JP4483605B2 - 肌ケア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、接触子を肌に接触させて肌に刺激を与えることにより肌をケアする肌ケア装置に関し、詳しくは肌に当接する接触子を肌に滑らせるように使用する際に、肌に当接する接触子を可動させて接触子を肌に密着しやすくし、超音波振動、機械的な力、冷温熱などの刺激を接触子を介して確実に肌表面に与える技術に関するものである。
従来の肌ケア装置の一例として、手で持つプローブ本体に肌に接する接触子として金属製のプローブヘッドを設けると共に、金属製のプローブヘッドの肌当接用金属面と反対側に超音波発信回路からの出力信号により超音波振動する超音波発振素子を備えた超音波美容器において、肌に接する金属製のプローブヘッドをプローブ本体に保持するためのヘッド保持用弾性体によりプローブヘッドに内装した超音波振動素子を含む電気部品をシールしたものが提供されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。またかかるものでは、突出先端面であって、肌に接触するための部位である肌当接用金属面がプローブ本体から約15mm突出しており、金属面以外が肌に干渉することなく、使用できる構造になっている。また肌当接用金属面の突出方向がプローブ本体の軸心に対して略75度になっており、肌当接用金属面を肌に当てやすい形状になっている。
特開平11−374号公報 特開2003−159116号公報
上記従来例では、接触子としてのプローブヘッドの肌当接用金属面は上記のように肌表面に当てやすい構造に工夫してあるものの、肌当接用金属面は一定の向きを向いているために、肌に凹凸があるとその凹凸に追従することができ、肌当接用金属面が密着しにくく機器の効果が低下する等の問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、肌当接部を可動とすることで肌に対する密着性を向上させて肌ケア効果を向上させることができる肌ケア装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1の肌ケア装置は、手で持つプローブ本体に肌に接触する接触子を設けて超音波振動等の刺激が接触子を介して肌表面に伝わるようにした肌ケア装置において、上記接触子を可動部に備え、プローブ本体側である固定部に対して上記可動部を可動にして肌に接触する接触子の向きを可変とし、上記可動部の外周に可動側壁面を設けると共に、上記可動部側に開口した固定側壁面を固定部に設けて、可動側壁面を固定側壁面の外面側に被嵌させて上記可動側壁面で上記開口を覆ったことを特徴とする。
超音波振動等の刺激は接触子と肌との間に空気層等があると伝達されないため。その伝達を確実にするために接触子と肌との間にジェル、水等を使用するが、従来のように接触子が可動でない場合には、使用者が接触子を肌に滑らせる際に無意識に接触面と肌との間に大きな隙間を作ってしまうため、接触子と肌との間に空気層が発生し、超音波振動等の刺激が肌に到達しなくなる。本発明では接触子の向きが可変になるようにプローブ本体に対して接触子を可動にしたことにより、常に接触子の肌当接部が肌に当接するように接触子が肌に追従し、接触子と肌との間に隙間ができなく、肌に対する密着性を向上させて肌ケア効果を向上させることができる。
また本発明の請求項2の肌ケア装置は、請求項1において、接触子の向きが一点を中心に三次元的に全方向に回動し得るようにしたことを特徴とする。この場合、接触子の向きが全方向に自在に向き、三次元的な肌の凹凸に追従させることができ、一層肌に対する密着性を向上させて肌ケア効果を向上させることができる。
また本発明の請求項3の肌ケア装置は、請求項2において、上記接触子を備えた可動部の可動中心部に可動側軸を設け、プローブ本体側である固定部の前記可動側軸と直交する位置の可動側軸と同一平面上に固定側軸を設け、可動側軸と固定側軸との間に各軸が回転摺動する接続部を設けたことを特徴とする。この場合、可動側軸と固定側軸との直交する部分を中心として可動部が三次元的に全方向に回動が可能になり、接触子が接触する肌のいずれの方向に凹凸が発生しても肌に密着しやすい構造になっている。
