JP4487153B2 - 光センサ及び局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光センサ及び局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トイレの便座に使用者が着座したことを検知する着座センサとして機能する光センサを例にとって、従来技術を説明する。便座を揺動可能に保持したケースに着座センサとして光センサを設ける技術が開示されている(実公平7−48160号公報など)。この光センサは、ハウジングに発光素子及び受光素子を装備することにより構成されている。このような光センサを構成する各素子はハウジングに密閉されているものではなく、各素子のリード部はコーティング処理により保護膜を被覆することにより保護されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用期間がかなり長期化した場合等を考慮すると、光センサのさらなる耐久性の向上が要請されている。更に、トイレで使用する光センサでは、室内の湿気の他に、洗剤や尿といった不純物が付着する頻度が高く、さらなる耐久性の向上が要請されている。殊に、人体の局部を洗浄する温水を貯蔵する温水タンクや放熱性をもつ電装品を着座センサと共にケースに内蔵する局部洗浄装置では、光センサはケース内の熱雰囲気の影響を受けるため、さらなる耐久性の向上が要請されている。
【0004】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、耐久性の向上に有利な光センサを提供すること、耐久性の向上に有利な光センサを備えた局部洗浄装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の光センサは、空洞室と、空洞室の前端に形成された前端開口と、空洞室の後端に形成された後端開口と、前端開口側に形成されたレンズ位置決め部と、後端開口側に形成された基板位置決め部とをもつ筒部材で形成されたハウジングと、
ハウジングの空洞室に収容された光素子と、レンズ位置決め部に当接して位置決めされ、ハウジングの前端開口の境界がシールされた透光レンズと、基板位置決め部に当接して位置決めされた光素子用の基板と、基板の後面に接着して、後端開口をシールしたシール樹脂埋設塊体とを具備しており、
レンズ位置決め部は、空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第1リング状端面と、第1リング状端面の外径端から空洞室の軸芯に沿って延設された第1リング状内周面とで構成され、第1リング状端面と第1リング状内周面とで断面L字形状部分を構成しており、透光レンズは、第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、第1リング状内周面に対面して係合しつつ前記軸芯に沿った平行な長さで所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えており、更に、ハウジングは、第1リング状内周面に開口して連通すると共に前記軸芯に沿った開口幅が前記距離L1よりも小さく且つ前記距離L1内に設けられた注入口を有しており、注入口からシール材を注入することにより、透光レンズのレンズ外周面の全周に浸透させ、第1リング内周面と透光レンズのレンズ外周面との間にリング状のシール層が形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
本明細書においては、前端とはハウジングのうち測定対象物に近い側を意味する。後端とはハウジングのうち測定対象物から遠い側を意味する。
【0007】
本発明の光センサによれば、ハウジングの前端開口側に透光レンズを位置決めするとともに、透光レンズのレンズ外周面とハウジングの第1リング状内周面との境界をシール層でシールしている。更に、ハウジングの後端開口側に基板を位置決めするとともに基板とハウジングとの境界をシール樹脂埋設塊体でシールしている。この結果、光センサのハウジング内が密閉化されるため、外部からのガス、水、尿、塵等の異物の侵入が未然に防止される。従って、湿度雰囲気や熱雰囲気や温度変化雰囲気で使用されるときであっても、光センサの耐久性が向上する。なおハウジングは単一構造が好ましい。
【0008】
本発明の局部洗浄装置は、人体の局部を洗浄する洗浄ノズルと、使用者の便座への着座を検知する光センサとを備えた局部洗浄装置において、光センサは、空洞室と、空洞室の前端に形成された前端開口と、空洞室の後端に形成された後端開口と、前端開口側に形成されたレンズ位置決め部と、後端開口側に形成された基板位置決め部とをもつ筒部材で形成されたハウジングと、ハウジングの空洞室に収容された光素子と、レンズ位置決め部に当接して位置決めされ、ハウジングの前端開口の境界がシールされた透光レンズと、基板位置決め部に当接して位置決めされた光素子用の基板と、基板の後面に接着して、後端開口をシールしたシール樹脂埋設塊体とを具備しており、
