JP4477204B2 - 成形同時加飾成形品の製造方法および加飾シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、表面に加飾シートが一体化された三次元形状の表面を有する成形同時加飾成形品を製造する方法に関し、特に、自動車内装用部品、家電製品装飾用部品、表示パネル、操作パネル、アミューズメント機器用操作部品および筐体、通信機器用操作部品および筐体などの装飾に用いられ、図柄が任意の位置に精度よく配置されていることが必要な成形同時加飾成形品を得るのに好適な成形同時加飾成形品の製造方法および加飾シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
樹脂成形品の表面を装飾する方法として、基体シート上に図柄層などが形成された加飾シートを成形金型内に挟み込み、金型内に溶融樹脂を射出し、冷却して樹脂成形品を得るのと同時に成形品表面に加飾シートを接着して装飾を行う成形同時加飾法がある。成形同時加飾法は、印刷法によって直接図柄を形成することが困難な形状の成形品であっても図柄を形成することができるという特長を有する。
【0003】
成形同時加飾法において、三次元表面を有する成形品を加飾シートで装飾する場合、あらかじめ成形品表面の形状と同一の形状を有する予備成形用金型を用い、真空成形法や圧空成形法により加飾シートを予備成形した後、加飾シートを成形用金型に装着し、射出成形と同時に加飾シートと一体化する方法がある。
【0004】
このように、加飾シートを予備成形することにより、加飾シートにしわや破れなどを発生させずに成形品表面に貼着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、予備成形は、加飾シートを軟化温度以上に加熱し、いわゆるドローダウン状態にして行われるが、この状態では加飾シートが非常に伸びやすくなっているために、予備成形時の加飾シートの伸びは不均一となる。
【0006】
加飾シートに図柄層が形成され、成形品の形状と図柄層との位置合わせが必要な場合、前記のように加飾シートの伸びが不均一であると、図柄層のパターンの変形や歪みが発生し、所望の位置に図柄層のパターンを位置合わせすることが困難となる。
【0007】
通常、このような予備成形時の加飾シートの伸びを予測し、あらかじめ図柄層のパターンを補正しておき、位置合わせが可能なようにするが、加飾シートの加熱条件や加圧手段の条件が安定しないと、精密な位置合わせを行うことができない。
【0008】
また、加飾シートの伸びが不均一にならないようにするために、加飾シートの軟化温度以下で加飾シートを加熱し、高圧で予備成形する方法があるが、やはり加飾シートが加熱されるため、加飾シートの不均一な変形は完全には解消されない。また、加熱温度が低くなることによって、予備成形時のストレスにより図柄層にクラックが生じたり図柄層が剥がれたりするという外観上の問題が生じることもあった。
【0009】
したがって、この発明は、上記のような問題点を解消し、外観が優れ位置精度よく加飾することができる成形同時加飾成形品の製造方法および加飾シートを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の加飾シートと成形同時加飾成形品の製造方法は、以上の目的を達成するために、つぎのように構成した。
【0011】
つまり、この発明の成形同時加飾成形品の製造方法は、熱変質温度(JIS K7127−1989の測定方法に基づいて引張試験を実施したときのヤング率が25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度)以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層されている加飾シートを、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形し、次いで加飾シートから保護シートを剥離して除去し、次いで加飾シートを成形用金型内に設置し、加飾シートの図柄層側の面に溶融樹脂が接するように金型内に溶融樹脂を射出し、加飾シートと樹脂とが一体化した成形品を得るように構成した。
【0012】
また、上記の発明において、予備成形の方法が、圧空成形法、液圧成形法、型プレス成形法、ラバープレス成形法のいずれかであるように構成してもよい。
【0013】
また、上記の発明において、予備成形の成形圧力が0.8MPa以上であるように構成してもよい。
【0014】
また、上記の発明において、基体シートが、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シートの試験片をチャック間距離150mm、標線間距離100mmで固定し、試験片の一端を200mm/分の一定速度で荷重をかけて引張試験を実施したときの破断時の伸び率が50%以上であるように構成してもよい。
【0015】
また、上記の発明において、保護シートが、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂またはフッ素系樹脂からなるように構成してもよい。
