JP4474667B2 - トルク調整機能付き回転ダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、トルク調整用操作子の操作量にほぼ比例してダンパトルクを変化させることを可能としたトルク調整機能付き回転ダンパに関する。
回転部材に制動部材を接近または乖離させて両者間の間隔を調整することにより、ダンパトルクの調整を行うトルク調整機能付き回転ダンパとして、例えば、後掲する特許文献1乃至3に示すものがある。特許文献1には、粘性流体が充填されたケーシング内で軸方向に移動可能な略円筒状の可動部材と、該可動部材の内側で回転自在な回転部材とからなる回転ダンパが示されている。可動部材と回転部材との対向面はそれぞれテーパー状に形成されており、可動部材を軸方向に移動させることによって対向面間の間隔を変化させ、回転部材に対する制動力を調整するように構成されている。
特許文献2では、粘性流体が充填された室内で、駆動軸と一体に回転自在な回転部材に支持されたスライド部材を、駆動軸上に相対回転可能に設けたカム部材を介して、径方向にスライドさせ、スライド部材外面と室内周面との間隔を変化させることにより、軸部材の回転トルクを変化させる構成が開示されている。
特許文献3には、特許文献2と同様の構成において、カム部材に軸方向突出部をを設け、そのハウジング外に突出した先端にトルク調整ツマミを設けた構成が開示されている。
特開2001−108004号公報 特開2001−187934号公報 特開2001−193347号公報
これらの従来におけるトルク調整機能付き回転ダンパにあっては、上記いずれの特許文献に記載されているものにおいても、トルク調整用操作子の操作量とこれに対応したダンパトルクの変化とが比例関係になかった。図11(a)は本出願人が実験によって得た、従来例における、回転部材と制動部材との間の間隔(mm)と、ダンパトルク(mN・m)との相関図である。トルク調整用操作子をほぼ一定のピッチで操作したとき、回転部材と制動部材間の間隔は操作子の操作量に比例してほぼ一定の幅で拡大または縮小するが、ダンパトルクの変化は一定でなく、高トルク域では急激に、低トルク域では緩慢に変化することが示されている。例えば、間隔が小さい約0.05mmと約0.15mmとの間では、僅か1mmの間隔の変化に対し、ダンパトルクは160mN・mと120mN・mとの間で40mN・mもの大きな変化をみせる。これに対し、間隔が約0.5mmよりも大きくなると、5mm程度の間隔の変化に対しても、ダンパトルクは100mN・mと90mN・mとの間で10mN・mほどの小さな変化しか生じない。
また、図11(b)において、白抜きの棒グラフは、トルク調整用操作子がクリック機構を介して定ピッチで操作され、回転部材と制動部材間の間隔が操作子の操作量に比例して一定の幅で拡大または縮小する従来例における、1クリック毎のトルク変化量を示したものである。回転部材と制動部材間の間隔が小さい高トルク側からトルク調整用操作子をクリックしたものとしてクリック回数が示されている。回転部材と制動部材間の間隔が極めて小さいクリック1回目では、トルク変化量が20mN・mと大きいのに対し、同間隔が大きくなったクリック6回目では、トルク変化量は僅か5mN・mになってしまうことが分かる。
換言すれば、可動部材と回転部材との対向間隔が小さい状態では、その対向間隔が僅かに変化しただけでもトルクが大きく変化し、その対向間隔が大きくなると当該対向間隔が少しくらい変化してもトルクの変化は少ない。その結果、上記した従来技術では、可動部材と回転部材との対向間隔が小さい状態では、調整ネジの回転操作量を少なくし、その対向間隔が大きくなるにつれて調整ネジの回転操作量を大きくするという微妙な加減をしなければならない。したがって、必要なトルクを得ることが難しく、特に、可動部材と回転部材との対向間隔が小さい段階でのトルク調整は極めて困難なものとなる。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、ベーン部材の移動調整の操作量を微妙に加減しなくてもよいようにし、操作部材の一定の操作量によるベーン部材の移動量に変化をもたせ、これにより、操作部材の一定の操作量によるトルク変化量をほぼ一定にし、トルク調整を容易にすることを目的とする.また、特に、ロータ部材とベーン部材との対向間隔が小さい段階での微妙なトルク調整を可能としたトルク調整機能付き回転ダンパを提供することを目的とする。
