆動回路から構成されており、2相励磁タイプ、ステップ角1.8度に設定された発射モータ5をクロック信号で駆動するようになっており、バイポーラのドライブ方式で、巻線電流(以下、駆動電流ともいう)を定電流になるようにPWM(パルス幅変調)制御を行なうものである。電流設定を2段階にした正弦波1−2相励磁(2W1−2相励磁)において、2相励磁の各A相及びB相のそれぞれの正弦波駆動電流が8マイクロステップで1/4周期となるように設定し、且つ、A相駆動電流とB相駆動電流との位相差を90°に設定したものである。これにより、発射モータ5の回転軸のステップ角1.8°を8分割したマイクロステップ角である0.225°とし、8倍の細かな分解能でマイクロステップさせるものである。A相電流及びB相電流の各電流レベルは、電流の合成ベクトルの大きさと回転角とを均等になるように設定されていて、クロック信号を入力し駆動するものである。
この発射モータ駆動回路1は、励磁モード設定入力端子(8)(9)、正逆転切換え入力端子(5)、クロック入力端子(6)及び(7)、リセット端子(2)、イネーブル端子(3)と接続されデータをデコードするデコーダ11と、デコーダ11の出力と接続されデコーダ11の出力値に応じてA相用の直流レベル信号の設定値を選定する設定値電流選定回路12と、最大電流値を設定する最大電流設定回路13と、デコーダ11と設定値電流選定回路12と最大電流設定回路13とに接続されデコーダ11の出力と接続されデコーダ11の出力値に応じてA相用の直流レベル信号の設定値を選定する設定値電流選定回路14と、端子(4)に接続された外付けコンデンサにより三角波のチョッピング周波数を設定する発振器15と、発振器15から出力される信号と設定値電流選定回路12からの信号を加算するA相用加算器16と、発振器15から出力される信号と設定値電流選定回路14からの信号を加算するB相用加算器17と、A相用加算器16からの出力信号とA相出力電流検出端子(21)からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するコンパレータ18と、デコーダ11、コンパレータ18、リセット端子(2)及びイネーブル端子(3)と接続されA相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しA相モータドライブ信号を生成するブリッジドライバ19と、B相用加算器17からの出力信号とB相出力電流検出端子(18)からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するコンパレータ20と、デコーダ11、コンパレータ20、リセット端子(2)及びイネーブル端子(3)と接続されB相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しB相モータドライブ信号を生成するブリッジドライバ21と、発射モータ5のA相巻線が接続されるA相出力端子(20)(23)と、発射モータ5のB相巻線が接続されるB相出力端子(16)(19)と、から構成されている。デコーダ11の出力はノット回路22を経てイニシアル状態検出出力端子(11)に接続されている。端子(13)は電源接続端子、端子(15)は出力電源端子、端子(24)は出力電源端子である。正弦波1−2相励磁の場合、励磁モード設定入力端子(8)(9)がともにHレベルに設定されており、1パルスのクロック信号により生成したモータ駆動電流により、発射モータ5の軸は、1.8°/8=0.225°のステップ角で進角することになる。これにより従来の8パルスのクロック信号で1ステップの方形波駆動電流が生成される場合と比較して、8パルスのクロック信号で8マイクロステップ(1パルスで1ステップ)を行なう正弦波駆動電流が生成されることで、8倍の細かさで発射モータ5の角度制御をすることができる。
次に、発射モータ駆動回路1で行われるマイクロステップ正弦波駆動による2相励磁式の発射モータ5の駆動方法について説明する。発射モータ駆動回路1のデコーダ11は、端子(6)及び端子(7)等から入力されたパルス信号等を読み込み、設定電流値選定回路12及び14でそれぞれ設定値電流を選定し、コンパレータ18及び20で、それぞれA相及びB相について、選定された値と三角波のチョッピング周波数に応じて、PWM信号を生成し、それぞれ、対応するブリッジドライバ19及び21で駆動電流を生成し、図3に示すような波形のマイクロステップ正弦波電流値を生成する。図3において、上からクロック信号、駆動電流I、駆動電流Iである。これにより発射モータ5の1ステップがマイクロステップに分割されることになる。2相励磁モータの倍の分解能となり、なめらかなモータ駆動電流となる。また消費電力の低減、小型化を達成することで発射装置108の高性能化を実現できる。
図3は、正弦波の1−2相励磁(マイクロステップ励磁)であって、時計方向回転(正転)モード(CWモード)で、励磁モード設定入力M1及びM2をハイレベルに設定した場合の波形例を示すものである。この励磁モード設定入力M1及びM2は、励磁モード設定入力端子(8)(9)から入力されるものである。その他図2において(1)は信号グランド、(4)は発振端子、(10)は出力電圧基準値設定入力、(17)はパワーグランドである。
図4は図1の適用例の詳細な実用回路図である。
タッチパネル104aは信号を増幅する増幅回路30と接続され、増幅回路30はタッチしたか否かを判別する判別回路として機能するロウパスフィルタ50及び60と接続され、ロウパスフィルタ60が分周回路70と接続され、分周回路70が発射モータ駆動回路1と接続されている。また、CN2−2,CN2−3は、発射ハンドルを回し始めたかどうかを検出するハンドルスイッチ用のコネクタ40である。発射ハンドル104の内部にリミットスイッチが入っていて、発射ハンドル104を回したことによって、オンになる。ロウパスフィルタ60は、ロウパスフィルタ50でコネクタ40とタッチパネル104aからの信号のANDをとって、発射モータ5を駆動する。CN3−1,CN3−2は主制御基板(図示略)からのクリア信号(発射を禁止する指令信号)を供給するコネクタ45及び46である。IC5は分周回路70、IC6は発射モータ駆動回路(ドライバ)1であり、オンオフ信号がモータに出力され、前述したマイクロステップによる速度制御を行なうのである。
