JP4494067B2 - 収納容器用rfid記録媒体発行方法並びに収納容器確認システム - Google Patents

収納容器用rfid記録媒体発行方法並びに収納容器確認システム Download PDF

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本発明は、靴やバッグなどの収納容器(箱や袋など)に表示する収納容器用RFID記録媒体発行方法並びに収納容器確認システムに係るもので、特に、陳列した高級ブランドの靴やバッグなどの商品を収納し直す際に、商品と、箱や袋などの収納容器との符合を容易とした収納容器用RFID記録媒体発行方法並びに収納容器確認システムに関する。
従来における収納容器用記録媒体(収納容器用ラベル)としては、台紙上において、容器用ラベル片と商品用ラベル片とに分割したラベル片を備え、容器用ラベル片の台紙を剥離した状態で収納容器に貼り付けるとともに、商品用ラベル片を箱から分離して、別途陳列する商品に貼り付けるようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この収納容器用ラベルであると、目視で箱と商品との符合を図る必要があり、面倒であるという問題がある。すなわち、商品を収納容器から取り出して別途陳列する必要がある、例えば、靴やバッグ、帽子、装飾品、置物、楽器、あるいは玩具などは、陳列したのち該当する箱に収納し直す場合があり、特に、売れたような場合は、お客を待たしているため、短時間のうちに該当商品と箱などの収納容器との一致(符合)を図る必要があったが、目視による符合のため時間が掛かるという問題があり、さらに、手近な箱で間に合わせると商品と箱との不一致が発生し、ブランドの高級感が損なわれるという問題があり、商品と収納容器とを容易に符合させることができるような収納容器用RFID記録媒体発行方法並びに収納容器確認システムの開発が望まれた。
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、陳列した靴やバッグなどの商品を収納し直す際に、商品と、箱や袋などの収納容器との符を容易とした収納容器用RFID記録媒体発行方法並びに収納容器確認システムを提供することを課題とする。
本発明に係る収納容器用RFID記録媒体発行方法は、商品および商品を収納するための収納容器に表示する商品用および収納容器用記録媒体片を発行する収納容器用RFID記録媒体発行方法であって、等間隔に検出マークを有するとともに、前記検出マーク間に、RFID部が内蔵された記録媒体片を分離可能に形成して成る帯状のRFID記録媒体と、このRFID記録媒体を供給する媒体供給部と、この媒体供給部より下流側に設けられ、供給された前記RFID記録媒体の表面に前記商品に関する情報を印字する印字手段と、前記媒体供給部と印字手段との間に形成された搬送路と、前記搬送路に沿って前記RFID記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送路に設けられ、前記RFID記録媒体の前記検出マークを検出する検出手段と、前記搬送路に設けられるとともに、前記RFID記録媒体の記録媒体片に内蔵された前記RFID部に対する読取り及び前記商品に関する情報の書込みを行うRFID読込み・書込み手段と、を備え、複数枚の前記記録媒体片に、同一の前記商品に関する情報を連続して前記印字手段により印字し、かつ、前記RFID読込み・書込み手段により書込むとともに、前記それぞれの記録媒体片のRFID部に商品用または収納容器用の種類区分を書込むことを特徴とする。
さらに、RFID読込み・書込み手段および印字手段の下流側に、RFID記録媒体を印字媒体片に切断する切断手段を設け、同一の商品に関する情報が書込まれた複数枚の記録媒体片を単位として切断手段により切断するようにできる