上記した課題を解決すべく本発明にあっては、粘性液体を充填した室を有するハウジングと、該ハウジングの軸心上に配置され、ハウジングに対して相対回転自在な軸部材と、該ハウジングと前記軸部材の一方に固定的に設けられ、内周面に第1の粘性抵抗発生面を有する円筒壁と、前記第1の粘性抵抗発生面に対向して配置される第2の粘性抵抗発生面を有し、前記ハウジングと前記軸部材の他方に支持されて、前記第1の粘性抵抗発生面に対して接離方向に移動自在なベーン部材と、前記第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との間隔を変更させる前記ベーン部材の移動調整手段と、該ベーン部材移動調整手段の操作手段とを備え、該操作手段の操作量に対する前記移動調整手段による前記ベーン部材の移動量を操作ストロークの中間で変化せしめ、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が小さい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率を、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が大きい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率よりも小さくしたことを特徴とする。
前記円筒壁は前記軸部材に固定的に設けられ、前記ベーン部材は前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面上に、前記第2の粘性抵抗発生面にほぼ沿って形成された円弧状の長孔を有し、
前記ベーン部材移動調整手段は、前記ハウジングにより支持されるとともに、該ハウジングに対して相対的に回動可能で、前記軸部材に対して相対回転可能に構成された円筒部材と、前記円筒部材から径方向外方に前記ベーン部材の前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面と軸方向に重なる位置まで延出した部分を有する外方延出部と、該外方延出部の、前記ベーン部材の前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面と対向する面に設けられ、前記ベーン部材の長孔に係止する突起とを備え、前記ベーン部材移動調整手段の操作手段は、前記ベーン部材移動調整手段の円筒部材と作動的に結合され、前記ベーン部材の長孔内で前記突起を移動させつつ、その移動可能な範囲で、該円筒部材を前記ハウジング及び軸部材に対して相対的に回動せしめる操作子からなる構成とすることができる。前記ベーン部材は、前記ハウジングに対して固定的に設けられたガイド部材に案内されて前記軸部材の径方向に直線的に移動自在に構成してよく、また、その一端部が前記ハウジングに対して固定的に設けられた枢軸に枢支され、該枢軸を中心として遥動自在に構成してもよい。
更に、前記円筒壁は前記ハウジングに固定的に設けられ、前記ベーン部材は前記軸部材と一体に回転自在に支持されて、前記第2の粘性抵抗発生面とは反対側の面から軸部材方向に突出する凸部を有し、前記ベーン部材移動調整手段は、前記軸部材の一部の外周に、該軸部材に対して相対的に回動可能に設けられたカム部材と、該カム部材の外周に形成され、180度対称位置に前記ベーン部材に設けられた凸部と係合する凹陥部を有する断面略繭玉状のカム面と、前記ベーン部材を前記カム部材のカム面に向けて付勢する付勢手段とを備え、前記ベーン部材移動調整手段の操作手段は、前記カム部材を回転させる操作子からなる構成とすることもできる。
以上のように構成された本発明に係るトルク調整機能付き回転ダンパにあっては、操作手段の操作量に対する移動調整手段によるベーン部材の移動量を操作ストロークの中間で変化せしめ、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が小さい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率を、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が大きい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率よりも小さくしたことにより、ベーン部材の移動調整が一定の操作量によるものであっても第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との対向間隔の大小にかかわらず、ほぼ一定のトルク変化量を得るようにすることができる。
