JP4491879B2 - 文字画像処理装置、文字画像処理方法及び文字画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文字画像処理装置、文字画像処理方法及び文字画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種フォントの文字を所定のグリフサイズで画面表示する文字画像作成装置、文字画像作成方法及び文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、詳細には、印面が製版されるスタンプ用の印面の文字を画面表示する際に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ポジ原稿により光を透過および遮蔽させながら印面を製版してスタンプを作成する方式や印面データに基づいて加熱手段を制御して印面を製版してスタンプを作成する方式のスタンプ作成装置は、印面を手作業で切削する等の特殊な技能が不要であるため、多種類のスタンプを容易かつ安価に手に入れたい需要層に高い評価を得ている。
【0003】
また、上記スタンプ作成装置に使用されるポジ原稿を作成する場合や印面データを作成する場合においても、上記の印面を製版する場合と同様に容易に作成できることが望ましいため、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置のモニタにポジ原稿や印面データのプレビュー画像を表示し、このプレビュー画像上で文字のフォントやレイアウトをマウスやキーボードの操作により編集できるようにしている。具体的には、図21(a)に示すように、モニタのプレビュー画像に印面の所定領域を示す表示枠201を設定しておき、オペレータがマウスやキーボードを操作して文字を入力したときに、表示枠201に一致した文字セル202で文字を表示する。そして、モニタの同一画面上にフォント指定欄を設けておき、このフォント指定欄から所望のフォントを選択する操作を行ったときに、図21(b)に示すように、文字セル201を表示枠201に一致させつつフォントを選択したものに変更する処理を行うようにしている。これにより、オペレータは、表示枠201と文字セル202との関係を意識することなくフォントを変更することが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、表示枠201と文字セル202とを一致させながらフォントを変更するだけでは、文字セル202がグリフ(文字自体)の周囲の余白を含み、その余白の程度が各フォント毎に異なるため、選択したフォントによっては変更前と変更後とでグリフの大きさが顕著に相違することがある。そして、グリフが顕著に相違すると、プレビュー画像のイメージがフォント以外の要素も含めて変化するため、オペレータがグリフの大きさを変更前の状態に戻すように修正しなければならないという余計な操作が必要になる。
【0005】
従って、本発明は、フォントを変更したときに、表示枠に対して一定の関係にある所定の大きさのグリフを常に表示させることができる文字画像作成装置、文字画像作成方法及び文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成装置であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する変更手段とを備えていることを特徴としている。上記の構成によれば、表示枠の枠サイズに対応するように基準フォントのセルサイズが演算手段において求められると、このセルサイズの基準フォントから得られるグリフサイズは、表示枠の枠サイズに対して常に一定の関係になる。従って、この基準フォントによる一定のグリフサイズに表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、表示対象フォントのセルサイズを変更すれば、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、表示枠に対して一定の関係にある所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、前記表示枠内に複数の文字が表示されるときに、各文字の基準フォントの全セルサイズを、前記表示枠の枠サイズに対応させる前記セルサイズとすることを特徴としている。上記の構成によれば、表示枠内に表示される文字数に応じて最適なグリフサイズの文字を表示させることができる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、文字列の基準フォントのセルサイズから全セルサイズに対する占有率を求め、この占有率に応じて文字の基準フォントのグリフサイズを変更することを特徴としている。上記の構成によれば、文字が可変ピッチフォントであったときに、このフォントのセルサイズに応じた表示を各文字に対して行うことができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、前記基準フォントの文字セルの幅および高さを基にして前記占有率を求めることを特徴としている。上記の構成によれば、占有率を簡単に求めることができる。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1ないし3の何れか1項に記載の文字画像作成装置であって、前記表示枠は、印鑑枠に沿って形成された仮想の矩形枠であり、該表示枠内の文字は、前記印鑑枠と一体になって表示されることを特徴としている。上記の構成によれば、表示対象フォントの文字の画像を印鑑枠の画像と共に目視することができるため、文字と印鑑枠との関係を容易に把握することができる。
【0011】
請求項6の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成方法であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する第1工程と、前記第一工程で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する第2工程とを備えていることを特徴としている。上記の構成によれば、請求項1の場合と同様に、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0012】