レンズ位置決め部は、空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第1リング状端面と、第1リング状端面の外径端から空洞室の軸芯に沿って延設された第1リング状内周面とで構成され、第1リング状端面と第1リング状内周面とで断面L字形状部分を構成しており、
透光レンズは、第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、第1リング状内周面に対面して係合しつつ前記軸芯に沿った平行な長さで所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えており、
更に、ハウジングは、第1リング状内周面に開口して連通すると共に前記軸芯に沿った開口幅が前記距離L1よりも小さく且つ距離L1内に設けられた注入口を有しており、
注入口からシール材を注入することにより、透光レンズのレンズ外周面の全周に浸透させ、第1リング内周面と透光レンズのレンズ外周面との間にリング状のシール層が形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の局部洗浄装置に使用される光センサによれば、ハウジングは、ハウジングの前端開口側に透光レンズを位置決めするとともに、透光レンズのレンズ外周面とハウジングの第1リング状内周面との境界をリング状のシール層でシールしている。更に、ハウジングの後端開口側に基板を位置決めするとともに、基板とハウジングとの境界をシール樹脂埋設塊体でシールしている。この結果、光センサのハウジング内が密閉化されるため、外部からのガス、水、尿、塵等の異物の侵入が未然に防止される。従って、使用環境が厳しいトイレで使用される局部洗浄装置において使用されるときであっても、光センサの耐久性が向上する。なおハウジングは単一構造が好ましい。
【0010】
本発明の光センサ及び局部洗浄装置によれば、光センサは、発光素子及び受光素子の少なくとも一方を備えることができる。双方を備えていても良い。光としては波長領域は特に限定されず、可視光でも非可視光でも良い。非可視光としては赤外線が代表的なものである。赤外線であれば可視光の影響を避け得る。従って発光素子は例えば赤外線LED、半導体レーザ素子、可視光LED等を採用することができる。受光素子は例えばPSD素子(Position Sensitive Device)、フォトトランジスタ、フォトダイオード等を採用することができる。
【0011】
光センサのハウジングとしては、通気性、通水性がないことが要請され、従って金属系、樹脂系のものを採用することができる。
【0012】
シール樹脂埋設塊体としては、樹脂自体の吸湿性、透湿性が小さいこと、接着強度が大きいことが要請され、従ってシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂等の少なくとも1種を採用することができる。
【0013】
光センサの前方に、波長選択機能をもつフィルタ部材を設けることができる。
【0014】
本発明の光センサ及び局部洗浄装置によれば、次の(1)の態様を採用する
【0015】
(1)レンズ位置決め部は、空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第1リング状端面と、第1リング状端面の外径端から空洞室の軸芯に沿って延設された第1リング状内周面とで構成され、第1リング状端面と第1リング状内周面とで断面L字形状部分を構成している。透光レンズは、第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、第1リング状内周面に対面して係合しつつ前記軸芯に沿った平行な長さで所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えている。これにより透光レンズとハウジングとの境界域におけるシール層によるシールが良好となると共に、透光レンズの位置決めが良好となる。本明細書において周面とは円形状の周面、角形状の周面を含む。
【0016】
本発明の光センサ及び局部洗浄装置によれば、次の(2)〜(5)の態様を採用することができる。
【0017】
(2)基板位置決め部は、空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第2リング状端面と、第2リング状端面の外径端から空洞室の軸芯に沿って延設された第2リング状内周面とで構成され、第2リング状端面と第2リング状内周面とで断面L字形状部分を構成している。基板は、ハウジングの第2リング状端面に対面して係合する基板端面と、第2リング状内周面に対面して係合する基板外周面とを備えている。これにより基板とハウジングとの境界域におけるシールが良好となると共に、基板の位置決めが良好となる。
