JP4475797B2 - キースイッチ用部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タッチパネル式キースイッチに関し、詳しくは、車載用電気機器等の省スペース設計が要求されるタッチパネル式キースイッチに組み込まれるキースイッチ用部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のタッチパネル式キースイッチとして、図8又は図9に示したように、車用のヒータ、ライト及び曇り防止装置やナビゲータ、MDコンポ又はCDコンポ等の電気機器40に取り付けられた1つ1つの操作キー41について、その操作キー41の内部に接点部材(図示せず)を組み込むと共に、印刷等の手段によりその操作キー41の操作面42に1つのスイッチ機能表示43がなされ、その表示された機能のみが実行できるいわゆる単機能キー方式のものを複数並列して配置されているものがあったが、取付スペースが大きくなるといった難点があった。
【0003】
また、他のタッチパネル式キースイッチとしては、図10に示したように、複数のスイッチ機能表示43,43,43,・・・が可能な液晶表示板44の上の全面に透明のタッチパネル45を取り付け、このタッチパネル45を通して見える液晶表示板44の複数のスイッチ機能表示の内の1つのスイッチ機能表示43箇所に対応したタッチパネル45の特定箇所46を指47やプラスチック製ペンで押し下げることで、その表示された機能のみが実行できる多機能キー方式のものがあった。
【0004】
この多機能キー方式のタッチパネル式スイッチでは、タッチパネル45が二重構造となっており、図10に示したように、たとえば目的のスイッチ機能表示43に対応するタッチパネル45の特定箇所46を指47で押し下げることで、その特定箇所46に当たる上部薄板45aの押圧された箇所が、僅かに下方に変形し撓むことにより、上部薄板45aに形成された可動接点45bと下部薄板45c上の固定接点45dとが接触し電気的に導通されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の単機能キー方式又は多機能キー方式のタッチパネル式キースイッチは、軽く触れることでスイッチが働き、かつ表示の切替、照明の点・消灯又は音声等によってそのスイッチに対応した電気機器等の入切を知らせるようになっている。しかしながら、操作した者の指に操作感が得らるものではなかった。さらに、従来のタッチパネル式スイッチは、固定接点として酸化インジウム膜を使用していたため、湿度等の環境条件の変化に伴う誤動作が生じることもあった。
【0006】
また、従来の液晶表示板を使用した多機能キー方式のタッチパネル式キースイッチでは、省スペースの点で優れているが、反対に1つのスイッチ機能に割り振られる大きさが限られ、多くの操作スイッチが並んでいる場合には、視認性及び操作感が劣るため、誤操作の原因ともなり操作する者に不快感を与えることとなっていた。
【0007】
この発明は、以上のような従来のタッチパネル式キースイッチの問題点を解決するため、操作時に明確な操作感を発生させると共に、1つのパネルに複数の機能を持たせた場合であっても単機能キーと同様の視認性と操作感を得ることができるようにしたタッチパネル式キースイッチのキースイッチ用部材を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
係る課題を達成するため、請求項1に記載の発明は、特定のスイッチ機能を表示することのできる液晶表示板と、該液晶表示板の上部に配置された透光性を有する押圧板とを有し、該押圧板を押圧することによって前記特定のスイッチ機能に対応した電気回路を入切できるようにしたキースイッチにおいて、前記押圧板は、固定基板上の前記液晶表示板と前記液晶表示板の外側に配置した前記固定基板上の固定接点と、該固定接点と接触することができる逆椀状の導電性バネ部材とを密閉状態に覆う弾性を有する支持部材を介して前記固定基板上に配置され、前記支持部材は、前記押圧板の内表面全面を支持する天面と、該天面と反対側の開口部と、該開口部から外方に延出した鍔部と、前記天面と前記鍔部とを繋ぐ前記天面及び鍔部の肉厚より薄い外側に湾曲した形状の立ち上がり部とを有し、前記押圧板を押圧した際に前記支持部材が弾性変形して前記押圧板を全体として下降し押圧を解除することによって前記押圧板が元の位置に復元することができるようにすると共に、前記押圧板を押圧した際に発生する前記支持部材内の空気圧の上昇時には、前記湾曲した形状の立ち上がり部が膨張して空気の移動を吸収するようにしたことを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記湾曲した形状の立ち上がり部に蛇腹状の空気逃げ部を形成したことを特徴としている。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記支持部材の一部に前記押圧板の外表面から突出する突出部を形成し、前記押圧板の押圧を解除した際に、前記突出部が前記押圧板の外表面に先行して前記キースイッチ用部材が組み込まれる収納ケースに当接するようにしたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図1乃至図7によって説明する。
