JP4491528B2 - 洗浄溶液及び洗浄方法 - Google Patents

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Description

【0001】
(関連出願とのクロスリファレンス)
発明の名称が「洗浄システム及び方法」である関連出願(書類 No. M-5191 US)が、本願の発明者によって、本願と同時に米国へ出願されている。
【0002】
(背景)
(発明の分野)
本発明は、洗浄、さらに詳しくは洗浄溶液及びその用途に係る。
【0003】
(関連技術の記載)
各種の汚れ、染み及び汚染を、広範な種類の表面及び物から清浄化する能力を持つ洗浄溶液調合物は極めて重要である。そのため、洗浄剤の分野において多大の研究が行われており、その結果、広範な種類の洗浄剤組成をもつ多くの洗浄溶液が開発されている。
【0004】
これら多くの洗浄調合物の特性をさらに増大させるため、各種の界面活性剤、抗汚れ剤及び抗染み剤などを含む成分も、最終の調合物中に配合されている。さらに、最近では、既に複雑である調合物に、さらに添加された他の成分の存在によって、抗細菌特性をも提供する洗浄溶液調合物が導入されている。
【0005】
これら複雑な組成物の多くは、許容できる洗浄特性を提供するが、その許容できる特性は、しばしば、特別な用途に限られる。このような事実は、多くの外国産の高価な成分を使用しても認められる。さらに、これらの組成物は、典型的には臭いを除去しないため、しばしば、短時間悪臭を覆い隠す芳香剤を含有している。最後に、これら洗浄溶液の多くは、もし仮に摂取したり又はユーザーの皮膚と接触した場合には、ユーザーに害を与える成分を含有しており、このような接触を防止するために、保護衣服が必要である。
【0006】
したがって、いくつかの容易に入手可能な成分のみを含有する一方で、広範な種類の表面及び物を洗浄できる洗浄溶液を得ることは有利である。また、洗浄溶液が無毒性であり、かつユーザーの皮膚と偶然に接触しても、害する原因とはならないことは有利である。さらに、洗浄溶液が、除去された汚れ、染み及び汚染が再付着することなく再使用される得るように、油などの如き広範な種類の有機物質に関する封鎖特性を有すると有利である。
【0007】
洗浄溶液が、乾燥の際に、薄くて、目に見えない保護フィルム、又はコーティングを形成することによって、表面又は物に、抗汚れ、及び抗染み特性を提供することも有利であると思われる。さらに、洗浄溶液が、芳香剤の添加の必要なく悪臭を除去できると有利である。最後に、洗浄溶液が、殺菌及び殺真菌活性を提供できると有利である。
【0008】
(要約)
本発明によれば、上述の利点を提供する洗浄溶液が提供される。本発明の洗浄溶液は、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3,CAS RN 144-55-8)、炭酸ナトリウム(Na2CO3,CAS RN 497-19-8)、及びリン酸三ナトリウム(Na3PO4,CAS RN 10101-89-0)からなり、各種の濃度で水溶液として調製された混合物からなる。炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びリン酸三ナトリウムの混合物は、特定のモル比を有し、上述の各種の濃度で存在する。
【0009】
本発明のいくつかの具体例では、洗浄溶液は、スプレイクリーナーとして使用され、表面に噴霧され、湿った表面を清浄な布で拭くことによって、汚れ、染み及び汚染を除去するように調製される。乾燥時、本発明の洗浄溶液は、表面上に薄い、目に見えない保護コーティング又はフィルムを残すので有利である。
【0010】
このようなスプレイ式のいくつかの具体例では、さらに空気から悪臭を除去するために、洗浄溶液は、非常に細かいミスト又はエーロゾルとして噴霧される。乾燥後に形成された薄い保護フィルムは、エーロゾルが分散した後も、このような悪臭を除去し続けると有利である。悪臭の除去に加えて、この薄い保護コーティング又はフィルムは、再度汚れに対する保護を提供し、細菌又は真菌の成長を妨げ又は成長速度を低減させ、表面又は物の潤滑性を増大させ、摩耗を低減させる。
