JP2002182831A - キースイッチ用部材 - Google Patents

キースイッチ用部材

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JP2002182831A JP2000375848A JP2000375848A JP2002182831A JP 2002182831 A JP2002182831 A JP 2002182831A JP 2000375848 A JP2000375848 A JP 2000375848A JP 2000375848 A JP2000375848 A JP 2000375848A JP 2002182831 A JP2002182831 A JP 2002182831A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 操作時に明確な操作感を発生させると共に、
1つのパネルに複数のスイッチ機能を持たせた場合であ
っても単機能キーと同様の視認性と操作感を得ることが
できるようにしたタッチパネル式キースイッチのキース
イッチ用部材を提供する。 【解決手段】 押圧板5は弾性を有する支持部材8を介
して固定基板2上に配置され、押圧板5を押圧した際に
支持部材8が弾性変形して押圧板5を全体として下降し
押圧を解除することによって押圧板5が元の位置に復元
することができるようにし、液晶表示板1の外側の固定
基板2上に逆椀状の導電性バネ部材15を配置すると共
に、支持部材8は液晶表示板1と導電性バネ部材15と
を覆う形態とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッチパネル式
キースイッチに関し、詳しくは、車載用電気機器等の省
スペース設計が要求されるタッチパネル式キースイッチ
に組み込まれるキースイッチ用部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタッチパネル式キースイ
ッチとして、図8又は図9に示したように、車用のヒー
タ、ライト及び曇り防止装置やナビゲータ、MDコンポ
又はCDコンポ等の電気機器40に取り付けられた1つ
1つの操作キー41について、その操作キー41の内部
に接点部材(図示せず)を組み込むと共に、印刷等の手
段によりその操作キー41の操作面42に1つのスイッ
チ機能表示43がなされ、その表示された機能のみが実
行できるいわゆる単機能キー方式のものを複数並列して
配置されているものがあったが、取付スペースが大きく
なるといった難点があった。
【0003】また、他のタッチパネル式キースイッチと
しては、図10に示したように、複数のスイッチ機能表
示43,43,43,・・・が可能な液晶表示板44の
上の全面に透明のタッチパネル45を取り付け、このタ
ッチパネル45を通して見える液晶表示板44の複数の
スイッチ機能表示の内の1つのスイッチ機能表示43箇
所に対応したタッチパネル45の特定箇所46を指47
やプラスチック製ペンで押し下げることで、その表示さ
れた機能のみが実行できる多機能キー方式のものがあっ
た。
【0004】この多機能キー方式のタッチパネル式スイ
ッチでは、タッチパネル45が二重構造となっており、
図10に示したように、たとえば目的のスイッチ機能表
示43に対応するタッチパネル45の特定箇所46を指
47で押し下げることで、その特定箇所46に当たる上
部薄板45aの押圧された箇所が、僅かに下方に変形し
撓むことにより、上部薄板45aに形成された可動接点
45bと下部薄板45c上の固定接点45dとが接触し
電気的に導通されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の単
機能キー方式又は多機能キー方式のタッチパネル式キー
スイッチは、軽く触れることでスイッチが働き、かつ表
示の切替、照明の点・消灯又は音声等によってそのスイ
ッチに対応した電気機器等の入切を知らせるようになっ
ている。しかしながら、操作した者の指に操作感が得ら
るものではなかった。さらに、従来のタッチパネル式ス
イッチは、固定接点として酸化インジウム膜を使用して
いたため、湿度等の環境条件の変化に伴う誤動作が生じ
ることもあった。
【0006】また、従来の液晶表示板を使用した多機能
キー方式のタッチパネル式キースイッチでは、省スペー
スの点で優れているが、反対に1つのスイッチ機能に割
り振られる大きさが限られ、多くの操作スイッチが並ん
でいる場合には、視認性及び操作感が劣るため、誤操作
の原因ともなり操作する者に不快感を与えることとなっ
ていた。
【0007】この発明は、以上のような従来のタッチパ
ネル式キースイッチの問題点を解決するため、操作時に
明確な操作感を発生させると共に、1つのパネルに複数