本発明によれば、ベーン部材の移動調整の操作量を操作者が微妙に加減しなくても、一定の操作量でベーン部材を移動調整させることにより、操作量に比例してダンパトルクが変化するため、トルク調整が容易であり、特に第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との対向間隔が小さい段階でのトルク調整が容易である。
すなわちこれは本発明が、粘性液体を充填した室を有するハウジングと、該ハウジングの軸心上に配置され、ハウジングに対して相対回転自在な軸部材と、該ハウジングと前記軸部材の一方に固定的に設けられ、周面に第1の粘性抵抗発生面を有する円筒壁と、前記第1の粘性抵抗発生面に対応する曲面をもって対向して配置される第2の粘性抵抗発生面を有し、前記ハウジングと前記軸部材の他方に支持されて、前記第1の粘性抵抗発生面に対して接離方向に移動自在なベーン部材と、前記第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との間隔を変更させる前記ベーン部材の移動調整手段と、該ベーン部材移動調整手段の操作手段とを備え、該操作手段の操作量に対する前記移動調整手段による前記ベーン部材の移動量を操作ストロークの中間で変化せしめ、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が小さい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率を、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が大きい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率よりも小さくしたからである。
以下、本発明を実施する最良の形態を図面を参照して説明すると、図に示される符号1は、本発明に係るトルク調整機能付き回転ダンパにおける装置本体である。該装置本体1のハウジングは、図1、図2に示すように、第1のハウジング部材11と第2のハウジング部材21とから構成される。
第1のハウジング部材11は、一方側の開口部13側内周面に雌ネジ溝を有し、中間部に円筒状の外筒部14を有し、他方側に底部15を有している。そして、底部15中央には小円筒壁16を突設し、この小円筒壁16の内側を円形深溝状に穿設して成る第1の軸受部12を形成し、この第1の軸受部12に後述するドラム2の軸部材2A(シャフト)の一端が、後述するメタル軸受3と、ベーン移動調整部材の抜け止め機能を有する固定ブッシュ39を介して相対回転可能に軸受けされている。また、トルク調整手段31を構成するために、小円筒壁16の外方側には環状の溝部17を介して左右対称位置に円弧状の突片部18が形成されている。この両突片部18の上下端それぞれには水平なガイド枠部18Aが形成され、前記第1の軸受部12の内周壁面における左右対称位置には軸方向に沿って内溝12Aが形成されている。また、この第1の軸受部12に対して偏心した位置には調整操作手段41のための開口部が形成されている。
第2のハウジング部材21は、一端が底部24によって閉塞された筒状のキャップ部材によって形成され、中央には内側に円形孔状の支持孔23を貫設して成る環状突起26を複数のリブ25によって連設し、この環状突起26の内側に精密ベアリングを備えたラジアル軸受27が嵌合して成る第2の軸受部22が形成されている。そして、第2のハウジング部材21であるキャップ部材の外周には雄ネジ溝が形成され、前記第1のハウジング部材11の雌ネジ溝に大径リング状のシール部材28を介してねじ込ませることで当該第1のハウジング部材11内に粘性液体の収容可能な室を封止した状態に閉塞され、且つこの第2の軸受部22に後述するドラム2の軸部材2A(シャフト)の他端が小径リング状のシール部材29を介して相対回転可能に軸受けされている。
ドラム2には、中央の軸部材2A(シャフト)から放射状に形成された複数のリブ2Cを介して当該軸部材2Aの軸線方向に延長するように筒状の円筒壁2Bが形成されており、この円筒壁2B内周面には軸方向の溝部2Dを設けてある。そして、ドラム2は、第1のハウジング11と第2のハウジング21との間の室内において、円筒壁2Bが第1のハウジング11の内周面と対向するように配置されている。
図示例においては、ドラム2を軸部材2Aと別体とし、相互に回転不能に構成したが、ドラム2と軸部材2Aとを一体の構成としても良い。
トルク調整手段31は、第1のハウジング部材11の小円筒壁16外方の環状の溝部17に嵌合固定される調整リング32、調整リング32外周に嵌合されるベーン移動調整部材33、ベーン移動調整部材33に連繋されて径方向に移動可能となるようドラム2の円筒壁2B内側において180°対称位置に配された一対のベーン部材34、第1のハウジング部材11の小円筒壁16に圧入されて第1の軸受部12に嵌合固定されたベーン移動調整部材抜け止め部材39とによって構成されている。
すなわち、調整リング32は、所定の肉厚を有し、中央に略横長矩形状の開口部32Aが形成されており、この開口部32A内側の上下対称位置には、回転止用の突起32Bを形成してある。そして、第1の軸受部12の外周の上下対称位置に形成した凹溝12Bに当該突起32Bが嵌合することで、調整リング32自体が第1の軸受部12に対し回転不能となるように固定されるようにしてある。また、調整リング32は、横長の開口部32Aによって左右両側面が薄肉で弾力性を有するものとなっており、その外面側には突起32Cが設けられていて、後述するベーン移動調整部材33の他端側内周の内周ギヤ部33Aにクリック回転可能に係合すようにベーン移動調整部材33の内側に配置されている。
ベーン移動調整部材33は、筒体の一端側外周に、後述する調整操作手段41のアジャストギヤ42が噛合する外周ギヤ部33Bが形成され、筒体の他端側内周には、前記調整リング32の左右両側の突起32Cをクリック回転可能に噛合させるための内周ギヤ部33Aが形成されている。また、ベーン移動調整部材33の筒体の180°対称位置には互いに対称形状を成す突片部33Cを設け、その後面側にはそれぞれベーン部材34の長孔35に係合するための突起33Dが設けられている。
ベーン部材34は、略三日月形状の本体36の外径面部37、ドラム2の円筒壁2B内面により形成される第1の粘性抵抗発生面に接近乖離可能な第2の粘性抵抗発生面を形成する。また、該本体36には、湾曲した全長のほぼ中央部から一方の端部にかけて長孔35が形成されている。この長孔35には前記ベーン移動調整部材33の突起33Dが長孔の両端間を移動可能に係合する。また、ベーン部材34は、長孔35に突起33Dが係合する面とは反対側の下面に平行に形成された係止片38を有する。この係止片38を、第1のハウジング部材底部15の二つの円弧状突片部18の両端から平行に延出するガイド枠部18Aに係合させることことにより、ベーン移動調整部材33の回動によってベーン部材34の径方向へのスライド移動を可能にしている。
図7は、ベーン部材34の移動方式の別例を示す。この例においては、ベーン部材34の長さ方向において、長孔35が形成されていない側の端部を、第1のハウジング部材11の底部に開口部側方向に向けて突き出されたピン部材等による支持部51を介して枢動可能に枢支して、ドラム2の円筒部2Bの第1の粘性抵抗発生面とベーン部材34の第2の粘性抵抗発生面との対向間隔を変更するようにしている。この例においても、本明細書中に説明されている、突起33Dが長孔35に係合した状態で、ベーン移動調整部材33を回動させて、ベーン部材34を移動させる構造に関わる特徴は全て当てはまるものである。
前記長孔35は、図8(b)に示す形状に形成されている。図中、点線で示された長孔35Aは、本発明によらない場合の例を示すもので、最大トルクを発生する右端部から最小トルクを発生する左端部に至るまで単純円弧形状に形成されている。本発明に係る長孔35は、両端部を点線の長孔35Aと一致させているものの、中間部分を右端近傍では点線の長孔35Aから徐々に離れて内方に向かって伸延し、左端近傍で反転方向に屈曲して左端部に至るように形成されている。これにより操作手段41の一定の操作量に対して、前記円筒壁2Bの第1の粘性抵抗発生面に対するベーン部材34の第2の粘性抵抗発生面の移動量の変化率を、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が小さい大トルク側で小さく、且つ対向距離が大きい小トルク側で大きくなるようにしている。
