JP4494994B2 - 生理用タンポンのアプリケータ及び生理用品 - Google Patents

生理用タンポンのアプリケータ及び生理用品 Download PDF

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Description

本発明は、生理用タンポン(以下、単にタンポンともいう。)を膣内に挿入するために使用されるアプリケータに関し、特に、アプリケータの押出ロッドが膣内に残ることを回避することのできる生理用タンポンのアプリケータ、及び当該アプリケータを備える生理用品に関する。
従来より、女性用生理用品としては、生理用ナプキン、タンポンが一般的に知られている。生理用タンポンとは、膣内に挿入して経血等の体液を吸収、保持するための吸収体であり、通常、生理用タンポンは、膣内に挿入するために使用されるアプリケータに収められた状態で市販されている。ここで、生理用タンポンのアプリケータとは、タンポンを収納するための外筒と、外筒の内部に備えられ、タンポンを外筒先端から押し出すために用いられる押出ロッドとから構成される(特許文献1参照)。
図12は、特許文献1のアプリケータを示す断面図である。このアプリケータ100は、外筒110の先端に、花弁状のタンポン押出口150を備えるものであり、外筒110内を摺動する押出ロッド120によって、タンポン130の端部を押すことにより、タンポン押出口150からタンポン130が押し出され、膣内に挿入されるものである。
このアプリケータ100によれば、押出ロッド120によりタンポン130を外筒110から押し出して膣内に挿入する際に、押出ロッド120を押し込みすぎてしまうと、押出ロッド120の先端部170に外筒110の花弁150が乗りあがり、この時、押出ロッド120には、一度開いた花弁150が元に戻ろうとする力が働くことをきっかけとして、押出ロッド120が外筒110の先端部150から外へ飛び出してしまい、その結果、外筒110を取り出しても、押出ロッド120が体内(膣内)に残るという問題が発生する場合があった。
押出ロッドが体内に飛び出してしまう問題を解決する方法としては、例えば、組み立て時に押出ロッドを外筒にセットした後に、押出ロッドのタンポンと当接しない側の端部を拡管し、径を広げることにより、押出ロッドが外筒内に入り込むことを防止する方法が挙げられる。しかしながら、この方法によれば、生産時に、押出ロッドの端部を拡管する工程が増加するため、生産性が悪くなってしまう。
押出ロッドの飛び出し防止のための別の方法としては、フランジ部(ストッパー)が付いた押出ロッドの採用を挙げることができる(特許文献2参照)。図13は、特許文献2のアプリケータを示す断面図である。このアプリケータ101は、押出ロッド121のタンポン131と当接する側の先端部171付近に、フランジ部(ストッパー)161が設けられたものである。ストッパー161が押出ロッド121の先端部171付近にあることにより、押出ロッド121を強く押し込んでも、外筒111のタンポン押出口となる花弁151がフランジ部(ストッパー)161を乗り越えにくくなり、このため、押出ロッド121が外筒111の外に飛び出しにくくすることができる。
特開昭61−249464号公報 実開平1−072219号公報
しかしながら、特許文献2のアプリケータ101は、押出ロッド121の先端部171からフランジ部161に至る部分においては、押出ロッド121の外周径はほぼ均等であり、フランジ部161を除く押出ロッド121の外周径は、ほぼ同じ大きさとなっている。このため、フランジ部(ストッパー)161の存在のみが、押出ロッド121の飛び出し防止に寄与しており、その他の部分による飛び出しに対する抑制力は働かない構造となっている。したがって、押出ロッドの飛び出し防止の効果は、ある程度までは得られるものの完全ではなく、より一層の改善が求められていた。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アプリケータの押出ロッドが外筒から飛び出して膣内に残ることを、より確実に回避することのできる生理用タンポンのアプリケータ、及び当該アプリケータを備える生理用品を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するためには、押出ロッドの飛び出し防止に寄与する作用を、フランジ部(ストッパー)以外にも持たせる必要がある点に着目して鋭意研究を重ねた。