請求項7の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算し、前記演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更することを特徴としている。上記の構成によれば、請求項1の場合と同様に、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図13は、本実施の形態に係る文字画像作成装置であるパーソナルコンピュータとこれに接続されたスタンプ作成装置のブロック図である。また、図14は、図13に示されたスタンプ作成装置の全体斜視図、図15はその全体断面図である。
【0015】
まず、図14および図15を参照してスタンプ作成装置の構造について説明する。スタンプ作成装置1は、装置本体12に対して着脱可能であって透明の原稿フィルム8を複数枚収納可能なフィルムマガジン2と、フィルムマガジン2の近傍の装置本体12に設けられた印版識別(ID)ラベル用のカットシートCSの供給口3と、サーマルヘッド5を備えた印刷部4と、印刷された原稿フィルム8に基づいてスタンプ本体7の下面に配された印材(図示せず)に印面を形成するためのスタンプ部6と、印面作成時にスタンプ本体7を収納するスタンプ収納部70と、スタンプ部6の近傍の装置本体12に設けられたカットシートCSおよび原稿フィルム8の排出口108とを有している。
【0016】
印刷部4の上面に設けられたヘッドホルダユニット102は、その下側にサーマルヘッド5を有しているとともに、軸110を中心として上方に回動可能となっている。これにより、装置内部のメンテナンスができるようになっている。また、フィルムマガジン2の最も上にある原稿フィルム8先端部は繰り出しローラ23に押圧接触し、この状態で繰り出しローラ23を駆動回転することで原稿フィルム8を印刷部4に向けて良好に搬送することができる。また、カットシートCSは、供給口3の直後に設けられた一対の送り出しローラ19、20と、送り出しローラ19、20の直後に設けられてサーマルヘッド5方向に湾曲したシートガイド21と、ガイドレール15とによって、サーマルヘッド5による印刷が可能な位置へと搬送される。
【0017】
印刷部4には、ワックス系インクが塗付された熱転写リボン9の元巻ロール13aおよび巻取ロール13bが設けられている。ヘッドホルダユニット102の下側に配設されたサーマルヘッド5の下方には、プラテン14が設けられている。また、元巻ロール13aの下方には、原稿フィルム8やカットシートCSをサーマルヘッド5とプラテン14との間に案内するガイドレール15と、搬送途中での原稿フィルム8やカットシートCSの浮き上がりを防止する押えガイド16とが配設されている。また、サーマルヘッド5の下流側には移送ガイド17と、一対の供給ローラ18が設けられている。
【0018】
スタンプ部6下方には、リフレクタボックス34で覆われたキセノン管11を具備した発光ユニット(HU)10が着脱自在に設けられている。スタンプ本体7が載置されるステージ33を有する発光ユニット10はスライドレバー101を上方に摺動させることによってスタンプ作成装置1から取り外しが可能である。また、スタンプ部6には、スタンプ本体7を出し入れする際に開閉される上蓋36と上前蓋106とが設けられている。
【0019】
このスタンプ作成装置1は、図13に示すパーソナルコンピュータ150と接続されることによって、パーソナルコンピュータ150からの制御にしたがって、印面データに基づいた原稿フィルム8へのポジ原稿の印刷、カットシートCSへのIDラベルの印刷、ポジ画像が印刷された原稿フィルム8に基づくスタンプの製版といった各種動作を実行するように構成されている。
【0020】
つまり、フィルムマガジン2から印刷部4に搬送された原稿フィルム8に対して、印面データに基づいてサーマルヘッド5が所定の文字、図形等のポジ画像を印刷し、その印刷された原稿フィルム8がスタンプ部6に送られる。そして、発光ユニット10によってスタンプ本体7の下面に配された印材に原稿フィルム8を介して光が照射されることによって、印材が製版されスタンプ作成装置1による一連のスタンプ作成動作が完了する。
【0021】
また、カットシートCS印刷の場合には、供給口3からカットシートCSが供給され、原稿フィルム8ではなくカットシートCSに文字、図形などのポジ画像が印刷され、排出口108から排出される。印刷されたカットシートCSは、スタンプ本体7のIDラベルとして後述するグリップ部材112(図16参照)の頂部に貼着されてよい。
【0022】
ここで、スタンプ作成装置1に用いられる印材およびスタンプ本体7を備えたスタンプユニットの構造について説明する。ここで用いられる印材は、例えば本出願人による特開平11−78191号公報に開示されているような、カーボンブラックなどの光エネルギー吸収性物質を分散させた軟質多孔性樹脂(例えば、ウレタン系樹脂)からなる下側層と、インクを貯溜するとともに下側層に均一に圧力が印加されるようにする硬質多孔性樹脂(例えば、ポリビニルホルマール)からなる上側層とを具備した2層構造を有する印材である。
【0023】
この印材を圧縮した状態でポジ画像が印刷された透明な原稿フィルム(ポジ原稿)を介して選択的に光を照射すると、原稿の透明部分に対応して光が照射された下側層の部分は、光エネルギー吸収物質の発熱作用によって溶融後固化されるので、シールされてインクを透過しない状態となる。一方、原稿の印刷部分に対応した下側層の部分は、光が照射されないだけでなく原稿の印刷部分からの伝導熱で溶融固化されることもなく、原稿の文字等に対応してシールされないでそのまま残存することとなる。これにより、所望パターンのシール部(非印刷部)と非シール部(印刷部)とが印材の下面に混在した印判が形成される。
【0024】
また、スタンプ本体7は、図16に示すスタンプユニット111の一部を構成しており、このスタンプユニット111は、スタンプ印刷時にユーザが把持するためのグリップ(取っ手)部材112、スカート部材114、スタンプ本体(ホルダ部材)7、および、スタンプ不使用時に印材のカバーとなるキャップ部材116を備えている。スタンプ本体7は、一体に形成された上部ホルダ部81と下部ホルダ部82とから構成されている。そして、スタンプ本体7がスカート部材114内で上下に移動可能となるようにスタンプ本体7とグリップ部材112とが連結される。印材(図示せず)は、スタンプ本体7の下面に熱接着により配設されており、その周縁部からインクが漏れないようにされている。インクは印材の硬質多孔性樹脂からなる上側層に貯溜されている。従って、スタンプ印刷時にキャップ部材116を取り外した状態でグリップ部材112を押し下げて印材を印刷用紙に接触させると、印材上方から供給されたインクが印材の下側層の非シール部だけから滲出して印刷用紙に付着し、所望の画像がスタンプ印刷されることになる。
