JP4472367B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、タイヤのトレッドの改良に関する。
雪氷路面では、古くはスパイクタイヤが用いられていたが、近年はスタッドレスタイヤが主流である。スタッドレスタイヤでは、雪氷路面における制動性能が重要である。制動性能の向上の目的で、トレッドに短繊維が配合されたタイヤ、トレッドに粉体が配合されたタイヤ、トレッドがシリコーンポリマーを含むタイヤ、トレッドが発泡ゴムからなるタイヤ等が提案されている。
特開2002−47378公報及び特開2002−30183公報には、ガラス繊維を含有するトレッド用ゴム組成物が開示されている。ガラス繊維は、氷よりも硬度が高い。トレッドにガラス繊維が配合されたタイヤでは、このガラス繊維が雪氷路面を引っ掻く。この引っ掻きにより、タイヤの制動性能が高められる。
特開2002−47378公報 特開2002−30183公報
ガラス繊維の配合は、トレッドの硬度上昇と、これに伴うブロック剛性の上昇とを招来する。大きなブロック剛性は、操縦安定性能を阻害する。本発明の目的は、制動性能と操縦安定性能との、相反する2つの要求性能を満足する空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤでは、トレッドが第一キャップと第二キャップとを備えている。第一キャップ及び第二キャップは、いずれも周方向に延在してトレッド面の一部を形成する。第一キャップの材質と第二キャップの材質とは、互いに異なる。
好ましくは、トレッドは、複数の第一キャップと複数の第二キャップとを備える。これら第一キャップと第二キャップとは、軸方向において交互に配置される。
好ましくは、第一キャップのゴム組成物は、100重量部の基材ゴムと3重量部以上30重量部以下のガラス繊維とを含む。一方、第二キャップのゴム組成物は、ガラス繊維を含まない。
第一キャップ及び第二キャップの両方が、ガラス繊維を含むゴム組成物から得られてもよい。この場合、第一キャップにおける基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P1が3重量部以上30重量部以下であり、この配合量P1と第二キャップにおける基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P2との差(P1−P2)が2重量部以上であることが好ましい。
好ましくは、第一キャップの硬度H1は、第二キャップの硬度H2よりも大きい。硬度差(H1−H2)は、2以上が好ましい。
本発明に係るタイヤでは、トレッド面が複数種のキャップを備える。第一キャップはある要求性能に寄与し、第二キャップは他の要求性能に寄与する。このタイヤは、複数の要求性能を満足する。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。この図1において上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。このタイヤ2は、トレッド4、ベルト6、サイドウォール8、ウイング10、ビード12、カーカス14、インナーライナー16及びチェーファー18を備えている。
トレッド4は架橋ゴムからなり、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4の外面は、路面と接地するトレッド面20を構成する。トレッド面20には、溝22が刻まれている。この溝22により、トレッドパターンが形成されている。
ベルト6は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト6は、外側ベルトプライ24及び内側ベルトプライ26からなる。外側ベルトプライ24と内側ベルトプライ26とは、積層されている。図示されていないが、外側ベルトプライ24及び内側ベルトプライ26のそれぞれは、ベルトコードとトッピングゴムとからなる。外側ベルトプライ24及び内側ベルトプライ26は、カーカス14を補強する。
サイドウォール8は、トレッド4の端から半径方向内向きに延びている。このサイドウォール8は、架橋ゴムからなる。サイドウォール8は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール8は、カーカス14の外傷を防止する。このサイドウォール8とトレッド4との間に、架橋ゴムからなるウイング10が設けられている。
ビード12は、ビードコア28と、このビードコア28から半径方向外向きに延びるエーペックス30とからなる。ビードコア28はリング状であり、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エーペックス30は、半径方向外向きに先細りであるテーパ状であり、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス14は、トレッド4、サイドウォール8及びビード12の内周面に沿うように、両側のビード12の間に架け渡されている。カーカス14は、カーカスプライ32からなる。このカーカスプライ32は、ビードコア28の周りを、軸方向内側から外側に向かって巻かれている。図示されていないが、カーカスプライ32はカーカスコードとトッピングゴムとからなる。
インナーライナー16は、カーカス14の内周面に接合されている。インナーライナー16は、架橋ゴムからなる。インナーライナー16には、空気透過性の少ないゴムが用いられる。インナーライナー16は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー18は、ビード12の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー18がリムと当接する。この当接により、ビード12の近傍が保護される。チェーファー18は、通常は生地とこの生地に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー18が用いられてもよい。
図2は、図1のタイヤ2のトレッド4が示された拡大断面図である。この図2における紙面垂直方向は、タイヤ2の周方向である。トレッド4は、ベース34とキャップ部36とからなる。ベース34は半径方向内側に位置しており、トレッド面20(図1参照)には露出していない。ベース34の一部が、トレッド面20に露出してもよい。通常ベース34には、タイヤ2の転動によっても発熱が生じにくいゴム組成物が用いられる。ベース34が設けられなくてもよい。
キャップ部36は、半径方向外側に位置している。換言すれば、キャップ部36はトレッド面20を形成する。キャップ部36は、第一キャップ38及び第二キャップ40からなる。図2の例では、第一キャップ38の数は8であり、第二キャップ40の数は7である。第一キャップ38及び第二キャップ40は、周方向に延在している。換言すれば、第一キャップ38及び第二キャップ40の形状は、リング状である。第一キャップ38及び第二キャップ40は、軸方向において交互に配置されている。
第一キャップ38は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。好適なゴムは、天然ゴム及びジエン系合成ゴムである。ジエン系合成ゴムとしては、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン、イソプレン−イソブチレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及びアクリロニトリル−ブタジエン共重合体が例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。
第一キャップ38のゴム組成物は、ガラス繊維を含む。ガラス繊維の一部は、トレッド面20に露出する。ガラス繊維のモース硬度は、6以上7以下である。このガラス繊維は、通常の氷よりも高硬度である。ガラス繊維は、タイヤ2が雪氷路面で用いられた際に氷を引っ掻く。この引っ掻きにより、雪氷路面におけるタイヤ2の制動性能が高められる。
第一キャップ38におけるガラス繊維の配合量P1は、基材ゴム100重量部に対し、3重量部以上30重量部以下が好ましい。配合量が上記範囲未満であると、制動性能が不十分となることがある。この観点から、配合量は4重量部以上がより好ましく、10重量部以上が特に好ましい。配合量が上記範囲を超えると、ブロック剛性が過大となることがある。過大なブロック剛性は、操縦安定性能を阻害する。この観点から、配合量は25重量部以下がより好ましく、20重量部以下が特に好ましい。
ガラス繊維の直径は、1μm以上100μm以下が好ましい。直径が上記範囲未満であると、制動性能が不十分となることがある。この観点から、直径は3μm以上がより好ましい。直径が上記範囲を超えると、タイヤ2のグリップ性能が不十分となることがある。この観点から、直径は50μm以下がより好ましい。
ガラス繊維の長さは、0.1mm以上10.0mm以下が好ましい。長さが上記範囲未満であると、ガラス繊維がトレッド4から脱落しやすい。この観点から、長さは0.2mm以上がより好ましく、0.5mm以上が特に好ましい。長さが上記範囲を超えると、ゴム組成物の混練作業が困難となることがある。この観点から、長さは5.0mm以下がより好ましい。
ガラス繊維のアスペクト比は、2以上100以下が好ましい。アスペクト比が上記範囲未満であると、ガラス繊維がトレッド4から脱落しやすい。この観点から、アスペクト比は10以上がより好ましく、20以上が特に好ましい。アスペクト比が上記範囲を超えると、制動性能が不十分となることがある。この観点から、アスペクト比は70以下がより好ましく、50以下が特に好ましい。
ゴム組成物は、通常は硫黄又は硫黄化合物によって架橋される。架橋には、加硫促進剤及び架橋助剤が用いられる。ゴム組成物には通常、カーボンブラック、シリカ等の補強剤が配合される。ゴム組成物には、必要に応じ、軟化剤、老化防止剤、充填剤等が適量添加される。
第二キャップ40は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。好適なゴムは、第一キャップ38と同様、天然ゴム及びジエン系合成ゴムである。第二キャップ40のゴム組成物にも、第一キャップ38と同様に、硫黄、硫黄化合物、加硫促進剤、架橋助剤、補強剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤等が、必要に応じて適量添加される。
第二キャップ40にはガラス繊維が全く配合されないか、される場合でもその配合量は第一キャップ38よりも少量とされる。換言すれば、第二キャップ40の材質は第一キャップ38の材質とは異なる。第二キャップ40にガラス繊維が配合される場合、このガラス繊維のサイズは、第一キャップ38のガラス繊維のサイズと同等である。
このタイヤ2では、第一キャップ38が雪氷路面での制動性能に寄与し、第二キャップ40が操縦安定性能に寄与する。制動性能と操縦安定性能との両立の観点から、第一キャップ38における基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P1と、第二キャップ40における基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P2との差(P1−P2)は、3重量部以上が好ましく、5重量部以上がより好ましい。差(P1−P2)は、30重量部以下が好ましい。
制動性能の観点から、第一キャップ38の硬度H1は50以上が好ましく、52以上がより好ましい。硬度H1は、65以下が好ましい。操縦安定性能の観点から、第二キャップ40の硬度H2は62以下が好ましく、56以下がより好ましい。硬度H2は、45以上が好ましい。硬度H1、H2は、JIS−Aタイプのスプリング式硬度計がトレッド4の表面に押しつけられることにより、測定される。測定では、タイヤ2が23℃の環境下に置かれる。
制動性能と操縦安定性能との両立の観点から、第一キャップ38の硬度H1と第二キャップ40の硬度H2との差(H1−H2)は、2以上が好ましく、4以上が特に好ましい。差(H1−H2)は、20以下が好ましい。
図2の例では、前述のように、第一キャップ38の数N1は8であり、第二キャップ40の数N2は7である。制動性能と操縦安定性能との両立の観点から、第一キャップ38の数N1は2以上が好ましく、4以上がより好ましい。数N1は、15以下が好ましい。制動性能と操縦安定性能との両立の観点から、第二キャップ40の数N2は2以上が好ましく、4以上がより好ましい。数N2は、15以下が好ましい。
制動性能と操縦安定性能との両立の観点から、個々の第一キャップ38の幅(軸方向寸法)は5mm以上45mm以下が好ましい。個々の第二キャップ40の幅は、5mm以上45mm以下が好ましい。
第一キャップ38によって形成される接地面の面積S1と、第二キャップ40によって形成される接地面の面積S2の比(S1/S2)は、2/8以上8/2以下が好ましい。比(S1/S2)が上記範囲未満であると、制動性能が不十分となることがある。この観点から、比(S1/S2)は3/7以上がより好ましく、4/6以上が特に好ましい。比(S1/S2)が上記範囲を超えると、操縦安定性能が不十分となることがある。この観点から、比(S1/S2)は7/3以下がより好ましく、6/4以下が特に好ましい。接地面とは、トレッド面20から溝22を除いた部分である。
このキャップ部36は、二方向押出法によって形成されうる。二方向押出法では、第一キャップ38のゴム組成物の押出方向と直交する方向に、第二キャップ40のゴム組成物が押し出される。第一キャップ38のゴム組成物と第二キャップ40のゴム組成物とが別々に、シート状に押し出されてもよい。この場合は、シートが裁断されて帯体が形成される。第一キャップ38のための複数の帯体と第二キャップ40のための複数の帯体とが交互に並べられることで、キャップ部36用のゴムシートが得られる。
キャップ部36が、互いに材質の異なる3以上の部分から構成されてもよい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[ゴム組成物の調整]
80重量部の天然ゴム、20重量部のポリブタジエン、60重量部のISAFカーボンブラック、20重量部のアロマティックオイル、5重量部のガラス繊維、1.5重量部の硫黄、1.0重量部の加硫促進剤、1.0重量部のワックス、2.0重量部の老化防止剤、2.0重量部のステアリン酸及び3.0重量部の酸化亜鉛をバンバリーミキサーで混練し、タイプIIのゴム組成物を得た。このガラス繊維の平均長さは0.4mmであり、アスペクト比は40である。
ガラス繊維の配合量を下記の表1に示されるとおりとした他はタイプIIと同様にして、タイプIII及びタイプIVのゴム組成物を得た。さらに、ガラス繊維を全く配合しなかった他はタイプIIと同様にして、タイプIのゴム組成物を得た。
Figure 0004472367
[実施例1]
タイプI及びタイプIIのゴム組成物を用い、二方向押出法によってキャップ部用のゴムシートを形成した。このゴムシートを用い、図1及び図2に示される構造を備えた実施例1のスタッドレスタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「185/70R14 88Q」である。
[実施例2から4及び比較例1から4]
用いるゴム組成物を下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び比較例1から4のタイヤを得た。比較例2は、市販されている従来のスタッドレスタイヤに相当する。
[制動性能の評価]
タイヤを「14×5.5−JJ」のリムに組み込み、タイヤの内圧を200kPaとした。このリムを、排気量が1600cmであるフロントエンジンフロントドライブの乗用車に装着した。この乗用車を30km/hの速度にて氷路面の上で走らせて、ブレーキをかけたときの制動距離を測定した。制動距離の逆数が、比較例2が100とされたときの指数として、下記の表2に示されている。
[操縦安定性能の評価]
上記制動性能の評価に用いた乗用車を氷路面上でドライバーに運転させ、旋回時及びブレーキ時の操縦安定性を1から10の10段階で評価させた。この結果が、下記の表2に示されている。
Figure 0004472367
表2に示されるように、実施例のタイヤは、これと同等の制動性能を備えた比較例のタイヤに比べ、操縦安定性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の自動車に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤ2のトレッドが示された拡大断面図である。
符号の説明
2・・・空気入りタイヤ
4・・・トレッド
6・・・ベルト
8・・・サイドウォール
10・・・ウイング
12・・・ビード
14・・・カーカス
16・・・インナーライナー
18・・・チェーファー
20・・・トレッド面
22・・・溝
24・・・外側ベルトプライ
26・・・内側ベルトプライ
28・・・ビードコア
30・・・エーペックス
32・・・カーカスプライ
34・・・ベース
36・・・キャップ部
38・・・第一キャップ
40・・・第二キャップ

Claims (6)

  1. トレッドを備えており、このトレッドが、周方向に延在してトレッド面の一部を形成する第一キャップと、周方向に延在してトレッド面の一部を形成しかつ第一キャップとは材質の異なる第二キャップとを含んでおり、
    上記第一キャップ及び第二キャップが、ゴム組成物が架橋されることによって形成されており、第一キャップのゴム組成物が100重量部の基材ゴムと3重量部以上30重量部以下のガラス繊維とを含んでおり、第二キャップのゴム組成物がガラス繊維を含んでいない空気入りタイヤ。
  2. 上記トレッドが複数の第一キャップと複数の第二キャップとを備えており、これら第一キャップと第二キャップとが軸方向において交互に配置されている請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記第一キャップの硬度H1が第二キャップの硬度H2よりも大きく、硬度差(H1−H2)が2以上である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. トレッドを備えており、このトレッドが、周方向に延在してトレッド面の一部を形成する第一キャップと、周方向に延在してトレッド面の一部を形成しかつ第一キャップとは材質の異なる第二キャップとを含んでおり、
    上記第一キャップ及び第二キャップが、ガラス繊維を含むゴム組成物が架橋されることによって形成されており、第一キャップにおける基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P1が3重量部以上30重量部以下であり、この配合量P1と第二キャップにおける基材ゴム100重量部に対するガラス繊維の配合量P2との差(P1−P2)が2重量部以上である空気入りタイヤ。
  5. 上記トレッドが複数の第一キャップと複数の第二キャップとを備えており、これら第一キャップと第二キャップとが軸方向において交互に配置されている請求項5に記載のタイヤ。
  6. 上記第一キャップの硬度H1が第二キャップの硬度H2よりも大きく、硬度差(H1−H2)が2以上である請求項4又は5に記載のタイヤ。
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