なお、コネクタCN2−2,CN2−3、CN3−1,CN3−2をロウパスフィルタ50及び60に接続することなく、別途、ロウパスフィルタ50及び60とともに、アンド回路に入力させ、アンド回路を分周回路70に接続してもよいことは無論である。基準電圧Vrは無いが、所定のヒステリシスを持たせることで、これと同様な機能を備えた回路構成としてある。
なお、図4の回路は図1と比較して、実際に使用するときの回路であり、抵抗、コンデンサ等の付随的な回路要素が記載されている。それらを付加するのは、半導体のばらつき、耐ノイズ性、波形整形等を考慮したためである。
このように、実施形態の弾球遊技機101の発射装置108は、打撃槌111を駆動する発射モータ5を、マイクロステップ正弦波駆動回路から構成された発射モータ駆動回路1できめ細かく駆動制御するようにしたことで、発射モータ5は、2相励磁巻線の電流を定電流になるようにPWM制御することになる。これにより、発射モータ5は、2相励磁のステップ角の1.8°を8分割に分解して細かく回転制御することが可能になる。このPWM制御された発射モータ5を採用した発射装置108は、遊技中の発射装置の振動や騒音を飛躍的に低下させた静粛な弾球遊技機101にできる。これにより、遊技者は注を遊技内容に集中させることができるようになり、弾球遊技機101に対する射倖性が一段と向上する。また、発射装置に用いる発射モータ5をPWM制御することで、低出力、低トルクの小型モータを高効率で発射モータに使用できるようになり、発射装置の小型化、製造コスト、ランニングコストのローコスト化、省エネ化といった経済的に大きな効果を業界においても発揮する画期的な発明である。
本発明は、弾球遊技機の発射システムは、発射装置の低振動化、小型化、静粛化が可能になり、また、弾球遊技機の快適な遊技環境を実現できるばかりでなく、小出力化・小型化等による省エネルギー化、ローコスト化が可能になり、経済的な効果も期待できる。
本発明実施形態の弾球遊技機101の発射システム2のブロック図である。 同発射装置108の発射モータ駆動回路1の電気回路のブロック図である。 同発射装置108の発射モータ駆動回路1のクロック信号と励磁電流IA及びIBの波形図である。 発射システム2の回路図である。 弾球遊技機101の正面図である。 (a)(b)(c)は、タッチ検出回路3が接続される発射装置108の詳細図である。
符号の説明
1…発射モータ駆動回路 2…発射システム 3…タッチ検出回路
104…発射装置 11…デコーダ 12…設定値電流選定回路
13…最大電流設定回路 14…設定値電流選定回路
15…発振器 16…A相用加算器 17…B相用加算器
18…コンパレータ 19…ブリッジドライバ
20…コンパレータ 21…ブリッジドライバ
22…ノット回路 101…弾球遊技機 102…前面枠
103…機枠 104…発射ハンドル 104a…タッチパネル
105…上皿 106…下皿 107…遊技盤 104…発射ハンドル
108…発射装置 109…モータ取付プレート 110…発射モータ
111…打撃槌 112…バネ部 113…固定部
(2)…リセット端子 (3)…イネーブル端子 (5)…正逆転切換え入力端子
(6)(7)…クロック入力端子 (8)(9)…励磁モード設定入力端子
(11)…イニシアル状態検出出力端子 (13)…電源接続端子
(15)…出力電源端子 (16)(19)…B相出力端子 (20)(23)…A相出力端子
(18)…B相出力電流検出端子 (21)…A相出力電流検出端子
(24)…出力電源端子

Claims (1)

  1. ステッピングモータと、該ステッピングモータの駆動を制御する発射モータ駆動回路と、該ステッピングモータを取り付けるモータ取付プレートと、打撃槌と、該打撃槌を付勢するバネ部と、発射ハンドルの軸を差し込んで固定する固定部と、を備え、該発射ハンドルの裏側に取り付けられ、前記発射ハンドルを操作することで、前記ステッピングモータが回転して前記打撃槌を駆動し、前記打撃槌は前記ステッピングモータとバネ部との作動により発射レールを介して遊技球を遊技盤に向かって発射する発射装置を備えた弾球遊技機の発射システムであって、
    前記発射モータ駆動回路は、正弦波のマイクロステップ動作を行なうマイクロステップ正弦波駆動方式により、前記ステッピングモータの正弦波駆動電流を生成し、1ステップを複数に分割したマイクロステップとするマイクロステップ正弦波駆動回路を備え、
    前記マイクロステップ正弦波駆動回路は、2相励磁のA相電流及びB相電流の各電流レベルは、電流の合成ベクトルの大きさと回転角とを均等になるように設定されていて、巻線電流を定電流になるようにパルス幅変調制御を行なうものであり、
    クロック入力端子と、リセット端子と、イネーブル端子とに接続され、データをデコードするデコーダと
    大電流値を設定する最大電流設定回路と、
    前記デコーダと前記最大電流設定回路とに接続され前記デコーダの出力値に応じてA相用の直流レベル信号の設定値を選定するA相設定値電流選定回路と、
    前記デコーダと前記最大電流設定回路とに接続され前記デコーダの出力値に応じてB相用の直流レベル信号の設定値を選定するB相設定値電流選定回路と、
    発振器と、
    該発振器から出力される信号と前記A相設定値電流選定回路からの信号を加算するA相用加算器と、
    前記発振器から出力される信号と前記B相設定値電流選定回路からの信号を加算するB相用加算器と、
    前記A相用加算器からの出力信号とA相出力電流検出端子からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するA相コンパレータと、
    前記デコーダ、前記コンパレータ、前記リセット端子、前記イネーブル端子と接続され、A相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しA相モータドライブ信号を生成するA相ブリッジドライバと、
    前記B相用加算器からの出力信号とB相出力電流検出端子からの検出信号を比較し比較値に応じてパルス幅を可変とするPWM信号を生成するB相コンパレータと、
    前記デコーダ、前記コンパレータ、前記リセット端子及び前記イネーブル端子と接続され、B相励磁シーケンス信号と定電流用PWM信号を混合しB相モータドライブ信号を生成するB相ブリッジドライバと、
    前記ステッピングモータのA相巻線が接続されるA相出力端子と、
    前記ステッピングモータのB相巻線が接続されるB相出力端子と、
    を備え、
    1パルスのクロック信号により生成したモータ駆動電流により、発射モータの軸は、1パルスで1ステップを行なう正弦波駆動電流が生成されることを特徴とする弾球遊技機の発射システム。
JP2003285375A 2003-08-01 2003-08-01 弾球遊技機の発射システム Expired - Lifetime JP4495931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003285375A JP4495931B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 弾球遊技機の発射システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003285375A JP4495931B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 弾球遊技機の発射システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005052319A JP2005052319A (ja) 2005-03-03
JP4495931B2 true JP4495931B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34365020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003285375A Expired - Lifetime JP4495931B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 弾球遊技機の発射システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4495931B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6968423B2 (ja) * 2018-11-14 2021-11-17 株式会社ニューギン 遊技機
JP6968424B2 (ja) * 2018-11-14 2021-11-17 株式会社ニューギン 遊技機
JP6954640B2 (ja) * 2018-11-14 2021-10-27 株式会社ニューギン 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09131431A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Tamagawa Seiki Co Ltd パチンコ玉発射方法
JPH09262339A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Seiko Epson Corp 小球発射装置
JPH1119298A (ja) * 1997-07-04 1999-01-26 Sankyo Kk 弾球遊技機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09131431A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Tamagawa Seiki Co Ltd パチンコ玉発射方法
JPH09262339A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Seiko Epson Corp 小球発射装置
JPH1119298A (ja) * 1997-07-04 1999-01-26 Sankyo Kk 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005052319A (ja) 2005-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7323838B2 (en) Motor control method and device thereof
JP4217921B1 (ja) モータ駆動回路、ファンモータ、電子機器、及びノート型パーソナルコンピュータ
JP3711102B2 (ja) 単相モータ駆動装置、単相モータ駆動方法、および集積回路
US5754024A (en) Control device for switched reluctance motor
EP1696552A2 (en) Method and apparatus for controlling motor
JP6141635B2 (ja) モータ駆動装置
US7245096B2 (en) Method and apparatus for controlling the speed of a DC motor
JP4495931B2 (ja) 弾球遊技機の発射システム
JP3802547B2 (ja) 単相モータ駆動装置
JP4243567B2 (ja) センサレスモータ駆動装置、及びその駆動方法
US7449849B2 (en) Motor control circuit and method thereof
JP2013081320A (ja) モータ駆動装置
JP4574898B2 (ja) モータ駆動装置及び送風機
JP5181570B2 (ja) モータ駆動装置、集積回路装置およびモータ装置
JP2009159810A (ja) モータ駆動回路
JP3389329B2 (ja) モータ駆動装置
JP3771513B2 (ja) モータ制御装置
JP2009505615A (ja) モータ駆動電流の整形
JP7338259B2 (ja) モータ制御装置
JP2007110798A (ja) ブラシレスモータの制御装置
JP4340080B2 (ja) カメラ移動装置
JP2005176529A (ja) ブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置
JP4052063B2 (ja) Srモータの制御装置
JP2000037091A (ja) ステッピングモータ制御装置
WO2020021907A1 (ja) ブラシレスモータ制御装置およびファンモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250