【0025】
また、スタンプ作成装置1は、図16の如き四角枠のスタンプ本体7のみならず、ネーム印サイズ(印鑑サイズ)のスタンプ本体701にも対応できる。図19に示されるように、中央に丸穴122が設けられたアタッチメント120を使用し、丸穴122内にネーム印サイズのスタンプ本体701を挿入して保持する。
【0026】
尚、スタンプ本体701は、図17に示すように構成されている。図10は、認印サイズの印材3を保持するホルダ部材4の要部の分解図である。ホルダ部材4は、インク吸蔵体50を介して印材3を保持する。ホルダ部材4の底側は、周壁55の内部に中空の円筒形の円筒壁56及び十字形に配置された板状の支持柱57を有し、円筒壁56と支持柱57の間は空洞となっている。また、ホルダ部材4の底部中央には突起58が設けられ、後述のインク吸蔵体50の凹部53と係合する。ホルダ部材4とインク吸蔵体50とは、突起58と凹部53の嵌合により位置決めされ、周壁55の外周側から円筒壁56の内周側に至る幅と同じ幅に取り付けられた両面テープ等により接着される。
【0027】
印材3は、底面がフラットな短筒形に形成されている。この印材3は、例えばカーボンブラック等の光エネルギー吸収性物質を分散させて含有させた気孔率65%程度のポリウレタン等のウレタン系樹脂である軟質多孔性樹脂からなり、厚さ1.2mmである。インク吸蔵体50は、例えば気孔率90%程度のポリビニルホルマールからなる厚さ3mmの硬質多孔性樹脂からなる。このインク吸蔵体50は、円周部分に4分割して接着剤51が塗布され、円周部分内にも点状に散在する接着剤51が塗布されいる。円周部分における接着剤の非塗布部分52は、空気の排出用に設けられている。
【0028】
印材3に含有されるカーボンブラックの重量比率は、例えば、ポリウレタン系発砲樹脂の場合、その樹脂に対し、通常0.1重量%〜15重量%、好ましくは、1.0重量%〜15重量%である。なお、印材3において、カーボンブラックの代りに使用される光エネルギー吸収性物質としては、塩化銅、臭化銀等が挙げられる。また、印材3は、ウレタン系樹脂以外に、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、または、ゴム系樹脂を主原料とするものであってもよい。
【0029】
図18〜図20は、アタッチメント120の使用手順を示す。図18において、上前蓋106を手前に引いてロックを外した後、上蓋36を開く。レバー38を押し広げてから、アタッチメント120をポジ原稿の上に装着する。図19(a)において、アタッチメント120の中央に設けられた丸穴122の位置を、摘まみ124,126を操作して、図19(b)のように、ポジ原稿の印刷部分と丸穴122とを一致させる。図20のように、丸穴122の中にスタンプ本体701を入れ、上蓋36及び上前蓋106を閉じると、図15の状態になる。そして、スタンプ本体701の図示されない印材の下面に、所望パターンのシール部(非印刷部)と非シール部(印刷部)とが混在した印版を形成する。
【0030】
次に、本実施の形態に係る文字画像作成装置であるパーソナルコンピュータおよびこれに接続されたスタンプ作成装置の制御系について、図13を参照して説明する。パーソナルコンピュータ150は、CPU152と、RAM154と、ハードディスク156と、入出力インターフェイス162とを有しており、これらはバス164によって相互に接続されている。また、入出力インターフェイス162には、モニタ158および入力装置160が接続されている。
【0031】
モニタ158には、スタンプ作成装置1で製版されるべき印面データとしての文字画像データや画像編集のためのユーザインターフェイスなどが表示される。入力装置160は、例えばキーボードや入力パッドなどの文字入力が可能な装置のほか、マウスなどのポインティングデバイスやスキャナなどの画像取り込み装置を含んでいてもよい。
【0032】
ハードディスク156は、本実施の形態に係る記録媒体に記録されたプログラムや、仮名・漢字変換などの為の辞書データおよび多数の文字のドットパターンデータがコードデータと対応付けられた印面作成用データなどを磁気的に記憶している。RAM154は、ハードディスク156から読み出されたプログラムや入力装置160から与えられたデータのほか、後述するドット補正処理のためのチェック用データなどを一時的に記憶する。RAM154には、入力装置160から入力された入力データ(文字データなどの場合にはハードディスク156に記憶された穿孔用データに基づいてCPU152で変換されたドットパターンデータ)をドットのオンオフデータとして記憶する入力バッファや、編集された文字画像データを記憶する編集画像バッファ等のほか、種々のカウンタやレジスタが設けられている。
【0033】
CPU152は、ハードディスク156に記憶されたプログラムおよび入力装置160から入力されたデータなどに基づいて、以下に詳述するような所定の画像編集演算を行い、その結果をRAM154および/またはハードディスク156に記憶させ、さらに必要であればモニタ158に表示させる。そして、CPU152は、原稿フィルム8への画像印刷が行われる際に、RAM154の編集画像バッファに記憶された編集結果としての文字画像のドットオンオフデータをスタンプ作成装置1に送る。なお、CPU152は、IDラベルとしてのカットシートCS印刷が行われる際には、本実施の形態による文字画像作成が行われていない入力バッファ171に記憶されたドットオンオフデータを印面データとしてスタンプ作成装置1に送る。
【0034】
本実施の形態に係る制御プログラムが記録された記録媒体は、例えばフロッピーディスクやCD−ROMであり、図13には示されていないものの、パーソナルコンピュータ150にはフロッピーディスクドライブおよび/またはCD−ROMドライブが装備されている。
【0035】
また、スタンプ作成装置1には、CPU180と、ROM182と、RAM184と、入出力インタフェース188とが備えられており、これらはバス190によって相互に接続されている。また、入出力インターフェイス188には、パーソナルコンピュータ150の入出力インターフェイス162が接続されている。これによって、スタンプ作成装置1は、パーソナルコンピュータ1から文字画像のドットオンオフデータを取り込むことが可能である。さらに、入出力インターフェイス188には、ヘッド駆動回路192およびモータ駆動回路194がそれぞれ接続されている。ヘッド駆動回路192にはサーマルヘッド5が接続されており、モータ駆動回路194にはスタンプ作成装置1の各所に配置された各種ローラなどを駆動するモータ178が接続されている。
