JP4492398B2 - 集積回路のレイアウト設計システム及びプログラム - Google Patents

集積回路のレイアウト設計システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は集積回路のレイアウト設計システム及びプログラムに関し、特に半導体集積回路のレイアウト設計におけるレイアウト検証方式に関するものである。
従来の半導体集積回路のレイアウト設計方式の例として、図15に示すような技術があり、図15を参照すると、配置配線手段1601、レイアウト検証手段1602、LVS(レイアウトと回路図との比較照合)ルールファイル1611、レイアウトデータベース1612を有しており、図16のフローチャートに示す手順により、レイアウト検証が進められてる。
図16を参照すると、先ず、基本論理ゲートセルやマクロセル、下地等のライブラリのマスクレイアウトおよびマスクレイアウトから、端子図形や配線禁止領域のみを抽出した配置配線手段1601用のレイアウトを予め作成し(ステップ1)、レイアウト検証手段1602により、ライブラリ単体のマスクレイアウトでのレイアウト検証を行って、エラーがなくなったら(ステップ2)、レイアウトデータベース1612に格納する。
次に、配置配線手段1601によりセルを配置しセル間を配線する(ステップ3)。配置配線手段1601は配置配線手段用のレイアウトに基づくデザインルールチェックを行い、エラーがなくなるまで配線をやり直し、エラーがなくなったら(ステップ4)、配置配線結果のマスクレイアウトをレイアウトデータベース1612に出力する。そして、レイアウト検証手段1602により、セル、下地等ライブラリと配置配線結果のマスクレイアウトをレイアウトデータベース1612から取得し、LVSルールファイル1611に基づいてLVS検証を行い(ステップ5)、エラーが見つかったらライブラリ修正(ステップ1)もしくは配置配線(ステップ3)からやり直す(ステップ6)。エラーがなくなったら、レイアウト設計を完了する。
なお、レイアウト設計においてLVS検証を行う技術が、特許文献1に開示されている。
特開平6−37183号公報
図15に示した従来のレイアウト設計システムによる図16の設計手順では、配線エラーがなくなってからLVSを行っている。ここで、LVS検証はレイアウトと回路図で不一致が多いほどエラー箇所の特定の精度が下がり、エラー出力が増えてエラー解析が困難となり、また、配線エラーのうち特に配線ショートは誤った接続により回路図との不一致箇所となるので、配線ショートが十分少なくなるまでLVSは実行できない。
また、同設計手順では、LVS検証でエラーが見つかると、ライブラリ作成もしくは配置配線に戻っている。特に、新規ライブラリ開発を伴う設計では、ライブラリ設計と配置配線設計が並行して行われ、ライブラリのマスクレイアウトのエラーが多く検出されてライブラリ作成に戻りライブラリのレイアウト修正を行うことが多い。
このように、従来のレイアウト設計システムでは、配線ショートが十分少なくなるまではLVS検証を行うことができず、LVS検証でエラーが検出されるとしばしばライブラリ修正への後戻り作業が発生するので、レイアウト設計が完了間際に予期せぬ作業で遅延するという問題があった。
上記特許文献1では、LVSでのエラーのうち、一部のタイプのエラーを別の検証手段を用いて早期に発見することにより、LVSで発見されるエラーを少なくして、LVSのエラー解析の効率化を図るものであるが、レイアウト設計の途中の段階での配線ショートについては何等言及されておらず、よって、この特許文献1の技術でも、配線ショートが十分少なくなるまではLVS検証を行うことができず、上記問題は依然として存在することになる。
本発明の目的は、レイアウト設計の早期の段階でLSV検証が可能な集積回路のレイアウト設計システム及びプログラムを提供することである。
本発明によるレイアウト設計システムは、
集積回路の配線のショートを修正するショート修正手段と、このショート修正手段による修正後のレイアウトと前記集積回路との比較照合をなすレイアウト検証手段とを含むレイアウト設計システムであって、
前記ショート修正手段は、
前記配線のショート部分を別に定義された仮の配線層に置換して接続し直す手段と、前記仮の配線層と元の配線層との間の層間接続方法を記述する手段とを有し、