た、本発明に係る収納容器確認システムは、陳列された商品と、その商品の収納容器との符合を図る収納容器確認システムであって、前記商品に関する情報がその表面に表示されるとともに、内蔵されたRFID部に書込まれた記録媒体片と、この記録媒体片を複数連接し、隣り合った記録媒体片の一つを商品用記録媒体片および一つを収納用器用記録媒体片として分離可能に形成したRFID記録媒体と、このRFID記録媒体を前記商品用記録媒体片と前記収納容器用記録媒体片とに分離するとともに、商品および収納容器に表示する表示手段と、前記商品用記録媒体片または前記収納容器用記録媒体片の前記RFID部に書込まれた商品の情報を非接触で読取り可能で、かつ、読取った商品の情報の符合が図れる読取り装置と、を備え、前記前記読取り装置にて商品用記録媒体片の商品に関する情報を読取り、かつ、その情報を保持するとともに、収納容器用記録媒体片の前記商品に関する情報を読取り、前記商品用記録媒体片および収納容器用記録媒体片の符合が図れた収納容器を検出することを特徴とする。
また、商品用記録媒体片および収納容器用記録媒体片のRFID部には、おのおの記録媒体片の種類フラグが設けられているようにできる。
本発明に係る収納容器用RFID記録媒体発行方法は、複数のRFID記録媒体に同一の商品に関する情報を連続して印字手段により印字し、かつ、RFID読込み・書込み手段により書込むとともに、それぞれの記録媒体片のRFID部に商品用または収納容器用の種類区分を書込み、分離するようにしたので、一方の記録媒体片を商品に、他方の記録媒体片を収納容器に用いるようにでき、しかも、非接触状態での確認が可能になるという効果がある
らに、本発明に係る収納容器確認システムは、読取り装置にて商品用記録媒体片の商品に関する情報を読取り、かつ、その情報を保持するとともに、収納容器用記録媒体片の商品に関する情報を読取り、商品用記録媒体片および収納容器用記録媒体片の符合が図れた収納容器を検出するため、商品と収納容器の符合が容易に図れるという効果がある。
図1は、本発明の収納容器用RFID記録媒体発行方法を用いたプリンタの一実施の形態の構成例を示す概略説明図である。
同図に示すように、プリンタ1は、後述する「RFID記録媒体」を装着する媒体供給部3と、補助ローラ4と、「検出手段」としての反射センサ5と、「RFID読込み・書込み手段」としてのRFIDリード・ライト部6と、「印字手段」としての印字部7と、リボン部8と、「切断手段」としてのカッタ部9と、前記各部と接続される制御部10と、前記媒体供給部3および印字部7の間に形成された搬送路11と、を備える。
先ず、図2に基づき、タグ状のRFID記録媒体20につき説明する。
RFID記録媒体20は、長尺状の基材21と、この基材21にほぼ等間隔であけられた孔22と、基材21の裏面に等間隔で予め印刷された「検出マーク」としての矩形状の識別マーク23と、この識別マーク23の後端部近辺において、幅方向にわたって形成されたミシン目24と、を備えており、前記ミシン目24により記録媒体片25が区画・形成されている。そして、記録媒体片25ごとに、ICチップ26およびアンテナ27を備えたRFID部28が内蔵されている。
RFID部28は、RFID(Radio Frequency Identification)による情報の送受信が可能であり、アンテナ27を介してICチップ26に対し図示省略の価格や品番、サイズなどの商品に関する情報(以下、適宜、単に商品情報と称す)を書込めるようになっている。
また、RFID記録媒体20の表面側は、前記RFID部28のICチップ26に書込む価格や品番、サイズなどの商品の情報(図示省略)と同様の情報を印字して表示できるようになっている。
図3は、ラベル状のRFID記録媒体30であり、帯状の台紙31上に図示省略の粘着剤を介して仮着されたラベル32と、台紙31の裏面に等間隔で予め印刷された「検出マーク」としての矩形状の識別マーク33と、を備えており、前記識別マーク33、33間が記録媒体片34として区画・形成される。そして、記録媒体片34のラベル32ごとに、ICチップ26およびアンテナ27を備えたRFID部35が内蔵されている。