その結果、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る外周径を、全体として徐々に大きくなるように形成することにより、タンポン押出口となる花弁が当該部分に達した場合には、押出ロッドに対して、押出ロッドを外筒の内部に戻す力を働かせることが可能となり、その結果、押出ロッドが外筒の外へ飛び出すことを確実に防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 生理用タンポンを膣内に挿入するために使用されるアプリケータであって、前記タンポンを収納するための外筒と、前記タンポンを前記外筒から押し出すために前記外筒の内部に備えられた押出ロッドと、を備え、前記押出ロッドは、前記タンポンと当接する側の先端部から所定の距離に、前記押出ロッドの最大径となるフランジ部を有し、前記フランジ部から前記先端部に至る外周径は、全体として徐々に小さくなるように縮径している生理用タンポンのアプリケータ。
(1)の発明によれば、押出ロッドの途中にフランジ部を設け、このフランジ部から先端部に至る外周径を、全体として徐々に小さくなるようにすることにより、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分に、タンポン押出口となる花弁(タンポン押出口の先端部を通常意味する)が達した場合には、押出ロッドに対して、押出ロッドを外筒の内部に戻す力が作用する。したがって、フランジ部以外に、先端部からフランジ部に至る部分にも、押出ロッドを外筒の内部に戻す力が寄与する。このため、より確実に押出ロッドの飛び出しを防止できる。
なお、本発明における「全体として徐々に小さくなるように縮径」とは、その外観において全体として縮径していればよく、必ずしも連続的に縮径していることを要しない。すなわち、拡径部の一部には、平行部、段差部、凹部などを含んでいてもよい。
(2) 前記所定の距離は、前記先端部から3mm以上25mm以下である(1)記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(2)の態様によれば、先端部からフランジ部までの距離を3mm以上とすることで、外筒の先端の花弁部より外に、押出ロッドの先端部分が突出することが可能となり、タンポンを確実に挿入することができる。一方で、25mm以下とすることで、外筒内のタンポンを収容するための容積を確保することができる。
(3) 前記フランジ部から前記先端部に至る部分には、連続する傾斜部が形成されている(1)又は(2)記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(3)の態様によれば、押出ロッドの傾斜部に、タンポン押出口となる花弁が到達した場合には、傾斜部の面に対して斜めに花弁の力が作用することから、花弁が斜面に作用する力と垂直で、外筒内側に向かう方向の揚力が発生する。このため、押出ロッドには、押出ロッドを外筒の内側に戻す力が作用し、より確実に押出ロッドの飛び出しを防止できる。
(4) 前記傾斜部は、前記押出ロッドの長手方向に対して3度以上70度以下の角度をなしている(1)から(3)いずれか記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(4)の生理用タンポンのアプリケータは、タンポンの形状、押出ロッドの外径、押出ロッドの先端部の外径、傾斜部の長さのバランスから、押出ロッドの傾斜部が、長手方向に対して3度以上70度以下の角度を形成するものである。この範囲の角度を形成することにより、より確実に押出ロッドの飛び出しを防止できる。