前記レイアウト検証手段は、
前記修正後のレイアウトに対して前記層間接続方法を反映したルールを用いて照合をなすよう構成されていることを特徴とする。
本発明によるプログラムは、
コンピュータに、
集積回路の配線のショートを修正するショート修正手順と、この修正後のレイアウトと前記集積回路との比較照合をなすレイアウト検証手順を実行させるためのプログラムであって、
前記ショート修正手順は、
前記配線のショート部分を別に定義された仮の配線層に置換して接続し直す手順と、前記仮の配線層と元の配線層との間の層間接続方法を記述する手順とを有し、
前記レイアウト検証手順は、
前記修正後のレイアウトに対して前記層間接続方法を反映したルールを用いて照合をなすようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、配置配線設計工程の完了前の配線ショートがあるレイアウトでLVS検証を行うことができるという効果がある。その理由は、配線のショート箇所を新たに定義した仮の配線層を用いてショートがないように修正し、かつ、仮の配線層と元の配線層との層間接続方法を出力して、LVSルールファイルに仮の配線層の層間接続を反映し、レイアウト検証手段に仮の配線層を含めるとショートのないレイアウトを入力可能としたためである。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態のシステムブロック図である。図1を参照すると、本実施の形態の全体構成は、配置配線手段101と、ショート修正手段102と、レイアウト検証手段103とを含み、また、層間接続情報ファイル111と、LVSルールファイル112と、レイアウトデータベース113とをも含んでいる。各手段101〜103はそれぞれ概略次のように動作する。
配置配線手段101は、配置後配線を行い、配線困難なネットについてはショートを許容して配線を行い、配置配線結果をレイアウトデータベース113に出力する。ショート修正手段102は、ショートを起こしたネットの配線レイアウトをレイアウトデータベース113から読み込み、ショート箇所を新たに定義した仮の配線層で修正し、レイアウトデータベース113に出力すると共に、また、仮の配線層と元の配線層との層間接続方法の記述を層間接続情報ファイル111に出力する。層間接続方法の記述には、接続したい2つの配線層と、それらの2つの配線層をつなぐ接続層(ヴィア層)の3層の組が最低限含まれる。
レイアウト検証手段103は、層間接続情報ファイル111を反映したLVSルールファイル112とショートを修正したレイアウトデータをレイアウトデータベース113から読み取り、LVSを実行するものである。
以下に、本発明の実施の形態の動作を、図2のフローチャートに従って説明する。図2において、図16と同等ステップは同一符号により示している。先ず、図16の従来の設計手順と同様に、ライブラリを作成し(ステップ1)、検証エラーがなくなったら(ステップ2)、ライブラリのレイアウトをレイアウトデータベース113に格納する。次に、配置配線手段101でセルを配置しセル間を配線する(ステップ3)。配置配線手段101は配置配線手段用レイアウトに基づくデザインルールチェックを行い、エラーがあれば(ステップ4)、従来の設計手順と同様に、ステップ3に戻って配置配線をやり直す。
また、ステップ4においてエラーがあれば、ステップ7へも進み、配線結果をレイアウトデータベース113に出力し、ショート修正手段102でレイアウトデータベース113を読み書きし、ショート箇所を仮の配線層を用いて修正し、また、仮の配線層の層間接続方法の記述を層間接続情報ファイル111に出力する。
次に、レイアウト検証手段103により、セル、下地等のライブラリのマスクレイアウトと、修正された配置配線結果のマスクレイアウトとを、レイアウトデータベース113から取得し、人手などにより予め組み込んでおいたLVSルールファイル112によって、層間接続情報ファイル111のLVS検証を行い(ステップ8)、エラーが見つかったら(ステップ9)、ライブラリ作成(ステップ1)に戻ってライブラリを修正し、エラーが無ければ(ステップ9)、次の配置配線結果に対して同様の処理を行うために、ステップ3に戻る。
ステップ3,4での配置配線の繰り返しと、ステップ7〜9でのショート修正およびLVSは並行して行われる。ステップ4で配線エラーがなくなった場合の以降の手順は、図16の従来の設計手順と同じである(ステップ5,6)。