RFID部35は、RFID(Radio Frequency Identification)による情報の送受信が可能であり、アンテナ27を介してICチップ26に対し図示省略の商品情報を書込めるようになっている。
また、RFID記録媒体30のラベル32は、前記RFID部35のICチップ26に書込む商品情報(図示省略)と同様の情報を印字して表示できるようになっている。
次に、図1に戻って、プリンタにつき説明する。
なお、以下においては、説明の都合上、主に、タグ状のRFID記録媒体20を使用した例で説明し、ラベル状のRFID記録媒体30については、必要に応じて適宜、説明する。
補助ローラ4は、媒体供給部3に装着されて繰出されたRFID記録媒体20を挟持し、電源投入、あるいは、RFID記録媒体20の交換後の立上げ時などに回転してRFID記録媒体20をフィードするようになっており、RFID記録媒体20は印字部7が形成される下流側へ向けて搬送路11を搬送される。
反射センサ5は、搬送路11に設けられるとともに、前記搬送中のRFID記録媒体20の基材21の裏面に向けて光を照射する発光部5a、この発光部5aより照射された光を受光する受光部5bとから構成され、受光した光量の変化に基づき、基材21裏面の識別マーク23を検出するようになっている。
RFIDリード・ライト部6は、前記RFID記録媒体20のRFID部28に対する送受信を行う装置であって、アンテナ27を介してICチップ26の固有IDを読取るとともに、読取りができたICチップ26に対して図示省略の商品情報を送信・書込むことができるようになっている。
印字部7は、印字ヘッド12およびプラテン13を備え、RFID記録媒体20の表面に対し印字ヘッド12を介して商品情報を印字するとともに、プラテン13は、図示省略のステッピングモータに接続され、前記印字ヘッド12との間に挟持したRFID記録媒体20をステッピングモータ(図示省略)の回転に従い下流側(矢示F方向)へ搬送、または、上流(矢示B方向)側へバックフィード(逆搬送)するようになっている。
リボン部8は、インクリボン14と、インクリボン14を装着するリボン供給部15と、リボン巻取り部16と、補助ローラ17とを備える。リボン供給部15に装着したインクリボン14は、補助ローラ17を経て前記印字ヘッド12とプラテン13の間に挟持しリボン巻取り部16へ巻取られる途中で印字ヘッド12の熱により融解し、前記RFID記録媒体20の表面に印字ヘッド12を介して商品に関する情報が熱で転写できるようになっている。
カッタ部9は、カッタセンサ18およびカッタ刃19を備えており、カッタ部9まで搬送されたRFID記録媒体20をカッタ刃19により所定のタイミングで切断して複数枚連接された「記録媒体片」を作成するようになっている。
また、カッタセンサ18は、カッタ刃19の上流側に設けられており、カッタ刃19によって切断されたRFID記録媒体20を印字位置までバックフィード(矢示B方向)する際、正常にバックフィードされたかを確認するためのセンサであり、印字部7より下流に設けられたカッタ部9側にRFID記録媒体20が搬送されたときにOFFとなってRFID記録媒体20の存在を認識でき、また、切断後のバックフィードで印字部7側へ搬送されたときONになって、RFID記録媒体20がカッタ部9と印字部7との間に存在しないことが確認できるようになっている。
制御部10は、前記補助ローラ4、反射センサ5、RFIDリード・ライト部6、印字部7、リボン部8およびカッタ部9などの各部に接続され、各部の制御を行うようになっている。
次に、図4および図5に基づき、「記録媒体片」について説明する。
図4は、前記プリンタ1を用いてタグ状のRFID記録媒体20より、商品情報が印字および書込まれた収納容器用RFID記録媒体50を作成した例を示す説明図である。
同図に示すように、収納容器用RFID記録媒体50は、RFID記録媒体20より、ミシン目24を挟んだ状態で2枚連接して切断され形成されており、一方の記録媒体片25は商品用記録媒体片25aであり、他方の記録媒体片25は収納容器用記録媒体片25bとされる。