の機能を持たせた場合であっても単機能キーと同様の視
認性と操作感を得ることができるようにしたタッチパネ
ル式キースイッチのキースイッチ用部材を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、特定のスイッチ機能を表
示することのできる液晶表示板と、該液晶表示板の上部
に配置された透光性を有する押圧板とを有し、該押圧板
を押圧することによって前記特定のスイッチ機能に対応
した電気回路を入切できるようにしたキースイッチにお
いて、前記押圧板は弾性を有する支持部材を介して固定
基板上に配置され、前記押圧板を押圧した際に前記支持
部材が弾性変形して前記押圧板を全体として下降し押圧
を解除することによって前記押圧板が元の位置に復元す
ることができるようにし、前記液晶表示板の外側の前記
固定基板上に逆椀状の導電性バネ部材を配置すると共
に、前記支持部材は前記液晶表示板と前記導電性バネ部
材とを覆う形態としたことを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加えて、前記液晶表示板に1つのスイッチ機能
を表示し、前記支持部材の一部にクリック発生手段を設
けて、前記押圧板に1つのスイッチ機能を持たせるよう
にしたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加えて、前記液晶表示板に複数のスイッチ機能
を表示し、該複数のスイッチ機能に対応する前記支持部
材の部位にそれぞれ独立したクリック感発生手段を設け
て、前記押圧板に複数のスイッチ機能を持たせるように
したことを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記支持部材の
一部に空気逃げ部を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1つに記載の構成に加えて、前記支持部材の
一部に前記押圧板の外表面から突出する突出部を形成
し、前記押圧板の押圧を解除した際に、前記突出部が前
記押圧板の外表面に先行して前記キースイッチ用部材が
組み込まれる収納ケースに当接するようにしたことを特
徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1乃至図7によって説明する。
【0014】[発明の実施の形態1]図1は、この発明
の実施の形態1に係るキースイッチ用部材を収納ケース
に組み込んだ状態の要部断面図である。
【0015】液晶表示板1は、固定基板2の上に設置さ
れた接続コネクタ3に接続され、固定基板2と間隔を置
いて平行に配置されて、その上部周縁及び側面を金属枠
4で覆うようにして固定基板2に固定されている。液晶
表示板1には、予め設定された各種スイッチ機能に応じ
た機能表示が行われるようになっている。
【0016】液晶表示板1の上部には、所定間隔を置い
て透光性を有する押圧板5が固定基板2と平行に配置さ
れている。押圧板5の上部周縁は、押圧力が作用しない
状態では、キースイッチ用部材6を収納する収納ケース
7の内面に密着した状態にあり、押圧板5の下面は、弾
性を有する材料で形成された支持部材8によって支持さ
れている。
【0017】支持部材8は、開口部を下に向けた略箱形
をしており、液晶表示板1の周囲と上面とを覆うように
して、開口部から外方に延出した鍔部9が収納ケース7
の固定片10と固定基板2との間に挟み込まれて固定基
板2に固定されているので、液晶表示板1が納められた
支持部材8の内部は密閉状態にある。
【0018】支持部材8用の原料と押圧板5用の原料に
ついては、互いに強固に一体化できる材料の組み合わせ
を選択し、射出成形若しくは注型成形と圧縮成形との併
用等によって一体成形してもよい。一体成形しない場合
若しくは材質同士のマッチング上一体成形が難しい場合
は、押圧板5と支持部材8とを接着剤で固着してもよ
い。
【0019】実施の形態1では、押圧板5の押圧操作部
11を押圧板5の一側に限定した例を示しており、その
押圧操作部11の下面に当たる支持部材8には、液晶表
示板1の外側の近くに可動接点部材12が設けられてい
る。可動接点部材12は、支持部材8の天面13から下
方に延出させた柱体14とこの柱体14の先端に固着し
た弾性変形可能な導電性バネ部材15とからなってい
る。
【0020】導電性バネ部材15は、柱体14の外径よ
り大きな外径を有する逆椀状をしており、その円形先端
部16が固定基板2に接触し、他方、導電性バネ部材1
5の中央部17は固定基板2から離れている。そして、
導電性バネ部材15の中央部17に対向した固定基板2
の上面には、押圧操作部11を透して見える液晶表示板
1に表示されているスイッチ機能の表示内容に対応した