図3は図1に示したショート修正手段102の第一の実施例の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、ショート修正手段102は、データ入力手段301、図形論理演算手段302、パス分割手段303、パス―ポリゴン重なり検出手段304、パス隣接検出手段305、レイアウト編集手段306、層定義作成手段307、データ出力手段308、レイアウト記憶装置311、層定義記憶装置312を有する。
これら各手段及び記憶装置はそれぞれ概略次のように動作する。レイアウト記憶装置311は、端点の集合と幅、層からなるパスや上下の座、ヴィアのポリゴンからなるヴィアセルおよびポリゴンを記憶する。配線レイアウトはパス、ヴィアセルの集合として保持され、図形論理演算の結果はポリゴンの集合として保持される。層定義記憶装置312は、元の配線層毎に、仮の配線層名と仮の配線層と元の配線層をつなぐ仮想のヴィア層名の対を任意の数だけ保持する。
データ入力手段301は、レイアウトデータベース113から、ネット毎にパス、ヴィアセルからなる配線レイアウトを読み込み、ネット毎に配線レイアウトをレイアウト記憶装置311に書き込む。図形論理演算手段302は、レイアウト記憶装置311から、ポリゴン図形の集合もしくはパス、ヴィアセルの集合を読み込み、ポリゴン図形同士もしくはポリゴン図形とパス、ヴィアセルの外形のポリゴン図形との図形AND演算および図形OR演算処理を行い、得られたポリゴンの集合をレイアウト記憶装置311に書き込む。
パス分割手段303は、指定されたパスをレイアウト記憶装置311から読み込み、任意に指定可能な最小分割幅の間隔でパスの端点間をつなぐ直線を曲がり角を除いて分割し、得られたパスをレイアウト記憶装置311に書き込む。パス―ポリゴン重なり検出手段304は、指定されたポリゴンをレイアウト記憶装置311から読み込み、レイアウト記憶装置311内のパスを検索し、ポリゴン図形と外形で重なりのあるパスを検出する。
パス隣接検出手段305は、指定されたパスをレイアウト記憶装置311から読み込み、レイアウト記憶装置311内のパスを検索し、端点のいずれかの一致するパスを検出する。レイアウト編集手段306は、レイアウト記憶装置311を読み書きし、パス、ヴィアセルの作成、コピー、除去、層変更を行う。層定義作成手段307は、指定された配線層の仮の配線層名および仮想のヴィア層名を作成し、層定義記憶装置312に書き込む。
データ出力手段308は、レイアウト記憶装置311からネットの配線レイアウトを読み込み、図1のレイアウトデータベース113に書き込む。また、層定義記憶装置312から、層定義を読み込み、使用した仮配線層について、元の配線層名と仮の配線層名と仮想のヴィア層名の組を含む層間接続方法の記述を図1の層間接続情報ファイル111に出力する。
次に、図3に示したショート修正手段102に基づく本発明の第一の実施例の動作を、図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。先ず、データ入力手段301により、図1のレイアウトデータベース113から互いにショートしているネットの配線レイアウトをネット毎に読み込み、ネット毎にレイアウト記憶装置311に書き込む(ステップ11)。次に、入力された配線レイアウトの全ての配線層の各々に対して、入力されたネット数―1の分の仮配線層の定義を層定義作成手段307により作成し層定義記憶装置312に書き込む(ステップ12)。
次に、入力されたネットから2つのネットを選択し、図形論理演算手段302により、レイアウト記憶装置311から2つのネットの配線レイアウトを取得してAND処理を行い、2つのネットの選択の全ての組み合わせについて、同じくAND処理を行い、得られた全てのポリゴンのOR処理を行って、レイアウト記憶装置311に書き込む(ステップ13)。次に、パス分割手段303により、レイアウト記憶装置311内の配線レイアウトのパスを指定された最小分割幅の間隔で分割する(ステップ14)。但し、パスの連続する二つの端点間をつなぐ直線を作成し、端点に複数の直線がつながっているとき、直線同士の角度から曲がり角の開始、終了地点を求めるなどして、曲がり角の領域内では分割を行わない。