基材21の表面には、少なくとも、商品情報部40、価格印字部41およびバーコード印字部42が形成されており、例えば、商品情報部40にはメーカーの品番、商品の色やサイズなどを、また、価格印字部41には販売価格を、さらに、バーコード印字部42には前記の品番などをバーコード化して、おのおの印字し表示する。前記商品用および収納容器用記録媒体片25a、25bには、同一の商品に関する情報を印字するものとし、任意のレイアウトで任意の表示内容を印字可能である。
内蔵されたRFID部28には、表面に印字した商品情報部40、価格印字部41およびバーコード印字部42に印字した内容と同一の内容のほか、図示省略の入荷日、入荷元、仕入価格などの商品情報、および記録媒体片の図示省略の種類フラグなどが書込まれている。種類フラグ(図示省略)は、ミシン目24により連接された記録媒体片25の種類を示すもので、例えば、一方の記録媒体片25aは「1」、他方の記録媒体片25bは「2」のように設定されている。ミシン目25より分離して2つの記録媒体片25a、25bにしたとき、同フラグを除いた商品情報が同一のため、どちらを商品用または収納容器用記録媒体片25a、25bとして用いてもよいものである。
図5は、前記プリンタ1を用いてラベル状のRFID記録媒体30より、商品に関する情報が印字および書込まれた収納容器用RFID記録媒体60を作成した例を示す説明図である。
同図に示すように、収納容器用RFID記録媒体60は、RFID記録媒体30より、識別マーク33、33間に区画・形成された記録媒体片34が2枚連接された状態で台紙31ごと切断され形成されており、一方の記録媒体片34は商品用記録媒体片34aであり、他方の記録媒体片34は収納容器用記録媒体片34bとされる。
前記記録媒体片34の台紙31上には、ラベル32a、32bが各々仮着されており、ラベル32a、32bの表面には、少なくとも、商品情報部40、価格印字部41およびバーコード印字部42が設けられている。例えば、商品情報部40にはメーカーの品番、商品の色やサイズなどを、また、価格印字部41には販売価格を、さらに、バーコード印字部42には前記の品番などをバーコード化して、おのおの印字し表示する。
前記商品用および収納容器用記録媒体片34a、34bのラベル32a、32bには、同一の商品情報を印字するものとし、任意のレイアウトで任意の表示内容を印字可能である。
内蔵されたRFID部28には、表面に印字した商品情報部40、価格印字部41およびバーコード印字部42に印字した内容のほか、図示省略の入荷日、入荷元、仕入価格などの商品に関する情報、および記録媒体片の図示省略の種類フラグなどが書込まれている。種類フラグ(図示省略)は、台紙31上に連接された「記録媒体片」としてのラベル32の種類を示すもので、例えば、一方の記録媒体片34aのラベル32aは「1」、他方の記録媒体片32bのラベル32bは「2」のように設定されている。台紙31より剥離して2つのラベル32a、32bにしたとき、同フラグを除いた商品情報が同一のため、どちらを商品用または収納容器用記録媒体片32a、32bとして用いてもよいものである。
次に、図6に基づき、本発明に係る収納容器用RFID記録媒体の使用形態につき説明する。
なお、以下においては、説明の都合上、商品として靴を例にとり、かつ、主に、タグ状の収納容器用RFID記録媒体50を例にとって説明することとし、ラベル状の収納容器用RFID記録媒体60については、必要に応じて言及することとする。
同図は、本発明の収納容器確認システムの一実施の形態の構成例を示しており、同図に示すように、本実施の形態は、靴65を仕入れる仕入部門70と、靴65および箱75を保管する保管エリア80と、靴65を陳列する売場90とから構成されている。
仕入部門70は、仕入れた靴65に表示する前述の収納容器用RFID記録媒体50(図4)、または、収納容器用RFID記録媒体60(図5)を発行する部署であり、前述のプリンタ1を備えている。プリンタ1を作動し、所定の仕入品情報を入力すると、商品情報部40、価格印字部41およびバーコード印字部42などに商品に関する情報が印字・表示された商品用記録媒体片25aおよび収納容器用記録媒体片25bが2枚連接されたタグ状の収納容器用RFID記録媒体50を発行する。発行された収納容器用RFID記録媒体50は靴65とともに靴箱75に収納され、保管エリア80へと運ばれて収納・保管される。