【0018】
(3)透光レンズ及び基板は、空洞室の軸芯方向においてハウジングの前後を補強している。これによりハウジングの肉厚を過剰にせずとも、ハウジングが強化される。
【0019】
(4)空洞室は、湿度が少ない状態が好ましい。または負圧状態、不活性ガスを封入した状態にすることもできる。この場合、空洞室に収容した光素子の発錆等を抑制でき、耐久性を向上できる。不活性ガスを封入すれば、ハウジングの空洞室を区画する壁が負圧で変形することを防止することができる。不活性ガスとしては窒素ガス、窒素富化ガス、アルゴンガス等を採用することができる。
【0020】
(5)局部洗浄装置において、光センサを内蔵するケースが設けられ、ケースには、洗浄ノズルに温水を供給する温水タンク、及び、放熱性をもつ電装品が内蔵されている。温水タンクや放熱性をもつ電装品がケースに内蔵されているときには、ケース内は熱を帯びるため、ケース内の部品には、熱や、温度変化に対する耐久性が要請される。本発明の光センサのような構成とすれば、光センサのハウジング内が密閉され、外部の熱や、温度変化に対する光センサの耐久性が向上するため、熱をもちやすく、温度変化のある局部洗浄装置のケース内で使用するのに適する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図1は光センサの正面図、図2は光センサの背面図、図3は図1のIII−III断面(光センサの発光側)を示し、図4は図1のIV−IV断面図(光センサの受光側)を示す。図1に示すように、ハウジング2は発光側と受光側とを備えた単一構造の筒部材である。
【0023】
(発光側)
光センサ1の発光側について図3を参照して説明する。図3に示すように、光センサ1のハウジング2は角筒形状をなしており、樹脂材で形成されており、空洞室3と、空洞室3の前端に形成された前端開口4と、空洞室3の後端に形成された後端開口5と、前端開口4側に形成されたレンズ位置決め部6と、後端開口5側に形成された基板位置決め部9とをもつ。
【0024】
空洞室3はリング状の中間壁50により前空洞室31と後空洞室32とに分けられている。ハウジング2のうち空洞室3を区画する壁厚は、前端開口4や後端開口5を形成する壁厚よりも厚肉化されている。
【0025】
レンズ位置決め部6は、空洞室3の軸芯Pに対して直角方向に沿った平坦状の第1リング状端面7と、第1リング状端面7の外径端から空洞室3の軸芯Pに沿って前方に延設された第1リング状内周面8とで構成されている。第1リング状端面7と第1リング状内周面8とで断面L字形状部分を構成している。
【0026】
透光レンズ12は樹脂製であり、軸芯Pに対して直角方向に沿ったレンズ端面13と、レンズ端面13の外径端から軸芯方向に沿って延設されたレンズ外周面14とを備えている。図3に示すように、レンズ外周面14は、軸芯に沿って所定距離である軸長L1(距離L1)ぶん軸芯に沿って延設されている。レンズ外周面14の軸長L1を確保すべく、透光レンズ12は比較的厚肉である。透光レンズ12は外乱光の影響を回避すべく、特定の波長域(赤外線領域)を選択的に透過できるようにされている。
【0027】
透光レンズ12の取付けにあたっては、透光レンズ12をハウジング2の前端開口4から装入し、レンズ端面13と第1リング状端面7とを対面させると共に、レンズ外周面14と第1リング状内周面8とを対面させる。これにより透光レンズ12はレンズ位置決め部6に当接されて位置決めされる。
【0028】
上記したように透光レンズ12を位置決めした状態で、更に透光レンズ12を空洞室3の奥方に押しつけながら、低粘性の液状のシール材を、ハウジング2に形成されている注入口2xから注入し、毛細管現象により、透光レンズ12とレンズ位置決め部6との間において透光レンズ12の全周に浸透させた後に固化させ、リング状のシール層51を形成する。リング状のシール層51により透光レンズ12のレンズ外周面14とハウジング2の前端開口4の内壁面の第1リング状内周面8との境界が気密にシールされる。この結果、透光レンズ12はハウジング2の前端開口4を閉鎖した状態で固定される。上記したように透光レンズ12はレンズ位置決め部6により位置決めされるため、透光レンズ12の焦点精度を良好に確保できる。
【0029】
図1に示すように、透光レンズ12は正面形状において隅部12cを面取りしたほぼ四角形状とされている。レンズ位置決め部6も同様にほぼ四角形状とされている。注入口2xは第1リング状内周面8に対面するように形成されている。
【0030】
図3に示すように、ハウジング2に形成されている基板位置決め部9は、空洞室3の軸芯Pに対して直角方向に沿った第2リング状端面10と、第2リング状端面10の外径端から空洞室3の軸芯に沿って後方に延設された第2リング状内周面11とで構成されている。第2リング状端面10と第2リング状端面10とで断面L字形状部分を構成している。
【0031】
光素子として機能する発光素子16は、発光素子本体17と、発光素子本体17から後方に導出された複数の脚18とで構成されている。脚18を介して発光素子16は基板20に保持されている。発光素子16は具体的には赤外線LEDとされている。
【0032】
基板20は樹脂を基材とした平板形状をなしており、図3に示すように、軸芯Pに対して直角方向に沿った基板端面21と、軸芯P方向に沿った基板外周面22とを備えている。基板外周面22の軸長L2(図3参照)を確保すべく、基板20は所要の厚みに設定されている。
【0033】
基板20をハウジング2の後端開口5から装入し、基板20の基板端面21とハウジング2の第2リング状端面10とを対面させると共に、基板20の基板外周面22とハウジング2の平坦状の第2リング状内周面11とを対面させる。これにより基板20はハウジング2の基板位置決め部9に当接されて位置決めされる。この状態では基板20はハウジング2の後端開口5を閉鎖していると共に、発光素子16は空洞室3に収容されている。
【0034】
上記のように基板20をハウジング2の基板位置決め部9に位置決めした状態で、止めねじ29により基板20をハウジング2に固定する。更に、流動性をもつポッテング用のシール材をハウジング2の後端開口5から装填し、所定時間放置し、基板20の背面に接着した状態で固化させる。これによりハウジング2の後端開口5の空間を埋めたシール樹脂埋設塊体25が形成される。この結果、基板20の基板外周面22とハウジング2の後端開口5の内壁面との境界が気密にシールされる。発光素子16の脚18は基板20から後方に突き出しているが、脚18の突き出し部18mはシール樹脂埋設塊体25の内部に埋設されており、金属製の脚18の腐食を抑え得る。
【0035】
シール樹脂埋設塊体25となるシール材が固化前で流動性をもつ場合であっても、基板20の後端開口5は基板20で閉鎖されているため、シール材が空洞室3の奥方に進入することは抑制される。
【0036】
(受光側)
光センサ1の受光側について説明する。受光側は発光側と近似した構成をもつ。従って、発光側と対応する受光側の部品には、参照数字にbを付している。図4及び図3の比較から理解できるように、光センサ1のハウジング2においては、受光側の軸長は発光側の軸長よりも短くされている。ハウジング2は、受光側において空洞室3bと、空洞室3bの前端に形成された前端開口4bと、空洞室3bの後端に形成された後端開口5bと、前端開口4b側に形成されたレンズ位置決め部6bと、後端開口5b側に形成された基板位置決め部9bとをもつ。
【0037】
受光側の空洞室3bは発光側の空洞室3と独立して形成されている。受光側の前端開口4bは発光側の前端開口4と独立して形成されている。図1に示すように受光側の前端開口4bは発光側の前端開口4と隣設して並設されており、受光側の前端開口4bの直辺は発光側の前端開口4bの直辺に対面しており、直辺同士は実質的に平行とされている。図2に示すように、後端開口5は、その寸法がK1×K2のサイズとされており、発光側と受光側とで共通化されている。
【0038】
図4に示すように、受光側の空洞室3bはリング状の中間壁50により前空洞室3b1と後空洞室3b2とに分けられている。レンズ位置決め部6bは、空洞室3bの軸芯Pbに対して直角方向に沿った第1リング状端面7bと、第1リング状端面7の外径端から受光側の空洞室3bの軸芯Pbに沿って前方に延設された第1リング状内周面8bとで構成されている。第1リング状端面7bと第1リング状内周面8bとで断面L字形状部分を構成している。
【0039】
受光側の透光レンズ12bは、発光側のレンズと同種のものであり、空洞室3bの軸芯Pbに対して直角方向に沿ったレンズ端面13bと、レンズ端面13bの外径端から軸芯Pb方向に沿ったレンズ外周面14bとを備えている。レンズ外周面14bの軸長を確保すべく、透光レンズ12bは比較的厚肉である。透光レンズ12bは外乱光の影響を回避すべく、特定の波長域(赤外線領域)を選択的に透過できるようにされている。
【0040】
透光レンズ12bの取付けにあたっては、透光レンズ12bをハウジング2の前端開口4bから装入し、レンズ端面13bと第1リング状端面7bとを対面させると共に、レンズ外周面14bと第1リング状内周面8bとを対面させる。これにより透光レンズ12bはレンズ位置決め部6bに当接されて位置決めされる。このように透光レンズ12bを位置決めした状態で、更に透光レンズ12bを空洞室3bの奥方に押しつけながら、低粘性の液状のシール材を注入口2yから注入し、毛細管現象により、透光レンズ12bとレンズ位置決め部6bとの間において透光レンズ12bの全周に浸透させた後に、固化させ、シール層51bをリング状に形成する。これにより透光レンズ12bのレンズ外周面14bとハウジング2bの前端開口4bの内壁面における第1リング状内周面8bとの境界が気密にシールされる。この結果、透光レンズ12bはハウジング2の前端開口4bを閉鎖した状態で固定される。
【0041】
図1に示すように、透光レンズ12bは正面形状において隅部12bcを面取りしたほぼ四角形状とされている。レンズ位置決め部6bも正面形状において同様にほぼ四角形状とされている。注入口2yは第1リング状内周面8bに対面するように形成されている。
【0042】
図4に示すように、ハウジング2に形成されている基板位置決め部9bは、空洞室3bの軸芯Pbに対して直角方向に沿った第2リング状端面10bと、第2リング状端面10bの外径端から空洞室3bの軸芯Pbに沿って後方に延設された第2リング状内周面11bとで構成されている。第2リング状端面10bと第2リング状内周面11bとで断面L字形状部分を構成している。
【0043】
光素子として機能する受光素子16bは基板20bに保持されている。受光素子16bは具体的にはPSD素子とされている。
【0044】
基板20bは四角板形状をなしており、図4に示すように、軸芯Pbに対して直角方向に沿った基板端面21bと、軸芯Pb方向に沿った基板外周面22bとを備えている。基板外周面22bの軸長を確保すべく、基板20bは所要の厚みに設定されている。
【0045】
受光素子16bを備えた基板20bをハウジング2bの後端開口5bから装入し、基板20bの基板端面21bとハウジング2の平坦状の第2リング状端面10bとを対面させると共に、基板20bの基板外周面22bとハウジング2の第2リング状内周面11bとを対面させる。これにより基板20bはハウジング2の基板位置決め部9bに当接されて位置決めされる。位置決めした状態で止めねじ29b(図2参照)により基板20bをハウジング1に固定する。この状態では基板20bはハウジング2の後端開口5bを閉鎖していると共に、受光素子16bは空洞室3bに収容されている。
【0046】
図4に示すように、受光素子16bの保持性を高めるためのホルダ26が用いられている。ホルダ26の孔状の第1ガイド部27はハウジング2のガイド突起28に嵌合していると共に、ホルダ26の突起状の第2ガイド部29は基板20bのガイド孔30に嵌合している。
【0047】
図4に示すように、受光側の基板20bはシール樹脂埋設塊体25に埋設されている。換言すると、図2から理解できるように、発孔側と受光側とで後端開口5は共通化されている。シール樹脂埋設塊体25は後端開口5の全面を覆っており、受光側の基板20bおよび発光側の基板20の双方を埋設している。受光素子16b及び発光素子16等に給電したり信号を伝達したりするための導線28は、その中間部がシール樹脂埋設塊体25に埋設されつつ、ハウジング2の背面側から外部に導出されている。
【0048】
(実施形態の主効果)
以上説明したように本実施形態においては、ハウジング2は単一構造であり、ハウジング2の前端開口4,4bを透光レンズ12,12bで閉鎖するとともに、透光レンズ12,12bのレンズ外周面14,14bとハウジング2の前端開口4,4bの内壁面における第1リング状内周面8,8bとの境界をリング状のシール層51,51bでシールしている。更に、ハウジング2の後端開口5を基板20,20bで閉鎖するとともに基板20,20bとハウジング2の後端開口5の内壁面との境界をシールしている。この結果、光センサ1のハウジング2の空洞室3,3bが密閉化されるため、外部からのガス、水、尿、塵等の異物の侵入が未然に防止される。従って、熱雰囲気、高湿雰囲気、更には水、洗剤、尿などの異物が付着するといった雰囲気において光センサ1が使用されるときであっても、光センサ1の耐久性が向上する。
【0049】
更に本実施形態においては、発光側において厚肉の透光レンズ12,12bはハウジング2の前部を補強していると共に、受光側において基板20,20bはハウジング2の後部を補強している。故にハウジング2の壁厚を過剰に厚くせずとも、上記補強効果により光センサ1の密閉構造が長期にわたり維持でき、光センサ1の耐久性が一層向上する。殊に透光レンズ12,12b及びシール樹脂埋設塊体25はハウジング2の平均肉厚よりも厚いため、補強性は確保される。
【0050】
更に本実施形態においては、図3,図4から理解できるように、透光レンズ12,12b及びシール樹脂埋設塊体25はハウジング2の平均肉厚よりも厚いため、断熱性を高めることができる。故に光センサ1が熱雰囲気や温度変化雰囲気で使用されるときであっても、発光素子16や受光素子16bの保護性を高め得る。
【0051】
またシール樹脂埋設塊体25をハウジング2の後端開口5に装填するに際して、シール樹脂埋設塊体25となる流動性をもつシール材の成形圧に伴い基板20,20bを基板位置決め部9,9bの平坦状の第2リング状端面10,10bに矢印S方向(空洞室3,3bの軸芯P,Pbに沿った方向)に押圧付勢する作用も期待できる。これにより基板20,20bと基板位置決め部9,9bとの間のシール性を一層高める効果も期待できる。
【0052】
またシール樹脂埋設塊体25が固化すれば、ハウジング2のうち後端開口5を区画する壁部分2hを補強する効果を期待できるため、壁部分2hの壁厚を薄肉化できる。また厚肉の透光レンズ12,12bにより、ハウジング2のうち前端開口4,4bを区画する壁部分2kを補強する効果も期待できるため、壁部分2kの壁厚を薄肉化するのに有利となる。故に光センサ1の軽量化にも貢献できる。
【0053】
(他の実施形態)
上記した実施形態では製造過程は大気中で行い、特に封入ガス処理を施していないため、ハウジング2の空洞室3,3bには大気が存在している。これに限らず、図1〜図4に示す実施形態において、ハウジング2の空洞室3,3bは負圧状態にすることもできるし、また、ハウジング2の空洞室3,3bに不活性ガスを封入することもできる。このようにすれば、空洞室3,3b内での結露の防止に有効であり、発光素子16や受光素子16bの長寿命化を一層図り得る。
【0054】
更に不活性ガスを封入した場合には、ハウジング2の空洞室3,3bの負圧化も防止できるため、ハウジング2の剛性を過剰にせずとも、負圧化に起因するハウジング2の壁部の変形を防止するのに有利となる。またハウジング2の空洞室3,3bを負圧状態にした場合には、ハウジング1の壁厚によっては、負圧化によりハウジング2の壁部の変形を誘発するおそれがあるが、前記したように厚肉の透光レンズ12,12b及び基板20,20bによりハウジング2の前後を補強すれば、ハウジング2の壁部の変形を抑制するのに有利となる。
【0055】
上記した実施形態では、低粘性の液状のシール材を透光レンズ12,12bとハウジング2との境界に浸透固化させて接着することにしているが、これに限らず、超音波溶着などで溶着することにしても良い。
【0056】
(適用形態)
図5は適用形態を示す。図5に示すように、本適用形態は、トイレ用の局部洗浄装置30に適用した場合である。局部洗浄装置30は、便器装置の後部に取り付けられる樹脂製のカバー31と、カバーに揺動可能に支持された便座32と、カバー31に揺動可能に支持された便蓋33とを備えている。便座32に着座した使用者を検知できるように、カバー31には検知窓34が形成されている。検知窓34は、光波長選択機能をもつフィルタ34cで閉鎖されている。検知窓34に対面するように光センサ1がカバー31に内蔵されている。光センサ1の発光素子16から放射された赤外線は、検知窓34を透過し、カバー31の外方に照射される。その赤外線は、便座32に着座している使用者にあたり、その反射光が検知窓34を再び透過し、光センサ1の受光素子16bで受光される。これにより使用者が便座32に着座していることが検知される。
【0057】
局部洗浄装置30には、温水を噴出して局部を洗浄する第1洗浄ノズル36、温水を噴出して他の局部を洗浄する第2洗浄ノズル37が便座32下方の便鉢の内部に向けて搭載されている。更に、第1洗浄ノズル36及び第2洗浄ノズル37に温水を供給する温水タンク38がカバー31に内蔵されている。電装品としての制御装置39及びトランス40がカバー31に内蔵されている。制御装置39及びトランス40は放熱性をもつ。更に温水タンク38も放熱源として機能するため、カバー31の内部は熱をおびる。
【0058】
カバー31の室容積は限られており、光センサ1の取付位置も着座検知の必要から限定される。従って、放熱源として機能する温水タンク38、制御装置39及びトランス40から光センサ1を遠ざけるには限界がある。更にトイレの湿気、あるいは予想外の使用によって水、洗剤、尿等がカバー31内に侵入するおそれがあり、これらが光センサ1に付着するおそれもある。
【0059】
本実施形態においては、光センサ1のハウジング2が密閉化されるため、使用条件が厳しい局部洗浄装置30のカバー31内において光センサ1が使用されていたとしても、光センサ1の内部の部品の耐腐食性、保護性が向上し、光センサ1の耐久性が向上する。
【0060】
本適用形態は着座センサとして光センサ1を適用した場合であるが、これに限られるものではない。例えば人の存在を検知するものに限らず、ワークや物品などの他の対象物の存在を検知する光センサ1に適用することもできる。
【0061】
上記した実施形態では、光センサは発光素子及び受光素子の双方を有するが、いずれか一方だけをもつ光センサでも良い。
【0062】
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態及び適用形態のみに限定されるものでなく、要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるものである。
【0063】
(付記)