【0011】
いくつかの具体例では、本発明の洗浄溶液は、洗浄されるべき対象物を浸漬すること(この場合、洗浄溶液が対象物の表面から汚れ、染み及び汚染を除去し、再析出の防止のためこれらを封鎖する)を目的として使用されるように調製される。このような浸漬法は、例えば、ランドリークリーナーのような撹拌を伴う独立型クリーニング法として、又は撹拌を伴う又は伴わない1次工程(後に他のクリーニング工程が行われる)として使用される。
【0012】
他のいくつかの具体例では、洗浄溶液は、擦り洗い又はブラシ洗い(この場合、汚れの大きなビルドアップが存在する)を目的として使用されるように調製される。
【0013】
また、いくつかの具体例では、上述のクリーニング法の1以上の組み合わせが、1以上の洗浄溶液製剤と共に使用される。
【0014】
本発明の具体例のすべてにおいて、洗浄溶液は、使用後にすすぎを必要としない。このように、本発明による洗浄溶液は、表面又は物を清浄化し、表面又は物に付着した薄い保護フィルム(再汚れを低減又は防止する)を提供するものである。
【0015】
(詳細な説明)
以下は本発明の実例となる具体例の詳細な説明である。この本発明の具体例において、開示されている方法、又は特殊な構造を様々に変更したり、又は改造したりできることは、当業者には明らかであると思う。このような本発明の技術思想に基づいて、従来技術を進歩させる変更、改造、又は変形は、いずれも、本発明の範囲に含まれるものである。したがって、本発明は、以下に記載する具体例に何ら制限されるものではなく、限定的な意味で解されるべきではない。
【0016】
本発明は、広範な種類の物及び表面を清浄化するための洗浄溶液を提供するものである。例えば、本発明の洗浄溶液は、壁の如き塗装表面、コットン、ウール及び合成生地(ナイロンなど)の如き生地、タイル、ガラス及び金属表面及び各種の木材、及び滑らかな革表面の清浄化に有効である。
【0017】
さらに、本発明の洗浄溶液は、清浄化された表面、又は物の繊維に薄い、目に見えない保護コーティング、又はフィルムを提供する。この薄い保護コーティングは、ほとんどの表面に良好に付着し、擦ることによっては容易には除去されない。このように、保護コーティングは、再度の汚れ、又は再度の染みを、有利に防止又は低減させ、表面又は物の潤滑性を増大させ、周囲環境からの悪臭を除去する。
【0018】
本発明による洗浄溶液は、3つの公知の入手容易な物質、すなわち、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3,CAS RN 144-55-8)、炭酸ナトリウム(Na2CO3,CAS RN 497-19-8)及びリン酸三ナトリウム(Na3PO4,CAS RN 10101-89-0)の混合物を使用して調製されると有利である。これらの物質は、いずれも本質的に無毒性であり、安全である。
【0019】
炭酸水素ナトリウムは、ベーキングパウダーとして一般的に知られており、洗浄剤と同様に食品の調製における添加剤として、しばしば使用される。炭酸ナトリウム(ベーキングソーダ又は炭酸ソーダとして一般的に知られている)は、公知の洗浄剤又はエンハンサー(溶液中にある場合、湿疹用の皮膚クレンザーとしての用途も有する)である。リン酸三ナトリウムは、水軟化剤として及び多くの一般的な洗剤調合物における成分としてよく知られている。
【0020】
本発明の具体例に含まれる洗浄溶液は、上記成分を特定のモル比で使用することによって、有利な特性を得るものである。ついで、この特定のモル比を、各種の濃度の水溶液として調製する。このように、本発明の具体例は、モル比がおよそ1:2.6:1.6である炭酸水素ナトリウム(以下「SB」と表示する)、炭酸ナトリウム(以下「SC」)、及びリン酸三ナトリウム(以下「TSP」)の混合物を各種の濃度で含有する水溶液である。すなわち、本発明の洗浄溶液を調製するために、SB1モル当たり、SC2.6モル及びTSP1.6モルを使用する。
【0021】
