JP4472603B2 - 監視方法および監視プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、監視カメラによってコンビニエンスストアにおけるATM等を監視する監視方法および監視プログラムに関する。
この種の監視において、監視カメラの撮影視野が妨害されていては正常な監視を行うことができない。そこで、従来の監視カメラによる監視システムでは、監視対象が遮蔽されていないかどうかの確認は、定期的な点検以外には行われていないのが一般的であった。例えば、店舗等で監視対象を遮る形で季節商品の広告のための垂れ幕や、商品が陳列されたりしても気がつかず、監視対象が撮影されていないことがあり、これを防止するためには、常に画像を確認し、遮蔽物が置かれていないかを目で見て確認する必要があった。
このような問題を解決するため、従来、監視対象について基準画像を記録しておき、監視対象を撮像した画像から得られるサンプリング画像を基準画像と比較して、異なる状態が検出された後、所定時間以上、サンプリング画像が同じである状態が継続した場合に撮像手段が異常動作状態であると判断するようにしている(例えば、特許文献1参照)。比較は各画像の任意のエリアを画素ごとに公知の方法により行う。
また、基本の撮影画像から抽出したエッジと、現在画像から抽出したエッジの数を比較し、照度センサ等の各種センサの値をも考慮に入れて、エッジの差分の減少をもってカメラがマスクされたことを検出することも知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、監視警備システムを利用している警備員が現場に出向いた際の入退場時間管理において、従来のシステムでは、入退店時に無線通信や電話により警備センタへ連絡を入れたり、端末から入退店時間の登録を行うようにしている(文献公知発明に係るものではない)。
特許第3481515号公報(第2頁−第4頁、図4) 特開2003−134504号公報(第3頁−第7頁、図2,図14)
しかしながら、上述した特許文献記載の技術では、監視対象が遮蔽されていないかどうかの検知において、カメラを布で蔽ったり、カメラの故障で正常な画像が得られなくなった場合には異常として検出可能だが、場合によっては異常として検出できないことがあるという問題点がある。
すなわち、特許3481515号記載の技術では、サンプリング画像が同じ状態を継続した場合に異常を検出しているため、監視対象が遮蔽物で隠されているにもかかわらず、カメラと遮蔽物との間を人などが絶えず動いている場合や定期的に人が通過するなど頻繁に状況が変化する様な場所を監視している場合に異常検出ができない。
また、特開2003−134504号記載の技術では、監視対象自体を認識しているものではなく、目的も監視カメラに対するマスク検出であり、検出条件の一つをエッジの減少としているため、抽出されたエッジが増加するような場合(監視領域内に物を置かれる等)には遮蔽は検知できない。
また、警備員が現場に出向いた際の入退場時間管理において、無線通信や電話による連絡や端末等への登録作業といった作業が必要であり、手間とコストがかかるし、正確な入場時間が反映されないことがあるという問題点がある。その理由は、無線、電話による連絡には、連絡を受ける担当者がいる必要があり、端末等への登録作業については、緊急時の出動対応時には、出動先の責任者への確認報告が優先であるからである。
そこで、本発明の目的は、監視対象の一部ないし全部が隠れるように、故意に遮蔽が行われたり、監視カメラと監視対象の間に誤って遮蔽物が設置され監視対象が一部ないし全部が遮蔽された場合であっても、正常に監視ができる監視方法および監視プログラムを提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するためになされたものである。本発明の監視方法および監視プログラムは、遮蔽有無の判断を、ラスタデータである撮影画像からエッジを抽出して、ベクトルデータに変換したベクトル図形の比較をもって行う。
先ず、監視対象が遮蔽されていない正常時の画像および現在の画像からそれぞれエッジを抽出し、そのエッジデータをベクトルデータに変換し、正常時ベクトル図形、現在ベクトル図形とする。そして、両者を比較し、その図形の一致率がある閾値以上であった場合は正常と判断し、逆に一致率が閾値以下である場合は、監視対象を捉えている監視カメラの視界が何かに遮蔽されている異常状態と判断する。異常検知後は、遮蔽を検知した時の現在ベクトル図形を遮蔽検知ベクトル図形として、現在ベクトル図形との比較対象とする。