(5) 前記フランジ部から前記先端部に至る部分には、鋸刃状の斜面が形成されている(1)記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(5)の態様によれば、押出ロッドの鋸刃状の斜面を有する部分に、タンポン押出口となる花弁が到達した場合には、斜面においては、斜面に対して斜めに花弁の力が作用することから、花弁が斜面に作用する力と垂直で、外筒内側に向かう方向の揚力が発生する。このため、押出ロッドには、押出ロッドを外筒の内側に戻す力が作用し、押出ロッドの飛び出し防止効果を得ることが可能となる。また、同時に、花弁が鋸刃の段差を通過する際には、斜面に落差が存在することから、花弁に振動が伝わる。このため、アプリケータの使用者に、挿入限界点に近づきつつあることを振動で認識させることができ、使用者の意識により、押出ロッドの押し込みを停止することが可能となることから、押出ロッドが外筒から飛び出すことを防止することができる。
(6) 前記フランジ部から前記先端部に至る部分には、段差が形成されている(1)記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(6)の態様によれば、段差を有する部分には、隣接する段差によって壁が形成されているため、タンポン押出口となる花弁が当該部分に到達した場合には、形成された壁に花弁が引っかかる。この時、各壁の頂点には、花弁が頂点に作用する力と垂直で、外筒内側に向かう方向の揚力が発生する。このため、押出ロッドには、押出ロッドを外筒の内側に戻す力が作用し、より確実に押出ロッドの飛び出しを防止できる。
(7) 前記フランジ部から前記先端部に至る部分には、凹凸部が形成されている(1)記載の生理用タンポンのアプリケータ。
(7)の態様によれば、段差によって形成された壁に、タンポン押出口となる花弁が到達した場合には、形成された壁に花弁が引っかかる。この時、各壁の頂点には、花弁が頂点に作用する力と垂直で、外筒内側に向かう方向の揚力が発生する。このため、押出ロッドには、押出ロッドを外筒の内側に戻す力が作用し、より確実に押出ロッドの飛び出しを防止できる。また、同時に、花弁が壁の間に設けられた凹部を通過する際には、その落差により、花弁に振動が伝わる。このため、アプリケータの使用者に、挿入限界点に近づきつつあることを振動で認識させることができ、使用者の意識により、押出ロッドの押し込みを停止することが可能となることから、押出ロッドが外筒から飛び出すことを防止することができる。
(8) (1)から(7)いずれか記載の生理用タンポンのアプリケータと、タンポンとを備える生理用品。
(8)の生理用品は、アプリケータの外筒の内部にタンポンが備えられたものである。(8)の生理用品によれば、アプリケータの押出ロッドが外筒から飛び出して膣内に残る不安なく、容易に膣内にタンポンを挿入することが可能となる。
本発明によれば、アプリケータの押出ロッドが外筒から飛び出して膣内に残ることを、より確実に回避することのできる生理用タンポンのアプリケータ、及び当該アプリケータを備える生理用品を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1実施形態以外の各実施形態の説明において、第1実施形態と共通するものについては、同一符号を付し、その説明を省略若しくは簡略化する。
<第1実施形態>
〔生理用タンポンのアプリケータの全体構成〕
図1は、第1実施形態の生理用タンポンのアプリケータを示す断面図である。このアプリケータ90は、タンポン30を収容するための外筒10と、タンポン30を外筒10から押し出すために外筒10内に配置される押出ロッド20とを備える。外筒10の先端には、タンポン30の押し出しの際に拡開する、花弁状の形態を有するタンポン押出口50が設けられ、押出ロッド20には、その先端部側にフランジ部60が設けられている。
また、タンポン30からは、引出コード40が延出している。押出ロッド20の内部は空洞となっており、押出ロッド20の内部を、タンポン30の引き出しコード40が通り抜け、引出コード40は、押出ロッド20のタンポン30と当接しない側の端から、アプリケータの外部まで延出している。以下、このアプリケータ90の個別の構成部品について説明する。
〔外筒〕
外筒10は、横断面が円形であり、内部は、タンポン30を収容するための空洞が形成されている。外筒10の先端には、タンポン30の押し出しの際に拡開する、花弁状の形態を有するタンポン押出口50が形成されている。外筒10の他端(後端)は、押出ロッド20が貫通するための開口が設けられている。