次に、パス―ポリゴン重なり検出手段304により、レイアウト記憶装置311内の配線レイアウトを調べ、ステップ13で作成したポリゴン図形と重なりのあるパスを検出し、検出されたパスを0番に番号づけする(ステップ15)。次に、パス隣接検出手段305により、レイアウト記憶装置311内の配線レイアウトのパスを調べ、前ステップ15で0番に番号づけされたパスに隣接する、すなわち端点のいずれかが一致するパスを検出し、1番と番号づけする。更に、1番と番号づけされたパスに隣接するパスを検出し、2番と番号づけする(ステップ16)。
次に、全ネットのうち修正対象外のネットを除外し残るネットから1つのネットを選択し、層定義記憶装置312からネットの配線層に対する一つの仮配線層を取得する(ステップ17)。ここで、修正対象外とするネットは、配線長、端子図形との重なりの有無、配線優先順位などの指標を用い適宜に決定する。
次に、レイアウト修正手段306により、レイアウト記憶装置311内の現ネットの配線レイアウトのうち、0,1,2に番号付けされたパスのコピーを作成し、コピーされたパスの配線層を仮配線層に、2番のパスのコピーを仮配線層と対になっている仮想ヴィア層に置換し、1番のパスを除去する(ステップ18)。そして、選択するネットがまだあればステップ17に戻り、なければ次に進む(ステップ19)。
最後に、データ出力手段308により、レイアウト記憶装置311のネット毎の配線レイアウトを図1のレイアウトデータベース113に出力する。また、使用した仮配線層について、層定義記憶装置312に記憶されている元の配線層名と仮配線層名と仮想ヴィア層名の組を図1の層間接続情報ファイル111に出力する(ステップ20)。
以下に、上述した本発明の第一の実施例をより良く理解すべく、具体的な配線パターンレイアウトを用いて説明する。図5は、図3のデータ入力手段301によつて、図1のレイアウトデータベース113から読み込まれ、図3のレイアウト記憶手段311に書き込まれた配線レイアウトの一例である。図5の611,621,631はポリシリコン―メタル1層ヴィアセルであり、612,622,632はメタル1層パスを示している。また、613,623,633はメタル1層―メタル2層ヴィアセルである。
また、611,612,613はネットAの配線レイアウトを構成しており、621,622,623はネットBの配線レイアウトを構成しており、631,632,633はネットCの配線レイアウトを構成している。そして、これらネットA,B,Cがメタル1層パス上においてショートしているものとして示している。
これら3つのネットA,B,Cがショートしていることから、ポリシリコン、メタル1層、メタル2層の各層に対して、2つの仮配線層を、図3の層定義作成手段307により作成し、図3の層定義記憶装置312に書き込む(ステップ12)。層定義記憶装置312に書き込まれた層定義の例と、層間接続を表す模式図を図6に示している。
図6において、元の配線層のポリシリコン、メタル1層、メタル2層はそれぞれPOLY,M1,M2として表記し、元のヴィア層のポリシリコン―メタル1層ヴィア層、メタル1層―メタル2層ヴィア層は、それぞれV1,V2として表記し、配線層を矩形状で表記し、配線層間のヴィア層を直線で表記している。例えば、M1層の仮の配線層を、第一の仮配線層M1_1と、第二仮配線層のM1_2と定義し、また、これら仮の配線層と対になっている仮想ヴィア層を、それぞれM1_1V、M1_2Vとして定義したものである。
これらネットA〜Cのなかから2つのネットを選択する3つの組み合わせのそれぞれについて、図形論理演算手段302により、ネットの配線レイアウトのAND処理を行うと、ネットAとBとから、図7の701(左下がりの斜線部分)、ネットBとネットCとから、図7の702(点線部分)、ネットCとネットAとから、図7の703(右下がりの斜線部分)のポリゴン(多角形状)が得られる。これらポリゴン701と702と703のOR処理を行うと、図8の804(斜線部)のポリゴンが得られる(ステップ13)。
次に、3ネットのうち、ネットB,Cを修正対象とし、パス分割手段303により両ネットの配線レイアウトに含まれるパスを分割すると、図8の801を例とする点線のように分割される(ステップ14)。パスの同層の曲がり角では分割されないために、本例のように、直角に曲がっているパスの曲がり角は、辺の長さがパス幅と等しい正方形となる(図8の802,803)。