電気回路の固定接点18が設けられている。
【0021】支持部材8の天面13の上部には、押圧板
5の外表面から突出する突出部19が形成されており、
押圧板5の押圧操作が繰り返された場合に、突出部19
が押圧板5の外表面に先行して収納ケース7の内面に当
接するようにしている。
【0022】次に、この発明の実施の形態1に係るキー
スイッチ用部材の作用について説明する。
【0023】実施の形態1に係るキースイッチ用部材6
を組み込んだタッチパネル式キースイッチ21のスイッ
チ機能は、液晶表示板1に表示されており、その表示内
容は押圧板5を透して見えている。そこで、このタッチ
パネル式キースイッチ21を操作する者が押圧板5の押
圧操作部11を指47で下方に押し下げると、押圧操作
部11の反対側に当たる支持部材8の天面13の角部2
1aを支点として押圧操作部11が下降し、押圧板5が
全体として一方に傾く。これに伴い、可動接点部材12
が下降して導電性バネ部材15の円形先端部16が固定
基板2に接触したままその中央部17が下降していき、
ついには固定基板2の固定接点18と接触することとな
る。
【0024】ここで、導電性バネ部材15の中央部17
が固定基板2の固定接点18に接触する直前で、導電性
バネ部材15の逆椀状の湾曲の向きが反転し、その際に
急激に押圧力が低下する。この押圧力が急激に低下する
瞬間に、スイッチを操作する者はクリック感を感じるこ
ととなる。そして、更に押圧力を加えると、導電性バネ
部材15の中央部17が固定基板2の固定接点18に接
触するため、再び押圧力が高くなるに伴い固定基板2か
らの反力を感じるため、それ以上押圧力を加えることな
く押圧操作を終了する。
【0025】そして、押圧操作を終了する直前の可動接
点部材12が固定接点18に接触した時点で、これに対
応した電気回路が入り、目的の電気機器等の機能が実現
される。その後、押圧板5を押圧して、再び可動接点部
材12が固定接点18に接触した時点で、今度はこれに
対応した電気回路が切れ、目的の電気機器等の機能が終
了する。
【0026】クリック感発生手段としては、導電性バネ
部材15に限らず、支持部材8の可動接点部材12側の
天面13の角部21b近傍に薄肉部22を形成し、この
薄肉部22の弾性復元力を利用することでもよい。
【0027】押圧操作を終了すると、導電性バネ部材1
5及び支持部材8の弾性復元力により、押圧板5は元の
位置に戻る。この際、弾性を有する軟質材料である突出
部19が押圧板5の外表面に先行して硬質材料である収
納ケース7の内面に当接することになるため、当接時の
衝撃音を発生することなく押圧板5の上面縁部が収納ケ
ース7に密接した初期の位置に復帰できる。
【0028】実施の形態1では、液晶表示板1と導電性
バネ部材15とを密閉状態に覆う形態としているため、
液晶表示板1と導電性バネ部材15及び固定接点18に
塵埃が触れることがなく確実なスイッチ機能が保証され
る。
【0029】[発明の実施の形態2]以下、この発明の
実施の形態2に係るキースイッチ用部材について図2乃
至図7によって説明する。
【0030】図2は、この発明の実施の形態2に係るキ
ースイッチ用部材を収納ケースに組み込んだ押圧状態の
要部断面図である。図3は、この発明の実施の形態2に
係るキースイッチ用部材を電気機器等に組み込んだ状態
の要部平面図である。
【0031】実施の形態2では、液晶表示板1に複数の
スイッチ機能を表示し、この複数のスイッチ機能に対応
する支持部材8の部位にそれぞれ独立した導電性バネ部
材15をクリック感発生手段として使用している。
【0032】支持部材8の各々のスイッチ機能部位が独
立して上下動させるために、支持部材8の隣り合うスイ
ッチ機能部位との境界部分23に当たる天面13と立ち
上がり部24とを予め薄肉に形成しておくことがよい。
【0033】これにより、押圧板5は、指47で押し下
げた押圧操作部11側の端部を最も低い位置として全体
に傾くことになるが、図2に示したように、押圧した箇
所の支持部材8の部位が他の部位に比べて際だった挙動
をすることとなり、これに対応した導電性バネ部材15
のみが固定接点18に接触できることとなる。
【0034】押圧板5を元の位置へ復元させるための付
勢力は、支持部材8の弾性復元力を主として採用し、導
電性バネ部材15をクリック感発生手段として使用する
場合には、支持部材8の立ち上がり部24を薄肉に形成
する。図2の実線で示したように、押圧板5が押し下げ
られた際に、この立ち上がり部24が外方に張り出すよ
うに変形し、押圧板5への押圧力が解除された際に、そ
の変形がなくなり元の形状に復元するように設定する。
【0035】以下、実施の形態2の変形例について、図
4乃至図6に従って説明する。