外筒10の径(図1のL9)は、一般的に10mm〜25mmの範囲が好ましい。外筒には、吸収体となるタンポンが収納されるため、径が10mmより小さいと、外筒に収容されるタンポンの十分な吸収量を確保することができない。また、径が25mmよりも大きいと、使用者がアプリケータを膣内に挿入時、あるいはタンポン使用中に違和感を発生しやすく好ましくない。
外筒10は、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性プラスチックを用いて、射出成形により製造することが可能である。外筒の材料としては、タンポン押出口となる花弁(スリット)に曲げ可動機能を付する目的で、可撓性を有する材料が好ましく用いられ、中でも、ポリエチレン樹脂を好適に使用することが可能である。また、美的感覚を高める目的で、マイカ、酸化チタン、顔料等を適宜加えることも可能である。
本発明のアプリケータ及び生理用品に用いられる外筒は、内部にタンポンを収容するための空洞を有していればよく、外筒の形状は特に限定されないが、使用者が体内に挿入する際の違和感をできる限り小さくする目的で、略円筒形であることが好ましい。また、タンポン押出口となる開口部の形状も、特に限定されるものではないが、タンポンを押し出す際に、曲げ可動して拡開し、タンポンが不用意に飛び出すことを防止し、且つ、タンポンを膣内にスムーズに挿入させることを満足するためには、上記の花弁状(放射状)のスリット形状が好ましい。
〔押出ロッド〕
図2は、図1の押出ロッド20の拡大図である。押出ロッド20は、細長い円筒状の形状を有し、タンポン30の引き出しコード40を貫通させるため、内部は空洞となっている。押出ロッド20は、円筒の基部20aと、基部20aから垂直に立ち上がり、押出ロッド20の最大径となるフランジ部60と、フランジ部60から先端部70に向かって、押出ロッド20の径が漸次縮径する傾斜部80を有している。
押出ロッド20の長手方向の長さ(図2のL5)は、タンポンを膣内に十分に押し出すことが可能となるように、外筒の長手方向の長さ(図1のL7)とほぼ同等であることが好ましい。外筒の長さと押出ロッドの長さの差をZ(Z=L5−L7)とした場合、Zは−2mmより大きく、2mm未満(−2mm<Z<2mm)の範囲となることが望ましい。Zが−2mmより小さいと、タンポンが十分押し出されない可能性が有り、一方で、Zが2mmよりも大きいと、外筒から押出ロッドの先端部が飛び出す長さが大きくなるため、飛び出した押出ロッド先端部分により膣内を傷つける可能性がある。
フランジ部60は、押出ロッドの最大径となる部分であり、外筒のタンポン押出口からタンポンを押し出す際に、タンポン押出口から押出ロッドが飛び出してしまうことを防止するとともに、タンポン押出口とは逆の端から押出ロッドが抜け落ちてしまうことを防止するためのストッパーの役割を担うものである。
フランジ部60の押出ロッド20の長手方向の長さ(図2のL10)は、押出ロッド20が外筒10から飛び出したり、抜け落ちたりしない程度の強度が必要となることから、1mm以上であることが好ましい。
また、押出ロッド20の最大径となる、フランジ部60の径(図2のL1)は、外筒のタンポン押出口とは逆の端から押出ロッドが抜け落ちてしまうことを避けるため、外筒とほぼ同等の径であることが好ましく、外筒の径との差は、通常、2mm程度であることが望ましい。例えば、外筒の径(図1のL9)を10mm〜25mmの範囲とした場合には、押出ロッドのフランジ部の径(図2のL1)は、外筒に対応して、8〜23mmの範囲となることが望ましい。また、押出ロッドの基部20aの径(図2のL3)は4mm〜20mmの範囲が望ましい。
タンポン30と当接する側の先端部70は、上記のフランジ部の外周径よりも小さい外周径を有するものである。本発明に用いられる押出ロッドの先端部70の径(図2のL2)は、4mm〜23mmの範囲が好ましい。先端部の径が4mmより小さいと、膣内に先端部が接触した場合に、膣内を傷つける恐れがあるため望ましくない。
〔押出ロッドの傾斜部〕