次に、ステップ13で作成したポリゴンと重なりのあるパスをパス―ポリゴン重なり検出手段304により検出し、0番と番号づけ(ステップ15)、パス隣接検出手段305により、0番のパスに隣接するパスを1番とし、1番に隣接するパスを2番と番号づけると、図8に示すようになる(ステップ16)。次に、修正対象のネットB,CのうちネットBを選択して、層定義記憶手段312よりメタル1層の第一の仮配線層M1_1を取得し(ステップ17)、レイアウト編集手段306により、0〜2番のパスをコピーしてM1_1層に置換すると,図9の901が得られる(ステップ18)。更に、2番のパスをコピーして、M1_1と対になっている仮想ヴィア層M1_1Vに置換すると、図9の902,903が得られる。更に、0、1番のパスを除去すると、M1のパスは図9の904,905のように残される(ステップ19)。
次に、ネットCを選択して、層定義記憶手段312よりメタル1層の第二の仮配線層M1_2を取得し(ステップ17)、ステップ18を同様に行うと、M1_2のパスが図9の911に置かれ、M1_2Vの仮想ヴィア層のパスが図9の912,913に置かれ、M1のパスが914,915に残される。次に選択するネットがないので、次のステップ20に進み、データ出力手段308により、レイアウト記憶装置311に格納された配線レイアウトおよび層定義記憶手段312に格納された仮配線層の定義を参照し、仮配線層の層間接続方法を図1の層間接続情報ファイル111に出力する(ステップ20)。
層間接続方法を、例えば、(接続したい配線層1、接続したい配線層2、ヴィア層)と表記すると、本実施例の出力は(M1,M1_1,M1_1V)と(M1,M1_2,M1_2V)となる。
上述した本発明の第一の実施例の効果について説明する。ネットA、ネットB、ネットCの重なった領域上で、ネットAは元の配線層M1のままで、ネットBは第一の仮配線層M1_1層に置換され、ネットCは第二の仮配線層M1_2層に置換されるので、ショートは解消される。これに加えて、ネットBの元の配線層M1と仮配線層M1_1との重なり部には、M1_1V層が配置され、ネットCの元の配線層M1と仮配線層M1_2の重なり部にはM1_2V層が配置され、M1とM1_1とはM1_1Vとの重なりで接続し、M1とM1_2とはM1_2Vとの重なりで接続する層間接続方法が、レイアウト検証手段に指定されることにより、仮配線層と元の配線との接続も保たれる。
ショート部が仮の配線層に置換され、仮の配線層と元の配線層との重なりに、仮想のヴィア層が配置されて元の配線層と接続を保つことにより、本発明の第一の実施例のショート修正後のレイアウトを、レイアウト検証手段で回路抽出した結果は、ショートなしに配線が引かれた場合と同じ回路接続を有することになる。
次に、本発明の第2の実施例の構成について、図面を参照して詳細に説明する。この第2の実施例の全体構成は第一の実施例の場合(図1)と同じであるので、その説明を省略する。図10は図1のショート修正手段102の第二の実施例であり、図3と同等部分は同一符号により示している。図10を参照すると、ショート修正手段102は、データ入力手段301と、図形論理演算手段302と、パス―ポリゴン重なり検出手段304と、セル―ポリゴン重なり検出手段309と、レイアウト編集手段306と、ヴィア層決定手段310と、層定義作成手段307と、データ出力手段308と、レイアウト記憶装置311と、層定義記憶装置312とを有している。
これらの各手段及び装置はそれぞれ概略次のように動作する。レイアウト記憶装置311は、図3のレイアウト記憶装置311と同じである。層定義記憶装置312は、元の配線層毎に、仮の配線層名を任意の数だけ保持する。また、仮の配線層も含めた連続した2層の組に一対一に対応づけられた仮のヴィア層名を保持する。データ入力手段301は、図3のデータ入力手段301と同じである。図形論理演算手段302は、図3の図形論理演算手段302と同じである。パス―ポリゴン重なり検出手段304は、図3のパス―ポリゴン重なり検出手段304と同じである。
セル―ポリゴン重なり検出手段309は、指定されたポリゴンをレイアウト記憶装置311から読み込み、レイアウト記憶装置311内のセルを検索し、ポリゴンとセルに含まれる図形で重なりのあるセルを検出する。レイアウト編集手段306は、図3のレイアウト編集手段306と同じである。ヴィア層決定手段310は、ヴィアセルの上下の座の配線層を調べ、2つの配線層間に対応づけをもつヴィア層名を、層定義記憶装置312を検索して取得する。層定義作成手段307は、指定された配線層の仮の配線層名および仮の配線層も含めた連続した2層の組に一対一に対応づけられた仮のヴィア層名を作成して、層定義記憶手段312に書き込む。データ出力手段308は、図3のデータ出力手段308と同じである。
データ出力手段308は、レイアウト記憶装置311からネットの配線レイアウトを読み込み、図1のレイアウトデータベース113に書き込む。また、層定義記憶装置312から、層定義を読み込み、使用した仮配線層について、元の配線層名と仮の配線層名と前記2層に対応づけられた仮のヴィア層名を含む層間接続方法の記述を、図1の層間接続情報ファイル111に出力する。
以下に、図11のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施例の動作について詳細に説明する。なお、図11において、図4のステップと同等ステップについては、同一符号により示している。先ず、データ入力手段301により、図1のレイアウトデータベース113から互いにショートしているネットの配線レイアウトをネット毎に読み込み、ネット毎にレイアウト記憶装置311に書き込む(ステップ11)。
次に、入力された配線レイアウトの全配線層について、入力されたネット数―1の分の仮配線層の定義および仮の配線層も含めて、可能な連続した2層の組に対応づけられた仮のヴィア層名を層定義記憶装置312に書き込む(ステップ12)。次に、図形論理演算手段302により、レイアウト記憶装置311から配線レイアウトを読み込み、全ネットの配線レイアウトのOR処理を行い、同層内で等電位な領域を示すポリゴン図形を作成し、レイアウト記憶装置311に書き込む(ステップ21)。
次に、一つのネットを選択してネットの配線層に対応する第一の仮配線層の定義を取得する(ステップ17)。修正対象外とするネットは、配線長、端子図形との重なりの有無、配線優先順位などの指標を用い適宜に決定する。次に、パス―ポリゴン重なり検出手段304により、レイアウト記憶装置311の現ネットの配線レイアウトを調べ、前ステップで作成されたポリゴンと重なりのあるパスを検出し、レイアウト編集手段306により、検出されたパスの配線層を仮の配線層に置換する(ステップ22)。
次に、セル―ポリゴン重なり検出手段309により、レイアウト記憶装置311の配線レイアウトを調べ、ステップ21で作成されたポリゴンと重なりのあるヴィアを検出し、レイアウト編集手段306により、検出されたヴィアの一方の座の配線層を仮の配線層に、ヴィアホールのヴィア層をヴィア層決定手段310により取得した仮のヴィア層に置換する(ステップ23)。次に選択するネットがまだあれば、ステップ17に戻り、なければ次に進む(ステップ19)。
最後に、データ出力手段308により、レイアウト記憶装置311に格納されたネットの配線レイアウトを、図1のレイアウトデータベース113に出力する。また、使用した仮配線層について、層定義記憶装置312に記憶されている元の配線層名と仮配線層名と前記2層に対応する仮ヴィア層名の組を、図1の層間接続情報ファイル111に出力する(ステップ20)。
以下に、本発明の第二の実施例の動作をより良く理解すべく、具体的なパータンレイアウトの例を用いて説明するが、この場合のパータンレイアウトの例は、先の第一の実施例において説明した図5のパータンレイアウトと同一とする。
先ず、図5の例においては、3つのネットA〜Cがショートしていることから、ポリシリコン、メタル1層、メタル2層の各層に、2つの仮配線層を層定義作成手段1107により作成して層定義記憶装置312に書き込む(ステップ12)。層定義記憶装置312に書き込まれた層定義の例と、層間接続を表す模式図を図12に示す。
