JP4479618B2 - 燃料残量検出装置及び燃料残量検出方法 - Google Patents

燃料残量検出装置及び燃料残量検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、軽油等の燃料を潤滑剤として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの燃料残量検出装置に関するものである。
従来、燃料タンクとディーゼルエンジンとの間に気泡分離を行うリザーバを配設し、そのリザーバとエンジンとの間に潤滑系燃料循環回路と、燃焼系燃料循環回路とを構成した軽油潤滑式ディーゼルエンジンが開示されている(特許文献1)。このような軽油潤滑式ディーゼルエンジンでは、燃料となる軽油がエンジン各部の潤滑剤としても用いられ、エンジン各部を循環する。このため、潤滑専用のオイルは不要であり、オイル交換の手間も省くことができる。
図4は、特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100の主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、燃料タンク101、リザーバタンク102、オイルパン(オイルタンク)103を備えている。燃料タンク101とリザーバタンク102とは、セジメンタ(油水分離器)104、供給ポンプ(送油ポンプ)105を備えた油路106により連通している。
燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン各部107へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料循環回路108を有している。この潤滑系燃料供循環回路108には、冷却器112、フィルタ109、潤滑ポンプ110が配設されており、潤滑ポンプ110を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げてエンジン各部107へ供給している。エンジン各部107へ供給された後の燃料は、オイルパン103内へ流下し、スカベンジポンプ111により吸い上げられて再びリザーバタンク102へ戻されるようになっている。
また、燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、筒内へ燃料を噴射する噴射系114へ燃料を供給する燃焼系燃料循環回路113を有している。この燃焼系燃料循環回路113には、前記潤滑系燃料循環回路108と共通の冷却器112、フィルタ115、噴射ポンプ116が配設されており、噴射ポンプ116を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げて噴射系114へ供給している。噴射系114に供給された燃料のうち、燃焼に供されなかった燃料は再びリザーバタンク102へ戻される。
このように特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑系燃料循環回路108と燃焼系燃料循環回路113の二系統の燃料循環回路を有している。
実開昭60−194112号公報
しかしながら、前記のような軽油潤滑式ディーゼルエンジン100では、噴射系114で実際に噴射することのできる燃料残量がどの程度であるのかが把握しにくい。すなわち、従来のエンジンオイルと燃料とが異なるエンジンであれば、燃料タンク内の燃料量を測定すれば、燃料残量を把握することができる。このデータは、例えば、FUELメータに反映させて運転者に知らせたり、算出される走行可能距離の精度を向上させたりすることに利用できる。ところが、前記のような軽油潤滑式ディーゼルエンジン100では、燃料タンクへ供給される燃料とエンジン各部107へ供給される燃料とは共通しており、実際に噴射系114へ供給することのできる燃料残量を正確に把握することは困難である。前記特許文献1では、このような課題については何ら触れられていない。
そこで、本発明は、軽油等の燃料を潤滑剤として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの噴射系で利用することのできる燃料残量を正確に測定することのできる燃料残量検出装置を提供することを課題とする。
かかる課題を達成するための、本発明の燃料残量検出装置は、軽油等の燃料を潤滑剤として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの燃料残量検出装置であって、燃料流通システム内の燃料総量Qaを算出する燃料総量算出手段と、エンジン潤滑系で必要となる潤滑燃料量Cを算出する必要潤滑燃料量算出手段と、前記燃料総量算出手段により算出した燃料総量Qaから前記必要潤滑燃料量算出手段により算出した潤滑燃料量Cを差し引いて噴射系に供給可能な燃料残量Qを算出する演算部と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。ここで、前記燃料流通システムは、燃料タンクやオイルタンク、これらのタンクを接続する配管等、燃料が流通することのある経路全体を指す。このような燃料流通システム内の燃料総量Qaの一部はエンジン潤滑系で用いられ、一部が噴射系で噴射されて燃焼、消費される。このため、燃料流通システム内の燃料総量すべてが噴射系で消費できるのではない。そこで、燃料流通システム内の燃料総量Qaと、エンジン潤滑系で必要となる潤滑燃料量Cを算出して燃料残量Qを算出するようにした。潤滑燃料量Cはエンジンの運転状態等に応じた変数であるが、例えば、エンジン回転数に応じた数値を提供するマップから取得するようにできる。
このような燃料残量検出装置では、前記燃料総量算出手段は、燃料タンク内の燃料量Qfを測定する燃料タンクレベルセンサと、供給ポンプが配置された燃料供給経路により前記燃料タンクと接続されるオイルタンク内の燃料量Qoを測定するオイルタンクレベルセンサと、前記オイルタンクからエンジン潤滑系へ燃料を供給する潤滑系燃料供給経路に配置された潤滑ポンプの吐出量Qp1を算出する潤滑ポンプ吐出量算出手段と、前記オイルタンクから噴射系へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路に配置した噴射ポンプの圧送量Qp2を算出する噴射ポンプ圧送量算出手段と、を含んでいる構成とすることができる(請求項2)。このような構成として、これらの燃料量を合算すれば、前記燃料流通システム内の燃料総量Qaを算出することができる。
ここで、前記燃料総量算出手段は、エンジンの運転状態に応じた前記供給ポンプの燃料供給量の補正値である供給補正量Qkを算出する供給補正量算出手段をさらに含んでいる構成とすることができる(請求項3)。前記燃料総量Qaは燃料ポンプの圧送量Qpに燃料タンク内の燃料量Qfとオイルタンク内の燃料量Qoとを加えた値として算出できるが、このとき、供給ポンプの圧送量を補正する供給補正量Qkを加味すれば、より精度高く燃料総量Qaを算出することができる。この結果、より精度高く燃料残量Qを算出することができる。
また、このような燃料検出装置では、前記燃料総量算出手段は、前記潤滑系燃料供給経路に供給された後、潤滑系燃料リターン経路を通じてオイルパンへ戻される潤滑系リターン燃料量Qr1を算出する潤滑系リターン燃料量算出手段をさらに含んでいる構成とすることができる(請求項4)。軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、エンジン潤滑系に供給した燃料を再びオイルパンへ戻す構成とすることができる。また、燃料総量Qaは前記のように供給ポンプの圧送量Qpに燃料タンク内の燃料量Qfとオイルタンク内の燃料量Qoとを加えた値として算出できる。このとき、供給ポンプの圧送量Qpは、オイルタンク内の燃料量を所定値に保つべく、オイルタンク内から持ち出される燃料量(Qp1+Qp2)と、潤滑系リターン燃料量Qr1を加味した制御がされることがある。すなわち、供給ポンプの圧送量Qpは、
Qp=Qp1+Qp2−Qr1+Qk
として、算出することができる。従って、燃料総量Qaは、
Qa=Qp+Qf+Qo
燃料残量Qは、
Q=Qa−C
=Qp+Qf+Qo−C
=Qp1+Qp2−Qr1+Qk+Qf+Qo−C
として算出することができる。
本発明によれば、燃料流通システム内の燃料総量Qaと、潤滑燃料量Cとから噴射系に供給可能な燃料残量Qを算出するようにしたので精度良く燃料残量Qを算出し、把握することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明の燃料残量検出装置を組み込んだ軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)1の概略構成を示した説明図である。エンジン1は、燃料タンク2、オイルパン3を備えている。燃料タンク2とオイルパン3とは燃料供給経路4によって連通している。この燃料供給経路4にはセジメンタ5、本発明における供給ポンプに相当する電動供給ポンプ6が配設されており、この電動供給ポンプ6により燃料タンク2からオイルパン3へ燃料が供給されるようになっている。ここで、オイルパン3は、本発明におけるオイルタンクに相当するものであり、シリンダブロックの下部に一体的に設けられたものを指すが、別置きのオイルタンクであってもよい。
エンジン1は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン潤滑系7へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料供給経路8を有している。この潤滑系燃料供給経路8にはフィルタ9、50kPa程度の圧力で燃料を圧送可能な潤滑ポンプ10が配設されており、潤滑ポンプ10を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げてエンジン潤滑系7へ供給している。また、エンジン1は、潤滑系燃料供給経路8を通じてエンジン潤滑系7へ供給された燃料をオイルパン3へ戻す潤滑系燃料リターン経路11を有している。
さらに、エンジン1は、筒内へ燃料を噴射する噴射系12へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路13を有している。この噴射系燃料供給経路13には、フィルタ14、低圧ポンプと高圧ポンプとを組み合わせ10MPa以上の高圧で燃料を圧送可能な噴射ポンプ15が配設されており、噴射ポンプ15を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げて噴射系12へ供給している。
また、エンジン1は噴射系燃料供給経路13を通じて噴射系12へ供給された後の噴射系リターン燃料を燃料タンク2へ戻す噴射系燃料リターン経路16を有している。なお、噴射系リターン燃料とは、噴射ポンプ15に一体的に設けられた供給ポンプ(低圧ポンプ)、コモンレールおよび燃料噴射弁(いずれも図示せず)の各々から戻されるリターン燃料を指す。
さらに、エンジン1は、燃料タンク2に燃料タンク2内の燃料量を判定するための燃料タンクレベルセンサ17が装着されている。また、オイルパン3にオイルパン3内の燃料量を判定するためのオイルパンレベルセンサ18が装着されている。さらに、エンジン1はエンジン本体の各所に設置したセンサ群19を備えており、ここで、センサ群19は、エンジンの運転状態を検出するために必要となるデータを得ることができるもので、回転数センサ、水温センサ、燃温センサ、アクセル開度センサが含まれる。これらの燃料タンクレベルセンサ17、オイルパンレベルセンサ18、センサ群19は本発明における演算部に相当するECU20に接続されている。
以上、説明した構成要素のうち、燃料タンクレベルセンサ17、オイルパンレベルセンサ18、ECU20が本発明の燃料残量検出装置の主要な構成をなしている。また、燃料タンク2、オイルパン3、燃料供給経路4、潤滑系燃料供給経路8、潤滑系燃料リターン経路11、噴射系燃料供給経路13、噴射系燃料リターン経路16等が本発明における「燃料流通システム」を構成している。
以上のように構成されるエンジン1は、電動供給ポンプ6により燃料タンク2からオイルパン3内に供給された燃料が、潤滑ポンプ10によりエンジン潤滑系7に供給され、噴射ポンプ15により噴射系12に供給される。すなわち、エンジン潤滑系7、噴射系12にはオイルタンク3内の燃料が供給される。
このような構成のエンジン1における燃料残量Qの検出について図2に示したフロー図に基づいて説明する。燃料残量Qは、
Q=Qa−C
=Qp+Qf+Qo−C
=Qp1+Qp2−Qr1+Qk+Qf+Qo−C
Q :燃料残量
Qa :燃料総量
Qp :供給ポンプの圧送量
Qf :燃料タンク内燃料量
Qo :オイルパン内燃料量
Qp1 :潤滑ポンプ吐出量
Qp2 :噴射ポンプ圧送量
Qr1 :潤滑系リターン燃料量
Qk :供給補正量
C :潤滑燃料量
として算出する。従って、図2に示したフロー図は、ECU20が必要なデータを取得し、そのデータを用いた演算を行って燃料残量Qを算出する過程を示している。
まず、ステップS101で、ECU20は、燃料タンクレベルセンサ17が検出した燃料タンク2内の燃料量Qfと、オイルパンレベルセンサ18が検出したオイルパン3内の燃料量Qoとを取得する。次いで、ECU20は、ステップS102で現在のエンジン1の運転状態、すなわち、回転数、水温、燃温、噴射量に関するデータをセンサ群19から取得し、検出する。ECU20は、これらの運転状態に基づいて、現在の電動供給ポンプ6の吐出量Qpを算出する(ステップS103)。電動供給ポンプ6の吐出量Qpは、具体的には、以下のように算出する。
ECU20は、ステップS102で取得した回転数等のデータに基づいて潤滑ポンプ10の吐出量Qp1及び噴射ポンプ15の圧送量Qp2をそれぞれ算出し、これらを合算して、オイルタンク3からの燃料持ち出し量Qp1+Qp2を算出する。次いで、算出した潤滑ポンプ10の吐出量Qp1とセンサ群19から取得したデータ(燃温、水温)とに基づいてオイルパン3への戻り量、すなわち潤滑系リターン燃料量Qr1を予測する。また、センサ群19から取得したデータから電動供給ポンプ6によりオイルパン3に供給される供給補正量Qkを算出する。
これらの数値が算出されたら、これらの数値に基づいて以下の数式により吐出量Qpを算出する(ステップS103)。
Qp=Qp1+Qp2−Qr1+Qk
また、ECU20は、このような吐出量Qpの算出に次いで、潤滑燃料量Cを算出する(ステップS104)。潤滑燃料量Cはエンジン潤滑系7で必要となる潤滑材としての燃料量であるが、この潤滑燃料量Cはエンジンの運転状態等に応じた変数である。図3は、エンジン回転数と潤滑ポンプ吐出量Qp1及び潤滑燃料量Cとの関係を表したグラフである。図3に示すように潤滑ポンプ吐出量Qp1はエンジン回転数の上昇と共に増加している。このように潤滑ポンプ吐出量Qp1が増加しているということは、エンジン潤滑系7に多量の燃料が供給されている状態である。従って、エンジン回転数が高いほど潤滑剤としての燃料が既にエンジン潤滑系7に供給されているということであるから、燃料タンク2内の燃料量Qf、オイルタンク3内の燃料量Qo、電動供給ポンプ6の吐出量Qpを合算して得られた燃料総量Qaは、そのまま用いることのできる値に近い値と判断することができる。すなわち、エンジン回転が高いほど、潤滑燃料量Cを加味した補正の必要がないこととなる。このため、潤滑燃料量Cは図3に示したようにエンジン回転数の上昇と共に減少し、高回転時に最小値(≒0)をとり、エンジン停止時に最大値をとる。ECU20はこのような傾向のマップをもっており、エンジン回転数に応じて潤滑燃料量Cを算出する(ステップS104)。ステップS104で潤滑燃料量Cを算出したECU20は、ステップS105へ進み、燃料残量Qを算出する。なお、ステップS101で行った燃料量Qf、Qoの検出、ステップS102及びステップS103で行った電動供給ポンプ10の吐出量Qpの算出、ステップS104で行った潤滑燃料量Cの算出は、ステップS105の以前に完了していればよく、処理の順序が入れ替わったり、平行して行ったりしてもよい。
ステップS105では、ECU20は、燃料残量Qを算出する。すなわち、
Q=Qp1+Qp2−Qr1+Qk+Qf+Qo−C
の演算を行う。
以上のステップを経ることにより、エンジン1の噴射系12で利用することのできる燃料残量Qを算出することができる。このようにして算出した燃料残量Qは、FUELメータに反映させたり、走行可能距離の算出に利用されたりする。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、本発明の燃料残量検出装置を装着するエンジンの燃料経路野バリエーションは種々考えられるが、燃料残量検出装置の構成を適宜変更して燃料残量を算出することができる。要は、燃料流通システム内の燃料総量を算出し、潤滑に必要となる分の燃料を差し引いた量を燃料残量として算出する構成となっていればよい。
以上のような制御を行うことにより、オイルパン3内のオイルレベルを適正な位置に保つことができる。
実施例の燃料残量検出装置を組み込んだ軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの概略構成を示した説明図である。 実施例における燃料残量算出のフロー図である。 エンジン回転数と潤滑ポンプ吐出量Qp1及び潤滑燃料量Cとの関係を表したグラフである。 従来の燃料潤滑式ディーゼルエンジンの主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。
符号の説明
1 エンジン
2 燃料タンク
3 オイルパン
4 燃料供給経路
5 セジメンタ
6 電動供給ポンプ
7 エンジン潤滑系
8 潤滑系燃料供給経路
9、14 フィルタ
10 潤滑ポンプ
11 潤滑系燃料リターン経路
12 噴射系
13 噴射系燃料供給経路
15 噴射ポンプ
16 噴射系燃料リターン経路
17 燃料タンクレベルセンサ
18 オイルパンレベルセンサ
19 センサ群
20 ECU

Claims (5)

  1. 軽油等の燃料を潤滑剤として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの燃料残量検出装置であって、
    燃料流通システム内の燃料総量Qaを算出する燃料総量算出手段と、
    エンジン潤滑系で必要となる潤滑燃料量Cを算出する必要潤滑燃料量算出手段と、
    前記燃料総量算出手段により算出した燃料総量Qaから前記必要潤滑燃料量算出手段により算出した潤滑燃料量Cを差し引いて噴射系に供給可能な燃料残量Qを算出する演算部と、
    を備えたことを特徴とする燃料残量検出装置。
  2. 請求項1記載の燃料残量検出装置において、
    前記燃料総量算出手段は、
    燃料タンク内の燃料量Qfを測定する燃料タンクレベルセンサと、
    供給ポンプが配置された燃料供給経路により前記燃料タンクと接続されるオイルタンク内の燃料量Qoを測定するオイルタンクレベルセンサと、
    前記オイルタンクからエンジン潤滑系へ燃料を供給する潤滑系燃料供給経路に配置された潤滑ポンプの吐出量Qp1を算出する潤滑ポンプ吐出量算出手段と、
    前記オイルタンクから噴射系へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路に配置した噴射ポンプの圧送量Qp2を算出する噴射ポンプ圧送量算出手段と、
    を含んでいることを特徴とする燃料残量検出装置。
  3. 請求項2記載の燃料残量検出装置において、
    前記燃料総量算出手段は、
    エンジンの運転状態に応じた前記供給ポンプの燃料供給量の補正値である供給補正量Qkを算出する供給補正量算出手段をさらに含んでいることを特徴とする燃料残量検出装置。
  4. 請求項2又は3記載の燃料残量検出装置において、
    前記燃料総量算出手段は、
    前記潤滑系燃料供給経路に供給された後、潤滑系燃料リターン経路を通じてオイルパンへ戻される潤滑系リターン燃料量Qr1を算出する潤滑系リターン燃料量算出手段をさらに含んでいることを特徴とする燃料残量検出装置。
  5. 軽油等の燃料を潤滑剤として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの燃料残量検出方法であって、
    燃料流通システム内の燃料総量Qaとエンジン潤滑系で必要となる潤滑燃料量Cとを算出し、前記燃料総量Qaから前記潤滑燃料量Cを差し引いて噴射系に供給可能な燃料残量Qを算出することを特徴とした燃料残量検出方法。
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