押出ロッド20の先端部70からフランジ部60に至る部分には、押出ロッド20の径が漸次大きくなる傾斜部80を有している。押出ロッド20における、「所定の距離」である先端部70からフランジ部60までの長手方向の長さ(図2のL4)は、3mm以上25mm以下であることが好ましい。一般に、膣の長さは80〜100mmであり、括約筋が存在し、違和感に近い存在感を生じさせる部分は、膣口から約40〜50mmの位置であるため、これらの事情を考慮した場合には、タンポンの長さ(図1のL6)は、30mm〜50mmの程度であることが好ましい。押出ロッドの先端部からフランジ部までの長手方向の長さ(図2のL4)は、タンポンの大きさに対応して選択することが可能であるが、例えば、タンポンの長さ(図1のL6)が、最小の30mmである場合には、押出ロッドの先端部からフランジ部までの長手方向の長さ(図2のL4)は、3〜20mmの範囲が好ましい。
押出ロッド20の長手方向に対する傾斜角度(図2のθ)は、3度以上70度以下の範囲であることが好ましい。例えば、タンポンの径が10mm〜15mm、長さが40mm〜50mm、押出ロッドの先端部からフランジ部までの長手方向の長さ(図2のL4)が4mm〜5mm、押出ロッドの径(図2のL1)が10mm〜15mm、先端部の径(図2のL2)が8mm〜11mmである場合には、傾斜角度は3度〜5度の範囲が望ましい。また、押出ロッドの先端部からフランジ部までの長手方向の長さ(図2のL4)が3mm、押出ロッドの径(図2のL1)が23mm、先端部の径(図2のL2)が4mmである場合には、傾斜角度は70度程度となる。
〔傾斜部の変形例〕
図3は、押出ロッドの変形例を示す一部拡大断面図である(図2の点線で囲まれた範囲に相当)。この変形例の押出ロッド21においては、円筒の基部21aと、基部21aから垂直に立ち上がり、押出ロッド21の最大径となるフランジ部61と、フランジ部61から先端部71に向かって、押出ロッド21の径が漸次縮径する傾斜部81を有している。そして、傾斜部81は、傾斜角度が一定の斜面ではなく、湾曲した形状の曲面を有している点が図2と異なっている。このように、傾斜部は、一定の斜面であってもよく、凹部を有する湾曲面であってもよく、凸部を有する湾曲面であってもよい。
〔押出ロッドの材質、形状〕
押出ロッドは、外筒の材料と同一でも、異なっていてもよく、例えば、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性プラスチックを用いて、射出成形により製造することが可能である。タンポンを外筒から押し出し、体内に挿入するための強度が必要となることから、例えば、ポリプロピレンやポリエステル樹脂等の硬質の材料を使用することも可能である。また、美的感覚を高める目的で、マイカ、酸化チタン、顔料等を適宜加えてもよい。
本発明における押出ロッドは、アプリケータの外部に突出した側の先端部が押されることにより、外筒の内部を摺動し、外筒の内部に収容されたタンポンを、外筒のタンポン押出口から押し出すものである。このため、これらの機能を満足させるものであれば、その形状は特に限定されるものではない。また、その内部は空洞であっても、そうでなくてもよいが、タンポンの引き出しコードを貫通させることが可能となることから、空洞であることが好ましい。
〔タンポン〕
タンポン30の形状は、外筒に収納できる形状であれば特に限定されるものではないが、使用者のタンポン使用時の違和感をできる限り少なくする目的で、略円筒形であることが好ましい。また、一般に、膣の長さは80〜100mmであり、括約筋が存在し、違和感に近い存在感を生じさせる部分は、膣口から約40〜50mmの位置である。これらの事情を考慮し、タンポンの長さ(図1のL6)は、30mm〜50mmの程度であることが好ましい。
タンポン30の材料としては、経血等の体液を吸収、保持する吸収体を構成することができるものであれば、特に限定されるものではない。例えば、吸水性を有するレーヨンやコットンを主体とし、繊維塊とすることが可能である。また、繊維が脱落することを防止し、使用者のタンポン使用時の違和感を少なくする目的で、タンポンの表面に、表面材を使用することも可能である。表面材としては、例えば、レーヨン・コットンなどの親水繊維と合成繊維から構成された、スパンレース法(高圧水流交絡による不織布化)やスルーエア法、熱エンボス法などにより製造された不織布シートや、ポリエチレン樹脂を材料とする開孔フィルムや開孔ネット等を挙げることができる。本発明に用いられるタンポンとしては、例えば、吸水性を有するレーヨンやコットンを主体とした繊維塊を、表面がポリエステル繊維でできたスパンボンド法による不織布でカバーし、引出コードを取り付けたもの等が挙げられる。
