JP4219051B2 - キーボード装置 - Google Patents
キーボード装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4219051B2 JP4219051B2 JP16256699A JP16256699A JP4219051B2 JP 4219051 B2 JP4219051 B2 JP 4219051B2 JP 16256699 A JP16256699 A JP 16256699A JP 16256699 A JP16256699 A JP 16256699A JP 4219051 B2 JP4219051 B2 JP 4219051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- pressing member
- sheet
- keyboard device
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータの入力装置として使用されるキーボード装置に係り、特に薄型のコンピュータ用として好適なキーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のキーボード装置のキー単体の断面図を示している。
図4に示すキーボード装置20は、ベースプレート2、メンブレンスイッチ5、付勢部材6、ステム7、キートップ18、支持部材9から構成される。
【0003】
前記ベースプレート2上には、メンブレンスイッチ5が設けられ、このメンブレンスイッチ5の上に、キートップ18が支持部材9により上下動可能に支持されている。
【0004】
前記メンブレンスイッチ5は、2枚重ねのフィルム状部材からなり、このフィルム状部材の対向内面で且つ前記ステム7で押される位置に、所定寸法の隙間を挟んでそれぞれ接点5aが対向して設けられている。
【0005】
前記接点5a上には、常に上方へ付勢される付勢部材6が設けられ、この付勢部材6とキートップ18の下面中央部に設けられたステム7とが当接している。
【0006】
前記キーボード装置20では、図4の矢印Pで示すように、キートップ18を指等で下方へ押圧すると、前記付勢部材6の付勢力に抗して付勢部材6が変形するとともにメンブレンスイッチ5の接点5aが接触してONに切換えられる。このとき、前記キートップ18が押されたことを示すON信号が図示しない回路で検出され、所定の処理が行なわれる。また、キートップ18から指等を離すと、付勢部材6の付勢力によってステム7が押し上げられると同時にキートップ18が持ち上げられてメンブレンスイッチ5がOFF状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のキーボード装置では、防滴や防塵の対策が施されているわけではなく、キートップとキートップとの間の隙間から水などの液体や塵等が侵入する問題があった。
【0008】
すなわち、従来型のキーボード装置が搭載されるノートブックサイズのパーソナルコンピュータでは、回転可能に支持されている液晶ディスプレイが蓋の役目を果たし、使用していないときには液晶ディスプレイを閉じることで、防滴及び防塵に対して効果を発揮することができる。しかしながら、業務用として屋外や工場など劣悪な環境で使用する場合には、水滴や塵などの侵入により、キーボード装置さらにはコンピュータ本体に不具合を引き起こす可能性が高まる。
【0009】
その対策として、キーボード装置の表面を覆うように設置するゴム製のシートがコンピュータ本体と別体のものとして販売されており、これを購入してキーボードに被せるという防滴及び防塵対策も図られている。
【0010】
しかし、上記シートを購入してキーボードに被せた状態では、シートとキーとの間に一体性がなく、シートとキー表面との間に隙間が発生してキーを押すときに違和感があったり、またキーボード上でシートが位置ずれする問題がある。
【0011】
さらに、近年のノートブックサイズの小型薄型化を図った携帯用パソコン等の普及に伴って、キーボード装置の薄型化の要求が高まっている。上記した従来型のキーボード装置では、確実なクリック感触を起こさせるのに付勢部材の高さが所定以上必要になり、確実なクリック感触を保ちながら薄型化を図ることは困難であった。また、このような薄型のキーボードに前記のような別売りのシートを被せて使用すると、キーそのもののクリック感触が少ない上にさらにキーとシートとの間に隙間が形成されやすく、さらにキーの押圧時の反発感触が少なくなる。
【0012】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、操作感触を損なうことなく防滴性及び防塵性を付与することができ、しかも薄型化を図ることができるキーボード装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ベースと、前記ベースの上に間隔を空けて配置された複数個の押圧部材と、前記ベースの上で前記押圧部材を上下動可能に支持する支持部材と、前記ベースと前記押圧部材との間に位置して前記押圧部材を常に上方へ付勢する付勢部材と、前記ベース上に配置されて前記押圧部材で押圧されたときに接点が切り換えられるメンブレンスイッチと、前記ベースと前記押圧部材との間に位置し前記メンブレンスイッチの接点が切り換えられたときに前記押圧部材に対して押圧方向と逆方向への反発力を与える圧電素子部と、前記複数個の押圧部材のそれぞれの上面に密着して複数の押圧部材を覆うシート部材とが設けられており、