【0036】実施の形態2の変形例では、押圧操作部1
1を押圧操作した場合に、この押圧操作部11の降下に
伴い、略密閉状態のキースイッチ用部材の内部の空気圧
変化を吸収する方法を提案する。
【0037】まず、キースイッチ用部材の内部の空気圧
変化吸収のメカニズムを具体的にあげて詳述する。
【0038】例えば、30mm×50mmの押圧操作部
11を保つスイッチの支持部材8の非押圧状態位置を基
準点とし、押圧によりそこから1mm下方に押し下げら
れる状況を想定した場合、1.5cc(1mm×50m
m×30mm=1500mm )の空気が圧縮されるこ
とになる。ところで、一般的に、人間がスイッチ釦を押
圧する場合、その操作に要する時間は0.4秒程度であ
る。この押圧動作により圧縮された空気を仮に立ち上が
り部24に、例えば空気孔を設けてキースイッチ用部材
の外部に放出するようにした場合、圧縮された空気が空
気孔を介し外部に移動するスピードが操作スピードに間
に合わなくなり、押圧時に違和感を感じることになる。
また、押圧操作部11が初期の状態に復帰するには同様
に0.4秒程度であるが、空気孔を介しスイッチ内に移
動する空気のスピードが遅れ、入力操作をリズミカルに
行い難いといった不利がある。そのため、実施の形態2
では、押圧板5の押圧操作部11を少なくとも2方向に
設けることにより対処している。なお、空気孔に代えて
スリットを設けてもよいが、空気孔同様に異物混入によ
るスイッチの誤動作及び視認性悪化に注意が必要であ
る。
【0039】そこで、実施の形態2の変形例では、図4
乃至図6に示したように、密閉された空間内の圧力差を
無理なく吸収するように空気逃げ部を設けることでこの
問題を解決している。
【0040】その具体的手法は様々であるが、例えば、
図4に示したものでは、押圧操作部11の端部に連続し
て設けられている立ち上がり部24全体をいわば空気逃
げ部25とする方法である。この場合、立ち上がり部2
4の形状は外側に湾曲した形状とし、空気圧の上昇時に
はこの湾曲形状の立ち上がり部24全体が膨張して、空
気の移動を吸収することになる。この方法では、その立
ち上がり部24の素材上の特性(弾性率、伸び率等が重
要なファクターであるが、この発明では簡略的にショア
Aゴム硬度で評価している)や厚みが良好操作感を確保
するためのキーポイントとなることがわかっている。つ
まり、立ち上がり部24全体を空気逃げ部25とした場
合は、この部位のゴム硬度は柔らかいほど良好で、かつ
この部位の断面厚みが薄いほど好ましい。
【0041】具体的には、0.15mm以下、好ましく
は0.1mm以下がよい(このゴム成形体用材料として
好適なゴム硬度の下限値はショアA硬度25度、また加
工限界から厚みの下限値は0.05mmとする)。
【0042】また、設計上の理由で立ち上がり部24を
湾曲状にできない場合は、局所的に空気逃げ部25を設
けてもよい。この場合は、立ち上がり部24の一部を薄
肉化し、かつその部位を外に向けて膨出可能なようにし
たものとする。無論、立ち上がり部24を湾曲状とし、
かつ前述のような局所的に空気逃げ部25を併用配設し
てもよい。
【0043】その他、図5に示したように、立ち上がり
部24の全体若しくは一部を蛇腹状の空気逃げ部25と
することでも、この部位を空気逃げ部25として利用で
きる。このような工夫をした場合には、立ち上がり部2
4のゴム硬度がショアA硬度60度程度、かつ断面厚み
が0.2mm程度であっても十分に空気圧吸収が可能で
ある。
【0044】また、図6に示したように、弾性変形する
湾曲状の立ち上がり部24の下方の鍔部9に溝26を設
け、この鍔部9に外部と連通する空気孔27を設けても
よい。この場合、空気孔27から異物が入り込まないよ
うに、市販の綿製ガーゼ等によるフィルタ28を接着さ
せることが望ましい。
【0045】なお、図7に示したように、空気孔27と
して設ける孔に防塵対策を施さない場合は、異物が入り
込みにくい立ち上がり部24中央部の位置に空気孔を配
置することが望ましい。
【0046】以上のような変形例を採用することによ
り、立ち上がり部24がより変形し易くなるため、空気
圧の変化による操作感の悪化が防止できると共に、操作
感の微妙な調整が可能となる。また、空気孔やスリット
に代えて薄肉状又は蛇腹状等の空気逃げ部25を設けた
場合には、外部との空気の出入がないため、異物混入等
による固定接点18の損傷による誤動作や押圧板5から
透して見えるスイッチ機能の表示部へ異物の影が生じる
ようなことがない。
【0047】実施の形態2及びその変形例のその他の構
成及び作用は、実施の形態1と同様であり、同じ構成に
は同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0048】なお、実施の形態1及び実施の形態2で