次に、保管エリア80における処理を説明する。
保管エリア80では、スペースが狭い関係で靴65および靴箱75は通常複数段、積み重ねて保管する。Yは、靴65が靴箱75とともに保管されている一時保管スペースを表している。また、保管エリア80では、必要に応じて一時保管スペースYより靴65を選び売場90に陳列(ディスプレイ)するが、読取り装置85により積み重ねられた一時保管スペースYより該当する靴65を検索する。
ここで、保管エリア80や売場90で使用する読取り装置85について説明する。
読取り装置85は、前述タグ状の収納容器用RFID記録媒体50に書込まれた情報を非接触で読取り・書込み可能な「RFIDリーダ・ライタ」であり、RFID部28のアンテナ27を介してICチップ26に書込まれた図示省略の価格や商品番号、サイズなどの商品情報を送受信可能とされている。また、読取った収納容器用RFID記録媒体50の前記商品情報を既知のCPUを使用してRAMなどに一時的に保持し、他の収納容器用RFID記録媒体50の商品に関する情報を読込んで、図示省略の品番、商品の色やサイズなどが同じかの符合(比較・照合)が図れるようになっている。また、図示省略の表示部に表示するようにもできる。
前述の読取り装置85を使って一時保管スペースYより該当する靴65を検索するには、対象とする靴の品番や色、サイズなどの商品情報、および記録媒体片25の図示省略の「種類フラグ」として商品用記録媒体片25aの種類を示す「1」を読取り装置85aに入力するとともに、一時保管スペースYに携帯した読取り装置85aを靴箱75の外からかざして読取るものであり、入力された前記商品に関する情報と、靴箱75内に収納されている収納容器用RFID記録媒体50のICチップ26に書込まれた商品に関する情報との符合が図られ、該当の靴65が非接触状態で検索されるものである。なお、符合が図られた場合、読取り装置85aの図示省略の表示部やランプを点滅させ、あるいは、既知のブザーなどにより知らせるようにしても良い。
次に、靴65を陳列する処理につき説明する。
靴箱75をあけて、中から靴65および収納容器用RFID記録媒体50(図4参照)を取出す。収納容器用RFID記録媒体50のミシン目24より分離し、一方の記録媒体片25aの孔22に糸などの取付け具95を取付けて商品用として靴65に取り付け・表示して売場90に陳列する。また、他方の記録媒体片25bは、収納容器用として靴箱75に再び収納するか、あるいは、靴箱75aに示すように孔22に取付けた取付け具95を介して箱の外から見えるように表示しても良い。靴箱75aのように箱の外から見えるように表示すれば目視による符合(照合)も可能となる。
次に、陳列した靴65と、靴箱75との符合につき説明する。
靴65が売れた、あるいは、陳列から戻したいような場合、陳列されていた靴65に対応する靴箱75に収納するため、売場90の靴65に表示されている商品用記録媒体片25aを読取り装置85bにて読取り、記録媒体片25aのICチップ26に書込まれている図示省略の商品情報および種類フラグを図示省略の読取り装置85bの表示部に表示させるとともに、内蔵される図示省略のCPU、RAMなどを使って一時記憶し保持する。
次いで、保管エリア80にて、一時保管スペースYの靴箱75に表示されているか、もしくは、靴箱75内に収納されている収納容器用記録媒体片25bを前記読取り装置85bにて非接触状態で読取り、記録媒体片25bのICチップ26に書込まれている図示省略の商品に関する情報との符合を図り、靴65に対応する靴箱75を探し出す。
上述したように、非接触で靴65と靴箱75との符合が図れ、靴65を元の靴箱75へ容易に返せるため、特に、「収納容器」と一体で取引されることにより価値が高い高級ブランドの靴やバッグの収納容器用記録媒体として用いて有効なものである。
