JP4473732B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

(関連出願)
本出願は、Henry A.Blauvelt、Kerry J. Vahala、David W.Vernooy、およびJoel S.Paslaski名義の2002年6月28日付けで出願された「Optical junction apparatus and methods employing optical power transverse−transfer」という名称の米国特許出願第10/187,030号、Albert M.Benzoni、Henry A.Blauvelt、David W.Vernooy、およびJoel S.Paslaski名義の2002年7月5日付けで出願された「Micro−hermetic packaging of optical devices」という名称の米国仮特許出願第60/393,974号、並びにDavid W.Vernooy、Joel S.Paslaski、およびGuido Hunziker名義の2003年4月29日付けで出願された「Low−profile−core and thin−core optical waveguides and methods of fabrication and use thereof」という名称の米国仮特許出願第60/466,799号に基づいた優先権を主張するものである。
本発明の分野は、光導波路に関するものである。更に詳しくは、本明細書においては、それらの間で光パワーを横転送(transverse−transfer)する平面光導波路のアセンブルを円滑に実行するための様々な適合について開示している。
本出願は、Henry A.Blauvelt、Kerry J.Vahala、David W.Vernooy、およびJoel S.Paslaski名義の2002年2月27日付けで出願された「Alignment−insensitive optical junction apparatus and methods employing adiabatic optical power transfer」という名称の米国仮特許出願第60/360,261号と、Henry A.Blauvelt、Kerry J.Vahala、Peter C.Sercel、Oskar J.Painter、およびGuido Hunziker名義の2001年10月30日付けで出願された「Integrated end−coupled transverse−optical−coupling apparatus and methods」という名称の米国仮特許出願第60/334,705号に開示されている主題に関係するものである。
第1平面光導波路は、第1導波路基板上の相対的に低い屈折率の第1クラッディング内に第1コアを含んでいる。第1コア上には、その長さの少なくとも一部に沿って、実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面が提供されている。第2平面光導波路も、第2導波路基板上の相対的に低い屈折率の第2クラッディング内に第2コアを含んでいる。そして、第2コア上には、その長さの少なくとも一部に沿って、実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面が提供されている。これらの第1および第2平面導波路は、その対応する実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面の少なくとも一部が互いに対向するように、1つにアセンブルされ、この結果、第1および第2コアの個々の横結合(transverse−coupled)部分に沿って、それらの間で光パワーを横転送するべく、これらの導波路が配置される。なお、導波路のアセンブルの際には、導波路上部クラッディング表面を、互いに接触した状態で配置することも可能であり、あるいは、互いに離隔させることも可能である。
導波路上部クラッディング表面の形成に使用する方式に類似した方式で、対応する構造上部クラッディング表面を提供するべく、クラッディング内に、コア材料の追加領域を提供可能である。これらの導波路および構造上部クラッディング表面は、実質的に平行であり、いくつかの例においては、実質的に同一平面内にあってよい。構造上部クラッディング表面は、平面導波路のアセンブルの際に、互いに接触した状態で配置され、これにより、アライメントおよび/または支持を提供する。
実質的に平坦な導波路および構造上部クラッディング表面は、薄型コア上にクラッディング材料を堆積させることによって形成可能であり、この場合に、コアの幅(すなわち、横方向の寸法)は、コアの高さ(すなわち、垂直方向の寸法)よりも大きい。あるいは、この代わりに、実質的に平坦な導波路および構造上部クラッディング表面は、化学機械研磨(Chemical−Mechanical Polishing:CMP)やその他の様々な形状のコア上に堆積されたクラッディングの好適な処理法によって形成することも可能である。
アセンブル済みの平面導波路を固定すると共に、その様々な光学表面を保護するべく、埋め込みまたはカプセル化媒体を採用可能である。埋め込みプロセスの際に機械的なアライメントおよび/または支持を提供することおよび/または、導波路周辺の適切な場所に埋め込み材料プレカーソルの流れを案内することにより、コア材料の領域によって形成された構造上部クラッディング表面を使用してカプセル化プロセスを円滑に実行することができる。このような埋め込みは、微小密封パッケージとして機能することおよび/または、パッケージングされたアセンブル済みの光導波路の光学特性/性能を向上させる役割も果たすことができる。
本明細書において開示されている横結合のためにアセンブルされた光導波路の目的および利点については、添付図面に図示され、以下の記述および/または請求項に開示されている模範的な実施例の開示内容を参照することにより、明らかとなろう。
添付図面に示されている実施例は、模範的なものであって、本開示および/または添付の請求項の範囲を限定するものと解釈してはならない。また、添付図面に示されている構造の相対的なサイズおよび/または比率は、いくつかの例においては、開示対象の実施例の図示を容易にするべく変形されていることにも留意されたい。
図1A〜図1Eおよび図2A〜図2Eの模範的な導波路に示されている薄型コアは、横結合光導波路の製造およびアセンブルにおいて利点を提供することができる。導波路のコア材料レイヤを堆積させ、次いで、パターニングしてコアを形成した後に、通常、更なるクラッディング材料を堆積させて製造プロセスを継続する。通常採用されている堆積プロセスによれば、整合の程度にばらつきが現れ、上部クラッディングの厚さとコアの高さが(例えば、約2倍以下の範囲で)同様になるようにクラッディング材料を導波路コア上に堆積させた場合にも、通常は、湾曲したクラッディング上部表面が結果的に生成される。そして、約2:1未満のアスペクト比(幅:高さ)を有する導波路コアの場合には、通常、導波路上の上部クラッディング表面の大部分が湾曲している(図3Aに示されている導波路1250(基板1256上のコア1252およびクラッディング1254))。一方、これとは対照的に、類似の状況において、約2:1を上回るアスペクト比を具備する薄型コア(図3Bに示されている導波路1260(コア1262、クラッディング1264、および基板1266)、並びに図1Bおよび図2Bに示されているその他の例)の場合には、通常、コアの側部エッジ近傍においては湾曲しているが、(全部でない場合にも)コアの幅の大部分において実質的に平坦な上部クラッディング表面が生成される。結果的に生成されるこの実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面により、その導波路と、別の同様に製造された導波路とのアセンブルを円滑に実行し、これらの導波路上部クラッディング表面を(図3Cに示されているように、互いに接触した状態で、または互いに離隔した状態で)互いに対向させることができる。そして、この実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面により、光パワーの横転送のための導波路の安定した再現可能な配置が容易になるのである。