は、回路の入切を行うスイッチ機能部として固定基板2
の固定接点18と導電性バネ部材15を採用した可動接
点部材12との組み合わせからなる構造を採用した例を
示しているが、この発明に係るキースイッチ用部材はこ
れに限らず、回路の入切を行うスイッチ機能をユニット
化したいわゆるメカスイッチを採用してもよいことは勿
論である。
【0049】[実施例]以下、この発明の実施の形態に
係るキースイッチ用部材を使用した予備試験と成形品と
しての実施例について説明する。
【0050】(予備試験1)長さLを4.5mmの立ち
上がり部24が30mm×50mmの支持部材8の天面
13の端部に設けられているキースイッチ用部材6(但
し、支持部材8の厚さtとゴム硬度は変化させている)
を様々に作製し、押圧時の移動量を1mmとして、押圧
状態開放時の復帰状態を確認した。この時、立ち上がり
部24の長さLを4.5mmに設定したのは、押圧操作
部11の下方に組み込まれる液晶表示板1の表示部の厚
さが最低0.3mm程度必要であり、これを固定する金
属枠4の厚さ0.3mmを考慮し、しかも押圧時に発生
する空気圧の変位を吸収できる最小値としたからであ
る。勿論、スペース的問題がなく長く設定したための立
ち上がり部24同士の摩擦抵抗を伴わない限り、立ち上
がり部24の長さLは長い方が無理なく空気圧の変動を
吸収できることは言うまでもない。
【0051】具体的には、3人の観察者が実際に押圧板
5を押圧し、その復帰状態を観察し、「復帰が速くて良
好、押圧に違和感なし」と3人全員が感じた場合を○と
し、1人でも「遅い、違和感がある」と感じた人がいた
場合を×とした。なお、ここでは、あくまでも簡易的な
確認をするために、逆椀状の導電性バネ部材15は組み
込まずに行った。
【0052】その結果、表1に示したとおり、ショアA
硬度50度では、操作時に違和感があり復帰にも時間が
かかり、ゴム硬度をショアA硬度30度〜40度とした
場合には、0.15mmでも良好な結果となることがわ
かった。
【0053】なお、ショア硬度60度の材料について
は、意図的に0.2mmピッチで折り返し部分を4つ連
続した蛇腹構造のもので同様な条件で確認を行ったとこ
ろ、0.2mmでも十分に良好な感触かつ速い復帰動作
が期待できることがわかった。
【0054】押圧操作部11の動きに伴い空気圧が増す
ことにより、蛇腹形状をしていた立ち上がり部24が空
気の移動により外部へ広がり、その操作を終了した際に
は、その蛇腹形状に戻るといった動きを繰り返すことで
操作感に支障を与えることなく密閉形態を実現すること
ができると推定した。
【0055】
【表1】
【0056】(実施例1)規定の形状に加工された金型
を射出成形機150トン(日精樹脂工業(株))に組み
込み、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプ
ラスチックス(株)製)で射出成形し押圧板5を形成し
た。
【0057】次に、上方の金型を移動させ、最終形状
(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射
出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時
の立ち上がり部24の仕様は、図6に示したように、弾
性変形する湾曲状の立ち上がり部24の長さL=4.5
mm、厚さt=0.1mm、ショアA硬度40度とし
た。また、立ち上がり部24の下方の鍔部9に幅5m
m、高さ0.5mmの溝26を設け、長軸が5mm、短
軸が0.5mmの長円形孔を設けて空気孔27とした。
【0058】型閉めが完了したところで、ポリカーボネ
ート樹脂と自己接着性のあるシリコーンゴム・液状シリ
コーンゴムKE−1940(信越化学工業(株)製)を
金型内に充填し、成形温度150℃にて30秒間加熱加
圧し一体化し、金型から取り出し、仕上げとして外周部
に残されたバリを取り除いた。
【0059】なお、図6に示したように、空気孔27か
ら異物が入り込まないように、市販の綿製ガーゼ28に
シリコーンオイルKF−96(信越化学工業(株)製)
をスプレー塗布し撥水性を持たせた後、1液型RTVゴ
ムKE−45(信越化学工業(株)製)接着剤を空気孔
27の形状に合わせ塗布した後、接着させた。その後、
24時間放置して完全乾燥させた。
【0060】柱体14の部分の下方に組み込まれる固定
基板2との電気的スイッチングを行えるように導電性接
点として、導電性インクEC−DJ500(ライオンア
クゾ(株)製)をケロシン溶液にて任意の倍率に希釈し
柱体14の先端部分にシルクスクリーン法にて塗布した
後、12時間放置し硬化させてキースイッチ用部材6を
得た。
【0061】そこで、この得られたキースイッチ用部材