また本発明の請求項4の肌ケア装置は、請求項2において、接触子を備えた可動部に可動部の回転中心の位置で球体または球体保持部のいずれか一方を設けると共にプローブ本体側である固定部に可動部の回転中心の位置で球体または球体保持部の他方を設け、球体と球体保持部とが摺動自在に嵌合したことを特徴とする。この場合も、球体と球体保持部とが嵌合した部分を中心に可動部が三次元的に全方向に回動が可能になり、接触子が接触する肌のいずれの方向に凹凸が発生しても肌に密着しやすい。また球体と球体保持部が嵌合する構造であるために請求項3のものに比べて構造がシンプルであり、製造コスト的に容易に実現可能である。
また本発明の請求項の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項のいずれかにおいて、肌を接触子から離したときに接触子が初期位置に戻るように復帰させる位置復帰機能を設けたことを特徴とする。可動部が常に初期状態に復帰するような荷重を発することで接触子が常に肌に密着する方向に可動となる。
また本発明の請求項の肌ケア装置は、位置復帰させる手段として、接触子を備えた可動部とプローブ本体側である固定部との間にバネ等の弾性体を設けたことを特徴とする。この場合、バネ等の弾性体から発せられた荷重にて初期の状態に戻る。
また本発明の請求項の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部とプローブ本体側である固定部との間にバネ等の弾性体を設け、弾性体と固定部との間に接触子の肌当接面に対して垂直方向に弾性体が伸縮するように弾性体を支持する支持体を設けたことを特徴とする。この場合、バネ等の弾性体が支持体で支持されることにより、弾性体が常に一方向の変位で変形することから発生する荷重は一定増になり安定した荷重が確保できる。
また本発明の請求項の肌ケア装置は、請求項において、支持体と固定部との間の摺動面に金属板を設けたことを特徴とする。支持体が摺動しても摺動耐久性を向上することができる。
また本発明の請求項の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部のプローブ本体側である固定部に対する最大可動量を規制するストッパーを固定部側に設け、そのストッパーは弾性体で構成したことを特徴とする。この場合、ストッパーにて可動部が適切な角度まで可動になるように設定できると同時に使用者が不意に大きな変位を可動部に加えたとしてもストッパーが弾性体のために固定部の損傷を避けることができる。
また本発明の請求項10の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項のいずれかにおいて、可動側壁面と固定側壁面を球面状に設けたことを特徴とする。この場合、使用時にジェル、水等が内部に浸入しにくい構造とできる。
また本発明の請求項11の肌ケア装置は、請求項10において、可動側壁面と固定側壁面との間に弾性体を介装したことを特徴とする。可動側壁面と固定側壁面との間が弾性体にてシールできて使用時に一層ジェル、水等が内部に浸入しにくい構造にできる。
また本発明の請求項12の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項11のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部がプローブ本体側である固定部に対して固定される機能を備えたことを特徴とする。可動部が動かないように固定することができ、可動部が動かないように固定することで接触子を肌に強く当てることができる。
また本発明の請求項13の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部が接触子の肌当接面と垂直方向にプローブ本体側である固定部に対して移動自在であると共に、弾性体で接触子が突出する方向に付勢されていることを特徴とする。この場合、可動部がフロートすることで接触面の接触時の肌当たり感を向上することができると共に接触面の密着性を向上することができる。
また本発明の請求項14の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項13のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部が接触子の肌当接面と垂直方向に押されたときに可動部の移動を検知する機能を有していることを特徴とする。この場合、接触子が肌に接触しているか否かを判定することができ、例えば超音波振動を与える場合、接触しているときのみ超音波を出力することで、接触子の異常発熱を低減することができる。従来の超音波美容器は接触子部が肌に接触した際に振動子のインピーダンスの変化が生じ、その変化を捉えることで接触していることを検知していたが、この場合、接触する肌のレベル差によって変化に違いが生じる場合があるので、検知制御が複雑である。しかし本発明では機械的変化を捉えるので検知が容易である。
