JP5623666B1 - タンポン用のアプリケータ - Google Patents

タンポン用のアプリケータ Download PDF

Info

Publication number
JP5623666B1
JP5623666B1 JP2014077731A JP2014077731A JP5623666B1 JP 5623666 B1 JP5623666 B1 JP 5623666B1 JP 2014077731 A JP2014077731 A JP 2014077731A JP 2014077731 A JP2014077731 A JP 2014077731A JP 5623666 B1 JP5623666 B1 JP 5623666B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
cylinder
tampon
peripheral surface
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014077731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015198698A (ja
Inventor
八巻 孝一
孝一 八巻
章恵 木下
章恵 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2014077731A priority Critical patent/JP5623666B1/ja
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Publication of JP5623666B1 publication Critical patent/JP5623666B1/ja
Application granted granted Critical
Priority to KR1020167023025A priority patent/KR102338800B1/ko
Priority to CN201580015634.7A priority patent/CN106132366B/zh
Priority to EP15772616.7A priority patent/EP3127518A4/en
Priority to US15/300,274 priority patent/US11051993B2/en
Priority to PCT/JP2015/053949 priority patent/WO2015151602A1/ja
Priority to TW104110980A priority patent/TW201542179A/zh
Publication of JP2015198698A publication Critical patent/JP2015198698A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/26Means for inserting tampons, i.e. applicators
    • A61F13/266Insertion devices, e.g. rods or plungers, separate from the tampon
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/20Tampons, e.g. catamenial tampons; Accessories therefor
    • A61F13/26Means for inserting tampons, i.e. applicators

Abstract

【課題】より確実にタンポン本体の全体を膣腔内に挿入することのできるアプリケータを提供する。【解決手段】内筒の後端42側の外周面には、外筒30の内周面の一部と摺接する隆起部60が位置しており、隆起部60は、前端に位置する頂点61から後方へ向かって次第に幅広となる外形を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、生理用のタンポン本体を膣腔内に挿入するために使用されるタンポン用のアプリケータに関する。
従来、タンポンを膣腔内に挿入するために使用されるアプリケータは公知である。例えば、特許文献1に開示のアプリケータは、タンポン本体を収容するための外筒と、タンポン本体を外筒から押し出すために外筒内に配置される内筒とを有する。内筒の外周面には、タンポン本体を押し出すときに、外筒の内周面の係止部に係合される複数の隆起部が位置する。
国際公開2007/115091A1号公報(WO2007/115091A1)
特許文献1に開示された発明に係るアプリケータにおいては、内筒の後端を押圧してタンポン本体を押し出すときに、内筒の外周面が外筒の内周面を摺動し、該外周面から突出する突起部が該内周面に形成された係止部と係合されることによって、使用後における内筒の抜け出しが防止される。また、突起部が係止されときのクリック感によって、タンポン本体が膣腔内に挿入されたことを確認することができる。
しかしながら、かかる構成においては、突起部を係止部に係止するために比較的に大きな押圧力を加える必要があり、かかる力が発生したときに、使用者は内筒と外筒との係止がロックされて、タンポンが完全に膣空内に挿入されたものとして捉え、実際にはタンポンが完全に外筒内から押し出されていない状態で押圧するのを止めてしまうおそれがある。
本発明の課題は、従来のタンポン用アプリケータの改良であって、より確実にタンポン本体の全体を膣腔内に挿入することのできるアプリケータの提供に関する。
