JP5631072B2 - アプリケータ - Google Patents
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Description
第1の発明は、挿入物を保持しかつ先端部から排出可能な外筒と、該外筒内に移動自在に配置され、その基端部を押圧して前記外筒内に挿入された挿入物を前記先端部から排出させるプランジャとを備えたアプリケータにおいて、前記プランジャには、係合部が設けられ、前記外筒には、前記プランジャを押圧して前記挿入物の排出を完了させたときに前記係合部と係合して前記プランジャの前記外筒の基端部方向への移動を規制する被係合部が設けられ、前記係合部が前記被係合部に係合した際に、前記プランジャの基端部の少なくとも縁部が前記外筒内に埋設されていることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記外筒の内面と前記プランジャの外面とのいずれか一方に突条が形成され、同他方に、前記外筒に対して前記プランジャを前記挿入姿勢としたときに前記突条と嵌合して該プランジャの挿入を可能とし、前記プランジャを前記挿入姿勢以外としたときに該プランジャの挿入を阻止する凹部が形成されていることを特徴とする。
第8の発明は、第6の発明又は第7の発明において、前記把持部は、前記外筒の内方へ窪む凹所であることを特徴とする。
第9の発明は、第6の発明から第8の発明のいずれかの発明において、前記プランジャは、一方向に延びる軸線において互いに交叉する板状の壁部を具備し、前記外筒内に挿入したときに、前記板状の壁部の外縁が前記把持部の内周面に当接自在とされていることを特徴とする。
また、請求項1に係る発明は、挿入物が一度排出された場合挿入されたプランジャを外筒の基端側に引くことができないことから、アプリケータが未使用のものか使用済みのものかを判別しやすいという効果を奏する。
また、請求項1に係る発明は、係合部と被係合部とが係合した時点でプランジャの基端部の縁部が外筒内に埋設され、該プランジャの基端部を把持できなくするため、挿入物の排出後にプランジャが操作不能となり、アプリケータの再利用をより確実に防止できるという効果を奏する。
更に、第6の発明は、挿入物が一度排出された場合挿入されたプランジャを外筒の基端側に引くことができないことから、アプリケータが未使用のものか使用済みのものかを判別しやすいという効果を奏する。
更に、第6の発明は、外筒の把持部とプランジャの押圧面によってアプリケータを所定の持ち方にガイドすることができ、かつ一定の挿入方向に挿入されるよう形成されているため、アプリケータを操作しやすく、係合部と被係合部とが係合するまで確実にプランジャを押圧することができるという効果を奏する。
この舌片11は、プランジャ4を外筒3内に挿入して錠剤2を外方へ送り出す際に弾性変形して互いに拡開し、錠剤2が外部へ排出された際に弾性復帰して元の形状に戻るように形成されたものである。
第1の凸部6bは、錠剤2が排出待機領域Wに配置されたことを知覚させる凸部であり、上記の凸部6aと同様に内周面3cに複数内方に向けて突出して形成されている。
第1の凸部6cは、錠剤2の先端が外筒3の先端部3aから突出したことを知覚させる凸部であり、上記の凸部6a、6bと同様に内周面3cに複数内方に向けて突出して形成されている。
この把持部5、5は、突条8aに隣接する突条8b、8bの間に位置して壁部外周面に形成されており、使用者が指で把持した際に触覚的に該把持部5を容易に認識し得るように、把持部5周辺の壁部の肉厚よりも僅かに薄肉に形成して窪ませ、周辺と段差を設けてあり、かつ把持部5の外縁をやや隆起させて縁取部23としている。
また、把持部5の外表面上には、滑り止め及び該把持部5の補強のためのリブ24が周方向に延在するように複数形成されている。
また、外筒3の基端部3bには、外筒3の径方向外方へ張り出す張出壁部25が形成されている。
摺動部26には、その先端に形成され錠剤2を押し出す押出壁部29と、外筒3に形成された第1又は第2の凸部6a〜6c、7に係合し得る第1及び第2の係合部21、22と、外筒3に形成された各突条8a、8bに嵌合してプランジャ4の挿入方向をガイドする第1及び第2のフランジ部30、31が形成されている。
この際錠剤2は、押出壁部29に押圧されて前進し、図5(b)に示すようにその先端部が僅かに外筒3の排出孔9から突出する。
ここで、アプリケータ1の使用者は、錠剤2の排出が開始されたことを知ることができる。
また、錠剤2が一旦排出された場合、挿入されたプランジャ4の全体が外筒3内に挿入され、外筒3からの取出しが不能とされていることから、アプリケータ1が未使用のものか使用済みのものかを判別しやすくなるという効果が得られる。
したがって、本実施形態においてプランジャ4は、外筒3の排出孔9から錠剤2を排出完了させた際に、該プランジャ4の先端が外筒3内の先端部3aに極近接する位置に至る構成とされているため、アプリケータ1により一旦錠剤2を排出した後は、外筒3内に再び錠剤2を配置する排出待機領域Wを有しない状態でプランジャ4の抜出が阻止され、アプリケータ1の再使用をより確実に防止することが可能となる。
上記の別の係合部及び被係合部を形成することにより、プランジャ4を押圧して錠剤2を排出した際に該プランジャ4の前後方向への移動が困難となるので、一旦使用したアプリケータ1を再使用することをより確実に防止することが可能となる。