【0016】
また、上記の発明において、基体シートと保護シートとの剥離荷重が1〜50N/mであるように構成してもよい。
【0017】
また、この発明の加飾シートは、熱変質温度(JIS K7127−1989の測定方法に基づいて引張試験を実施したときのヤング率が25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度)以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層されているように構成した。
【0018】
また、上記の発明において、基体シートが、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シートの試験片をチャック間距離150mm、標線間距離100mmで固定し、試験片の一端を200mm/分の一定速度で荷重をかけて引張試験を実施したときの破断時の伸び率が50%以上であるように構成してもよい。
【0019】
また、上記の発明において、保護シートが、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂またはフッ素系樹脂からなるように構成してもよい。
【0020】
また、上記の発明において、基体シートと保護シートとの剥離荷重が1〜50N/mであるように構成してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。
【0022】
図1は、この発明の加飾シートの一実施例を示す断面図である。図2〜5は、この発明の成形同時加飾成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。図6は、この発明の成形同時加飾成形品の製造方法により得た成形同時加飾成形品の一実施例を示す断面図である。図7は、基体シートの引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置を示す斜視図である。図8は、引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置の試験片を固定する部分を示す平面図である。図9は、引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置の試験片を固定する部分を示す断面図である。図中、1は加飾シート、2は基体シート、3は図柄層、4は接着層、5は粘着層、6は保護シート、7は予備成形用金型、8は成形用金型、9は成形樹脂、10は成形同時加飾成形品、20は試験片、21はネジ、22はチャック、23はチャック、24は可動部材である。
【0023】
この発明の成形同時加飾成形品10の製造方法は、熱変質温度(JIS K7127−1989の測定方法に基づいて引張試験を実施したときのヤング率が25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度)以下で成形可能な基体シート2の一面に図柄層3が形成され、図柄層3の上に成形可能な保護シート6が全面的に剥離可能なように積層されている加飾シート1を、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形し、次いで加飾シート1から保護シート6を剥離して除去し、次いで加飾シート1を成形用金型8内に設置し、加飾シート1の図柄層3側の面に溶融樹脂が接するように金型内に溶融樹脂を射出し、加飾シート1と樹脂とが一体化した成形品を得る方法である(図1〜6参照)。
【0024】
加飾シート1は、熱変質温度以下で成形可能な基体シート2の一面に図柄層3が形成され、図柄層3の上に成形可能な保護シート6が全面的に剥離可能なように積層されたものである(図1参照)。
【0025】
基体シート2は、熱変質温度以下で成形可能なものを用いる。この発明でいう熱変質温度とは、JIS K7127−1989の測定方法に基づいて基体シート2の引張試験を実施したときのヤング率が、25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度をいう。すなわち、熱変質温度は、加飾シート1を予備成形する際に、特定の部分が極端に伸ばされたりわずかな温度差により伸び率が急激に変化したりすることがない限界を示す指標として用いるものである。
【0026】
引張試験における環境温度は予備成形時の加飾シート1の温度に相当するものであり、種々の環境温度下における引張試験を行うことにより、予備成形時の加飾シート1の挙動をシミュレーションすることができる。
【0027】
この発明の目的の一つとして、図柄層3を有する加飾シート1が予備成形時に安定した伸びを示し、図柄層3のパターンと成形品形状との位置ずれが生じないようにすることがある。そのためには、基体シート2のヤング率が、25℃の環境温度下におけるヤング率の80%以上であること、つまり熱変質温度以下であることが重要である。この範囲において予備成形時の加飾シート1は、図柄層3の位置合わせが困難になったりするような高い伸び率や、図柄層3にクラックが生じたりするような低い伸び率を示すことはなく、予備成形における伸びに関して繰り返し精度の安定性が確保され、工業的にも収率の高いものとなる。