前記課題を解決するために、本発明は、前方と後方とを有し、前後両端に開口部を有する外筒と、前記後端の開口部に前後方向へ移動可能に挿入され、前記外筒に収容されたタンポン本体を前記前端の開口部から押し出すことが可能な内筒とを有するタンポン用のアプリケータに関する。
本発明のタンポン用のアプリケータは、前記内筒の後端側の外周面には、前記内筒の前端が前記外筒の前記前端に移動したときに前記外筒の内周面の一部と摺接する隆起部が位置しており、前記隆起部は、前端と、前記前端の頂点から後方へ向かって次第に幅広となる略V字形の外形を有する前方部分と、前記前方部分の後方に位置し、後方へ向かうにつれて次第に幅狭となる後方部分とを有することを特徴とする。
本発明に係るタンポン用のアプリケータによれば、内筒の後端側の外周面には、外筒の内周面の一部と摺接する隆起部が位置しており、隆起部は頂点から後方へ向かって次第に幅広となる外形を有することから、内筒がそれを挿入する方向へ、すなわち、前方へ移動するにつれて隆起部と外筒との接触面積が大きくなり、それらによる摩擦抵抗が次第に大きくなる。それによって、使用者は、タンポン本体の挿入操作が終わる直前であることを感覚的に認識することができ、かつ、摩擦抵抗が徐々に大きくなっていくので、挿入が完全に終了していないことを認識して挿入操作を途中でやめることはなく、タンポン本体が安全に膣空内に挿入されるまで押圧することができる。
本発明に係るタンポン用アプリケータの斜視図。 アプリケータを上方から視た平面図。 (a)内筒を前方へ移動させた状態における図2と同様の平面図。(b)タンポンの平面図。 内筒の平面図。 図3に示すV線で囲んだ領域の拡大図。 (a)図5のVI(a)線に沿う模式的断面図。(b)図5のVI(b)線に沿う模式的断面図。 内筒の隆起部と外筒の突出部分とが当接した状態を示す図5と同様の図。 アプリケータを使用するときの様子を示す図。 (a)最大摩擦抵抗値の測定における比較例1の隆起部の形態を示す、図5と同様の図、(b)図9(a)に示すIX(b)−IX(b)線に沿う模式的断面図。(c)最大摩擦抵抗値の測定における比較例2の隆起部の形態を示す、図5と同様の図、(d)図9(c)に示すIX(d)−IX(d)線に沿う模式的断面図。 (a)〜(e)アプリケータの変更例の一例を示す、隆起部の拡大平面図。
図1及び2を参照すると、本発明のタンポン用のアプリケータ10は、円筒形状であって、中心軸Pと、タンポン20を収容するための外筒30と、タンポン20の本体(吸収部)21を外筒30から押し出すために外筒30内に配置される内筒40とを有する。内筒40は、中空であって、タンポン本体21の後端から延びるコード22が内筒40の内部を挿通して後方へ延びている。
外筒30は、両端が開口した中空円筒状であって、長手方向において離間対向する前後端31,32と内外周面33,34とを有する。前端31には、タンポン20を押し出すときに弾性変形して拡開する複数の花弁体35によって画成される押し出し口(前端開口)37が位置する。後端32には、開口(後端開口)32aが位置し、開口32aから内筒40が前後方向X,Yにおいて移動可能に挿入される。花弁体35の先端は、中心軸Pへ向かって延びる先鋭状であり、前端31は全体として前方へ凸曲した形状を有する。
外筒30は、さらに、前端31側に位置する比較的に大径の挿入部38と、挿入部38から後方Yへ延びる比較的に小径の摘持部39とを有する。挿入部38と摘持部39との境界には、内筒40の外筒30からの脱落を防止するための段差(被係止部)51が位置する。挿入部38には所要の形状に賦型されたタンポン本体21が収容される。図示していないが、摘持した際の滑り止めとして、摘持部39の外周面に周方向に延びる複数の突起を設けていてもよい。
図2〜4を参照すると、内筒40は、両端が開口した中空円筒状であって、長手方向において離間対向する前後端41,42と外周面43とを有する。前後端41,42にはタンポン20のコード22が貫通される前後端開口41a,42aが形成されており、それらの外周面43には、それぞれ、周方向外側へ突出する前後方フランジ44,45が設けられる。前方フランジ44は、前端開口41aから後方Yへ離間して位置し、後方フランジ45は後端開口42aの縁部に位置する。内筒40の後端42側の外周面43には、周方向において離間して配置された複数の隆起部60が位置する。内筒40の前端41は、前方フランジ44から前端開口41aに向かって僅かにテーパした形状を有し、タンポン本体21の後端と当接している。
内筒40と外筒30とは、公知の熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系の樹脂を用いて、射出成形により形成することができる。外筒30の材料としては、押し出し口37からタンポン20を押し出すときに花弁体35を拡開可能とするために、可撓性を有する材料から形成されることが好ましい。また、内筒40の隆起部60が弾性変形するように、内筒40の可撓性は、外筒30と同等若しくは、それよりも低いことがタンポン20の押し出し操作をするうえで好ましい。外筒30の挿入部38は、タンポン20を収容できる程度の内部空間を有するものであって、その直径は約10〜25mmである。内筒40の直径は外筒30の直径よりも小さく、かつ、前方フランジ44の外径が摘持部39の内径よりも大きいことから、内筒40を後方Yへ引っ張ったときに前方フランジ44が段差51に係止されて後方Yへの移動が規制され、内筒40の後端開口32aからの後脱落が防止される。
図2を参照すると、アプリケータ10の組立状態における最大長さ寸法L1(内筒40を後方Yへ引っ張って、前方フランジ44が段差51に当接した状態)は約80〜130mm、外筒30の長さ寸法L2は約50〜80mm、内筒40の長さ寸法L3は、外筒30の長さ寸法L2とほぼ同じ又はそれよりも僅かに小さく、約40〜70mmである。また、タンポン20の直径は約8.0〜12.0mmである。