図8(a)に示すように、キャップ50は、合成樹脂、エラストマー等により形成されており、先端部51aが半円球状にすぼむように形成され基端部51bが開口された筒状部51と、該筒状部51の先端部51aに融着された板状部52とが一体成形により形成されている。
基端部51bの内周面の断面径寸法は、外筒3の外形の断面径寸法と略同一又は極僅かに小寸法に形成され、外筒3の先端部3aに被冠した際にキャップ50が先端部3aから徒に離脱しないように形成されている。
また、板状部52は、同図(b)に示すように、略矩形に形成され、四方の角部52a〜52dが水平方向外方へ張り出すよう形成されている。
また、キャップ50は、略矩形の板状部52を有していることにより、キャップ50を被冠したままアプリケータ1を体内に挿入できないようになっており、アプリケータ1の誤用を防止することができる。また更に、アプリケータ1の使用の直前に該アプリケータ1を棚等に置いた際の転がりを防止することができる。
2 錠剤(挿入物)
3 外筒
3a 先端部
4 プランジャ
6a 第1の凸部(被係合部)
6b 第1の凸部(被係合部、一の凸部)
6c 第1の凸部(被係合部、他の凸部)
7 第2の凸部(補助凸部)
8b 突条
21 第1の係合部(係合部)
22 第2の係合部(係合部)
27 押圧部(基端部)
41 切欠(凹部)
W 排出待機領域
Claims (9)
- 挿入物を保持しかつ先端部から排出可能な外筒と、該外筒内に移動自在に配置され、その基端部を押圧して前記外筒内に挿入された挿入物を前記先端部から排出させるプランジャとを備えたアプリケータにおいて、
前記プランジャには、係合部が設けられ、
前記外筒には、前記プランジャを押圧して前記挿入物の排出を完了させたときに前記係合部と係合して前記プランジャの前記外筒の基端部方向への移動を規制する被係合部が設けられ、
前記係合部が前記被係合部に係合した際に、前記プランジャの基端部の少なくとも縁部が前記外筒内に埋設されていることを特徴とするアプリケータ。 - 前記外筒の基端部外周面には、該外筒の軸線を中に挟んで対向する位置に一対の把持部が形成され、
前記プランジャの基端部端面には、前記外筒への挿入方向に向けて窪む谷型形状の押圧面が形成され、
該プランジャが、前記押圧面における谷型形状の谷底面の延在する方向を前記一対の把持部間方向に直交させた挿入姿勢としたときに、前記外筒内へ挿入可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のアプリケータ。 - 前記外筒の内面と前記プランジャの外面とのいずれか一方に突条が形成され、
同他方に、前記外筒に対して前記プランジャを前記挿入姿勢としたときに前記突条と嵌合して該プランジャの挿入を可能とし、
前記プランジャを前記挿入姿勢以外としたときに該プランジャの挿入を阻止する凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアプリケータ。 - 前記把持部は、前記外筒の内方へ窪む凹所であることを特徴とする請求項2又は3に記載のアプリケータ。
- 前記プランジャは、一方向に延びる軸線において互いに交叉する板状の壁部を具備し、
前記外筒内に挿入したときに、前記板状の壁部の外縁が前記把持部の内周面に当接自在とされていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のアプリケータ。 - 挿入物を保持しかつ先端部から排出可能な外筒と、該外筒内に移動自在に配置され、その基端部を押圧して前記外筒内に挿入された挿入物を前記先端部から排出させるプランジャとを備えたアプリケータにおいて、
前記プランジャには、係合部が設けられ、
前記外筒には、前記プランジャを押圧して前記挿入物の排出を完了させたときに前記係合部と係合して前記プランジャの前記外筒の基端部方向への移動を規制する被係合部が設けられ、
前記外筒の基端部外周面には、該外筒の軸線を中に挟んで対向する位置に一対の把持部が形成され、
前記プランジャの基端部端面には、前記外筒への挿入方向に向けて窪む谷型形状の押圧面が形成され、
該プランジャが、前記押圧面における谷型形状の谷底面の延在する方向を前記一対の把持部間方向に直交させた挿入姿勢としたときに、前記外筒内へ挿入可能とされていることを特徴とするアプリケータ。 - 前記外筒の内面と前記プランジャの外面とのいずれか一方に突条が形成され、
同他方に、前記外筒に対して前記プランジャを前記挿入姿勢としたときに前記突条と嵌合して該プランジャの挿入を可能とし、
前記プランジャを前記挿入姿勢以外としたときに該プランジャの挿入を阻止する凹部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のアプリケータ。 - 前記把持部は、前記外筒の内方へ窪む凹所であることを特徴とする請求項6又は7に記載のアプリケータ。
- 前記プランジャは、一方向に延びる軸線において互いに交叉する板状の壁部を具備し、
前記外筒内に挿入したときに、前記板状の壁部の外縁が前記把持部の内周面に当接自在とされていることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のアプリケータ。
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