〔引出コード〕
引出コード40は、体内からタンポンを引き出す際に用いられるコードである。引き出しコードの材料としては、タンポンを引き出しに耐えうる強度を有するものであれば、特に限定されるものではない。例えば、木綿糸や、木綿糸とポリエステル糸との複合糸などを挙げることができる。
本発明に用いられるタンポンに引出コードを備えさせる方法としては、例えば、表面材で繊維塊を包み込んだタンポンに対し、引出コードとしての木綿糸を、ミシンにより縫い付ける方法が挙げられる。また、別の方法として、表面材で包み込まれた繊維塊に穴を貫通させ、当該穴に引出コードを通した後に、コードの端部を結ぶ方法が挙げられる。また、幅広い繊維塊を用いる場合には、引出コードの端部を結んで輪を作り、当該輪の中に幅広の繊維塊を通した後に、繊維塊を折り返してコードを巻き込む方法が挙げられる。
〔アプリケータとタンポンとを備える生理用品の製造方法〕
図1の実施形態における、アプリケータとタンポンとを備える生理用品の製造方法の一例を以下に示す。アプリケータの外筒10のタンポン押出口50となる花弁は、熱成形される前は、外筒10の外径に沿って開いた状態である。花弁50は、熱成形されることにより、丸く加工されて閉じる。よって、熱成形する前のタンポン押出口50となる開口部側から、先ず、押出ロッド20を、フランジ部60を有しない側の後端から外筒10の内部に挿入する。引き続き、タンポン30を、引き出しコード40が押出ロッド20の内部の空洞を貫通するようにさせつつ、外筒10の内部に挿入する。最後に、タンポン押出口50の花弁を熱成形により丸く加工し、押出ロッド20とタンポン30を、外筒10の内部に閉塞させる。このようにしてアプリケータを製造することができる。
〔作用〕
次に、上記の第1実施形態に係るアプリケータの作用について説明する。まず、図1の初期状態から、押出ロッド20の後端を押すことにより、押出ロッド20は外筒10の内部を摺動する。押出ロッドの先端部70は、外筒10の内部に収容されたタンポン30に当接しており、押出ロッド20の先端部70によりタンポン30が押されることにより、外筒10のタンポン押出口50の花弁が拡開し、タンポン押出口50からタンポン30が押し出される。
ここで、更に押出ロッド20を押し込んで、押出ロッド20の先端がタンポン押出口50を突き抜け、その花弁の先端が、押出ロッド20の先端付近に乗り上げた状態を仮定する(図3の状態)。
このとき、図13に示すような従来の押出ロッド121においては、先端部171からフランジ部161にかけては、傾斜のない水平部となっている。この場合、図4に示すように、タンポン押出口である花弁(図13におけるタンポン押出口151)が、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分に乗り上げると、押出ロッドの当該部分の面P(水平部に相当)に対して、外筒の花弁の先端からの力は、F1の方向に働く。このとき、F1の力に対して、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分の面Pには抗力が発生するが、この抗力は、面Pと垂直にF2と逆向きの方向へ働き相殺されるため、押出ロッドの左右方向の動きへの影響はない。
一方、上記の第1実施形態においては、例えば、図2、3に示すように、押出ロッド20、21は、それぞれ、先端部からフランジ部にかけて傾斜部80、81を有している。この場合、図5に示すように、押出ロッドの傾斜部における面P(傾斜部80、81に相当)に傾斜があるため、タンポン押出口である花弁(図3、図5におけるタンポン押出口50)が、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分に乗り上げると、外筒の花弁の先端からの力F1’からは、F2’と揚力F3’とが発生し、総和の合力がF4’となる。このとき、押出ロッドの硬度が高いため、F2’の力に対抗する力が働くことで緩衝され、結局、揚力F3’のみが発現する。そして、この揚力F3’に対して平衡に保とうとする力によって、押出ロッドは右側(図中の矢印側)へ戻っていこうとし、平衡化する。このため、押出ロッドは右側へ戻りやすくなり、押出ロッドの飛び出しを防止できる。なお、θの角度が大きくなるほど、F3’の力は大きくなるため、押出ロッドは右側へ戻りやすい。
