JP4472079B2 - 中望遠レンズ - Google Patents

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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/02Telephoto objectives, i.e. systems of the type + - in which the distance from the front vertex to the image plane is less than the equivalent focal length

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、Fナンバー2.8,画角26°程度で無限遠から撮影倍率0.15程度の至近距離まで諸収差の変動が少ない中望遠レンズに関する。
【0002】
従来、この種の中望遠レンズは、ガウスレンズを基本とする構成で、合焦に際しては、全体繰り出し、最後の凸レンズを残して前側全部を繰り出す手法、さらにはその最後の凸レンズまでもフロートさせる手法をとることが普通であった。
【0003】
しかし、近年は自動焦点すなわちAFが主流であることから、フォーカスレンズ群の重量を軽くするために光学系内部の一部のレンズ群を移動させて合焦を行うインナーフォーカス方式あるいはリアフォーカス方式といった合焦方式がとられるようになり、上述の全体繰り出しやそれに準じた合焦方式は少なくなってきている。
【0004】
すなわち、インナーフォーカス方式では、例えば特開平5−157964号公報,特開平4−255813号公報,特開平7−199066号公報に、リアフォーカス方式では、特開昭64−78208号公,特開平3−200909号公報にそれぞれ示されたようなものがある。
【0005】
このうち、特開平5−157964号公報及び特開平4−255813号公報で開示されている合焦方式は、正,負,正の3群からなり、負レンズを像側に移動させてフォーカシングを行ういわゆるインナーフォーカス方式であり、合焦レンズ群の重量が軽くできるためAFに適した構成である。
【0006】
しかし、このような構成は、3群とはいえ望遠レンズの基本である正,負の非対称構成にきわめて近く、さらに正レンズ群に挾まれた負の屈折力が強くなりがちであるため、歪曲収差を始めとする諸収差の変動が著しく大きくなり、最短撮影倍率を上げることが困難になる。
【0007】
また、特開昭64−78208号公報及び特開平3−200909号公報に開示されている合焦方式は、正,正2群の構成からなり、後群の正レンズを移動させることによってフォーカシングを行ういわゆるリアフォーカス方式であり、前述の正,負,正構成に対して若干合焦群の重量は重くなるものの、対称性が向上して良好な収差補正が可能である。
しかし、フォーカシングにより対称性が失なわれることに起因して、非点収差を始めとする諸収差の変動が問題となり、最短撮影倍率も0.1程度までしか達成できない。
【0008】
これに対して、特開平7−199066号公報に開示されている合焦方式は、基本的には前述の正,正2群のリアフォーカス方式と同様であるが、さらにその後方に屈折力の弱い固定正レンズを配することにより、近距離合焦時の非点収差の変動を抑えるようにしているが、これも無限遠から最短撮影倍率0.1程度の近距離の範囲において収差変動を比較的良好に補正し得るにすぎない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のリアフォーカス方式を基本とする合焦方式を、この発明の中望遠レンズに適用した場合には上記の事項と同様の問題が生じる。
図18の(a),(b)は、リアフォーカス方式の構成を簡単なパワー配置で示した光学系の基本構成を示す説明図であり、(a)は無限遠合焦時、(b)は近距離合焦時をそれぞれ示している。
【0010】
この従来のリアフォーカスレンズは、正,正の2群で構成され、後群の正レンズ群を光軸A上に物体側へ移動させることにより無限遠から近距離への合焦を行っている。なお、図18においてmは軸上光束の周縁光線、pは軸外光束の主光線をそれぞれ示している。
【0011】
いま、軸外光束の主光線pがフォーカスレンズ群である後群と光軸Aとの交点を通過し、近距離物点に対する軸上光束の周縁光線mの前群への入射光線高h1が無限遠合焦時と同じであると仮定すれば、フォーカシングにより軸外光束の主光線pの前群への入射光線高h1′が近距離では低くなるため、非点収差の変動が大きくなる。また、対称性が損なわれることから、コマ収差,歪曲収差,倍率の色収差といった諸収差の変動も大きくなりがちである。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無限遠から撮影倍率0.15程度の近距離まで諸収差の変動が少ない中望遠レンズを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、正または負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構成され、フォーカシングに際しては、上記第1レンズ群は固定であり、上記第2レンズ群及び上記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれ異なる速度で移動し、且つ以下の条件式を満足する中望遠レンズを提供するものである。
(1)1.6<f1/f<2.2
(2)−0.63<f/f2<0.53
(3)0.64<f3/f<1.9
(4)0.5<X2/X3<1
但し、
f:無限遠合焦時の全系の焦点距離
f1:第1レンズ群の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
X2:無限遠から最短撮影距離まで合焦したときの第2レンズ群の移動量
X3:無限遠から最短撮影距離まで合焦したときの第2レンズ群の移動量
【0013】
そして、上記の中望遠レンズににおいて、第1レンズ群は、物体側から少なくとも2つの正レンズ成分と1つの負レンズ成分とからなり、上記第2レンズ群は、物体側から正レンズ成分,負レンズ成分及び負レンズ成分と正レンズ成分の接合レンズからなり、上記第3レンズ群は正レンズ成分を有するようにするのが好ましい。
【0014】
また、上記の中望遠レンズにおいて、以下の条件式を満足することによりさらなる性能の向上を図ることができる。
(5)1.35<D1/D2<5.9
但し、
D1:無限遠合焦状態における第1レンズ群と第1レンズ群との間隔
D2:無限遠合焦状態における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態及び各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1〜図8は、この発明の実施例1〜8の構成図、図9〜図16は、実施例1〜8の収差曲線図である。
【0016】
この発明による中望遠レンズは、例えば図1に示すように、物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正または負の屈折力を有する第2レンズ群G2と正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、フォーカシングに際しては、上記第1レンズ群G1は固定であり、上記第2レンズ群G2及び上記第3レンズ群G3は光軸Aに沿ってそれぞれ異なる速度で移動する。
【0017】
そして、fを無限遠合焦時の全系の焦点距離、f1,f2をそれぞれ第1,第2レンズ群G1,G2の焦点距離としたとき、
(1)1.6<f1/f<2.2
(2)−0.63<f/f2<0.53
(3)0.64<f3/f<1.9
となるように各群の焦点距離を定める。
【0018】
また、X2,X3をそれぞれ無限遠から最短撮影距離まで合焦したときの第2,第3レンズ群G2,G3の移動量としたとき、
(4)0.5<X2/X3<1
となるように合焦時の第2,第3レンズ群G2,G3の移動量を設定する。
【0019】
そして、第1レンズ群G1は、物体側から少なくとも2つの正レンズ成分である第1,第2レンズL1,L2と1つの負レンズ成分である第3レンズL3とからなり、第2レンズ群G2は、物体側から正レンズ成分である第4レンズL4と開口絞りSを挾んで負レンズ成分である第5レンズL5と、負レンズ成分である第6レンズL6と正レンズ成分である第7レンズL7の接合レンズからなり、第3レンズ群G3は、正レンズ成分である第8レンズL8を有するようにする。
【0020】
さらに、D1,D2を無限遠状態においてそれぞれ第1,第2レンズ群G1,G2の間隔、第2,第3レンズ群G2,G3の間隔としたとき、
(5)1.35<D1/D2<5.9
となるような条件式を満たすようにする。
【0021】
このような構成によれば、光学系全体の対称性が保たれ、コマ収差、歪曲収差,倍率の色収差といった諸収差の変動を少なく抑えることができる。以下、図17を用いてその理由を説明する。
図17の(a),(b)は、この発明による光学系の基本構成を示す説明図であり、(a)は無限遠合焦状態、(b)は近距離合焦状態を示しており、前述の図18と同様に、mを軸上光束の周縁光線、pを軸外光束の主光線とする。
【0022】
ここで、第1レンズ群G1は全体で正の屈折力を持ち、第2レンズ群G2は正あるいは負で比較的弱い屈折力を持ち、第3レンズ群G3は正の屈折力を持っており、合焦に際しては第3レンズ群G3を第2レンズ群G2より速い速度で光軸X上を同方向に移動させるようにする。このとき、変倍に大きく関係するのは第3レンズ群G3であり、第2レンズ群G2は光学系全体の対称性を維持させる役割を担っている。
【0023】
いま、軸外光束の主光線pが第2レンズ群G2と光軸Aとの交点を通過し、近距離物点に対する軸上光束の周縁光線mの第1レンズ群G1への入射光線高h1が無限遠合焦時の入射光線高h1と同一であると仮定すると、第3レンズ群G3の移動量に対し第2レンズ群G2の移動量が小さいため、軸外光束の主光線pが第1レンズ群G1を通過する光線高h1′の変化の割合いを図18の場合よりも小さくすることができる。
【0024】
このとき、軸外光束の主光線pが第3レンズ群G3を通過するときの光線高h3′も変化するが、これは第3レンズ群G3の第2レンズ群G2に対する相対移動量を適当に設定することにより、光線高の変化を小さく抑えることができる。これにより、軸外光束の主光線pが第1,第3レンズ群G1,G3を通過するときの光線高h1′,h3′の変動力を小さくし得ることと、近距離合焦時の軸上光束の周縁光線mが第3レンズ群G3を通過する光線高h3が近距離側で大きくなって光線高h1′,h3′の変動分を収差係数上相殺することのため、結果として非点収差の変動を小さくすることが可能になる。
【0025】
また、第2,第3レンズ群G2,G3の移動により、光線高h1′,h3′が異符号であることと、光線高h1′,h3′が合焦によってその絶対値の増減が同一方向の変化をすることから、光学系の対称性が保たれ、コマ収差,歪曲収差及び倍率の色収差等の変動も少なくなる。
【0026】
次に、条件式(1)〜(5)についてその理由を説明する。
条件式(1)〜(3)は、第1,第2,第3レンズ群G1,G2,G3の屈折力を定めたものである。条件式(1)の値が上限値を上回ると、第1レンズ群G1の屈折力が弱くなって全長の増大を招き、下限値を下回ると全長は比較的短くなるものの、第1レンズ群G1の屈折力が強くなりすぎて合焦時の球面収差の変動が大きくなる。
【0027】
条件式(2)は、第2レンズ群G2の屈折力をできるだけ弱く設定するための条件であり、その値が上下限値を外れると、合焦時に第2レンズ群G2での軸上光束の周縁光線mの光線高の変動が大きくなり、諸収差の変動に大きく影響する。すなわち、条件式(2)の値を正側に外れると、合焦時の球面収差の変動が大きくなり、負側に外れると、所要の最短撮影倍率を達成できなくなる。
【0028】
条件式(3)の値が上限値を上回ると、第3レンズ群G3の屈折力が弱くなりすぎて所要の最短撮影倍率を得ることができず、下限値を下回ると、逆に第3レンズ群G3の屈折力が強くなりすぎて全系の対称性が崩れ、合焦時の球面収差,コマ収差,非点収差,像面湾曲,歪曲収差及び倍率の色収差等の諸収差の変動が大きくなる。
【0029】
条件式(4)は、第1〜第3レンズ群G1〜G3の屈折力を条件式(1)〜(3)のように設定した上で、合焦時の諸収差の変動を少なく抑えるためのものである。その値が上限値を上回ると、第3レンズ群G3の移動量が第2レンズ群G2の移動量より小さくなるため、所要の最短撮影倍率を得る前に第2レンズ群G2が第1レンズ群G1と干渉してしまう結果となる。
【0030】
逆に条件式(4)の下限値を下回ると、第3レンズ群G3の移動量に対する第2レンズ群G2の移動量が小さすぎ、特に非点収差を始めとする諸収差の変動を充分に抑え切れなくなる。この条件式(4)は、
0.6<X2/X3<0.84
とすることにより、一層の効果を得ることができる。
これらの条件式(1)〜(4)を満足することにより、この発明による中望遠レンズに対して良好な収差補正が可能になる。
【0031】
なお、上記の中望遠レンズにおいて、第1レンズ群G1を物体側から少なくとも2枚の正レンズ成分と1枚の負レンズ成分とからなるようにすることにより、光束を収斂させつつ球面収差,コマ収差,非点収差の発生をコントロールすることができる。
【0032】
また、第2レンズ群G2は、物体側より正レンズ成分,負レンズ成分,負レンズ成分と正レンズ成分の接合レンズからなるいわゆるテッサータイプとし、合焦時のコマ収差,非点収差等の諸収差の変動を抑えながら、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3へのリレーを行っている。
【0033】
さらに、この第2レンズ群G2より前側、または正レンズ成分と負レンズ成分との間、あるいは負レンズ成分と接合レンズとの間のいずれかに開口絞りSを配し、第2レンズ群G2と一体に移動させることにより、合焦時の収差変動の補正効果をより一層引き出すことができる。
なお、第3レンズ群G3は正レンズ成分を有し、主たる合焦作用を受け持ちながら、軸外光束に対してコマ収差の変動を小さく抑えている。
【0034】
最後に、条件式(5)は合焦時の各レンズ群間の間隔を適切に設定するためのものであり、その値が上限値を上回ると、第2,第3レンズ群G2,G3の間隔が小さくなりすぎて所要の最短撮影倍率を得る前に第2,第3レンズ群G2,G3が干渉し、下限値を下回ると、光学系の第1面から最終面までの距離が長くなって無限遠合焦時における周辺光量不足の原因となる。
【0035】
【実施例】
次に、この発明による中望遠レンズの望ましい各実施例を示す。
なお、以下の実施例において、
f:全系の焦点距離
Fn:Fナンバー
2ω:画角
I:面番号
をそれぞれ示す。
【0036】
以下の表1〜表8は、実施例1〜実施例8のパラメータを示すものである。
【0037】
【表1】
Figure 0004472079
【0038】
【表2】
Figure 0004472079
【0039】
【表3】
Figure 0004472079
【0040】
【表4】
Figure 0004472079
【0041】
【表5】
Figure 0004472079
【0042】
【表6】
Figure 0004472079
【0043】
【表7】
Figure 0004472079
【0044】
【表8】
Figure 0004472079
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明による中望遠レンズは、その請求項1に係る発明は、従来のリアフォーカス方式に比し、合焦の際、諸収差特に非点収差,コマ収差,歪曲収差,倍率の色収差等の変動を少なく抑えることができ、無限遠から撮影倍率0.15程度の近距離まで良好な性能を得ることができる。
【0046】
また、請求項2に係る発明によれば、合焦時の収差変動の補正効果をさらに向上させるとともに、軸外光束に対するコマ収差の変動を小さく抑えることが可能になる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、上記の効果に加え、所要の最短撮影倍率を得やすくなり、且つ無限遠合焦時における周辺光量不足を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成図である。
【図2】この発明の実施例2の構成図である。
【図3】この発明の実施例3の構成図である。
【図4】この発明の実施例4の構成図である。
【図5】この発明の実施例5の構成図である。
【図6】この発明の実施例6の構成図である。
【図7】この発明の実施例7の構成図である。
【図8】この発明の実施例8の構成図である。
【図9】この発明の実施例1の収差曲線図である。
【図10】この発明の実施例2の収差曲線図である。
【図11】この発明の実施例3の収差曲線図である。
【図12】この発明の実施例4の収差曲線図である。
【図13】この発明の実施例5の収差曲線図である。
【図14】この発明の実施例6の収差曲線図である。
【図15】この発明の実施例7の収差曲線図である。
【図16】この発明の実施例8の収差曲線図である。
【図17】この発明による中望遠レンズの光学系の基本構成を示す説明図である。
【図18】従来の中望遠レンズの光学系の基本構成を示す説明図である。
【符号の説明】
G1〜G3:第1レンズ群〜第3レンズ群
L1〜L9:第1レンズ〜第9レンズ
r1〜r18:第1面〜第18面の曲率半径
d1〜d17:各レンズの面間隔
m:軸上光束の周縁光線
p:軸外光束の主光線
S:開口絞り A:光軸
ω:半画角 ΔM:メリジオナル
ΔS:サジタル

Claims (3)

  1. 物体側から順に正の屈折力を有する第1レンズ群と、正または負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構成され、フォーカシングに際しては、上記第1レンズ群は固定であり、上記第2レンズ群及び上記第3レンズ群は光軸に沿ってそれぞれ異なる速度で移動し、且つ以下の条件式を満足することを特徴とする中望遠レンズ。
    (1)1.6<f1/f<2.2
    (2)−0.63<f/f2<0.53
    (3)0.64<f3/f<1.9
    (4)0.5<X2/X3<1
    但し、
    f:無限遠合焦時の全系の焦点距離
    f1:第1レンズ群の焦点距離
    f2:第2レンズ群の焦点距離
    f3:第3レンズ群の焦点距離
    X2:無限遠から最短撮影距離まで合焦したときの第2レンズ群の移動量
    X3:無限遠から最短撮影距離まで合焦したときの第3レンズ群の移動量
  2. 第1レンズ群は物体側から少なくとも2つの正レンズ成分と1つの負レンズ成分とからなり、上記第2レンズ群は、物体側から正レンズ成分,負レンズ成分及び負レンズ成分と正レンズ成分の接合レンズからなり、上記第3レンズ群は正レンズ成分を有することを特徴とする請求項1記載の中望遠レンズ。
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2記載の中望遠レンズ。
    (5)1.35<D1/D2<5.9
    但し、
    D1:無限遠合焦状態における第1レンズ群と第2レンズ群との間隔
    D2:無限遠合焦状態における第2レンズ群と第3レンズ群との間隔
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