JP3164982U - 湿式工程用基板の消泡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に泡を除去して化学薬液を再利用することができると共に、基板の加工技術も高めることができる湿式工程用基板の消泡装置を提供する。【解決手段】 気泡濾過容器を備え、該気泡濾過容器は、内部に設置される濾過綿材と、内部を該濾過綿材により区画された上部空間及び下部空間と、上部に形成されると共に、該上部空間と連通する液体吸い取り口と、下部に形成されると共に、該下部空間と連通する液体送出口とを備えるものである。【選択図】 図1

Description

本考案は、特に湿式工程におけるプロセスを行う過程に基板を処理する効果 を高めるために、化学薬液にある泡を除去するための湿式工程用基板の消泡装置に関するものである。
湿式工程は通常、回路基板、ガラス基板、ウエハなどの基板を、化学薬液により加工するプロセス、例えば、現像剤によって基板に既定の回路を現像された保護層を作り、エッチング液によって基板に保護層が設置されていない部分の銅箔をエッチングして銅箔に回路を表せ、また、基板に付着しているエッチング液を洗浄により除去するなどのプロセスであり、この工程で基板に回路を作成してから他の部品との組み合わせを行う。
図3に示すように、既存の湿式工程用基板の製造装置は、混合タンク41と、第一ポンプ42と、第二ポンプ43とを有し、その内、該混合タンク41の内部中段に液体貯留タンク44が設置され、該液体貯留タンク44の底部に該混合タンク41と連通する液体移送管47が連結されると共に、該混合タンク41内における液体貯留タンク44の上方に、基板46を移送するための移送ローラー45が設置される。
前記第一ポンプ42は、該混合タンク41と連通する送出管421を備えることから、新たな化学薬液を吸い取ってから該送出管421を介して混合タンク41に注入するので、化学薬液の濃度を維持して加工効果を保持することができる。また、前記第二ポンプ43は、該混合タンク41と連結する吸い取り管431と、噴出口がそれぞれ該移送ローラー45の上側及び下側に位置する2本の噴出管432とを備える。
上述したように、前記第二ポンプ43は、混合タンク41の化学薬液を吸い取って基板46の上面及び下面に噴出することにより、基板46に回路を作り、また、前記基板46から流れ落ちた化学薬液は、液体貯留タンク44に収集されてから液体移送管47を介して混合タンク41に送られて再利用される。
登録実用新案第3158395号公報
しかしながら、化学薬液が噴出する時、或いは噴出してから混合タンク41に流れ落ちる時に、空気が化学薬液に入り込んで泡が立つことがあり、空気を含んだ化学薬液が混合タンク41に流れ込むと、第二ポンプ43に吸い取られて再度基板46に噴出する際に基板46に泡が付着してしまい、その箇所に化学反応が出ないので、基板の製造に問題が生じる。
本考案は、気泡濾過容器を備え、該気泡濾過容器は、内部に設置される濾過綿材と、内部を濾過綿材により区画された上部空間及び下部空間と、上部に形成されると共に、該上部空間と連通する液体吸い取り口と、下部に形成されると共に、該下部空間と連通する液体送出口とを備えるものである。
さらに、前記気泡濾過容器の液体送出口に連結される送出管を備える沈殿タンクを有し、化学薬液は、該沈殿タンクに入れられて静置されることによって、小さいな泡が自然に液体の表面に浮かぶので、小さいな泡を除去することができる。
尚、前記沈殿タンクは、内部空間を区画するための隔壁板を備えると共に、該隔壁板の底部に連通孔が形成されることが好ましい。
また、泡の除去効果を高めるために、複数の気泡濾過容器を設置しても構わなく、例えば、前記気泡濾過容器と沈殿タンクとの間にもう1つの気泡濾過容器を設置すると共に、液体移送管によりこの2つの気泡濾過容器を連結し、その両端をそれぞれ気泡濾過容器の液体送出口と他方の気泡濾過容器の液体送出口と連結させてもよい。
前記気泡濾過容器の上部に気泡排出口が形成されると共に、該気泡排出口に排出管が設置され、これにより、泡を排出する。
本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置は上記の課題を解決するものであり、泡を除去することにより化学薬液を再利用できると共に、基板の加工技術をより高めることができる。
本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置の使用状態を示す断面図である。 本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置の部分拡大断面図である。 既有の湿式工程用基板の製造装置の使用状態を示す部分断面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置1は、液体循環装置と組み合わせて使用するものであり、この循環装置は、化学薬液を収容するための混合タンク31と、該混合タンク31に収容された化学薬液を吸い取って湿式工程用基板の消泡装置1に送るためのポンプ32と、湿式工程用基板の消泡装置1と連結されると共に、噴出口がそれぞれ基板の上面及び下面に位置する噴出管33とを備えるものである。
図2に示すように、本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置1は、気泡濾過容器10と、沈殿タンク20とを有し、その内、該気泡濾過容器10は、内部に設置される濾過綿材11と、内部を該濾過綿材11により区画された上部空間101及び下部空間102と、上部に形成されると共に、該上部空間101と連通する液体吸い取り口12及び気泡排出口13と、下部に形成されると共に、該下部空間102と連通する液体送出口14と、該液体吸い取り口12に設置されると共に、ポンプ32と連結される送入管15と、該気泡排出口13に設置されると共に、空気を排出するための排出管16とを備えるものである。尚、前記排出管16は、開口を備え、前記混合タンク31と連結すると共に、流量の制御可能な制御弁を備えることが好ましい。
本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置1は、複数の気泡濾過容器10が直列に連続されることが好ましく、例えば、本実施例においては、2つの気泡濾過容器10、10Aを備えると共に、液体移送管17によりこの2つの気泡濾過容器10、10Aが連結され、該液体移送管17は、両端がそれぞれ気泡濾過容器10の液体送出口14及び他方の気泡濾過容器10Aの液体吸い取り口12Aと連結される。
前記沈殿タンク20における送出管21は、前記気泡濾過容器10Aの液体送出口14Aと連通すると共に、前記噴出管33と連通する。尚、前記噴出管33は、該送出管21と反対する側に設置されることが好ましい。また、前記沈殿タンク20はさらに、内部空間を区画するための少なくとも1つの隔壁板22と、該隔壁板22による区画により内部空間に形成された第一空間201及び第二空間202と、該隔壁板22の底部に形成されると共に、該第一空間201と第二空間202とを連通させるための連通孔221とを備え、更に、前記送出管21は、一端が前記気泡濾過容器10Aの液体送出口14Aに連結されると共に、他端が該第一空間201の上部に連結され、一方、前記2つの噴出管33の一端はそれぞれ、基板の上面及び下面に位置すると共に、他端は該第二空間202の下部に連結される。
本考案に係る湿式工程用基板の消泡装置1を使用する時は、ポンプ32により混合タンク31に貯留されている化学薬液を吸い取って送入管15を介して気泡濾過容器10の上部空間101に送ると共に、該気泡濾過容器10の濾過綿材11による化学薬液を濾過して泡を上部空間101において集め、泡がない或いは小さい泡を含む化学薬液を濾過綿材11を通して下部空間102に流す。尚、化学薬液にある泡をできる限り濾過するために、複数の気泡濾過容器10、10Aを連続して直列に設置し、その化学薬液を気泡濾過容器10、10Aに通して泡の濾過を繰り返すことにより、化学薬液に含まれる泡を除去してもよい。
そして、化学薬液を、気泡濾過容器10Aの下部空間102Aを介して、送出管21により沈殿タンク20に送り、該沈殿タンク20の第一空間201において静置させると、化学薬液に含まれる小さいな泡が自然に液体の表面に浮かび、その後、泡が殆ど除去された化学薬液は、隔壁板22の下部に形成された連通孔221を通って第二空間202に送られ、そこで、化学薬液に含まれる泡を完全に除去してから噴出管33から基板34に送り、噴出させることによって、湿式工程のプロセスを行う。
また、前記気泡濾過容器10、10Aの上部空間101、101Aに溜まった泡は、化学薬液と共にそれぞれ排出管16を介して排出され、且つ、弾けた泡から発生した空気は排出管16の開口から排出される。さらに、前記排出管16の制御弁は、化学薬液を濾過綿材11を通すために、排出管16の液体流量及び泡の排出スピードを制御することができ、また、該気泡濾過容器10、10Aの上部空間101、101Aに溜まった泡が定所の量になると、制御弁を全開にすれば液体と共に泡も排出することができ、その排出された化学薬液は、排出管16を介して混合タンク31に戻った後、ポンプ32により吸い取られて再利用される。
本考案は上記の構成を有することから、泡を除去して化学薬液を再利用することができると共に、基板の加工技術を高めることができる。
1 湿式工程用基板の消泡装置
10、10A気泡濾過容器
11 濾過綿材
101 上部空間
102 下部空間
12、12A液体吸い取り口
13 気泡排出口
14、14A液体送出口
15 送入管
16 排出管
17 液体移送管
20 沈殿タンク
21 送出管
22 隔壁板
201 第一空間
202 第二空間
221 連通孔
31 混合タンク
32 ポンプ
33 噴出管
41 混合タンク
42 第一ポンプ
421 送出管
43 第二ポンプ
431 吸い取り管
432 噴出管
44 液体貯留タンク
45 移送ローラー
46 基板