図8(a)は、長孔35の形状をベーン移動調整部材33の突起33Dの回動軌跡との関係で説明する図である。一点鎖線による円弧曲線R1はハウジング部材11,21の軸心Oを中心とするベーン移動調整部材33の突起33Dの回動軌跡である。点線による円弧曲線R2は、ベーン部材34の円周方向中央Cとハウジング部材11,21の軸心Oとを結ぶ縦線X上の点O1を中心とする、突起33Dの回動軌跡よりも大きい径を有する円弧を、円弧曲線R1と縦線Xとが交わる点Pを通るように引いた曲線である。
仮に、この円弧曲線R2に沿って長孔35を形成すると、ベーン部材34の移動量は、トルク調整軸操作子の操作量、即ち、突起33Dの回動角度に比例したものとなり、従来のトルク調整機構と同様に、高トルク域における急激なトルク変化と、低トルク域における緩慢なトルク変化を生じることになる。図8(a)中、円弧曲線R1と点線による円弧曲線R2とに挟まれる部分域において、円弧曲線R1上の10°毎の回動角度位置から円弧曲線R2に至る垂直に引かれた線Sは、突起33Dの回動角度に比例した、従来と同様な、ベーン部材34の移動量を示している。
本発明における長孔35の一端部は、ベーン部材34の第2の粘性抵抗発生面を、ドラム2の円筒壁2B内面の第1の粘性抵抗発生面に最も近い、最大トルクを発生する部分に位置させるために、ベーン移動調整部材33の突起33Dが、円弧曲線R1及びR2と縦線Xとが交わる点Pに位置するように形成されている。すなわち、ベーン移動調整部材33の突起33Dが長孔35の一端部に位置したときに、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面とが最も近接することになり、最大トルクを発生することになる。また、他端部は、第2の粘性抵抗発生面を第1の粘性抵抗発生面から離れた最小トルクを発生する部分に位置させるために、突起33Dが、縦線Xから最も離れた部分において曲線R2上に位置するように形成されている。そして、長孔35の中間部は、その長手方向中心線が、縦線Xに近い高トルク域においては、突起33Dの回動軌跡を示す円弧曲線R1に沿って伸延し、低トルク域に近づくに従って徐々に曲線R1から離れる方向に向かい、最小トルク域では曲線R2に近づいて合流するという、図中、円弧曲線R1とR2とに挟まれた部分域内に示される特殊曲線L1を描く形状に形成されている。すなわち、図8(b)の実線で示された長孔が、本件発明の長孔35である。
本発明においては、長孔35の中間部のなす特殊曲線が、第2の粘性抵抗発生面と第1の粘性抵抗発生面との間隔が小さい高トルク域において、安定した一定のトルク変化量を得るために、特に重要である。長孔35の中間部が、縦線Xに近い高トルク域において、突起33Dの回動軌跡を示す円弧曲線R1に沿って伸延しているのは、高トルク域では、第2の粘性抵抗発生面と第1の粘性抵抗発生面との間隔のわずかな変化で大きなトルク変化が生じるため、ベーン部材34の移動量を小さくする必要があるからである。このように、長孔35の形状は、ベーン移動調整部材33を突起33Dが長孔35に係合した状態で一定の角度ずつ回動させたとき、第2の粘性抵抗発生面と第1の粘性抵抗発生面との間隔に応じて変化するトルク(トルク変化量)がほぼ一定になるように形成されている。
これに関し、ベーン移動調整部材33を一定の角度ずつ回動させるのを容易化するために、トルク調整手段31には、調整リング32とベーン移動調整部材33の内周ギヤ部33Aとで形成されるクリック機構が採用されている。図8(a)に示されるように、トルク調整ツマミ43Aをクリック回動させるごとに、ベーン移動調整部材33の突起33Dが円弧曲線R1に沿って約10°ずつ回動するように構成されている。
図11(b)は、トルク調整ツマミ43Aを、第2の粘性抵抗発生面と第1の粘性抵抗発生面との間隔が小さい高トルク側からクリック回動させたときの、本件発明におけるトルク変化量を黒の棒グラフで示し、従来例を示す白抜きの棒グラフと対比させて、両者のトルク変化量の違いを明確に表している。
すなわち、従来例においては、トルク調整用操作子がクリック機構を介して定ピッチで操作されると、操作量に比例した移動量で回転部材と制動部材とが相対的に移動するため、回転部材と制動部材間の間隔が極めて小さい最大トルク時には、1回目のクリック操作で、トルクが大きく(20mN・m)変化してしまう。また、6回目のクリック操作時には、回転部材と制動部材間の間隔が大きくなっているため、一回目と同じ操作量であるにも拘わらず、トルク変化量は僅か(5mN・m)であることが分かる。