【0028】
このような性質を有するものとして、ポリカーボネート(PC)樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂、オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ナイロン樹脂などのフィルムまたはこれらの混合物、アロイフィルム、積層フィルムがある。基体シート2の厚さは、成形性、印刷適性、経済性などを考慮して選択すればよく、一般的には50〜500μm程度のものが好適である。また、基体シート2としては、透明なものを用いてもよい。
【0029】
特に、基体シート2が、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シート2の試験片20をチャック間距離150mm、標線間距離100mmで固定し、試験片20の一端を200mm/分の一定速度で荷重をかけて引張試験を実施したときの破断時の伸び率が50%以上であると、熱変質温度以下における成形性に優れるため、好適である。
【0030】
ここで試験片20の幅を20mmとしたのは、JIS K7127−1989に準拠したものである。また、試験片20の厚さを0.1〜0.3mmとしたのは、予備成形および成形時の扱いやすさ、図柄層3の形成のしやすさなどを考慮したものである。また、熱変質温度を環境温度としたのは、加飾シート1を熱変質温度以下で予備成形するため、その最高値である熱変質温度を採用したものである。また、試験片20を引張する速度を200mm/分としたのは、立体形状に加工する方法としては、真空成形法が汎用的であり、その際にシートの伸びる最低速度を測定し採用したものである。
【0031】
なお、図7〜9において、上側のチャック22は、試験片20の上端を挟んだ状態でネジ21により固定される。また、下側のチャック23は、試験片20の下端を挟んだ状態でネジ21により固定される。図7に示すように、上側のチャック22は試験装置に固定される一方、下側のチャック23は可動部材24により下向きに3mm/秒の速度で下降して試験片20に引張力を作用させる。
【0032】
また、ここでいう破断時の伸び率とは、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シート2の試験片20をチャック間距離100mmで固定し、試験片20の一端を3mm/秒の一定速度で荷重をかける引張試験を実施するときにおいて得られる伸び率、すなわち、試験片20が破断したときの伸び率をいう。破断時の伸び率は、50%以上であるのが好ましい。50%に満たないと、三次元表面を有する成形品に合致する形状に成形加工することが困難となる。なお、本発明でいう伸び率とは、[(破断時のチャック間距離−試験前のチャック間距離)÷試験前のチャック間距離]×100(%)とする。
【0033】
上記した条件に適合する基体シート2の具体的な例としては、ウレタン樹脂からなるフィルム、PET樹脂からなる無延伸または低延伸のフィルム、PC樹脂とPBT樹脂のアロイフィルム、PC樹脂とPET樹脂のアロイフィルムなどがある。
【0034】
図柄層3は、基体シート2の上に、通常は印刷層として形成する。印刷層は、表現したい図柄に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける場合がある。印刷層は、成形可能な柔軟性を有していることが必要である。印刷層の材質としては、ウレタン樹脂、PC樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂など、特にウレタン系樹脂、さらにはそのエラストマーをバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。印刷層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法を採用することができる。また、図柄層3と基体シート2との密着力が不足する場合、基体シート2の表面にあらかじめ、コロナ処理、プラズマ処理、ケミカルエッチング処理などを行い、密着力を向上させるとよい。
【0035】
また、図柄層3は、金属薄膜層からなるもの、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからなるものでもよい。金属薄膜層は、図柄層3として金属光沢を表現するためのものであり、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成する。表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合金または化合物を使用する。金属薄膜層は部分的に形成してもよい。また、金属薄膜層を設ける際に、他の転写層と金属薄膜層との密着性を向上させるために、前アンカー層や後アンカー層を設けてもよい。
【0036】
また、図柄層3の上には、接着層4を設けてもよい。接着層4は、加飾シート1を溶融樹脂からなる成形品に密着させて一体化させるためのものである。接着層4は、保護シート6がさらに積層されるという後工程を考慮し、熱変質温度以下でタックのないものを用いるのが好ましい。
【0037】
接着層4としては、成形品の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、成形品の材質がアクリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。また、成形品の材質がポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。さらに、成形品の材質がポリプロピレン樹脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレンー酢酸ビニル共重合体樹脂、深化ゴム、クマロンインデン樹脂が使用可能である。接着層4の形成方法としては、グラビアコード法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。また上記材質よりなる接着性を持つシートをラミネート法などにより貼り合せて接着層4とすることも可能である。
【0038】
保護シート6は、図柄層3あるいは接着層4の上に、全面的に剥離可能に積層する。保護シート6としては、成形性に優れ、図柄層3あるいは接着層4の上に貼着かつ剥離が可能なものを用いる。このような性質を有する保護シート6としては、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂、ナイロン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂などからなるシートがある。特に、保護シート6が、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂またはフッ素系樹脂からなるものであると、熱変質温度以下における成形性に優れるため好適である。保護シート6の厚さは、成形性、経済性などを考慮して選択すればよく、一般的には20〜200μm程度のものが好適である。
【0039】
保護シート6を図柄層3あるいは接着層4の上に剥離可能に積層するには、保護シート6の片面に粘着層5を形成したり帯電処理を施したりした後に、図柄層3あるいは接着層4上に積層するとよい。
【0040】
粘着層5を形成するには、アクリル系樹脂やビニル系樹脂などを溶剤などに溶解もしくは分散した粘着剤を用いる。粘着剤は、保護シート6に固着し、剥離後に図柄層3側に転移しないことが望ましい。粘着剤を、グラビアコーター、リバースコーター、リップコーターなどを用いて保護シート6の片面に厚さ0.1〜30μm程度になるようにコーティングして粘着層5を形成することができる。粘着層5が形成された保護シート6は、図柄層3などが形成された基体シート2にラミネーターなどを用いて圧着して積層するとよい。予備成形の後で不要となる保護シート6を除去する必要があるため、基体シート2と保護シート6との剥離荷重は1〜400N/mであればよい。特に望ましくは1〜50N/mである。剥離荷重が1N/mに満たないと、予備成形工程内で剥がれやすく、扱いにくいものとなりやすい。また、剥離荷重が400N/mを越えると、予備成形後に保護シート6を剥がしにくく、予備成形した加飾シート1の形状を崩してしまうおそれがある。
【0041】
帯電処理としては、高電圧電極間に保護シート6を通過させて10kV程度の帯電処理を行うとよい。帯電効果は時間の経過とともに減衰するので、速やかに保護シート6を積層するのが望ましい。このように保護シート6を重ねると、静電気の作用によって保護シート6が基体シート2側に密着する。
【0042】
このようにして、加飾シート1を得ることができる。
【0043】
成形同時加飾成形品10を得るためには、まず、加飾シート1を、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形する(図2〜3参照)。
【0044】
予備成形は、熱変質温度以下で行う。熱変質温度以下で予備成形を行うことにより、加飾シート1の伸びが均一となり、図柄層3のパターンの変形が再現性の高いものとなる。したがって、図柄層3のパターンを事前に補正することによって成形品との位置合わせ精度を高めることができる。
【0045】
予備成形の方法としては、圧空成形法、液圧成形法、型プレス成形法、ラバープレス成形法を用いるのが好ましい。これらの予備成形方法は加飾シート1の成形に適しており、また、成形に伴う基体シート2の伸びによる図柄層3の変形を極力抑えることができる。なお、予備成形において加熱を行うと、基体シート2だけではなく図柄層3も軟化するために、局所的な伸びに追従しやすい状態になると考えられる。また、加熱軟化の要素の大きい真空成形法などによって加飾シート1を予備成形すると、保護シート6も軟化し、予備成形後に図柄層3からの剥離が困難になるおそれがある。したがって、この発明では、予備成形においては加飾シート1が軟化するような加熱を行わず、熱変質温度以下で予備成形を行うことが重要である。
【0046】
また、予備成形の成形圧力は、0.8MPa以上であるのが好ましい。この範囲であると予備成形用金型7を用いて成形品形状に近似した形状に加飾シート1を成形することができるようになる。0.8MPaに満たないと、加飾シート1の反発力により予備成形が不十分になるおそれがある。
【0047】
次いで、加飾シート1から保護シート6を剥離して除去する(図4参照)。
【0048】
保護シート6を除去する際、保護シート6の密着力が強固で加飾シート1の形状が崩れるようであれば、吸引治具に加飾シート1を固定した状態で保護シート6を剥離してもよい。すなわち、予備成形された加飾シート1の形状と同一形状で吸引孔を有する治具を用意し、基体シート2側が治具に接するようにシートを配置し、加飾シート1を吸引固定した後、保護シート6を剥離するようにすれば、予備成形した形状が崩れるのを防ぐことができる。
【0049】
次いで、加飾シート1を金型内に設置し、金型内に溶融樹脂を射出して、加飾シート1と樹脂とが一体化した成形品を得る(図5〜6参照)。
【0050】
まず、加飾シート1の基体シート2側が金型のキャビティ面に接するように加飾シート1を金型内に配置する。必要に応じて、加飾シート1を真空吸引および/または圧空により、金型のキャビティ面に密着させる。
【0051】
次に、成形用金型8を型締めし、金型内に溶融樹脂を射出する(図5参照)。
【0052】
溶融樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニアリング樹脂や、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を使用することもできる。さらに、ガラス繊維や無機フィラーなどの補強材を添加した複合樹脂も使用できる。
【0053】
金型を型開きすれば、加飾シート1と成形樹脂9とが一体化した成形品を得ることができる(図6参照)。
【0054】
この発明では、基体シート2として熱変質温度以下で成形可能なものを用い、熱変質温度以下で予備成形するため、予備成形時の加熱によって加飾シート1がドローダウン状態になることがなく、図柄の位置精度が損なわれることがない。また、熱変質温度以下で予備成形を行うため、予備成形時に加飾シート1を物理的応力で変形させることになるが、保護シート6によって図柄層3が覆われているため、図柄層3が損傷するおそれがないものとなる。
【0055】
【実施例】
厚さ150μmのポリプロピレンフィルムを基体シートとし、その片面にコロナ処理を施して密着性が高くなるようにし、その上にウレタン系インキを用いてスクリーン印刷法により厚さ8μmの印刷パターンを形成して図柄層とし、その上にビニル系無着色接着層をスクリーン印刷法で全面に厚さ4μmで形成した。
【0056】
厚さ50μmのポリエチレンフィルムを保護シートとし、その片面にアクリル系粘着層を設け、粘着層面が基体シートの接着層面と接するようにしてラミネーターのロール間に通して保護シートの積層を行い、加飾シートを得た。なお、この実施例で用いた基体シートの熱変質温度は80℃であり、保護シートの剥離荷重は2N/mであった。
【0057】
加飾シートを、熱変質温度以下である40℃の雰囲気下で、1MPaの圧力で圧空成形を行い、三次元形状に予備成形した。
【0058】
次いで、予備成形した加飾シートを成形品形状に打ち抜いて周囲の余分な部分を除去した後、保護シートを剥離して除去した。
【0059】
次いで、射出成形用金型に加飾シートを装着し、型締めの後、ABS樹脂を射出し、成形同時加飾成形品を得た。
【0060】
このようにして得た成形同時加飾成形品は、成形品と図柄層の位置ずれがなく、また、図柄層にパターンの歪みやクラックなどの外観不良がない美麗なものであった。
【0061】
【発明の効果】
この発明は、前記した構成からなるので、次のような効果を有する。
【0062】
この発明の成形同時加飾成形品の製造方法は、熱変質温度以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層されている加飾シートを、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形し、次いで加飾シートから保護シートを剥離して除去し、次いで加飾シートを成形用金型内に設置し、加飾シートの図柄層側の面に溶融樹脂が接するように金型内に溶融樹脂を射出し、加飾シートと樹脂とが一体化した成形品を得るように構成したので、予備成形において加熱に依存せず熱変質温度以下において予備成形するため、加飾シートが不均一に伸びることがなく、図柄層のパターンと成形品形状との位置合わせを精度よく行うことができる。また、保護シートの存在により、図柄層にクラックが生じたり図柄層が剥がれたりすることを防ぐことができる。
【0063】