また本発明の請求項15の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項13において、接触子を備えた可動部の回転を支持する部分に回転により変化する電気抵抗を検知する機能を設けたことを特徴とする。この場合、可動部が動いているか否かを検知することが可能となる。使用者が接触子を肌の同じ箇所に接触させた状態で動かさないと肌が局部発熱にて火傷に至る危険性があるが、可動部の動きの有無を検知することで接触子の肌への接触位置が静止か移動しているかを判断できて肌が局部発熱にて火傷に至る危険性を回避できる。
また本発明の請求項16の肌ケア装置は、請求項1乃至請求項13のいずれかにおいて、接触子を備えた可動部に可動部の移動にて固定側と接触するスイッチを複数個配置し、可動部の移動変化を検知する検知機能を有したことを特徴とする。この場合も可動部が動いているか否かを検知することが可能となり、肌が局部発熱して火傷に至る危険性を回避できる。
本発明は叙述の如く構成されているので、常に接触子の肌当接部が肌に当接するように接触子が肌に追従し、接触子と肌との間に隙間ができなく、肌に対する密着性を向上させて肌ケア効果を向上させることができると共に、使用時にジェル、水等が内部に浸入しにくい構造となり、より安全な装置とできるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。肌ケア装置は図1乃至図3に示すように手で握って保持できるプローブ本体1と、プローブ本体1の上端部に向けたプローブヘッド2とで主体が構成されている。プローブ本体1の外殻となるハウジング3内には超音波発信回路や制御回路等を有する超音波制御回路板4や充電池5を内装してあり、ハウジング3の外面には電源スイッチ6や電源ランプ7や充電ランプ8を設けてある。
プローブヘッド2はプローブ本体1の上下方向に対して斜めに傾斜するように設けてある。このプローブヘッド2は上部の可動都10と下部の固定部11とで主体が構成されており、固定部11はプローブ本体1に固定的に連結してあり、図2の矢印のように固定部11に対して可動部10が一点を中心に三次元的に全方向に回動するようになっている。可動部10には斜め上方に突出するように金属板にて形成せる有底筒状の接触子12を設けてあり、接触子12の上底を肌当接面(肌接触面)としてある。接触子12の内部には超音波振動子13を装着してあり、この超音波振動子13と超音波制御回路板4とをリード線14にて接続してある。
可動部10は一点を中心に三次元的に全方向に回動するようになっているが、例えば図3に示す構造にて全方向に回動するようになっている。可動部10の本体となる本体フレーム15には可動部10の中心で可動側軸16を嵌挿してあり、固定部11には可動側軸16と直交する位置で且つ可動側軸16と同一平面上で固定側軸17を設けてある。本体フレーム15と固定部11との間には矩形枠状の接続部18を設けてあり、可動側軸16及び固定側軸17が接続部18に回転自在に連結してある。これにより可動側軸16と固定側軸17との直交する部分を中心に三次元的に全方向に回動するようになっている。
肌ケア装置で肌のケアをするときプローブ本体1を手で持って接触子12の肌当接面を肌に当接し、超音波振動子13を振動させて肌に超音波振動の刺激を与えて肌のケアをするが、肌当接面を肌に当てて移動しても可動部10が全方向に回動するために肌の凹凸に対して接触子12の肌当接面が追従し、肌当接面と肌との間に隙間ができることがなく密着し、超音波振動の刺激が肌に確実に到達し、肌ケア効果を向上させることができる。
また可動部10を三次元的に全方向に回動させるために図5に示すような構造を採用してもよい。つまり、可動部10の回動の中心位置で可動部10に球体保持部20を設けると共に固定部11に球体部21を設けてあり、球体保持部20に球体部21を摺動自在に嵌合してある。この場合も可動部10が全方向に回動できるが、図3に示す例のもの比べて構造がシンプルになり、製造コスト的に容易に実現できる。かかる球体保持部20と球体部21とは可動部10に球体部21を設け、固定部11に球体保持部20を設けてもよい。