外筒30の前端31は、中心軸Pに向かって先鋭状に延びる複数の花弁体35から形成された凸曲状であって、その内径は先端に向かうにつれて次第に小さくなっている。内筒40と外筒30とはほぼ同じ長さ寸法を有するものであって、内筒40の前端41が外筒30の前端31に位置する花弁体35を押し拡げるまで押圧したときには、内筒40の後端縁と外筒体30の後端縁とがほぼ一致した状態となる。また、既述のとおり、内筒40の最大の外径(前方フランジ44の外径)とタンポン本体21の外径とは、外筒30の挿入部38の内径よりも小さいことから、内筒40をタンポン本体21を押す出しながら前方へ移動したときに、タンポン本体21と内筒40とが外筒30の内周面に当接して摩擦抵抗が生じることはなく、スムーズにタンポン20の挿入操作をすることができる。
図3(b)を参照すると、タンポン(吸収部材)20は、タンポン本体21とタンポン本体21から後方へ延びるコード22とを有する。タンポン本体21は、レーヨン、コットン等の天然繊維、合成繊維等の体液吸収物品に使用される吸収材料を賦型したものであって、オプションとして、ティッシュや発泡体を含む。また、レーヨンとコットンを混合して形成した繊維不織布シートをロール状に加工したものを用いることもできる。タンポン20のコード22は、ナイロンやポリエステル等の合成繊維や天然繊維等から形成されるものであって、使用後に膣腔内に位置する、体液を吸収したタンポン本体21を安全に取りだすことのできる程度の引張強度を有する。具体的には、タンポン本体21を取り出すときに切断されないように、約5N以上の引張強度を備えることが好ましい。
図5を参照すると、内筒40の隆起部60は、前端から後端へ向かって次第に幅広となる外形をなし、線対称形状の一つである略ハート状を有する。隆起部60は、前端に位置する頂点61と、頂点61から後方側へ傾斜して延びる略V字形の外形を有する前方部分62と、前方部分62の後方Yに位置する2つの円弧部位から構成された後方部分63とを有する。図5において、前方部分62と後方部分63との境界を仮想線65で示す。図6(a)を参照すると、内筒40の外面には、同形同大の隆起部60がその周方向において等間隔に複数配置されている。本実施形態においては、周方向において互いに等間隔に、かつ、前後方向において同じ位置に3つの隆起部60が配置されており、内筒40を前方へ移動させたときに隆起部60が同時に外筒30の内周面33(具体的には、後記の突出部分70)と接触するので、摩擦抵抗力が分散されるとともに、内筒40を偏心させることなく前後方向X,Yへ移動させることができる。また、各隆起部60における中心軸Pを中心とした中心角θは、約70〜100度である。図6(b)を参照すると、隆起部60の前方部分62は、前方から後方へ向かって高さ(厚さ)寸法が大きくなるように僅かに傾斜した形状を有する。
外筒30の摘持部39は、後端開口32aの縁部において後方大径部が位置して径方向の外側へ向かって延出した形状を有し、該開口縁部の内周面33には、後方Yから前方Xへ向かって幅狭となる外筒30の内周面33から中心軸Pへ向かって突出した突出部分70が位置する。内筒40の隆起部60の外径は突出部分70の内径とほぼ同じ又はそれよりも僅かに大きく、内筒40を前方Xへ移動したときに、各隆起部60が弾性変形しながら突出部分70と摺接して摩擦抵抗が生じる。なお、外筒30の突出部分70と内筒40の各隆起部60とが摺接するときに、各隆起部60が弾性変形することによって内筒40を前進させてもよいし、外筒30を内筒40よりも剛性の高い材料で形成して、突出部分70を弾性変形させてもよい。
図7を参照すると、隆起部60は、略ハート形状であって、前方部分62は頂点61から後方へ向かうにつれてその幅方向の寸法が大きくなる形状を有しているので、前方Xへ移動するにしたがって次第に突出部分70との接触面積が大きくなる。すなわち、内筒40を前方Xへ移動させるにつれて、接触面積C1〜C5が大きくなるので、摩擦抵抗が次第に大きくなる。具体的には、まず、頂点61における突出部分70との接触面積C1は点状であるので、使用者が感じる程度の摩擦抵抗は生じない(摩擦抵抗≒0)。次に、頂点61を突出部分70から通過させて内筒40を前方Xへ移動すると、接触面積C2〜C5の順に次第に大きくなり、後端縁のうちの離間部分の先端と重なる位置、すなわち、前方部分62と後方部分63との境界65において最大接触面積C5となる。内筒40をさらに前方Xへ移動させると、後方部分63は後方Yへ向かうにつれて次第に幅寸法(または表面積)が小さくなっており、かつ、外形状が二股状であるので、接触面積は次第に小さくなる。具体的には、最大接触面積C5よりも後方に位置する接触面積C6の面積及び摩擦抵抗は小さく、さらに、接触面積C6よりも後方Yに位置する接触面積C7の面積及び摩擦抵抗は接触面積C6のそれよりも小さくなる。隆起部60は、外筒30の内周面の33一部である突出部分70と局所的に摺接するので、その接触面積は周方向へ延びるいわばライン状であって、外筒30と面状に接する場合に比して接触面積及びそれによる摩擦抵抗を小さくすることができる。
既述のとおり、本実施形態において、隆起部60の前方部分62の外周縁は、前方か後方へ向かって次第に高さ寸法が大きくなるように傾斜しており、突出部分70になだらかに摺接するので、摺接したときに前方部分62の一部が引っ掛かったり破損したりするおそれはない。また、隆起部60は、内筒40の後方フランジ45から前方Xへ所与寸法離間して位置している。このように、隆起部60が後方フランジ45から所定寸法離間していることによって、隆起部60と突出部分70とを摺動させながら内筒40を前方Xへ移動し、隆起部60が完全に突出部分70を通過したときに、内筒40と外筒30とが非接触の状態となって摩擦抵抗が生じなくなる。それにより、後記のとおり、使用者はタンポン20の大部分又は全体が安全に膣腔内に挿入されたことを確認することができる。