Claims (5)

  1. 気泡濾過容器を備え、
    該気泡濾過容器は、内部に設置される濾過綿材と、内部を該濾過綿材により区
    画された上部空間及び下部空間と、上部に形成されると共に、該上部空間と連
    通する液体吸い取り口と、下部に形成されると共に、該下部空間と連通する液
    体送出口とを備えることを特徴とする湿式工程用基板の消泡装置。
  2. 前記気泡濾過容器の液体送出口に連結される送出管を備える沈殿タンクを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の湿式工程用基板の消泡装置。
  3. 前記沈殿タンクはさらに、内部空間を分画するための隔壁板を備えると共に、
    該隔壁板の底部に連通孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載の湿式
    工程用基板の消泡装置。
  4. 前記気泡濾過容器と沈殿タンクとの間に設置されるもう1つの気泡濾過容器
    と、
    2つの気泡濾過容器を連結するために、一端が気泡濾過容器の液体送出口に、
    他端がもう1つの気泡濾過容器の液体吸い取り口に連結される液体移送管とを
    有することを特徴とする請求項3に記載の湿式工程用基板の消泡装置。
  5. 前記気泡濾過容器の上部に形成される気泡排出口と、
    該気泡排出口に設置される排出管とを有することを特徴とする請求項4に記載
    の湿式工程用基板の消泡装置。
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CN114727491A (zh) * 2022-03-25 2022-07-08 生益电子股份有限公司 盲孔气泡消除设备及消除方法

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