また可動部10の外周には球面の可動側壁面22を設けてあり、固定部11には球面の固定側壁面23を設けてあり、可動側壁面22を固定側壁面23に被嵌してある。このとき、可動部10が可動可能な限り可動側壁面22と固定側壁面23との間の隙間をできるだけ小さくすることが望ましい。このように可動側壁面22を固定側壁面23に被せる構造を採用すると、肌ケア装置の使用時にジェル、水等が内部に浸入しにくい。このとき、図8に示すように可動側壁面22と固定側壁面23との間に全周に亙るようにシール用の弾性体19を介装することが望ましい。このようにすると、一層ジェル、水等が内部に浸入しにくくなる。
また可動部10が全方向に回動するようになっているが、可動部10を初期位置に復帰させる手段を設けてある。この可動部10を初期位置に復帰させるためには可動部10と固定部11との間に図4や図6に示すようにバネ等の弾性体24を介装してあり、接触子12を外方に向けて付勢してある。このようにバネ等の弾性体24を設けると、弾性体24から発せられた荷重にて可動部10が初期位置に戻る。このように可動部10が常に初期位置に復帰するような荷重を発することで接触子12が常に肌に密着する方向に動くようになる。
このように可動部10が初期位置に戻るように可動部10と固定部11との間にバネ等の弾性体24を介装するが、このバネ等の弾性体24を介装するときに図4に示すように接触子12の肌当接面にして対して垂直方向にバネ等の弾性体24が伸縮するように弾性体24を支持する支持体25を設けることも好ましい。この支持体25は可動部10の接触子12の肌当接面に対して垂直方向に摺動するように摺動自在に装着してあり、支持体25の底部を固定部11に対して摺動自在にしてあり、支持体5の外周に弾性体24を装着してある。弾性体24を支持体25で支持すると、弾性体24が一方向の変位で変形することから発生する荷重が一定増しとなり、安定した荷重が確保できる。このとき支持体25を摺動性のあるものとすることで耐久性を確保することができる。
上記支持体25の底部は固定部11に対して摺動するが、この支持体25の摺動する面を図4に示すように金属板26にて形成してある。このようにすると、支持体25の摺動耐久性を向上させることができる。
また超音波振動子13と超音波制御回路板4とがリード線14にて接続されるが、固定部11には貫通するように可撓性のある保護チューブ27を装着してあり、保護チューブ27内にリード線14を挿通してある。そして保護チューブ27の固定部11に嵌挿した部分も外周及びその上方の外周に亙るようにバネ等の弾性体28を装着してある。つまりバネ等の弾性体28を設けることで保護チューブ27の変形を規制し可動部10がある角度以上動かないように規制するストッパーの働きをするようにしてある。このようにストッパーの働きをするバネ等の弾性体28を設けることにより、可動部10がある角度以上動かないように規制でき、使用上適切な角度まで回動するように設定することができる。しかもこのときストッパーの機能をするのは弾性体28であるために固定部11の損傷を防止できる。
また上述の例では球面状の可動側壁面22を球面状の固定側壁面23に被嵌することにより外面側を覆ったが、図7に示すように可動部10と固定部11との間を弾性体等にて形成された伸縮体29で覆うように接合してもよい。この場合も可動部10の回動が自在に行えるものでありながら可動部10と固定部11との間に隙間ができないようにし、ジェル、水等が機器内部に浸入するのを避けることができ、より安全な装置にできる。
また図9は他の実施の形態の例を示す。本例の場合可動部10を固定機構によって動かないように固定できるようになっている。固定部11の外殻に押し操作により摺動する操作ボタン30を設けてあり、操作ボタン30を押し込んだとき操作ボタン30が支持バネ31への係止にて戻らないようになっている。また固定部11には操作ボタン30の摺動操作にて傾斜面32,33を介して摺動するストッパー軸34を摺動自在に装着してあり、可動部10にはストッパー軸34が嵌合する嵌合穴35を設けてある。ストッパー軸34にはストッパー軸34が嵌合穴35から抜ける方向に付勢するバネ36を付設してある。しかして図9(a)の状態から操作ボタン30を押し込むと、図9(b)のように傾斜面32,33を介してストッパー軸34が移動してストッパー軸34が嵌合穴35に嵌合し、可動部10が回動しないように固定される。これにより全方向に回動可能な可動部10の動きを止めることができ、使用者が可動部10の接触子12の肌当て面を肌に強く当てたいときに対応できる。