【0036】
ROM182には、スタンプ作成装置1の全体の作動を制御する制御プログラムを記憶したプログラムが記憶されている。RAM184には、パーソナルコンピュータ150から与えられた文字画像データを記憶する画像バッファ197が設けられている。
【0037】
CPU180は、ROM182に記憶された制御プログラムおよびRAM184の画像バッファ197に記憶された文字画像データに基づいて、ヘッド駆動回路192およびモータ駆動回路194を制御する。これにより、原稿フィルム8またはカットシートCSにはサーマルヘッド5で所望の画像が印刷され、原稿フィルム8はその後印材の製版に供される。
【0038】
次に、本実施の形態に係る文字画像作成装置であるパーソナルコンピュータ150によって実行される文字画像作成方法について、図1〜図12を用いて説明する。
【0039】
パーソナルコンピュータ150において文字画像作成プログラムを起動すると、図8に示すように、現在の編集段階を示す作成手順欄211と、印面の初期レイアウトを示す形式選択欄212とを有した形式選択画面210が表示される。尚、形式選択画面210には、形式選択欄212で選択可能な初期レイアウトを基本印用とオフィス印用とオリジナル印用とに切り換え可能な用途切換スイッチ213や、選択した初期レイアウトを確定する完了スイッチ214、本プログラムを終了する終了スイッチ215、操作方法等を画面表示するヘルプスイッチ216等も設けられている。
【0040】
次に、オペレータによりマウスが操作され、形式選択画面210上でマウスポインタが移動されてクリックされることによって、マウスポインタと重複したスイッチ類等の画像に対応づけられた処理が行われる。例えば形式選択欄212の表示を切り換える場合には、所望の用途切換スイッチ213の画像上にマウスポインタが移動され、マウスがクリックされることによって、このスイッチ13が仮想的に押圧される。これにより、押圧された用途切換スイッチ213に対応する形式選択欄212が形式選択画面210に表示される。
【0041】
所望の形式選択欄212が表示されると、上述のようにマウスが操作されることによって、形式選択欄212内に表示された所望の初期レイアウト画像212aが選択される。尚、初期レイアウト画像121aが選択されると、選択状態を視覚的にオペレータに認識させるように、未選択の画像121aとは異なる色や濃度に置き換えられる。この後、選択が完了すると、完了スイッチ214が押圧されることによって、選択した初期レイアウトが確定されて次の処理へ引き継がれる。
【0042】
次に、図9に示すように、選択された初期レイアウトに対応した文字入力画面217が表示される。文字入力画面217は、拡大プレビュー領域218と、入力エディットボックス219と、フォント指定欄220とを有している。拡大プレビュー領域218は、ポジ原稿のプレビュー画像を拡大表示するものであり、印鑑の周縁部を示す印鑑枠223を予め表示していると共に、この印鑑枠223に沿って形成されたオペレータには見えない仮想の表示枠224を有している。尚、表示枠224は、矩形状に形成されており、1行の初期レイアウトが選択されたときには印鑑枠223の中心部を水平方向に横切るように一つ配置され、図10に示すように、2列の初期レイアウトが選択されたときには印鑑枠223に対して左右一対に配置される。
【0043】
また、入力エディットボックス219は、拡大プレビュー領域218に表示させる文字を入力する際に使用されるものであり、人名の一覧を選択可能に表示する人名辞書スイッチ219aと、特殊な漢字の一覧を選択可能に表示する特殊漢字スイッチ219bと、これらのスイッチ219a,219bで選択された文字やキー入力された文字を修正可能に表示する文字表示部219cとを有している。また、フォント指定欄220は、拡大プレビュー領域218に表示された文字のフォントを切り換える際に使用されるものであり、各種のフォントの一覧を選択可能に表示するフォント選択部220aと、半古書体フォントを選択する半古書体スイッチ220bと、正楷書体フォントを選択する正楷書体スイッチ220cとを有している。
【0044】
さらに、文字入力画面217は、レイアウト枠選択スイッチ221と復帰スイッチ222とを有している。レイアウト枠選択スイッチ221は、初期レイアウトの表示枠224に対応して配置されたレイアウト枠221aを有しており、オペレータに対して初期レイアウトを認識させると共に、文字表示部219cの文字が表示される表示枠224を選択する際に使用される。また、復帰スイッチ222は、前回の編集画面に戻る際に使用される。
【0045】
上記の文字入力画面217が表示されると、例えば図10の2列の初期レイアウトであれば、先ず、レイアウト枠選択スイッチ221において所定のレイアウト枠221aが押圧されることによって、拡大プレビュー領域218の表示枠224が選択される。尚、図9に示すように、1行の初期レイアウトであれば、レイアウト枠選択スイッチ221での選択は不要である。
【0046】
次に、文字表示部219cにマウスポインタが移動され、入力エディットボックス219の文字表示部219c上でクリックされることによって、文字表示部219cがデータ受付状態にされる。そして、キー入力等により“文字”というデータが入力されると、これが文字表示部219cに表示され、データの確定後に、フォント指定欄220で選択された表示対象フォントでもって拡大プレビュー領域218に表示される。また、拡大プレビュー領域218への表示後に、フォント指定欄220における表示対象フォントが変更されると、拡大プレビュー領域218のフォントも連動して変更される。
【0047】
ところで、拡大プレビュー領域218に例えば“文字”を表示するときや、この“文字”のフォントを表示対象フォントに変更するときには、図1のフォントサイズ変更ルーチンが実行される。
【0048】
即ち、図2(a)に示すように、矩形状の表示枠224から表示高Hと表示幅Wとが求められた後(S1)、図2(b)に示すように、表示枠224中の全ての文字について、各文字に対応する基準フォントの文字セル225のセル高y1,y2とセル幅x1,x2が求められる(S2)。そして、表示枠224が文字列を行方向に表示するものであるか否かが判定され(S3)、行方向であれば(S3,YES)、セル幅の合計値に対する各セル幅の比率が算出される(S4)。例えば“文”についてはx1/(x1+x2)、“字”についてはx2/(x1+x2)の比率が算出される。この後、セル幅の比率が表示枠224の表示幅Wに乗算されることにより各基準フォントの基準セル幅とされると共に、表示枠224の表示高Hが各基準フォントの基準セル高とされる(S5)。
【0049】
一方、図10に示すように、表示枠224の文字列が列方向に表示されるものである場合には(S3,NO)、セル高の合計値に対する各セル高の比率が算出された後(S5)、この比率が表示枠224の表示高Hに乗算されることにより各基準フォントの基準セル高とされると共に、表示枠224の表示幅Wが各基準フォントの基準セル幅とされる(S7)。
【0050】
上記のようにして基準セル幅と基準セル高が求められると、図2(c)に示すように、“文字”の基準フォントを基準セル高および基準セル幅で表したときの文字列全体の基準グリフ枠226が求められ、この基準グリフ枠226のグリフ高y3とグリフ幅x3が求められる(S9)。尚、グリフ枠とは、文字自体を示すグリフ228を囲む最小矩形の周縁部に沿った枠のことである。また、文字列の場合には、文字列に含まれる全ての文字のグリフを囲む最小矩形の周縁部に沿った枠のことである。この後、図2(d)に示すように、文字列の表示対象フォントを基準セル高および基準セル幅で表したときの表示対象グリフ枠227が求められ、この表示対象グリフ枠227のグリフ高y5とグリフ幅x5が求められる(S10)。
【0051】
次いで、表示対象グリフ枠227に対する基準グリフ枠226のグリフ高の比率およびグリフ幅の比率が求められる(S11)。そして、基準セル高および基準セル幅に対してグリフ高の比率およびグリフ幅の比率がそれぞれ乗算されることによって、表示セル高および表示セル幅が求められる(S12)。具体的には、“文字”が変換対象とされていた場合には、グリフ高の比率y3/y5が基準セル高(=表示高H)に乗算されることにより表示セル高[Hy3/y5]が求められると共に、グリフ幅の比率x3/x5が基準セル幅Wx1/(x1+x2)に乗算されることにより表示セル幅[Wx3x1/x5(x1+x2)]が求められる。
【0052】
この後、図2(e)に示すように、求めた表示セル高および表示セル幅の文字セル225の表示対象フォントで各文字が表示される(S14)。
【0053】
以上のようにしてフォントサイズ変更ルーチンが実行される結果、拡大プレビュー領域218に表示される文字は、フォントを変更した場合でも、常に略同一のグリフサイズで表示されることになる。尚、図10に示すように、2列の初期レイアウトが選択されていた場合には、拡大プレビュー領域218の各表示枠224に対して上述の変更ルーチンが実行される。この結果、表示枠224のそれぞれに“鈴木”および“一郎”という文字列が書き込まれていれば、これら文字列の“鈴木”および“一郎”が略同一のグリフサイズの表示対象フォントで表示されることになる。
【0054】
次に、拡大プレビュー領域218に“鈴木”および“一郎”という文字列が表示された状態で完了スイッチ214が押圧されると、これらの文字列および表示対象フォントが確定されて次の処理へ引き継がれる。そして、図11に示すように、作成画面230が表示される。作成画面230には、上述の拡大プレビュー領域218や作成手順欄211、完了スイッチ214等の他、ポジ原稿のプレビュー画像を実寸で表した実プレビュー領域231および微調整スイッチ232が設けられている。そして、実プレビュー領域231や拡大プレビュー領域218のプレビュー画像を基にして文字の大きさやレイアウトがオペレータにより確認され、この状態で調整する必要が無ければ、完了スイッチ214が押圧されることによって、この文字列の状態が確定されて次の処理へ引き継がれる。一方、文字の大きさやレイアウトを調整する必要がある場合には、微調整スイッチ232が押圧される。尚、フォントを変更する場合には、復帰スイッチ222が押圧されることによって、図9の文字入力画面217に戻される。
【0055】
微調整スイッチ232が押圧されると、図12に示すように、微調整画面233が表示される。微調整画面233には、処理対象となる文字のサイズを調整するサイズ調整欄234と、処理対象となる文字の位置を調整する位置調整欄235とが拡大プレビュー領域218の下方に設けられている。サイズ調整欄234には、文字セルの全体を拡大する全拡大スイッチ234aと、文字セルの全体を縮小する全縮小スイッチ234bと、文字セルの縦方向のみを拡大する縦拡大スイッチ234cと、文字セルの縦方向のみを縮小する縦縮小スイッチ234dと、文字セルの横方向のみを拡大する横拡大スイッチ234eと、文字セルの横方向のみを縮小する横縮小スイッチ234dとが設けられている。一方、位置調整欄235には、拡大プレビュー領域218における文字セルの位置座標(文字の表示位置)を上下左右に変化させる位置スイッチ235aが設けられている。
【0056】
また、拡大プレビュー領域218においては、各文字の周囲を囲んだ矩形状の識別枠238が表示されている。識別枠238は、各文字の文字セルの周縁部に沿って形成されており、サイズ調整欄234や位置調整欄235の処理対象となる文字をオペレータに対して識別可能にしている。尚、この識別枠238は、拡大プレビュー領域218に表示された各文字の文字セル上にマウスポインタを位置させてクリックする毎に表示と非表示とに切り換えられる。
【0057】
さらに、拡大プレビュー領域218の側方には、拡大プレビュー領域218に表示された状態を保存するレイアウト保存スイッチ236と、微調整画面233が表示された直後の状態に戻す初期状態復帰スイッチ237とが設けられている。
【0058】
上記の微調整画面233が表示されると、先ず、拡大プレビュー領域218に表示された識別枠238がオペレータにより目視され、識別枠238で囲まれた文字が処理対象となっていることが確認される。そして、処理対象となる文字を特定する場合には、マウスポインタが拡大プレビュー領域218の文字上に移動され、この文字が識別枠238で囲まれていれば、マウスのクリックにより非処理対象(識別枠238の非表示)に切り換えられる一方、識別枠238で囲まれていなければ、マウスのクリックにより処理対象(識別枠238の表示)に切り換えられる。
【0059】
即ち、マウスポインタを所望の位置に移動させるようにマウスが操作されてクリックされると、図3の処理判定ルーチンが実行される。そして、マウスポインタの座標値を基にしてマウスポインタが拡大プレビュー領域218における文字上に存在するか否かが判定される(S21)。文字上に存在していない場合には(S21,NO)、他の処理が実行された後(S22)、本ルーチンが終了される。例えばヘルプスイッチ216上にマウスポインタが存在していれば、ヘルプ画面の表示後に終了される。一方、文字上に存在する場合には(S21,YES)、この文字に対して処理対象と非処理対象とを切り換えるように選択フラグが反転される(S23)。尚、選択フラグは、サイズ調整や位置調整の処理対象となっている否かを示すデータであり、選択フラグが立ち上げられたときに処理対象であることを示し、立ち下げられたときに非処理対象であることを示す。
