JP4478712B2 - 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及びこれを用いた画像形成装置に係り、特に、回転するローラ部材の外周面にウェブ部材を圧接して該ローラ体の表面を清掃するウェブクリーニング方式の清掃手段を備える定着装置と、前記定着装置によりトナー像を記録媒体に定着させて画像出力を行う画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いたファクシミリやプリンタ等の画像形成装置では、回転駆動される感光体ドラムを帯電器により帯電し、前記感光体ドラムに画像情報に応じた光照射により静電潜像を形成し、現像装置によりこの静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成し、このトナー像をシート材、用紙などの記録媒体に転写して画像を出力するようにされている。
この画像形成装置には、搬送される記録媒体上の未定着トナーを溶融・固着する定着装置が配置され、未定着トナーを溶融・固着する部位にはヒートローラ及び加圧ローラを備える一対のローラ部材が用いられ、この両ローラの圧接領域(定着ニップ部)で記録媒体上のトナーに熱を与えて該記録媒体に定着させる熱定着ローラ方式が多く採用されている。
このように構成された定着装置において、未定着トナーは、ヒートローラ及び加圧ローラによる定着ニップ部で溶融、定着されるが、定着工程中のトナーは、全てのトナーが記録媒体上に定着されるとは言いがたく、トナーの一部は、溶融状態でヒートローラ表面に付着した状態となってヒートローラとともに回転することになる。この状態で、次印字工程が行われると、用紙の裏汚れ、印字汚れを招来するという問題が生じる。
そこで、このヒートローラの表面に付着して残留するトナーを低減するための機構として、ウェブ部材をヒートローラに押し当ててローラ表面をクリーニングする、いわゆるクリーニングウェブ方式によるクリーニング装置が知られている。
例えば、従来技術として、ヒートローラの形状をクラウン形状または逆クラウン形状に形成し、前記ヒートローラにウェブ部材を押し当てる圧接ローラの形状を前記ヒートローラの形状に対応させて逆クラウン形状またはクラウン形状に形成することで、ウェブ部材が斜行することを防止して安定したクリーニングを行うようにしたクリーニング装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特開平8−87194号公報
しかしながら、従来のウェブクリーニング手法を用いるクリーニング装置では、ウェブシートのエンドを検知する方法として、金属の導通を利用したエンド検知を行なうものが知られており、そのエンド検知用のセンサがウェブシートに対して影響を及ぼすという問題があった。
従来技術として、例えば、図4(a),(b),(c)に示すように、従来のクリーニング装置120Aにおいて、ウェブシート121のエンド検知を行う場合、ユニットケース120a内でウェブシート121の搬送をガイドする金属製のガイドローラ124に隣接してウェブ検知端子(エンド検知端子)126を設けるように構成したものが知られている。図中の符号122は圧接ローラ、127はウェブシート121を供給するウェブシート送出ローラ、128はウェブシート121を巻き取る巻取りローラを示し、図中の矢印Aはウェブシート121の搬送方向を示す。
このような構成によると、ウェブ検知端子126が設けられている側においては、図4(b)に示すように、ウェブシート搬送方向で圧接ローラ122より下流側のウェブシート121に張りが生じ(E部)、一方、ウェブ検知端子26の存在しない部分では、図4(c)に示すように、ウェブシート121に弛みが生じる(F部)。
このウェブ検知端子126の影響によりウェブシート121において張りと弛みが同時に発生するため、図4(a)に示すように、ウェブシート121に皺121aや斜行が発生してクリーニング不良の原因となるという問題が生じる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ウェブ部材に皺や斜行が発生することを防止して定着ローラの表面に付着したトナーを確実にクリーニングすることができる定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明に係る定着装置及びこれを用いた画像形成装置の構成は次のとおりである。
本発明は、一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構とを備えた定着装置において、
前記クリーニング機構は、
前記ウェブ部材に当接して該ウェブ部材の有無を検知するウェブ部材検知手段と、
前記ウェブ部材が前記定着ローラと当接する位置よりもウェブ部材搬送方向上流側で前記ウェブ部材の搬送をガイドする金属ローラおよびガイドローラとを備え、
前記金属ローラは導電性金属部材からなり、前記ウェブ部材検知手段が前記ウェブ部材と当接する位置で、前記ウェブ部材を介して前記ウェブ部材検知手段と対向して配置され、
前記ウェブ部材検知手段は、前記金属ローラに直接接触することでウェブ部材検知手段および金属ローラ間が導通して前記ウェブ部材が金属ローラおよびウェブ部材検知手段間に存在しないことを検出するものであり、
前記ガイドローラは、ウェブ部材搬送方向で前記金属ローラおよび前記ウェブ部材検知手段よりも上流側であって前記ウェブ部材供給部の下流側に配置され、
前記ウェブ部材供給部から供給されたウェブ部材を、前記ガイドローラおよび金属ローラに巻き回し、前記ガイドローラおよび金属ローラは、ウェブ部材に対してウェブ部材の幅方向全体に渡り、ウェブ部材搬送方向に沿って均一のテンションを与えるように構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記ガイドローラは、前記ウェブ部材の幅方向全体に渡り、ウェブ部材搬送方向に沿って均一にテンションを与えるようにすることが好ましい。
また、本発明は、前記ガイドローラとして、金属ローラを用いることが好ましい。
また、前記ウェブ部材供給部から供給されたウェブ部材を、前記ガイドローラおよび金属ローラ間にローラ軸方向視でS字形状に巻き回したことが好まし。
さらに、本発明は、静電潜像が形成されて該静電潜像に基づきトナー像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラを備えた現像部と、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像を搬送された記録媒体に転写する転写部とを備え、且つ、一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構とを具備する定着装置を備え、電子写真方式により前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して出力する画像形成装置において、前記定着装置として、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることを特徴とするものである。
本発明によれば、一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構と、を備えた定着装置において、前記クリーニング機構の構成として、前記ウェブ部材に当接して該ウェブ部材の有無を検知するウェブ部材検知手段と、前記ウェブ部材が前記定着ローラと当接する位置よりもウェブ部材搬送方向上流側で前記ウェブ部材の搬送をガイドするガイドローラ及び金属ローラとを備え、前記ガイドローラは、ウェブ部材搬送方向で前記金属ローラおよび前記ウェブ部材検知手段よりも上流側であって前記ウェブ部材供給部の下流側に配置することで、前記ウェブ部材に前記ウェブ部材検知手段が当接することにより前記ウェブ部材検知手段が当接しない部分に生じる弛みを抑制できるので、前記ウェブ部材に皺や斜行が発生することを防止して定着ローラの表面に付着したトナーを確実にクリーニングすることができる。
また、本発明によれば、前記ウェブ部材の搬送をガイドする金属ローラを備え、前記金属ローラを前記ウェブ部材検知手段が前記ウェブ部材と当接する位置で前記ウェブ部材を介して前記ウェブ部材検知手段と対向して配置し、前記ウェブ部材検知手段を前記ウェブ部材が前記金属ローラ上に存在しない時に前記金属ローラと当接するようにしたことで、金属の導通を利用したエンド検知を容易に行なうことができる。
また、本発明によれば、前記ガイドローラをウェブ部材搬送方向で前記ウェブ部材検知手段よりも上流側に配置することで、前記ウェブ部材検知手段が当接することにより生じる前記ウェブ部材検知手段よりも上流側の弛みを効果的に無くすことができる。
また、本発明によれば、前記ガイドローラを前記ウェブ部材の幅方向に沿って前記ウェブ部材の幅より広い範囲に渡り設けることで、前記ウェブ部材の幅方向全般に渡り弛みが生じることを抑制することができる。
また、本発明によれば、前記ガイドローラおよび金属ローラを前記ウェブ部材に対して前記ウェブ部材の幅方向全体に渡り、ウェブ部材搬送方向に沿って均一にテンションを与えるようにしたことで、前記ウェブ部材が弛むことなく搬送することができる。
また、本発明によれば、前記ガイドローラとして、金属ローラを用いることで、ウェブ部材のテンションによりローラ自体が撓むことが無いので斜行することなくウェブ部材を搬送することができる。
さらに、本発明によれば、静電潜像が形成されて該静電潜像に基づきトナー像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラを備えた現像部と、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像を搬送された記録媒体に転写する転写部とを備え、且つ、一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構とを具備する定着装置を備え、電子写真方式により前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して出力する画像形成装置において、前記定着装置として、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることで、前記ウェブ部材に生じる弛みを抑制できるので、前記ウェブ部材に皺や斜行が発生することを防止して定着ローラの表面に付着したトナーを確実にクリーニングすることができる。これにより、定着ローラの残留トナーによる記録媒体のトナー汚れを確実に防止することができる画像形成装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る定着ユニット(定着装置)が採用された画像形成装置の全体構成を示す説明図、図2は前記定着ユニットの構成を示す概略図である。