図12においては、元のポリシリコン、メタル1層、メタル2層は、それぞれPOLY,M1,M2として表記し、元のヴィア層のポリシリコン―メタル1層ヴィア層、メタル1層―メタル2層は、それぞれV1,V2として表記し、配線層を矩形状で表記し、配線層間のヴィア層を直線で表記している。ポリシリコン層の仮配線層名をPOLY_1、POLY_2とし、メタル1層の仮配線層名をM1_1とM1_2とし、メタル2層の仮配線層をM2_1、M2_2とし、POLY―M1_1間をつなぐヴィア層名をV1_0_1とし、POLY―M1_2間をつなぐヴィア層名をV1_0_1とし、M1_1―M2間をつなぐヴィア層名をV2_1_0とし、M1_2―M2間をつなぐヴィア層名をV2_2_0とした例である。その他のヴィア層は直線で示すのみであり、名称は省略している。
次に、図形論理演算手段302により、全ネットの配線レイアウトOR処理を行うと、図13の1401のような図形(斜線で示す)が得られる(ステップ21)。次に、3ネットのうち、ネットB,Cを修正対象とする。先ず、ネットBを選択し、メタル1層の第一の仮配線層M1_1を取得する(ステップ17)。次に、パス―ポリゴン重なり検出手段304により、図13の1401と重なりのあるネットBのメタル1層のパスを検出すると、図5の622が得られ、これをレイアウト編集手段306により、M1_1に置換したものが、図14の1501である(ステップ22)。
次に、セル―ポリゴン重なり検出手段306により、図13の1401と重なりのあるヴィアセルを検出すると、図5の621と623が得られる。図5の621はポリシリコン―メタル1層ヴィアセルであり、ヴィアセルの二つの座はそれぞれPOLY,M1である。そこで、先ず、M1の座をレイアウト編集手段306により、仮配線層M1_1に置換したものが、図14の1502である。次に、ヴィア層決定手段310により、ヴィアセルを調べ座のPOLYとM1_1の二層をつなぐヴィア層を、層定義記憶装置312から取得し、V1のヴィア層をV1_0_1に置換する。置換したものが図14の1504である。
また、図5の623はメタル1層―メタル2層ヴィアセルであり、ヴィアセルの二つの座はそれぞれM1とM2である。そこで、先ず、メタル1層の座をレイアウト編集手段306により、仮配線層M1_1に置換したものが、図14の1503である。次に、ヴィア層決定手段310により、ヴィアセルを調べると、座はM1_1とM2とからなり、これらの二層をつなぐヴィア層を層定義記憶装置312から取得し、V2のヴィア層をV2_1_0に置換する。置換した結果が図14の1504である(ステップ23)。
次に、ネットCを選択して、層定義記憶手段312よりメタル1層の第二の仮配線層M1_2を取得し(ステップ17)、ステップ23,19を行うと、図14の1511,1512,1513がM1_2であり、1514がPOLY―M1_2間のヴィア層のV1_0_2であり、1515がM1_2―M2間のヴィア層のV2_2_0となる。
次に選択するネットがないので、次のステップに進み、データ出力手段308により、レイアウト記憶装置311に格納された配線レイアウトおよび層定義記憶装置312に格納された仮配線層の定義を参照し、仮配線層の層間接続方法を図1の層間接続情報ファイル111に出力する(ステップ20)。層間接続方法を、例えば(接続したい配線層1、接続したい配線層2、ヴィア層)と表記すると、本実施例の出力は(POLY,M1_1,V1_0_1)、(POLY,M1_2,V1_0_2)、(M1_1,M2,V2_1_0)、(M1_2,M2,V2_2_0)となる。
上述した第2の実施例の効果について説明する。ネットA〜Cがメタル1層パス上で重なっているときに、ネットAは元の配線層M1のままで、ネットB、ネットCのヴィアセル間をつなぐパスが、ネットBはメタル1層の第一の仮配線層M1_1に置換され、ネットCはメタル1層の第二の仮配線層M1_2に置換されるので、ショートが解消される。
加えて、ポリシリコン―メタル1層ヴィア層が、ネットBは仮のヴィア層V1_0_1に、ネットCは仮のヴィア層V1_0_2に、メタル1層―メタル2層ヴィア層が、ネットBは仮のヴィア層V2_1_0に、ネットCは仮のヴィア層V2_2_0に、それぞれ置換され、そして、ポリシリコンとM1_1はV1_0_1との重なりで接続し、ポリシリコンとM1_2はV1_0_2との重なりで接続し、M1_1とM2はV2_1_0との重なりで接続し、M1_2とM2はV2_2_0との重なりで接続する層間接続方法が、レイアウト検証手段103に指定されることにより、仮配線層と元の配線層は仮のヴィア層で接続される。
