JP2007194127A - 防水スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】温度上昇時に動作不良が生じない防水スイッチを提供することにある。
【解決手段】防水スイッチ1は、接点開閉機構を備える器体3、及び器体3に出没方向に移動自在に設けられて接点開閉機構の操作に用いられる操作部4を備えるスイッチ本体2と、操作部4が外部へ導出された状態でスイッチ本体2が収納されるケース5とを備え、ケース5は、下面に弾性材料からなる防水カバー7を有し、防水カバー7には、操作部3が内周面に密着固定された状態で挿通される挿通孔71dを有し前記出没方向で変形する変形部71と、防水カバー7の一部をケース5の内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部72とが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水スイッチに関する。
従来から、接点開閉機構を備える器体、及び該器体に出没方向に移動自在に設けられて前記接点開閉機構の操作に用いられる操作部を備えるスイッチ本体と、弾性材料製の防水カバーを有して前記スイッチ本体が収納されるケースとを備える防水スイッチが提供されており、上記防水カバーには、操作部が内周面に密着固定された状態で挿通される挿通孔を有し、出没方向で変形する変形部が形成されている。
上記の防水スイッチでは、変形部が出没方向に変形するようになっているから、操作部を引っ張り操作した(出没方向に移動させた)際でもケースの防水性が悪化することがなく、ケース内を好適な防水環境下とすることができるようになっている。
ところで、防水スイッチのケースは、防水性を確保するためにケース内が気密に保持されているので、火災等による周囲温度の上昇によってケース内の空気の温度が上昇すると、ケース内の空気が膨張しようとし、このような空気の膨張によって弾性材料製の防水カバーがケース外方へ突出するように変形(膨出)してしまうおそれがある。
このような温度変化による影響は、特に出没方向に容易に変形するように構成されている変形部において顕著であり、膨張した空気によって変形部がケース外方へ膨出された際には、このような変形部の変形によって変形部に密着固定されている操作部が引っ張られ、これにより予期せずスイッチ本体の接点開閉機構が操作されたり、操作部が操作できなくなってしまう等の動作不良が生じていた。
つまり、従来の防水スイッチには、温度上昇(ケース内の空気の膨張)時に動作不良が生じるという問題があった。
ところで、このような防水スイッチにおいて、ケース内の空気の圧力変化による影響を低減できるものが特許文献1に開示されている。
特許文献1の防水スイッチは、接点機構を有する本体ケースと、本体ケースに出没方向に移動自在に設けられ、前記接点機構を動作させる移動子と、本体ケースの前面部に設けられ、移動子を気密に覆うゴム製の防水キャップと、本体ケースの基端部側に気密に設けられるゴム製の防水カバーとを備えており、防水カバーには、薄肉の部位からなる圧力変化吸収部が形成されている。
実開平7−25525号公報(第1図)
しかしながら、特許文献1の防水スイッチでは、温度変化ではなく移動子を移動させた際に生じる程度の圧力変化を吸収することを課題としているものであるから、このような圧力変化よりも変化の幅が非常に大きい、火災等による周囲温度の上昇に伴う空気の圧力変化及び体積変化に対しては殆ど効果を発揮せず、防水カバーに変形部とともに上記のような圧力変化吸収部を設けたとしても、上記の動作不良が生じるという問題を解決することはできなかった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、温度上昇時に動作不良が生じない防水スイッチを提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の防水スイッチの発明では、接点開閉機構を備える