このような作用は、タンポン押出口50の花弁と表面Pとの間に、動きの妨げになるような摩擦がほとんどないことが理想である。したがって、タンポン押出口50の花弁や傾斜部の素材はプラスチックなどの、摩擦が低い材料のほうが、効果が現れやすいことになる。なお、上記の作用は、使用者が押出ロッドから手を離している状態を想定している。
<他の実施形態>
本発明に用いられる押出ロッドは、先端部の外周径がフランジ部の外周径よりも小さく形成され、先端部からフランジ部に至る外周径が、全体として徐々に大きくなるように拡径していればよい。具体的には、先端部からフランジ部に至る部分においては、斜面を有する傾斜部としてもよいし、段差を設ける等の起伏を有するものであってもよい。押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分を、斜面を有する傾斜部とする場合には、その傾斜は一定であってもよいし、斜面を湾曲させた曲面であってもよい。また、段差を設ける場合には、1段のみならず、複数の段差を設けてもよく、凹凸部が形成されていてもよい。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態における、押出ロッドの一部拡大断面図である(図2の点線で囲まれた範囲に相当)。
図6の押出ロッド22は、円筒の基部22aと、基部22aから垂直に立ち上がり、押出ロッド22の最大径となるフランジ部62と、このフランジ部62から先端部70に向かう鋸刃状の斜面D、段差B、斜面Cが順次形成されており、押出ロッド22の径が、先端部72に向かって、全体として徐々に小さくなるように縮径している。
この場合、上記の第1実施形態の作用、効果に加えて、更に以下の効果が生じる。すなわち、花弁が第1傾斜面Cを超えることがあっても、段差Bによって「カチッ」という振動が使用者に伝わるため、その地点を挿入限界と認識しやすく、それ以上押出ロッドを押そうとしなくなり、更に押し込まれた場合でも、第2傾斜面Dと、フランジ部62の壁が存在する為、乗り越える程、強く押出ロッドを押し込まない。このため、押出ロッドが外筒から出てしまい体内に残ることをより効果的に防止できる。
<第3実施形態>
図7は、本発明の第3実施形態における、押出ロッドの一部拡大断面図である(図2の点線で囲まれた範囲に相当)。
図7の押出ロッド23は、円筒の基部23aと、基部23aから垂直に立ち上がり、押出ロッド23の最大径となるフランジ部63と、このフランジ部63から先端部73に向かう水平部E、段差Fが連続して形成されており、押出ロッド23の径が、先端部73に向かって段階的に小さくなるように縮径している。なお、この場合、図2、図5のθに相当する傾斜角度はθ1である。また、「所定の距離」である先端部73からフランジ部63までの長手方向の長さはL4である。
この場合、図8に示すように、水平部Eに相当するP1、P2、P3においては、図4と同様に、押出ロッドの先端部からフランジ部に至る部分の面に対して、タンポン押出口50の花弁からの力はF1として働く。この場合、F1の力は、面Pに対して垂直にF2方向にのみ働くため、P1、P2、P3においては、押出ロッドの左右方向への動きには影響はない。
しかし、図9に示すように、段部の角部Gにおいては、壁の角と花弁が接触することで、F2’と、その直角方向に揚力F3’とが発生する。この揚力F3’の力を平衡に保とうとする為に、押出ロッドが後端側に移動しようとする。したがって、使用者が押出ロッドを押して花弁がH地点に到達し、その後に使用者が押出ロッドから手を放した場合には、押出ロッドは後端側に戻ってくるため、花弁の位置はI地点まで戻るような挙動を示すことになる。つまり、押出ロッドは外筒から飛び出しにくくなる。また、一つの壁で花弁を停止させようとする作用が強く発生するため、花弁がその壁を乗り越えた後、次なる壁に花弁が強く接触すると、押出ロッドと花弁との接触音とともに、「カチッ」という振動を発生させることができる。