13を厚さ2mmの固定基板2に金属枠4を使用して固
定し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー
(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧
操作部11の下方への移動量は0.8mmであった。
【0062】測定の結果、密閉状態を開放した場合との
押圧時の最大荷重の変化は5grであり、指の感触にお
いては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0063】(実施例2)規定の形状に加工された金型
を150トン射出成形機(日精樹脂工業(株))に組み
込み、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプ
ラスチックス(株)製)で射出成形し押圧板5を形成し
た。
【0064】次に、上方の金型を移動させ、最終形状
(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射
出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時
の立ち上がり部24の仕様は実施例1と同様に湾曲状の
立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.
1mm、ショアA硬度40度とした。
【0065】型閉めが完了した所で、ポリカーボネート
樹脂と自己接着性のある液状シリコーンゴムKE−19
40(信越化学工業(株)製)を金型内に充填し、成形
温度150℃にて30秒間加熱加圧し一体化し、金型か
ら取り出し、仕上げとして外周部に残されたバリを取り
除いた。
【0066】次に、柱体2の部分に接着剤737(ダウ
・コーニング社製)を2mgディスペンサーにて塗布し
治具上に配列させた逆椀状の導電性バネ部材15(SU
S301)を組み込み、24時間放置し接着剤を完全硬
化させ、キースイッチ用部材6を得た。
【0067】そこで、この得られたキースイッチ用部材
を厚さ2mmの固定基板1に金属枠4を使用して固定
し、密封状態を作り操作感触の変化をXYレコーダー
(信越ポリマー(株)製)にて確認した。この時の押圧
操作部11の下方への移動量は0.8mmであった。
【0068】測定の結果、密閉状態を開放した場合との
押圧時の最大荷重の変化は5grであり、指の感触にお
いては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0069】(実施例3)規定の形状に加工された金型
を150トン射出成形機(日精樹脂工業(株))に組み
込み、ポリプチレンテレフタレート樹脂・ノバデュール
(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製)で射
出成形し押圧板5を形成した。
【0070】次に、上方の金型を移動させ、最終形状
(立ち上がり部24を含む形状)に加工された金型を射
出成形機に残された下方の金型と組み合わせた。この時
の立ち上がり部24の仕様は、図5に示したように、立
ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=0.1
mm、ショアA硬度40度とし、湾曲状の立ち上がり部
24の中央部に長さ2mmの折り返し部分を4つ連続し
た厚さt=0.15mmの蛇腹状の空気逃げ部25を設
けた。
【0071】型閉めが完了した所で、ポリエステル樹脂
と自己接着性のある液状シリコーンゴムKE−1940
(信越化学工業(株)製)を金型内に充填し、成形温度
150℃にて30秒間加熱加圧し一体化し、金型から取
り出し、仕上げとして外周部に残されたバリを取り除い
てキースイッチ用部材6を得た。
【0072】そこで、厚さ2mmの固定基板1上にタク
トスイッチ(SMT Type260gr荷重設定:ア
ルプス電気(株)製)を組み込み、この得られたキース
イッチ用部材を金属枠4で固定基板1に固定し、密封状
態を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマ
ー(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の
下方への移動量は1mmであった。
【0073】測定の結果、密閉状態を開放した場合との
押圧時の最大荷重の変化は8grであり、指の感触にお
いては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0074】(実施例4)規定の形状に加工された金型
に、不飽和ポリエステル樹脂・ポリライト8400(大
日本インキ化学工業(株))100重量部数に対し、ビ