本実施形態に係る画像形成装置100は、図1,図2に示すように、静電潜像が形成されて該静電潜像に基づきトナー像が形成される感光体ドラム3と、感光体ドラム3にトナーを供給する現像ローラ2aを備えた現像器(現像部)2と、感光体ドラム3上に形成されたトナー像を搬送されたシート(記録媒体)に転写する転写部10とを備え、且つ、一対のヒートローラ71と加圧ローラ72を具備してこれらのローラ同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成されたシートを通過させることでトナー像を溶融させてシート上に定着させる定着ローラ70と、ウェブシート(ウェブ部材)21を供給するウェブシート送出ローラ(ウェブ部材供給部)27とウェブシート21を巻き取る巻取ローラ(ウェブ部材巻取り部)28とを具備してウェブシート21を定着ローラ70の外周面に当接させてローラ表面の清掃を行う定着ローラクリーニングユニット(クリーニング機構)20とを具備する定着ユニット(定着装置)7を備え、電子写真方式により感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像をシート上に転写して出力する画像形成装置100において、定着ユニット7として、本発明に係る定着装置を備えたものである。
まず、本実施形態に係る画像形成装置100の全体構成について説明する。
画像形成装置100は、図1に示すように、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(例えば、記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体110と、自動原稿処理装置120とにより構成されている。
装置本体110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体110の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。
自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。
また、自動原稿処理装置120は、矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。
従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
露光ユニット1は、画像書込み装置であり、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。
また、露光ユニット1としては、上述した構成の他に発光素子をアレイ状に並べた、例えば、ELやLED書込みヘッドを用いる手法も採用できる。
このように構成された露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。
現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(Y,M,C,K)のトナーにより顕像化するものである。
感光体ドラム3は、円筒状を呈し、露光ユニット1の上方に配設され、その表面がクリーナユニット4によりクリーニングされ、クリーニングされた表面が帯電器5により均一に帯電される。
クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いても良い。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。
中間転写ローラ64は、Y,M,C,Kの各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動するように構成されている。
中間転写ベルト61は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成され、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61上に順次重ね合わせて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。
