JP4479747B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、積層コンデンサに関する。
積層コンデンサとして、互いに対向する第1及び第2の面と、第1及び第2の面を連結するように第1及び第2の面が対向する第1の方向に伸びる第3の面とを有すると共に、誘電特性を有するコンデンサ素体と、コンデンサ素体の少なくとも一部を挟んで第1の方向に直交し且つ第3の面に直交する第2の方向に対向するようにコンデンサ素体内に配置された、端部が第1の面に露出した第1の内部電極及び第2の面に露出した第2の内部電極と、第1の内部電極に接続された第1の端子電極と、第2の内部電極に接続された第2の端子電極と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された積層コンデンサでは、第1の端子電極は、第1の面に配置されると共に第1の内部電極の第1の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有している。また、第2の端子電極は、第2の面に配置されると共に第2の内部電極の第2の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有している。
特開2004−253425号公報
本発明は、誘電特性を有するコンデンサ素体において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極に伝わるのを抑制することが可能な積層コンデンサを提供することを課題とする。
ところで、誘電特性を有するコンデンサ素体を備える積層コンデンサに電圧を印加すると、電歪効果によって、印加電圧に応じた大きさの機械的歪みがコンデンサ素体、中でも第1の内部電極と第2の内部電極とで挟まれる素体領域に生じる。このため、交流電圧を印加した場合、積層コンデンサには振動が生じてしまう。積層コンデンサを外部基板等に実装した場合に、こうした機械的歪みが発生すると、機械的歪みによる振動が第1及び第2の端子電極を通して外部基板等に伝播し、外部基板等において機械的歪みによる振動の伝播により、基板において音鳴りが発生してしまうこととなる。
そこで、本発明者等は、機械的歪みによる振動が積層コンデンサから外部基板等に伝播するのを抑制し得る構成について鋭意検討を行った。その結果、機械的歪みによる振動の伝播は、第1及び第2の端子電極の中でも、外部基板等に対向することとなる第3の面に配置された第2の電極部分からの伝播が支配的であることが判明した。特に、従来の積層コンデンサでは、第3の面に直交する方向から透視したときに、第2の電極部分が上記素体領域と重なっている部分の面積が広いがために、電歪効果によって生じた機械的歪みが極めて伝わり易い構成となっている。
このような検討結果を踏まえ、本発明による積層コンデンサは、互いに対向する第1及び第2の面と、第1及び第2の面を連結するように第1及び第2の面が対向する第1の方向に伸びる第3の面とを有すると共に、誘電特性を有するコンデンサ素体と、コンデンサ素体の少なくとも一部を挟んで第1の方向に直交し且つ第3の面に直交する第2の方向に対向するようにコンデンサ素体内に配置された、端部が第1の面に露出した第1の内部電極及び端部が第2の面に露出した第2の内部電極と、第1の面に配置されると共に第1の内部電極の第1の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第1の端子電極と、第2の面に配置されると共に第2の内部電極の第2の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第2の端子電極と、を備え、コンデンサ素体は、第1の内部電極と第2の内部電極とで挟まれる素体領域を含んでおり、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分は、第2の方向から透視したときに、その第1の方向での端部において、素体領域の第1の方向での端部の少なくとも一部を挟むようにして第1及び第2の方向に直交する第3の方向に離間していることを特徴とする。
本発明に係る積層コンデンサでは、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分は、第2の方向から透視したときに、第1の方向での端部において、素体領域の第1の方向での端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間しているので、同じく第2の方向から透視したときに、第2の電極部分が上記素体領域と重なっている部分の面積が狭くなっている。この結果、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分に伝播するのを抑制することができる。
好ましくは、第2の電極部分は、第3の面の第1の方向での端部から伸びると共に、第3の方向に離間している一対の第1の領域を含んでおり、各第1の領域の面積A1と、各第1の領域において第2の方向から透視したときに素体領域と重なる部分の面積A2と、の関係が
0≦A2/A1≦0.50
を満たしている。この場合、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分に伝播するのを効果的に抑制することができる。
そして、一対の第1の領域が、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていないこと、すなわち
A2/A1=0
であることがより好ましい。この場合、第2の電極部分の一対の第1の領域は、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていないので、同じく第2の方向から透視したときに、第2の電極部分の一対の第1の領域が上記素体領域と重なっている部分の面積が生じることはない。この結果、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分に伝播するのを確実に抑制することができる。