そして、ショートしているパスが仮の配線層に置換され、仮の配線層がヴィアセル上で仮のヴィア層により元の配線層と接続を保つことにより、本発明の第二の実施例のショート修正後のレイアウトを、レイアウト検証手段103で回路抽出した結果は、ショートなしに配線が引かれたのと同じ回路接続を持つことになる。
上記の実施の形態及び実施例の各動作フローは、予めその動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータであるCPUにより読み取らせて実行させるよう構成できることは明白である。
本発明の実施の形態の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施例に使用されるショート修正手段の具体的構成を示す機能ブロック図である。 図3のショート修正手段の動作を示すフローチャートである。 実施例の動作をより良く説明するためのパターンレイアウトの具体例である。 本発明の第一の実施例に使用される層定義の例と層間接続を表す模式図である。 図5のパターンレイアウトにおけるショート領域のポリゴンの例を示す図である。 図7のポリゴンにおけるパス分割の例を示す図である。 図8のパス分割後のパス仮想配線によるショート修正例を説明する図である。 本発明の第二の実施例に使用されるショート修正手段の具体的構成を示す機能ブロック図である。 図10のショート修正手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施例に使用される層定義の例と層間接続を表す模式図である。 本発明の第二の実施例における同層内等電位領域ポリゴンの例を示す図である。 図13の例におけるパス仮想配線によるショート修正例を説明する図である。 従来技術を説明するための機能ブロック図である。 図15の従来例の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 配置配線手段
102 ショート修正手段
103 レイアウト検証手段
111 層間接続情報ファイル
112 LVSルールファイル
113 レイアウトデータベース
301 データ入力手段
302 図形論理演算手段
303 パス分割手段
304 パス−ポリゴン重なり検出手段
305 パス隣接検出手段
306 レイアウト編集手段
307 層定義作成手段
308 データ出力手段
309 セル−ポリゴン重なり検出手段
310 ヴィア層決定手段
311 レイアウト記憶装置
312 層定義記憶装置

Claims (4)

  1. 集積回路の配線のショートを修正するショート修正手段と、このショート修正手段による修正後のレイアウトと前記集積回路との比較照合をなすレイアウト検証手段とを含むレイアウト設計システムであって、
    前記ショート修正手段は、
    前記配線のショート部分を別に定義された仮の配線層に置換して接続し直す手段と、前記仮の配線層と元の配線層との間の層間接続方法を記述する手段とを有し、
    前記レイアウト検証手段は、
    前記修正後のレイアウトに対して前記層間接続方法を反映したルールを用いて照合をなすよう構成されていることを特徴とするレイアウト設計システム。
  2. 前記接続し直す手段は、
    前記元の配線層と前記仮の配線層との間の重なりに仮想のヴィア層を配置して元の配線層との接続を維持するようにしたことを特徴とする請求項1記載のレイアウト設計システム。
  3. コンピュータに、
    集積回路の配線のショートを修正するショート修正手順と、この修正後のレイアウトと前記集積回路との比較照合をなすレイアウト検証手順とを実行させるためのプログラムであって、
    前記ショート修正手順は、
    前記配線のショート部分を別に定義された仮の配線層に置換して接続し直す手順と、前記仮の配線層と元の配線層との間の層間接続方法を記述する手順とを有し、
    前記レイアウト検証手順は、
    前記修正後のレイアウトに対して前記層間接続方法を反映したルールを用いて照合をなすようにしたことを特徴とするプログラム。
  4. 前記接続し直す手順は、
    前記元の配線層と前記仮の配線層との間の重なりに仮想のヴィア層を配置して元の配線層との接続を維持するようにしたことを特徴とする請求項3記載のプログラム。
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