代表的な「最大強度の」調合物では、およそ208lの水にSB 910g、SC 1,930g、TSP 2,270gを合わせることによって、第1の濃度を有する一定量の溶液が調製される。
使用する水は、脱塩水、軟化水又は逆浸透圧(RO)システムを介して処理した水である。
【0022】
このような第1の濃度の代表的な「最大強度の」調合物は、およそ2.46%の固体又は活性成分である。上記「最大強度の」洗浄溶液の量は、単なる説明にすぎず、同じモル比及び固体%濃度を有する溶液を、他の量(例えば、208lよりもむしろ100l)で調製することは当業者にとって容易であることは理解されると思う。さらに、上記成分の特定のモル比が、最も効果的であることが判明しているが、他の同様のモル比も有効である。
【0023】
このように、特定のモル比の10%程度の変動は有効であり、このような組成も、本発明の範囲及び精神内である。さらに、上記「最大強度の」調合物に関する他の固体濃度も有効であることが判明しており、例えば、高くて2.7%、又は低くておよそ2.2%の濃度も、有効であることが判明しており、これらも、本発明の範囲及び精神内である。
【0024】
「最大強度の」調合物は、洗浄溶液として有効であるが、この「最大強度の」調合物よりも低い濃度を有する他の調合物も、有効なクリーナーであることも判明している。このように、第2の濃度を有する調合物は、第1の濃度の「最大強度の」溶液を約半分に希釈することによって調製される。したがって、この「半分−強度の」調合物は、第1の濃度の50%である濃度を有する。その結果、かかる代表的な調合物は、およそ1.23%の固体濃度である。
【0025】
「最大強度の」洗浄溶液の他の希釈物も多数調製でき、広範な種類の表面及び物を清浄化するために有利に使用され、「最大強度の」調合物の特殊な希釈が、「最良の」濃度を決定するために各種の濃度をテストすることによって、しばしば決定されることに注目されるべきである。これらの他の希釈物のすべてが、本発明の範囲及び精神内である。
【0026】
例えば、濃度60%を有する洗浄溶液(第1の濃度を有する溶液の40%希釈物)が、カジノなどで見られるようなプレイ表面、及びゲームテーブルの周囲を清浄化することに関して有効であることが判明している。このような第3の濃度の代表的な調合物は、およそ1.48%の固体濃度である。
【0027】
最後に、上記希釈物の各々は、「最大強度の」溶液の希釈物として特徴付けられるが、いずれも、それぞれ好適なモル比1:2.6:1.6において、適切な量のSB、SC及びTSPを混合することによって直接調製されることも、よく理解されると思う。
上述のように、本発明の洗浄溶液の各成分は知られているが、本発明の具体例によるこれらの成分の特定の混合物は、これまで知られていない。例えば、1989年5月9日付で本願と同一の発明者に対して付与され、現在では放棄された米国特許第4,828,621号(名称「抗−静電気保護組成物及び方法」)(以下「’621」と表示する)には、本発明の成分の物質的に異なる混合物が示されている。
【0028】
「’621」特許において、この物質的に異なる混合物は、固体濃度4−16%をもつ溶液中に、炭酸水素ナトリウム:炭酸ナトリウム:リン酸三ナトリウムの容量比、およそ1:2:4を有する抗静電気溶液を形成する。このように、本発明の具体例に従って調製される洗浄溶液と比べて、「’621」特許の抗静電気溶液は、異なる成分比を有し、しかも異なる結果を生ずるように異なる固体濃度を有するものとして調製されている。
1996年9月3日付でカー(Carr)らに付与された米国特許第5,552,078号(名称「炭酸塩製のランドリー洗剤組成物」)(以下「’078」と略称する)には、本発明の3つの成分が、他の物質的に異なる調合物の一部として示されている。
【0029】
「’078」特許の調合物は、3つの成分の異なる割合、及びいくつかの付加成分を含むより複雑な全体組成の両方を有する。このように、「’078」特許には、界面活性剤、炭酸ナトリウム少なくとも75−80重量%、炭酸水素ナトリウム約0.1−15重量%、リン酸三ナトリウム約0.1−2重量%、ポリアクリレート又はポリマレエート約0.1−2重量%及び水約1−12重量%からなる粉末組成物が示されており、この粉末組成物は主として、ランドリー洗剤として使用される。