好ましくは、第2の電極部分は、一対の第1の領域を連結するように伸びる第2の領域を更に含んでおり、第2の領域は、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていない。この場合、第2の電極部分の第2の領域は、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていないので、同じく第2の方向から透視したときに、第2の電極部分が上記素体領域と重なっている部分の面積が生じることはない。この結果、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分に伝播するのを確実に抑制することができる。
好ましくは、コンデンサ素体は、第1及び第2の面を連結するように第1の方向に伸びると共に第3の方向に互いに対向する第4及び第5の面を更に有しており、第1及び第2の端子電極は、第4及び第5の面に配置されると共に第1及び第2の電極部分に接続された第3の電極部分をそれぞれ有し、第3の電極部分は、第3の方向から透視したときに、素体領域と重なっていない。この場合、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第3の電極部分に伝播するのを確実に抑制することができる。
また、本発明に係る積層コンデンサは、互いに対向する第1及び第2の面と、第1及び第2の面を連結するように第1及び第2の面が対向する第1の方向に伸びる第3の面とを有すると共に、誘電特性を有するコンデンサ素体と、コンデンサ素体の少なくとも一部を挟んで第1の方向に直交し且つ第3の面に直交する第2の方向に対向するようにコンデンサ素体内に配置された、端部が第1の面に露出した第1の内部電極及び端部が第2の面に露出した第2の内部電極と、第1の面に配置されると共に第1の内部電極の第1の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第1の端子電極と、第2の面に配置されると共に第2の内部電極の第2の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、第3の面に配置されると共に第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第2の端子電極と、を備え、コンデンサ素体は、第1の内部電極と第2の内部電極とで挟まれる素体領域を含んでおり、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分は、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていないことを特徴とする。
本発明に係る積層コンデンサでは、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分は、第2の方向から透視したときに、素体領域と重なっていないので、同じく第2の方向から透視したときに、第2の電極部分が上記素体領域と重なっている部分の面積が生じることはない。この結果、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極の第2の電極部分に伝播するのを確実に抑制することができる。
好ましくは、コンデンサ素体は、第1及び第2の面を連結するように第1の方向に伸びると共に第1及び第2の方向に直交する第3の方向に互いに対向する第4及び第5の面を更に有しており、第1及び第2の端子電極は、第4及び第5の面に配置されると共に第1及び第2の電極部分に接続された第3の電極部分をそれぞれ有し、第3の電極部分は、第3の方向から透視したときに、素体領域と重なっていない。この場合、コンデンサ素体の上記素体領域において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第3の電極部分に伝播するのを確実に抑制することができる。
本発明によれば、誘電特性を有するコンデンサ素体において電歪効果によって生じる機械的歪みが、第1及び第2の端子電極に伝わるのを抑制することが可能な積層コンデンサを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図5を参照して、本実施形態に係る積層コンデンサC1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。図3は、図1のIII−III線に沿った断面構成を示す図である。図4は、図1のIV−IV線に沿った断面構成を示す図である。図5は、コンデンサ素体の構成を説明するための分解斜視図である。
積層コンデンサC1は、図1〜図4に示されるように、略直方体状のコンデンサ素体1と、複数の第1の内部電極11と、複数の第2の内部電極12と、第1の端子電極20と、第2の端子電極30と、を備えている。
コンデンサ素体1は、互いに対向する第1の端面2及び第2の端面3と、互いに対向する第1の側面4及び第2の側面5と、互いに対向する第3の側面6及び第4の側面7と、を含んでいる。第1の側面4及び第2の側面5は、第1及び第2の端面2,3を連結するように第1及び第2の端面2,3が対向する第1の方向に伸びている。第3の側面6及び第4の側面7は、第1及び第2の端面2,3を連結するように第1及び第2の端面2,3が対向する第1の方向に伸びている。第1の方向、第1及び第2の側面4,5が対向する第2の方向、及び、第3及び第4の側面6,7が対向する第3の方向は、互いに直交している。
