JP4481623B2 - 物品情報を読出可能な引き出しを備える什器 - Google Patents

物品情報を読出可能な引き出しを備える什器 Download PDF

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Description

本発明は、物品情報が記録されたRFIDタグの情報を読出可能な引き出しを備える什器に関する。
近年、什器に収納された物品の収納状態を管理するために、各物品に物品情報が記録されたRFIDタグを取り付け、RFIDタグの情報を読出装置で読み出し、この読み出した情報に基づいて各物品の収納状態を管理するものが種々に開発されている。
この一例として、什器内に収納される物品のRFIDタグに記録される物品情報を什器の棚板に配設した読出装置によって読み出し、この読み出した物品情報に基づいて物品の管理を行うことが出来るようにした什器がある(特許文献1参照)。
特開平7−182357号公報(段落0011−0022、第1−3図)
しかしながら、上記文献1のように什器側で物品情報を読み出すものにおいて、例えば、什器の一部が金属等の電磁遮蔽材(EMS材)で構成されている場合には、この電磁遮蔽材の近傍に読出装置が配設された場合に、読出装置の磁気アンテナから発生される電磁波の磁界の向きに対して、電磁遮蔽材からは磁界が逆向きに発生されることで、読出装置からの電磁波が電磁遮蔽材によって影響されてしまうためにRFIDタグに起電力が発生しにくくなり、RFIDタグに記録される物品情報を含む電磁波の読み取りに不具合が生じることがあった。特に電磁遮蔽材で構成された引き出しを備えた什器においては、読出装置の取付位置に苦慮し、最適な取付箇所が見出せなかった。
そこで本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、電磁遮蔽材で構成された引き出しにおいても、物品に取り付けられたRFIDタグの物品情報が含まれる電磁波が、電磁遮蔽材による影響を受けることのなく読出装置に受信される什器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器は、RFIDタグが取り付けられた物品が収納可能になっている引き出しを備え、該引き出しには物品情報が記録された前記RFIDタグの情報を読み出す読出装置が備えられる什器であって、前記引き出しは電磁遮蔽材によって構成されるとともに、仕切板により複数の収納部に区画され、該仕切板には前記読出装置が配設され、該読出装置は前記電磁遮蔽材から所定間隔離間されていることを特徴としている。
この特徴によれば、例えば、引き出しがスチール等の電磁遮蔽材で構成されたものであっても、仕切板に配設されている読出装置と電磁遮蔽材との間隔を常に離間させているので、読出装置からの電磁波を電磁遮蔽材にほとんど影響されることなくRFIDタグに受信させ、RFIDタグからの電磁波を読出装置に受信させることができる。
本発明の請求項に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器は、請求項に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器であって、前記仕切板は収納部に対して、その取付位置を変更できることを特徴としている。
この特徴によれば、収納される物品の形状や大きさにより仕切板の位置を所望の位置に設定できる読出装置を備える什器を提供できる。
本発明の請求項に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器は、請求項1または2に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器であって、前記仕切板は交差する間仕切板により分割され、該分割された仕切板のそれぞれには読出装置が配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、間仕切板によって分割された各収納部の仕切板にそれぞれ読出装置が配設されているので、各収納部に収納される物品の情報を収納部毎に読み出すことができる。
本発明の請求項に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器は、請求項1乃至のいずれかに記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器であって、前記仕切板に2つの読出装置が対面状態で配設され、この2つの読出装置の間には、電磁波干渉防止部材が介挿されていることを特徴としている。
この特徴によれば、電磁波干渉防止部材の介挿により、隣接する読出装置の電磁波が干渉することがなく、それぞれ別個に区画された収納部に収納される物品の情報を区画毎に受信でき、読出装置の負荷も互いに分散される。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は本発明の実施例1における什器が適用された物品管理システムの構成を示すブロック図、図2は本発明の什器を示す正面図、図3は図2の什器のA―A線の縦断面図、図4は什器に収納される引き出し内の仕切板の取付を示す斜視図、図5は図4の引き出しのB−B線の平面断面図である。
図1に示されるように、物品が収納される什器1は複数設置(本実施例では3台設置)されており、これら什器1側からは通信ケーブル2を介して中継装置11に接続されており、中継装置11は通信ケーブル2を介して什器アンテナ10に接続されている。
物品管理システムの管理や運用を行う管理コンピュータ3と、この管理コンピュータ3のデータ入出力やデータ表示を行う入力端末4とが、LANケーブル8を介して(本実施例ではLANを介して)相互接続されるとともに、通信ケーブル2を介して管理アンテナ9に接続されている。
一方、入力端末4は通信ケーブル2を介して、物品7に貼付または利用者認証カード6に内蔵されるRFIDタグからの電磁波を受信可能なRFIDリーダ/ライタ5に接続されている。什器アンテナ10と管理アンテナ9とは、無線によって相互接続されており、種々のデータの送受信が行えるようになっている。
什器1は従来公知のラテラル式の什器200の上部に書庫100を載置した構成となっており、書庫100には棚板25、26で区画された上棚収納部101と下棚収納部102が形成され、什器200には引き出し201、202、203、204が備えられており、これらの収納部にファイルやカルテ等の書類を収納するファイルケースや書籍等の物品7が収納されている。後で詳述するが、什器1に収納されるファイルケースや書籍等の物品には、個々にRFIDタグが貼付されている。
什器200の引き出し201、202、203、204には、後述する読出装置としてのRFIDアンテナが配設されており、RFIDタグからの物品情報を含む電磁波を受信可能になっている。RFIDアンテナは通信ケーブル2に接続され、中継装置11、什器アンテナ10、管理アンテナ9を介して、管理コンピュータ3に接続されており、これら引き出し201、202、203、204に収納されるRFIDタグの物品情報のデータが管理コンピュータ3に送信されることで、管理コンピュータ3で複数の引き出し201、202、203、204に収納される物品の管理を一元的に行えるようになっている。
また、什器200には、解錠ランプ215、施解錠装置217、スピーカ216が設けられ、各引き出し201、202、203、204に対応して、引出し指示ランプ211、212、213、214が設けられており、前述のRFIDアンテナと同様に通信ケーブル2に接続され、中継装置11、什器アンテナ10、管理アンテナ9を介して、管理コンピュータ3に接続されており、管理コンピュータ3で一元的に引出し指示ランプ211、212、213、214の点灯、消灯または点滅を制御可能になっている。
図2に示されるように什器200の引き出し201、202、203、204には、それぞれ取手220を備え、正面に対して前面側に引き出し可能になっている。引き出し201、202、203、204の各収納部は、後述する仕切板によって区分されており、各種書類が保管されるファイルケース14が収納されている。
また、取手220の上部位置には、それぞれの引き出しに対応して引出し指示ランプ211、212、213、214が設けられており、管理コンピュータ3からの制御データに基づいて、これらランプの点灯消灯が制御され、例えば、指示ランプ212の点灯に基づいて、引き出し202の場所を利用者に報知可能な構成になっている。
正面上方には右側より、解錠ランプ215、施解錠装置217、スピーカ216が設けられている。施解錠装置217は手動によって外部から施解錠させることもできるが、通常は管理コンピュータ3からの制御データに基づいて、引き出し201、202、203、204の施解錠が行われるようになっている。引き出し201、202、203、204の解錠が行われると解錠ランプ215が点灯し、旋錠が行われると解錠ランプ215が消灯する構成になっている。スピーカ216は解錠ランプ215の代替手段として設けられており、ブザー等で報知可能になっている。
そこで、本実施例の什器200が適用された物品管理システムの使用方法の一例である物品の貸出し方法を引き出し202を例にして説明する。なお、引き出し201、203、204に収納される物品の貸出し方法も同様のため説明を省略する。
まず、書類の貸出しを希望する利用者によって、図1に示される入力端末4より所望の書類が保管されるファイルケースがリストアップされ、貸出し予約が行われる。管理コンピュータ3は入力端末4からの貸出し予約に基づいて、該当するファイルケースが収納される什器200の収納場所を特定する。
そして、管理コンピュータ3は特定された収納場所である什器200の施解錠装置217に解錠信号、解錠ランプ215と引出し指示ランプ212に点灯信号を送信する。
管理コンピュータ3からの解錠信号に基づいて施解錠装置217が解錠され、点灯信号に基づいて図2に示されるように、解錠ランプ215と引出し指示ランプ212が点灯される。
そこで、解錠ランプ215の点灯を目印にファイルケースの収納場所まで利用者に移動してもらい、すでに解錠信号によって解錠された引き出し202を利用者によって取手220により前面に引き出してもらう。
指示ランプ212が予め管理コンピュータ3からの点灯信号に基づいて点灯していることから、利用者に対して引き出し202に貸出し予約された書類が保管されるファイルケースがある旨の報知がなされる。
そこで、貸出し予約された目的の書類が収納されたファイルケースが利用者よって取り出されると、引き出し202内の後述する仕切板に配設されたRFIDアンテナがファイルケースに貼付されたRFIDタグからの電磁波を受信できなくなり、利用者によって貸出し予約された書類が保管されるファイルケースが正しく取り出されたと判断される。
このファイルケースから利用者によって書類が取り出され、引き出し202内にファイルケースが収納されると、RFIDアンテナがファイルケースのRFIDタグからの電磁波を再び受信することで、管理コンピュータ3は書類の貸出しが行われたと判断し、貸出し完了となる。
また、利用者が誤って貸出し予約した書類のファイルケースとは違うファイルケースを引き出し202から取り出した場合や、引き出し202に他のファイルケースを収納した場合、一定の時間が経過しても引き出しにファイルケースが戻されないには、管理コンピュータ3から引出し指示ランプ212やスピーカ216、解錠ランプ215に対してエラー信号を送信し、ランプの点滅やブザーによる報知を行うことで、利用者や管理者にエラー報知を行うようになっている。
次に、RFIDアンテナが配設された引き出し202の構造と、RFIDアンテナとRFIDタグの関係を、図3ないし図5を用いてさらに詳述して説明する。なお、引き出し201、203、204の構造も引き出し202と同様のため説明を省略する。
図3に示すように、引き出し202が収納される什器200は、電磁遮蔽材(本実施例ではスチール材)である背面板17、側面板19、底板18、から構成され、正面が開口するように引き出し収納庫200aが形成されている。側面板19には案内レール226が4段設けられていて、引き出し202の側面に形成された嵌合レール227を案内レール226に摺動可能に嵌合させることで、引き出し202が引き出し収納庫200aに収納あるいは搬出される。
天板16から背面板17かけては、通信ケーブル2が配線されており、側面板19に設けられた支持具225、天板16の正面部に設けられた解錠ランプ215、そして図1に示すように、スピーカ216、施解錠装置217にそれぞれ接続されている。これら通信ケーブル2は束ねられて外部に配線され中継装置11に接続されている。
引き出しは電磁遮蔽材である金属板から構成されており、引き出し202の内部には、図3において一部が破断された引き出し203が示されるように、収納部103内に仕切板50が設けられており、この仕切板50には後述するRFIDタグの読出装置に相当する仕切RFIDアンテナ44が配設されている。
引き出し202の左右の側面には摺動溝224が形成され、テンションローラ223が摺動溝224を介して引き出し202の前後方向に摺動可能に取り付けられている。また側面には、巻き取りワイヤー222が内挿されている従来公知のコンストンバネ221が設けられ、コンストンバネ221のワイヤー222の端部がテンションローラ223に接続固定されている。
支持具225に接続固定された通信ケーブル2には、さらに通信ケーブル2’が接続されており、さらにテンションローラ223に掛け渡され、引き出し202の背面側に配線され、仕切RFIDアンテナ44と引出し指示ランプ212にそれぞれ接続配線されている。
通信ケーブル2’が掛け渡されるテンションローラ223の回転軸が通信ケーブル2’に負荷が掛からない程度の一定の張力をもって吊持されながら、摺動溝224を介して摺動される。したがって、引き出し202の収納時、および引き出し時においても、テンションローラ223に掛け渡される通信ケーブル2’は撓むことなく一定の張力をもって什器200内に配線される構成になっている。
次に、引き出し202の内部構造と仕切板50の取付構造について詳述する。なお、引き出し201、203、204の内部構造も引き出し202と同様のため説明を省略する。
図4に示されるように、仕切本体51には仕切RFIDアンテナ44が所定の位置に配設され、仕切本体51の前後に形成された条溝(図示略)に蓋52が嵌挿されることで仕切板50を構成している。そして仕切RFIDアンテナ44は前述の通信ケーブル2’が引き出し202の背面側から引き出し202内に配設され接続されている。なお、蓋52は、例えばファイルケース等の物品の収納時に、仕切RFIDアンテナ44に傷や故障等が発生することを未然に防いでいる。仕切板50の前面と背面の上端位置には係止片53が設けられている。
引き出し202の収納部103内の前面側と背面側には、非電磁遮蔽材(本実施例ではプラスチック材)からなる係止部材60が設けられている。係止部材60には所定の間隔をもって係止溝61が複数形成されている。この前面側と背面側の係止溝61に仕切板50の係止片53が嵌合可能になっており、矢印に示される方向に仕切板50を差し込むことで係止片53が係止溝61に嵌合して係止され、仕切板50が収納部103に取り付けられる。
このように、係止部材60には係止溝61が複数形成されるので、収納部103に収納される物品の形状や大きさに合わせて、仕切板50の取り付け位置を所望の位置に設定できるようになっている。
前述した仕切板50における仕切RFIDアンテナ44の所定の配設位置とは、図3に示すように、電磁遮蔽材で構成された引き出し202の収納部103の前面側から所定間隔(L1)離間され、同様に背面側からも所定間隔(L2)で離間されるように配置され、同様に底面側からも所定間隔(L3)で離間されるように配置される位置である。
なお、RFIDアンテナと電磁遮蔽材との間隔については、RFIDアンテナからの電磁波を電磁遮蔽材から影響されることなくRFIDタグに受信させ、RFIDタグからの電磁波を電磁遮蔽材から影響されることなくRFIDアンテナに受信させるために、少なくともRFIDアンテナと電磁遮蔽材との間隔を40mm以上離間させることが好ましいことが実験的に検証されている。
そこで、本実施例においては図3に示されるように、仕切板50に配設される仕切RFIDアンテナ44と収納部103の前面側との間隔(L1)を50mmとし、仕切RFIDアンテナ44と収納部103の背面側との間隔(L2)を50mmとし、仕切RFIDアンテナ44と収納部103の底面側との間隔(L3)を50mmとした。
図5に示されるように、什器200の仕切板50は係止部材60に複数形成された係止溝61の中央に取り付けられ、収納部103が左収納部103aと右収納部103bとに均等に区画され、これら左収納部103aと右収納部103bには、ファイルケース14が複数収納されており、これらファイルケース14の両側面にはRFIDタグ30が貼付されている。
このRFIDタグ30の貼付位置は、それぞれのファイルケース14毎に貼付位置をずらして貼付している。このようにすることで、仕切RFIDアンテナ44によって複数のRFIDタグ30の物品情報を同時に読み出す際にも読み取りミスの発生を防止でき、正確に物品情報の読み出しが行えるようになっている。
係止部材60に複数形成される係止溝61は、いずれの係止溝61に仕切板50が取り付けられた場合であっても、常に仕切RFIDアンテナ44を引き出し202の側面側から所定間隔以上離間させる構成になっており、RFIDタグ30からの電磁波を引き出し202の側面側から影響されることなく仕切RFIDアンテナ44に受信される構成になっている。
このことから、仕切板50がいずれの取付位置に取り付けられても、仕切RFIDアンテナ44は電磁遮蔽材で構成される引き出し202の前面、背面、底面及び側面から影響を受けることなく、左収納部103aと右収納部103bに収納されるファイルケース14のRFIDタグ30との電磁波の送受信が行える。
以上の説明により実施例1の引き出し202の全体がスチール等の電磁遮蔽材で構成されていても、読出装置に相当する仕切RFIDアンテナ44が仕切板50に配設されることにより、仕切板50を収納部に設けられた係止部材60の係止溝61に係止させるだけで、引き出し202の収納部103の前面、背面、底面及び側面から所定間隔離間させるようにしたので、仕切RFIDアンテナ44とRFIDタグ30から発生される電磁波が電磁遮蔽材から影響を受けることがなく、電磁波の送受信が行え、RFIDタグ30の物品情報の読み出しが正確に行える什器200となっている。
また、実施例1においては、1つの仕切RFIDアンテナ44によって物品情報の読み出しを行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、仕切RFIDアンテナ44が配設された仕切板50を複数設けても良く、例えば、実施例1の変形例として図6に示されるように、2つの仕切RFIDアンテナ44を係止部材60に取り付けることによって、引き出し202内を左収納部103a、中収納部103c、右収納部103bに区分けし、左収納部103aのファイルケース14と、中収納部103cの左側に配置されたファイルケース14との物品情報を左側の仕切RFIDアンテナ44に読み出させ、右収納部103bのファイルケース14と、中収納部103cの右側に配置されたファイルケース14の物品情報を右側の仕切RFIDアンテナ44に読み出す構成にしてある。
このようにすることで、それぞれの仕切RFIDアンテナ44による物品情報の読み出し負荷を互いに分散させることができ、より正確に複数のRFIDタグ30の物品情報の読み出しが行えるようになっている。
本発明の実施例2の説明を図7、8に基づき説明する。図7は本発明の実施例2である引き出し202’の斜視図である。図8は引き出し202’の平面断面図である。なお、前記した実施例1と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することとする。
前記の実施例1の引き出し202においては、1つの仕切RFIDアンテナ44で左収納部103a、右収納部103bに収納されるファイルケース14のRFIDタグ30と電磁波の送受信を行い物品情報の読み出しを行っているが、左収納部103aと右収納部103bとに収納されるファイルケース14のRFIDタグ30の電磁波を別個に送受信が可能な読出装置を備えた仕切板50’の構造ついて以下に説明する。
図7に示されるように、仕切板50’には仕切RFIDアンテナ44が所定位置に配設され、仕切板50’の左右の側面上端位置には係止片53が設けられている。引き出し202’には電磁遮蔽材によって構成された間仕切板70が設けられており、左収納部103aと右収納部103bとが左右に区画されるように仕切板50’と交差するように配設されている。
左収納部103aと右収納部103bの引き出し202’の側面側には、非電磁遮蔽材(本実施例ではプラスチック材)からなる係止部材60’が設けられている。同様に間仕切板70の両側面にも係止部材60’が設けられている。これら係止部材60’には所定の間隔をもって係止溝61’が複数形成されている。
この係止溝61’に仕切板50’の係止片53が嵌合可能になっており、矢印に示される方向に仕切板50’を差し込むことで係止片53が両係止溝61’、61’に嵌合して係止され、仕切板50’が間仕切板70に交差するように左収納部103aと右収納部103bに取り付けられる。
このように、係止部材60’には係止溝61’が複数形成されるので、左収納部103aと右収納部103bに収納される物品の形状や大きさに合わせて、仕切板50’の取り付け位置を所望の位置に設定できるようになっている。
また、引き出し202’の前面には左収納部103aに対応して左収納部指示ランプ212a、右収納部103bに対応して右収納部指示ランプ212bが設けられ、これら左収納部指示ランプ212aと右収納部指示ランプ212bは引き出し202’の背面側から左収納部103a、右収納部103b内に配線された通信ケーブル2’に接続されている。
この通信ケーブル2’は、前述において説明した管理コンピュータ3に接続されており、同様に通信ケーブル2’に接続される仕切RFIDアンテナ44’の物品情報の読み出し状況に基づいて、管理コンピュータ3から左収納部指示ランプ212a及び右収納部指示ランプ212bの点灯、消灯または点滅が制御されるようになっている。
左収納部103aと右収納部103b内に取り付けられた仕切板50’における仕切RFIDアンテナ44’の所定の配設位置とは、図8に示されるように電磁遮蔽材で構成された左収納部103aと右収納部103bの引き出し202’の側面側から所定間隔(L4)離間され、同様に電磁遮蔽材で構成された間仕切板70の両側面側からも所定間隔(L5)で離間されるように配置され、同様に図示しない底面側からも所定間隔で離間されるように配置される位置である。本実施例では(L4)を50mmとし、(L5)を50mmとした。
この所定間隔をもって仕切RFIDアンテナ44’が配設された仕切板50’は、係止部材60’に複数形成された係止溝61’に嵌合固定され、左収納部103aと右収納部103bに取り付けられる。左収納部103aと右収納部103bには、RFIDタグ30が前面及び背面に貼付されたファイルケース14が複数収納されている。
したがって、実施例2の引き出し202’の全体がスチール等の電磁遮蔽材で構成されていても、読出装置に相当する仕切RFIDアンテナ44’が仕切板50’に配設されることにより、仕切板50’を左収納部103aと右収納部103bのそれぞれに設けられた係止部材60’の係止溝61’に係止させるだけで、引き出し202’の両側面から所定間隔(L4)離間させ、間仕切板70の両側面から所定間隔(L5)離間させることができるので、仕切RFIDアンテナ44’とRFIDタグ30から発生される電磁波が電磁遮蔽材から影響を受けることがなく、電磁波の送受信が行え、RFIDタグ30の物品情報の読み出しが正確に行える什器200となっている。
このことから、間仕切板70によって分割された左収納部103aと右収納部103bに収納される複数のファイルケース14の物品情報を2つの仕切RFIDアンテナ44’で、それぞれ別個に区画して受信できる。これにより、RFIDタグ30との電磁波の送受信に関わる2つの仕切RFIDアンテナ44’の負荷も分散されるので、読み取りミスを生じさせることなく、RFIDタグ30の物品情報の読み出しがより正確に行える。
なお、実施例2においては、間仕切板70により引き出し202’を左収納部103aと右収納部103bに区画し、それぞれに仕切板50’を取り付けることで、RFIDタグ30の物品情報を区画された収納部103a、103b毎に読み出し可能な構成になっているが、本実施例はこれに限定されるものではなく、引き出しの収納部を間仕切板によって前収納部と後収納部とに区画し、これら前後の収納部に仕切RFIDアンテナが配設された仕切板を個々に取り付けることで、RFIDタグ30の物品情報を各収納部別に読み出す構成にしても良いことは言うまでもない。また、2つの仕切RFIDアンテナ44’が相互に干渉し合わなければ間仕切板70を電磁遮蔽材で構成する必要はない。
本発明の実施例3の説明を図9に基づき説明する。図9は本発明の実施例3である引き出し202’’の平面断面図である。なお、前記した第1、2実施例と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することとする。
前記の実施例2の引き出し202’においては、仕切RFIDアンテナ44’がそれぞれ配設された2つの仕切板50’で左収納部103aと右収納部103bに収納されるファイルケース14のRFIDタグ30の電磁波を別個に送受信して物品情報の読み出しを行っているが、1つの仕切板50’’で左収納部103aと右収納部103bにそれぞれ収納されるファイルケース14の物品情報を別個に読み出し可能な読出装置を備えた仕切板50’’の構造ついて以下に説明する。
引き出し202’’は、仕切板50’’によって左収納部103aと右収納部103bに区画され、RFIDタグ30が貼付されたファイルケース14が複数収納されている。仕切板50’’の仕切本体51と蓋52の間には、仕切本体51側から仕切RFIDアンテナ44a、磁性体21、電磁遮蔽材80、磁性体21、仕切RFIDアンテナ44bが順に介挿され多層状に配設されている。
電磁遮蔽材80は金属板によって構成されており、左右の仕切RFIDアンテナ44a、44bの電磁波が互いに干渉することを防ぐ特性を有している。左右の仕切RFIDアンテナ44a、44bと電磁遮蔽材80との間に介挿される磁性体21は、電磁遮蔽材80から発生する磁界が左右の仕切RFIDアンテナ44a、44bから発生する電磁波に与える影響を防ぐ特性を有している。
このことから、磁性体21を電磁遮蔽材80の両側面と左右の仕切RFIDアンテナ46、45との間に介挿させることにより、左収納部103aに収納されるファイルケース44の物品情報を仕切RFIDアンテナ44aで、そして右収納部103bに収納されるファイルケース44の物品情報を仕切RFIDアンテナ44bで、それぞれ別個に区画して受信できる。これにより、RFIDタグ30との電磁波の送受信に関わる仕切RFIDアンテナ44a、44bの負荷も互いのに分散されるので、RFIDタグ30の物品情報の読み出しが正確に行える。
したがって、実施例3の引き出し202’’では、読出装置に相当する仕切RFIDアンテナ44a、44bとの間に、電磁遮蔽材80の両側面に磁性体21を備えた電磁波干渉防止部材を介挿することで、隣接する仕切RFIDアンテナ44a、44bの電磁波が互いに干渉することがなく、それぞれ別個に区画された左収納部103aと右収納部103bに収納される物品の情報を区画毎に受信できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、ファイルケースが収納される収納部を報知する手段として、引き出しの前面に引出し指示ランプが設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、仕切板上面に直接報知手段としての指示ランプを設けて、引き出しを引き出したときに利用者に物品の収納場所を報知する様な構成にしても良い。
更に、ファイルケース14を仕切板50の左右どちら側の側板近傍に置いても物品情報が読み取り易いように、ファイルケース14の両側面にRFIDタグ30を貼付した例を示したが、ファイルケース14等の物品の片側だけRFIDタグ30を貼付するようにしたものでも、あるいは2箇所以上複数貼着しても良いことは言うまでもない。また、上記実施例では、引き出しに収納される物品例としてファイルケース14が用いられているが、RFIDタグが取り付けられた書籍や他の物品等を収納しても良い。
本発明の実施例1における什器が適用された物品管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の什器を示す正面図である。 図1の什器のA―A線の縦断面図である。 図3の什器に収納される引き出しを示す斜視図である。 図4の引き出しが什器内に収納された状態を示すB−B線の平面断面図である。 本発明の実施例1の変形例である引き出し示す平面断面図である。 本発明の実施例2である引き出しを示す斜視図である。 図7の引き出しが什器内に収納された状態を示すC−C線の平面断面図である。 本発明の実施例3における引き出しの什器内収納時を示す平面断面図である。
符号の説明
1 什器
2、2’ 通信ケーブル
3 管理コンピュータ
4 入力端末
5 RFIDリーダ/ライタ
6 利用者認証カード
7 物品
8 LANケーブル
9 管理アンテナ
10 什器アンテナ
11 中継装置
14 ファイルケース
16 天板(電磁遮蔽材)
17 背面板(電磁遮蔽材)
18 底板(電磁遮蔽材)
21 磁性体(電磁波干渉防止部材の一部)
22 アンテナ保護被膜
25 上棚収納部の棚板
26 下棚収納部の棚板
30 RFIDタグ
44、44’ 仕切RFIDアンテナ(読出装置)
44a 左側の仕切RFIDアンテナ(読出装置)
44b 右側の仕切RFIDアンテナ(読出装置)
50、50’、50’’ 仕切板
51 仕切本体
52 蓋
53 係止片
60、60’ 係止部材
61 係止溝
70 間仕切板(電磁遮蔽材)
80 電磁遮蔽材(電磁波干渉防止部材の一部)
100 書庫
101 上棚収納部
102 下棚収納部
103 物品の収納部(収納部)
103a、103a’ 左収納部(収納部)
103b、103b’ 右収納部(収納部)
103c 中収納部(収納部)
200 ラテラル式の什器
200a 引き出し収納庫
201、202 引き出し
202’、202’’ 引き出し
203、204 引き出し
211、212 引出し指示ランプ
213、214 引出し指示ランプ
212a 左収納部指示ランプ
212b 右収納部指示ランプ
215 解錠ランプ
216 スピーカ
217 施解錠装置
220 取手
221 コンストンバネル
222 ワイヤー
223 テンションローラ
224 摺動溝
225 支持具
226 案内レール
227 嵌合レール

Claims (4)

  1. RFIDタグが取り付けられた物品が収納可能になっている引き出しを備え、該引き出しには物品情報が記録された前記RFIDタグの情報を読み出す読出装置が備えられる什器であって、前記引き出しは電磁遮蔽材によって構成されるとともに、仕切板により複数の収納部に区画され、該仕切板には前記読出装置が配設され、該読出装置は前記電磁遮蔽材から所定間隔離間されていることを特徴とする物品情報を読出可能な引き出しを備える什器。
  2. 前記仕切板は収納部に対して、その取付位置を変更できる請求項に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器。
  3. 前記仕切板は交差する間仕切板により分割され、該分割された仕切板のそれぞれには読出装置が配設されている請求項1または2に記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器。
  4. 前記仕切板に2つの読出装置が対面状態で配設され、この2つの読出装置の間には、電磁波干渉防止部材が介挿されている請求項1乃至のいずれかに記載の物品情報を読出可能な引き出しを備える什器。
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