JP4484099B2 - 苗挿し機 - Google Patents
苗挿し機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4484099B2 JP4484099B2 JP2003277749A JP2003277749A JP4484099B2 JP 4484099 B2 JP4484099 B2 JP 4484099B2 JP 2003277749 A JP2003277749 A JP 2003277749A JP 2003277749 A JP2003277749 A JP 2003277749A JP 4484099 B2 JP4484099 B2 JP 4484099B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- seedlings
- lower leaf
- holding means
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
請求項1記載の発明は、苗を1つずつ収容して上下に開口するカップ状の複数個の苗収容部(10a)を直列状であって水平状につなげた回転方式とした苗収容体(10)を備えて苗を設定位置に移送する苗供給装置(1)と、苗供給装置(1)によって供給された苗の下葉を除去する下葉除去装置(2)と、苗供給装置(1)によって設定位置に移送された苗を移送する苗移送装置(7)と、下葉除去した苗を育苗器(T)の苗床に苗挿しする苗挿し装置(3)と、育苗器(T)を載置する育苗器載置部(4)とを設け、前記苗移送装置(7)は、苗を保持する第一苗保持手段(5)と、第一苗保持手段(5)を移動させる第一移動手段(6)とを備え、前記第一苗保持手段(5)は、並列に複数配置した一対の第一苗保持具(5a)と、該第一苗保持具(5a)のそれぞれの間隔を変更する第一間隔変更手段(5b〜5h)とを備え、前記苗挿し装置(3)は第一苗保持手段(5)から直接苗を受けとって苗を保持するとともに育苗器(T)の苗床に直接苗を挿す第二苗保持手段(8)と、第二苗保持手段(8)を移動させる第二移動手段(9)とを備え、前記第二苗保持手段(8)は、並列に複数配置した一対の第二苗保持具(8a)と、該第二苗保持具(8a)のそれぞれの間隔を変更する第二間隔変更手段(8b〜8g)とを備え、前記苗移送装置(7)が苗供給装置(1)から苗を保持するときの第一苗保持具(5a)の間隔と下葉除去装置(2)の下葉除去ユニットに苗を供給するときの第一苗保持具(5a)との間隔を略同一にし、前記下葉除去装置(2)は1つの苗の下葉を除去する下葉除去ユニットを第一苗保持手段(5)の第一苗保持具(5a)と同じ個数だけ備え、前記下葉除去ユニットは、絞り機構により広さが調節可能な開口部(2a)を有し、広げた状態の開口部(2a)に、除去すべき下葉が付いている苗の下部側を上方から挿入し、開口部(2a)を狭めて苗を引き上げることで、下葉を除去する一対の下葉除去部材(2b)と、該下葉除去部材(2b)の下方であって、互いに内向きに回転するように近接配置して、該近接部に除去すべき下葉が付いている苗の下部側を上方から挿入して苗を引き上げることで、下葉が下方に引きずり落とされて除去される左右一対の回転体(2c)とを備えた苗挿し機である。
また、請求項4記載の発明は、前記第一苗保持手段(5)の前記第一間隔変更手段(5b〜5h)は、複数のアーム(5g)を互いに連結して伸縮可能に構成し、伸縮方向に前記第一苗保持具(5a)を複数備えたパンタグラフ機構と、該パンタグラフ機構と並列に設けられ、パンタグラフ機構に連結してパンタグラフ機構を伸縮させるシリンダ(5b)及び該シリンダのピストンロッド(5c)と、前記パンタグラフ機構のアーム(5g)と第一苗保持具(5a)とシリンダ(5b)とピストンロッド(5c)とを平面上に設けたプレート(5h)とを備え、前記第二苗保持手段(8)の前記第二間隔変更手段(8b〜8g)は、複数のアーム(8g)を互いに連結して伸縮可能に構成し、伸縮方向に前記第二苗保持具(8a)を複数備えたパンタグラフ機構と、前記パンタグラフ機構の長手方向の一端部に連結し、前記パンタグラフ機構の長手方向に移動してパンタグラフ機構を伸縮させるノブボルト(8f)と、前記パンタグラフ機構のアーム(8g)と第二苗保持具(8a)とノブボルト(8f)とを平面上に設けたプレート(8e)とを備えた請求項1から3のいずれかに記載の苗挿し機である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、苗移送装置(7)の第一苗保持手段(5)が苗収容部(10a)の切欠部に入って来ても、支持板(12)により苗の茎が押し出されないように支持される。
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、回転体(2c)の駆動回転により下方に引きずり出された苗の下側茎部は更に一対の挟持部材(2f)によって挟持され、回動手段(2g)によって回動されることにより、回動手段(2g)による回動前に回転体(2c)の近接部に沿って下葉が延びていて、回転体(2c)による下方への引きずり出し作用を受けにくい状態であっても、回動手段(2g)による茎部の回動によって下葉が回転体(2c)の作用を適確に受けて下方へ引きずり出されるようになる。
更に、請求項4記載の発明によっても、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果と同様の効果を奏することができる。
図1は本発明の実施の形態の苗挿し機の左側面図、図2は図1の苗挿し機の平面図を示す。図3は図1の苗挿し機の主要な構成を示す斜視図、図4は苗供給装置の構成を示す斜視図、図5は苗供給装置の苗収容体の作動説明図、図6は苗収容体の断面図、図7は苗移送装置の構成を示す正面図、図8は下葉除去装置の構成を示す斜視図、図10は第二苗保持装置の構成を示す正面図(図10(a)、図10(c))と平面図(図10(b))である。
