JP4478638B2 - 障害切り分け装置および障害切り分け方法 - Google Patents

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本発明は、障害切り分け装置および障害切り分け方法に係り、特に現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける障害切り分け装置および障害切り分け方法に関する。
現金自動預け入れ支払い機(以下、ATMという)は、キャッシュカード等を使って現金の引き出しや預入れ等の取引ができる機器をいう。このようなATMでは、操作により異常・エラーが発生することもあった。異常・エラーは多種多様であるため、例えばATMの直ぐそばに営業員がいたとしても、営業員単独での原因追及が難しい。
従来のATMでは、異常・エラーが発生すると、コールセンターにエラーメッセージ及びエラーコードを通知する。すると、コールセンターでは発生した異常・エラーの原因究明を行い、対処方法を営業員に提示していた。
このように、コールセンターでは、エラーメッセージ及びエラーコードを含む異常・エラー発生通知をATMから受信すると、エラーコードに対応する対処方法を営業員に提示する必要があった。しかし、ATMに発生する異常・エラーの中には、エラーコードだけから異常・エラーの原因究明や対処方法の提示ができないものがあった。
例えばキャッシュカードは磁気カードで構成されているものが多い。磁気カード読み取りエラーがATMで発生した場合、コールセンターではATMの読み取りヘッドの汚れが原因か、磁気カードの磁気記憶の弱体・汚損が原因かを、エラーコードだけから判断することができなかった。
従来のATMには、通常の読取センサーの他に予備センサーを備え、通常センサーが読み取り異常となった場合に予備センサーで読み取り、予備センサーによる読み取りがOKなら取引を行い、予備センサーによる読み取りがNGなら取引を拒否するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−181994号公報
特許文献1は、ATMの構成を多重化することでATMに発生する異常・エラーの原因を切り分け可能としている。しかしながら、特許文献1では通常の構成(通常の読取センサー)の他に、予備の構成(予備センサー)を備えており、予備の構成の分だけコストが余計に掛かるという問題があった。
また、ATMには読取センサーのようにメンテナンス(例えばヘッドクリーニング)の必要な構成があり、メンテナンスの必要な構成を多重化すると、メンテナンスの必要な構成が増えてしまうという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、コストの上昇およびメンテナンスの必要な構成の増加を抑えつつ、現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けることができる障害切り分け装置および障害切り分け方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置であって、前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信すると、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させる障害切り分け処理手段と、前記一台の現金自動預け入れ支払い機および前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した挿入カードの外見画像を比較し、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索する外見画像比較手段とを有し、前記障害切り分け処理手段は、前記外見画像比較手段により前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索したときの前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機による取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けることを特徴とする。
また、本発明は、複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置における障害切り分け方法であって、前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信し、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させるステップと、前記一台の現金自動預け入れ支払い機および前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した挿入カードの外見画像を比較し、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索する外見画像比較ステップと、前記外見画像比較ステップにより前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索したときの前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機による取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける障害切り分け処理ステップとを有することを特徴とする。
上述の如く、本発明によれば、コストの上昇およびメンテナンスの必要な構成の増加を抑えつつ、現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けることができる障害切り分け装置および障害切り分け方法を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
図1は、本発明の障害切り分け装置を含むシステムの一実施例の構成図である。図1のシステムは、本店,支店等の店舗に設置されたATM10a〜10n,コールセンターに設置された障害切り分け装置20が、インターネットやLAN等のネットワーク30経由で通信可能な構成となっている。なお、ATM10a〜10nの何れでも良い場合は単にATM10と呼ぶ。
図2は、ATMの一実施例の構成図である。図2のATM10は、入出金振込み手段11,エンボスデータ取得手段12,エンボスデータ指示受付手段13,エンボスデータ送信手段14,遠隔停止受付手段15,案内文受信表示手段16を含む構成である。
入出金振込み手段11は、利用者の操作に従い、通常行われる入金,出金,振込み,通帳記入などの基本機能を行なう。入出金振込み手段11は、例えば既存の機能を利用することができる。エンボスデータ取得手段12は、磁気カード(キャッシュカード)の挿入時に、磁気カードの外見画像をエンボスデータとして取得する。エンボスデータ取得手段12は、例えば既存の機能を利用することができる。
エンボスデータ指示受付手段13は、障害切り分け装置20からのエンボスデータ要求に従い、エンボスデータ送信フラグのオン/オフを行なう。エンボスデータ送信手段14は、取引き終了コード(正常終了なら0、エラーならばエラーコード)およびATM識別子と共に、障害切り分け装置20へエンボスデータを送信する。
遠隔停止受付手段15は、障害切り分け装置20からの停止指示に従い、基本機能を停止する。案内文受信表示手段16は、障害切り分け装置20からの案内文を自機の画面に表示する。
図3は、障害切り分け装置の一実施例の構成図である。障害切り分け装置20は、ATM運用ログ管理手段21,エラー処理手段22,エラー切り分け処理手段23,エンボスデータ要求手段24,エンボスデータ比較手段25,遠隔停止指示手段26,案内文送信手段27,ATM運用ログDB28およびエラーコードDB29を含む構成である。
ATM運用ログ管理手段21は、各ATM10を識別し、各ATM10の運用状況(エラーコードを含む)を受け付け、図4のATM運用ログDB28に記録する。図4は、ATM運用ログDBの一例の構成図である。
ATM運用ログDB28は、ATM10毎の識別子であるATM識別子と、その運用ログを記録している。運用ログは、時刻,エラーコード,口座番号,処理,金額などを情報として含んでいる。なお、ATM運用ログDB28はコールセンター側に限らず、店舗側に持たせるようにしてもよい。店舗側にATM運用ログDB28を持たせる場合、後述するエラー切り分け処理時に、同じ店舗のATM10のATM運用ログDB28から必要な情報を検索・抽出して障害切り分け装置20に送信する処理が必要となる。ATM運用ログ管理手段21は、エラーコードを受け付けると、エラー処理を起動する。
エラー処理手段22は、エラーコードにより障害原因の所在がATM10にあるか磁気カードにあるかを切り分ける必要の有無を図5のようなエラーコードDB29に基づいて判別し、切り分ける必要があればエラー切り分け処理を起動してエラー切り分け処理の結果をATM10に案内する。切り分ける必要がなければ、エラー処理手段22は断定できる障害原因・対処方法を案内する。
図5は、エラーコードDBの一例の構成図である。図5のエラーコードDB29は、エラーコード,エラー内容,原因,切分フラグ,エンボスデータフラグ,対応案内文などを情報として含んでいる。エラーコードDB29は、エラー内容,原因,障害原因の切り分けの必要性を表す切分フラグ,エンボスデータの必要性を表すエンボスデータフラグ,対応案内文を、エラーコードに対応させて記録している。
エラー切り分け処理手段23は、エラー処理手段22から受信したエラーコードにてATM運用ログDB28を検索し、そのエラーコードの発生頻度(割合)が一番少ないATM10を、エラーを発生したATM10以外から特定する。
エンボスデータ要求手段24は、エンボスデータの送信,エンボスデータの継続送信開始,エンボスデータの継続送信停止をATM10に要求する。エンボスデータ比較手段25は、エンボスデータを受信し、2つのエンボスデータを比較して、同一の磁気カードのエンボスデータか否かを判定する。エンボスデータ比較手段25は、同一の磁気カードであると判定したら、エンボスデータ要求手段24にエンボスデータの継続送信停止を指示する。
遠隔停止指示手段26は、ATM10に停止指示を行い、ATM10の基本機能を停止させる。案内文送信手段27は、ATM10の画面に表示させたい案内文をATM10に送信する。
図6は、障害切り分け装置の一例のハードウェア構成図である。障害切り分け装置20は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置100,出力装置101,ドライブ装置102,補助記憶装置103,メモリ装置104,演算処理装置105,インターフェース装置106で構成される。
入力装置100はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置101はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置106は、モデム,LANカードなどで構成されており、ネットワーク30に接続する為に用いられる。
障害切り分け装置20を制御するプログラムは、例えば記録媒体107の配布やネットワーク30からのダウンロードなどによって提供される。プログラムを記録した記録媒体107は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
プログラムを記録した記録媒体107がドライブ装置102にセットされると、プログラムは記録媒体107からドライブ装置102を介して補助記憶装置103にインストールされる。ネットワーク30からダウンロードされたプログラムは、インターフェース装置106を介して補助記憶装置103にインストールされる。
障害切り分け装置20は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置104は、コンピュータの起動時に補助記憶装置103からプログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置105はメモリ装置104に格納されたプログラムに従って、前述した図3のような構成および後述する各種処理を実現している。
図7は、障害切り分け装置のメインフローを表したフローチャートである。障害切り分け装置20は、例えば電源がオンされるとステップS1に進み、ATM運用ログ管理手段21によりATM運用ログ管理機能を起動する。ATM運用ログ管理機能は、例えば常駐プログラムにより実現できる。ステップS1のATM運用ログ管理機能は、例えば図8に示すような手順で実現される。
図8は、ATM運用ログ管理機能を表したフローチャートである。ATM運用ログ管理手段21はステップS11に進み、時刻,ATM識別子,エラーコード,口座番号,処理および金額等から成るATM運用情報を受け付ける。
ステップS12に進み、ATM運用ログ管理手段21は受け付けたATM運用情報がエラーコードを含むエラー情報であるか否かを判定する。エラー情報であれば、ATM運用ログ管理手段21はステップS13に進み、エラー処理手段22によりエラー処理機能を起動したあと、ステップS14に進む。一方、エラー情報でなければ、ATM運用ログ管理手段21はステップS14に進む。そして、ステップS14では、ATM運用ログ管理手段21が、ステップS11で受け付けたATM運用情報をATM運用ログDB28に追加したあと、処理を終了する。ステップS13のエラー処理機能は、例えば図9に示すような手順で実現される。
図9は、エラー処理機能を表したフローチャートである。エラー処理手段22はステップS21に進み、ATM運用情報からエラーコードを抽出し、そのエラーコードをキーにしてエラーコードDB29を検索する。
ステップS22に進み、エラー処理手段22はステップS21で検索したレコードの切分フラグが、障害原因の切り分けの必要性を表す「要」であるか否かを判定する。障害原因の切り分けの必要性を表す「要」であれば、エラー処理手段22は、ステップS23に進み、エラー切り分け処理手段23によりエラー切り分け処理機能を起動して処理を終了する。一方、障害原因の切り分けの必要性を表す「要」でなければ、エラー処理手段22は処理を終了する。ステップS23のエラー切り分け処理機能は、例えば図10に示すような手順で実現される。
図10は、エラー切り分け処理機能を表したフローチャートである。エラー切り分け処理手段23はステップS31に進み、ATM運用ログDB28から例えば同一支店に設置されている全ATM10のレコードを抽出する。なお、図4のATM運用ログDB28の場合、エラー切り分け処理手段23はATM識別子の先頭にあるアルファベットが同じATM10を同一支店に設置されているATM10と判定する。エラー切り分け処理手段23はATM10毎に、同一のエラーコードのエラーコード発生率を以下の式(1)により計算する。
(同一のエラーコード発生率)=(ATMにおける同一エラーコード出現回数)/(ATMにおける全レコード数)・・・(1)
ステップS32に進み、エラー切り分け処理手段23は自機のエラーコード発生率が一番低いか否かを判定する。自機のエラーコード発生率が一番低ければ、エラー切り分け処理手段23はステップS33に進み、エラーコード発生率が二番目に低いATM10のATM識別子を「&ATMno.」とする。
エラー切り分け処理手段23は、ステップS21で抽出したエラーコードをキーとしてエラーコードDB29から対応案内文を取得し、エラーコード発生率が二番目に低いATM10のATM識別子を「&ATMno.」部分に当てはめて対応案内文を作成する。
一方、エラーコード発生率が一番低いのが自機でなければ、エラー切り分け処理手段23はステップS34に進み、エラーコード発生率が一番目に低いATM10のATM識別子を「&ATMno.」とする。
エラー切り分け処理手段23は、ステップS21で抽出したエラーコードをキーとしてエラーコードDB29から対応案内文を取得し、エラーコード発生率が一番目に低いATM10のATM識別子を「&ATMno.」部分に当てはめて対応案内文を作成する。
ステップS33,S34に続いてステップS35に進み、エラー切り分け処理手段23はエラーを発生したATM10に対し、ステップS33,S34で作成した対応案内文の表示指示を送信する。
そして、ステップS36に進み、エラー切り分け処理手段23はステップS21で検索したレコードのエンボスデータフラグが、エンボスデータの必要性を表す「要」であるか否かを判定する。エンボスデータの必要性を表す「要」であれば、エラー切り分け処理手段23はステップS37に進み、エンボスデータ要求手段24により、エラーを発生したATM10に対し、エラー発生時のエンボスデータの送信を指示する。
また、ステップS37に続いてステップS38に進み、エラー切り分け処理手段23はステップS33又はS34で「&ATMno.」としたATM10に対し、エンボスデータ要求手段24によりエンボスデータ継続送信開始を指示する。また、ステップS38に続いてステップS39に進み、エラー切り分け処理手段23はエンボスデータ比較手段25によりエンボスデータ比較処理を行う。
一方、ステップS36において、ステップS21で検索したレコードのエンボスデータフラグが、エンボスデータの必要性を表す「要」でなければ、エラー切り分け処理手段23は処理を終了する。
図10に示すように、本発明の障害切り分け装置20は一台のATM10に障害が発生したときに他の一台のATM10で再度取引を行ってもらうことで、一台のATM10に発生した異常・エラーの原因を切り分けている。しかし、磁気カード読み取りエラーが一台のATM10で発生した場合、他の一台のATM10でも読み取りヘッドが汚れていると、他の一台のATM10でも磁気カード読み取りエラーが発生する可能性が高い。
例えば同一の店舗に設置された複数のATM10は、同時期にメンテナンス(例えばヘッドクリーニング)が実施されていることも多く、使用頻度が同じ位であれば同時期にヘッドの汚れが発生しやすい。
このような場合は、ATM10の読み取りヘッドの汚れが原因ではなく、磁気カードの磁気記憶の弱体・汚損が原因であると間違った判断をしてしまう。したがって、コールセンターではATM10に発生した異常・エラーの原因を間違って判断してしまい、間違った対処方法を営業員に提示しまう。その結果、磁気カードの再発行手続き等に営業員,顧客とも忙殺されてしまうという問題があった。
そこで、図10に示すように、本発明の障害切り分け装置20では同一のエラーコード発生率を計算し、自機を除いて同一のエラーコード発生率が一番低いATM10を利用者に指定して、再度取引を行ってもらう。すなわち、同一の店舗に設置されているATM10のうち、一台のATM10で発生した障害の発生率が最も低い他の一台のATM10を利用者に指定することにより、本発明の障害切り分け装置20では、一台のATM10に発生した異常・エラーの原因を正確に切り分けることができる。
ステップS39のエンボスデータ比較処理は、例えば図11に示すような手順で実行される。図11は、エンボスデータ比較処理を表したフローチャートである。ステップS41に進み、エンボスデータ比較手段25は何れかのATM10からエンボスデータ送信を受け付ける。
ステップS42に進み、エンボスデータ比較手段25は送信元のATM10がエラーを発生したATM10であるか否かを判定する。送信元のATM10がエラーを発生したATM10であれば、エンボスデータ比較手段25はステップS43に進み、ステップS41で受け付けたエンボスデータ(エラーエンボスデータ)をマスターデータとし、ステップS41に戻る。
一方、送信元のATM10がエラーを発生したATM10でなければ、エンボスデータ比較手段25はステップS44に進み、ステップS41で受け付けたエンボスデータ及びマスターデータの画像を比較する。なお、エンボスデータ比較手段25は既存の画像処理手法を用いてエンボスデータ及びマスターデータの画像の一致又は不一致を判定する。
ステップS45に進み、エンボスデータ比較手段25は、ステップS41で受け付けたエンボスデータ及びマスターデータが、同一のキャッシュカード(磁気カード)のエンボスデータであるか否かを判定する。
同一のキャッシュカードのエンボスデータでなければ、エンボスデータ比較手段25はステップS41に戻る。一方、同一のキャッシュカードのエンボスデータであれば、エンボスデータ比較手段25はステップS46に進み、「&ATMno.」としたATM10に対し、エンボスデータ要求手段24により、エンボスデータの継続送信停止をATM10に指示する。
ステップS47に進み、エラー切り分け処理手段23は「&ATMno.」としたATM10からの取引き終了コードが正常終了を表しているか否かを判定する。取引き終了コードが正常終了を表していれば、エラー切り分け処理手段23はステップS48に進み、キャッシュカードに問題は無く、エラーを発生したATM10に問題があると判断し、遠隔停止指示手段26により、エラーを発生したATM10に停止指示を送信して処理を終了する。
取引き終了コードが正常終了を表していなければ、エラー切り分け処理手段23はステップS49に進み、「&ATMno.」としたATM10からの取引き終了コード(エラーコード)がエラーを発生したATM10からの取引き終了コード(エラーコード)と同じであるか否かを判定する。
「&ATMno.」としたATM10からの取引き終了コードが、エラーを発生したATM10からの取引き終了コードと同じであれば、エラー切り分け処理手段23はステップS50に進み、キャッシュカードに問題があり、エラーを発生したATM10に問題は無いと判断する。そして、エラー切り分け処理手段23はステップS11で受信したATM運用情報に含まれるエラーコードを無効とする。
ステップS51に進み、エラー切り分け処理手段24は「&ATMno.」としたATM10に対し、「お客様のカードの磁気部に問題があり、ATMが読み取れません。お近くの行員にご相談ください。」という案内文を、案内文送信手段27により送信して処理を終了する。一方、「&ATMno.」としたATM10からの取引き終了コードが、エラーを発生したATM10からの取引き終了コードと同じでなければ、処理を終了する。
図11に示すように、本発明の障害切り分け装置20は、一台のATM10に障害が発生し、他の一台のATM10で再度取引を行ってもらう場合に、他の一台のATM10で行われる取引の中で該当する取引を特定するため、エンボスデータを利用している。エンボスデータを利用することで、例えば磁気カード読み取りエラーであっても、利用者の特定が可能となる。
図12は、ATMのメインフローを表したフローチャートである。キャッシュカードが所定の差し込み口に挿入されると、エンボスデータ取得手段12はステップS101に進み、挿入されたキャッシュカードの外見画像をエンボスデータとして取得する。ステップS102に進み、入出金振込み手段11は利用者の操作に従って、通常行われる入金,出金,振込み,通帳記入などの入出金振込み処理を行なう。
ステップS103に進み、エンボスデータ送信手段14はエンボスデータ送信フラグがオンであるか否かを判定する。エンボスデータ送信フラグがオンであれば、ステップS104に進み、エンボスデータ送信手段14はエンボスデータを、取引き終了コードおよびATM識別子と共に、障害切り分け装置20へ送信する。一方、エンボスデータ送信フラグがオンでなければ、エンボスデータ送信手段14は処理を終了する。
図13は、エンボスデータ指示受付処理を表したフローチャートである。ステップS111に進み、エンボスデータ指示受付手段13は障害切り分け装置20からの指示を受け付ける。ステップS112に進み、エンボスデータ指示受付手段13は障害切り分け装置20から受け付けた指示がエンボスデータ送信の指示であるか否かを判定する。
受け付けた指示がエンボスデータ送信の指示であれば、エンボスデータ指示受付手段13はエラー発生時のエンボスデータ(エラーエンボスデータ)をエンボスデータ送信手段14により、障害切り分け装置20に送信して処理を終了する。受け付けた指示がエンボスデータ送信の指示でなければ、エンボスデータ指示受付手段13はステップS114に進み、障害切り分け装置20から受け付けた指示がエンボスデータ継続送信開始の指示であるか否かを判定する。
受け付けた指示がエンボスデータ継続送信開始の指示であれば、エンボスデータ指示受付手段13はステップS115に進み、エンボスデータ送信フラグをオンにして処理を終了する。一方、受け付けた指示がエンボスデータ継続送信開始の指示でなければ、エンボスデータ指示受付手段13はステップS116に進み、エンボスデータ送信フラグをオフにして処理を終了する。
図14は、案内文受信表示処理を表したフローチャートである。ステップS121に進み、案内文受信表示手段16は障害切り分け装置20から案内文を受信する。ステップS122に進み、案内文受信表示手段16は受信した案内文を自機の画面に表示して処理を終了する。
また、図15は遠隔停止受付処理を表したフローチャートである。ステップS131に進み、遠隔停止受付手段15は障害切り分け装置20からの停止指示を受信する。ステップS132に進み、遠隔停止受付手段15は受信した停止指示に従い、基本機能を停止して処理を終了する。
以上、本発明では、エラーを発生したATM10以外の他のATM10を利用して障害の切り分けを行なうため、ATM10の構成を多重化する必要がない。したがって、本発明ではコストの上昇を抑えることができる。また、本発明ではATM10の構成を多重化する必要がない為、メンテナンスの必要な構成の増加を抑えることができる。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置であって、
前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信すると、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させ、前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から取引結果を受信すると、その取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける障害切り分け処理手段を有することを特徴とする障害切り分け装置。
(付記2)
前記一台の現金自動預け入れ支払い機および前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した挿入カードの外見画像を比較し、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索する外見画像比較手段を更に有し、
前記障害切り分け処理手段は、前記外見画像比較手段により前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索したときの前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機による取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けることを特徴とする付記1記載の障害切り分け装置。
(付記3)
前記障害切り分け処理手段により前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させた後、前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機に前記挿入カードの外見画像を要求する外見画像要求手段を更に有することを特徴とする付記2記載の障害切り分け装置。
(付記4)
前記障害切り分け処理手段は、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信すると、前記障害発生通知から障害内容を判定し、判定した障害内容の発生率が複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、前記一台の現金自動預け入れ支払い機を除いて一番目に低い現金自動預け入れ支払い機を前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機とすることを特徴とする付記1乃至3何れか一項記載の障害切り分け装置。
(付記5)
前記障害切り分け処理手段は、前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した取引結果が正常終了であったとき、前記一台の現金自動預け入れ支払い機に障害原因があると判定し、前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した取引結果が前記一台の現金自動預け入れ支払い機と同じ障害発生を示すとき、前記一台の現金自動預け入れ支払い機に障害原因がないと判定することを特徴とする付記1乃至4何れか一項記載の障害切り分け装置。
(付記6)
複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置における障害切り分け方法であって、
前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信し、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させるステップと、
前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から取引結果を受信し、その取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けるステップと
を有することを特徴とする障害切り分け方法。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、特許請求の範囲に記載した障害切り分け処理手段はエラー切り分け処理手段23に相当し、外見画像比較手段はエンボスデータ比較手段25に相当し、外見画像要求手段はエンボスデータ要求手段24に相当する。
本発明の障害切り分け装置を含むシステムの一実施例の構成図である。 ATMの一実施例の構成図である。 障害切り分け装置の一実施例の構成図である。 ATM運用ログDBの一例の構成図である。 エラーコードDBの一例の構成図である。 障害切り分け装置の一例のハードウェア構成図である。 障害切り分け装置のメインフローを表したフローチャートである。 ATM運用ログ管理機能を表したフローチャートである。 エラー処理機能を表したフローチャートである。 エラー切り分け処理機能を表したフローチャートである。 エンボスデータ比較処理を表したフローチャートである。 ATMのメインフローを表したフローチャートである。 エンボスデータ指示受付処理を表したフローチャートである。 案内文受信表示処理を表したフローチャートである。 遠隔停止受付処理を表したフローチャートである。
符号の説明
10,10a〜10n 現金自動預け入れ支払い機(ATM)
11 入出金振込み手段
12 エンボスデータ取得手段
13 エンボスデータ指示受付手段
14 エンボスデータ送信手段
15 遠隔停止受付手段
16 案内文受信表示手段
20 障害切り分け装置
21 ATM運用ログ管理手段
22 エラー処理手段
23 エラー切り分け処理手段
24 エンボスデータ要求手段
25 エンボスデータ比較手段
26 遠隔停止指示手段
27 案内文送信手段
28 ATM運用ログDB
29 エラーコードDB
30 ネットワーク

Claims (4)

  1. 複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置であって、
    前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信すると、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させる障害切り分け処理手段と、
    前記一台の現金自動預け入れ支払い機および前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した挿入カードの外見画像を比較し、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索する外見画像比較手段と
    を有し、
    前記障害切り分け処理手段は、前記外見画像比較手段により前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索したときの前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機による取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分けることを特徴とする障害切り分け装置。
  2. 前記障害切り分け処理手段により前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させた後、前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機に前記挿入カードの外見画像を要求する外見画像要求手段を更に有することを特徴とする請求項記載の障害切り分け装置。
  3. 前記障害切り分け処理手段は、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信すると、前記障害発生通知から障害内容を判定し、判定した障害内容の発生率が複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、前記一台の現金自動預け入れ支払い機を除いて一番目に低い現金自動預け入れ支払い機を前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機とすることを特徴とする請求項1又は2記載の障害切り分け装置。
  4. 複数の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける前記複数の現金自動預け入れ支払い機と通信可能な障害切り分け装置における障害切り分け方法であって、
    前記複数の現金自動預け入れ支払い機のうち、一台の現金自動預け入れ支払い機から障害発生通知を受信し、他の一台の現金自動預け入れ支払い機での取引を指示する案内文を前記一台の現金自動預け入れ支払い機に表示させるステップと、
    前記一台の現金自動預け入れ支払い機および前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した挿入カードの外見画像を比較し、前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索する外見画像比較ステップと、
    前記外見画像比較ステップにより前記一台の現金自動預け入れ支払い機から受信した前記挿入カードの外見画像と一致する前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機からの外見画像を検索したときの前記他の一台の現金自動預け入れ支払い機による取引結果に基づいて前記一台の現金自動預け入れ支払い機の障害原因を切り分ける障害切り分け処理ステップと
    を有することを特徴とする障害切り分け方法。
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