具体的には、後記の本願発明の効果を奏するために、後方フランジ45と隆起部60の後方部分63との離間寸法R1が約1.5〜3.0mmであることが好ましい。換言すると、離間寸法R1は、「外筒30の突出部分70と開口端縁との離間寸法R2+約0.5mm以上」の大きさであることが好ましい。かかる大きさを有することによって、突出部分70と内筒40の隆起部60とが完全に接触しない状態となった後に、内筒40をさらに前進させることによって後端開口32aの開口端縁を内筒40の後方フランジ45に当接させることができ、内外筒30,40が嵌合したときの感触を確かに感じることができるからである。一方、離間寸法R1と離間寸法R2との差が約0.5mm以下の場合には、突出部70と隆起部60とによる摩擦抵抗がなくなるとほぼ同時に開口端縁と後方フランジ45とが当接することになるので、内外筒30,40が完全に嵌合したときの感触を確かに感じることができない虞がある。
図7及び図8を参照すると、アプリケータ10を使用してタンポン20を膣腔内80に挿入する方法の一例として、一方の手で摘持部39を摘んだ状態のままアプリケータ10を前端側から膣腔内80へ挿入し、他方の手の人差し指81で内筒40の後端42を押圧して、内筒40を前方Xへ(膣腔内80側へ)移動させる。このような使用方法においては、使用者は、膣腔内80にタンポン20が適正に挿入されたことを視認することができない。
かかる挿入操作において、内筒40の後端42を押圧して前端41でタンポン20を押し出し口37から押し出しながら前方Xへ移動させると、タンポン20と内筒40とが外筒30の内周面33に当接することがないので、摩擦抵抗が生じることなく、スムーズに内筒40を移動させることができる。そのまま押圧すると、内筒40の前方フランジ44が外筒30の前端31内に移動したときに、タンポン本体21の大部分が膣空内80へ挿入され、内筒40の隆起部60が外筒30の突出部分70に当接される。
このように、隆起部60が突出部分70と摺接されることによって摩擦抵抗が生じるので、使用者はさらに強い力で内筒40を押圧する必要がある。隆起部60は、後方へ向かって次第に表面積が大きくなる形状を有し、摩擦抵抗は内筒40が前進するにつれて次第に大きくなるので、使用者は、徐々に強い力で内筒40を押圧することになる。その後、摩擦抵抗が生じなくなるまで、すなわち、隆起部60が突出部分70を完全に通過するまで押圧し続けて、摩擦抵抗が生じなくなったときに、タンポン20が確実に膣腔内80に挿入されたことを確認することができる。使用者は、人差し指81のみで内筒40を押圧してタンポン20を押し出すので、僅かな摩擦抵抗の増減であっても感覚的に認識することができる。
内筒の外周面に隆起部(場合によっては、ロック機能を有するものを含む)がない場合には、内筒を押圧するときに一切の摩擦抵抗が生じないので、使用者はタンポン本体が完全に膣腔内に挿入されたことを確認することができない。また、例えば、隆起部がその表面積が変化しない形状を有している場合には、隆起部が突出部分に摺接したときに摩擦抵抗が発生することによって、使用者はタンポンの挿入操作が終わることを直前に知ることができるが、そのまま内筒を前進させても摩擦抵抗の大きさが変化しないので、使用者はすでにタンポンが完全に膣腔内に挿入されたものと考えて、タンポンが押し出し口から完全に押し出される前に押圧を止めてしまうおそれがある。また、かかる場合には、使用者が隆起部が外筒の内周面と摺接して摩擦抵抗が発生した瞬間を捉えることができなかったときに、一定の大きさの摩擦抵抗が続くことになるので、同様に、タンポンの押し出し操作が終わることを知ることができない。タンポンが完全に押し出し口から押し出される前にアプリケータを膣から外してしまうと、タンポンが正しい位置に挿入されず、着用中に膣腔内から外れてしまったり、経血がタンポンに吸収されずに漏れ出てしまうおそれがある。
本発明に係る隆起部60による摩擦抵抗は、使用者にタンポン20の挿入操作が終わることを直前に知らせる予告サインであるとともに、タンポン20を完全に押し出すための押し出し継続サインとして機能する。すなわち、使用者は、摩擦抵抗の発生によってタンポン20の挿入操作が完了する直前であることを認識することができるとともに、摩擦抵抗は内筒40を前進させるにつれて次第に大きくなるものであるから、その摩擦抵抗が変化している間はタンポン本体21の挿入が完了していないことになるので、使用者は継続して押圧をし続けて意識的に止めることはない。使用者は、摩擦抵抗がなくなるまで押圧しつづけて、最終的に隆起部60が突出部分70を通過して摩擦抵抗が発生しなくなった時点で挿入操作が完了したことを確認することができる。さらに、内筒40を前進させて、後方フランジ45が外筒30の後端開口32aに進入するまで内筒40を押圧したとしても、外筒30の前端31を形成する花弁体35は可撓性を有するので、内筒40の前端41が外筒30の前端31内面に当たって弾性反発し、そのまま人差し指82を離すと、後方フランジ45は外筒31の後端32から後方Yへ突出した状態となる。
隆起部60の前方部分62が円弧状であったり、内筒40の周方向へ直状に延びる形状等であった場合には、後方Yへ向かって前方部分62の表面積が次第に大きくなることはなく、使用者が認識できる程度に段階的に摩擦抵抗を変化させることができないところ、隆起部60は前方Xに位置する頂点61において突出部分70と点で接触し、摩擦抵抗がほぼない状態から開始されるので、隆起部60の前後方向における寸法が比較的に小さい場合であっても、使用者が認識できる程度に摩擦抵抗を徐々に変化させることができる。