上記した記載及び図面から次の技術的思想も把握することができる。
【0064】
・請求項1の光センサまたは請求項6の局部洗浄装置において、ハウジングの前端開口は、互いに独立した発光用の前端開口と受光用の前端開口とで構成されており、ハウジングの空洞室は、互いに独立した発光用の空洞室と受光用の空洞室とで構成されており、後端開口は発光側と受光側とで共通化されており、共通化された後端開口内に埋設されたシール樹脂埋設塊体は、発光用の空洞室と受光用の空洞室とを互いに非連通としていることを特徴とする。この場合には、後端開口は共通化されているため、シール樹脂埋設塊体を形成する処理は1回で済む。
【0065】
・請求項1の光センサまたは請求項6の局部洗浄装置において、ハウジングのうち、前端開口を形成する壁部及び後端開口を形成する壁部の少なくとも一方は、空洞室を形成する壁部よりも壁厚が薄いことを特徴とする。透光レンズやシール樹脂埋設塊体による補強効果を利用したものである。
【0066】
・請求項1の光センサまたは請求項6の局部洗浄装置において、ハウジングと、レンズ及び接着剤、シール樹脂埋設塊体のみで防水構造が構成されるため、非常に部品点数が少なくてすみ、低コストで防水防湿構造が構成される。
【0067】
・請求項1の光センサまたは請求項6の局部洗浄装置において、ハウジングにレンズの接着及びシール樹脂埋設塊体の充填のみで防水構造が構成されるため、単純構成となり、故障率が低減される。
【0068】
・請求項1の光センサまたは請求項6の局部洗浄装置において、ハウジング内にレンズ及び接着剤、シール樹脂埋設塊体が収まる為、外形形状はハウジングの大きさのみとなり、防水のためのケース等でセンサ周囲を覆うといった必要がないため、ユニットを小型化できる。
【0069】
【発明の効果】
本発明の光センサによれば、透光レンズは、第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、第1リング状内周面に対面して係合しつつ軸芯に沿って所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えている。更に、ハウジングは、第1リング状内周面に開口して連通すると共に軸芯に沿った開口幅が前記L1よりも小さく且つ距離L1内に設けられた注入口を有する。そして注入口からシール材を注入することにより、透光レンズのレンズ外周面の全周に浸透させ、ハウジングの第1リング内周面と透光レンズのレンズ外周面との間にリング状のシール層が形成されている。
【0070】
このような本発明の光センサによれば、ハウジングの空洞室が密閉化されるため、熱雰囲気、高湿雰囲気、更に、水、洗剤、尿、塵といった異物が侵入し得る雰囲気において使用されるときであっても、光センサの耐久性が向上する。
【0071】
一般的には局部洗浄装置においては、水、洗剤、尿、塵等といった異物が局部洗浄装置の内部に侵入するおそれがある。本発明の局部洗浄装置によれば、上記したように光センサのハウジングの光素子を収容する空洞室が密閉化されているため、異物の侵入を防止することができ、光センサの耐久性が向上する。
【0072】
更に、放熱性をもつ温水タンクや放熱性をもつ電装品が光センサと共に局部洗浄装置のケースに内蔵されている場合であっても、密閉化された光センサは熱に対しても強く、光センサの耐久性の向上を一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、光センサの正面図である。
【図2】実施形態に係り、光センサの背面図である。
【図3】実施形態に係り、光センサの発光側の断面図である。
【図4】実施形態に係り、光センサの受光側の断面図である。
【図5】適用形態に係り、局部洗浄装置の平面図である。
【符号の説明】
図中、1は光センサ、2はハウジング、3,3bは空洞室、4,4bは前端開口、5,5bは後端開口、6,6bはレンズ位置決め部、9,9bは基板位置決め部、12,12bは透光レンズ、13,13bはレンズ端面、14,14bはレンズ外周面、16は発光素子(光素子)、16bは受光素子(光素子)、20,20bは基板、25はシール樹脂埋設塊体、30は局部洗浄装置、31はカバー、36,37は洗浄ノズル、38は温水タンク、39は制御装置(電装品)、40はトランス(電装品)を示す。

Claims (6)

  1. 空洞室と、前記空洞室の前端に形成された前端開口と、前記空洞室の後端に形成された後端開口と、前記前端開口側に形成されたレンズ位置決め部と、前記後端開口側に形成された基板位置決め部とをもつ筒部材で形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの空洞室に収容された光素子と、
    前記レンズ位置決め部に当接して位置決めされ、前記ハウジングの前端開口の境界がシールされた透光レンズと、
    前記基板位置決め部に当接して位置決めされた光素子用の基板と、
    前記基板の後面に接着して、前記後端開口をシールしたシール樹脂埋設塊体とを具備しており、
    前記レンズ位置決め部は、前記空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第1リング状端面と、前記第1リング状端面の外径端から前記空洞室の軸芯に沿って延設された第1リング状内周面とで構成され、前記第1リング状端面と前記第1リング状内周面とで断面L字形状部分を構成しており、
    前記透光レンズは、前記第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、前記第1リング状内周面に対面して係合しつつ前記軸芯に沿った平行な長さで所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えており、
    更に、前記ハウジングは、前記第1リング状内周面に開口して連通すると共に前記軸芯に沿った開口幅が前記距離L1よりも小さく且つ前記軸芯に沿った方向において前記距離L1内に設けられた注入口を有しており、
    前記注入口からシール材を注入することにより、前記透光レンズの前記レンズ外周面の全周に浸透させ、第1リング内周面と前記透光レンズの前記レンズ外周面との間にリング状のシール層が形成されていることを特徴とする光センサ。
  2. 請求項1において、前記基板位置決め部は、前記空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第2リング状端面と、前記第2リング状端面の外径端から前記空洞室の軸芯に沿って延設された第2リング状内周面とで構成され、前記第2リング状端面と前記第2リング状内周面とで断面L字形状部分を構成しており、
    前記基板は、前記第2リング状端面に対面して係合する基板端面と、前記第2リング状内周面に対面して係合する基板外周面とを備えていることを特徴とする光センサ。
  3. 請求項1または2において、前記透光レンズ及び前記基板は前記空洞室の軸芯方向において前記ハウジングの前後を補強していることを特徴とする光センサ。
  4. 請求項1〜のいずれか1項において、前記空洞室は負圧状態または不活性ガスを封入していることを特徴とする光センサ。
  5. 人体の局部を洗浄する洗浄ノズルと、使用者の便座への着座を検知する光センサとを備えた局部洗浄装置において、
    前記光センサは、
    空洞室と、前記空洞室の前端に形成された前端開口と、前記空洞室の後端に形成された後端開口と、前記前端開口側に形成されたレンズ位置決め部と、前記後端開口側に形成された基板位置決め部とをもつ筒部材で形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの空洞室に収容された光素子と、
    前記レンズ位置決め部に当接して位置決めされ、前記ハウジングの前端開口の境界がシールされた透光レンズと、
    前記基板位置決め部に当接して位置決めされた光素子用の基板と、
    前記基板の後面に接着して、前記後端開口をシールしたシール樹脂埋設塊体とを具備しており、
    前記ハウジングの前記レンズ位置決め部は、前記空洞室の軸芯に対して直角方向に沿った第1リング状端面と、前記第1リング状端面の外径端から前記空洞室の軸芯に沿って延設された第1リング状内周面とで構成され、前記第1リング状端面と前記第1リング状内周面とで断面L字形状部分を構成しており、
    前記透光レンズは、前記第1リング状端面に対面して係合するレンズ端面と、前記第1リング状内周面に対面して係合しつつ前記軸芯に沿った平行な長さで所定距離L1延設されたレンズ外周面とを備えており、
    更に、前記ハウジングは、前記第1リング状内周面に開口して連通すると共に前記軸芯に沿った開口幅が前記距離L1よりも小さく且つ前記軸芯に沿った方向において距離L1内に設けられた注入口を有しており、
    前記注入口からシール材を注入することにより、前記透光レンズの前記レンズ外周面の全周に浸透させ、第1リング内周面と前記透光レンズの前記レンズ外周面との間にリング状のシール層が形成されていることを特徴とする局部洗浄装置。
  6. 請求項において、前記光素子は前記ハウジング内において互いに並設された発光側光素子と受光側光素子とで形成されており、前記透光レンズは前記ハウジング内において互いに並設された発光側透光レンズと受光側透光レンズとで形成されており、前記注入口は、前記発光側透光レンズの前記レンズ外周面に前記シール材を供給する発光側注入口と、前記受光側透光レンズの前記レンズ外周面に対面すると共に前記シール材を供給する受光側注入口とで形成されていることを特徴とする局部洗浄装置。
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