器体、及び該器体に出没方向に移動自在に設けられて前記接点開閉機構の操作に用いられる操作部を備えるスイッチ本体と、前記操作部が外部へ導出された状態で前記スイッチ本体が収納されるケースとを備え、前記ケースは、少なくとも一面に弾性材料からなる防水部を有し、前記防水部には、前記操作部が内周面に密着固定された状態で挿通される挿通孔を有し前記出没方向で変形する変形部と、前記防水部の一部を前記ケースの内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部とが形成されていることを特徴とする。
請求項2の防水スイッチの発明では、請求項1の構成に加えて、前記膨張空気逃げ部は、前記変形部よりも厚みが薄く形成されていることを特徴とする。
請求項3の防水スイッチの発明では、請求項1又は2の構成に加えて、前記膨張空気逃げ部と前記変形部とは、同一の防水部の同一面上に一体に形成されていることを特徴とする。
請求項4の防水スイッチの発明では、請求項1〜3のいずれか1項の構成に加えて、前記膨張空気逃げ部は、断面形状が凹凸形状に形成されていることを特徴とする。
請求項1の防水スイッチの発明は、ケース内の空気の温度が上昇し、これに伴ってケース内の空気が膨張しようとした際には、防水部の一部を前記ケースの内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部が、熱膨張した空気によってケースの外側へ突出するように反転されることによって、膨張空気逃げ部の容積に応じた分だけケースの容積が大きくなるから、膨張空気逃げ部を有していない従来例に比べてケース内の空気の圧力を小さくでき、これにより温度上昇による変形部の変形量を小さくでき、結果として温度上昇時に動作不良が生じることを防止できるという効果を奏する。
請求項2の防水スイッチの発明は、ケース内の空気が膨張した際に、変形部よりも膨張空気逃げ部のほうが先に膨出し易くなり、これによりケース内の空気の膨張による変形部の変形量をさらに小さくできるという効果を奏する。
請求項3の防水スイッチの発明は、ケースにおいて防水部を設ける部位の省スペース化を図ることができるとともに、防水部の構成を簡素化することができ、これにより組立性を向上できるという効果を奏する。
請求項4の防水スイッチの発明は、膨張空気逃げ部の断面形状を凹凸形状とすることによって膨張空気逃げ部の表面積を大きくしているから、ケース内の空気の膨張によってケースの外側の膨出された際の膨張空気逃げ部の容積を大きくでき、これによりケース内の空気の膨張による変形部の変形量をさらに小さくできるという効果を奏する。
以下、本発明の防水スイッチの実施形態について図1〜図7を参照して説明する。尚、以下の説明では、説明の簡略化のために、図1の上方を防水スイッチ1の上方、図1の下方を防水スイッチ1の下方、図1の左方を防水スイッチ1の左方、図1の右方を防水スイッチ1の右方と規定する。
(実施形態1)
本実施形態の防水スイッチ1は、図1及び図2に示すように、接点開閉機構(図示せず)を備える器体3、及び器体3に出没方向(上下方向)に移動自在に設けられて接点開閉機構の操作に用いられる操作部4を備えるスイッチ本体2と、操作部4が外部へ導出された状態でスイッチ本体2が収納されるケース5とを備え、ケース5は、下面に弾性材料からなる防水部である防水カバー7を有し、防水カバー7には、操作部3が内周面に密着固定された状態で挿通される挿通孔71dを有し前記出没方向(上下方向)で変形する変形部71と、防水カバー7の一部をケース5の内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部72とが形成されている。
スイッチ本体2は、所謂プルスイッチであって、図3に示すように、接点開閉機構(図示せず)を備える器体3と、器体3に出没方向(上下方向)に移動自在に設けられる操作部4とを備えている。