これに対し、本発明にあっては、第2の粘性抵抗発生面と第1の粘性抵抗発生面との間隔が小さい最大トルク時には、ベーン部材34の移動量を特に小さくし、そこからベーン部材34の移動量を徐々に大きくし、最小トルク時には、ベーン部材34の移動量を特に大きくすることにより、クリック操作の1回目から6回目までの全般にわたり、トルク調整用操作子の操作量に比例したほぼ一定のトルク変化量(12mN・mないし13mN・m)にすることができた。
なお、長孔35は、図示例では、ベーン部材34の縦線Xから一方の片側のみに形成されているが、必要に応じて中間部のなす特殊曲線を縦線Xの両側に跨るように形成してもよい。この点、本発明の図示する実施例においては、トルク調整用アジャストシャフト43がハウジング11,21の軸心から偏芯した位置に設けられているため、ベーン部材34がアジャストシャフト43と干渉しない範囲に収まるように、長孔35の長さを例えばベーン移動調整部材33の中心から60度の範囲内に収まるようにしてある(図8(a)参照)。
図9には、本発明の第2の実施の形態として、本発明をカム機構によるトルク調整手段に適用する場合の前提となる基本構造が示されている。この基本構造は、本出願人による特開2001―187934号公報に開示されたものである。それによれば、軸部材により一体回転自在に支持されたベーン部材108がハウジング102に対して相対的に回転可能に設けられている。該ベーン部材108は、軸部材に一体的に取付けられた基板106の長手方向の両端に対向配置されて、第1の粘性抵抗発生面であるハウジング102の内面に対して、第2の粘性抵抗発生面である外面部108cを接近乖離できるように径方向にスライド可能に支持されている。そして、基板106の一方の面に設けられたベーン移動調整手段107に向けてばね手段109により付勢されて、該ベーン移動調整手段107に押し付けられた状態に設けられている。
この公開特許公報によれば、ベーン移動調整手段107は、基板106の一方の面に形成された円筒状の突出部に取付けられた不図示の調整リングと、該調整リングの外周に係合した略楕円形状のカム部材172と、該カム部材172の軸172cに取付けられたカム部材172を回動操作する調整ツマミ173とから構成されている。
本発明の第2の実施の形態においては、上記基本構造に対して、カム構造に改良が加えられている。すなわち、このカム構造は、図10(a)に示すように、ベーン部材108のカム部材172の外周に当接する面の中央に凸部163が形成されている。カム部材172は、外周に、略円形の180°対称位置にベーン部材108の凸部163と係合する凹陥部162を有する断面略繭玉状のカム面172aを備えている。調整ツマミ173を介して、カム部材172をクリック回転操作することにより、ベーン部材108の凸部163に対向するカム面172aの位置を変更することができ、且つ凸部163をカム面172aの凹陥部162と係合させることができる。
カム面172aの形状について図10(b)を参照して詳しく説明する。図中、二点鎖線による円弧曲線R3は、カム部材172の軸心O’を中心とする真円の部分円弧である。点線による曲線R4は、カム部材172の回転操作量に比例したベーン部材108の移動量をもたらす、従来のカム面形状を表した曲線である。本発明に係るカム面172aの形状は、実線で示されているように、第1の粘性抵抗発生面であるハウジング102の内面102cと、第2の粘性抵抗発生面である外面108cとが接近した高トルク域においては、真円の円弧曲線R3に沿って伸延し、低トルク域に近づくに従って徐々に曲線R3から離れる方向に向かい、最小トルク域では曲線R4に近づいて合流するという、図中、曲線R3とR4とに挟まれた部分域内に示されているような特殊曲線L2で示される形状に形成されている。