隆起部60は、前方部分62における摩擦抵抗の最大値(ピーク)となる接触域C5から後方へ向かって幅狭となる形状を有しており、後方部分63において摩擦抵抗が次第に小さくなる。したがって、使用者は、内筒40を前進させながら摩擦抵抗のピークになるまで押圧し、次第にそれが小さくなるように変化することによって、挿入操作の終了を(摩擦抵抗がなくなることを)さらに直前で知ることができる。本発明の効果を奏する限りにおいて、隆起部60は内筒40の外周面43ではなくて、平坦状の内筒40の外周面43の一部と摺接するように、外筒30の内周面33に形成されていてもよい。また、タンポン20を膣腔内に挿入した後に、隆起部60が外筒30の内周面33に形成された係止部に係止されて、隆起部60において内筒40の移動を規制(ロック)することもできる。
隆起部60は、外筒30の内周面33に配置した場合であっても上記の技術的効果を同様の効果を得ることもできるが、内筒40の外周面43に配置することによって、使用者が使用前及び着用操作中に視認することができ、アプリケータ10がタンポン本体21の挿入操作の完了を直前で知らせるサイン機能を有することを知ることができる。また、ハート状等の意匠性のある立体的な形状や模様を採用することによって、装飾性が向上し、使用者の注意を惹き易くなる。さらに、かかるサイン機能の説明について、アプリケータ10の包装紙に印刷することも有効である。
<(最大)摩擦抵抗値の測定>
下記表1は、本発明に係るアプリケータ10の実施例における、内筒40を前進させて隆起部60を突出部分70に摺接させたときに生じる最大摩擦抵抗値(N)と、実施例と同様の基本構成を有し、隆起部の形状のみが相違する比較例におけるアプリケータの最大摩擦抵抗値(N)とを示したものである。図9(a)は、最大摩擦抵抗値の測定における比較例1の隆起部の形態を示す、図5と同様の図、(b)図9(a)に示すIX(b)−IX(b)線に沿う模式的断面図。(c)最大摩擦抵抗値の測定における比較例2の隆起部の形態を示す、図5と同様の図、(d)図9(c)に示すIX(d)−IX(d)線に沿う模式的断面図である。
<実施例1>
実施例1のアプリケータ10における隆起部60は、略ハート形状であって、内筒40の外周面に等間隔に3つ配置されており、それぞれ、後方部分63(最も高さ寸法の大きな部分)の高さ寸法が約0.25mm、中心軸Pを中心とした中心角θが約100度、隆起部60と後方フランジ45との離間寸法R1が約3.74mmである。
<比較例1>
比較例1のアプリケータ100における隆起部160は、内筒140の外周面に等間隔に3つ配置されており、それぞれ、後方部分(最も高さ寸法の大きな部分)163の高さ寸法が約0.25mm、中心軸Pを中心とした中心角θが約100度、隆起部160と後方フランジ145との離間寸法R1が約3.74mmである。図9(a)を参照すると、比較例1の隆起部160は、実施例1と異なり、略矩形状であって、前方部分162と後方部分163との幅寸法は同一である。
<比較例2>
比較例2のアプリケータ100における隆起部160は、内筒140の外周面に等間隔に3つ配置されており、それぞれ、後方部分(最も高さ寸法の大きな部分)163の高さ寸法が約0.3mm、中心軸Pを中心とした中心角θが約75度、隆起部160と後方フランジ145との離間寸法R1が約3.74mmである。図9(c)を参照すると、比較例2の隆起部160は、実施例1と異なり、略矩形状であって、前方部分162と後方部分163との幅寸法は同一である。
<測定方法>
実施例1及び比較例1,2の最大摩擦抵抗値の測定には、圧縮試験機(株式会社島津製作所製精密万能試験機「オートグラフAG−1」)を使用した。まず、外筒30内にタンポン20を配置していない状態において、外筒30内に内筒40を挿入して外筒30の挿入部38をクランプで固定し、圧縮試験機の上側チャック(一対のチャックのうち、下側チャックは取り外す)で内筒40の後端42を約100mm/minの一定の速度で押圧した。内筒40を外筒30内において前進させ、隆起部60が突出部分70と摺接したとき(図7で示したC1)に生じた摩擦抵抗値(圧縮値)を隆起部60が突出部分70を完全に通過して摩擦抵抗が生じなくなり、かつ、内筒40の前端が外筒30の前端31まで到達して押し出し口37から押し出されるまで測定し、その最大値を最大摩擦抵抗値とした。また、タンポン用アプリケータの使用経験がある女性(20代〜40代)10名を対象とし、10mm/minを目安とした一定の速度で、同様に内筒40の後端を一方の手の人差し指で押圧する測定を、実施例1と比較例1,2とにおいて10回づつ行った。各測定において、各測定者が摩擦抵抗が生じるまで内筒40,140を押圧して、内筒40,140の隆起部60,160が完全に突出部分70,170を通過する前に、感覚的に押し出し操作が終了したと判断して、内筒の押し出し操作を途中で中止した割合を「押出し中止本数率」とした。
<測定結果>
実施例1においては、最大摩擦抵抗値は約1.0Nであって、「押出し中止本数率」が3.5%であるのに対し、比較例1においては、最大摩擦抵抗値が約2.7N、「押出し中止本数率」が18.0%、比較例2においては、最大摩擦抵抗値が約3.5N、「押出し中止本数率」が32.0%であった。実施例1においては、既述のとおり、隆起部60がハート形状を有しており、頂点61(摩擦抵抗値≒0)から後方Yへ向かうにつれて幅寸法が次第に大きくなることから、測定者は、急激な摩擦抵抗の発生を感じることはなく、また、最大摩擦抵抗が比較的に小さいことから、内筒40の前端41が外筒30の前端31まで移動していると感じることなく、隆起部60が突出部分170を通過するまで押圧する割合が高かったものといえる。一方、比較例1及び2においては、前方部分162と後方部分163とにおいて幅寸法に相違はなく、摩擦抵抗の発生時から比較的に大きな抵抗力が生じるので、測定者は、急激な摩擦抵抗の発生を感じ、また、最大摩擦抵抗が比較的に大きいことから、隆起部160が突出部分170を完全に通過する前に、すでに内筒140の前端が外筒130の前端まで到達していると感じて、内筒140の押し出し操作を中止してしまう割合が高かったものといえる。