前記シート部材の表面には、それぞれの押圧部材の輪郭に沿う段差部が形成されており、前記シート部材は、隣り合う前記押圧部材の間で前記ベース上に配置された部材に触れることなく直接に張られているとともに、前記シート部材がそれぞれの前記押圧部材の押圧操作を互いに妨げないように伸縮性を有していることを特徴とするものである。
【0014】
上記のように、複数の押圧部材を共通の1枚のシート部材で全体を覆うことにより、水滴や塵などのキーボード装置内部への侵入が防止されることで防滴性及び防塵性を付与することができる。例えば水滴の侵入により回路がショートしたり、塵の堆積により操作感触を損なうといった不具合を防止することができ、屋外や工場などの劣悪な環境で使用したとしても不具合を引き起こす確率を低く抑えることができる。
【0015】
さらに、圧電素子部を設けることにより、キーボード装置を薄型化したとしても、十分なクリック感触を操作者に感じさせることができる。すなわち、操作者が押圧部材を押圧操作して、メンブレンスイッチがONに切り換わったときに圧電素子部が押圧部材を上方へ反発させる方向へ変形駆動することにより、押圧部材を上方へ突き上げさせることができる。これによって、実際には押圧部材のストロークは変化していないものの、実際のストローク以上のストロークで操作したように操作者に錯覚を起こさせることが可能になる。
【0016】
また本発明では、前記シート部材は、シリコーン系のゴムであることが好ましい。特に伸縮性を有するものであれば、上記シリコーン系のゴムに限定されるものではない。
【0017】
上記手段により、操作者が指等で押圧部材を押圧操作した場合にはシート部材が十分に引き伸ばされ、また押圧部材から指等を離した場合にはシート部材は直ちに押圧部材を操作する前の状態に復帰できる。上記のように、十分な伸縮性を有するシート部材を用いることで、特に操作時に隣接するキーに対して、シート部材の弾性力によってキーが変形するなどといった悪影響を防止できる。
【0018】
また本発明では、複数の各押圧部材の間が、前記シート部材のみで接続されていることが好ましい。
【0019】
上記手段により、防滴性及び防塵性を阻害することなく且つ操作感触を損なうことなく、入力操作できる。また、操作者が誤ってペンなどでシート部材を刺してしまった場合でも孔が開くことを防止できる場合がある。
【0020】
以上のように本発明では、各キーの境界を明確にすることができ、例えば操作者が所望のキーとは異なるキーを押してしまうといった誤操作の発生を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のキーボード装置について図面を参照して説明する。
【0022】
図1は本発明のキーボード装置の押圧操作前と押圧操作後の状態を示す断面図、図2は圧電素子の制御回路を示す概略図、図3はキーボード装置の参考例である。
【0023】
本発明のキーボード装置1は、図1に示すように、ベースプレート2、圧電素子部3、スペーサ4、メンブレンスイッチ5、付勢部材6、ステム7、押圧部材(キートップ)8、支持部材9、シート部材10により構成されている。
【0024】
前記ベースプレート2は、平板状のアルミ等の金属板等からなり、キーボード装置1の下端部に設けられる。ベースプレート2の上には、複数の圧電素子部3が設けられる。
【0025】
前記圧電素子部3は、図2に示すように、圧電素子制御回路11によって制御される。押圧部材8を押圧操作してメンブレンスイッチ5がONになると、圧電素子制御回路11がこのON信号を検知して、圧電素子部3を駆動させるための駆動信号を生成する。この駆動信号により圧電素子制御回路11に組込まれているスイッチ素子を制御して、圧電素子部3に所定の駆動電圧を印加するようになっている。
【0026】
前記圧電素子部3に所定の駆動電圧が印加されると、圧電素子部3の少なくとも中央部が伸張し、中央部が上下方向に湾曲するようになっている。
【0027】
前記圧電素子部3の中央部を上方へ湾曲させることによって、圧電素子部3よりも上方に設けられているメンブレンスイッチ5及び付勢部材6が上方に突き上げられてクリック感触が生起される。このクリック感触がステム7を介して、押圧操作している押圧部材8に伝達される。この場合、前記とは逆に圧電素子部3を下方に湾曲させることにより、クリック感触を生起させるようにしてもよい。
【0028】
前記圧電素子部3とベースプレート2との間には、複数のスペーサ4が設けられ、このスペーサ4によって圧電素子部3とベースプレート2との間に所定寸法の隙間4aが形成される。
【0029】
前記スペーサ4は、所定の厚さ寸法の絶縁材料からなり、圧電素子部3の外周部の下面に接着剤等により取り付けられる。
【0030】
前記圧電素子部3の上には、フィルム状のメンブレンスイッチ5が設けられる。このメンブレンスイッチ5は、従来例で示したものと同様であり、2枚重ねのフィルム状部材からなり、この部材の対向内面で且つステム7で押される位置に、所定寸法の隙間が形成された一対の接点が設けられている。このとき互いに対向する接点は、前記圧電素子部3の少なくとも中央部上に位置している。