苗供給装置1は、作業者から苗を受け入れる苗受入位置E側から下葉除去装置2側に移送するものであり、苗を収容する苗収容体10を複数個設けて下葉除去装置2側に向けて移動する構成としている。苗収容体10は、上下に開口するカップ状の苗収容部(セル)10a…の複数個を無端チェーン15に直列状につなげた回転方式の構成であり、前記苗収容体10を苗供給装置1とする。苗収容体10には、各苗収容部10aの下側の口の下方に位置する状態と下側の口の下方から退避する位置する状態とに移動可能なシャッター10bを設けている。
図7に示すように、苗移送装置7の第一苗保持手段5は、苗収容体10の各苗収容部10aに収容された苗の下側茎部を挟持及び解放可能に左右に開閉する一対の苗挟持具5aを備えている。隣接する一対の苗挟持具5aの間隔は、開閉シリンダ5bにより調整する。
ブラシ回転体2cの上下位置を調整して正確な位置で下葉除去をしないと、下葉の除去ができないことあるいは下葉除去以上に余分に茎を傷つけることがある。
第二苗保持手段8の上下にそれぞれ一対設けられた各苗挟持具8a、8a(図3では各摺動部8dに各一対だけの苗挟持具8aを備えた例を示しているが、図8には上下にそれぞれ一対設けた例を示す。)の間隔を調節する機構は、まず、複数のアーム8gを互いに連結して横方向に伸縮可能に構成したパンタグラフ機構を設け、そのパンタグラフ機構のアーム8gの連結軸が摺動部8dに設けてある。摺動部8dには上下にそれぞれ各一対の苗挟持具8a、8aを備え、その底部にはレール8cに嵌るレール溝を備えている。
2a 開口部 2b 下葉除去部材
2c 回転体 2d 切り欠き部
2e 回転軸 2f 挟持部材
2g 回動手段 3 苗挿し装置
4 育苗器載置部 4a 移送手段
4b 育苗器供給部 4c 育苗器搬出部
5 第一苗保持手段 5a 苗挟持具
5b 左右スライド部材 5c スライド駆動手段
5d 摺動部 5e レール
5f ストッパ 5g アーム
5h プレート 5i アーム
6 第一移動手段 6a 上下駆動装置
6b 前後駆動装置 6c スライドガイド
6d 上下スライド部材 7 苗移送装置
8 第二苗保持手段 8a、8a’ 苗挟持具
8b L字型アーム 8c、8c’ レール
8d、8d’ 摺動部 8d1、8d1’プレート
8e プレート 8f、8f’ ノブボルト
8g、8g’ アーム 8h、8h’支持具
8i アクチュエータ 8j アーム
8j1、8j1’ 長孔 8k、8k’ノブ
8m ナット 8n プレート
9 第二移動手段 9a、9b、9c 駆動装置
9d スライドガイド 9e 左右スライド部材
10 苗収容体 10a 苗収容部
10b シャッター 10b1 突起部
10c 仕切り 11 スプロケット
12 支持板 13 シャッター開閉部材
15 無端チェーン 15a チェーン
21 ノズル 23 レバー
23a 突起片 24 パイプ
25 アーム 26 トルクスプリング
27 下葉ベース 27a 凹型プレート
28 プレート 28a 溝
29 パイプ 29b シャフト
30 ボス 31 スプリング
Claims (4)
- 苗を1つずつ収容して上下に開口するカップ状の複数個の苗収容部(10a)を直列状であって水平状につなげた回転方式とした苗収容体(10)を備えて苗を設定位置に移送する苗供給装置(1)と、苗供給装置(1)によって供給された苗の下葉を除去する下葉除去装置(2)と、苗供給装置(1)によって設定位置に移送された苗を移送する苗移送装置(7)と、下葉除去した苗を育苗器(T)の苗床に苗挿しする苗挿し装置(3)と、育苗器(T)を載置する育苗器載置部(4)とを設け、
前記苗移送装置(7)は、苗を保持する第一苗保持手段(5)と、第一苗保持手段(5)を移動させる第一移動手段(6)とを備え、
前記第一苗保持手段(5)は、並列に複数配置した一対の第一苗保持具(5a)と、該第一苗保持具(5a)のそれぞれの間隔を変更する第一間隔変更手段(5b〜5h)とを備え、
前記苗挿し装置(3)は第一苗保持手段(5)から直接苗を受けとって苗を保持するとともに育苗器(T)の苗床に直接苗を挿す第二苗保持手段(8)と、第二苗保持手段(8)を移動させる第二移動手段(9)とを備え、
前記第二苗保持手段(8)は、並列に複数配置した一対の第二苗保持具(8a)と、該第二苗保持具(8a)のそれぞれの間隔を変更する第二間隔変更手段(8b〜8g)とを備え、
前記苗移送装置(7)が苗供給装置(1)から苗を保持するときの第一苗保持具(5a)の間隔と下葉除去装置(2)の下葉除去ユニットに苗を供給するときの第一苗保持具(5a)との間隔を略同一にし、
前記下葉除去装置(2)は1つの苗の下葉を除去する下葉除去ユニットを第一苗保持手段(5)の第一苗保持具(5a)と同じ個数だけ備え、
前記下葉除去ユニットは、絞り機構により広さが調節可能な開口部(2a)を有し、広げた状態の開口部(2a)に、除去すべき下葉が付いている苗の下部側を上方から挿入し、開口部(2a)を狭めて苗を引き上げることで、下葉を除去する一対の下葉除去部材(2b)と、該下葉除去部材(2b)の下方であって、互いに内向きに回転するように近接配置して、該近接部に除去すべき下葉が付いている苗の下部側を上方から挿入して苗を引き上げることで、下葉が下方に引きずり落とされて除去される左右一対の回転体(2c)とを備えたことを特徴とする苗挿し機。 - 前記苗収容部(10a)の下側両端に第一苗保持具(5a)が挿入可能な切欠部を設け、前記苗収容部(10a)を挟んで第一苗保持具(5a)の配置位置の反対側に、前記切欠部に挿入して、前記第一苗保持具(5a)の挿入により押し出される苗を支持する支持板(12)を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗挿し機。
- 左右一対の回転体(2c)の近接部の下方に苗の下部側を挟持及び解放可能とする一対の挟持部材(2f)と、該一対の挟持部材(2f)による苗の挟持時に挟持個所を中心に上下軸心回りで回動する回動手段(2g)とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の苗挿し機。