現在ベクトル図形と遮蔽検知ベクトル図形の一致率がある閾値以下であった場合は、次に現在ベクトル図形と正常時ベクトル図形を比較する。その結果、現在ベクトル図形と正常時ベクトル図形の一致率がある閾値以上であった場合は正常と判断するが、閾値以下であった場合は、この現在ベクトル図形を新たに遮蔽検知ベクトル図形として前述の比較を繰り返す。なお、現在ベクトル図形と遮蔽検知ベクトル図形の一致率が閾値以上であった場合は、異常状態が継続していると判断し、この異常状態が一定期間継続した場合、遮蔽物が置かれていると判断し、警報を通知する。
本発明の効果は、頻繁に状況が変化するような場所を監視している場合でも、監視対象に対する遮蔽が検知できることにある。その理由は、物体をエッジではなく図形として見ており、状況が変化してもその画郭内に遮蔽物の輪郭が存在しているかどうかを見ているからである。そのため、人の通過などの状況変化があっても遮蔽物が置かれている限り遮蔽の状況が継続していると判断できる。
図1は、本発明に係る監視装置の実施の形態を示すブロック図である。この監視装置9は、撮影した画像を取り込む画像取込手段1と、取り込んだ画像データを符号化または複号化する符号化/復号化手段2と、符号化した画像データからエッジを抽出するエッジ抽出手段3と、エッジデータをベクトル図形データに変換し補正するベクトル変換手段4と、遮蔽の判断に用いるための正常時ベクトルデータや、遮蔽検知時のベクトルデータ等を記憶するためのデータ記憶手段5と、正常時ベクトルデータと現在画像ベクトルデータを比較し一致率を算出するベクトル図形比較手段6と、遮蔽を検知した回数をカウントする遮蔽検知カウンタ7と、異常検知時に通報信号を出力する遮蔽検知通報手段8を備えている。以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に係る監視装置9の実施例1を示す監視警備システムのブロック図である。この監視装置9は、監視対象10とその周辺をカメラ11によって撮影し、監視対象10が遮蔽物aで遮蔽されている場合等の異常検知時にはネットワーク20を介して警報受信端末21へ通報信号を出力する。なお、モニタ19は監視装置9に記憶されたデジタル画像データを表示する。
このような監視警備システムは、例えば、季節による商品配置変更や垂れ幕設置が多い、コンビニエンスストアに設置されたATMの監視のために導入することができよう。図12は、その場合の監視の状況を示す。図示のとおり、多くの商品棚43が配置されたコンビニエンスストアの店内の片隅に設置されている監視対象10であるATM40を中心に、カウンタ46上のカメラ41で店内の撮影を行い、ATM40の遮蔽に対する監視をする。図12では、商品棚43-1がATM40の一部を遮蔽している様子を示している。
図2に示すように、監視装置9は、デコーダ12,画像処理LSI13,エンコーダ14,CPU15,メモリ16,記憶装置17およびネットワークコントローラ18を備えている。これら各要素と図1に示した各手段との関係、および機能は以下のようである。
デコーダ12は、画像取込手段1に相当し、カメラ11が撮影した監視対象10のアナログ画像信号を取り込んで画像処理LSI13へ画像信号を出力する。画像処理LSI13は、符号化/復号化手段2,エッジ抽出手段3およびベクトル変換手段4に相当する画像処理部であって、デコーダ12からの画像信号をラスタデータに変換し、エッジを抽出し、ベクトル図形化するまでの処理を一貫して行うと共に、記憶装置17へのラスタデータ出力を行う。エンコーダ14は、記憶装置17に記録されたラスタデータをモニタ19にて表示可能な形式に変換して出力する。
記憶装置17はデータ記憶手段5の一部であって、画像処理LSI13でデジタル化され、変換されたラスタデータの記録を行う。メモリ16は、データ記憶手段5の一部と遮蔽検知カウンタ7とを兼ね備え、ベクトル図形化した正常時ベクトル図形や遮蔽検出ベクトル図形、遮蔽検知回数を記憶する。
CPU15は、画像処理LSI13,記憶装置17,メモリ16およびネットワークコントローラ18を制御し、画像の比較,遮蔽検知のカウント,警報の送信等を行う。CPU15は、これらの処理をとおして、正常時ベクトル図形と現在ベクトル図形を比較し、一致率が所定の閾値を超えている場合には、正常な監視ができているので遮蔽検知回数をリセットする。