器体3は、図3に示すように、一面に収納凹所30aを備えるスイッチボディ30と、収納凹所30aの開口を塞ぐようにしてスイッチボディ30に被着される略矩形板状のスイッチカバー31とで構成されており、これらはそれぞれ塩化ビニル等の硬質(空気の熱膨張により変形しない程度に硬い、以下の説明において同じ)の樹脂材料等を用いて形成されている。
スイッチボディ30は、接点開閉機構を収納するための収納凹所30aが一面に設けられた略矩形箱状に形成されており、その下側面には、収納凹所30aと連通する操作部用の切欠部30bが形成されている。また、スイッチボディ30の右側面には、収納凹所30a内に、図示しない外部の電源線(リード線)を挿入するための一対の電源線挿入孔30c,30cが上下に離間した状態で形成されている。さらに、スイッチボディ30の左側面には、左方に突出するリブ30dが一体に形成されるとともに、上記の電源線挿入孔30cと同様の電源線挿入孔(図示せず)が形成されている。尚、スイッチボディ30における各電源線挿入孔の近傍には、ドライバ等の治具を差し込むための治具挿入孔30eが形成されている。この治具挿入孔30eは、電源線挿入孔に対応して設けられる後述する速結端子による電源線の鎖錠を解除するために用いられる。
上記のスイッチボディ30に収納される接点開閉機構は、例えば、電源線挿入孔から挿入された電源線と接触接続される速結端子(図示せず)と、速結端子と電気的に接続される固定接点(図示せず)と、固定接点と接離する可動接点(図示せず)を有し収納凹所30aに回動自在に収納される操作ハンドル(図示せず)と、各固定接点と各可動接点とがそれぞれ接触導通する位置に操作ハンドルが位置するように、操作ハンドルを回動させる復帰ばね(図示せず)と、その他様々な構成部品とを用いて構成されている。尚、このような接点開閉機構については、従来周知のものであるから詳しい説明は省略する。
操作部4は、上記接点開閉機構の操作ハンドルに一端が結束され、他端が器体3の切欠部30bから器体3外方へ引き出された引き紐40と、引き紐40の他端側に取り付けられて引き紐40の引き動作に用いられる引き輪41と、引き紐40に防水カバー7を密着固定するための接続具42とで構成されている。ここで、引き輪41は、引き紐40の引き動作を行い易くするためのものであって、例えば硬質の樹脂材料を用いて略楕円の板状に形成されており、下端部には、略円形状の引掛孔部41aが形成されている。接続具42は、例えば硬質の樹脂材料を用いて略円柱状に形成されており、その外周面の中腹部には、後述する第3の円筒部71cとの密着性を向上するための凸部42a,42aが周設されている。また、接続具42は、引き紐40が上下に貫通された状態で引き紐40に固定されている。
以上によりスイッチ本体2は構成されており、このようなスイッチ本体2は、次のような動作を行う。すなわち、スイッチ本体2は、通常、復帰ばねによって操作ハンドルが、各固定接点と各可動接点とが接触導通する位置に位置されており、この状態では、各電源線挿入孔に挿入された電源線がそれぞれ電気的に接続されている。そして、この状態から操作部4の引き紐40を引いて、駆動ハンドルを復帰ばねのばね力に抗して回動させた際には、固定接点から可動接点が開離して、固定接点と可動接点との間が非導通状態となる。この後に、引き紐40を離すと、駆動ハンドルが復帰ばねの復帰力によって回動し、これにより操作ハンドルが各固定接点と各可動接点とが接触導通する位置に戻ることになる。
つまり、このスイッチ本体2は、常閉型のスイッチであって、操作部4の引き紐40を引いている間だけ、固定接点と可動接点とが開離するように構成されているのである。
次に、ケース5について説明する。ケース5は、スイッチ本体2を防水環境下に配置するためのものであって、図3に示すように、下面が開口した矩形箱状のケースボディ6と、ケースボディ6の下面開口を閉塞する防水カバー7と、防水カバー7をケースボディ6に取り付けるためのケースカバー8とで構成されている。