ニルモノマー・ダイソーダップモノマー(ダイソー
(株)製)40重量部数、エポキシ樹脂・エポライト3
03(三井サイアナミッド(株)製)40重量部数、メ
ラミン樹脂・サイメル303(三井サイアナミッド
(株)製)15重量部数、ラジカル硬化剤・ナイパーB
0(日本油脂(株)製)0.5重量部数、酸性触媒・キ
ャタリスト4040(三井サイアナミッド(株)製)を
攪拌機にて30分攪拌し、規定量をディスペンサーにて
注入した。立ち上がり部24を形成する弾性材として、
シリコーンゴムコンパウンドKE−951U(信越化学
工業(株)製)100重量部数にラジカル反応硬化剤・
パーヘキサ3M(日本油脂(株)製)1重量部数を混練
ロールにて混練した後、所定の厚さにシーティングし裁
断して、金型にセットする。その後、150トンプレス
にて130℃で5分間加圧加熱成形し、一体化されたキ
ースイッチ用部材6を得た。
【0075】この時の立ち上がり部24の仕様は、湾曲
状の立ち上がり部24の長さL=4.5mm、厚さt=
0.15mm、ショアA硬度40度とし、湾曲状の立ち
上がり部24の中央部に長さ2mmの折り返し部分を4
つ連続した厚さt=0.15mmの蛇腹状の空気逃げ部
25を設けた。仕上げとして外周部に残されたバリを取
り除いた。
【0076】そこで、厚さ2mmの固定基板1上にタク
トスイッチ(SMT Type260gr荷重設定:ア
ルプス電気(株)製)を組み込み、この得られたキース
イッチ部材を金属枠4で固定基板1に固定し、密封状態
を作り操作感触の変化をXYレコーダー(信越ポリマー
(株)製)にて確認した。この時の押圧操作部11の下
方への移動量は1mmであった。
【0077】測定の結果、密閉状態を開放した場合との
押圧時の最大荷重の変化は8grであり、指の感触にお
いては全く違和感なく操作ができることを確認した。
【0078】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、押圧板は弾性を有する支持部材
を介して固定基板上に配置され、押圧板を押圧した際に
支持部材が弾性変形して押圧板を全体として下降し押圧
を解除することによって押圧板が元の位置に復元するこ
とができるようにし、液晶表示板の外側の固定基板上に
逆椀状の導電性バネ部材を配置すると共に、支持部材は
液晶表示板と導電性バネ部材とを密閉状態に覆う形態と
したので、押圧操作時の明確な操作感が得られ、液晶表
示板と接点部分に塵埃が触れることがなく支持部材が固
定接点部を湿気から保護することができるため、スイッ
チの誤動作を生じることもない。
【0079】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加えて、液晶表示板に1つのスイッチ機能を表
示し、支持部材の一部にクリック発生手段を設けて、押
圧板に1つのスイッチ機能を持たせるようにしたので、
押圧操作時の明確な操作感が得られる。
【0080】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、液晶表示板に複数のスイッチ機能を表
示し、該複数のスイッチ機能に対応する支持部材の部位
にそれぞれ独立したクリック感発生手段を設けて、1つ
の押圧板に複数のスイッチ機能を持たせるようにしたの
で、操作感がより明確なものとなり、複数のスイッチ機
能を有するにも係らず、単機能キーと同様の視認性と操
作感を得ることができる。
【0081】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3のいずれか1つの効果に加えて、立ち上がり部が
より変形し易くなるため、空気圧の変化による操作感の
悪化が防止できると共に、操作感の微妙な調整が可能と
なる。
【0082】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか1つの効果に加えて、支持部材の一部
に押圧板の外表面から突出する突出部を形成し、押圧板
の押圧を解除した際に、突出部が押圧板の外表面に先行
してキースイッチ用部材が組み込まれる収納ケースに当
接するようにしたので、硬質材料の収納ケースに軟質の
弾性材料である突出部が当接するため、当接時の衝撃音
を発生することない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るキースイッチ用
部材を収納ケースに組み込んだ状態の要部断面図であ
る。
【図2】同実施の形態2に係るキースイッチ用部材を収
納ケースに組み込んだ押圧状態の要部断面図である。
【図3】同実施の形態2に係るキースイッチ用部材を電
気機器等に組み込んだ状態の要部平面図である。
【図4】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図で