コンデンサ素体1は、図5に示されるように、複数の誘電体層9が第1及び第2の側面4,5が対向する第2の方向に積層されることにより構成されており、誘電特性を有している。各誘電体層9は、例えば誘電体セラミック(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系等の誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。なお、実際の積層コンデンサC1では、各絶縁体層は、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。本実施形態では、第1の側面4又は第2の側面5が、外部基板等の実装面に対向する面となる。
第1の内部電極11と第2の内部電極12とは、コンデンサ素体1の一部である少なくとも一つの誘電体層9を挟んで第2の方向に対向するようにコンデンサ素体1内に交互に配置されている。これにより、コンデンサ素体1は、第1の内部電極11と第2の内部電極12とで挟まれる素体領域1aを含むこととなる。素体領域1aは、上記誘電体層9のうち、第1の内部電極11と第2の内部電極12とに重なる部分からなり、積層コンデンサC1の静電容量を実質的に生じさせる領域である。素体領域1aは、電歪効果によって機械的歪みが生じる領域でもある。素体領域1aは、第1の内部電極11と第2の内部電極12との間に電圧が印加されると、第2の方向に膨張し、第1及び第3の方向に収縮する。
第1及び第2の側面4,5は、第1の内部電極11と第2の内部電極12との対向方向に対向している。したがって、積層コンデンサC1が外部基板等に実装された状態では、第1の内部電極11と第2の内部電極12とは、外部基板等の実装面に対して直交する方向に伸びることとなる。
各第1の内部電極11は、端部が第1の端面2まで引き出されており、各端部が第1の端面2に露出している。各第2の内部電極12は、端部が第2の端面3まで引き出されており、各端部が第2の端面3に露出している。第1及び第2の内部電極11,12は、積層型の電気素子の内部電極として通常用いられる導電性材料(例えば、卑金属であるNi等)からなる。第1及び第2の内部電極11,12は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
第1の端子電極20は、コンデンサ素体1の第1の端面2側に配置されている。第1の端子電極20は、第1の電極部分21、第2の電極部分22、第3の電極部分23、及び第4の電極部分24を有している。第1の端子電極20は、例えば導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストをコンデンサ素体1の外表面に付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けられた第1の端子電極20の上にめっき層が形成されることもある。導電性ペーストの付与は、ディップ法又は印刷法等により行なうことができる。
第1の電極部分21は、第1の端面2に配置されている。第1の電極部分21は、第1の内部電極11の第1の端面2に露出した部分を覆うように形成されており、当該部分に物理的且つ電気的に接続されている。本実施形態では、第1の電極部分21は、第1の端面2の全体に亘って形成されている。
第2の電極部分22は、第2の側面5に配置されており、第1の端面2と第2の側面5とで形成される稜線部において第1の電極部分21に接続されている。第2の電極部分22は、一対の第1の領域22aと、第2の領域22bを含んでいる。
一対の第1の領域22aは、第2の側面5の隅部に位置しており、第3の方向に離間している。一対の第1の領域22aは、第2の側面5の第1の方向での一方の端部(第1の端面2と第2の側面5とで形成される稜線部)から第2の側面5の第1の方向での他方の端部に向って伸びている。一方の第1の領域22aは、第2の側面5と第3の側面6とで形成される稜線部に沿って伸びている。他方の第1の領域22aは、第2の側面5と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って伸びている。第2の領域22bは、一対の第1の領域22aを連結するように、第1の端面2と第2の側面5とで形成される稜線部に沿って第3の方向に伸びている。
一対の第1の領域22aは、図6に示されるように、第2の側面5に直交する第2の方向から透視したときに、素体領域1aの第1の方向での一方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。第2の領域22bは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。従って、第2の電極部分22は、当該第2の電極部分22の第1の方向での端部(第2の電極部分22における、第2の側面5の第1の方向での他方の端部寄りとなる端部)において、第2の方向から透視して、素体領域1aの第1の方向での一方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。
第3の電極部分23は、第3及び第4の側面6,7にそれぞれ配置されており、第1の端面2と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第1の電極部分21に接続されている。第3の電極部分23は、第2の側面5と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第2の電極部分22(第1の領域22a)に接続されている。第3の電極部分23は、第1の側面4と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第4の電極部分24(第1の領域24a)に接続されている。
第3の電極部分23は、第3及び第4の側面6,7の第1の方向での一方の端部(第1の端面2と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部)から第3及び第4の側面6,7の第1の方向での他方の端部に向って伸びている。第3の電極部分23は、図7に示されるように、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。本実施形態では、第3の電極部分23は、略C字形状を呈している。
第4の電極部分24は、第1の側面4に配置されており、第1の端面2と第1の側面4とで形成される稜線部において第1の電極部分21に接続されている。第4の電極部分24は、第2の電極部分22と同様に、一対の第1の領域24aと、第2の領域24bを含んでいる。
一対の第1の領域24aは、第1の側面4の隅部に位置しており、第2の方向に離間している。一対の第1の領域24aは、第1の側面4の第1の方向での一方の端部(第1の端面2と第1の側面4とで形成される稜線部)から第1の側面4の第1の方向での他方の端部に向って伸びている。一方の第1の領域24aは、第1の側面4と第3の側面6とで形成される稜線部に沿って伸びている。他方の第1の領域24aは、第1の側面4と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って伸びている。第2の領域24bは、一対の第1の領域24aを連結するように、第1の端面2と第1の側面4とで形成される稜線部に沿って第2の方向に伸びている。
一対の第1の領域24aは、図6に示されるように、第1の側面4に直交する第2の方向から透視したときに、素体領域1aの第1の方向での一方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。第2の領域24bは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。従って、第4の電極部分24は、当該第4の電極部分24の第1の方向での端部(第4の電極部分24における、第1の側面4の第1の方向での他方の端部寄りとなる端部)において、第2の方向から透視して、素体領域1aの第1の方向での一方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。
第2の端子電極30は、コンデンサ素体1の第2の端面3側に配置されている。第2の端子電極30は、第1の電極部分31、第2の電極部分32、第3の電極部分33、及び第4の電極部分34を有している。第2の端子電極30は、第1の端子電極20と同じく、例えば導電性金属粉末及びガラスフリットを含む導電性ペーストをコンデンサ素体1の外表面に付与し、焼き付けることによって形成される。必要に応じて、焼き付けられた第2の端子電極30の上にめっき層が形成されることもある。
第1の電極部分31は、第2の端面3に配置されている。第1の電極部分31は、第2の内部電極12の第2の端面3に露出した部分を覆うように形成されており、当該部分に物理的且つ電気的に接続されている。本実施形態では、第1の電極部分31は、第2の端面3の全体に亘って形成されている。
第2の電極部分32は、第2の側面5に配置されており、第2の端面3と第2の側面5とで形成される稜線部において第1の電極部分31に接続されている。第2の電極部分32は、一対の第1の領域32aと、第2の領域32bを含んでいる。
一対の第1の領域32aは、第2の側面5の隅部に位置しており、第3の方向に離間している。一対の第1の領域32aは、第2の側面5の第1の方向での他方の端部(第2の端面3と第2の側面5とで形成される稜線部)から第2の側面5の第1の方向での一方の端部に向って伸びている。一方の第1の領域32aは、第2の側面5と第3の側面6とで形成される稜線部に沿って伸びている。他方の第1の領域32aは、第2の側面5と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って伸びている。第2の領域32bは、一対の第1の領域32aを連結するように、第2の端面3と第2の側面5とで形成される稜線部に沿って第2の方向に伸びている。
一対の第1の領域32aは、図6に示されるように、第2の側面5に直交する第2の方向から透視したときに、素体領域1aの第1の方向での他方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。第2の領域32bは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。従って、第2の電極部分32は、当該第2の電極部分32の第1の方向での端部(第2の電極部分32における、第2の側面5の第1の方向での一方の端部寄りとなる端部)において、第2の方向から透視して、素体領域1aの第1の方向での他方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。
第3の電極部分33は、第3及び第4の側面6,7にそれぞれ配置されており、第2の端面3と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第1の電極部分31に接続されている。第3の電極部分33は、第2の側面5と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第2の電極部分32(第1の領域32a)に接続されている。第3の電極部分33は、第1の側面4と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部において第4の電極部分34(第1の領域34a)に接続されている。
第3の電極部分33は、第3及び第4の側面6,7の第1の方向での他方の端部(第2の端面3と第3又は第4の側面6,7とで形成される各稜線部)から第3及び第4の側面6,7の第1の方向での一方の端部に向って伸びている。第3の電極部分33は、図7に示されるように、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。本実施形態では、第3の電極部分33は、略逆C字形状を呈している。
第4の電極部分34は、第1の側面4に配置されており、第2の端面3と第1の側面4とで形成される稜線部において第1の電極部分31に接続されている。第4の電極部分34は、第2の電極部分32と同様に、一対の第1の領域34aと、第2の領域34bを含んでいる。
一対の第1の領域34aは、第1の側面4の隅部に位置しており、第3の方向に離間している。一対の第1の領域34aは、第1の側面4の第1の方向での他方の端部(第2の端面3と第1の側面4とで形成される稜線部)から第1の側面4の第1の方向での一方の端部に向って伸びている。一方の第1の領域34aは、第1の側面4と第3の側面6とで形成される稜線部に沿って伸びている。他方の第1の領域34aは、第1の側面4と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って伸びている。第2の領域34bは、一対の第1の領域34aを連結するように、第2の端面3と第1の側面4とで形成される稜線部に沿って第2の方向に伸びている。
一対の第1の領域34aは、図6に示されるように、第1の側面4に直交する第2の方向から透視したときに、素体領域1aの第1の方向での他方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。第2の領域34bは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。従って、第4の電極部分34は、当該第4の電極部分34の第1の方向での端部(第4の電極部分34における、第1の側面4の第1の方向での一方の端部寄りとなる端部)において、第2の方向から透視して、素体領域1aの第1の方向での他方の端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。
ところで、本実施形態では、後述するように、第1の領域22a,24a,32a,34aの面積A1と、第1の領域22a,24a,32a,34aにおいて第2の方向から透視したときに素体領域1aと重なる部分の面積A2と、の関係が
0≦A2/A1≦0.50 … (1)
を満たしている。
以上のように、本実施形態では、第1及び第2の端子電極20,30の第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34は、第2の方向から透視したときに、それぞれの第1の方向での端部において、素体領域1aの第1の方向での端部の少なくとも一部を挟むようにして第3の方向に離間している。したがって、第2の方向から透視したときに、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34が素体領域1aと重なっている部分の面積が狭くなっている。
ところで、積層コンデンサC1を第2の側面5を外部基板等に対向させて実装した場合、第1及び第2の端子電極20,30の第2の電極部分22,32が外部基板等のランド電極に接続される。積層コンデンサC1では、電歪効果は電界が作用する素体領域1aにおいて発生する。上述したように、第2の電極部分22,32が素体領域1aと重なっている部分の面積が狭くなっているので、第1及び第2の端子電極20,30の間、すなわち第1及び第2の内部電極11,12の間に電圧を印加した際に、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて電歪効果によって生じる機械的歪みが、第2の電極部分22,32に伝播するのを抑制することができる。
一方、積層コンデンサC1を第1の側面4を外部基板等に対向させて実装した場合でも、第4の電極部分24,34が素体領域1aと重なっている部分の面積が狭くなっているので、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて電歪効果によって生じる機械的歪みが、第4の電極部分24,34に伝播するのを抑制することができる。
したがって、積層コンデンサC1を第1の側面4又は第2の側面5のいずれの側面を外部基板等に対向させて実装し、電圧を印加した場合であっても、外部基板等において発生する音鳴りは抑制される。
本実施形態では、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34は、一対の第1の領域22a,24a,32a,34aを含んでおり、各第1の領域22a,24a,32a,34aの面積A1と、各第1の領域22a,24a,32a,34aにおいて第2の方向から透視したときに素体領域と重なる部分の面積A2と、の関係が上記式(1)を満たしている。これにより、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34に伝播するのを効果的に抑制することができる。
そして、一対の第1の領域22a,24a,32a,34aが、図8に示されるように、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていないこと、
すなわち
A2/A1=0
であることがより好ましい。この場合、一対の第1の領域22a,24a,32a,34aは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっておらず、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34は、第2の方向から透視したときに、それぞれの第1の方向での端部において、素体領域1aの第1の方向での端部を挟むようにして第3の方向に離間しているので、同じく第2の方向から透視したときに、一対の第1の領域22a,24a,32a,34aが素体領域1aと重なっている部分の面積が生じることはない。これにより、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34に伝播するのを確実に抑制することができる。一対の第1の領域22a,24a,32a,34aが、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていないとは、第3あるいは第4の側面6,7(第1及び第2の側面4,5の第2の方向での縁)から素体領域1aまでの第3の方向での間隔よりも各第1の領域22a,24a,32a,34aの第3の方向での幅が狭いことを意味する。
本実施形態では、第2の電極部分22,32の第2の領域22b,32b及び第4の電極部分24,34の第2の領域24b,34bは、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。これにより、第2の方向から透視したときに、第2の領域22b,24b,32b,34bが素体領域1aと重なっている部分の面積が生じることはない。この結果、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが、第2の電極部分22,32及び第4の電極部分24,34に伝播するのを確実に抑制することができる。第2の領域22b,32b,24b,34bが、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていないとは、第1あるいは第2の端面2,3(第1及び第2の側面4,5の第1の方向での縁)から素体領域1aまでの第1の方向での間隔よりも各第2の領域22b,32b,24b,34bの第1の方向での幅が狭いことを意味する。
本実施形態では、第1及び第2の端子電極20,30の第3の電極部分23,33は、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない。これにより、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが、第3の電極部分23,33に伝播するのを確実に抑制することができる。したがって、積層コンデンサC1を外部基板等に実装した際に、第3の電極部分23,33がランド電極に接続された場合でも、外部基板等において発生する音鳴りは抑制される。
ここで、第1の領域22a,24a,32a,34aの面積A1と、第1の領域22a,24a,32a,34aにおいて第2の方向から透視したときに素体領域1aと重なる部分の面積A2との関係について、詳細に説明する。
本発明者等は、上記面積A1と面積A2との比(A2/A1)と、積層コンデンサC1が実装された基板の最大振動量との関係を明らかにするために、以下のような実験をおこなった。すなわち、面積A1と面積A2との比が異なるサンプル(サンプル1〜11)を作製し、各サンプルを基板に実装し、サンプルに交流電圧AC1Vrmsを印加したときの基板の振動量(nm)を測定した。その測定結果を、図9及び図10に示す。図9は、測定結果を示す表であり、図10は、図9に示された測定結果をグラフ化したものである。各サンプルは、面積A1と面積A2との比(面積A1,A2)を異ならせた点を除いて同じ構成であり、第1の方向の長さが3.2mmであり、第2の方向の長さ(幅)が2.5mmであり、第3の方向の長さ(高さ)が2.0mmであり、静電容量が10μFになるように設計されている。
図9における、Lt(mm)、Wt(mm)、Lgap(mm)、及びCvL(mm)は、図11に示される通りに規定されている。Ltは、第1の領域22a,24a,32a,34aの第1の方向での長さである。Wtは、第1の領域22a,24a,32a,34aの第3の方向での長さ(幅)である。Lgapは、第2の方向から透視したときにおける、素体領域1aと第1又は第2の端面2,3との第1の方向での間隔である。CvLは、第2の方向から透視したときにおける、素体領域1aと第3又は第4の端面6,7との第3の方向での間隔である。
図9及び図10に示される測定結果から、A2/A1を0以上0.50以下の範囲とすることにより、基板の最大振動量が10nm以下となり、振動が極めて小さくなる。判断基準を10nmとした理由は、最大振動量が10nm以下にすることで、特許文献1等に記載されたような構成の従来の積層コンデンサに比して、雑音(音圧)レベルを10dB以上低減した著しい効果が得られるからである。
次に、図12〜図27を参照して、本実施形態に係る積層コンデンサC1の第1〜第4変形例について説明する。
図12〜図13に示された第1変形例に係る積層コンデンサC2では、第1の電極部分21,31が、第1の領域21a,31aと4つの第2の領域21b,31bとを有しており、略H字形状を呈している。
第1の領域21aは、第1の端面2と第1の側面4とで形成される稜線部及び第1の端面2と第2の側面5とで形成される稜線部から所定間隔を有すると共に、第1の端面2と第3の側面6とで形成される稜線部と第1の端面2と第4の側面7とで形成される稜線部とに亘って第3の方向に伸びており、矩形形状を呈している。第1の領域21aは、第1の内部電極11の第1の端面2に露出した部分を覆うように形成されており、当該部分に物理的且つ電気的に接続されている。
各第2の領域21bは、第1の領域21aと第2及び第4の電極部分22,24の第1の領域22a,24aとを接続するように、第1の領域21aの端部から第1の端面2と第3の側面6とで形成される稜線部あるいは第1の端面2と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って第2の方向に伸びている。
第1の領域31aは、第2の端面3と第1の側面4とで形成される稜線部及び第2の端面3と第2の側面5とで形成される稜線部から所定間隔を有すると共に、第2の端面3と第3の側面6とで形成される稜線部と第2の端面3と第4の側面7とで形成される稜線部とに亘って第3の方向に伸びており、矩形形状を呈している。第1の領域31aは、第2の内部電極12の第2の端面3に露出した部分を覆うように形成されており、当該部分に物理的且つ電気的に接続されている。
各第2の領域31bは、第1の領域31aと第2及び第4の電極部分32,34の第1の領域32a,34aとを接続するように、第1の領域31aの端部から第2の端面3と第3の側面6とで形成される稜線部あるいは第2の端面3と第4の側面7とで形成される稜線部に沿って第2の方向に伸びている。
図14〜図21に示された第2及び第3変形例に係る積層コンデンサC3,C4では、第2の電極部分22,32が、一対の第1の領域22a,32aのみからなり、上記第2の領域22b,32bを有していない。第3の電極部分23,33は、第3及び第4の側面6,7の隅部に位置しており、第2の方向に離間している。
図22〜図26に示された第4変形例に係る積層コンデンサC5では、第1及び第2の端子電極20,30が第3の電極部分23,33を有していない、すなわち第3及び第4の側面6,7には第1及び第2の端子電極20,30(第3の電極部分23,33)が配置されていない。
積層コンデンサC5では、第1の電極部分21,31は、第1の端面2と第3の側面6とで形成される稜線部及び第1の端面2と第4の側面7とで形成される稜線部から所定間隔を有して位置している。第2の電極部分22,32の第1の領域22a,32aは、第2の側面5と第3の側面6とで形成される稜線部及び第2の側面5と第4の側面7とで形成される稜線部から所定間隔を有して位置している。第4の電極部分24,34の第1の領域24a,34aは、第1の側面4と第3の側面6とで形成される稜線部及び第1の側面4と第4の側面7とで形成される稜線部から所定間隔を有して位置している。
第1〜第5変形例に係る積層コンデンサC2〜C5においても、第2の電極部分22,32あるいは第4の電極部分24,34が素体領域1aと重なっている部分の面積が狭くなっているので、第1及び第2の端子電極20,30の間、すなわち第1及び第2の内部電極11,12の間に電圧を印加した際に、コンデンサ素体1の素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが、第2の電極部分22,32あるいは第4の電極部分24,34に伝播するのを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本実施形態及び各変形例においては、第1及び第2の端子電極20,30が、第2の電極部分22,32と第4の電極部分24,34とを有しているが、少なくともいずれか一方の電極部分を有していればよい。例えば、第2の側面5が外部基板等に対向する面として規定される場合には、第4の電極部分24,34は必ずしも必要ではなく、第1の側面4が外部基板等に対向する面として規定される場合には、第2の電極部分22,32は必ずしも必要ではない。
本実施形態及び各変形例においては、第1及び第2の端子電極20,30の第3の電極部分23,33が、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていないが、これに限られない。第3の電極部分23,33は、第2の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていてもよい。この場合、第3の電極部分23,33が、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっている積層コンデンサは、第3の電極部分23,33が、第3の方向から透視したときに、素体領域1aと重なっていない積層コンデンサに比して、素体領域1aにおいて生じる機械的歪みが伝達するのを抑制する効果が低下するものの、第2の電極部分22,32あるいは第4の電極部分24,34からの伝播が支配的であることから、上記効果の低下代は少ない。
本実施形態に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 図1のIII−III線に沿った断面構成を示す図である。 図1のIV−IV線に沿った断面構成を示す図である。 コンデンサ素体の構成を説明するための分解斜視図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。 面積A1と面積A2との比を変化させて基板の振幅量を測定した結果を示す図表である。 面積A1と面積A2との比を変化させて基板の振幅量を測定した結果を示す線図である。 面積A1と面積A2との関係を説明するための模式図である。 本実施形態の第1変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第1変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第2変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第2変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 図14のXVI−XVI線に沿った断面構成を示す図である。 図14のXVII−XVII線に沿った断面構成を示す図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。 本実施形態の第3変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第3変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第4変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 本実施形態の第4変形例に係る積層コンデンサを示す概略斜視図である。 図22のXXIV−XXIV線に沿った断面構成を示す図である。 図22のXXV−XXV線に沿った断面構成を示す図である。 第1及び第2の端子電極と素体領域との関係を説明するための模式図である。
符号の説明