【0031】
前記メンブレンスイッチ5は、接点の外部からの押圧操作によって、互いに対向する接点が接離して、接点の切り換えが行われる。
【0032】
また、前記接点上には、板ばね等の弾性部材からなるドーム状の反転可能な付勢部材6が設けられている。これによりメンブレンスイッチ5の上側表面と付勢部材6の内側の頂上部との間に所定寸法の隙間6aが形成される。
【0033】
前記付勢部材6は、その頂上部が押圧されて反転されることでキートップが押圧操作されたときのクリック感触を生起させると共に、メンブレンスイッチ5の接点を接離させて、接点の切り換えを行なうようになっている。
【0034】
また付勢部材6は、ドーム状の頂上部の外側がステム7の真下に配置されている。なおこのときの付勢部材6は、ステム7に接着させておいてもよい。すなわち、押圧部材8の押圧操作によるステム7の上下動により付勢部材6を反転、あるいはこの反転から初期状態のドーム状に復帰させることができる。
【0035】
前記ステム7は、例えばシリコーンゴム等の発泡体の弾性体からなり、このステム7の弾性力は、前記付勢部材6の弾性力と同等になるように設定される。
【0036】
またステム7の上部には、外形が略矩形の押圧部材8が設けられ、この押圧部材8の中央部にステム7が接着剤等で取り付けられる。
【0037】
前記押圧部材8の下面外周寄りには、押圧部材8を上下動可能に支持する弾性体からなる支持部材9が、固着されている。前記支持部材9の弾性力は、ステム7より小さく設定されて、押圧部材8を押圧するときの押圧力が大きくならないように設定される。
【0038】
さらに前記押圧部材8の上面には、シート部材10が設けられる。このシート部材10は、複数の押圧部材が共通(1枚)のシートで覆われる。前記シート部材10により、シート部材10の上側と下側とで完全に分離され、水などの液体や塵等の行き来ができないようになっている。
【0039】
また前記シート部材10は、各押圧部材8の境界が容易に識別できるように、段差部10aが形成される。
【0040】
また前記シート部材10は、シリコーン系のゴムで且つ伸縮性を有するものが用いられる。この場合、前記シート部材10は、押圧部材8を押圧操作したときに隣接する押圧部材に影響を与えないように、十分な伸張性を有するとともに縮んだときに操作前の初期状態に確実に復帰できる部材である。なお、伸縮性を有するものであれば、シリコーン系のゴムに限られるものではなく、樹脂系のものなどであってもよい。
【0041】
次に、本発明のキーボード装置1の動作について説明する。
図1に示すように、押圧部材8を指Fで押圧荷重Pを加えて押圧操作すると、支持部材9が弾性変形して縮むと共に、ステム7が下方に移動して付勢部材6の頂上部を押圧して、ステム7と付勢部材6とが共に弾性変形する。
【0042】
そして、所定量だけ付勢部材6が弾性変形すると反転し、この付勢部材6の反転によってクリック感触が生起されて押圧部材8に伝達されると共に、押圧部材8に加えていた押圧荷重Pによって、互いに対向した接点が接触し、メンブレンスイッチ5の接点の切り換えが行なわれる。この接点の切り換えで、メンブレンスイッチ5のスイッチ回路(図示せず)がONされる。
【0043】
さらに、スイッチ回路(図示せず)のON信号が、前記圧電素子制御回路11により検出され、圧電素子制御回路11が駆動されて、圧電素子部3の少なくとも中央部が伸張されて上方に湾曲されて、前記メンブレンスイッチ5及び付勢部材6を上方に突き上げてクリック感触が生起される。
【0044】
このクリック感触が、ステム7を介して押圧部材8に伝達されて、押圧部材8を押圧していた操作者にクリック感触を伝達することができる。
【0045】
また、前記付勢部材6が反転してメンブレンスイッチ5の接点の切り換えが行なわれた後においても、押圧部材8の押圧荷重Pにより、圧電素子部3が下方に押圧され、圧電素子部3の少なくとも中央部が隙間4a側に撓み、圧電素子部3がベースプレート2の表面に当接する。すると、ステム7が押圧部材8の押圧荷重Pによる押圧力により弾性変形して所定寸法縮む。
【0046】
また図1の両矢印で示されているように、押圧部材8を指Fにより押圧荷重Pで押圧すると、シート部材10が引き伸ばされる。このとき、シート部材10は、その部材が有する伸縮性により隣接する押圧部材を、例えば隣接する押圧部材が同時に押されてしまうなどの影響を与えることなく操作できる。そして、押圧部材8から指Fを離すと、押圧部材8が上方へ押し上げられるとともにシート部材10が前記とは逆に縮んで初期状態に復帰する。
【0047】
本発明のキーボード装置は、押圧部材8を押圧操作して、圧電素子部3が駆動するまでの時間を非常に短く設定しているので、付勢部材6の反転によるクリック感触と、圧電素子部3の駆動によるクリック感触とが、ほぼ同時に生起される。したがって、押圧部材8が押圧操作されている操作者に伝達されるクリック感触は、互いのクリック感触が合成された、1回だけのクリック感触として伝達されたように感じ取ることができる。
【0048】
また、本発明のキーボード装置は、図3に示すキーボード装置15として提供できる。なおこの場合、図1と同一の符号は同一のものであり、その説明を省略する。