あり、立ち上がり部の全体を薄肉状にした例を示してい
る。
【図5】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図で
あり、立ち上がり部の一部を蛇腹状にした例を示してい
る。
【図6】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図で
あり、立ち上がり部の全体を薄肉状にして鍔部に空気孔
を設けた例を示している。
【図7】図2の支持部材の立ち上がり部の要部拡大図で
あり、立ち上がり部の全体を薄肉状にしてその中央部に
空気孔を設けた例を示している。
【図8】従来のタッチパネル式キースイッチが組み込ま
れた車用の電気機器等の外観を示した正面図である。
【図9】従来の車用の電気機器等に採用されている単機
能キー方式のタッチパネル式キースイッチの外観を示し
た斜視図である。
【図10】従来の液晶表示板を使用した多機能キー方式
のタッチパネル式キースイッチを示した要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,44 液晶表示板 2 固定基板 5 押圧板 6 キースイッチ用部材 8 支持部材 12 可動接点部材 15 導電性バネ部材 18 固定接点 19 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 13/02 H01H 21/00 330C 5G035 21/00 320 23/02 A 330 G06F 3/023 310L 23/02 Fターム(参考) 2H089 HA40 5B020 CC06 GG01 5B087 AA09 CC02 CC12 DD02 5G006 AA01 AB01 AC01 AC08 AZ01 BA01 BC02 CD05 DD01 FB04 JA01 JB05 JC01 JD01 JF02 LG02 5G019 CP01 CY26 JJ10 SK20 SY01 5G035 AA18 CB04 JB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のスイッチ機能を表示することので
    きる液晶表示板と、該液晶表示板の上部に配置された透
    光性を有する押圧板とを有し、該押圧板を押圧すること
    によって前記特定のスイッチ機能に対応した電気回路を
    入切できるようにしたキースイッチにおいて、前記押圧
    板は弾性を有する支持部材を介して固定基板上に配置さ
    れ、前記押圧板を押圧した際に前記支持部材が弾性変形
    して前記押圧板を全体として下降し押圧を解除すること
    によって前記押圧板が元の位置に復元することができる
    ようにし、前記液晶表示板の外側の前記固定基板上に逆
    椀状の導電性バネ部材を配置すると共に、前記支持部材
    は前記液晶表示板と前記導電性バネ部材とを覆う形態と
    したことを特徴とするキースイッチ用部材。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示板に1つのスイッチ機能を
    表示し、前記支持部材の一部にクリック発生手段を設け
    て、前記押圧板に1つのスイッチ機能を持たせるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ用
    部材。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示板に複数のスイッチ機能を
    表示し、該複数のスイッチ機能に対応する前記支持部材
    の部位にそれぞれ独立したクリック感発生手段を設け
    て、前記押圧板に複数のスイッチ機能を持たせるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ用
    部材。
  4. 【請求項4】 前記支持部材の一部に空気逃げ部を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記
    載のキースイッチ用部材。
  5. 【請求項5】 前記支持部材の一部に前記押圧板の外表
    面から突出する突出部を形成し、前記押圧板の押圧を解
    除した際に、前記突出部が前記押圧板の外表面に先行し
    て前記キースイッチ用部材が組み込まれる収納ケースに
    当接するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1つに記載のキースイッチ用部材。
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