【0060】
この後、拡大プレビュー領域表示処理が実行される(S24)。即ち、図4に示すように、拡大プレビュー領域218に対応して形成された文字表示バッファの先頭位置にデータポインタが移動され(S31)、データポインタの指す位置に文字が格納されているか否かが判定される(S32)。文字が格納されていなければ(S32,NO)、本ルーチンから処理判定ルーチンにリターンされる一方、文字が格納されていれば(S32,YES)、この文字が拡大プレビュー領域218に表示される(S33)。
【0061】
さらに、データポインタの文字に対して選択フラグが立ち上げられているか否かが判定され(S34)、選択フラグが立ち上げられていれば(S34,YES)、拡大プレビュー領域218に表示された文字を囲むように識別枠238が表示される(S35)。一方、選択フラグが立ち上げられていなければ(S34,NO)、識別枠238が非表示にされる(S36)。この後、データポインタが文字表示バッファの次の位置に移動され(S37)、S32から再実行される結果、文字表示バッファに格納された全文字についての表示が行われると共に、選択フラグに基づいた識別枠238の表示および非表示が行われる。そして、本ルーチンから図3の処理判定ルーチンにリターンされることによって、マウスをクリックしたときの一連の処理が終了する。
【0062】
以上のようにして処理対象となる文字が特定されると、続いて、マウスポインタがサイズ調整欄234や位置調整欄235に移動され、各スイッチ234a〜234f,235が押圧される。
【0063】
例えば図5(a)に示すように、特定の1文字が識別枠238に囲まれて処理対象とされていた場合において、図12の全拡大スイッチ234aが押圧されると、図5(b)に示すように、識別枠238に囲まれた文字の文字セルが全方向に拡大されることによって、グリフサイズが拡大されると共に、文字セルの周縁部に沿って形成される識別枠238が拡大される。この後、図12の位置調整欄235における右方向および上方向の位置スイッチ235aが押圧されると、図5(c)に示すように、識別枠238で囲まれた特定の文字のみが拡大された状態を維持しながら所定量単位で右方向および上方向へ移動する。
【0064】
また、例えば図6(a)に示すように、全ての文字が識別枠238に囲まれて処理対象とされていた場合において、図12の全拡大スイッチ234aが押圧されると、図6(b)に示すように、全ての文字のグリフサイズが拡大され、この後、図12の位置調整欄235における右方向および上方向の位置スイッチ235aが押圧されると、図6(c)に示すように、全ての文字が拡大された状態を維持しながら所定量単位で右方向および上方向へ移動する。
【0065】
これにより、オペレータは、識別枠238により処理対象となっている文字を確認しながら、この文字のグリフサイズおよび位置を変更することができるため、印鑑枠223に対して所望のバランスを有したレイアウトに容易に調整することができる。この後、調整したレイアウトの状態をオリジナルフォーマットとして保存する場合には、図12に示すように、レイアウト保存スイッチ236が押圧されることによって、オリジナル印用の形式選択欄212に登録される。一方、微調整を失敗した場合には、初期状態復帰スイッチ237が押圧されることによって、この微調整画面233が表示された直後の状態に戻される。
【0066】
そして、上記のようにして調整が完了すると、完了スイッチ214が押圧されることによって、図11に示すように、作成画面230の拡大プレビュー領域218および実プレビュー領域231に微調整後の文字が表示される。この後、所望のフォントおよびレイアウトで文字が作成された場合には、完了スイッチ214が押圧されることにより文字の作成が完了する。
【0067】
一方、フォントや文字を変更したい場合には、復帰スイッチ222が押圧されることによって、図10の文字入力画面217に切り換えられる。この際、文字入力画面217の拡大プレビュー領域218に表示された各文字には、例えば縦10ドット拡大、横6ドット縮小、上方向4ドット移動、右方向8ドット移動等のように微調整情報が付加されている。尚、この微調整情報は、図8のオリジナル印用の形式選択欄212に登録されたオリジナルフォーマットを読み出して図9の文字入力画面217に表示させた場合の各文字についても付加されている。
【0068】
そして、このような場合において、例えば図7(a)のレイアウトとなるように微調整情報が関連付けられた“文字”に対して“列”が追加されると、図7(b)に示すように、“文”の微調整情報と“字”の微調整情報との平均値が“列”の微調整情報として付加されて表示枠224に表示される。これにより、追加された“列”の文字に全く微調整情報が付加されていない場合には、図7(c)に示すように、追加された“列”が既存の“文字”に対して大きく違和感を生じさせるものになるが、図7(b)に示すように、平均値の微調整情報が付加されると、既存の“文字”と追加された“列”との間に違和感を生じさせることがない。この結果、オペレータにより編集作業が円滑に行われることになる。
【0069】
以上のように、本実施形態の文字画像作成装置は、図1および図2(a)〜(e)に示すように、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠224内に所定のグリフサイズで表示させるものであって、文字の基準フォントのセルサイズを表示枠224の枠サイズに対応させるように演算する演算手段(図1のS1〜S7)と、演算手段で演算された基準フォントのグリフサイズに表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、表示対象フォントのセルサイズを変更する変更手段(図1のS9〜S14)とを備えた構成にされている。そして、本実施形態においては、上記の演算手段と同一の動作を行う第1工程(図1のS1〜S7)と、上記の変更手段と同一の動作を行う第2工程(図1のS9〜S14)とを有した文字画像作成方法により文字を作成している。
【0070】