<第3実施形態の変形例>
図10の押出ロッド24は、円筒の基部24aと、基部24aから垂直に立ち上がり、押出ロッド24の最大径となるフランジ部64と、このフランジ部64から先端部74に向かう傾斜部E’、段差F’が連続して形成されており、押出ロッド24の径が、先端部74に向かって段階的に小さくなるように縮径している。すなわち、図7のおける段部の平面部が、斜面状をなしている点が図7と異なっている。このように、斜面状の段差を有していてもよい。
<第4実施形態>
図11は、本発明の第4実施形態における、押出ロッドの一部拡大断面図である(図2の点線で囲まれた範囲に相当)。
図11の押出ロッド25は、円筒の基部25aと、基部25aから垂直に立ち上がり、押出ロッド25の最大径となるフランジ部65と、このフランジ部65の隣りに、フランジ部65より低い凸部Jがあり、全体として凹凸部を有しつつも、先端部75に向かって徐々に小さくなるように縮径している。なお、この場合、図2、図5のθに相当する傾斜角度はθ2である。
この場合、壁が押出ロッド先端部側から徐々に高さが高くなるように設計されている為、花弁の開きが小さい段階で凸部Jに引っかかり、花弁が凸部Jを乗り越えても、凹部に落ち込んで止まり、結果、外筒の花弁は押出ロッドのフランジ部65を乗り越える事はないため、押出ロッドが外筒から出てしまい、体内に残ることを防止できる。
第1実施形態のアプリケータの断面図である。 図1における押出ロッドの拡大図である。 第1実施形態における押出ロッドの変形例の拡大断面図である。 第1実施形態の作用を示す模式図である。 第1実施形態の作用を示す模式図である。 第2実施形態における押出ロッドの拡大断面図である。 第3実施形態における押出ロッドの拡大断面図である。 第3実施形態の作用を示す模式図である。 第3実施形態の作用を示す模式図である。 第3実施形態における押出ロッドの変形例の拡大断面図である。 第4実施形態における押出ロッドの拡大断面図である。 従来のアプリケータの一例を示す図である 従来のアプリケータの他の例を示す図である
符号の説明
10 外筒
20、21、22、23、24、25 押出ロッド
20a、21a、22a、23a、24a、25a 基部
30 タンポン
40 引出コード
50 タンポン押出口(花弁)
60、61、62、63、64、65 フランジ部(ストッパー)
70、71、72、73、74、75 先端部
80、81 斜面部
90 アプリケータ
B、F、F’ 段差
C、D 斜面
E 水平部
E’傾斜部
G 角部
J 凸部

Claims (7)

  1. 生理用タンポンを膣内に挿入するために使用されるアプリケータであって、
    前記タンポンを収納するための外筒と、前記タンポンを前記外筒から押し出すために前記外筒の内部に備えられた押出ロッドと、を備え、
    前記押出ロッドは、前記タンポンと当接する側の先端部から所定の距離に、前記押出ロッドの最大径となるフランジ部を有し、
    前記押出ロッドにおける前記フランジ部から前記先端部に至る外周径は縮径しており、
    前記押出ロッドにおける前記フランジ部から前記先端部に至る部分には、前記押出ロッドの長手方向に複数の起伏部が設けられている生理用タンポンのアプリケータ。
  2. 前記所定の距離は、前記先端部から3mm以上25mm以下である請求項1記載の生理用タンポンのアプリケータ。
  3. 前記押出ロッドにおける前記フランジ部から前記先端部に至る部分の外面は、前記押出ロッドの長手方向に対して3度以上70度以下の角度をなしている請求項1又は2記載の生理用タンポンのアプリケータ。
  4. 前記複数の起伏部は、鋸刃状形成されている請求項1から3いずれか記載の生理用タンポンのアプリケータ。
  5. 前記複数の起伏部は、段差状に形成されている請求項1から3いずれか記載の生理用タンポンのアプリケータ。
  6. 前記複数の起伏部は、凹凸状に形成されている請求項1から3いずれか記載の生理用タンポンのアプリケータ。
  7. 請求項1からいずれか記載の生理用タンポンのアプリケータと、タンポンとを備える生理用品。
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