【0049】
図3に示すキーボード装置15は、支持部材9に直接シート部材10が接着剤等を用いて取り付けられ、前記シート部材10の下面には矩形状の押圧部材16が接着剤等で直接取り付けられているものである。このように、キーボード装置15は、図1に示すキーボード装置1とは異なり、弾性を有するステム7が省略され、前記押圧部材16により付勢部材6が直接押圧されるものである。この場合、押圧部材16を押圧操作していないときには、シート部材10が撓まずに水平状態となる位置で、付勢部材6と押圧部材16とが当接するようになっている。
【0050】
また図示していないが、図1に示したように複数のキーは共通のシート部材10で覆われ、隣接するキーはシート部材10のみで接続されている。
【0051】
前記キーボード装置15は、シート部材10を指Fで押圧操作すると、支持部材9が弾性変形して縮むと共に、押圧部材16が下方に移動して付勢部材6の頂上部を押圧して、押圧部材16と付勢部材6とが共に弾性変形する。以下、前記と同様にして、付勢部材6の反転によるクリック感触と、圧電素子部3の駆動によるクリック感触との合成されたクリック感触が操作者に伝達される。
【0052】
本発明のキーボード装置は、上記実施の形態に限らず、例えば、圧電素子部をメンブレンスイッチの上側に設けるタイプでもよく、また圧電素子部を縦長状に配置して横方向に湾曲させるようにしてもよい。また圧電素子部が下方へ湾曲したときに押圧部材を突き上げるようにしてもよく、あるいは一部を湾曲させるだけではなく波状に変形させるものでもよい。また圧電素子部は、薄板状のものではなく、片持ちタイプのものであってもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明のキーボード装置は、キーボード装置内への水滴などの液体や塵等の浸入が食い止められ、回路のショートや操作感の悪化を防止することができ、業務用に限らず屋外や工場などの劣悪な環境で使用したとしても故障する確率を低く抑えることができる。しかも、キーボード装置を薄型化に形成したとしても、操作者に確実なクリック感触を伝達させることができ、操作感を損うことがなく、キー入力の誤操作が防止される。
【0054】
また、伸縮性を有するシート部材を使用することにより、押圧部材を指等で押圧操作した場合でも十分に伸張して押圧部材を操作することができるとともに、押圧部材から指等を離した場合でも撓みのないしっかりと張られた元の状態に復帰することができるため、操作感触を損うことがない。
【0055】
また、操作者が誤ってシート部材をペン等で刺してしまった場合でも孔が開くことを防止できるとともに、押圧部材の押圧操作によって、隣接する押圧部材のシート部材が変形するといった悪影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボード装置の押圧操作前と押圧操作後の状態を示す断面図、
【図2】圧電素子の制御回路を示す概略図、
【図3】キーボード装置の参考例を示す断面図、
【図4】従来のキーボード装置を示す断面図、
【符号の説明】
1,15 キーボード装置
2 ベースプレート
3 圧電素子部
4 スペーサ
5 メンブレンスイッチ
6 付勢部材
7 ステム
8,16 押圧部材
9 支持部材
10 シート部材
10a 段差部
11 圧電素子制御回路
Claims (4)
- ベースと、前記ベースの上に間隔を空けて配置された複数個の押圧部材と、前記ベースの上で前記押圧部材を上下動可能に支持する支持部材と、前記ベースと前記押圧部材との間に位置して前記押圧部材を常に上方へ付勢する付勢部材と、前記ベース上に配置されて前記押圧部材で押圧されたときに接点が切り換えられるメンブレンスイッチと、前記ベースと前記押圧部材との間に位置し前記メンブレンスイッチの接点が切り換えられたときに前記押圧部材に対して押圧方向と逆方向への反発力を与える圧電素子部と、前記複数個の押圧部材のそれぞれの上面に密着して複数の押圧部材を覆うシート部材とが設けられており、
前記シート部材の表面には、それぞれの押圧部材の輪郭に沿う段差部が形成されており、前記シート部材は、隣り合う前記押圧部材の間で前記ベース上に配置された部材に触れることなく直接に張られているとともに、前記シート部材がそれぞれの前記押圧部材の押圧操作を互いに妨げないように伸縮性を有していることを特徴とするキーボード装置。 - 前記シート部材は、シリコーン系のゴムシートである請求項1記載のキーボード装置。
- 前記押圧部材には、前記メンブレンスイッチを押すステムが設けられ、前記ステムは弾性体で形成されている請求項1または2記載のキーボード装置。
- 前記支持部材は、前記ステムより弾性力の小さい弾性体で形成されている請求項3記載のキーボード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16256699A JP4219051B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | キーボード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16256699A JP4219051B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | キーボード装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000353443A JP2000353443A (ja) | 2000-12-19 |
