JP4478586B2 - 部品供給装置の移動装置 - Google Patents
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Description
電子部品を個別に収納したテープフィーダ(24)と、
前記テープフィーダが装着されるフィーダ取付け台(25)と、
前記フィーダ取付け台を支持する一括交換台(26)と、
部品実装機に取付けられ、前記フィーダ取付け台を初期位置と部品供給を行う供給位置とに上下動させるリフター(31)と、
前記供給位置に案内された前記フィーダ取付け台を位置決めする位置決め部材(30)と、を備えた部品供給装置の移動装置において、
前記リフターに支持されると共に、前記フィーダ取付け台を係止する係止手段(37、41、57)を有し、
前記係止手段は、前記フィーダ取付け台に当接する当接部(37b、42b、57c)と、前記当接部の変位に基づいて駆動される把持部(37a、44a、57a)と、を有し、
前記リフターを上昇させると、前記当接部が前記フィーダ取付け台に当接し、前記把持部が前記フィーダ取付け台を係止する構成とした。
前記係止手段は、中央部を回動可能に支持されたレバー(37)であり、
前記レバーの一端側である前記把持部は、突出位置を調節可能な調節ボルト(38)を有する構成とした。
さらに、請求項1記載の部品供給装置の移動装置において、前記当接部と前記把持部は、本体部より突出可能に支持されると共に、前記本体部には、前記当接部の変位を前記把持部に伝達する変位伝達部材57dを有する構成にすると好ましい。この構成によれば、当接部の変位量に応じて、変位伝達部材が把持部を駆動する。
図1は第1実施形態の正面図であり、図2から図4は、第1実施形態の移動装置が、初期位置から供給位置へ移動する際の状態変化を示す説明図である。
位置決めピン30は、供給位置で、不図示の部品実装機の位置決め孔に嵌合し、フィーダ取付け台25を位置決めする。
尚、初期位置から当接位置、係止位置を経由して、供給位置への移動は、連続して、スムーズに行なわれる。
最初に、フィーダ取付け台25に、複数のテープフィーダ24を装着する。
次に、フィーダ取付け台25が載置された、一括交換台26を移動して、部品実装機の所定位置にセットする。このセットされた状態が、図2に示す初期位置である。初期位置で、フィーダ取付け台25の底面は、一括交換台26上面に当接し、支持されている。
リフター31の上昇に伴い、レバー37の一端側の当接部37bが、フィーダ取付け台25の押え面25cに当接し、レバー37を時計方向に回転させる。そして、レバー37の他端側の把持部37aは、係止面25bに近接する。また、リフター31上の支持ピン36の先端部が、フィーダ取付け台25の支持孔25aに嵌合し始める。
この際、レバー37が時計方向にさらに回転して、把持部37aの調節ボルト38先端が、フィーダ取付け台25の係止面25bに接触する。
この際、フィーダ取付け台25は、一括交換台26上面に支持されつつ、レバー37の一端側把持部37aが係止面25bに係止され、他端側当接部37bが押え面25cに当接している。このため、フィーダ取付け台25は、傾くことなく、レバー37を介してリフター31に係止され、その水平状態が保持される。
さらに、リフター31を上昇させて、フィーダ取付け台25を上昇させても、フィーダ取付け台25は、水平状態が維持される。この結果、フィーダ取付け台25の位置決めピン30が実装機の位置決め孔に正確に嵌合する。また、調整ボルト38の突出位置を調整して、フィーダ取付け台の係止面25bを確実に係止することができる。
第2実施形態は、第1実施形態と係止手段としてのレバーの構成が異なるが、その他は同一である。このため、部品供給装置側の説明を省略する。また、移動装置側に関しては、同一部品は同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2リンク44の先端部44aは、鉤状である。この先端部44aが、フィーダ取付け台25を係止、把持する把持部となる。
第2実施形態では、エアシリンダ33の駆動により、リフター51が上昇する。そして、レバー42も上昇して、レバー42の当接部42bがフィーダ取付け台25の押え面25cに当接し、レバー42を時計方向に回転する。レバー42の時計方向の回転により、第1リンク43、連結ピン48を介して、第2リンク44の把持部44aが時計方向に回転する。そして、把持部44aは、図1に示すフィーダ取付け台の上面25dを押え、係止する。この時、フィーダ取付け台25の底面が一括交換台26上面に載置されており、フィーダ取付け台25は、その姿勢が安定している。
第3実施形態は、第1実施形態と係止手段がことなり、その他は同一の構成である。このため、部品供給装置側の説明を省略する。また、移動装置側に関しても、同一部品に関しては、同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
移動装置55は、リフター56、台板32、エアシリンダ33、支持軸34、支持ピン36を備えている。リフター56は、側面視Lの字状である。
保持部材57は、左端側の把持部57a、中央側の本体部57b、右端側の当接部57cから構成されている。本体部57bは、把持部57aを水平方向に摺動可能に、当接部57cを上下方向に摺動可能に支持する。また、本体部57bには、貫通孔57dがその両端部を貫通するように形成されている。この貫通孔57dには、変位伝達部材としてのオイル等の液体が充填されている。そして、不図示のバネにより、初期状態において、把持部57aは後退した状態を、当接部57cは前進した状態を維持している。図6に示すように、当接部57cが前進した状態では、リフター56の上面より突出している。
そして、当接部57cがフィーダ取付け台25の押え面25cに接触すると、当接部57cが下降する。当接部57cの下降は、変位伝達部材としての液体を介して、把持部57aに伝達され、把持部57aが水平方向に前進する。この変位伝達部材として、気体(圧縮空気)、オイル、バネ等を用いることも容易に考えられる。
例えば、上記係止手段として、当接部に押圧を検知する変位センサーを、把持部にエアシリンダを設けるそして、変位センサーの検知に基づき、エアシリンダを駆動して、エアシリンダ先端部が、フィーダ取付け台の上面や側面を係止することも容易に考えられる。
25・・・フィーダ取付け台
26・・・一括交換台
31・・・リフター
30・・・位置決めピン(位置決め部材)
37・・・レバー(係止手段)
41・・・レバー(係止手段)
57・・・保持部材(係止手段)
37b・・・当接部
42b・・・当接部
57c・・・当接部
37a・・・把持部
44a・・・把持部
57a・・・把持部
38・・・調節ボルト
Claims (2)
- 電子部品を個別に収納したテープフィーダと、
前記テープフィーダが装着されるフィーダ取付け台と、
前記フィーダ取付け台を支持する一括交換台と、
部品実装機に取付けられ、前記フィーダ取付け台を初期位置と部品供給を行う供給位置とに上下動させるリフターと、
前記供給位置に案内された前記フィーダ取付け台を位置決めする位置決め部材と、を備えた部品供給装置の移動装置において、
前記リフターに支持されると共に、前記フィーダ取付け台を係止可能な係止手段を有し、
前記係止手段は、前記フィーダ取付け台に当接する当接部と、前記当接部の変位に基づいて移動する把持部と、を有し、
前記リフターを上昇させると、前記当接部が前記フィーダ取付け台に当接すると共に、前記把持部が前記フィーダ取付け台を係止することを特徴とする部品供給装置の移動装置。 - 請求項1記載の部品供給装置の移動装置において、
前記係止手段は、中央部を回動可能に支持されたレバーであり、
前記レバーの一端側である前記把持部は、突出位置を調節可能な調節ボルトを有することを特徴とする部品供給装置の移動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005011064A JP4478586B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | 部品供給装置の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005011064A JP4478586B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | 部品供給装置の移動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006202863A JP2006202863A (ja) | 2006-08-03 |
JP4478586B2 true JP4478586B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=36960606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005011064A Active JP4478586B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | 部品供給装置の移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106852109B (zh) * | 2017-04-19 | 2022-06-24 | 深圳一苇科技有限公司 | 一种适应于yamaha贴片机的电动供料器 |
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2005
- 2005-01-19 JP JP2005011064A patent/JP4478586B2/ja active Active
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