比較例1と比較例2との測定結果から、最大摩擦抵抗値が約2.5〜3.0Nの場合には、「押出し中止本数率」が約15.0〜25.0%になると考えられ、最大摩擦抵抗値が3.0N以上の場合には、摩擦抵抗が大きくなりすぎて挿入しづらく大部分の測定者が押し出しを中止すると考えられる。したがって、大部分の測定者が内筒40,140を押し出すまで(タンポンが外筒30,130内に配置されている場合にはそれを押し出すまで)押圧を続けるためには、最大摩擦抵抗値が3.0N以下であることが好ましいといえる。
<変更例>
図10(a)〜(e)は、本発明のアプリケータ10のいくつかの変更例を示す、隆起部の拡大平面図である。
図10(a)〜(c)に係るアプリケータ10においては、それぞれ、内筒40の隆起部60の外形が、略スペード状、略ダイヤ状、略ディアドリップ状であって、各隆起部60は、頂点61と、後方へ向かうにつれて幅寸法(表面積)が次第に大きくなる前方部分62と、後方へ向かうにつれて次第に幅寸法(表面積)が小さくなる後方部分63とを有する。これらの変更例における隆起部60であっても、隆起部60と突出部分70とが摺接することによって生じる摩擦抵抗が、ほぼ無抵抗の状態から内筒40が前進するにつれて徐々に大きくなり、かつ、摩擦抵抗が最大になった後に徐々にそれが小さくなっていくことから、前記の実施形態に係る隆起部60と同様の技術的効果を奏する。
図10(d)に係る隆起部60は、その外形が略矢印状であって、前方部分62において内筒40が前進するにつれて次第に摩擦抵抗が大きくなる形状有する一方、後方部分63においては表面積が一定であるので、摩擦抵抗に変化はない。また、図10(e)に係る隆起部60は、略三角状を有し、頂点61から内筒40が前進するについて次第に摩擦抵抗が大きくなる形状を有しているところ、摩擦抵抗が最大になった後に、急に摩擦抵抗が生じなくなる。図10(d),(e)に係る隆起部60であっても、i)頂点61においてほぼ無抵抗の点から摩擦抵抗が開始され、ii)頂点から後方へ向かって次第に表面積が大きくなる形状を有していることから、内筒40を前進するについて次第に摩擦抵抗が大きくなる、ことから本発明の技術的効果を奏することができる。また、図10(e)の態様については、摩擦抵抗が最大になった後に、急に摩擦抵抗が生じなくなるので、使用者はタンポン20の挿入が完了したことを認識することができる。
本発明のアプリケータ10を構成する各構成材料には、特に記述がなされている場合を除き、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
前方と後方とを有し、前後両端に開口部を有する外筒と、前記後端の開口部に前後方向へ移動可能に挿入され、前記外筒に収容されたタンポン本体を前記前端の開口部から押し出すことが可能な内筒とを有するタンポン用アプリケータにおいて、前記内筒の後端側の外周面には、前記内筒の前端が前記外筒の前記前端に移動したときに前記外筒の内周面の一部と摺接する隆起部が位置しており、前記隆起部は、前端と、前記前端の頂点から後方へ向かって次第に幅広となる略V字形の外形を有する前方部分と、前記前方部分の後方に位置し、後方へ向かうにつれて次第に幅狭となる後方部分とを有する
上記段落0043に開示した本発明に係るタンポン用のアプリケータは、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。
(1)前記外筒の内周面の一部は、前記内周面から内方へ突出する部分であって、前記隆起部は前記突出部分と前記内筒の周方向において線状に当接する。
(2)前記隆起部は、前記内筒の後端縁から前方へ所与寸法離間して位置する。
(3)前記前方部分の外周縁は前方から後方へ向かって高さ寸法が大きくなるように傾斜している。
(4)前記隆起部と前記外筒の内周面の一部とが摺接するときに生じる最大摩擦抵抗値が、3.0N以下である。
(5)前記隆起部は、前記内筒の外周面に複数配置されており、互いに周方向において等間隔に位置する。
10 タンポン用アプリケータ
20 タンポン
21 タンポン本体
30 外筒
33 外筒の内周面
32a 後端開口(開口部)
37 前端開口(開口部,押し出し口)
40 内筒
60 隆起部
61 頂点
62 前方部分
63 後方部分
X 前方
Y 後方

Claims (6)

  1. 前方と後方とを有し、前後両端に開口部を有する外筒と、前記後端の開口部に前後方向へ移動可能に挿入され、前記外筒に収容されたタンポン本体を前記前端の開口部から押し出すことが可能な内筒とを有するタンポン用アプリケータにおいて、
    前記内筒の後端側の外周面には、前記内筒の前端が前記外筒の前記前端に移動したときに前記外筒の内周面の一部と摺接する隆起部が位置しており、
    前記隆起部は、前端と、前記前端の頂点から後方へ向かって次第に幅広となる略V字形の外形を有する前方部分と、前記前方部分の後方に位置し、後方へ向かうにつれて次第に幅狭となる後方部分とを有する前記アプリケータ。
  2. 前記外筒の内周面の一部は、前記内周面から内方へ突出する部分であって、前記隆起部は前記突出部分と前記内筒の周方向において線状に当接する請求項に記載のアプリケータ。
  3. 前記隆起部は、前記内筒の後端縁から前方へ所与寸法離間して位置する請求項1又は2に記載のアプリケータ。