JP4219051B2 true JP4219051B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=15757033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16256699A Expired - Fee Related JP4219051B2 (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | キーボード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4219051B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4501549B2 (ja) * | 2004-06-23 | 2010-07-14 | ソニー株式会社 | カメラ装置およびカメラ装置の制御方法 |
WO2006028222A1 (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ケーブル状圧電素子を用いた振動検知センサ及び感圧スイッチ |
US9024219B2 (en) * | 2012-04-12 | 2015-05-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Push switch |
CN104900439B (zh) * | 2015-06-01 | 2018-07-27 | 珠海市魅族科技有限公司 | 一种按键装置及具有该按键装置的终端 |
-
1999
- 1999-06-09 JP JP16256699A patent/JP4219051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000353443A (ja) | 2000-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950009024B1 (ko) | 개선된 작동자 어셈블리의 가진 푸쉬 스위치 | |
JP4389967B2 (ja) | キースイッチ構造及びキーボード装置 | |
KR100363460B1 (ko) | 키보드 장치 | |
US6759614B2 (en) | Keyboard switch | |
JP2011187298A (ja) | 保護シート、およびそれを備えた入力装置 | |
JPH02197025A (ja) | 電気スイッチ要素 | |
US10083807B2 (en) | Metal switch for input device | |
US20120068934A1 (en) | Interactive keyboard with viewable display | |
JP3306311B2 (ja) | 押圧操作型スイッチ | |
US6713700B2 (en) | Elevatable key switch and keyboard with the same | |
JP4475797B2 (ja) | キースイッチ用部材 | |
JP4219051B2 (ja) | キーボード装置 | |
US20230298833A1 (en) | Keyboard device with display panel | |
US20020166757A1 (en) | Push button switch apparatus and method of assembling the same | |
TW201826309A (zh) | 薄型按鍵結構 | |
JP5462668B2 (ja) | 入力装置 | |
JP2002216582A (ja) | 可動接点体 | |
JPH06103851A (ja) | フラットキーボード用メンブレンスイッチ | |
JP2004139752A (ja) | キースイッチ装置及びキーボード | |
KR101768572B1 (ko) | 사이드키 | |
US6830397B2 (en) | Expandable and contractible keyboard device | |
JPH10188727A (ja) | メンブレンスイッチ | |
JPH10247438A (ja) | キースイッチ及びキー入力装置 | |
US11656685B1 (en) | Information handling system keyboard with haptic enhanced membrane trigger | |
JP2000173397A (ja) | スイッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081111 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |