JP4493089B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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Description

本発明は、びん等の物品を洗浄槽内にて洗浄する洗浄装置に関する。特に、洗浄作用により物品から離脱して洗浄液に混入するラベルなどの滓を簡単な構成により効率的に除去するための改良技術に関する。
この種の洗浄液を用いて物品を洗浄する洗浄装置では、洗浄作用により物品から離脱して洗浄液に混入する滓をそのままにしておくと、その滓によって洗浄効率が低下される。例えば、洗びん機においては、浸漬する洗浄液の洗浄作用によってびんの表面から離脱したラベル等の比較的比重の大きい滓は洗浄液中に混在し、またラベル等から遊離したコーティング剤やインクなどの比重の小さい滓は洗浄液の液面部に浮遊することになる。すなわち、洗浄作用により物品から離脱して洗浄液に混入する滓としては、洗浄液中に混在する滓と洗浄液の液面部に浮遊する滓とが含まれる。従来から、洗浄液の液面部に浮遊する滓を洗浄液と共に洗浄槽から溢流させて外部のタンクに回収し、さらに濾過処理を施した後に洗浄液を洗浄槽に還流して再使用するものが知られている(特許文献1)。
特許第2546732号公報
本発明は、前記従来技術を更に改良し、より簡単な構成によって洗浄液中に混在する滓と洗浄液の液面部に浮遊する滓とを除去可能な洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明では、前記課題を解決するため、物品を洗浄する洗浄槽と、洗浄液に含まれる滓を濾過する濾過手段を内部に備えた濾過タンクと、濾過後の洗浄液を前記洗浄槽へ還流するポンプとを備え、前記洗浄槽と濾過タンクとの間に、洗浄液の液面部をその液面上に空間を設けた状態で連通する第1通路と、前記洗浄槽と濾過タンクの下部を連通する第2通路とを設け、前記濾過手段を前記第1通路に臨ませて配設し、液面を浮遊する比重の小さい滓を前記第1通路を経て前記濾過タンク内へ移動させるとともに、洗浄液中に混在する比重の大きい滓を前記第2通路を経て前記濾過タンク内へ移動させ、それらの液面に浮遊する比重の小さい滓及び洗浄液中に混在する比重の大きい滓の双方の滓を共に前記濾過手段によって濾過するという技術手段を採用した。この技術手段の採用により、濾過タンク内に配設した濾過手段によって、前記第1通路を介して濾過タンクへ流通する洗浄液の液面部に浮遊する滓と、前記第2通路を介して濾過タンクへ流通する洗浄液中に混在する滓との双方の滓を濾過することができ、構成の簡略化を図ることができる。さらに具体的には、濾過手段としてドラム式を採用して第1通路に臨ませ、ドラムの内部から洗浄液を吸引して洗浄槽へ還流するように構成してもよいし、円板式などの他の濾過手段を適用することも可能である。
本発明によれば、濾過タンク内に濾過手段を配設して、洗浄槽との間に洗浄液の液面部をその液面上に空間を設けた状態で連通する第1通路と、それらの洗浄槽と濾過タンクの下部を連通する第2通路とを設けるという簡単な構成により、前記濾過手段を共通に使用して、洗浄液の液面部に浮遊する滓と洗浄液中に混在する滓との双方の滓を効率的に濾過することが可能となり、構成の簡略化を図ることができる。さらに、濾過手段としてドラム式を採用し、そのドラムの内部から洗浄液を吸引して洗浄槽へ還流するように構成すれば、洗浄槽内の洗浄液の液面部連通する第1通路内の液面をドラムへ向けて低く傾斜させることも可能であり、洗浄液の液面部に浮遊する滓のドラムへ向けての移動を促進できる。
本発明に係る洗浄装置は、洗びん機などに好適であるが、洗浄槽内において洗浄するものであれば、物品の種類に拘らず広く適用することが可能である。前記第1通路は、洗浄液の液面部に浮遊する滓が移動し得るように、その液面上に空間を設けた状態で連通したものであればよく、その断面形状は問わず、円形でも四角形のものでもよい。また、前記第2通路の断面形状や大きさに関しても、洗浄液中に混在する滓が濾過タンクへ流通し得るものであればよい。それらの第1通路あるいは第2通路は、それぞれ並列的に複数設置することも可能である。さらに、複数の洗浄槽が直列的に設置される洗浄装置の場合には、それらの洗浄槽ごとに前記濾過タンクを個別的に対応させて設置するようにしてもよいし、洗浄液の種類や温度などの処理条件の問題がない場合には、複数の洗浄槽をまとめて1つの濾過タンクを対応させることも可能である。
図1は本発明を洗びん機に適用した一実施例の要部を示した概略構成図である。図中1は本発明の実施例に係る洗浄装置の部分を示したもので、三角で模式的に示したラベル付の回収びんなどの洗浄対象となる物品2が導入部3を介して無端状のキャリア4に多数備えられたホルダに順次供給され、各ホルダにより保持された状態で移動しながら所期の洗浄処理が施されるように構成されている。図1は第1洗浄槽5〜第3洗浄槽7の部分を示したもので、物品2はそれらの洗浄槽5〜7内を順次U字状に迂回しながら各洗浄液中を移動し その間に物品2に対して所定の洗浄処理が行われる。
図2は図1のA−A断面図である。無端状のキャリア4に保持された各物品2は、図1のように第1洗浄槽5内の洗浄液8中を下降し、図2のように第1洗浄槽5内の下部を迂回した後、図1のように上昇して次の洗浄槽6へ進む。この間に、物品2の表面に付着したラベル等の不要物は剥離され、洗浄液8中に混入することになる。そして、ラベル等の比較的比重の大きい滓9は洗浄液8中に混在し、洗浄液によりラベル等から遊離したコーティング剤やインクなどの比重の小さい滓は洗浄液8の液面部10を浮遊することになる。なお、本実施例では、図示のようにキャリア4に10列の物品2を保持して同時に洗浄処理するように構成している。
図2に示したように、前記第1洗浄槽5の側方には濾過タンク11を並設し、その濾過タンク11の内部に、本実施例ではドラム式の濾過手段12を設置している。そして、それらの第1洗浄槽5と濾過タンク11との間は、洗浄液8の液面部10を図示のようにその液面上に空間を設けた状態で連通する上方の第1通路13と、第1洗浄槽5と濾過タンク12の下部を連通する下方の第2通路14とにより接続している。前記濾過手段12を構成するスクリーン15の内方には、ブロア16に接続した噴射手段17を配設し、スクリーン15上に付着した滓を吹飛ばして排出シュート18を介して回収ボックス19に収容するように構成している。また、前記濾過手段12の内部の洗浄液8の液面より下部を、排出管20を介して第1洗浄槽5の下部に設置した還流管21,22に接続し、ポンプ23によって濾過手段12の内部から洗浄液を吸引して前記還流管21,22に設けた噴射ノズル24,25から吹出すように構成している。このポンプ23による洗浄液8の濾過タンク11から第1洗浄槽5への還流により、第1通路13と第2通路14の内部では、洗浄液8の濾過タンク11へ向けての流れが生じることになる。さらに本実施例では、前記噴射ノズル24,25から吹出す洗浄液の噴射流により、キャリア4に保持された物品2の下方迂回部の上方に配設した平板26上や第1洗浄槽5の底板27上に滞留するラベル等の滓9の濾過タンク11へ向けての移動が促進される。なお、本実施例では、第1洗浄槽5の底板27上を補助通路28を介して第2通路14へ連通するとともに、第2通路14と濾過タンク11の底板とを補助通路29を介して接続している。


しかして、本洗浄装置1において洗浄対象であるラベル付の回収びんなどの物品2が導入部3を介して無端状のキャリア4に備えられたホルダに順次供給されると、それらの各物品2はキャリヤ4の走行により各ホルダに保持された状態で第1洗浄槽5〜第3洗浄槽7、及び必要に応じて更に設置される後続の洗浄槽に浸漬され、移動しながら各洗浄槽に応じた所期の洗浄処理が施されることになる。各洗浄槽においては、その洗浄液の洗浄作用に応じて種々の滓が生じて洗浄液中に混入することになる。そして、前述のように、洗浄作用によって生じる滓のうち、比較的比重の大きい滓は洗浄液中に混在し、比重の小さい滓は洗浄液の液面部を浮遊することになる。
次に洗浄液に混入した滓の除去の仕方を前記第1洗浄槽5の場合を例に説明する。図2に示したように、物品2から離脱した比較的比重の大きいラベル等の滓9は、噴射ノズル24,25から吹出す洗浄液の噴射流によって促進されながら、洗浄液8の流れと共に第2通路14及び補助通路29を経て濾過タンク11内へ移動する。また、液面部10に浮遊する比重の小さい滓は、洗浄液8の流れと共に第1通路13を経て濾過タンク11内へ移動する。濾過タンク11内のドラム式の濾過手段12は回転しながら、その濾過手段12の内部の洗浄液8をポンプ23により吸引して排出管20を経て第1洗浄槽5へ還流する。これにより、洗浄液8のスクリーン15の内側への流れが生じ、濾過タンク11内のラベル等の滓9はスクリーン15上に付着するとともに、第1通路13を経て流入する液面部10に浮遊する比重の小さい滓もスクリーン15上あるいはそのスクリーン15上に付着した滓9に付着し、噴射手段17から噴射される空気等の気体により吹飛ばされ、排出シュート18を介して回収ボックス19に収容される。なお、本実施例では、図示のように、排出管20からの洗浄液8の還流による濾過手段12内の液面の低下により第1通路13内の液面について濾過タンク11への接続部で落差Hが生じることから、液面部10に浮遊する滓の移動も多少なりとも促進される。さらに、ドラム式の濾過手段12を第1通路13に臨ませて配設したので、液面部10に浮遊する比重の小さい滓に対するより効率的な濾過が可能である。
なお、以上では第1洗浄槽5に着目して説明したが、第2洗浄槽6や第3洗浄槽7などの他の洗浄槽に関しても同様の適用が可能である。その場合には、図1に示したように各洗浄槽ごとに個別的に対応させて濾過タンク30,31を設けるようにしてもよいし、洗浄液の種類や処理温度などの洗浄条件に問題がなければ、適数個の洗浄槽をまとめて一つの濾過タンクを対応させ、共通に使用するように構成することも可能である。
本発明を洗びん機に適用した一実施例の要部を示した概略構成図である。 図1のA−A断面図である。
符号の説明
1…洗浄装置、2…物品、3…導入部、4…キャリア、5…第1洗浄槽、6…第2洗浄槽、7…第3洗浄槽、8…洗浄液、9…滓、10…液面部、11…濾過タンク、12…濾過手段、13…第1通路、14…第2通路、15…スクリーン、16…ブロア、17…噴射手段、18…排出シュート、19…回収ボックス、20…排出管、21,22…還流管、23…ポンプ、24,25…噴射ノズル、26…平板、27…底板、28,29…補助通路、30,31…濾過タンク

Claims (2)

  1. 物品を洗浄する洗浄槽と、洗浄液に含まれる滓を濾過する濾過手段を内部に備えた濾過タンクと、濾過後の洗浄液を前記洗浄槽へ還流するポンプとを備え、前記洗浄槽と濾過タンクとの間に、洗浄液の液面部をその液面上に空間を設けた状態で連通する第1通路と、前記洗浄槽と濾過タンクの下部を連通する第2通路とを設け
    前記濾過手段を前記第1通路に臨ませて配設し、液面を浮遊する比重の小さい滓を前記第1通路を経て前記濾過タンク内へ移動させるとともに、洗浄液中に混在する比重の大きい滓を前記第2通路を経て前記濾過タンク内へ移動させ、それらの液面に浮遊する比重の小さい滓及び洗浄液中に混在する比重の大きい滓の双方の滓を共に前記濾過手段によって濾過するように構成したことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記濾過手段をドラム式とするとともに、ドラムの内部から洗浄液を吸引して前記洗浄槽へ還流するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
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