- 前記第一苗保持手段(5)の前記第一間隔変更手段(5b〜5h)は、複数のアーム(5g)を互いに連結して伸縮可能に構成し、伸縮方向に前記第一苗保持具(5a)を複数備えたパンタグラフ機構と、該パンタグラフ機構と並列に設けられ、パンタグラフ機構に連結してパンタグラフ機構を伸縮させるシリンダ(5b)及び該シリンダのピストンロッド(5c)と、前記パンタグラフ機構のアーム(5g)と第一苗保持具(5a)とシリンダ(5b)とピストンロッド(5c)とを平面上に設けたプレート(5h)とを備え、
前記第二苗保持手段(8)の前記第二間隔変更手段(8b〜8g)は、複数のアーム(8g)を互いに連結して伸縮可能に構成し、伸縮方向に前記第二苗保持具(8a)を複数備えたパンタグラフ機構と、前記パンタグラフ機構の長手方向の一端部に連結し、前記パンタグラフ機構の長手方向に移動してパンタグラフ機構を伸縮させるノブボルト(8f)と、前記パンタグラフ機構のアーム(8g)と第二苗保持具(8a)とノブボルト(8f)とを平面上に設けたプレート(8e)とを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の苗挿し機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277749A JP4484099B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 苗挿し機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003277749A JP4484099B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 苗挿し機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005040057A JP2005040057A (ja) | 2005-02-17 |
JP4484099B2 true JP4484099B2 (ja) | 2010-06-16 |
Family
ID=34264381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003277749A Expired - Fee Related JP4484099B2 (ja) | 2003-07-22 | 2003-07-22 | 苗挿し機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4484099B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108056073B (zh) * | 2018-02-01 | 2023-07-28 | 重庆京渝瑞基测控仪器仪表制造有限公司 | 全智能柔性养蚕系统 |
-
2003
- 2003-07-22 JP JP2003277749A patent/JP4484099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005040057A (ja) | 2005-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5842306A (en) | Transplanter | |
JP5831822B2 (ja) | 移植機 | |
JP5783198B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP5526560B2 (ja) | 複数条植え苗移植機 | |
CN110870411B (zh) | 移植机 | |
JP4484099B2 (ja) | 苗挿し機 | |
JP2009261278A (ja) | 苗移植機 | |
JP6248828B2 (ja) | 移植機 | |
JP4483685B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4100559B2 (ja) | 苗挿し機 | |
JP3867422B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4375530B2 (ja) | 苗挿し機 | |
JP4105116B2 (ja) | 移植機 | |
JP2002017117A (ja) | 移植機 | |
JP2010187553A (ja) | 苗移植機 | |
JP5251397B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2000139117A (ja) | 移植機の苗トレイ送り装置 | |
JPH1156024A (ja) | 苗の取り出し装置 | |
JPH07298723A (ja) | 移植機の苗分送装置 | |
JP2001016917A (ja) | 挿苗機 | |
JP6056940B2 (ja) | 移植機 | |
JP4389041B2 (ja) | 挿苗機 | |
CN115708475A (zh) | 蔬菜生产系统以及蔬菜生产方法 | |
JP3854969B2 (ja) | 種駒供給装置および種駒植込機 | |
JP2023021315A (ja) | 苗の移植装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091008 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100310 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100317 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |