JP4480610B2 - マンホール等の蓋体の養生カバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路等の舗装工事の際にマンホール等の蓋体を覆うマンホール等の蓋体の養生カバー装置に関するものである。
従来,道路等の舗装工事の際にマンホール等の蓋体を覆うマンホール等の蓋体の養生カバーにおいて、ゴム製の本体の外周に設けた鍔に切欠部を有するゴム製の防護カバーをマンホール鉄蓋に被せて覆い蓋表面を防護するものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開2004−257009号公報
ところで、前記従来の技術では、本体の外周に設けた鍔に切欠部を有するものでそこに手を掛けてマンホール蓋体上からカバーを撤去するようにしているがその作業が難儀であると共にその切欠部によりマンホール蓋体に傷が付いたり舗装材が付着していまう虞がある。また、舗装工事終了によりカバーを撤去するとマンホール蓋受け枠の周囲の鍔が存在した部分に隙間ができ、その隙間に舗装材を埋める作業を行わなければならなかった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蓋体の外周が全域にわたって養生カバーの鍔部で確実に保護され、舗装工事による舗装材,土砂等が蓋体に付着して蓋体を汚すことがないばかりか、蓋体を傷付けることもなく、しかも強風等で蓋体から養生カバーが離脱することもないと共に、吸盤取っ手又はマグネット取っ手を養生カバーに取り付けて作業を行えば養生カバーは任意,容易に移動させることができ、蓋体受け枠の周囲の鍔が存在した部分に隙間を作らずに舗装工事終了後に隙間に舗装材を埋める作業を行わないですむマンホール等の蓋体の養生カバー装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明におけるマンホール等の蓋体の養生カバー装置は、蓋体の外表面に対応する平坦面と蓋体の外周全域にわたって嵌装される鍔部とで構成された鋼製の養生カバーと、該養生カバーの表面に着脱自在に配設され得る吸盤取っ手とからなるものである。
また、前記吸盤取っ手に替えてマグネット取っ手とからなるものである。
以上のように、蓋体の外周が全域にわたって養生カバーの鍔部で確実に保護され、養生カバーが鋼製で重量があることから、舗装工事による舗装材,土砂等が蓋体に付着して蓋体を汚すことがないばかりか、蓋体を傷付けることもなく、しかも強風等で蓋体から養生カバーが離脱することもない。また、吸盤取っ手又はマグネット取っ手を用いることで、重い養生カバーを蓋体に取り付けるとき及び養生カバーを蓋体から取り外すときにこの吸盤取っ手又はマグネット取っ手を養生カバーに取り付けて作業を行えば養生カバーは任意,容易に移動させることができる。さらに、鋼製の養生カバーの厚さを薄くしたので、蓋体受け枠の周囲の鍔が存在した部分に隙間を作らずに舗装工事終了後に隙間に舗装材を埋める作業を行わないですむマンホール等の蓋体の養生カバー装置となる。
図1ないし図3は本発明に係るマンホール等の蓋体の養生カバー装置の一実施例に関するものであり、図1は蓋体の養生カバー装置の平面図、図2は図1の正面図、図3は蓋体の養生カバー装置をマンホール蓋に設置したときの要部拡大説明図である。
図において、1はマンホール等の蓋体の養生カバー装置であり、該養生カバー装置1は鋼製の養生カバー2と、該養生カバー2の表面に着脱自在に配設され得る吸盤取っ手3とから構成されている。
前記養生カバー2は、例えばマンホール蓋体4の外表面に対応する円形状の平坦面5と蓋体受け枠6の外周にわたって嵌装される鍔部7とで構成されている。
そして、前記平坦面5及び鍔部6は厚さ約1.2mmの薄い金属板を板金し、該金属板表面に鍍金を施して腐食を防止している。
前記吸盤取っ手3は、合成樹脂製で、円形状の吸盤面8と指挿入孔9,9を設けた握り部10と該吸盤面8の上部略外周近傍に形成した吸盤取っ手脱着用突起11,11とで一体成形されている。
以上のような構成からなるマンホール等の蓋体の養生カバー装置1であって、マンホールの存在する道路等の舗装工事の際に、先ずマンホール蓋体4が汚されたり,傷付けれたりするのを防止するために養生カバー2をマンホール蓋体4に覆わせる。この際、重い養生カバー2をマンホール蓋体4に取り付けるときに吸盤取っ手3を養生カバー2に取り付けて作業を行えば養生カバー2は任意,容易に移動させることができ、簡単に養生カバー2をマンホール蓋体4及び蓋体受け枠6に設置することができる。そして、マンホール蓋体4の外周が全域にわたって養生カバー2の鍔部7で確実に保護され、強風等でマンホール蓋体4から養生カバー2が離脱することもない。
次に、養生カバー2がマンホール蓋体4及び蓋体受け枠6に設置後には吸盤取っ手3の吸盤取っ手脱着用突起11を指で引き上げて円形状の吸盤面8の端部に空気を挿入することにより、吸盤取っ手3は簡単に脱着されて養生カバー2の上部は平坦面5になり、舗装工事の邪魔にならない。
そして、舗装工事中は養生カバー2が鋼製で重量があることから、舗装作業車等が養生カバー2上を通過しても強度的に問題がないと共に舗装工事による舗装材,土砂等がマンホール蓋体4に付着してマンホール蓋体4を汚すことがないばかりか、マンホール蓋体4を傷付けることもない。
そして、舗装工事終了後はまだアスファルトが高温中に吸盤取っ手3を養生カバー2に取り付けて、該吸盤取っ手3の指挿入孔9,9に指を挿入して握り部10を真上に引き上げることで養生カバー2をマンホール蓋体4から容易に取り外すことができる。この際、鋼製の養生カバー2の厚さを約1.2mmと薄くしたので、蓋体受け枠6の周囲の鍔部7が存在した部分にアスファルトの隙間を作らず舗装工事終了後に隙間に舗装材を埋める作業等を行わないですむことができる。
なお、本実施例はマンホール蓋体4に設置する養生カバー2を円形状に形成したが、消火栓等に設置するために四角形状,多角形状に形成することも可能である。
図4及び図5は本発明に係るマンホール等の蓋体の養生カバー装置の他の実施例に関するもので、図4は吸盤取っ手に替えてマグネット取っ手としたマンホール等の蓋体の養生カバー装置の正面図、図5はマグネット取っ手の裏面図である。
図において、12はマグネット取っ手であり、該マグネット取っ手12は裏面に磁石13,13,…を貼着した長方形状の吸着部材14と指挿入孔15を設けた取っ手部16と該取っ手部16を傾到させることで出没可能な前記吸着部材14内に配置された突出棒17とで構成されている。そして、吸盤取っ手3に替えてマグネット取っ手12とした以外は図1から図3に示した実施例と実質的に同一構成であるので同じ符号を付してその説明を省略する。
以上のような構成からなるマンホール等の蓋体の養生カバー装置であって、養生カバー2をマンホール蓋体4に覆わせる際に、前記マグネット取っ手12の取っ手部16を長方形状の吸着部材14に対して垂直とし、マグネット取っ手12の磁石13,13,…を養生カバー2の平坦面5の略中央部に取り付け、手で取っ手部16を握りながら養生カバー2を任意,容易に移動させることができ、簡単に養生カバー2をマンホール蓋体4及び蓋体受け枠6に設置することができる。そして、養生カバー2がマンホール蓋体4及び蓋体受け枠6に設置後は取っ手部16を吸着部材14に向けて傾到させることにより、取っ手部16の先端部で前記吸着部材14内に配置された突出棒17が磁石13,13,…を持ち上げるように突出し、養生カバー2の平坦面5よりマグネット取っ手12は簡単に脱着され、養生カバー2の上部は平坦面5になり舗装工事の邪魔とならない。
また、舗装工事終了後は同様にマグネット取っ手12の取っ手部16を長方形状の吸着部材14に対して垂直にしてマグネット取っ手12の磁石13,13,…を養生カバー2の平坦面5の略中央部に取り付けた後、手で取っ手部16を握りながら真上に引き上げることで養生カバー2をマンホール蓋体4から容易に取り外すことができ、養生カバー2を任意,容易に移動させることができる。
本発明の一の実施例に係るマンホール等の蓋体の養生カバー装置の平面図である。 図1の正面図である。 蓋体の養生カバー装置をマンホール蓋に設置したときの要部拡大説明図である。 本発明の他の実施例に係る吸盤取っ手に替えてマグネット取っ手としたマンホール等の蓋体の養生カバー装置の正面図である。 マグネット取っ手の裏面図である。
符号の説明
1 マンホール等の蓋体の養生カバー装置
2 養生カバー
3 吸盤取っ手
4 蓋体
5 平坦面
7 鍔部
12 マグネット取っ手

Claims (2)

  1. マンホール等の蓋体を覆う養生カバー装置において、蓋体の外表面に対応する平坦面と蓋体の外周全域にわたって嵌装される鍔部とで構成された鋼製の養生カバーと、該養生カバーの表面に着脱自在に配設され得る吸盤取っ手とからなるマンホール等の蓋体の養生カバー装置。
  2. 前記吸盤取っ手に替えてマグネット取っ手とからなる請求項1に記載のマンホール等の蓋体の養生カバー装置。
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