一方、一致率が所定の閾値を超えていない場合には、監視対象10が遮蔽されている可能性があるので、現在ベクトル図形を遮蔽検知ベクトル図形としてメモリ16に記憶し遮蔽検知回数に1をセットする。そして、遮蔽検知ベクトル図形と現在ベクトル図形を比較し、一致率が所定の閾値を超えている場合には、遮蔽が継続しているので遮蔽検知回数をインクリメントする。その結果、遮蔽検知回数が規定回数以上になると遮蔽報知警報を通報信号として警報受信端末21へ送信する。
一方、一致率が所定の閾値を超えていない場合には上記遮蔽の状況に変化があることになる。そこで、先ず、正常時ベクトル図形と現在ベクトル図形を比較する。その結果、一致率が所定の閾値を超えている場合には、上記遮蔽は一時的であって現在は解消されたものと思われるので遮蔽検知回数をリセットする。しかし、一致率が所定の閾値を超えていない場合には、上記遮蔽とは異なる新たな遮蔽が開始したものとして遮蔽検知回数に1をセットする。
ネットワークコントローラ18は、遮蔽検知通報手段8に相当し、ネットワーク20と接続してネットワーク通信の制御を行う。ネットワーク20は、WANやLAN等で監視装置9と警報受信端末21を接続する。警報受信端末21は、異常を検出した監視装置9からの警報信号の受信を行う。
次に、図3,図4および図5のフローチャートと、図6の画像変換パターンを示す図を参照して、本実施例の動作につき、事前準備(図3),通常運用(図4)および遮蔽検知時(図5)の各場合に分けて詳細に説明する。この説明では、図6に示す監視対象10およびその周辺の状況をカメラ11で監視しているものとする。なお、図6において、ラスタデータおよびエッジデータとされている図形は、それぞれのデータで表現される図形を意味しているものとする。
先ず、事前準備として、図3の事前準備フローに沿って動作を行う。監視対象10が遮蔽物aに遮蔽されていない状態(図6のD0)で、監視対象10を中心に被写体をカメラ11により撮影を行っている(図3のステップA1)。撮影した画像信号をデコーダ12にて取り込み(ステップA2)、画像信号を画像処理LSI13に出力する。
画像処理LSI13は、この画像信号を符号化してラスタデータ(図6のD1)に変換する(ステップA3)。このラスタデータは、ビットマップやJPEG形式等の任意の公知の変換方法を用いて符号化され得る。次に、ラスタデータよりエッジを抽出して(ステップA4)、エッジデータ(図6のD2)を得る。さらに、このエッジデータをベクトル変換して正常時ベクトル図形(図6のD3)を作成する(ステップA5)。このベクトルデータの作成については、公知のベクトル変換技術を用いればよい。今回の実施形態では、ベクトル変換後に閉じた図形として認識されたものだけを利用する。こうして作成された正常時のベクトル図形を正常時ベクトル図形(図6のD3)としてメモリ16に記憶する(ステップA6)。
通常運用中は、一定間隔で監視対象10を含む被写体を撮影した画像信号を取り込み(図4のステップB1)、事前準備の場合と同様に、デコーダ12にて画像信号を取り込み(ステップB2)、画像処理LSI13にてラスタデータ(図6のD4)に変換する(ステップB3)。そして、この場合はラスタデータを記憶装置17へ記録する(ステップB4)。図6のD4において、監視対象10の手前に遮蔽物aが見えるが、その遮蔽の度合いは軽微であることが分かる。
その後、エッジ抽出(ステップB5)、ベクトル図形変換(ステップB6)の手順を踏み、現在ベクトル図形(図6のD6)を作成する。この現在ベクトル図形と正常時ベクトル図形をCPU15にて比較する(ステップB7)。図6のD4では、図形の一致率が所定の閾値を超えていて(ステップB7)、監視対象10は遮られていないと判断し、メモリ16に記録されている遮蔽検知回数をリセットし(ステップB8)、ステップB1に戻る。
しかし、図6のD7に示すように、図形の一致率が閾値以下であった場合は(ステップB7)、現在ベクトル図形を遮蔽検知ベクトル図形(図6のD9)としてメモリ16に記憶する(ステップB9)。併せて遮蔽検知回数に1をセットしてメモリ16に記憶し(ステップB10)、図5の遮蔽検知時フローに移る。
遮蔽検知後も、通常運用時同様に、一定間隔で監視対象10を撮影し現在の画像信号を取込み、一連の手順で現在ベクトル図形(図6のD10)を作成する(図5ステップC1〜C6)。そして、この現在ベクトル図形と遮蔽検知時にメモリ16に保存した遮蔽検知ベクトル図形(図6のD9)をCPU15にて比較する(ステップC7)。ここで、図形の一致率が閾値以下(ステップD7)であった場合は、前回の遮蔽検知時と状況が変化していると判断し、次に正常時ベクトル図形(図6のD3)と現状ベクトル図形(図6のD10)を比較する(ステップC8)。
このステップC8で、図形の一致率が閾値以下であった場合は、新たに遮蔽されていると判断し、現在ベクトル図形を遮蔽検知ベクトル図形としメモリ16に記憶し(ステップC9)、メモリ16の遮蔽検知回数に1をセットしてメモリ16へ書き込み(ステップC10)、ステップC1に戻る。図6のD10では、図6のD7とは異なる新たな遮蔽がなされていることが分かる。
ステップC8の段階で、D3やD6のように閾値を超えるような図形であった場合は、遮蔽物が無くなったと判断し、メモリ16に記録されている遮蔽検知回数をリセットして(ステップC11)、通常運用フローのステップB1へと進む。
ステップC7で遮蔽検知ベクトル図形(D9)と現在ベクトル図形(D11)のように一致率が閾値以上であった場合は、監視対象に対する遮蔽が継続していると判断し、メモリ16内の遮蔽検知回数をインクリメントして記録する(ステップC12)。その後、遮蔽検知回数の値をチェックし(ステップC13)、規定値に達していなければステップC1に戻る。この場合は、監視対象10が何かに遮蔽されていると判断するには時期尚早であるとの取扱いにするのである。
一方、遮蔽検知回数の値が規定値に達していれば、CPU15は監視対象10が何かに遮蔽されていると判断し、ネットワークコントローラ18から、ネットワーク20を介して警報受信端末21に遮蔽検知警報の通報信号を通知する(ステップC14)。
なお、異常検知時に、モニタ19において、記憶装置17に記録されているラスタデータの画像を呼び出し、画像処理LSI13で復号化し、エンコーダ14でモニタに表示できる形式に変換することにより、異常検知時の状況確認や任意に撮影した画像の閲覧ができる。
上述の説明を図12に示したコンビニエンスストアの例に当てはめれば、先ず、事前準備として、ATM40が遮蔽されていない状態でATM40を中心に撮影する。この撮影画像から、監視装置42で画像処理を行い正常時ベクトル図形を作成し、このベクトル図形を監視装置42内のメモリに記憶する。その後、通常運用に移り、監視装置42は一定の間隔で現在画像から作成した現在ベクトル図形と正常時ベクトル図形の比較を行う。現在ベクトル図形が図6のD3ないし、D6のような図形であれば監視装置42では遮蔽して検知せず、監視を継続する。
この時、ATM40が図12のように、カウンタ46上に置かれた商品棚43-1等で図6のD7のように遮蔽されてD9のような現在ベクトル図形となったり、宣伝用の垂れ幕で遮蔽されてD10のような現在ベクトル図形になった場合には、監視装置42は遮蔽を検知し、遮蔽検知回数のカウントを始める。
ここで、もしD7の状態で商品棚43-1が設置された状態が継続したり、D10のように垂れ幕が下りている状態が一定の時間継続した場合は、警備会社の監視端末45にネットワーク44を経由して通報する。この通報を受けた監視担当者は、店舗の画像をリモート画像監視等で確認し、ATM40の遮蔽が確認された場合は、例えば、電話等の連絡手段を使い店舗のオーナーや責任者に対して商品棚43-1のような遮蔽物の移動を依頼し遮蔽状態を解消してもらう。
図7および図8は、本実施の形態の効果を説明するための図である。本実施の形態では、図7(A)に示すように、画郭に遮蔽物a以外に瞬間的な人物の映り込みが発生や動く物体等が含まれて、頻繁に現在画像が変化する様な場合であっても、図7(B)に示すように、監視対象10や遮蔽物aの輪郭をベクトル図形として形で比較するので、監視対象10が遮蔽物aに隠れているか、遮蔽物aが無くなったかというような判断ができるため、遮蔽を検出することができる。
また、本実施の形態では、前述の通り図形の形として判断しており、図8(A)に示すようにカメラ11にマスクがされて監視対象10が現在ベクトル図形に存在しなくなった場合や、図8(B)に示すように監視対象10の全体を蔽うように遮蔽物aが置かれて監視対象10が完全に遮蔽された場合であっても、正常時ベクトル図形と比較して、一定回数遮蔽を検知することで遮蔽が起きていると検出ができる。
逆に、人が監視対象10の前を横切ったりした場合には、現在画像が順次変化し最終的には正常時ベクトル図形に戻るので、本発明の監視警備システムは、遮蔽状態であると検知しないため、誤報も抑えることができる。さらに、本実施の形態での遮蔽検知に関しては、今回の構成以外にセンサ等の機器が不要となり、システム構築の際のコストも抑えることができる。
このようにして、監視対象の遮蔽状態継続時間を最小限に抑え、画像監視の信頼性向上を図ることができる。
本実施例は、警備員の入退場に係るものであって、図1に示した実施の形態から遮蔽検知カウンタ7を削除したものとなる。画像取込手段1,符号化/復号化手段2,エッジ抽出手段3,ベクトル変換手段4,ベクトル図形比較手段6,遮蔽検知カウンタ7および遮蔽検知通報手段8の基本的な機能は前述のとおりであり、データ記憶手段5は遮蔽の判断に用いるための正常時ベクトルデータを記憶する。
図9は、第2の本発明に係る警備装置9-1の実施例を示す監視警備システムのブロック図である。監視装置9-1は、警備室への入退場者の認証を行うための認証マーク30をカメラ31で撮影し、入退場時間を監視ネットワーク38経由で入退場時間管理端末39へ通報する。
このような監視システムは、例えば、前述のコンビニエンスストアの例では、異常を検知して警備員が出動したり保守作業等で店舗に入店して対応を行う場合に入退店時間の管理を行う。認証マーク30は、カードに描かれたマークや身に着けている物に描かれたロゴ等、図形として管理できるものであれば、なんでも利用が可能である。そのため、ICカードやIDタグなどのリーダー等他の機器が必要なく、システム構築が安価に可能となる。また、認証用の図形を各個人ごとに割り当てることにより、複数人の入退場時間管理も可能となる。
監視装置9-1は、デコーダ32,画像処理LSI33,CPU34,メモリ35,スピーカ36およびネットワークコントローラ37を備えている。これら各要素と図1に示した各手段との関係、および機能は以下のようである。
デコーダ32は画像取込手段1に相当し、カメラ31が撮影した認証用マーク30の画像信号取り込んで画像処理LSI33へデジタル画像信号を出力する。画像処理LSI33は、符号化/復号化手段2,エッジ抽出手段3およびベクトル変換手段4に相当する画像処理部であって、デコーダ32からの画像信号をラスタデータに変換し、エッジを抽出し、ベクトル図形化するまでの処理を一貫して行う。
CPU34は、画像処理LSI33の制御や画像の比較、警報の送信等を行う。メモリ35は、ベクトル図形化した登録済み認証ベクトル図形の保存を行う。スピーカ36は、認証完了に音を鳴らす。ネットワークコントローラ37は、ネットワーク38と接続し、ネットワーク通信の制御を行う。ネットワーク38は、WANやLAN等のネットワークであって監視装置9-1と入退場時間管理端末39を接続する。入退場時間管理端末39は、監視装置9-1からの入場時間,退場時間等を受信し記録管理を行う。
次に、図10および図11のフローチャートを参照して本実施例の動作につき、事前準備(図10)および通常運用(図11)の場合に分けて詳細に説明する。
先ず、事前準備として、図10の事前準備フローに沿って動作を行う。入場時には、入場時の認証に用いる任意の認証用マーク30をカメラ31で撮影する(図10のステップF1)。次に、撮影した画像信号をデコーダ32で取り込み(ステップF2)、画像処理LSI33に出力する。
画像処理LSI33は、この画像信号を符号化しラスタデータに変換する(ステップF3)。次に、ラスタデータより、エッジを抽出し(ステップF4)。さらに、このエッジデータをベクトル変換しベクトル図形を作成する(ステップF5)。こうして作成されたベクトル図形を、入場ベクトル図形としてメモリ35に記憶する(ステップF6)。
同様に、退場時には、退場時の認証に用いる任意の認証マーク30をカメラ31で撮影する(ステップF7)。次に、撮影した画像信号をデコーダ32で取り込み(ステップF8)、デジタル画像信号を画像処理LSI33に出力する。
画像処理LSI33は、この画像信号を符号化しラスタデータに変換する(ステップF9)。次に、ラスタデータより、エッジを抽出し(ステップF10)。さらに、このエッジデータをベクトル変換しベクトル図形を作成する(ステップF11)。こうして作成されたベクトル図形を、退場ベクトル図形としてメモリ35に記憶する(ステップF12)。
通常運用中は、一定間隔で現在画像を撮影した画像を取り込み(図11のステップG1)、事前準備の場合と同様に、デコーダ32にて画像信号を取り込み(ステップG2)、画像信号を画像処理LSI33に出力する。画像処理LSI33は、この画像信号を符号化してラスタデータに変換し(ステップG3)、ラスタデータよりエッジを抽出する(ステップG4)。さらに、このエッジデータをベクトル変換しベクトル図形を作成する(ステップG5)。
CPU34は、作成した現在ベクトル図形と、メモリ35に記憶されている入場ベクトル図形を比較して(ステップG6)、図形の一致率が一定の閾値を超えていなければ認証対象なしと判断し、ステップG1へ戻る。
一方、図形の一致率が一定の閾値を超えていた場合は、スピーカ36で認証完了音を鳴らし、入場認証完了時の時間をネットワークコントローラ37から、ネットワーク38を介して入退場時間管理端末39に通知し、端末内で記録管理する(ステップG7)。
その後は、一定間隔で現在画像を撮影し一連の動作で現在ベクトル図形を作成し(ステップG8〜G12)、今度は現在ベクトル図形と、メモリ35に記憶されている退場ベクトル図形をCPU34で比較する(ステップG13)。
ここで、図形の一致率が一定の閾値を超えていなければ認証対象なしと判断し、ステップG8へ戻るが、図形の一致率が一定の閾値を超えていた場合は、スピーカ36で認証完了音を鳴らし、退場認証完了時の時間をネットワークコントローラ37から、ネットワーク38を介して入退場時間管理端末39に通知し、端末内で記録管理する(ステップG14)。
上述の説明を図12に示したコンビニエンスストアの例に当てはめれば、先ず、事前準備として、入場時の認証に用いる任意の認証用マーク30と退場時の認証に用いる任意の認証用マーク30をメモリに記憶する。異常を検知して警備員が出動したり保守作業等で店舗に入店して対応を行う場合には入退店時間の管理を行う。
店舗に出動する隊員は予め入退店時の認証に必要なマークが入った認証用カード等を持参して店舗に向かう。警備員は、店舗到着後にカメラ31に向けて入店用の認証用カードをかざす。この時、認証ができた場合にはスピーカ36より認証完了音がなり、それと同時に、入退場時間管理端末39に対して入店認証完了時の時刻が送られる。
同様に、店舗での作業終了後、隊員が退店をする際に退店認証用の認証カードをカメラ31に向けてかざす。この時も、認証ができた場合にはスピーカ36より認証完了音がなり、それと同時に、入退場時間管理端末39に対して退店認証完了時の時刻が送られ、入退店時刻の登録が終了する。
本実施の形態によれば、このようにして、監視警備システムの運用の簡素化を図ることができる。
本発明によれば、図形比較によって物体の存在認識が可能なため、例えば、駐車場等で完全に空車状況の画像を撮影し正常時ベクトル図形として保存しておき、駐車場運用中の現在ベクトル図形と比較することにより、駐車されている車の存在を認識できるため、これを利用して駐車場の空車状況管理といった用途にも利用可能である。
逆に、物体が存在する状態を正常時ベクトル図形として保存しておき、現在ベクトル図形の中にその物体が存在していない場合に異常と認識することによって、例えば、展示物等が移動されたりした場合に検知することが可能であり、簡易な盗難検知にも使用できる。
第1の本発明の監視装置の実施の形態を示すブロック図 第1の本発明に係る警備装置の一実施例を示す監視警備システムのブロック図 第1の本発明の監視装置の事前準備動作を示す流れ図 第1の本発明の監視装置の通常運用動作を示す流れ図 第1の本発明の監視装置の遮蔽検知時の動作を示す流れ図 第1の本発明の動作を説明するための画像変換パターンを表す図 第1の本発明の動作を説明するために画郭に瞬間的な人物の映り込みが発生した場合の実映像とベクトル図形を表す図 第1の本発明の動作の説明においてベクトル図形の消失状態例を表す図 第2の本発明に係る警備装置の一実施例を示す監視警備システムのブロック図 第2の本発明の監視装置の事前準備動作を示す流れ図 第2の本発明の監視装置の通常運用動作を示す流れ図 コンビニエンスストアでのATM監視例を表す図
符号の説明
1 画像取込手段
2 画像符号化/復号化手段
3 エッジ抽出手段
4 ベクトル変換手段
5 データ記憶手段
6 ベクトル図形比較手段
7 遮蔽検知カウンタ
8 遮蔽検知通報手段
9 監視装置
a 遮蔽物
10 監視対象
11 カメラ
12 デコーダ
13 画像処理LSI
14 エンコーダ
15 CPU
16 メモリ
17 記憶装置
18 ネットワークコントローラ
19 モニタ
20 ネットワーク
21 警報受信装置
30 認証用マーク
31 カメラ
32 デコーダ
33 画像処理LSI
34 CPU
35 メモリ
36 スピーカ
37 ネットワークコントローラ
38 ネットワーク
39 入退場時間管理端末