この導波路コア1262を形成するべく堆積される材料レイヤの実質的に均一な厚さと、クラッディング1264(および、その上部表面)を形成するために利用可能な実質的に均一な堆積プロセスにより、いくつかの利点が提供される。すなわち、短い長さ(数ミリメートル以下)にわたって、導波路コア1262の直接上方の上部クラッディング表面の部分(導波路上部クラッディング表面)が実質的に平坦かつ均一であり、この結果、上部クラッディング表面に接触した状態で導波路1260上に別の導波路1270を配置することが可能となり、導波路上部クラッディング表面間に無視可能な介在間隔を有する2つの導波路コアの再現可能かつ安定した相対的な配置が提供される(図3C)。また、相対的に大きな長さ(数センチメートル以上)にわたる堆積の実質的な均一性によれば、共通基板ウエハ上に同時形成された(実質的に同一の上部クラッディングイレヤを含む)複数の実質的に同一の導波路1260を得ることができる(ウエハスケールの製造)。この結果、このような光の横結合のために再現可能かつ安定的に配置された実質的に同一の導波路の光学性能に基づいて、光学装置の信頼性の高い製造およびアセンブルを実現可能である。
この図3Cの導波路1260および1270の横結合部分(ならびに、本明細書に記載および/または図示されているその他の模範的な導波路の横結合部分)は、実質的にモード/屈折率整合された横結合のために適合可能であり、あるいは、実質的な断熱横結合のために適合することも可能である。なお、横結合のためのこのような適合技法については、上記引用の米国特許出願第10/187,030号、米国仮特許出願第60/360,261号、および米国仮特許出願第60/334,705号に詳述されている。一方、実質的な断熱結合のためのこのような1つの適合については、図4A〜図4Dに示されており、これらの図面は、第1導波路のコア1112の幅が、その終端に至るまで徐々に細くなる一方で、この第1導波路と横結合された第2導波路のコア1122は、コア1112の下方の地点において始まり、コア1112が徐々に細くなるに伴って、その幅が徐々に太くなっていることを示している。
図1A〜図1Eは、薄型コア310を含む平面光導波路の模範的な実施例の断面を示している。この導波路は、導波路基板302上に形成されており、この基板は、通常、シリコンなどの実質的に平坦な半導体基板である。本明細書において後程列挙するものおよびその等価物を含むあらゆる好適な導波路基板材料を使用可能である。コア310は、相対的に低い屈折率のクラッディング320によって取り囲まれている。この図1A〜図1Eの例においては、導波路コア310は、通常、厚さ(すなわち、垂直方向の大きさ)が数十〜数百ナノメートルの範囲の窒化シリコン(Sixy:屈折率が約2である)または窒化酸化シリコン(SiNxy)の薄いレイヤから構成される。一方、この例におけるクラッディング320は、シリカまたはドーピングされたシリカ(屈折率が約1.5である)から構成可能であり、この結果、これらの模範的な導波路は、高屈折率比(これは、本明細書においては、約5%を上回るコア/クラッディング屈折率比として定義されている)を有している。なお、本明細書において後程列挙するものおよびその等価物を含むコアおよびクラッディング材料のその他の好適な高屈折率比の組み合わせも同様に使用可能である。
一般的な通信波長(可視または近赤外)における光学モードをサポートするには、模範的な高屈折率比導波路300のコア310は、幅(すなわち、横方向の大きさ)が約0.5μm〜約8μmの範囲をとることができる。特定の垂直および横方向の大きさの選定は、導波路300に望ましい特性(本明細書において後程詳述する)によって左右される。半導体光学装置モードとの空間モード整合のためには、高さが約50〜100nmで、幅が約2〜3μmの窒化シリコンコアが非常に適しており(これは、高さが約1〜2μmで、幅が約1.5〜2μmの横モードサイズを提供する(このモードサイズは、1/e2HW強度で表現されている))、更に大きなモードとの空間モード整合には(または、別の導波路との光学横結合を促進するには)、約5〜6μmの更に薄い(垂直方向の大きさ)窒化シリコンコアが非常に好適であろう。
基板302とコア310間のクラッディング320は、導波路300から基板302内への光パワーの漏洩を(動作上許容可能な限度内に)削減または実質的に防止するために、十分に厚く製造可能である。この目的を実現するには、約5μmを上回る(通常は、約10μmを上回る)下部クラッディングの厚さがあれば十分である。シリコンまたはその他の半導体基板上に形成された実施例の場合には、しばしば、基板上に、酸化物バッファレイヤが提供される。このようなバッファレイヤが下部クラッディングを構成することも可能であり、あるいは、上部にこの下部クラッディングレイヤを堆積させる基板の上部表面を構成することも可能である。なお、本開示および/または請求項の範囲を逸脱することなしに、導波路から基板内への光の漏洩を実質的に防止するべく、その他の好適な構造を使用することも可能である。
コア310上のクラッディング320の厚さは、その導波路の意図する使用法によって変化し、これによって左右されることになる。導波路の上部表面を通じた光の漏洩を(動作上許容可能な限度内に)削減または実質的に防止すると共に/または、サポートされている光学モードを使用環境から(動作上許容可能な限度内において)実質的に隔離するべく、導波路の長さの各部分に沿って、上部クラッディングを十分に厚くすることができる。この目的を実現するには、約5μmを上回る(通常は、約10μmを上回る)上部クラッディング厚さがあれば十分である。導波路の長さの横結合部分に沿って、更に薄い上部クラッディングレイヤが更に好適である場合も存在する。このような更に薄い上部クラディングの場合には、横結合された導波路の光学モード間における横方向の空間的なオーバーラップを促進するべく、通常、垂直方向の大きさは、約1μm未満であり、垂直方向の大きさが約0.5μm未満であることも多い。なお、その他の例において、クラッディングの屈折率を下回るまたは略等しい屈折率を具備する透明な光学媒体内に導波路を後から埋め込むまたはカプセル化する場合には、薄い上部レイヤであっても十分であろう。この場合には、現実的に、この埋め込み媒体が、追加のクラッディングとして機能することになるからである。
導波路に対して課される物理的および/または機械的な制約および/または要件に応じて、コア310がサポートする光学モードに対する導波路クラッディングの側部エッジの影響を削減または実質的に除去するべく、クラッディング320は、(図1Bおよび図1Eに示されているように)コア310から離れる方向に横に延長可能である。あるいは、この代わりに、クラッディング320は、(図1A、図1C、および図1Dに示されているように)コア310の1つのまたは両方の側部に突出した側部表面を有するように形成することも可能であり、このような表面は、サポートされている光学モードの特性に影響を与えることもあり、与えない場合もある。このようなクラッディングの側部表面は、様々な深さで提供可能であり、コア310の深さの近傍またはこれを越えて下方に延長することも可能であり、あるいは、延長しなくてもよい。導波路は、このような様々な構成を具備する複数のセグメントを含むように形成可能である。
図2A〜図2Eの断面には、導波路基板402上に配置された薄型コアを含む平面導波路の更なる模範的な実施例が示されている。基板402は、(前述の例におけるように)シリコンなどの半導体基板から構成可能であり、あるいは、本明細書において後程列挙するものまたはその等価物を含むあらゆる好適な基板材料を使用することができる。これらの例においては、導波路は、相対的に低い屈折率のクラッディング420内のドーピングされたシリカコア410を含むことが可能であり、クラッディングは、ドーピングされたまたはドーピングされていないシリカから構成可能である。屈折率比は、通常、図1A〜図1Eの例におけるよりも格段に小さく、例えば、約1または2%未満であってよい(なお、本明細書において、低屈折率比とは、約5%未満のコア/クラッディング屈折率比として定義されている)。この例においては、コアは、高さが約0.5μmで、幅が約5μmであってよく、高さが約4〜5μmで、幅が4〜5μmの横モードサイズが提供される(モードイサイズは、1/e2HW強度で表現されている)。このようなモードは、光ファイバモードとの空間モード整合に非常に好適であろう。薄型で低屈折率比の導波路コアは、高さが約0.3μmから最大で約2〜3μmであり、幅が1μm〜約10μmの範囲をとることができる。特定の寸法の組み合わせは、所望の空間モード特性と採用する特定の屈折率比のレベルによって左右されることになる。なお、ドーピングされたまたはドーピングされていないシリカに加え、本明細書において後程列挙するものおよびその等価物を含むコアおよびクラッディング材料のその他の好適な低屈折率比の組み合わせも同様に使用可能である。
以前の例におけるように、コア410の下のクラッディング420は、導波路400から基板402(該基板のみ、または該基板上に提供されるバッファレイヤとの組み合わせ)内への光の漏洩を(動作上許容可能な限度内に)削減または実質的に防止するべく、十分に厚くすることができる。一方、上部クラッディングは、導波路の上部表面を通じた光の漏洩を実質的に防止するべく、導波路の各部分に沿って十分に厚くすることおよび/または、導波路間における光学的な横結合を促進するべく、導波路の長さのその他の部分に沿って十分に薄くすること、も可能である。クラッディング420の側部部分は、前述の様々な方法のいずれかによって構成可能であり、導波路400は、このような様々な構成を具備する複数のセグメントを含むように形成可能である。
レイヤの構造特性と、薄型コアを有する導波路の形成に使用する空間的に選択的な材料処理段階を更に活用することにより、横結合のためにアセンブルされた光導波路をアライメントおよび/または支持するための隣接構造部材を形成可能である。図5A、図5B、および図5Dには、コア1310の両側に、コア材料の長い領域のペア1330が示されており、これらはいずれも、基板1302上のクラッディングの下部レイヤ1320上に堆積されたコア材料の共通レイヤからパターニングされたものである。コア材料レイヤから追加領域1340を同様にパターニングすることも可能である。コア1310ならびに構造領域1330および1340は、同一のコア材料レイヤから同時形成されるため、これらの個々の上部表面は、実質的に同一平面内にある。追加クラッディング1320を堆積させることにより、導波路1300の上部クラッディング表面の実質的に平坦な領域(コア1310上において導波路上部クラッディング表面を形成するものと、先程の領域1330および1340上において構造上部クラッディング表面を形成するもの)が生成される。これらの個々の上部クラッディング表面は、実質的に同一平面内にあり、この結果、光の横結合のために共にアセンブルされる(光学装置1356と共に、基板1355上のコア1351、クラッディング1352、および構造領域1353および1354を含む図5A、図5C、および図5Dに示されている)別の同様に適合された導波路1350用の大きな機械的接合表面が提供されることになる。アセンブルされた導波路間におけるこの大きな接触表面領域により、配置、アライメント、およびボンディング(圧縮、熱、はんだ付け、またはその他の方法による)の際に導波路に対して機械的な損傷を与える可能性が軽減されると共に、このような機械的接触のための大きな領域を有していないアセンブル済みの導波路と比べた場合に、安定しかつ再現可能な配置が提供されることになる。この導波路コア1310と同一のレイヤからの構造部材1330/1340のパターンニングと、これに続く全体的なクラッディング材料1320の同時堆積により、関連する光学表面に対して良好にアライメントされた構造表面が結果的に生成される。また、導波路コア1351と同一のレイヤからの構造部材1353/1354のパターニングと、これに続く全体的なクラッディング1352の同時堆積により、同様に、関連する光学表面に対して良好にアライメントされた構造表面が結果的に生成されることになる。
アセンブルされた基板の更なるアライメントおよび/または支持を提供すると共に、(横結合のために導波路を1つにアセンブルするための)基板1302上における基板1355の操作および配置を容易にするべく、広い構造領域1340/1354を、それぞれ導波路コア1310/1351の周辺に配設することができる。図5Dは、基板1302上に配置された基板1355のアウトラインを(対応する導波路コア1351およびアライメント/支持構造部材1353/1354と共に)示している。基板1355の操作に使用する装置の「フットプリント」1359のアウトラインも示されている。広いアライメント/支持構造部材1340/1354が十分に離隔して配置されている場合には、基板1302および135の非平行な位置関係によって基板が互いに傾斜(および、1つのエッジにおいて基板が離隔)することにはならず、むしろ、基板は1つになって、実質的に平行な構成となり、個々の構造上部クラッディング表面は互いに接触した状態で配置されることなる。また、基板1302および1355には、金属はんだ接触領域および/またははんだパッド(図示されてはいない)を更に提供することも可能である。これらは、基板を1つにアセンブルする際に最初に接触するように構成可能である。リフロー温度にハンダを加熱することにより、基板は、個々の構造上部クラッディング表面が接触するまで、互いに更に接近することができる。そして、ハンダを冷却し凝固させることにより、基板は、この完全な係合位置に保持されることになる。
導波路コア1310およびアライメント/支持構造部材1330の形成に使用可能な模範的な寸法および位置は、(この例における約50〜100nmの厚さの窒化シリコンレイヤから形成された)コア1310および構造部材1330の場合には、幅が約6μmであって、コアと隣接構造部材間における離隔幅は、約9μmであってよい。基板1355上における構造の対応する模範的な寸法は、(この例における約50〜100nmの厚さの窒化シリコンから形成された)導波路コア1351の幅が、約2μmであり、アライメント/支持構造部材1353の幅は、約10μmであり、導波路コアと隣接構造部材間におけるギャップは、約9μmであってよい。導波路コア1351と比べて、大きな導波路コア1310の幅により、光の横結合の動作上許容可能なレベルを実現可能な相対的に広い範囲の横方向位置が提供され、かつ、構造部材1330と比べて、大きな構造部材1353の幅により、十分な機械的係合を維持可能な対応する相対的に大きな範囲の横方向位置が提供されることになる。具体的には、導波路上部クラッディング表面間におけるごくわずかな(または、傾斜した)機械的接触により、動作上許容可能な光の横結合を実現可能な例も存在する。このような例においては、導波路コア近傍における接触が実質的に欠如している場合にも、構造上部クラッディング表面間における接触により、必要な機械的アライメントおよび支持が提供されることになる。アセンブルされた横結合導波路に望ましい光学的および/または機械的特性に応じて、様々なアライメントおよび/または支持構造部材の数、形状、位置、および/または寸法の多数の好適な組を(本明細書に記述されている模範的な構成に加えて)採用可能である。
構造部材1330は、コアとの光学横結合を(動作上許容可能な限度内において)実質的に回避すると共に、アセンブルの際に導波路コア1351との光学横結合をも同様に(相対的な導波路位置の範囲にわたって、アセンブル許容値内において)実質的に回避するべく、コア1310から十分に離隔させる必要がある。同様に、構造部材1353も、コアとの光学結合を(動作上許容可能な限度内において)回避すると共に、(相対的な導波路位置の範囲にわたって、アセンブル許容値内において)アセンブルの際の導波路コア1310との光学結合を同様に実質的に回避するべく、コア1351から十分に離隔させる必要がある。なお、導波路コアと、隣接する長い構造部材間の離隔幅を、導波路コアの幅よりも大きくすれば、多くの状況において十分であろう。