各中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61に対して感光体ドラム3のトナー像を中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与えるようにされている。詳しくは、中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。尚、本実施形態では、転写電極としてローラ形状の中間転写ローラ64を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述したように、各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化されたトナー像は中間転写ベルト61上に積層される。積層された画像情報としてのトナー像は中間転写ベルト61とともに搬送されて、中間転写ベルト61と別途搬送されるシートとの接触位置に配置される転写ローラ10aによってシート上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10aは、所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10aにはトナーを用紙に転写させるための電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。
中間転写ベルト61と転写ローラ10aによる所定ニップを定常的に得るために、転写ローラ10aもしくは中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、発泡性樹脂ローラ等)としたものが用いられる。
上述した転写工程において、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10aによってシート上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残留したトナーは、次工程で形成されるトナー像に対してトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように構成されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット65は、中間転写ベルト61が搬送される経路上で、中間転写ベルト搬送方向において転写ローラ10aより下流側で感光体ドラム3よりも上流側に設けられている。
中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触して中間転写ベルト61の表面をクリーニングするクリーニング部材としてクリーニングブレード651が具備されている。クリーニングブレード651が接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の露光ユニット1の下側に設けられている。また、装置本体110の外側部には、外側よりシートを供給可能な手差し給紙カセット82が設けられている。
この手差し給紙カセット82にも画像形成に使用するシートを複数枚積載することができる。装置本体110の上方には、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するための排紙トレイ91が設けられている。
また、装置本体110には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82のシートを転写ローラ10aや定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81乃至手差し給紙カセット82から排紙トレイ91に到る用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d,レジストローラ13、転写ローラ10a、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って設けられている。
ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
ピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されているシートを一旦保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写ローラ10aに搬送する機能を有している。
定着ユニット7は、定着ローラ70としてヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えており、ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、シートを挟んで回転搬送するようになっている。
次に、画像形成装置100における用紙搬送経路について説明する。
画像形成装置100には、図1に示すように、予めシートを収納する給紙カセット81、及び手差し給紙カセット82が設けられている。これら給紙カセット81,82からシートを給紙するために、各々ピックアップローラ11a,11bが配置され、シートを1枚ずつ用紙搬送路Sに導くようになっている。
各給紙カセット81,82から搬送されるシートは、用紙搬送路Sの搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト61上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ10aに搬送され、シート上に画像情報が書き込まれる。その後、シートは、定着ユニット7を通過することによってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後、搬送ローラ12bを経て排紙トレイ91上に排出される。
上述した用紙搬送経路は、シートに対する片面印字要求のときのものである。
一方、両面印字要求の時は、片面印字が終了し定着ユニット7を通過したシートの後端が最終の搬送ローラ12bで把持されたときに、搬送ローラ12bが逆回転することによってシートを搬送ローラ12c,12dに導く。その後、シートはレジストローラ13を経てシート裏面に印字が行われた後に排紙トレイ91に排出される。
次に、本実施形態に係る特徴的な定着ユニット7の構成について図面を参照して詳細に説明する。
図3(a)は本実施形態に係る定着ユニットを構成する定着ローラクリーニングユニットの全体構成を示す説明図、(b)は(a)のA−A断面矢視図、(c)は(a)のB−B断面矢視図である。
本実施形態に係る定着ユニット7は、図2に示すように、定着ローラ70として1対のヒートローラ71と加圧ローラ72を備え、且つ、ヒートローラ71の表面をクリーニングする定着ローラクリーニングユニット20を備えている。
ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、対向して配置されて図中で矢印B方向、矢印C方向にそれぞれ回転するように構成されている。ヒートローラ71と加圧ローラ72との圧接箇所には、定着ニップ部70aが形成されている。
ヒートローラ71は、金属製の芯金の周面に弾性層が設けられた構成を有し、内部にハロゲンヒータランプからなるメインヒータ71aとサブヒータ71bを備えている。
ヒートローラ71の周囲には、図示しない非接触式のサーミスタからなる温度検出器が設けられ、メインヒータ71aとサブヒータ71bによって表面温度が160〜200℃の範囲となるように制御されている。
また、ヒートローラ71は、加圧ローラ72とともにトナーをシートに熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。また、ヒートローラ71には、図1に示すように、ヒートローラ71を外部から定着するための外部定着ベルト73が設けられている。
一方、加圧ローラ72も、ヒートローラ71と同様に円筒状の金属製の芯金の周面に弾性層が設けられて構成されている。そして、ヒートローラ71に対して所定の圧力で当接されるようになっている。
また、ヒートローラ71の周囲には、ヒートローラ71の外周面に付着した残留トナーを拭い取るウェブシート方式の定着ローラクリーニングユニット20が設けられている。
定着ローラクリーニングユニット20は、図2に示すように、主に、ウェブシート21、ウェブシート21をヒートローラ71の外周面に圧接させる圧接ローラ22、ウェブシート21が巻かれたウェブシート送出ローラ27、ウェブシート送出ローラ27から送り出されたウェブシート21に所定のテンションを加えるテンションローラ23、ウェブシート21の搬送をガイドする第1ガイドローラ(金属ローラ)24及び第2ガイドローラ(ガイド部材)25、使用済みのウェブシート21を巻き取る巻取ローラ28、ウェブシート21のエンドを検知するためのウェブ検知端子(ウェブ部材検知手段)26とから構成され、これら構成要素をユニットケース20aに収容して一体的に構成されている。
ウェブシート21は、図2に示すように、ユニットケース20a内に配置されたウェブシート送出ローラ27からテンションローラ23、第1ガイドローラ24及び第2ガイドローラ25を介して圧接ローラ22に掛け渡され、そして、巻取ローラ28で回収されるように構成されている。ウェブシート21の搬送は、ヒートローラ71との接触部においてヒートローラ71の回転方向とは逆の矢印A方向に搬送されるようになっている。
テンションローラ23、第1ガイドローラ24及び第2ガイドローラ25は、図3(a)〜(c)に示すように、それぞれの軸心方向をウェブシート21の幅方向と略平行にした状態で配置され、ウェブシート21の幅を越える長さで形成されている。
テンションローラ23は、圧接ローラ22よりもウェブシート搬送方向上流側で圧接ローラ22に隣接して配置されている。
第1ガイドローラ24は、導電性を有する金属部材で形成された金属ローラが用いられ、テンションローラ23よりもウェブシート搬送方向上流側に配置され、ウェブ検知端子26がウェブシート21と当接する位置で、ウェブシート21を介して該ウェブ検知端子26と対向する位置に配置されている。
第2ガイドローラ25は、金属部材で形成された金属ローラが用いられ、第1ガイドローラ24よりもウェブシート搬送方向上流側で、ウェブ検知端子26の近傍に配置されている。すなわち、第2ガイドローラ25は、第1ガイドローラ24のウェブシート搬送方向上流側で第1ガイドローラ24に近接して配置され、且つ、ウェブ検知端子26よりもウェブシート搬送方向上流側に配置されている。
また、第2ガイドローラ25は、ウェブシート21に対してウェブシート21の幅方向全体に渡り、ウェブシート搬送方向に沿って均一にテンションを与えるように構成されている。