尚、本実施形態においては、枠サイズとして表示枠224の表示高および表示幅を用いて表現し、セルサイズとして文字セル225のセル高およびセル幅を用いて表現し、グリフサイズとして基準グリフ枠226や表示対象グリフ枠227のグリフ高およびグリフ幅を用いて表現しているが、これに限定されるものではなく、例えば各サイズを対角線で表現しても良いし、内接円や外接円等で表現しても良い。
【0071】
上記の構成において、表示枠224の枠サイズに対応するように基準フォントのセルサイズが演算手段において求められると、このセルサイズの基準フォントから得られるグリフサイズは、表示枠224の枠サイズに対して常に一定の関係になる。従って、この基準フォントによる一定のグリフサイズに表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、表示対象フォントのセルサイズを変更すれば、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、表示枠224に対して一定の関係にある所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0072】
また、演算手段(図1のS1〜S7)は、表示枠224内に複数の文字が表示されるときに、図1のS5やS7において、セル高やセル幅の比率を表示枠224の表示高や表示幅に乗算することによって、各文字の基準フォントの全セルサイズを、表示枠224の枠サイズに対応させるセルサイズとする機能を有していると共に、文字列の基準フォントのセルサイズから全セルサイズに対する占有率をセル高やセル幅の比率に基づいて求め、この占有率に応じて文字列の基準フォントのグリフサイズを変更する機能を有している。これにより、表示枠224内に表示される文字数に応じて最適なグリフサイズの文字を表示させることが可能になっていると共に、文字が可変ピッチフォントであったときに、このフォントのセルサイズに応じた表示を文字列に対して行うことが可能になっている。
【0073】
尚、本実施形態においては、占有率を簡単に求めることができるように、基準フォントの文字セル225のセル高およびセル幅を基にして占有率を求めているが、これに限定されるものではなく、上述のように対角線長や内接円等の半径を基にして求めることもできる。
【0074】
さらに、図9や図10に示すように、表示枠224は、印鑑枠223に沿って形成された仮想の矩形枠であり、表示枠224内の文字は、印鑑枠223と一体になって表示されている。これにより、表示対象フォントの文字の画像を印鑑枠223の画像と共に目視することができるため、文字と印鑑枠223との関係を容易に把握することができる。
【0075】
また、本実施形態における文字画像作成装置は、文字の基準フォントのセルサイズを表示枠224の枠サイズに対応させるように演算し、演算された基準フォントのグリフサイズに表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、表示対象フォントのセルサイズを変更することを特徴とする文字画像作成プログラムを実行可能なパーソナルコンピュータ150により実現されている。そして、文字画像作成プログラムを記録する記録媒体として、フロッピーディスクやCD−ROMを例示しているが、これに限定されるものではなく、半導体メモリーや磁気テープ等の記録媒体に記録されていても良い。
【0076】
【発明の効果】
請求項1の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成装置であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する変更手段とを備えている構成である。上記の構成によれば、表示枠の枠サイズに対応するように基準フォントのセルサイズが演算手段において求められると、このセルサイズの基準フォントから得られるグリフサイズは、表示枠の枠サイズに対して常に一定の関係になる。従って、この基準フォントによる一定のグリフサイズに表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、表示対象フォントのセルサイズを変更すれば、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、表示枠に対して一定の関係にある所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0077】
請求項2の発明は、請求項1記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、前記表示枠内に複数の文字が表示されるときに、各文字の基準フォントの全セルサイズを、前記表示枠の枠サイズに対応させる前記セルサイズとする構成である。上記の構成によれば、表示枠内に表示される文字数に応じて最適なグリフサイズの文字を表示させることができる。
【0078】
請求項3の発明は、請求項2記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、文字列の基準フォントのセルサイズから全セルサイズに対する占有率を求め、この占有率に応じて文字列の基準フォントのグリフサイズを変更する構成である。上記の構成によれば、文字が可変ピッチフォントであったときに、このフォントのセルサイズに応じた表示を各文字に対して行うことができる。
【0079】
請求項4の発明は、請求項3記載の文字画像作成装置であって、前記演算手段は、前記基準フォントの文字セルの幅および高さを基にして前記占有率を求める構成である。上記の構成によれば、占有率を簡単に求めることができる。
【0080】
請求項5の発明は、請求項1ないし3の何れか1項に記載の文字画像作成装置であって、前記表示枠は、印鑑枠に沿って形成された仮想の矩形枠であり、該表示枠内の文字は、前記印鑑枠と一体になって表示される構成である。上記の構成によれば、表示対象フォントの文字の画像を印鑑枠の画像と共に目視することができるため、文字と印鑑枠との関係を容易に把握することができる。
【0081】
請求項6の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成方法であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する第1工程と、前記第一工程で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する第2工程とを備えている構成である。上記の構成によれば、請求項1の場合と同様に、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【0082】
請求項7の発明は、各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算し、前記演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する構成である。上記の構成によれば、請求項1の場合と同様に、選択される表示対象フォント毎にグリフサイズが異なる場合でも、所定のグリフサイズの文字を常に表示させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フォントサイズ変更ルーチンのフローチャートである。
【図2】 フォントサイズ変更ルーチンの実行途中の状態を示す説明図であり、(a)は表示枠の状態、(b)は基準フォントの文字セルの状態、(c)は基準フォントの文字セルを拡大した状態、(d)は表示対象フォントの文字セルの状態、(e)は表示対象フォントの文字セルを拡大した状態である。
【図3】 処理判定ルーチンのフローチャートである。
【図4】 拡大プレビュー領域表示ルーチンのフローチャートである。
【図5】 拡大プレビュー領域内の文字を微調整する状態を示すものであり、(a)は文字を識別枠で特定した状態、(b)は文字を拡大した状態、(c)は文字を移動した状態である。
【図6】 拡大プレビュー領域内の文字を微調整する状態を示すものであり、(a)は文字を識別枠で特定した状態、(b)は文字を拡大した状態、(c)は文字を移動した状態である。
【図7】 微調整情報が付加された文字列に文字を追加する状態を示すものであり、(a)は文字の追加前の状態、(b)は追加した文字に微調整情報を付加した状態、(c)は追加された文字に微調整情報を付加しなかった状態である。
【図8】 形式選択画面の説明図である。
【図9】 文字入力画面の説明図である。
【図10】 文字入力画面の説明図である。
【図11】 作成画面の説明図である。
【図12】 微調整画面の説明図である。
【図13】 スタンプ画像編集装置であるパーソナルコンピュータとこれに接続されたスタンプ作成装置のブロック図である。
【図14】 図13に示されたスタンプ作成装置の全体斜視図である。
【図15】 図13に示されたスタンプ作成装置の全体断面図である。
【図16】 図13に示されたスタンプ作成装置に用いられるスタンプユニットの分解斜視図である。
【図17】 図13に示されたスタンプ作成装置に用いられるスタンプユニットの分解斜視図である。
【図18】 図13に示されたスタンプ作成装置へのネーム印サイズのスタンプ本体の装着手順を示す斜視図である。
【図19】 図13に示されたスタンプ作成装置へのネーム印サイズのスタンプ本体の装着手順を示す斜視図である。
【図20】 図13に示されたスタンプ作成装置へのネーム印サイズのスタンプ本体の装着手順を示す斜視図である。
【図21】 従来のグリフサイズの関係を示す説明図であり、(a)はフォント変更前のグリフサイズ、(b)はフォント変更後のグリフサイズである。
【符号の説明】
1 スタンプ作成装置
5 サーマルヘッド
8 原稿フィルム
9 熱転写リボン
10 発光ユニット
111 スタンプユニット
150 パーソナルコンピュータ
152 CPU
154 RAM
158 ハードディスク
160 入力装置
210 形式選択画面
211 作成手順欄
212 形式選択欄
213 用途切換スイッチ
214 完了スイッチ
217 文字入力画面
218 拡大プレビュー領域
220 フォント指定欄
221 レイアウト枠選択スイッチ
222 復帰スイッチ
223 印鑑枠
224 表示枠
225 文字セル
226 基準グリフ枠
227 表示対象グリフ枠
228 グリフ
230 作成画面
231 実プレビュー領域
232 微調整スイッチ
233 微調整画面
234 サイズ調整欄
235 位置調整欄
236 レイアウト保存スイッチ
237 初期状態復帰スイッチ
238 識別枠

Claims (7)

  1. 各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成装置であって、
    前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する変更手段と
    を備えていることを特徴とする文字画像作成装置。
  2. 前記演算手段は、前記表示枠内に複数の文字が表示されるときに、各文字の基準フォントの全セルサイズを、前記表示枠の枠サイズに対応させる前記セルサイズとすることを特徴とする請求項1記載の文字画像作成装置。
  3. 前記演算手段は、文字列の基準フォントのセルサイズから全セルサイズに対する占有率を求め、この占有率に応じて文字列の基準フォントのグリフサイズを変更することを特徴とする請求項2記載の文字画像作成装置。
  4. 前記演算手段は、前記基準フォントの文字セルの幅および高さを基にして前記占有率を求めることを特徴とする請求項3記載の文字画像作成装置。
  5. 前記表示枠は、印鑑枠に沿って形成された仮想の矩形枠であり、該表示枠内の文字は、前記印鑑枠と一体になって表示されることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の文字画像作成装置。
  6. 各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成方法であって、
    前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算する第1工程と、
    前記第一工程で演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更する第2工程と
    を備えていることを特徴とする文字画像作成方法。
  7. 各種フォントの中から選択された表示対象フォントの文字を表示枠内に所定のグリフサイズで表示させる文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記文字の基準フォントのセルサイズを前記表示枠の枠サイズに対応させるように演算し、
    前記演算された前記基準フォントのグリフサイズに前記表示対象フォントのグリフサイズが近づくように、該表示対象フォントのセルサイズを変更することを特徴とする文字画像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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