実質的に平坦な導波路および構造上部クラッディング表面を形成するには、様々な材料処理シーケンスおよび/または技法を使用可能である。第1の模範的な手順(図6)においては、コア材料レイヤからなるコア領域610および構造部材領域630の少なくとも一部を含む基板および下部クラッディングの一部上にクラッディング材料620を堆積させることができる。クラッディング材料620は、コア材料レイヤを堆積させ、所望の領域610および630のパターニングを完了した後に、このコア材料の領域上に、クラッディング材料に望ましい厚さで堆積させる。この結果生成される導波路および構造上部クラッディング表面は、実質的に同一平面内にあり、2つのこのような導波路をアセンブルすることにより、結果的に、導波路および構造上部クラッディング表面の両方が互いに接触した状態で配置されることになる。別の模範的な手順(図7)は、基板上の別の場所において、クラッディング材料の相対的に厚い領域が望ましい場合に、採用可能である。すなわち、相対的に厚いクラッディングレイヤ720を基板上に堆積させた後に、パターニングされたコア材料レイヤからなる構造領域730とコア領域710の少なくとも一部を含む領域に対して空間的に選択的なエッチングを実行する。この堆積およびエッチングの両プロセスは、コア材料のパターニングされた領域の表面形状を保持する傾向を有している。パターニングされたコア材料上におけるクラッディングの最終的な厚さ(ならびに、従って、導波路および構造上部クラッディング表面の高さ)は、エッチングプロセスの時間設定によって部分的に決定されることになるが、これは、関連する動作上の許容可能なパラメータに応じて、十分に正確なものであってもよく、あるいは、そうでなくてもよい。
上部クラッディング材料820を、まず、導波路および構造上部クラッディングに望ましい厚さに堆積させる別の模範的な手順も採用可能である(図8)。そして、構造的なコア材料領域830(エッチング停止領域831)および導波路コア領域810の少なくとも一部(エッチング停止領域811)を覆うように、なんらかの好適なタイプの第1エッチング停止レイヤを堆積させ、パターニングする。次いで、更なるクラッディング材料820を、基板のその他の領域に望ましい厚さで基板上に堆積させて、エッチング停止領域811および831を覆う。そして、エッチング停止レイヤ領域811および831上のクラッディングは露出させる一方で、厚いクラッディングが望ましい領域は保護するべく、なんらかの好適なタイプの第2エッチング停止レイヤ821を堆積させてパターニングする。次いで、この基板全体に対して適切なエッチングプロセスを適用する(このプロセスは、個々のエッチング停止レイヤにおいて停止することになる)。そして、(この段階では露出している)エッチング停止レイヤを除去すれば、所望の導波路および構造上部クラッディング表面が、横結合のための別の導波路850とのアセンブルのために準備が完了した状態になっている。なお、この図7および図8の手順によって製造された構造によれば、類似の導波路および構造部材が生成されるが、導波路コアおよび構造部材の望ましい上部クラッディングの厚さを実現する際に提供可能な精度は、図8の手順のほうが高い。
以上の模範的なプロセスのそれぞれによれば、実質的に同一平面内にある導波路および構造上部クラッディング表面が提供され、この結果、横結合のためのアセンブルの際に、導波路および構造部材上部クラッディング表面は、いずれも、もう一方の同様に適合された導波路基板上のその相手と接触した状態で配置されることになる。これは、通常、好ましい構成であろう。しかしながら、対向する導波路上部クラッディング表面間にギャップ(通常は、1ミクロンの数分の1から10分の1のレベルである)を残しつつ、これらの間の光パワーの横転送のために導波路をアセンブルすることが望ましい例も存在する。基板上における高さが異なる実質的に平行な導波路および構造上部クラッディング表面を提供するべく、図7および図8の手順をそれぞれ適合可能である。すなわち、図7の手順の模範的な適合においては、コア710上の領域に限定して、更なるエッチング段階を実行し、これにより、構造上部クラッディング表面よりも低い導波路上部クラッディング表面を生成可能である。高さの差は、採用するエッチングパラメータを制御することによって決定可能である。同様に、図8の場合には、(例えば、エッチング停止レイヤ811を選択的に除去した後に)コア810上の領域に限定して、更なるエッチング段階を採用することによって適合可能である。
図9の手順においては、コア材料レイヤをパターニングしてコア領域910と構造領域930を形成した後に、基板上に、クラッディング材料920を導波路上部クラッディングに望ましい厚さで堆積させる。そして、好ましいエッチング停止レイヤ911を堆積させてパターニングし、コア領域910の部分のみを覆う。次いで、基板上に、更なるクラッディング920を、構造部材上部クラッディングに望ましい厚さで堆積させる(第1エッチング停止レイヤ911を覆う)。そして、第2エッチング停止レイヤ931を堆積させてパターニングし、構造部材領域930のみを覆う。次いで、基板上に、更なるクラッディング920を、基板の残りの部分に望ましい厚さで堆積させ(第2エッチング停止レイヤ931を覆う)、第3エッチング停止レイヤ921を堆積させて、更に厚いクラッディングが望ましい領域を覆う(ただし、第1および第2エッチング停止レイヤ上のクラッディングの望ましい領域は露出された状態に残しておく)。次いで、基板全体に対して適切なエッチングプロセスを適用する(このプロセスは、それぞれの個々の領域上において、エッチング停止レイヤにおいて停止することになる)。そして、これらのエッチング停止レイヤを除去すれば、所望の導波路および構造上部クラッディング表面が、横結合のための別の導波路950とのアセンブルのために準備が完了した状態になっている。この結果、アセンブルされた横結合導波路の対向する導波路上部クラッディング表面間にギャップを残しつつ、導波路上部クラッディング表面よりも高い(領域930上の)構造上部クラッディング表面を別の導波路基板上のその相手と接触した状態で配置することができる。
なお、以上の手順は模範的なものであることに留意されたい。多くのその他の材料処理シーケンスおよび手順を考案し、本開示および/または添付の請求項の範囲を逸脱することなしに、導波路および構造上部クラッディング表面を製造可能である。
以上のそれぞれの模範的なプロセスは、1つまたは複数の段階において、薄型導波路コア上における堆積によって実質的に平坦なクラッディング材料表面を形成する段階に依存している。一方、これとは対照的に、化学機械研磨(Chemical−Mechanial Polishing:CMP)および/またはこれと等価な処理技法を使用し、基礎となるコア材料の形状とは無関係に、実質的に平坦な導波路および構造上部クラッディング表面を製造することも可能である。薄型コア上におけるクラッディング材料の堆積は、結果的に、例えば、図1Bおよび図2Bに似た導波路構造を提供可能であるが、CMPを使用することにより、例えば、図1Eおよび図2Eに似た導波路構造を製造することができる。CMPおよび/またはこれと等価なプロセスを使用することにより、薄型コア領域998(図10A)、ならびにこの厚さと同等またはこれを上回る高さを具備するコア領域999(図10B)について、実質的に平坦であって実質的に同一平面内にある導波路および構造上部クラッディング表面を製造可能である。CMPを使用することにより、パターニングされたコア材料レイヤの構造領域996およびコア領域997上に、本明細書において前述したものに類似した別個の導波路および構造部材表面を提供可能であり(図11の中間段階)、あるいは、CMPを実行することにより、導波路コアおよび構造領域の両方の上において単一の実質的に連続した実質的に平坦な表面を提供することも可能である(図11の最後の段階)。このような単一の平坦な表面は、別の同様に構成された導波路基板とアセンブル可能であり、あるいは、別個の導波路および構造上部クラッディング領域を具備する(例:図5Aの導波路1350などの)基板とアセンブルすることも可能である。