【0030】
このように、「’078」が示す更なる原料が要求されることに加えて、炭酸水素ナトリウム:炭酸ナトリウム:リン酸三ナトリウムのモル比が、本発明のものとは明らかに異なる。
【0031】
本発明のいくつかの具体例において、さらに、該洗浄溶液を特殊な態様で調製することが有利であることが判明している。このように、いくつかの具体例では、適切な量の炭酸水素ナトリウム(SB)を、脱塩、軟化又はRO水に添加し、溶解するまで撹拌している。
【0032】
SBは、水に対して完全なる溶解性であることが知られているが、溶解を迅速に行うためには、30−40℃に暖めておいた水にSBを添加することが有利であることが判明している。SBが溶解した後、適切な量の炭酸ナトリウム(SC)をSB溶液に添加して、再び撹拌する。
【0033】
SCの添加後、不透明な溶液が得られ、長い撹拌の後でも、溶液は充分には透明にならないことに気付くと思う。
【0034】
最後に、適切な量のリン酸三ナトリウム(TSP)をSB及びSCの混合物に添加し、再び撹拌する。TSPの添加後、短時間(数分)で混合物は透明になり、これは3つの成分の真の溶液を意味するものである。
当業者であれば、本発明の洗浄溶液を調製するのに他の方法を利用できることが理解されると思う。例えば、洗浄溶液の調製における第1の工程として、SCを水に添加できる。さらに、上述の無水の原料よりも、むしろ、いくつかの成分の各種の水和物のいずれか1つ、又はいくつかを使用することも可能である。このような水和物を使用する場合には、水和形物質の量は、適切なモル比約1:2.6:1.6を得るため、好適な「無水の当量」を提供するように調節される。
【0035】
しかし、洗浄溶液のこれらの他の製法は、本発明の範囲及び精神内であるが、発明者は、上記の態様で洗浄溶液を調製することが有利であるとの知見を得た。
本願の発明者によって、本願と同時に出願された関連出願(名称「洗浄システム及び方法」;書類 No. M-5191 US)には、例えば、プレイカード、チップ、コイン及びトークンの如き対象物を清浄化するシステム(各システムは本発明の洗浄溶液を含む)が開示されている。この関連出願(以下「M-5191」)を、参考としてそのまま引用する。
既に述べたように、本発明によるいくつかの具体例においては、洗浄溶液は、清浄化されるべき表面又は物に噴霧されるように調製される。
【0036】
M-5191において検討されているように、濃度60%の洗浄溶液を、ゲームテーブルのプレイ表面に噴霧して、被清浄化表面全体を軽く湿らせる。例えば、「ブラックジャック」又は「クラップ」テーブルで見られるように、これらのプレイテーブルは、上側表面に付けられた好適なゲームマーキングをもつフェルト又はフェルト様材料からなっている。
【0037】
表面全体が軽く湿った後、清浄な布を使用して、表面上に洗浄溶液を分散させ、軽い擦り及び吸い取り運動によって、存在するいかなる汚れ又は汚染をも除去する。続いて、表面を乾燥させ、薄いコーティング又はフィルムを形成する。この薄いフィルムは、表面上又は物の繊維の周りに形成され、増大された潤滑性と共に抗汚れ特性を表面に提供する。さらに、洗浄された物の表面は、手触りが柔らかくなり、洗浄前よりもより潤滑性になることが観察された。このようにして、洗浄から次の洗浄までの期間が長くなり、表面の摩耗が減少した。
【0038】
本発明の洗浄溶液は、上述のスプレイ法を使用して、多様な表面を洗浄することに有効である。このように、ゲームテーブルのプレイ表面に加えて、カーペット及び敷物、タイル製のカウンタートップ、又は他の天然素材表面、Formica(米国登録商標)又はCorian(米国登録商標)の如き人工素材表面、ステンレス鋼の如き金属表面、ガラス表面及びラテックス又はエナメルの如き水性又は油性ペイントで塗られた表面を洗浄するために、噴霧として使用される。
【0039】