C1〜C5…積層コンデンサ、1…コンデンサ素体、1a…素体領域、2…第1の端面、3…第2の端面、4…第1の側面、5…第2の側面、6…第3の側面、7…第4の側面、9…誘電体層、11…第1の内部電極、12…第2の内部電極、20…第1の端子電極、21…第1の電極部分、22…第2の電極部分、22a…第1の領域、22b…第2の領域、23…第3の電極部分、24…第4の電極部分、24a…第1の領域、24b…第2の領域、30…第2の端子電極、31…第1の電極部分、32…第2の電極部分、32a…第1の領域、32b…第2の領域、33…第3の電極部分、34…第4の電極部分、34a…第1の領域、34b…第2の領域。

Claims (5)

  1. 互いに対向する第1及び第2の面と、前記第1及び第2の面を連結するように前記第1及び第2の面が対向する第1の方向に伸び且つ実装面に対向する第3の面とを有すると共に、誘電特性を有するコンデンサ素体と、
    前記コンデンサ素体の少なくとも一部を挟んで前記第1の方向に直交し且つ前記第3の面に直交する第2の方向に対向するように前記コンデンサ素体内に配置された、端部が前記第1の面に露出した第1の内部電極及び端部が前記第2の面に露出した第2の内部電極と、
    前記第1の面上に形成されると共に前記第1の内部電極の前記第1の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、前記第3の面上に形成されると共に前記第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第1の端子電極と、
    前記第2の面上に形成されると共に前記第2の内部電極の前記第2の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、前記第3の面上に形成されると共に前記第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第2の端子電極と、を備え、
    前記コンデンサ素体は、前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とで挟まれる素体領域を含んでおり、
    前記第1及び第2の端子電極の前記第2の電極部分は、前記第3の面の前記第1の方向での端部から伸びると共に前記第1及び第2の方向に直交する第3の方向に離間している一対の第1の領域を含み、
    一対の前記第1の領域は、前記第2の方向から透視したときに、前記素体領域の前記第1及び第3の方向での端部と重なっており、
    前記素体領域は、前記第2の方向から透視したときに、その前記第1の方向での端部において、一対の前記第1の領域と重なる部分の間に位置する部分が、前記第1及び第2の端子電極の前記第2の電極部分と重なっていないことを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 各前記第1の領域の面積A1と、各前記第1の領域において前記第2の方向から透視したときに前記素体領域と重なる部分の面積A2と、の関係が
    0≦A2/A1≦0.50
    を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 互いに対向する第1及び第2の面と、前記第1及び第2の面を連結するように前記第1及び第2の面が対向する第1の方向に伸び且つ実装面に対向する第3の面とを有すると共に、誘電特性を有するコンデンサ素体と、
    前記コンデンサ素体の少なくとも一部を挟んで前記第1の方向に直交し且つ前記第3の面に直交する第2の方向に対向するように前記コンデンサ素体内に配置された、端部が前記第1の面に露出した第1の内部電極及び端部が前記第2の面に露出した第2の内部電極と、
    前記第1の面上に形成されると共に前記第1の内部電極の前記第1の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、前記第3の面上に形成されると共に前記第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第1の端子電極と、
    前記第2の面上に形成されると共に前記第2の内部電極の前記第2の面に露出した部分に接続された第1の電極部分と、前記第3の面上に形成されると共に前記第1の電極部分に接続された第2の電極部分とを有する第2の端子電極と、を備え、
    前記コンデンサ素体は、前記第1の内部電極と前記第2の内部電極とで挟まれる素体領域を含んでおり、
    前記第1及び第2の端子電極の前記第2の電極部分は、前記第3の面の前記第1の方向での端部から伸びると共に前記第1及び第2の方向に直交する第3の方向に離間している一対の第1の領域を含み、
    前記素体領域は、前記第2の方向から透視したときに、その前記第1の方向での端部が、前記第3の方向において一対の前記第1の領域の間に位置すると共に、前記第2の電極部分と重なっていないことを特徴とする積層コンデンサ。
  4. 前記第2の電極部分は、一対の前記第1の領域を連結するように伸び且つ前記第1の方向での長さが前記第1の領域よりも短い第2の領域を更に含んでおり、
    前記第2の領域は、前記第2の方向から透視したときに、前記素体領域と重なっていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
  5. 前記コンデンサ素体は、前記第1及び第2の面を連結するように前記第1の方向に伸びると共に前記第3の方向に互いに対向する第4及び第5の面を更に有しており、
    前記第1及び第2の端子電極は、前記第4及び第5の面上に形成されると共に前記第1及び第2の電極部分に接続された第3の電極部分をそれぞれ有し、
    前記第3の電極部分は、前記第3の方向から透視したときに、前記素体領域と重なっていないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層コンデンサ。
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