また、この発明の加飾シートは、熱変質温度以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層されるように構成したので、比較的低温で加飾シートの予備成形を行うことができ、予備成形時に図柄層にクラックが生じたり図柄層が剥がれたりしないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法に用いる加飾シートの一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図3】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図4】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図5】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図6】この発明の成形同時加飾成形品の製造方法により得た成形同時加飾成形品の一実施例を示す断面図である。
【図7】基体シートの引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置を示す斜視図である。
【図8】引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置の試験片を固定する部分を示す平面図である。
【図9】引張破断強度および破断時の伸び率を測定する装置の試験片を固定する部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 加飾シート
2 基体シート
3 図柄層
4 接着層
5 粘着層
6 保護シート
7 予備成形用金型
8 成形用金型
9 成形樹脂
10 成形同時加飾成形品
20 試験片
21 ネジ
22 チャック
23 チャック
24 可動部材
Claims (10)
- 熱変質温度(JIS K7127−1989の測定方法に基づいて引張試験を実施したときのヤング率が25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度)以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層されている加飾シートを、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形し、次いで加飾シートから保護シートを剥離して除去し、次いで加飾シートを成形用金型内に設置し、加飾シートの図柄層側の面に溶融樹脂が接するように金型内に溶融樹脂を射出し、加飾シートと樹脂とが一体化した成形品を得ることを特徴とする成形同時加飾成形品の製造方法。
- 予備成形の方法が、圧空成形法、液圧成形法、型プレス成形法、ラバープレス成形法のいずれかである請求項1記載の成形同時加飾成形品の製造方法。
- 予備成形の成形圧力が0.8MPa以上である請求項1〜2のいずれかに記載の成形同時加飾成形品の製造方法。
- 基体シートが、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シートの試験片をチャック間距離150mm、標線間距離100mmで固定し、試験片の一端を200mm/分の一定速度で荷重をかけて引張試験を実施したときの破断時の伸び率が50%以上である請求項1〜3のいずれかに記載の成形同時加飾成形品の製造方法。
- 保護シートが、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂またはフッ素系樹脂からなる請求項1〜4のいずれかに記載の成形同時加飾成形品の製造方法。
- 基体シートと保護シートとの剥離荷重が1〜50N/mである請求項1〜5のいずれかに記載の成形同時加飾成形品の製造方法。
- 熱変質温度(JIS K7127−1989の測定方法に基づいて引張試験を実施したときのヤング率が25℃の環境温度下でのヤング率の80%となる温度)以下で成形可能な基体シートの一面に図柄層が形成され、図柄層の上に成形可能な保護シートが全面的に剥離可能なように積層され、熱変質温度以下で成形品の外形に近似する形状に予備成形され、前記保護シートが剥離された後に、前記基体シートの前記図柄層側の面に樹脂が一体化される、加飾シート。
- 基体シートが、熱変質温度の試験環境下において、幅20mm、厚さ0.1〜0.3mmの基体シートの試験片をチャック間距離150mm、標線間距離100mmで固定し、試験片の一端を200mm/分の一定速度で荷重をかけて引張試験を実施したときの破断時の伸び率が50%以上である請求項7記載の加飾シート。
- 保護シートが、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂またはフッ素系樹脂からなる請求項7〜8のいずれかに記載の加飾シート。
- 基体シートと保護シートとの剥離荷重が1〜50N/mである請求項7〜9のいずれかに記載の加飾シート。
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