また図10は他の実施の形態の例を示す。本例の場合、可動部10の本体となる本体フレーム15には可動部10の中心で可動側軸16を嵌挿してあり、固定部11には可動側軸16と直交する位置で且つ可動側軸16と同一平面上で固定側軸17を設けてあり、本体フレーム15と固定部11との間には矩形枠状の接続部18を設けてあり、可動側軸16及び固定側軸17が接続部18に回転自在に連結してあり、これにより可動側軸16と固定側軸17との直交する部分を中心に三次元的に全方向に回動するようになっているが、本例の場合、これに加えて次の構造を採用している。接続部18に接触子12の肌当接面に対して直交する方向を長径とした長円の長孔40を設けてあり、この長孔40に固定側軸17を長孔40の長手方向に摺動自在に挿通してある。これにより可動部10が図10(a)の矢印a方向に移動自在になり、バネ等の弾性体24にて可動部10を接触子12が突出する方向に付勢していることと相俟って可動部10がフロート自在になっている。これにより可動部10が図10(a)の矢印b方向に回動自在でありながら図10(a)の矢印aのようにフロートすることができ、フロートすることで接触時の肌当り感の向上及び接触面の密着性の向上か可能になる。
また図10の実施の形態の例のように可動部10が接触子12の肌当接面と垂直方向に押されたとき、可動部10の移動を検知する機能を有していることも好ましい。このとき可動部10の本体フレーム15の下部にタクトスイッチ37を装着してあり、支持体25と本体フレーム15との間の距離が近接したときタクトスイッチ37が入って可動部10の移動を検知することができるようになっている。この場合、接触子12が肌に接触しているか否かを判定することができ、例えば超音波振動を与えている場合、接触子12の肌当接部が超音波振動を出力するようにすることで接触子12の異常発熱を低減することができる。
また図11は他の実施の形態の例を示す。本例の場合、可動部10の回転を支持する部分に回転により変化する電気抵抗を検知する機能を設けてある。つまり、可動側軸16や固定側軸17と接続部18との間に可変抵抗38を設け、これらの軸16,17と接続部18のこれらの軸16,17を嵌合する軸穴とのうち一方を可変抵抗38の固定部とし、他方を可変抵抗38の可動部とすることで、可動部10が動く際の各軸16,17の可変抵抗38の電気抵抗値の変化を捉え、可動部10が動いているか否かの検知が可能になっている。使用者が接触子12を肌の同じ箇所に接触させた状態で動かさないと肌が局部発熱にて火傷に至る危険性がある。ところが上記のように可動部10の可動の有無を検知できるようになっていると、可動部11が移動していないと判断したとき、超音波振動子13への電源の供給を遮断したりして局部発熱にて火傷に至る危険性を回避できるようになっている。
また図12は他の実施の形態の例を示す。本例の場合、可動部10の移動にて固定部11側と接触するスイッチを複数個配置し、可動部10の移動変化を検知する機能を設けてある。つまり、可動部10の周方向に亙って複数個のタクトスイッチ39を装着してあり、可動部10が動いているときは固定部11に接触するタクトスイッチ39が変わり、可動部10が静止しているときはタクトスイッチ39が固定部11に接触しないか接触しているタクトスイッチ39が変わらなくなり、可動部10が動いているか否かを検知することが可能となり、可動部10が動いていないと判断したとき、超音波振動子13への電源の供給を遮断したりして局部発熱にて火傷に至る危険性を回避できる。
なお、上記実施の形態の例では、肌に超音波振動の刺激を与えて肌をケアする肌ケア装置について述べたが、その他の機械的な力や冷温熱などの刺激を与えて肌をケアする肌ケア装置でも同様に実施することができる。
本発明肌ケア装置の実施の形態の一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は縦断面図である。 同上の要部の動作を示す斜視図である。 (a)は図1(c)に対して90°回転した位置で破断した要部の拡大縦断面図、(b)は(a)の横断面図である。 図1(c)の要部を拡大せる縦断面図である。 同上の他の例の縦断面図である。 同上の他の例の縦断面図である。 同上の他の例の縦断面図である。 同上の他の例の縦断面図である。 同上の他の例の縦断面図であって、(a)は操作ボタンを押す前の状態で(b)は操作ボタンを押したときの状態である。 (a)は同上の他の例の縦断面図、(b)は(a)の要部の斜視図である。 同上の他の例の縦断面図である。 (a)は同上の他の例の縦断面図、(b)は(a)の状態からタクトスイッチが入った状態の縦断面図、(c)は同上の可動部の底面図である。
符号の説明
1 プローブ本体
2 プローブヘッド
3 ハウジング
4 超音波制御回路板
5 充電池
6 電源スイッチ
10 可動部
11 固定部
12 接触子
13 超音波振動子
16 可動側軸
17 固定側軸
18 接続部
19 弾性体
20 球体保持部
21 球体部
22 可動側壁面
23 固定側壁面
24 弾性体
25 支持体
26 金属板
28 弾性体
29 伸縮体
37 タクトスイッチ
38 可変抵抗
39 タクトスイッチ

Claims (16)

  1. 手で持つプローブ本体に肌に接触する接触子を設けて超音波振動等の刺激が接触子を介して肌表面に伝わるようにした肌ケア装置において、上記接触子を可動部に備え、プローブ本体側である固定部に対して上記可動部を可動にして肌に接触する接触子の向きを可変とし、上記可動部の外周に可動側壁面を設けると共に、上記可動部側に開口した固定側壁面を固定部に設けて、上記可動側壁面を上記固定側壁面の外面側に被嵌させて上記可動側壁面で上記開口を覆ったことを特徴とする肌ケア装置。
  2. 接触子の向きが一点を中心に三次元的に全方向に回動し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の肌ケア装置。
  3. 上記接触子を備えた可動部の可動中心部に可動側軸を設け、プローブ本体側である固定部の前記可動側軸と直交する位置の可動側軸と同一平面上に固定側軸を設け、可動側軸と固定側軸との間に各軸が回転摺動する接続部を設けたことを特徴とする請求項2記載の肌ケア装置。
  4. 接触子を備えた可動部に可動部の回転中心の位置で球体または球体保持部のいずれか一方を設けると共にプローブ本体側である固定部に可動部の回転中心の位置で球体または球体保持部の他方を設け、球体と球体保持部とが摺動自在に嵌合したことを特徴とする請求項2記載の肌ケア装置。
  5. 肌を接触子から離したときに接触子が初期位置に戻るように復帰させる位置復帰機能を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の肌ケア装置。
  6. 位置復帰させる手段として、上記可動部と上記固定部との間にバネ等の弾性体を設けたことを特徴とする請求項5記載の肌ケア装置。
  7. 上記可動部と上記固定部との間にバネ等の弾性体を設け、弾性体と固定部との間に接触子の肌当接面に対して垂直方向に弾性体が伸縮するように弾性体を支持する支持体を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の肌ケア装置。
  8. 上記支持体と上記固定部との間の摺動面に金属板を設けたことを特徴とする請求項記載の肌ケア装置。
  9. 上記可動部の上記固定部に対する最大可動量を規制するストッパーを固定部側に設け、そのストッパーは弾性体で構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の肌ケア装置。
  10. 上記可動側壁面と上記固定側壁面を球面状に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の肌ケア装置。
  11. 上記可動側壁面と上記固定側壁面との間に弾性体を介装したことを特徴とする請求項10記載の肌ケア装置。
  12. 上記可動部が上記固定部に対して固定される機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の肌ケア装置。
  13. 可動部が接触子の肌当接面と垂直方向にプローブ本体側である固定部に対して移動自在であると共に、弾性体で接触子が突出する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の肌ケア装置。
  14. 上記可動部が接触子の肌当接面と垂直方向に押されたときに可動部の移動を検知する機能を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の肌ケア装置。
  15. 上記可動部の回転を支持する部分に回転により変化する電気抵抗を検知する機能を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずかに記載の肌ケア装置。
  16. 上記可動部に可動部の移動にて固定側と接触するスイッチを複数個配置し、可動部の移動変化を検知する検知機能を有したことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の肌ケア装置
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