これにより、調整ツマミ173を介して、一定のピッチでカム部材172を回動操作したとき、ハウジング102の第1の粘性抵抗発生面とベーン部材108の第2の粘性抵抗発生面との間の対向間隔が小さい高トルク域においては、カム部材172の上記の特殊曲線L2で示されるカム面172aにベーン部材108の凸部163が接することにより、ベーン部材108の移動量を特に小さくして第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との間の対向間隔を少しずつ調整できるようになる。そこからベーン部材34の移動量を徐々に大きくし、また、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との間の対向間隔が最も大きい最小トルク域においては、カム面172aの凹陥部162にベーン部材108の凸部163が係合することにより、その対向間隔が急に大きくなるようにした。これにより、一定のピッチ毎の、カム部材172の回動操作量に対するトルクの変化量は少ないものとなる。したがって、調整ツマミ173により、カム部材172をクリック回転動作するとき、操作量を微妙に加減しなくても一定の操作量で一定のトルク変化量がえられるため、トルク調整を容易に行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態におけるトルク調整機能付き回転ダンパを示し、(a)は斜め前方側から見た分解状態の一部切欠断面図、(b)は斜め後方側から見た分解状態の一部切欠断面図である。 (a)は図1のトルク調整機能付き回転ダンパの組付状態の一部切欠の縦断面図、(b)は同組付状態の一部切欠の横断面図である。 (a)は最大トルク時における図2(a)中のA−A断面図、(b)は最小トルク時の図2(a)中のA−A断面図である。 (a)は最大トルク時における図2(a)中のB−B断面図、(b)は最小トルク時の図2(a)中のB−B断面図である。 (a)は最大トルク時における図2(a)中のC−C断面図、(b)は最小トルク時の図2(a)中のC−C断面図である。 本発明に係るトルク調整機能付き回転ダンパのトルク調整手段における、固定されたアジャストリングに対するアジャストシリンダ部材の回転動作を説明するもので、(a)は1ピッチクリック回転前の一部切欠断面図、(b)は1ピッチクリック回転途中の一部切欠断面図、(a)は1ピッチクリック回転後の一部切欠断面図である。 ベーン部材の移動方式のたの他の実施の形態を示すもので、(a)は最大トルク時の状態の断面図、(b)は最小トルク時の状態の断面図である。 ベーン部材の移動量を説明するもので、(a)は一部切欠断面図、(b)はベーン部材の平面図である。 本発明の第2の実施の形態として、本発明をカム機構によるトルク調整手段に適用する場合の前提となる従来のカム機構によるトルク調整手段を示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、(a)はカム部材の回転操作量に対するベーン部材の移動量を説明する動作説明図、(b)は、カム部材のカム面形状の説明図である。 (a)は、従来例における、ドラムの第1の粘性抵抗発生面とベーン部材の第2の粘性抵抗発生面との隙間(mm)とトルク(mN・m)との相関関係を示すグラフであり、(b)は、トルク調整手段をクリックする毎のトルク変化量を、従来例と本発明における場合とを対比して示したグラフである。
符号の説明
1…装置本体 2…ドラム
2A…軸部材(シャフト) 2B…円筒部
2C…リブ 2D…溝部
3…メタル軸受
11…第1のハウジング 12…第1の軸受部
12A…内溝 12B…凹溝
13…開口部 14…外筒部
15…底部 16…小円筒壁
17…溝部 18…突片部
18A…ガイド枠部 19…開口部
21…第2のハウジング 22…第2の軸受部
23…支持孔 24…底部
25…リブ 26…環状突起
27…ラジアル軸受 28…シール部材
29…シール部材 31…トルク調整手段
32…調整リング 32A…開口部
32B…突起 32C…突起
33…ベーン移動調整部材 33A…内周ギヤ部
33B…外周ギヤ部 33C…突片部
33D…突起 34…ベーン部材
35…長孔 35A…円弧軌跡
36…ベーン部材本体 37…外径面部
38…係止片 41…操作手段
42…アジャストギヤ 42A…Dカット孔部
43…アジャストシャフト 43A…トルク調整ツマミ
43B…Dカット軸部 44…シール部材
45…止め輪部材 51…支持部
C…ベーン部材円周方向中央 O…ハウジングの軸心
X…CとOを結ぶ縦線 R1…Oを中心とする円弧曲線
R2…R1より径の大きい円弧曲線 O1…X線上におかれたR2の中心
P…R1,R2とXとの交点 L1…長孔の長手方向中心線が描く曲線