アセンブル済みの光学コンポーネントを1つに固定すると共に汚染および損傷から重要な光学表面を隔離するために機械的/湿気/化学的障壁を提供するべく、透明な埋め込み媒体が頻繁に使用される。このような埋め込み媒体は、伝統的な密封パッケージングの機能を実現可能であると共に、多くの場合、液体の形態で光学アセンブリに適用され、光学アセンブリ内およびその周囲の所望の容積に流入してこれを充填した後に、硬化してアセンブル済みの光学コンポーネントを取り囲む実質的に固体の埋め込み媒体を形成可能なポリマープレカーソルの形態になっている。このような埋め込みは、光学アセンブリの様々なコンポーネントとその周囲の環境間における屈折率比を削減する役割も果たすことができる。この屈折率比の低下は、透過性コンポーネント表面における望ましくない反射を減少させ、不完全または不規則なコンポーネント表面に起因する光の散乱および/または望ましくない光の結合を減少させ、別の光導波路、コンポーネント、または装置と端部結合された光導波路の回折損失を減少させ、横結合されたまたは端部結合された光学コンポーネントの並進および/または回転アライメントの許容値を緩和する作用および/または、横結合された光学コンポーネントの機械的な並列関係に起因する光学損失および/または望ましくない光の結合を減少させる作用を有している。図12A〜図12Bには、横結合された光導波路1600(基板1602上に、コア1610、クラッディング1620、および支持部材1630を含んでいる)ならびに1700(基板1720上に、コア1710、クラッディング1720、および支持部材1730を含んでいる)を含む模範的な光学アセンブリが示されている。導波路1700は、端面1701において終端しており、導波路1600は、端面1601において終端している。光の横結合が発生する導波路セグメントに沿って、コア1610および1710には、それぞれ、相対的に薄い上部クラッディング(それぞれ、クラッディング1620および1720;通常、この厚さは1μm未満である)が提供されている。この薄い上部クラッディングにより、個々のコアは、横結合アクセス可能になっている。そして、(i)装置端面1703によって導波路1700内に、(ii)端面1601における導波路1600の突然の出現によって導波路1700内に、(iii)端面1701における導波路1700の突然の出現によって導波路1600内に、ならびに(iv)面1603における相対的に厚い上部クラッディングレイヤの突然の出現によって導波路1600内に、望ましくないレベルの光学損失および/または望ましくない光学モード結合が誘発される可能性がある。導波路1600および/または1700の側部および/または露出表面に沿った表面の不規則性および/または汚染によっても、許容不能なレベルの光学損失および/または望ましくない光学モード結合が発生する可能性がある。空間1801、1802、1803、および1804をクラッディング1620および/または1720のものに近い(または、少なくとも全体としての屈折率よりも近い)屈折率を具備する埋め込み媒体によって充填することは、このような光学損失およびモード結合を削減する作用を有している。そして、埋め込み材料の屈折率がクラッディング1620および1720の屈折率と整合しておれば、これらを原因とする損失およびモード結合を実質的に除去することができる。
望ましい効果を得るには、埋め込み媒体により、関連する光学表面を実質的に均一に覆わなければならない。このカバレージが不均一な場合には、光学損失および/または望ましくない光学モード結合を十分に削減できないのみならず、場合によっては、非埋め込み型の光学アセンブリよりも悪化させる可能性もある。ただし、容積1803および1804を実質的に均一に充填するのは、その長い形状と相対的に薄い垂直方向のサイズ(例えば、窒化シリコンコア1610および1710の場合には0.5μm未満である)のために、困難である。すなわち、埋め込みプレカーソルの表面張力および/または粘度、ならびに、これらの容積内にトラップされた空気のために、結果的に、必ずしも常に容積1803/1804の均一な充填が実現するわけではないのである。支持構造セグメント間における横方向チャネル(1805)を残し、支持構造1630および/または1730を(図13に示されているように)セグメント化可能である。これらの横方向チャネルは、必要な容積1803および1804のすべてを埋め込みプレカーソルが実質的に充填するための複数のフロー経路(矢印によって示されている)を提供し、かつ、埋め込み材料の流入に伴う空気の逃げ道をも提供する。埋め込み材料のフローを制御するべく、様々な深さのフローチャネルを採用可能である。例えば、相対的に深い縦方向チャネル1806は、高速のフローを提供可能であり、この結果、横方向チャネル1805を流れる相対的に低速のフローは、すべてのチャネルにおいて同一方向に流れることになる。このような一方向性のフローは、結果的に、容積1803/1804の相対的に均一な充填を実現することができる。このように、アセンブルされた導波路基板の両方の上において、あるいは、アセンブルされた導波路基板の一方またはもう一方のみの上において、支持構造をセグメント化可能である。必ずしも、更なる機械的な支持を提供するためにではなく、光学アセンブリ上における埋め込みプレカーソルのフローの更なる案内(いくつかの例においては、フローの案内、その他の例においては、フローの転送や妨害)のために、基板1602および1720の中の1つまたは両方の上において、個々の導波路の近傍に、支持構造1630/1730に類似した(図示されてはいない)更なる構造を提供することが望ましであろう。
硬化の前に埋め込み材料プレカーソルのフローを案内するべく、導波路基板上の別の場所に更なる構造を採用可能である。図14は、基板1902上にアセンブルされた導波路1900および光学装置1910を有する導波路基板1902を示している。装置1910の下に隠れているのは、(導波路の周りの埋め込みプレカーソルのフローを促進するためのセグメント化された支持構造を含む)図12A〜図12Bおよび図13に示されている光横結合された導波路および支持構造である。また、埋め込みプレカーソルのフローのレベルを制限するべく、光学アセンブリの周囲に形成された溝1920も示されている。過剰なプレカーソルは、この溝の中に流入し、そこに留まるか、または、この例においては、鋸による刻み目1922を通じて基板上から流れ去ることになろう。図12A〜図12Bおよび図13の支持構造1630/1640に形態が類似した構造1930が示されており、装置1910の1つの近傍においてプレカーソルのフローを制限している。このような溝および障壁は、本開示および/または添付の請求項の範囲を逸脱することなしに、埋め込み材料の場所に関する特定の構造要件を満足するように、様々な方法で構成可能である。
なお、基板1902上に形成されるその他の構造と同様に、このような埋め込みフロー制御構造も、多くの基板1902について、ウエハスケールで空間的に選択的な材料処理を同時に使用することにより、形成可能であることに留意されたい。基板1902上へのコンポーネント1910のアセンブルは、ウエハを分割する前に、複数の基板1902についてウエハスケールで実行可能であり、あるいは、このアセンブルは、ウエハを分割した後に、(ウエハから分割された単一の列内の複数の基板1902について「バー」レベルで、または、個別の基板レベルにおいて)実行することも可能である。なお、ウエハの分割の前、またはバーレベルで、アセンブルを実行する場合には、基板1902およびアセンブル済みのコンポーネント1902に対する埋め込みプレカーソルの適用も、それぞれ、基板ウエハの分割の前、またはバーレベルにおいて実行可能である。
前述のように、平面導波路基板上には、様々な光導波路、光学装置、および/または光学コンポーネントを固定して埋め込むことが可能である。そして、埋め込まれた光学コンポーネントおよび/または導波路は、横結合したり、端部結合したり、あるいは、所望の光学機能を実現するべくその他の構成にすることができる。このようなコンポーネントおよび/または導波路の埋め込みは、本開示および/または添付の請求項の範囲内に属するものである。