ケースボディ6は、例えば硬質の樹脂材料を用いて下面が開口した略矩形箱状に形成されており、その短手方向の両側面における下端側には、ケースボディ6とケースカバー8との結合に用いられる係止爪60が長手方向(左右方向)に3つ並設されている。また、このような係止爪60は、ケースボディ6の長手方向(左右方向)の両側面における下端側にもそれぞれ形成されている。さらに、ケースボディ6の右側面には、スイッチ本体2の右側面の電源線挿入孔30c,30cにそれぞれ対応する一対の電源線挿通孔61,61が形成されており、ケースボディ6の左側面にも、スイッチ本体2の左側面の図示しない電源線挿入孔に対応する電源線挿通孔61が形成されている。
加えて、各電源線挿通孔61,61,61の周縁部には、当該電源線挿通孔61,61,61を囲繞する円筒状のボス部62,62,62が一体に突設されている。これらボス部62には、ボス部62の内周面と、電源線挿通孔61を挿通した電源線(図示せず)の外周面との間に介在される略円筒状の防水パッキン63が設けられており、このような防水パッキン63によれば、電源線挿通孔61に電源線を挿通させた状態において、電源線挿通孔61と電源線との隙間からケース5内部に水等が浸入することを防止できるようになっている。また、ケースボディ6の左右両側面における上端側にはそれぞれリブ64,64が一体に突設されており、これらリブ64,64には、各一対のねじ挿通孔64a,64aが形成されている。このようなねじ挿通孔64aは、防水スイッチ1を所望の設置場所に取り付けるために用いられる。
ケースカバー8は、例えば硬質の樹脂材料を用いて中央部に略矩形状の窓孔8aを有する略矩形枠状に形成されており、各側面には、ケースボディ6の各係止爪60にそれぞれ対応する係止孔80が形成されている。また、ケースカバー8の右側面には、ケースボディ6の右側面における下端側のボス部62との干渉を避けるための切欠部81が形成されている。さらに、ケースカバー8の下端開口の内周面には、段部82が周設されている。この段部82は、ケースカバー8をケースボディ6に取り付けた際に、ケースボディ6の下端面と、段部82の上面との隙間の長さ寸法が、後述する防水カバー7の平板部70の厚みよりも小さくなるように形成されており、これによりケースカバー8の段部82とケースボディ6の下端面との間で防水カバー7の平板部70を圧縮狭持できるようにしている。そして、このように防水カバー7の平板部70をケースカバー8とケースボディ6とで圧縮状態で狭持することによって、防水カバー7と、ケースカバー8及びケースボディ6との隙間からの浸水を防止している。
防水カバー7は、例えばゴム等の軟質(空気の熱膨張によって変形する程度に柔らかい)の樹脂材料(つまりは弾性を有する樹脂材料)を用いて形成されており、ケースボディ6の下面開口を覆う程度の大きさ且つケースカバー8内に収納できる程度の大きさを有する前述の平板部70と、平板部70の左側に形成される変形部71と、平板部70の右側に形成される膨張空気逃げ部72とを一体に備えている。
変形部71は、平板部70の左側に形成された略円形の開口部70aの周縁部から下方へ突出し、開口部70aと同程度の内径を有する第1の円筒部71aと、第1の円筒部71aの下端開口縁部から上方且つ第1の円筒部71a内側に向けて延設され、上方へ行くほど狭径となる第2の円筒部71bと、操作部4の引き紐40が挿通される挿通孔71dを有して第2の円筒部71bの上端開口から上方へ延設される前述の第3の円筒部71cとを一体に備えている。ここで、第3の円筒部71cの挿通孔71dの内径は、接続具42の中腹部の外径よりも小さく設定されており、これにより第3の円筒部71cに接続具42を密着固定できるようにしている。尚、第2の円筒部71bと、第1の円筒部71a及び第3の円筒部71cとの連結部分は、なだらかに屈曲されており、これにより操作部4の引き操作に伴って変形部71が出没方向(上下方向)に変形し易くしている。