いくつかのケースでは、洗浄溶液を被洗浄表面上に噴霧し、ついで、清浄な乾燥した布などによって、表面から汚れ及び汚染をふき取る。他のケースでは、洗浄溶液を布又は他の塗付具に塗布し、湿らせた塗付具を使用して表面から汚れ及び汚染をふき取る。
【0040】
本発明の洗浄溶液で表面を洗浄すると、洗浄された表面は、滑らかな、潤滑性の感触を有し、再汚れに対して抵抗性があることが観察される。このような滑らかな感触は、高光沢仕上げペイントで塗装した表面について観察されたものと同様である。
「最大強度の」溶液は、代表的に、ほとんどの物及び表面に適合するものであるが、いくつかの物については、希釈した溶液の使用が有利であることに注目されなければならない。例えば、ほとんどのゲームテーブルのプレイ表面は、濃度60%のものを使用して、適切に清浄化され、ほとんどのプレイカードは、濃度50%の清浄溶液で、適切に清浄化される。このように、洗浄溶液の最も一般的な目的に関しては、洗浄溶液の適切な希釈物を使用できることを明確にするため、洗浄前に被清浄化表面の一部をテストすることが賢明である。このようなプレ−テストは公知である。
【0041】
本発明の洗浄溶液は、非常に汚れた物、又は汚染した対象物、又は物のためのプレ−浸漬浴としても使用しうる。そのためには、本発明の洗浄溶液の適切な量を容器に入れ、被浸漬物を入れる。浸漬時間と共に、使用する洗浄溶液の希釈度は、汚れの量及び特定の物に左右される。
【0042】
しかし、ほとんどの用途については、5−30分の浸漬時間が適切であることが判明している。例えば、非常に汚れた布製品又は衣服は、洗濯前に、本発明の洗浄溶液の50%希釈物にプレ−浸漬される。このようにして、必ずしもすべての汚れが除去されなかったとしても、標準の洗濯サイクルを使用して、染みのない衣服とすることができる。
【0043】
汚れの量が少ない場合には、標準の洗濯前に汚れ部分を単にプレ−湿潤させるために、濃度60%の洗浄溶液の使用が有利であることが判明している。
【0044】
リッジ、溝、又は他のへこみ、又は表面不規則性を有する表面上に、汚れ又は汚染が存在する場合には、汚れを除去するために、プレ−浸漬及び擦り洗いの組み合わせを使用することが有利であることが判明している。このように、M-5191において述べられているように、非常に汚れたカジノチップを、初めに「最大強度の」溶液に浸漬し、ついで、カジノチップの両側を擦り洗いするためにブラシを使用するチップ洗浄システムにおいて洗浄する。カジノチップの表面以外の表面は、プレ−浸漬をブラシ擦り洗いと組み合わせることによっても洗浄される。キッチンのタイル製カウンタートップ又はバスは、汚れが蓄積して、上述したようなプレ−浸漬/擦り洗い法を使用する洗浄が必要となるような溝又は他のへこみを有していてもよい。
【0045】
わずかな汚れの蓄積に加えて、用語「非常に汚れた又は汚染した」は、衣服、カーペット又は敷物の如き織物の上の尿、グリース、グレープジュース、チョコレート、ワインなどによって生じた汚れを意味する。すなわち、代表的には、現在知られているような特殊な「スポットリムーバー」調合物の使用を必要とする汚れである。
【0046】
しかし、本発明のいくつかの具体例は、このような非常な汚れのスポットの除去での使用を目的として調製されているため、本発明の洗浄溶液は、典型的には、清浄な表面又は物を提供するために「スポットリムーバー」を必要としない。
【0047】
本発明の洗浄溶液を、既に知られている「スポットリムーバー」の態様で使用する場合には、公知の「スポットリムーバー」の使用後にしばしば見られるような「白いリッジ」は観察されないことに注目されなければならない。したがって、非常な汚れ又は汚染は、拡散するよりも、むしろ、洗浄溶液内に混入、又は封鎖され、除去される。このように、衣服、カーペット又は敷物から非常に汚れた区域を除去するために、本発明の具体例による溶液を、かかる非常に汚れた区域に塗布する。
【0048】
いくつかのケースでは、溶液を噴霧によって塗布しているが、他のケースでは容器内におけるプレ−浸漬として塗布でき、使用する方法にかかわらず、清浄な布などでの吸い取り/ふき取り前に、湿らせた溶液を湿ったままに数秒間維持する。典型的には、最も強い汚れであっても、このようにして除去されるが、必要であれば、第2の洗浄処理を使用できる。
【0049】
上述したように、本発明の洗浄溶液の具体例は、悪臭の除去特性も発揮する。このように、悪臭のある汚れ及び汚染を洗浄するために使用する際には、汚れと共に悪臭が有利に除去されることが判明した。
【0050】
例えば、動物の尿の染みをもつカーペット又は敷物は、本発明の洗浄溶液を噴霧として使用することによって、有利に洗浄される。汚れた部分に軽くスプレイして、この汚れた部分を湿らせ、続いて清浄な布などで吸い取り/ふき取りする。乾燥後、悪臭は除去される。
汚れと共に悪臭を除去することに加えて、本発明の具体例では、空気処理システムを洗浄して、細菌又は真菌の成長、及びしばしば伴われるかび臭い臭いを有利に除去できることが判明した。
【0051】
このように、本発明のいくつかの具体例では、空気処理システムのファンを最大速度で作動させながら、本発明の洗浄溶液の細かい噴霧、又はエーロゾルを空気取り入れ口にスプレイする。このようにして、エーロゾルは空気処理システムのダクト又は溝全体に分散する。
【0052】
本発明の洗浄溶液は、かび又は真菌をカプセル化して、いかなる連続的な成長をも阻止し、悪臭を除去する。このように、一般的なアスペルギルス・ニーガー(Aspergillus niger)の胞子に関して、本発明の「最大強度の」溶液で処理したサンプルからの胞子の回収率は1.5%より小である(ここで、回収率100%は、殺菌した脱塩水のみで処理したサンプルから回収された胞子の数として定義される)。
真菌アスペルギルス・ニーガーの如き微生物の成長を抑制する作用に加えて、本発明の洗浄溶液は、広範な他の微生物に対する活性も発揮する。例えば、表面への本発明の具体例を適用すると、殺菌剤として作用し、フィルム又は薄いコーティングとして乾燥させた後、他の本質的にすべての細菌と接触する際、生存する細菌を除去する。このことは、少なくとも一部は、乾燥によって形成されたフィルム又はコーティングのカプセル化特性によるものと考えられる。
【0053】
本発明のいくつかの具体例では、洗浄した表面に対して、洗浄溶液の2回目の塗布を行い、続いて上述の如く乾燥を行う。このような2回目の塗布を行なう場合には、処理した表面における微生物(例えば、細菌及び真菌)の再成長が延期されることが判明している。乾燥によって形成されたフィルム又はコーティングは、厚さ約2−10μの硬い潤滑性のコーティングである。
【0054】
本発明の洗浄溶液内において、活性な試薬は、連合して微生物の成長を阻害し、悪臭を除去し、かつ任意の再汚れを防止し続けるために活性な表面を提供するカプセル化剤を形成する。再汚れに対するこのフィルムの存在及び有効性を、内装用ラテックスペイントで塗装した2つの乾燥壁の各々にモーターオイル1滴を落とすことによって証明した。
【0055】
1つの乾燥壁を予め本発明による洗浄溶液で洗浄したところでは、モーターオイルは、滴として残っており、冷たい水でぬぐい取った後には残渣は残らない。これに対して、処理していない乾燥壁では、モーターオイルは接触時拡散し、ぬぐい取った後にも、目視できる残渣が残る。
わずかに3つの一般的に容易に入手できる成分を含有する一般的な用途の洗浄溶液について記載した。本発明の洗浄溶液は、広範な種類の表面及び物の洗浄を提供できるように、各種の濃度で調製されることは明らかである。さらに、洗浄溶液の各成分は、安全かつ本質的に無毒性の物質であるため、これら3つの成分の混合物も安全であり、本質的に無毒性であることも明らかである。
【0056】
さらに、本発明の洗浄溶液は、乾燥によって形成された薄いフィルム又はコーティングによって、又は介して、各種の有機物質の洗浄を可能にする封鎖特性、及び抗汚れ及び抗染み特性を有することは明らかである。
【0057】
本発明の具体例は、乾燥による薄いフィルムの形成によって、又は介して延長された殺真菌及び殺菌特性を有することも明らかである。また、コーティングは洗浄された表面を、本質的に密封して潤滑性を増大させ、このようにして、洗浄と次の洗浄との間の時間、及び減少した摩耗により、物の有効寿命を延長させる。最後に、本発明のいくつかの具体例は、更なる試薬又は添加剤の必要なく、悪臭を減少又は除去することについて有効であることが明らかである。
【0058】
本発明の上記具体例は、単なる説明のためのものであって、限定するものではない。その広い態様において、本発明から逸脱することなく、各種の変化及び変更が可能であることは当業者には明白であると思う。
【0059】
「最大強度の」溶液に加えて、ただ2つの特別な希釈物について検討したが、調製され、かつ固体濃度およそ2.46−2.75%を有する「最大強度の」溶液から、多数の希釈物を調製しうることを理解されなければならない。したがって、請求の範囲は、本発明の精神及び範囲に属するすべての変化及び変更を包含するものである。

Claims (13)

  1. 水溶液中に炭酸水素ナトリウム;炭酸ナトリウム;及びリン酸三ナトリウムを含有してなり、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びリン酸三ナトリウムのモル比が1:2.6:1.6であり、総濃度が2.75%より小であることを特徴とする洗浄溶液。
  2. 総濃度が、1.7%より小である、請求項1記載の洗浄溶液。
  3. 前記洗浄溶液が、初めに水に炭酸水素ナトリウムを溶解させ、ついで炭酸ナトリウムを添加し、最後にリン酸三ナトリウムを添加することによって調製されるものである、請求項1記載の洗浄溶液。
  4. 水溶液が脱塩水からなる、請求項1記載の洗浄溶液。
  5. 水溶液が化学的に軟化させた水からなる、請求項1記載の洗浄溶液。
  6. 水溶液が逆浸透圧処理した水からなる、請求項1記載の洗浄溶液。
  7. 汚れた表面又は物を、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びリン酸三ナトリウムを含有し、1:2.6:1.6のモル比を有する洗浄溶液で湿らせ;及び汚れた表面を清浄な乾燥した布で拭いて汚れを除去し、前記表面上に薄い保護フィルムを形成することを特徴とする洗浄方法。
  8. 炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びリン酸三ナトリウムを含有し、1:2.6:1.6のモル比を有する洗浄溶液の薄いフィルム又はコーティングを表面に形成することからなり、前記薄いフィルム又はコーティングが接触する悪臭を低減又は排除することを特徴とする、悪臭の排除又は低減方法。
  9. 表面への薄いフィルム又はコーティングの形成が、洗浄溶液の微細な噴霧又はエーロゾルを空気に分散させ、分散した洗浄溶液で表面を覆い、乾燥させて薄いフィルム又はコーティングを形成させることからなる、請求項8記載の方法。
  10. 空気への洗浄溶液の微細な噴霧又はエーロゾルの分散が、微細な噴霧を空気処理システムのダクト部又は溝に分散させることからなる、請求項9記載の方法。
  11. 表面への薄いフィルム又はコーティングの形成が、前記表面を洗浄溶液の直接噴霧によって湿らせ、及び湿った表面を乾燥させて薄いフィルム又はコーティングを形成させることからなる、請求項8記載の方法。
  12. 表面への薄いフィルム又はコーティングの形成が、前記表面を、洗浄溶液を有する塗付具によって湿らせ、及び湿った表面を乾燥させて薄いフィルム又はコーティングを形成させることからなる、請求項8記載の方法。
  13. 表面又は物の上での微生物の成長を低減又は排除する方法において、前記表面又は物を、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びリン酸三ナトリウムを含有し、1:2.6:1.6のモル比を有する洗浄溶液で湿らせ;及び前記表面又は物を乾燥させて薄い保護フィルム又はコーティングを形成させ、該表面又は物をカプセル化することを特徴とする、表面又は物の上での微生物の成長の低減又は排除方法。
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