平面導波路基板上に光導波路およびその他の光学コンポーネントおよび/または装置を埋め込むために使用可能な好適な材料には、多数のものが存在する。すなわち、このような埋め込みのために、従来は、様々な種類のシリコンおよびシリコンベースのポリマーが良好に使用されている。そして、その他の好適な材料には、ポミイミド、エポキシ、CYTOP(旭硝子株式会社:架橋結合可能なポリフッ素化ポリマー材料)、シリコン、およびシリコンベースのポリマー、シロキサンポリマー、Cyclotene(商標)(B段階のビス−ベンゾシクロブタン、Dow社)、Teflon(登録商標)AF(DuPont社)、またはその他のポリマーが含まれる(ただし、これらに限定されない)。これらの様々な材料は、高度に温度に依存した屈折率を具備している。従って、このような材料を使用する場合には、その温度依存性を、いくつかの例においては、補償しなければならず、その他の例においては、能動的な装置制御のために活用可能であり、あるいは、更に別の例においては、安全に無視することができる。
なお、以上の記述および/または添付の請求項においては、「屈折率」という用語は、特定の材料のバルク屈折率(本明細書においては、「材料インデックス」とも呼ぶ)を表すか、またはβ=2πneff/λによる特定の光学要素の特定の光学モードの伝播定数βに関連する「有効屈折率」neffを表すものである。なお、この有効屈折率は、本明細書においては、「モード屈折率」とも呼ばれている。また、本明細書において使用されている「低屈折率」という用語は、約2.5未満の屈折率を具備する材料および/または光学構造を表しており、「高屈折率」という用語は、約2.5を上回る屈折率を具備する材料および/または構造を表すものである。これらの定義に従い、「低屈折率」は、シリカ(SiOx)、ゲルマノシリケート、ボロシリケート、その他のドーピングされたシリカ、および/またはその他のシリカベースの材料;窒化シリコン(Sixy)および/または窒化酸化シリコン(SiOxy);その他のガラス;その他の酸化物;様々なポリマー;および/または約2.5を下回るインデックスを具備するその他の好適な光学材料を表すことができる。また、「低屈折率」は、光ファイバ、光導波路、平面光導波路、および/またはこれらの材料を含むことおよび/または、約2.5を下回るモード屈折率を示すその他の光学コンポーネントをも含むことができる。同様に、「高屈折率」は、半導体、IR材料、および/または約2.5を上回る屈折率を具備するその他の好適な光学材料、および/またはこれらの材料を含むことおよび/または約2.5を上回るモード屈折率を示す好適なタイプの光導波路を表すことができる。なお、これらの「低屈折率」および「高屈折率」という用語は、こちらも本明細書に使用されている「相対的に低い屈折率」および「相対的に高い屈折率」という用語とは区別する必要がある。すなわち、「低屈折率」および「高屈折率」は、(約2.5を上回るまたは下回る)屈折率の絶対的な数値を意味するものであり、一方、「相対的に低い屈折率」および「相対的に高い屈折率」は、屈折率の絶対的な数値とは無関係に、2つの特定の材料の中のいずれが相対的に大きな屈折率を具備しているかを示す相対的な用語である。
また、以上の記述および/または添付の請求項においては、本明細書に使用されている「光導波路」(または、等価的に「導波路」)という用語は、1つまたは複数の光学モードをサポートするべく適合された構造を意味するものである。このような導波路は、通常、縦次元に沿った伝播を許容する一方で、2つの横次元においては、サポートされている光学モードの閉じ込めを提供する。これらの横および縦次元/方向は、湾曲した導波路においては、ローカルに定義されることになり、従って、横および縦次元の絶対的な向きは、例えば、曲線からなる導波路の長さに沿って変化可能である。光導波路の例には、様々なタイプの光ファイバおよび様々なタイプの平面導波路が含まれる(ただし、これらに限定されない)。又、本明細書において使用されている「平面光導波路」(または、等価的に「平面導波路」)という用語は、実質的に平坦な基板上に提供される光導波路を意味している。縦次元(すなわち、伝播次元)は、基板に対して実質的に平行であると考えられる。基板に実質的に平行な横次元は、横または水平次元と呼ぶことが可能であり、基板に対して実質的に垂直の横次元は、垂直次元と呼ぶことができる。このような導波路の例は、リッジ導波路、埋め込み型導波路、半導体導波路、その他の高屈折率導波路(「高屈折率」とは、約2.5を上回るものである)、シリカベースの導波路、ポリマー導波路、その他の低屈折率導波路(「低屈折率」とは、約2.5を下回るものである)、コア/クラッド型導波路、マルチレイヤ反射器(Multi−Layer Reflector:MLR)導波路、金属クラッド導波路、空気案内導波路(Air−guided waveguide)、真空案内導波路(Vacuum−guide waveguide)、フォトニック結晶ベースまたはフォトニックバンドギャップベースの導波路、電気−光(Electro−optic:EO)および/または電気−吸収(Electro−absorptive:EA)材料を含む導波路、非線形光学(Non−linear−optical:NLO)材料を含む導波路、本開示および/または添付の請求項の範囲に属する本明細書には明示的に記述されていない無数のその他の例が含まれる。半導体、結晶質、シリカまたはシリカベース、その他のガラス、セラミック、金属、および本開示および/または添付の請求項の範囲に属する本明細書には明示的に記述されていない無数のその他の例を含む多くの好適な基板材料を採用可能である。
本明細書に開示されている光学コンポーネントと共に使用するのに好適な平面導波路の1つの模範的なタイプは、所謂PLC(Planar Lightwave Circuit)導波路である。このような導波路は、通常、実質的に平坦なシリコン基板(通常は、介在するシリカまたはシリカベースの光バッファレイヤを有している)上に支持されたシリカまたはシリカベースの導波路(しばしば、リッジまたは埋め込み型導波路であるが、その他の導波路構成も採用可能である)を有している。1つまたは複数のこのような導波路の組を、平面導波路回路、光集積回路、または光電子集積回路と呼ぶことができる。1つまたは複数のPLC導波路を有するPLC基板は、1つまたは複数の光源、レーザー、変調器、および/または適切に適合されたPLC導波路による光パワーの端部転送用に適合されたその他の光学装置を取り付けるべく容易に適合可能である。また、1つまたは複数のPLC導波路を有するPLC基板は、1つまたは複数の光源、レーザー、変調器、および/または適切に適合されたPLC導波路による光パワーの横転送(モード干渉結合、または実質的に断熱、横転送(横結合とも呼ばれる))用に適合されたその他の光学装置を取り付けるべく、(先程引用した米国仮特許出願第60/334,705号、米国仮特許出願第60/360,261号、米国特許出願第10/187,030号、および/または米国仮特許出願第60/466,799号の開示内容に従って)容易に適合可能である。
また、以上の記述および/または添付の請求項においては、「空間的に選択的な材料処理技法」という文言は、エピタキシー、層成長、リソグラフィ、フォトリソグラフィ、蒸着、スパッタリング、気相成長、化学気相成長、ビーム蒸着、ビームアシスト蒸着、イオンビーム蒸着、イオンビームアシスト蒸着、プラズマアシスト蒸着、湿式エッチング、乾式エッチング、イオンエッチング(反応性イオンエッチングを含む)、イオンミリング、レーザー加工、スピン成膜、スプレー成膜、電気化学メッキまたは成膜、無電解メッキ、フォトレジスト、UV硬化および/または焼きしまり、精密な鋸および/またはその他の機械的切削/成形ツールを使用する微小機械加工、選択的な金属化および/またははんだ成膜、平坦化のための化学機械研磨、その他の適切な空間的に選択的な材料処理技法、これらの組み合わせ、および/またはその機能的な等価物を含んでいる。特に、レイヤまたは構造を「空間的に選択的に提供する段階」に関連する段階は、空間的に選択的な堆積および/または成長、または(所与の領域における)実質的に均一な堆積および/または成長と、これに続く空間的に選択的な除去のいずれかまたは両方を必要とし得ることに留意されたい。空間的に選択的な堆積、除去、またはその他のプロセスは、所謂直接書き込みプロセスであってもよく、あるいは、マスクを使用するプロセスであってもよい。なお、本明細書において使用されている「レイヤ」という用語は、実質的に均質な材料レイヤを有することも可能であり、あるいは、1つまたは複数のサブレイヤの異質な組を有することも可能である。空間的に選択的な材料処理技法は、共通基板ウエハ上において複数の構造を同時製造/処理するべく、ウエハスケールで実装可能である。
尚、本明細書において、基板に「固定」、「接続」、基板上に「堆積」、「形成」、または「配置」すると記述されている様々なコンポーネント、要素、構造、および/またはレイヤは、基板材料と直接的に接触可能であり、あるいは、基板上に既に存在する1つまたは複数のレイヤおよび/またはその他の中間構造と接触可能であり、従って、基板に対して間接的に、例えば、「固定」可能である。
また、本明細書に使用されている「動作上許容可能」という文言は、光パワー転送効率(等価的に、光結合効率)、光学損失、および望ましくない光学モード結合などの光学コンポーネントおよび/または光学装置の様々な性能パラメータのレベルを表現するものである。動作上許容可能なレベルは、性能、製造、装置の歩留まり、アセンブル、試験、可用性、費用、供給、需要、および/またはその他の特定の光学装置の製造、配備、および/または使用を取り巻く要因から生じる適用可能な制約および/または要件の関連する組またはサブセットによって判定可能である。このようなパラメータからなるこの「動作上許容可能」なレベルは、それらの制約および/または要件に応じて、所与の装置クラス内において変化可能である。例えば、低い光結合効率は、いくつかの例においては、低い装置製造費用を実現するための許容可能なトレードオフであり、その他の例においては、その高い製造費用にも拘らず、高度な光結合が必要とされる場合がある。従って、「動作上許容可能」な結合効率は、その例ごとに異なっている。別の例においては、高い光学損失(散乱、吸収、および望ましくない光学結合などに起因するもの)は、低い装置製造費用または小さい装置サイズを実現するための許容可能なトラードオフであり、その他の例においては、高い製造費用および/または大きな装置サイズにも拘らず、低い光学損失が必要とされる場合がある。従って、光学損失の「動作上許容可能」なレベルは、その例ごとに異なるものである。このようなトレードオフの多くのその他の例を想起することが可能である。従って、本明細書に開示されている光学装置および製造方法並びにそれらの等価物は、このような「動作上許容可能」な制約および/または要件に応じて、様々な精度の許容値内において実装可能である。また、本明細書において使用されている「実質的に断熱の」、「実質的に空間モード整合された」、「実質的にモード屈折率整合された」、「望ましくない光学結合を実質的に回避するべく」などの文言も、この「動作上許容可能」な性能の概念に照らして解釈するべきものである。
以上、特定の材料および/または材料の組み合わせを採用した特定の寸法および構成を具備する特定の例について開示したが、本明細書に開示および/または権利主張されている発明概念の範囲を逸脱することなしに、様々な寸法および/または構成において、多くの材料および/または材料の組み合わせを使用可能であることを理解されたい。
また、開示されている模範的な実施例および方法の等価物も、本開示および/または添付の請求項の範囲内に属するものであり、本開示および/または添付の請求項の範囲を逸脱することなしに、開示されている模範的な実施例および方法、ならびにこれらの等価物を変更可能であることが意図されている。
模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 模範的な薄型コア光導波路の断面図である。 光導波路の断面図である。 光導波路の断面図である。 光導波路の断面図である。 アセンブル済みの光導波路の平面図および断面図である。 アセンブル済みの光導波路の平面図および断面図である。 アセンブル済みの光導波路の平面図および断面図である。 アセンブル済みの光導波路の平面図および断面図である。 アセンブル済みの薄型コア光導波路の断面図および平面図である。 アセンブル済みの薄型コア光導波路の断面図および平面図である。 アセンブル済みの薄型コア光導波路の断面図および平面図である。 アセンブル済みの薄型コア光導波路の断面図および平面図である。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 導波路および構造上部クラッディング表面を形成するための模範的な手順を示している。 アセンブルおよび埋め込み済みの薄型コア光導波路の縦および横断面図である。 アセンブルおよび埋め込み済みの薄型コア光導波路の縦および横断面図である。 薄型コア光導波路の平面図である。 導波路基板上にアセンブルされた光学装置の平面図である。

Claims (23)

  1. 光学装置において、
    第1クラッディング内の第1導波路コアを有する第1平面光導波路であって、
    前記第1平面光導波路は、第1導波路基板上のクラッディング材料上に形成された第1導波路コアに対して更にクラッディング材料を堆積させることにより形成され、
    前記第1クラッディングの上部表面における、前記第1導波路コアの側部エッジ近傍に対応する部分が湾曲している一方、前記第1導波路コア直接上方の前記第1クラッディングの上部表面は、前記第1導波路コアの幅の少なくとも一部に沿って実質的に平坦であり、これにより、第1の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面が形成されている、第1平面光導波路と、
    第2クラッディング内の第2導波路コアを有する第2平面光導波路であって、
    前記第2平面光導波路は、第2導波路基板上のクラッディング材料上に形成された第2導波路コアに対して更にクラッディング材料を堆積させることにより形成され、
    前記第2クラッディングの上部表面における、前記第2導波路コアの側部エッジ近傍に対応する部分が湾曲している一方、前記第2導波路コア直接上方の前記第2クラッディングの上部表面は、前記第2導波路コアの幅の少なくとも一部に沿って実質的に平坦であり、これにより、第2の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面が形成されている、第2平面光導波路と、
    を備え、
    前記第1および第2導波路コアは、断面が矩形状でありかつ2:1を上回るアスペクト比(幅:高さ)を具備する薄型コアであり、
    前記第1および第2平面光導波路は、前記第1および第2クラッディング上部表面が前記湾曲部および平坦部を有したまま1つにアセンブルされ、前記第1および第2導波路コア直接上方の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面の少なくとも一部が、互いに対向して配置されており、この結果、その対応する横結合部分に沿った前記第1および第2導波路コア間における光の横結合のために前記第1および第2平面光導波路が配置されている光学装置。
  2. 前記第1および第2平面光導波路は、1つにアセンブルされ、各々の平面光導波路の実質的に平坦な前記導波路コア直接上方クラッディング表面が、互いに接触した状態で配置されている請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1および第2平面光導波路は、1つにアセンブルされ、各々の平面光導波路の実質的に平坦な前記導波路コア直接上方クラッディング表面が、互いに離隔している請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1クラッディング内の第1コア材料の少なくとも1つの追加領域であって、前記第1の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面に実質的に平行な、対応する実質的に平坦な第1構造上部クラッディング表面を形成する少なくとも1つの追加領域と、