上記、収納容器確認システムは、棚卸としても有効である。すなわち、積み重ねられた靴箱75の中を確認することなく非接触で中身を確認でき、しかも、記録媒体25の商品用および収納容器用記録媒体片25a、25bのそれぞれに異なる種類フラグ(図示省略)を設けてあるので、読取り装置85により読取ったときに、商品用および収納容器用記録媒体片25a、25bの2つが認識された場合は「在庫」、収納容器用記録媒体片25bのみが認識された場合で、かつ、靴65が陳列されていなかった場合は靴箱75が余分に残っていることが確認できる。
また、記録媒体25の商品用および収納容器用記録媒体片25a、25bにそれぞれ異なる「種類フラグ」(図示省略)を設けてあるので、靴65に間違えて収納容器用記録媒体片25bを取付けたとしても、靴65と靴箱75との符合時には、読取った「使用フラグ」とは異なるフラグを探すよう読取り装置85をプログラミングしておくことにより符合は可能である。
上記では、主に、タグ状の収納容器用RFID記録媒体50を例にとって説明したが、次に、ラベル状の収納容器用RFID記録媒体60を使用した場合につき説明する。
仕入部門70にて、収納容器用RFID記録媒体60を発行して靴65とともに靴箱75に収納して保管エリア80に運ぶ。
靴65の陳列時、靴箱75より収納容器用RFID記録媒体60を取出し、台紙31上のラベル32a、32bを剥がし、一方を靴底などに貼付け、他方は靴箱75の外側に貼付けて表示するか、靴箱75の内側に貼付ける。靴箱75の外側に貼付けると目視による認識も可能となる。但し、外側に貼付けると、靴箱75が粘着剤(図示省略)により汚れ、お客様に引き渡す際にクレーム対象になることが考えられるため、内側に貼ることも可能であり、内側に貼ると目視はできないものの、読取り装置85により非接触で靴箱75の外側より商品情報が認識できるものである。なお、収納容器用RFID記録媒体60に、タグ状の収納容器用RFID記録媒体50と同様ミシン目を設けて台紙31ごと記録媒体片34a、34bに分離できるようにすれば、靴箱75内にICチップ26付きのラベル32を備えた収納容器用記録媒体片34bを収納した場合においても箱を汚す心配がなく、他方、商品用記録媒体片34aを靴65の中に入れて表示したとしても靴65を汚す心配がない。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、収納容器用RFID記録媒体50、60は、プリンタ1を用いて印字・作成した例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、カラー印刷された基材21、あるいは、ラベル32にICチップ26およびアンテナ27を内蔵させて作製させてもよい。
また、収納容器用RFID記録媒体50、60は、記録媒体片を2枚連接した例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、高級ブランドバックのように商品(バック)と箱のほか収納用の袋を備えるような場合には、3枚連接することも可能である。
本発明の収納容器用RFID記録媒体発行方法を用いたプリンタの一実施の形態の構成例を示す概略説明図である。 同、プリンタで使用するタグ状のRFID記録媒体を示す概略斜視説明図である。 同、プリンタで使用するラベル状のRFID記録媒体を示す概略斜視説明図である。 同、タグ状の収納容器用RFID記録媒体の説明図である。 同、ラベル状の収納容器用RFID記録媒体の説明図である。 同、収納容器用RFID記録媒体の使用形態を示す説明図である。
符号の説明
1 プリンタ
3 媒体供給部
4 補助ローラ
5 反射センサ(検出手段)
6 RFIDリード・ライト部(RFID読込み・書込み手段)
7 印字部(印字手段)
8 リボン部
9 カッタ部(切断手段)
10 搬送路
11 印字ヘッド
12 プラテン
13 インクリボン
14 リボン供給部
15 リボン巻取り部