  4. 前記前方部分の外周縁は前方から後方へ向かって高さ寸法が大きくなるように傾斜している請求項1〜3のいずれかに記載のアプリケータ。
  5. 前記隆起部と前記外筒の内周面の一部とが摺接するときに生じる最大摩擦抵抗値が、3.0N以下である請求項1〜4のいずれかに記載のアプリケータ。
  6. 前記隆起部は、前記内筒の外周面に複数配置されており、互いに周方向において等間隔に位置する請求項1〜5のいずれかに記載のアプリケータ。
JP2014077731A 2014-04-04 2014-04-04 タンポン用のアプリケータ Active JP5623666B1 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014077731A JP5623666B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 タンポン用のアプリケータ
KR1020167023025A KR102338800B1 (ko) 2014-04-04 2015-02-13 탐폰용 어플리케이터
PCT/JP2015/053949 WO2015151602A1 (ja) 2014-04-04 2015-02-13 タンポン用のアプリケータ
CN201580015634.7A CN106132366B (zh) 2014-04-04 2015-02-13 棉塞用的送塞器
EP15772616.7A EP3127518A4 (en) 2014-04-04 2015-02-13 Tampon applicator
US15/300,274 US11051993B2 (en) 2014-04-04 2015-02-13 Tampon applicator
TW104110980A TW201542179A (zh) 2014-04-04 2015-04-02 棉條用導管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014077731A JP5623666B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 タンポン用のアプリケータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5623666B1 true JP5623666B1 (ja) 2014-11-12
JP2015198698A JP2015198698A (ja) 2015-11-12

Family

ID=51942643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014077731A Active JP5623666B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 タンポン用のアプリケータ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11051993B2 (ja)
EP (1) EP3127518A4 (ja)
JP (1) JP5623666B1 (ja)
KR (1) KR102338800B1 (ja)
CN (1) CN106132366B (ja)
TW (1) TW201542179A (ja)
WO (1) WO2015151602A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114246734A (zh) * 2020-09-24 2022-03-29 祯佶祥实业股份有限公司 具有泡绵吸收体的垫体及卫生棉条

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010104166A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 ユニ・チャーム株式会社 タンポンアプリケータ
JP2012005720A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Rohto Pharmaceutical Co Ltd アプリケータ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03106365A (ja) * 1989-09-20 1991-05-02 Kao Corp タンポン
DE19503011C2 (de) * 1995-01-31 1997-11-27 Johnson & Johnson Gmbh Tamponapplikator und Verfahren und Vorrichtung zu seiner Herstellung
US20030105421A1 (en) * 2001-10-17 2003-06-05 Playtex Products, Inc. Tampon applicator
US8303558B2 (en) * 2002-06-25 2012-11-06 The Procter & Gamble Company Tampon applicator having corrugated grip
US7727208B2 (en) * 2002-09-12 2010-06-01 Playtex Products, Inc. Ergonomic tampon applicator
US8372028B2 (en) 2004-11-19 2013-02-12 The Procter & Gamble Company Tampon applicator