    前記第2クラッディング内の第2コア材料の少なくとも1つの追加領域であって、前記第2の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面に実質的に平行な、対応する実質的に平坦な第2構造上部クラッディング表面を形成する少なくとも1つの追加領域と、
    を更に備え、
    前記第1および第2構造上部クラッディング表面は、前記第1および第2平面導波路のアセンブルの際に、互いに接触した状態で配置され、前記対応する導波路上部クラッディング表面は、互いに対向している請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1導波路上部クラッディング表面と前記第1構造上部クラッディング表面とは、同一平面内にはなく、この結果、前記第1および第2平面光導波路のアセンブルの際に、前記第1および第2平面光導波路は、第1および第2平面光導波路における実質的に平坦な上部導波路クラッディング表面が、互いに離隔するように配置される請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1導波路上部クラッディング表面および前記第1構造上部クラッディング表面は、実質的に同一平面内にある請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1導波路上部クラッディング表面および前記第1構造上部クラッディング表面は、実質的に同一平面内にあり、
    前記第2導波路上部クラッディング表面および前記第2構造上部クラッディング表面は、実質的に同一平面内にあり、
    前記第1および第2導波路上部クラッディング表面は、前記第1および第2平面導波路のアセンブルの際に、互いに接触した状態で配置され、前記第1および第2構造上部クラッディング表面は、互いに接触した状態で配置される請求項4に記載の装置。
  8. 前記第1導波路コアの両側の前記第1クラッディング内に配設された第1コア材料の追加領域のペアであって、該ペアのそれぞれは、前記第1導波路コアに対して実質的に平行であってこれから横方向に離隔して延長する長い領域を有しており、該ペアは、前記第1の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面に対して実質的に平行な構造上部クラッディング表面の対応する第1のペアを形成している追加領域のペアと、
    前記第2導波路コアの両側の前記第2クラッディング内に配設された第2コア材料の追加領域のペアであって、該ペアのそれぞれは、前記第2導波路コアに対して実質的に平行であってこれから横方向に離隔して延長する長い領域を有しており、該ペアは、前記第2の実質的に平坦な導波路上部クラッディング表面に対して実質的に平行な構造上部クラッディング表面の対応する第2のペアを形成している追加領域のペアと、
    を更に備え、
    前記構造上部クラッディング表面の第1および第2ペアは、前記第1および第2平面導波路のアセンブルの際に、互いに接触した状態で配置され、前記対応する導波路上部クラッディング表面は、互いに対向している請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1導波路上部クラッディング表面および前記構造上部クラッディング表面の第1のペアは、同一平面内にはなく、この結果、前記第1および第2平面導波路のアセンブル
    の際に、前記第1および第2平面光導波路は、第1および第2平面光導波路における実質的に平坦な上部導波路クラッディング表面が互いに離隔するように配置される請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1導波路上部クラッディング表面および前記構造上部クラッディング表面の第1ペアは、実質的に同一平面内にある請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1導波路上部クラッディング表面および前記構造上部クラッディング表面の第1ペアは、実質的に同一平面内にあり、
    前記第2導波路上部クラッディング表面および前記構造上部クラッディング表面の第2ペアは、実質的に同一平面内にあり、
    前記第1および第2導波路上部クラッディング表面は、前記第1および第2平面導波路のアセンブルの際に、互いに接触した状態で配置され、前記構造上部クラッディング表面の第1および第2ペアは、互いに接触した状態で配置される請求項8に記載の装置。
  12. 前記第1コア材料の追加領域のペアは、前記第1導波路コアの幅と少なくとも同じ大きさの距離だけ、前記第1導波路コアから横方向に離隔しており、
    前記第2コア材料の追加領域のペアは、前記第2導波路コアの幅と少なくとも同じ大きさの距離だけ、前記第2導波路コアから横方向に離隔している請求項8に記載の装置。
  13. 前記第1コア材料の追加領域のペアは、該第1コア材料の追加領域のペアと前記第1および第2導波路コアのそれぞれの間における光結合を実質的に回避するべく、十分に大きな距離だけ、前記第1導波路コアから横方向に離隔しており、
    前記第2コア材料の追加領域のペアは、該第2コア材料の追加領域のペアと前記第1および第2導波路コアのそれぞれの間における光結合を実質的に回避するべく、十分に大きな距離だけ、前記第2導波路コアから横方向に離隔している請求項8に記載の装置。
  14. 前記アセンブルされた第1および第2平面光導波路の前記個々の上部クラッディング表面間の容積を実質的に充填する埋め込み材料を更に備え、前記容積は、前記アセンブルされた第1および第2平面光導波路の実質的に平坦な構造上部クラッディング表面の前記係合したペア間に配設されている請求項8に記載の装置。
  15. コア材料の少なくとも1つの長い領域が、その内部に少なくとも1つのギャップを具備しており、前記ギャップは、埋め込み媒体の液体プレカーソルが前記アセンブルされた第1および第2平面光導波路の前記個々の上部クラッディング表面間の容積内に流入し、これを実質的に充填するためのフローチャネルを提供しており、前記容積は、実質的に平坦な構造上部クラッディング表面の前記係合したペア間において横方向に配設されている請求項8に記載の装置。
  16. 前記第1導波路コアと前記第1クラッディングとの間、および前記第2導波路コアと前記第2クラッディングとの間の屈折率比は、5%未満である請求項1に記載の装置。
  17. 前記第1導波路コアまたは前記第2導波路コアは、垂直方向の寸法が1.5μm未満であり、横方向の寸法が6μm未満である請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1導波路コアと前記第1クラッディングとの間、および前記第2導波路コアと前記第2クラッディングとの間の屈折率比は、5%を上回る請求項1に記載の装置。
  19. 前記第1導波路コアまたは前記第2導波路コアは、垂直方向の寸法が200nm未満であり、横方向の寸法が5μm未満である請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1クラッディングまたは第2クラッディングは、前記対応するコアの前記横結合部分上において、厚さが1μm未満である請求項1に記載の装置。
  21. 前記第1クラッディングまたは第2クラッディングは、前記の対応する導波路コアの前記横結合部分上において、厚さが0.5μm未満である請求項1に記載の装置。
  22. 前記アセンブルされた第1および第2平面光導波路の個々の上部クラッディング表面間の容積を実質的に充填する埋め込み材料を更に備える請求項1に記載の装置。
  23. 前記第1導波路コアまたは前記第2導波路コアは、その少なくとも1つの端部において終端しており、前記終端している第1または第2導波路コアは、前記終端する端部に向かって、その前記横結合部分に沿って、横次元において、徐々に細くなっている請求項1に記載の装置。
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