膨張空気逃げ部72は、防水カバー7(平板部70)の右端部をケース5の内側(つまりは上側)に窪ませた形状のものであって、具体的には、図1に示すように、平板部70の右側に形成された丸みを帯びた角形の開口部70aの周縁部から上方へ延設された筒部72aと、筒部72aの上面開口を閉塞する底部72bとを一体に備える深皿状に形成されている。また膨張空気逃げ部72の筒部72aは、上方へいくほど狭口となるように形成されており、これによりケース5内の空気が膨張した際に、膨張空気逃げ部72が反転してケース5外方へ突出し易くしている。
ところで、この防水カバー7では、変形部71の各円筒部71a〜71cの厚みが、平板部70の厚みより薄く形成され、膨張空気逃げ部72の厚みが、変形部71の各円筒部71a〜71cの厚みより薄く形成されている。このようにすることで、ケース5内の空気が膨張した際に、膨張空気逃げ部72、変形部71、平板部70の順に膨出するようにしている。つまり、膨張空気逃げ部72の厚みを、変形部71の各円筒部71a〜71cの厚みより薄くすることによって、膨張空気逃げ部72の変形に必要な圧力を、変形部71の変形に必要な圧力よりも低くし、これにより変形部71よりも膨張空気逃げ部71が先に変形するようにしているのである。
尚、スイッチ本体2の操作部4の操作(引っ張り動作)に必要な力が大きい場合には、変形部71の変形に必要な圧力が高くなるため、膨張空気逃げ部72の厚みが、変形部71の各円筒部71a〜71cの厚みより厚い場合でも、膨張空気逃げ部72が変形部71よりも先に変形する場合があり、この場合は、膨張空気逃げ部72の厚みを変形部71の厚みよりも薄くする必要はない。
本実施形態の防水スイッチ1は、スイッチ本体2をケース5に収納することで構成されており、スイッチ本体2は次のようにしてケース5に収納されている。すなわちケースボディ6には、スイッチ本体2の器体3が、ケースボディ6の下面開口から切欠部30bを外部に臨ませるとともに、各電源線挿通孔61に電源線挿入孔30cをそれぞれ対向させた状態で収納されている。このようにして器体3が収納されたスイッチボディ6には、防水カバー7が、ケースボディ6の下面開口を閉塞するようにして被着される。このとき、スイッチ本体2の操作部4を、防水ケース7の挿通孔71dに通すとともに、接続具42を第3の円筒部71cに嵌め込み、これにより操作部4に第3の円筒部71cが密着固定される。最後に、ケースカバー8をケースボディ6に取り付けるのであるが、この取り付け作業は、ケースカバー8の開口部8aから防水カバー7の変形部71及び膨張空気逃げ部72を臨ませた状態で、ケースカバー8の係止孔80にケースボディ6の係止爪60を嵌め込むことで行われる。
以上により本実施形態の防水スイッチ1は構成されており、このような防水スイッチ1では、火災等によってケース5内の空気の温度が上昇した際には、ケース5内が加圧となるために膨張空気逃げ部72が外側に向かって押され、ケース5内の圧力が所定値以上になると、図4にP1で示すように、膨張空気逃げ部72が反転して、ケース5の外側に突出した状態となる。この後に、ケース5内の空気の温度がさらに上昇した際には、膨張空気逃げ部72がケース内の圧力によってさらにケース5の外側に向かって押し出されて、図4にP2で示すような状態となる。
したがって、以上述べた本実施形態の防水スイッチ1によれば、ケース5内の空気の温度が上昇し、これに伴って空気が膨張しようとした際には、防水カバー7の一部をケース5の内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部72が、熱膨張した空気によってケース5の外側へ突出するように反転されることによって、膨張空気逃げ部72の容積に応じた分だけケース5内の容積が大きくなるから、膨張空気逃げ部72を有していない従来例(特許文献1)に比べてケース5内の空気の圧力を小さくでき、これにより温度上昇による変形部71の変形量を小さくでき、結果として温度上昇時に動作不良が生じることを防止できるという効果を奏する。
ここで、本実施形態の防水スイッチ1による効果を確認するために、膨張空気逃げ部72を有している本実施形態の防水スイッチ1と、膨張空気逃げ部72を有していない従来の防水スイッチ100との比較実験を行った。この比較実験では、両者の防水スイッチを高温雰囲気下(本実験では140℃とした)に配置した際の変形部71の変形量と、変形部71の変形によって操作部4が引き操作されるか否かとを観察した。尚、本実施形態の防水スイッチ1と従来の防水スイッチ100とは、膨張空気逃げ部72以外は、同一の構成としている(つまりは、同一の材料を用いて同寸法に形成されている)。
常温雰囲気下では、本実施形態の防水スイッチ1は、図6(a)に示すように、変形部71及び膨張空気逃げ部72は両方とも膨出しておらず、従来の防水スイッチ100においても、図6(d)に示すように変形部71は膨出していない。そして、周囲温度を高くして高温雰囲気下とした際には、従来の防水スイッチ100では、図6(e)に示すように、ケース5内の熱膨張した空気によって変形部71が膨出し、これに伴って操作部4が引っ張り操作されてしまうことが確認された。一方、本実施形態の防水スイッチ1では、周囲温度を高くして高温雰囲気下とした際でも、図6(b),(c)に示すように、膨張空気逃げ部72を有していることによって、変形部71の膨出量(変形量)が従来の防水スイッチ100に比べて少なく、このとき、変形部71の変形によって、操作部4が引っ張り操作されてしまうことはなかった。
以上の結果から明らかなように、本実施形態の防水スイッチ1によれば、従来の防水スイッチ100よりも変形部71の変形量を小さくでき、これにより温度上昇時に動作不良が生じることを防止できるという効果を奏することが確認できた。
さらに、本実施形態の防水スイッチ1によれば、膨張空気逃げ部72の厚みが、変形部71の厚みよりも薄く形成されているので、ケース5内の空気が膨張した際には、変形部71よりも膨張空気逃げ部72のほうが先に変形(膨出)され易くなっており、これによりケース5内の空気の膨張による変形部71の変形量をさらに小さくできるという効果を奏する。加えて、膨張空気逃げ部72と変形部71とを、同一の防水カバー7の平板部70における同一面上に形成しているから、膨張空気逃げ部72と変形部71とを別々の防水カバーに設ける場合に比べて、ケース5において防水カバー7を設ける部位の省スペース化を図ることができるとともに、防水カバー7の構成を簡素化することができる。これにより、防水カバー7の製造を容易化できるとともに、品質の向上を図ることができるという効果を奏する。しかも、防水カバー7が1つで済むから、防水スイッチ1の組立性を向上できるという効果を奏する。
尚、膨張空気逃げ部72の形状は、上記の形状のものに限らず、円形の深皿状であってもよく、使用形態に応じて好適なものを採用すればよい。
以上述べた本実施形態の防水スイッチ1は、例えば図5(a)〜(c)に示すような照明器具10に点検用スイッチとして用いることができる。
この照明器具10は、災害や停電等によって商用電源からなる常用電源が遮断されて、常用電源からの電力供給が得られなくなった際に、2次電池等の非常用電源を用いて動作するものであり、長尺状の筐体11と、筐体11の長手方向両端側の下面にそれぞれ設けられる直管型蛍光灯L用の一対のソケット12,12と、筐体11内に収納される安定器ブロック(図示せず)とを備えている。
ここで、安定器ブロックは、例えば、直管型蛍光灯Lの非常用電源となる二次電池(図示せず)と、常用電源から供給される交流を降圧、安定化して2次電池充電用の直流を出力する充電回路部(図示せず)と、2次電池からの電力供給又は常用電源からの電力供給を元にして直管型蛍光灯Lに電力を供給する点灯回路部(図示せず)と、常用電源から点灯回路部に電力供給が行われていない場合に2次電池から点灯回路部に電力供給を行わせる非常用回路部(図示せず)と、常用電源から点灯回路部への給電路を開いて非常用回路部の点検を行うための点検用スイッチである防水スイッチ1とを備えている。ここで、防水スイッチ1は、操作部4が筐体11から外部へ引き出された状態で、筐体11内に収納されている。尚、上記の安定器ブロックの回路構成は、従来から周知のものを用いることができるから、説明を省略する。
このような照明器具10において、点検動作は、防水スイッチ1の引き紐40を引いて、常用電源から点灯回路部への給電路を開いた際に、直管型蛍光灯Lが再度点灯するか否かによって行われる。
そして、照明器具10の点検用スイッチとして本実施形態の防水スイッチ1を採用すれば、火災時等に周囲温度が高くなった際でも、点検用スイッチが動作不良を起こすことがないから、例えば、動作不良により常用電源から点灯回路部への給電路を開いて、常用電源からの電力供給が停止していないにもかかわらず、2次電池を用いて非常用照明器具を動作させてしまうことを抑制できる。つまり、従来の防水スイッチでは、常用電源が使用可能であるにも関わらず2次電池の電力を消費してしまい、常用電源が使用不可能になった際には2次電池の電力が殆どなくなって非常用の照明を行える時間が短くなってしまうという問題があったが、本実施形態の防水スイッチ1を採用することによって、上記のような問題を解決できるという効果を奏する。
尚、防水スイッチ1は、図5(a)〜(c)に示すような照明器具10の点検スイッチとして使用することができるのは勿論、誘導灯等、さらに他の照明器具にも用いることができる。この点は、後述する実施形態2においても同様である。
(実施形態2)
本実施形態の防水スイッチは、上記実施形態1と比べて防水カバー7、特に膨張空気逃げ部の構成が異なっており、その他の構成は上記実施形態1と同様であるから、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の膨張空気逃げ部9は、図7に示すように、防水カバー7の平板部70の右端部をケース5の内側に窪ませた形状の第1の窪み部90と、第1の窪み部90の底部90bをケース5の外側に窪ませた形状の第2の窪み部91と、第2の窪み部91の底部91bをケース5の内側に窪ませた形状の第3の窪み部92とからなり、その断面形状は、図7に示すように凹凸形状となっている。
以下、窪み部90〜92について詳細に説明する。第1の窪み部90は、平板部70の右側に形成された円形の開口部70cの周縁部から上方へ延設された円筒状の筒部90aと、筒部90aの上端開口を閉塞する底部90bとを一体に備えた円形の深皿状に形成され、底部90bの中央部には円形の開口部90cが形成されている。第2の窪み部91は、第1の窪み部90の開口部90cの周縁部から下方へ延設された円筒状の筒部91aと、筒部91aの下端開口を閉塞する底部91bとを一体に備えた円形の深皿状に形成され、底部91bの中央部には円形の開口部91cが形成されている。第3の窪み部92は、第2の窪み部91の開口部91cの周縁部から上方へ延設された円筒状の筒部92aと、筒部92aの上端開口を閉塞する底部92bとを一体に備えた円形の深皿状に形成されている。
また、これら各窪み部90〜92の筒部90a〜92aは、略同じ高さに形成されるとともに、同心円となるように形成されている。このように、各窪み部90〜92を円形の深皿状に形成するとともに、これらを同心円となるように形成していることによって、各窪み部90〜92において変形し難い部分がなくなり、これによりケース5内の空気が膨張した際に各窪み部90〜92を変形し易くすることができる。尚、当然ながら、第2の窪み部91の筒部91aの外径は、第1の窪み部90の筒部90aの内径よりも小さく設定され、第3の窪み部92の筒部92aの外径は、第2の窪み部91の筒部91aの内径よりも小さく設定されている。さらに、第1の窪み部90の筒部90aと、第3の窪み部92の筒部92aは、上方へ行くほど狭径となるように形成されており、第2の窪み部91の筒部91aは、下方へ行くほど狭径となるように形成されている。これは、ケース5内の空気が膨張した際に、膨張空気逃げ部9が反転してケース5外方へ突出し易くするためである。
そして、上記の膨張空気逃げ部9を有する本実施形態の防水スイッチでは、火災等によってケース5内の空気の温度が上昇した際には、ケース5内が加圧となるために膨張空気逃げ部9が外側に向かって押され、ケース5内の圧力が所定値以上になると、図7にP3で示すように、膨張空気逃げ部9の第1及び第3の窪み部90,92が反転して、ケース5の外側に突出した状態となる。この後に、ケース5内の空気の温度がさらに上昇した際には、膨張空気逃げ部9がケース内の圧力によってさらにケース5の外側に向かって押し出されて、図7にP4で示すような状態となる。
つまり、本実施形態の防水スイッチによれば、膨張空気逃げ部9を、防水カバー7の平板部70をケース5の内側に窪ませてなる窪み部と、防水カバー7の平板部70をケース5の外側に窪ませてなる窪み部とを、交互に形成することで、その断面形状を凹凸形状となるように形成しているから、膨張空気逃げ部9の表面積が大きくなり、これによりケース5内の空気によりケース5の外側の膨出された際の膨張空気逃げ部9の容積を大きくでき、その結果、ケース5内の空気の膨張による変形部71の変形量をさらに小さくできるという効果を奏する。
尚、本実施形態では、第1〜第3の窪み部90〜92から膨張空気逃げ部9を構成しているが、これら第1〜第3の窪み部90〜92に加えて、第3の窪み部92の底部92bをケース5の外側に窪ませてなる第4の窪み部(図示せず)を設けてもよいし、さらに第4の窪み部の底部をケース5の内側に窪ませてなる第5の窪み部(図示せず)を設けてもよく、これら窪み部の数は状況に応じて適宜設定すればよい。また尚、窪み部の形状も上記の円形の深皿状のものに限らず、角形の深皿状であってもよく、使用形態に応じて好適なものを採用すればよい。
実施形態1の防水スイッチの概略断面図である。 実施形態1の防水スイッチの斜視図である。 実施形態1の防水スイッチの分解斜視図である。 実施形態1の防水スイッチに用いられる防水カバーの説明図である。 (a)は、照明器具の側面図であり、(b)は、上面図であり、(c)は、他方の側面図である。 (a)は、常温雰囲気下における実施形態1の防水スイッチの説明図であり、(b)は、高温雰囲気下における実施形態1の防水スイッチの説明図であり、(c)は、高温雰囲気下における実施形態1の防水スイッチの説明図であり、(d)は、常温雰囲気下における従来の防水スイッチの説明図であり、(e)は、高温雰囲気下における従来の防水スイッチの説明図である。 実施形態2の防水スイッチに用いられる防水カバーの説明図である。
符号の説明
1 防水スイッチ
2 スイッチ本体
3 器体
4 操作部
5 ケース
7 防水カバー
71 変形部
71d 挿通孔
72 膨張空気逃げ部

Claims (4)

  1. 接点開閉機構を備える器体、及び該器体に出没方向に移動自在に設けられて前記接点開閉機構の操作に用いられる操作部を備えるスイッチ本体と、前記操作部が外部へ導出された状態で前記スイッチ本体が収納されるケースとを備え、前記ケースは、少なくとも一面に弾性材料からなる防水部を有し、前記防水部には、前記操作部が内周面に密着固定された状態で挿通される挿通孔を有し前記出没方向で変形する変形部と、前記防水部の一部を前記ケースの内側に窪ませた形状の膨張空気逃げ部とが形成されていることを特徴とする防水スイッチ。
  2. 前記膨張空気逃げ部は、前記変形部よりも厚みが薄く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水スイッチ。
  3. 前記膨張空気逃げ部と前記変形部とは、同一の防水部の同一面上に一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水スイッチ。
  4. 前記膨張空気逃げ部は、断面形状が凹凸形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防水スイッチ。
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