AU2006230595A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Novel tampon applicator
US8162872B2 (en) * 2005-12-29 2012-04-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator with ridges and multiple petals
WO2007115091A1 (en) 2006-03-31 2007-10-11 Mc Neil-Ppc, Inc Applicator device
KR100809278B1 (ko) 2006-05-30 2008-03-03 주식회사 케이티 개인 및 기업 전화의 착발신 내역에 대한 통계 및 트래픽랭크 분석 시스템 및 방법
KR20090031013A (ko) * 2007-09-21 2009-03-25 유한킴벌리 주식회사 탐폰 어플리케이터
US20090192436A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 Nancy Karapasha Applicator having plunger with gripping elements
US9339419B2 (en) * 2008-07-15 2016-05-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tampon applicator
JP5851094B2 (ja) * 2010-12-27 2016-02-03 ユニ・チャーム株式会社 タンポン用アプリケータ
US8458882B2 (en) * 2011-02-10 2013-06-11 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method for assembling a tampon applicator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010104166A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 ユニ・チャーム株式会社 タンポンアプリケータ
JP2012005720A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Rohto Pharmaceutical Co Ltd アプリケータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3127518A4 (en) 2017-03-29
CN106132366B (zh) 2020-02-07
CN106132366A (zh) 2016-11-16
KR102338800B1 (ko) 2021-12-10
US11051993B2 (en) 2021-07-06
EP3127518A1 (en) 2017-02-08
JP2015198698A (ja) 2015-11-12
WO2015151602A1 (ja) 2015-10-08
TW201542179A (zh) 2015-11-16
US20170143557A1 (en) 2017-05-25
KR20160142279A (ko) 2016-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9186282B2 (en) Tampon applicator
KR101837231B1 (ko) 탐폰 어플리케이터를 조립하기 위한 방법
RU2523111C2 (ru) Аппликатор для тампона
EP1704841B1 (en) A tampon applicator assembly
US7241274B2 (en) Sanitary tampon
US20080167599A1 (en) Active applicator
US20120101467A1 (en) Tampon and method for manufacturing thereof
US20080167598A1 (en) Active applicator
CA2631458A1 (en) Tampon applicator
WO2012127877A1 (en) Sanitary tampon and tampon and applicator assembly
JP5623666B1 (ja) タンポン用のアプリケータ
CN111093578B (zh) 卫生棉条施加器
CN111050717B (zh) 卫生棉条施加器
KR200493306Y1 (ko) 실 삽입 기구
JP6439007B2 (ja) 吸収性物品
US20210290448A1 (en) Tampon and applicator assembly with advantageously-shaped gripping portion
US20210052435A1 (en) Catheter tampon and telescopic catheter set and finger sheath thereof
JP6155296B2 (ja) 吸収性物品
JPH0432664B2 (ja)
CA2196593A1 (en) Tampon applicator having a semi-spherically shaped pleated tip

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5623666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250