【0014】
[発明の実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に係るキースイッチ用部材を収納ケースに組み込んだ状態の要部断面図である。
【0015】
液晶表示板1は、固定基板2の上に設置された接続コネクタ3に接続され、固定基板2と間隔を置いて平行に配置されて、その上部周縁及び側面を金属枠4で覆うようにして固定基板2に固定されている。液晶表示板1には、予め設定された各種スイッチ機能に応じた機能表示が行われるようになっている。
【0016】
液晶表示板1の上部には、所定間隔を置いて透光性を有する押圧板5が固定基板2と平行に配置されている。押圧板5の上部周縁は、押圧力が作用しない状態では、キースイッチ用部材6を収納する収納ケース7の内面に密着した状態にあり、押圧板5の下面は、弾性を有する材料で形成された支持部材8によって支持されている。
【0017】
支持部材8は、開口部を下に向けた略箱形をしており、液晶表示板1の周囲と上面とを覆うようにして、開口部から外方に延出した鍔部9が収納ケース7の固定片10と固定基板2との間に挟み込まれて固定基板2に固定されているので、液晶表示板1が納められた支持部材8の内部は密閉状態にある。
【0018】
支持部材8用の原料と押圧板5用の原料については、互いに強固に一体化できる材料の組み合わせを選択し、射出成形若しくは注型成形と圧縮成形との併用等によって一体成形してもよい。一体成形しない場合若しくは材質同士のマッチング上一体成形が難しい場合は、押圧板5と支持部材8とを接着剤で固着してもよい。
【0019】
実施の形態1では、押圧板5の押圧操作部11を押圧板5の一側に限定した例を示しており、その押圧操作部11の下面に当たる支持部材8には、液晶表示板1の外側の近くに可動接点部材12が設けられている。可動接点部材12は、支持部材8の天面13から下方に延出させた柱体14とこの柱体14の先端に固着した弾性変形可能な導電性バネ部材15とからなっている。
【0020】
導電性バネ部材15は、柱体14の外径より大きな外径を有する逆椀状をしており、その円形先端部16が固定基板2に接触し、他方、導電性バネ部材15の中央部17は固定基板2から離れている。そして、導電性バネ部材15の中央部17に対向した固定基板2の上面には、押圧操作部11を透して見える液晶表示板1に表示されているスイッチ機能の表示内容に対応した電気回路の固定接点18が設けられている。
【0021】
支持部材8の天面13の上部には、押圧板5の外表面から突出する突出部19が形成されており、押圧板5の押圧操作が繰り返された場合に、突出部19が押圧板5の外表面に先行して収納ケース7の内面に当接するようにしている。
【0022】
次に、この発明の実施の形態1に係るキースイッチ用部材の作用について説明する。
【0023】
実施の形態1に係るキースイッチ用部材6を組み込んだタッチパネル式キースイッチ21のスイッチ機能は、液晶表示板1に表示されており、その表示内容は押圧板5を透して見えている。そこで、このタッチパネル式キースイッチ21を操作する者が押圧板5の押圧操作部11を指47で下方に押し下げると、押圧操作部11の反対側に当たる支持部材8の天面13の角部21aを支点として押圧操作部11が下降し、押圧板5が全体として一方に傾く。これに伴い、可動接点部材12が下降して導電性バネ部材15の円形先端部16が固定基板2に接触したままその中央部17が下降していき、ついには固定基板2の固定接点18と接触することとなる。
【0024】
ここで、導電性バネ部材15の中央部17が固定基板2の固定接点18に接触する直前で、導電性バネ部材15の逆椀状の湾曲の向きが反転し、その際に急激に押圧力が低下する。この押圧力が急激に低下する瞬間に、スイッチを操作する者はクリック感を感じることとなる。そして、更に押圧力を加えると、導電性バネ部材15の中央部17が固定基板2の固定接点18に接触するため、再び押圧力が高くなるに伴い固定基板2からの反力を感じるため、それ以上押圧力を加えることなく押圧操作を終了する。
【0025】
そして、押圧操作を終了する直前の可動接点部材12が固定接点18に接触した時点で、これに対応した電気回路が入り、目的の電気機器等の機能が実現される。その後、押圧板5を押圧して、再び可動接点部材12が固定接点18に接触した時点で、今度はこれに対応した電気回路が切れ、目的の電気機器等の機能が終了する。
【0026】
クリック感発生手段としては、導電性バネ部材15に限らず、支持部材8の可動接点部材12側の天面13の角部21b近傍に薄肉部22を形成し、この薄肉部22の弾性復元力を利用することでもよい。
【0027】
押圧操作を終了すると、導電性バネ部材15及び支持部材8の弾性復元力により、押圧板5は元の位置に戻る。この際、弾性を有する軟質材料である突出部19が押圧板5の外表面に先行して硬質材料である収納ケース7の内面に当接することになるため、当接時の衝撃音を発生することなく押圧板5の上面縁部が収納ケース7に密接した初期の位置に復帰できる。
【0028】
実施の形態1では、液晶表示板1と導電性バネ部材15とを密閉状態に覆う形態としているため、液晶表示板1と導電性バネ部材15及び固定接点18に塵埃が触れることがなく確実なスイッチ機能が保証される。
【0029】
[発明の実施の形態2]
以下、この発明の実施の形態2に係るキースイッチ用部材について図2乃至図7によって説明する。
【0030】
図2は、この発明の実施の形態2に係るキースイッチ用部材を収納ケースに組み込んだ押圧状態の要部断面図である。図3は、この発明の実施の形態2に係るキースイッチ用部材を電気機器等に組み込んだ状態の要部平面図である。
【0031】
実施の形態2では、液晶表示板1に複数のスイッチ機能を表示し、この複数のスイッチ機能に対応する支持部材8の部位にそれぞれ独立した導電性バネ部材15をクリック感発生手段として使用している。
【0032】
支持部材8の各々のスイッチ機能部位が独立して上下動させるために、支持部材8の隣り合うスイッチ機能部位との境界部分23に当たる天面13と立ち上がり部24とを予め薄肉に形成しておくことがよい。
【0033】
これにより、押圧板5は、指47で押し下げた押圧操作部11側の端部を最も低い位置として全体に傾くことになるが、図2に示したように、押圧した箇所の支持部材8の部位が他の部位に比べて際だった挙動をすることとなり、これに対応した導電性バネ部材15のみが固定接点18に接触できることとなる。
【0034】
押圧板5を元の位置へ復元させるための付勢力は、支持部材8の弾性復元力を主として採用し、導電性バネ部材15をクリック感発生手段として使用する場合には、支持部材8の立ち上がり部24を薄肉に形成する。図2の実線で示したように、押圧板5が押し下げられた際に、この立ち上がり部24が外方に張り出すように変形し、押圧板5への押圧力が解除された際に、その変形がなくなり元の形状に復元するように設定する。
【0035】
以下、実施の形態2の変形例について、図4乃至図6に従って説明する。
【0036】
実施の形態2の変形例では、押圧操作部11を押圧操作した場合に、この押圧操作部11の降下に伴い、略密閉状態のキースイッチ用部材の内部の空気圧変化を吸収する方法を提案する。
【0037】
まず、キースイッチ用部材の内部の空気圧変化吸収のメカニズムを具体的にあげて詳述する。
【0038】
例えば、30mm×50mmの押圧操作部11を保つスイッチの支持部材8の非押圧状態位置を基準点とし、押圧によりそこから1mm下方に押し下げられる状況を想定した場合、1.5cc(1mm×50mm×30mm=1500mm)の空気が圧縮されることになる。ところで、一般的に、人間がスイッチ釦を押圧する場合、その操作に要する時間は0.4秒程度である。この押圧動作により圧縮された空気を仮に立ち上がり部24に、例えば空気孔を設けてキースイッチ用部材の外部に放出するようにした場合、圧縮された空気が空気孔を介し外部に移動するスピードが操作スピードに間に合わなくなり、押圧時に違和感を感じることになる。また、押圧操作部11が初期の状態に復帰するには同様に0.4秒程度であるが、空気孔を介しスイッチ内に移動する空気のスピードが遅れ、入力操作をリズミカルに行い難いといった不利がある。そのため、実施の形態2では、押圧板5の押圧操作部11を少なくとも2方向に設けることにより対処している。なお、空気孔に代えてスリットを設けてもよいが、空気孔同様に異物混入によるスイッチの誤動作及び視認性悪化に注意が必要である。
【0039】
そこで、実施の形態2の変形例では、図4乃至図6に示したように、密閉された空間内の圧力差を無理なく吸収するように空気逃げ部を設けることでこの問題を解決している。
【0040】
その具体的手法は様々であるが、例えば、図4に示したものでは、押圧操作部11の端部に連続して設けられている立ち上がり部24全体をいわば空気逃げ部25とする方法である。この場合、立ち上がり部24の形状は外側に湾曲した形状とし、空気圧の上昇時にはこの湾曲形状の立ち上がり部24全体が膨張して、空気の移動を吸収することになる。この方法では、その立ち上がり部24の素材上の特性(弾性率、伸び率等が重要なファクターであるが、この発明では簡略的にショアAゴム硬度で評価している)や厚みが良好操作感を確保するためのキーポイントとなることがわかっている。つまり、立ち上がり部24全体を空気逃げ部25とした場合は、この部位のゴム硬度は柔らかいほど良好で、かつこの部位の断面厚みが薄いほど好ましい。
【0041】
具体的には、0.15mm以下、好ましくは0.1mm以下がよい(このゴム成形体用材料として好適なゴム硬度の下限値はショアA硬度25度、また加工限界から厚みの下限値は0.05mmとする)。
【0042】
また、設計上の理由で立ち上がり部24を湾曲状にできない場合は、局所的に空気逃げ部25を設けてもよい。この場合は、立ち上がり部24の一部を薄肉化し、かつその部位を外に向けて膨出可能なようにしたものとする。無論、立ち上がり部24を湾曲状とし、かつ前述のような局所的に空気逃げ部25を併用配設してもよい。
【0043】
その他、図5に示したように、立ち上がり部24の全体若しくは一部を蛇腹状の空気逃げ部25とすることでも、この部位を空気逃げ部25として利用できる。このような工夫をした場合には、立ち上がり部24のゴム硬度がショアA硬度60度程度、かつ断面厚みが0.2mm程度であっても十分に空気圧吸収が可能である。
【0044】
また、図6に示したように、弾性変形する湾曲状の立ち上がり部24の下方の鍔部9に溝26を設け、この鍔部9に外部と連通する空気孔27を設けてもよい。この場合、空気孔27から異物が入り込まないように、市販の綿製ガーゼ等によるフィルタ28を接着させることが望ましい。
【0045】
なお、図7に示したように、空気孔27として設ける孔に防塵対策を施さない場合は、異物が入り込みにくい立ち上がり部24中央部の位置に空気孔を配置することが望ましい。
【0046】
以上のような変形例を採用することにより、立ち上がり部24がより変形し易くなるため、空気圧の変化による操作感の悪化が防止できると共に、操作感の微妙な調整が可能となる。また、空気孔やスリットに代えて薄肉状又は蛇腹状等の空気逃げ部25を設けた場合には、外部との空気の出入がないため、異物混入等による固定接点18の損傷による誤動作や押圧板5から透して見えるスイッチ機能の表示部へ異物の影が生じるようなことがない。
【0047】
実施の形態2及びその変形例のその他の構成及び作用は、実施の形態1と同様であり、同じ構成には同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0048】
なお、実施の形態1及び実施の形態2では、回路の入切を行うスイッチ機能部として固定基板2の固定接点18と導電性バネ部材15を採用した可動接点部材12との組み合わせからなる構造を採用した例を示しているが、この発明に係るキースイッチ用部材はこれに限らず、回路の入切を行うスイッチ機能をユニット化したいわゆるメカスイッチを採用してもよいことは勿論である。
【0049】
[実施例]
以下、この発明の実施の形態に係るキースイッチ用部材を使用した予備試験と成形品としての実施例について説明する。
【0050】
(予備試験1)
長さLを4.5mmの立ち上がり部24が30mm×50mmの支持部材8の天面13の端部に設けられているキースイッチ用部材6(但し、支持部材8の厚さtとゴム硬度は変化させている)を様々に作製し、押圧時の移動量を1mmとして、押圧状態開放時の復帰状態を確認した。この時、立ち上がり部24の長さLを4.5mmに設定したのは、押圧操作部11の下方に組み込まれる液晶表示板1の表示部の厚さが最低0.3mm程度必要であり、これを固定する金属枠4の厚さ0.3mmを考慮し、しかも押圧時に発生する空気圧の変位を吸収できる最小値としたからである。勿論、スペース的問題がなく長く設定したための立ち上がり部24同士の摩擦抵抗を伴わない限り、立ち上がり部24の長さLは長い方が無理なく空気圧の変動を吸収できることは言うまでもない。
【0051】
具体的には、3人の観察者が実際に押圧板5を押圧し、その復帰状態を観察し、「復帰が速くて良好、押圧に違和感なし」と3人全員が感じた場合を○とし、1人でも「遅い、違和感がある」と感じた人がいた場合を×とした。なお、ここでは、あくまでも簡易的な確認をするために、逆椀状の導電性バネ部材15は組み込まずに行った。
【0052】
その結果、表1に示したとおり、ショアA硬度50度では、操作時に違和感があり復帰にも時間がかかり、ゴム硬度をショアA硬度30度〜40度とした場合には、0.15mmでも良好な結果となることがわかった。
【0053】