ウェブ検知端子26は、通常はウェブシート21に接触するように構成され、ウェブシート21が第1ガイドローラ24上に存在しない時に第1ガイドローラ24と当接することで、導通するようになっている。すなわち、ウェブ検知端子26は、第1ガイドローラ24に直接接触することで、金属の導通を利用して第1ガイドローラ24上にウェブシート21が存在するか否かを検知する在籍センサとしての機能を備えるとともに、ウェブシート21が使用し尽くされた時にはウェブシート21のエンド検知を行なうエンド検知センサとしての機能を備えている。
次に、本実施形態に係る定着ローラクリーニングユニット20によるヒートローラ71のクリーニングについて図面を参照して詳細に説明する。
定着ローラクリーニングユニット20によりヒートローラ71の表面をクリーニングする場合は、図2に示すように、圧接ローラ22によりウェブシート21を回転しているヒートローラ71に押し当てることで、ウェブシート21によりヒートローラ71の表面をクリーニングすることができる。
ウェブシート21は、画像形成装置100が運転される所定時間毎、あるいは、画像出力が所定枚数実行される毎、などの予め設定された条件に到達すると、巻取ローラ28により汚れた部分が巻取り回収されて、ウェブシート送出ローラ27からきれいな部分が所定量送り出されて、きれいなシート面でヒートローラ71をクリーニングするようにされている。
定着ローラクリーニングユニット20におけるウェブシート21は、図3(b),(c)に示すように、近接して配置された第1ガイドローラ24と第2ガイドローラ25とによりS字状に巻回されるとともに、第2ガイドローラ25によりウェブシート21にテンションが掛けられて、ヒートローラ71に当接する圧接ローラ22と第2ガイドローラ25との間で弛むことなく張った状態となっている。
ウェブシート21が巻取ローラ28により巻取り回収されてウェブシート送出ローラ27から所定量送り出される場合、ウェブ検知端子26付近では、図3(b)に示すように、ウェブ検知端子26がウェブシート21に当接することによりウェブシート21が巻き取られる時の抵抗となるため、図3(a)に示すように、圧接ローラ22と第1ガイドローラ24との間のウェブシート21は張った状態となるが、この時、ウェブシート21は第2ガイドローラ25によってテンションがかけられた状態となっている。
一方、ウェブ検知端子26が配置されていない場所では、ウェブ検知端子26がウェブシート21に当接することによる影響で、第1ガイドローラ24付近のウェブシート21が弛む状態となる。しかしながら、図3(c)に示すように、第2ガイドローラ25によってウェブシート21にテンションがかけられた状態となっているので、ウェブシート21は弛むことなく張った状態となる。
従って、ウェブシート21は、圧接ローラ22と第1ガイドローラ24との間では、第2ガイドローラ25によってウェブシート21の幅方向に渡り均一にテンションが掛けられた状態となっているので、図3(a)に示すように、従来発生していたウェブ検知端子26付近の皺(2点鎖線部分)21aが発生することなく、張った状態で巻取り回収される。このようにして、ウェブシート21に皺が発生することなく、きれいなウェブシート21を所定量送り出すことができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、定着ローラクリーニングユニット20において、ウェブ検知端子26よりもウェブシート搬送方向上流側に第2ガイドローラ25を配置して、ウェブシート21の幅方向に渡り均一にテンションを掛けるように構成したので、ウェブシート21に皺が発生することなく、きれいなウェブシート21を所定量送り出すことができる。これにより、皺のないウェブシート21でヒートローラ71の表面を均一にクリーニングすることができるので、確実に残留トナーや汚れを除去することができる。
また、本実施形態によれば、テンションローラ23,第1ガイドローラ24及び第2ガイドローラ25を、それらの軸心方向をウェブシート21の幅方向と略平行にした状態で配置し、ウェブシート21の幅を越える長さで形成したので、ウェブシート21の幅方向全般に渡り弛みが生じることを抑制することができるので、ウェブシート21の斜行を防止できる。
また、本実施形態によれば、第2ガイドローラ25をウェブシート搬送方向でウェブ検知端子26よりも上流側に設けることで、ウェブ検知端子26が当接することにより生じるウェブ検知端子26よりも上流側の弛みを無くすことができ、皺のない状態でウェブシート21を搬送することができる。
また、本実施形態によれば、第2ガイドローラ25をウェブシート21に対してウェブシート21の幅方向全体に渡り、ウェブシート搬送方向に沿って均一にテンションを与えるようにしたことで、ウェブシート21が弛むことによる皺の発生や斜行することを防止できるので、安定して良好なウェブシート搬送を実現できる。
また、本実施形態によれば、第2ガイドローラ25として、金属ローラを用いることで、ウェブシート21のテンションによりローラ自体が撓むことが無いので斜行することなくウェブシート21を正確に搬送することができる。
上述したように、本発明に係る定着ローラクリーニングユニット20を画像形成装置100に採用することで、ヒートローラ71の残留トナーによるシートのトナー汚れを確実に防止することができるので、画像品位に優れた画像出力を安定して行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した例に限定されないことは言うまでもなく、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、カラー用の画像形成装置に本発明が適用されているが、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置を備えるモノクロ用の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。さらに、ローラ部材を用いた装置であって該ローラ部材をクリーニングする必要性を有する装置に対応して本発明を展開することも可能である。
本発明の実施形態に係る定着ユニットが採用された画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 前記定着ユニットの構成を示す概略図である。 (a)は前記定着ユニットを構成する定着ローラクリーニングユニットの全体構成を示す説明図、(b)は(a)のA−A断面矢視図、(c)は(a)のB−B断面矢視図である。 (a)は従来の定着ローラクリーニングユニットの全体構成を示す説明図、(b)は(a)のC−C断面矢視図、(c)は(a)のD−D断面矢視図である。
符号の説明
2 現像器(現像部)
3 感光体ドラム
7 定着ユニット(定着装置)
20 定着ローラクリーニングユニット(クリーニング機構)
21 ウェブシート(ウェブ部材)
22 圧接ローラ
23 テンションローラ
24 第1ガイドローラ(金属ローラ)
25 第2ガイドローラ(ガイド部材)
26 ウェブ検知端子(ウェブ部材検知手段)
27 ウェブシート送出ローラ
28 巻取ローラ
70 定着ローラ
71 ヒートローラ
72 加圧ローラ
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構とを備えた定着装置において、
    前記クリーニング機構は、
    前記ウェブ部材に当接して該ウェブ部材の有無を検知するウェブ部材検知手段と、
    前記ウェブ部材が前記定着ローラと当接する位置よりもウェブ部材搬送方向上流側で前記ウェブ部材の搬送をガイドする金属ローラおよびガイドローラとを備え、
    前記金属ローラは導電性金属部材からなり、前記ウェブ部材検知手段が前記ウェブ部材と当接する位置で、前記ウェブ部材を介して前記ウェブ部材検知手段と対向して配置され、
    前記ウェブ部材検知手段は、前記金属ローラに直接接触することでウェブ部材検知手段および金属ローラ間が導通して前記ウェブ部材が金属ローラおよびウェブ部材検知手段間に存在しないことを検出するものであり、
    前記ガイドローラは、ウェブ部材搬送方向で前記金属ローラおよび前記ウェブ部材検知手段よりも上流側であって前記ウェブ部材供給部の下流側に配置され、
    前記ウェブ部材供給部から供給されたウェブ部材を、前記ガイドローラおよび金属ローラに巻き回し、前記ガイドローラおよび金属ローラは、ウェブ部材に対してウェブ部材の幅方向全体に渡り、ウェブ部材搬送方向に沿って均一のテンションを与えるように構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記ガイドローラは、前記ウェブ部材の幅方向に沿って前記ウェブ部材の幅より広い範囲に渡り設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ガイドローラは、金属製であることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記ウェブ部材供給部から供給されたウェブ部材を、前記ガイドローラおよび金属ローラ間にローラ軸方向視でS字形状に巻き回したことを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の定着装置。
  5. 静電潜像が形成されて該静電潜像に基づきトナー像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラを備えた現像部と、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像を搬送された記録媒体に転写する転写部とを備え、且つ、一対のローラ部材を具備して前記ローラ部材同士を圧接させたニップ部に未定着のトナー像が形成された記録媒体を通過させることで前記トナー像を溶融させて前記記録媒体上に定着させる定着ローラと、ウェブ部材を供給するウェブ部材供給部と前記ウェブ部材を巻き取るウェブ部材巻取り部とを具備して該ウェブ部材を前記定着ローラの外周面に当接させてローラ表面の清掃を行うクリーニング機構とを具備する定着装置を備え、電子写真方式により前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して出力する画像形成装置において、
    前記定着装置として、請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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