16 補助ローラ
17 カッタセンサ
18 カッタ刃
20 RFID記録媒体(タグ状)
21 基材
22 孔
23 識別マーク(検出マーク)
24 ミシン目
25 記録媒体片
25a 商品用記録媒体片
25b 収納容器用記録媒体片
26 ICチップ
27 アンテナ
28 RFID部
30 RFID記録媒体(ラベル状)
31 台紙
32 ラベル
33 識別マーク
34 記録媒体片
34a 商品用記録媒体片
34b 収納容器用記録媒体片
35 RFID部
40 商品情報部
41 価格印字部
42 バーコード印字部
50 収納容器用RFID記録媒体(タグ状)
60 収納容器用RFID記録媒体(ラベル状)
65 靴
70 仕入部門
75 靴箱
80 保管エリア
85、85a、85b 読取り装置
90 売場

Claims (4)

  1. 商品および商品を収納するための収納容器に表示する商品用および収納容器用記録媒体片を発行する収納容器用RFID記録媒体発行方法であって、
    等間隔に検出マークを有するとともに、前記検出マーク間に、RFID部が内蔵された記録媒体片を分離可能に形成して成る帯状のRFID記録媒体と、
    このRFID記録媒体を供給する媒体供給部と、
    この媒体供給部より下流側に設けられ、供給された前記RFID記録媒体の表面に前記商品に関する情報を印字する印字手段と、
    前記媒体供給部と印字手段との間に形成された搬送路と、
    前記搬送路に沿って前記RFID記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に設けられ、前記RFID記録媒体の前記検出マークを検出する検出手段と、
    前記搬送路に設けられるとともに、前記RFID記録媒体の記録媒体片に内蔵された前記RFID部に対する読取り及び前記商品に関する情報の書込みを行うRFID読込み・書込み手段と、を備え、
    複数枚の前記記録媒体片に、同一の前記商品に関する情報を連続して前記印字手段により印字し、
    かつ、前記RFID読込み・書込み手段により書込むとともに、
    前記それぞれの記録媒体片のRFID部に商品用または収納容器用の種類区分を書込むことを特徴とする収納容器用RFID記録媒体発行方法。
  2. さらに、前記RFID読込み・書込み手段および印字手段の下流側に、前記RFID記録媒体を前記印字媒体片に切断する切断手段を設け、
    同一の前記商品に関する情報が書込まれた複数枚の記録媒体片を単位として前記切断手段により切断することを特徴とする請求項1に記載の収納容器用RFID記録媒体発行方法。
  3. 陳列された商品と、その商品の収納容器との符合を図る収納容器確認システムであって、
    前記商品に関する情報がその表面に表示されるとともに、内蔵されたRFID部に書込まれた記録媒体片と、
    この記録媒体片を複数連接し、隣り合った記録媒体片の一つを商品用記録媒体片および一つを収納用器用記録媒体片として分離可能に形成したRFID記録媒体と、
    このRFID記録媒体を前記商品用記録媒体片と前記収納容器用記録媒体片とに分離するとともに、商品および収納容器に表示する表示手段と、
    前記商品用記録媒体片または前記収納容器用記録媒体片の前記RFID部に書込まれた商品の情報を非接触で読取り可能で、かつ、読取った商品の情報の符合が図れる読取り装置と、を備え、
    前記前記読取り装置にて商品用記録媒体片の商品に関する情報を読取り、かつ、その情報を保持するとともに、
    収納容器用記録媒体片の前記商品に関する情報を読取り、前記商品用記録媒体片および収納容器用記録媒体片の符合が図れた収納容器を検出することを特徴とする収納容器確認システム。
  4. 前記商品用記録媒体片および収納容器用記録媒体片の前記RFID部には、おのおの記録媒体片の種類フラグが設けられていることを特徴とする請求項に記載の収納容器確認システム。
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