なお、ショア硬度60度の材料については、意図的に0.2mmピッチで折り返し部分を4つ連続した蛇腹構造のもので同様な条件で確認を行ったところ、0.2mmでも十分に良好な感触かつ速い復帰動作が期待できることがわかった。
【0054】
押圧操作部11の動きに伴い空気圧が増すことにより、蛇腹形状をしていた立ち上がり部24が空気の移動により外部へ広がり、その操作を終了した際には、その蛇腹形状に戻るといった動きを繰り返すことで操作感に支障を与えることなく密閉形態を実現することができると推定した。
【0055】
【表1】
Figure 0004475797
【0056】
(実施例1)
規定の形状に加工された金型を射出成形機150トン(日精樹脂工業(株))に組み込み、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製)で射出成形し押圧板5を形成した。
【0057】
次に、上方の金型を移動させ、最終形状(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時の立ち上がり部24の仕様は、図6に示したように、弾性変形する湾曲状の立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.1mm、ショアA硬度40度とした。また、立ち上がり部24の下方の鍔部9に幅5mm、高さ0.5mmの溝26を設け、長軸が5mm、短軸が0.5mmの長円形孔を設けて空気孔27とした。
【0058】
型閉めが完了したところで、ポリカーボネート樹脂と自己接着性のあるシリコーンゴム・液状シリコーンゴムKE−1940(信越化学工業(株)製)を金型内に充填し、成形温度150℃にて30秒間加熱加圧し一体化し、金型から取り出し、仕上げとして外周部に残されたバリを取り除いた。
【0059】
なお、図6に示したように、空気孔27から異物が入り込まないように、市販の綿製ガーゼ28にシリコーンオイルKF−96(信越化学工業(株)製)をスプレー塗布し撥水性を持たせた後、1液型RTVゴムKE−45(信越化学工業(株)製)接着剤を空気孔27の形状に合わせ塗布した後、接着させた。その後、24時間放置して完全乾燥させた。
【0060】
柱体14の部分の下方に組み込まれる固定基板2との電気的スイッチングを行えるように導電性接点として、導電性インクEC−DJ500(ライオンアクゾ(株)製)をケロシン溶液にて任意の倍率に希釈し柱体14の先端部分にシルクスクリーン法にて塗布した後、12時間放置し硬化させてキースイッチ用部材6を得た。
【0061】
そこで、この得られたキースイッチ用部材13を厚さ2mmの固定基板2に金属枠4を使用して固定し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の下方への移動量は0.8mmであった。
【0062】
測定の結果、密閉状態を開放した場合との押圧時の最大荷重の変化は5grであり、指の感触においては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0063】
(実施例2)
規定の形状に加工された金型を150トン射出成形機(日精樹脂工業(株))に組み込み、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製)で射出成形し押圧板5を形成した。
【0064】
次に、上方の金型を移動させ、最終形状(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時の立ち上がり部24の仕様は実施例1と同様に湾曲状の立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.1mm、ショアA硬度40度とした。
【0065】
型閉めが完了した所で、ポリカーボネート樹脂と自己接着性のある液状シリコーンゴムKE−1940(信越化学工業(株)製)を金型内に充填し、成形温度150℃にて30秒間加熱加圧し一体化し、金型から取り出し、仕上げとして外周部に残されたバリを取り除いた。
【0066】
次に、柱体2の部分に接着剤737(ダウ・コーニング社製)を2mgディスペンサーにて塗布し治具上に配列させた逆椀状の導電性バネ部材15(SUS301)を組み込み、24時間放置し接着剤を完全硬化させ、キースイッチ用部材6を得た。
【0067】
そこで、この得られたキースイッチ用部材を厚さ2mmの固定基板1に金属枠4を使用して固定し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の下方への移動量は0.8mmであった。
【0068】
測定の結果、密閉状態を開放した場合との押圧時の最大荷重の変化は5grであり、指の感触においては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0069】
(実施例3)
規定の形状に加工された金型を150トン射出成形機(日精樹脂工業(株))に組み込み、ポリプチレンテレフタレート樹脂・ノバデュール(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製)で射出成形し押圧板5を形成した。
【0070】
次に、上方の金型を移動させ、最終形状(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時の立ち上がり部24の仕様は、図5に示したように、立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.1mm、ショアA硬度40度とし、湾曲状の立ち上がり部24の中央部に長さ2mmの折り返し部分を4つ連続した厚さt=0.15mmの蛇腹状の空気逃げ部25を設けた。
【0071】
型閉めが完了した所で、ポリエステル樹脂と自己接着性のある液状シリコーンゴムKE−1940(信越化学工業(株)製)を金型内に充填し、成形温度150℃にて30秒間加熱加圧し一体化し、金型から取り出し、仕上げとして外周部に残されたバリを取り除いてキースイッチ用部材6を得た。
【0072】
そこで、厚さ2mmの固定基板1上にタクトスイッチ(SMT Type260gr荷重設定:アルプス電気(株)製)を組み込み、この得られたキースイッチ用部材を金属枠4で固定基板1に固定し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の下方への移動量は1mmであった。
【0073】
測定の結果、密閉状態を開放した場合との押圧時の最大荷重の変化は8grであり、指の感触においては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0074】
(実施例4)
規定の形状に加工された金型に、不飽和ポリエステル樹脂・ポリライト8400(大日本インキ化学工業(株))100重量部数に対し、ビニルモノマー・ダイソーダップモノマー(ダイソー(株)製)40重量部数、エポキシ樹脂・エポライト303(三井サイアナミッド(株)製)40重量部数、メラミン樹脂・サイメル303(三井サイアナミッド(株)製)15重量部数、ラジカル硬化剤・ナイパーB0(日本油脂(株)製)0.5重量部数、酸性触媒・キャタリスト4040(三井サイアナミッド(株)製)を攪拌機にて30分攪拌し、規定量をディスペンサーにて注入した。立ち上がり部24を形成する弾性材として、シリコーンゴムコンパウンドKE−951U(信越化学工業(株)製)100重量部数にラジカル反応硬化剤・パーヘキサ3M(日本油脂(株)製)1重量部数を混練ロールにて混練した後、所定の厚さにシーティングし裁断して、金型にセットする。その後、150トンプレスにて130℃で5分間加圧加熱成形し、一体化されたキースイッチ用部材6を得た。
【0075】
この時の立ち上がり部24の仕様は、湾曲状の立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.15mm、ショアA硬度40度とし、湾曲状の立ち上がり部24の中央部に長さ2mmの折り返し部分を4つ連続した厚さt=0.15mmの蛇腹状の空気逃げ部25を設けた。仕上げとして外周部に残されたバリを取り除いた。
【0076】
そこで、厚さ2mmの固定基板1上にタクトスイッチ(SMT Type260gr荷重設定:アルプス電気(株)製)を組み込み、この得られたキースイッチ部材を金属枠4で固定基板1に固定し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の下方への移動量は1mmであった。
【0077】
測定の結果、密閉状態を開放した場合との押圧時の最大荷重の変化は8grであり、指の感触においては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0078】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載された発明によれば、支持部材は、押圧板の内表面全面を支持する天面と、該天面と反対側の開口部と、該開口部から外方に延出した鍔部と、天面と鍔部とを繋ぐ天面及び鍔部の肉厚より薄い外側に湾曲した形状の立ち上がり部とを有し、押圧板を押圧した際に支持部材が弾性変形して押圧板を全体として下降し押圧を解除することによって押圧板が元の位置に復元することができるようにすると共に、押圧板を押圧した際に発生する支持部材内の空気圧の上昇時には、湾曲した形状の立ち上がり部が膨張して空気の移動を吸収するようにしたので、外側に湾曲した形状の立ち上がり部が容易に変形することで空気圧の変化による操作感の悪化が防止できるとともに、立ち上がり部の肉厚とゴム硬度の変更により操作感の微妙な調整が可能となる。
【0079】
請求項2に記載された発明によれば、湾曲した形状の立ち上がり部に蛇腹状の空気逃げ部を形成したので、押圧板を押圧した際に発生する支持部材内の空気圧の上昇時には、蛇腹状の空気逃げ部がより効果的に膨張して空気の移動を吸収することができるから、立ち上がり部自体の肉厚を請求項1の構成のものより大きくすることができる。
【0080】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、支持部材の一部に押圧板の外表面から突出する突出部を形成し、押圧板の押圧を解除した際に、突出部が押圧板の外表面に先行してキースイッチ用部材が組み込まれる収納ケースに当接するようにしたので、硬質材料の収納ケースに軟質の弾性材料である突出部が当接するため、当接時の衝撃音を発生することない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るキースイッチ用部材を収納ケースに組み込んだ状態の要部断面図である。
【図2】同実施の形態2に係るキースイッチ用部材を収納ケースに組み込んだ押圧状態の要部断面図である。
【図3】同実施の形態2に係るキースイッチ用部材を電気機器等に組み込んだ状態の要部平面図である。
【図4】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図であり、立ち上がり部の全体を薄肉状にした例を示している。
【図5】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図であり、立ち上がり部の一部を蛇腹状にした例を示している。
【図6】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図であり、立ち上がり部の全体を薄肉状にして鍔部に空気孔を設けた例を示している。
【図7】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図であり、立ち上がり部の全体を薄肉状にしてその中央部に空気孔を設けた例を示している。
【図8】従来のタッチパネル式キースイッチが組み込まれた車用の電気機器等の外観を示した正面図である。
【図9】従来の車用の電気機器等に採用されている単機能キー方式のタッチパネル式キースイッチの外観を示した斜視図である。
【図10】従来の液晶表示板を使用した多機能キー方式のタッチパネル式キースイッチを示した要部断面図である。
【符号の説明】
1,44 液晶表示板
2 固定基板
5 押圧板
6 キースイッチ用部材
8 支持部材
12 可動接点部材
15 導電性バネ部材
18 固定接点
19 突出部

Claims (3)

  1. 特定のスイッチ機能を表示することのできる液晶表示板と、該液晶表示板の上部に配置された透光性を有する押圧板とを有し、該押圧板を押圧することによって前記特定のスイッチ機能に対応した電気回路を入切できるようにしたキースイッチにおいて、前記押圧板は、固定基板上の前記液晶表示板と前記液晶表示板の外側に配置した前記固定基板上の固定接点と、該固定接点と接触することができる逆椀状の導電性バネ部材とを密閉状態に覆う弾性を有する支持部材を介して前記固定基板上に配置され、前記支持部材は、前記押圧板の内表面全面を支持する天面と、該天面と反対側の開口部と、該開口部から外方に延出した鍔部と、前記天面と前記鍔部とを繋ぐ前記天面及び鍔部の肉厚より薄い外側に湾曲した形状の立ち上がり部とを有し、前記押圧板を押圧した際に前記支持部材が弾性変形して前記押圧板を全体として下降し押圧を解除することによって前記押圧板が元の位置に復元することができるようにすると共に、前記押圧板を押圧した際に発生する前記支持部材内の空気圧の上昇時には、前記湾曲した形状の立ち上がり部が膨張して空気の移動を吸収するようにしたことを特徴とするキースイッチ用部材。
  2. 前記湾曲した形状の立ち上がり部に蛇腹状の空気逃げ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ用部材。
  3. 前記支持部材の一部に前記押圧板の外表面から突出する突出部を形成し、前記押圧板の押圧を解除した際に、前記突出部が前記押圧板の外表面に先行して前記キースイッチ用部材が組み込まれる収納ケースに当接するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のキースイッチ用部材。
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