40 ATM
41 カメラ
42 監視装置
43 商品棚
44 ネットワーク
45 監視端末
46 カウンタ
47 入出口

Claims (2)

  1. 監視対象とその周辺をカメラによって撮影し該監視対象が遮蔽物で遮蔽されている場合等の異常検知時に通報信号を出力する監視装置を用いた監視方法であって、
    前記監視対象に対する遮蔽の判断に用いるための正常時ベクトルデータをメモリに予め記憶する第1段階と、
    前記正常時ベクトル図形と現に取り込んだ画像信号に基づく現在ベクトル図形を比較する第2段階と、
    第2段階における比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記メモリに記憶している遮蔽検知回数をリセットする第3段階と、
    第2段階において一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記現在ベクトル図形を前記遮蔽検知ベクトル図形として前記メモリに記憶し前記遮蔽検知回数に1をセットする第4段階と、
    前記遮蔽検知ベクトル図形と前記現在ベクトル図形を比較する第5段階と、
    第5段階における比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記遮蔽検知回数をインクリメントする第6段階と、
    第6段階におけるインクリメントの結果により遮蔽検知回数が規定回数以上になると遮蔽報知警報を通報信号として警報受信端末へ送信する第7段階と、
    第5段階における比較の結果により一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記正常時ベクトル図形と前記現在ベクトル図形を比較する第8段階と、
    第8段階における比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記遮蔽検知回数をリセットする第9段階と、
    第8段階において一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記現在ベクトル図形を前記遮へい検知ベクトル図形として前記メモリに記憶するとともに前記遮蔽検知回数に1をセットする第10段階とを有することを特徴とする監視方法。
  2. 監視対象とその周辺をカメラによって撮影し該監視対象が遮蔽物で遮蔽されている場合等の異常検知時に通報信号を出力する監視装置におけるCPUが実行するプログラムであって、
    メモリに予め記憶されている正常時ベクトル図形と現に取り込んだ画像信号に基づく現在ベクトル図形を比較する第1ステップと、
    第1ステップにおいて比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記メモリに記憶している遮蔽検知回数をリセットする第2ステップと、
    第1ステップにおいて一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記現在ベクトル図形を前記遮蔽検知ベクトル図形として前記メモリに記憶し遮蔽検知回数に1をセットする第3ステップと、
    前記遮蔽検知ベクトル図形と前記現在ベクトル図形を比較する第4ステップと、
    第4ステップにおける比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記遮蔽検知回数をインクリメントする第5ステップと、
    第5ステップにおけるインクリメントの結果により遮蔽検知回数が規定回数を以上になると遮蔽報知警報を通報信号として警報受信端末へ送信する第6ステップと、
    第4ステップにおける比較の結果により一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記正常時ベクトル図形と前記現在ベクトル図形を比較する第7ステップと、
    第7ステップにおける比較の結果により一致率が所定の閾値を超えている場合には前記遮蔽検知回数をリセットする第8ステップと、
    第7ステップにおいて一致率が所定の閾値を超えていない場合には前記現在ベクトル図形を前記遮蔽検知ベクトル図形として前記メモリに記憶するとともに前記遮蔽検知回数に1をセットする第9ステップとを有することを特徴とする監視プログラム。
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