102…ハウジング 102c…ハウジングの内面
106…ベーン部材の基板 107…ベーン移動調整部材
108…ベーン部材 108c…ベーン部材の外面部
109…ばね手段
162…カム面の凹陥部 163…ベーン部材の凸部
172…カム部材 172a…カム面
172c…カム部材の軸 173…カム部材の調整ツマミ
O’…カム部材の軸心 R3…O’を中心とする円弧曲線
R4…従来のカム面を示す曲線 L2…本発明によるカム面を示す曲線

Claims (5)

  1. 粘性液体を充填した室を有するハウジングと、該ハウジングの軸心上に配置され、ハウジングに対して相対回転自在な軸部材と、
    該ハウジングと前記軸部材の一方に固定的に設けられ、周面に第1の粘性抵抗発生面を有する円筒壁と、
    前記第1の粘性抵抗発生面に対向して配置される第2の粘性抵抗発生面を有し、前記ハウジングと前記軸部材の他方に支持されて、前記第1の粘性抵抗発生面に対して接離方向に移動自在なベーン部材と、
    前記第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面との間隔を変更させる前記ベーン部材の移動調整手段と、
    該ベーン部材移動調整手段の操作手段とを備え、
    該操作手段の操作量に対する前記操作手段による前記ベーン部材の移動量を操作ストロークの中間で変化せしめ、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が小さい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率を、第1の粘性抵抗発生面と第2の粘性抵抗発生面の対向距離が大きい状態における操作手段の操作量に対するベーン部材の移動量の変化率よりも小さくしたことを特徴とするトルク調整機能付き回転ダンパ。
  2. 前記円筒壁は前記軸部材に固定的に設けられ、
    前記ベーン部材は前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面上に、前記第2の粘性抵抗発生面にほぼ沿って形成された円弧状の長孔を有し、
    前記ベーン部材移動調整手段は、前記ハウジングにより支持されるとともに、該ハウジングに対して相対的に回動可能で、前記軸部材に対して相対回転可能に構成された円筒部材と、前記円筒部材から径方向外方に前記ベーン部材の前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面と軸方向に重なる位置まで延出した部分を有する外方延出部と、該外方延出部の、前記ベーン部材の前記ハウジングの軸心に対しほぼ直交する面と対向する面に設けられ、前記ベーン部材の長孔に係止する突起とを備え、
    前記ベーン部材移動調整手段の操作手段は、前記ベーン部材移動調整手段の円筒部材と作動的に結合され、前記ベーン部材の長孔内で前記突起を移動させつつ、その移動可能な範囲で、該円筒部材を前記ハウジング及び軸部材に対して相対的に回動せしめる操作子からなる請求項1記載のトルク調整機能付き回転ダンパ。
  3. 前記ベーン部材は、前記ハウジングに対して固定的に設けられたガイド部材に案内されて前記軸部材の径方向に直線的に移動自在に構成されている請求項1または2記載のトルク調整機能付き回転ダンパ。
  4. 前記ベーン部材は、その一端部が前記ハウジングに対して固定的に設けられた軸に枢支され、該枢軸を中心として枢動自在に構成されている請求項1または2記載のトルク調整機能付き回転ダンパ。
  5. 前記円筒壁は前記ハウジングに固定的に設けられ、
    前記ベーン部材は前記軸部材と一体的に支持されて、前記第2の粘性抵抗発生面とは反対側の面から軸部材方向に突出する凸部を有し、
    前記ベーン部材移動調整手段は、前記軸部材の一部の外周に、該軸部材に対して相対的に回動可能に設けられたカム部材と、該カム部材の外周に形成され、前記ベーン部材に設けられた凸部と係合する凹陥部を有するカム面と、前記ベーン部材を前記カム部材のカム面に向けて付勢する付勢手段とを備え、
    前記ベーン部材移動調整手段の操作手段は、前記カム部材を回転させる操作子からなる請求項1記載のトルク調整機能付き回転ダンパ。
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