JP4471794B2 - タイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

タイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、LSIチップ上に配置配線された回路をタイミング解析するタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、LSIのタイミング解析(Static Timing Analysis、略して「STA」)においては、LSIチップ内部で温度、電圧および製造プロセスに起因する遅延時間(Delayともいう。)のばらつき(OCV:On Chip Variation)が用いられている。
すなわち、このLSIチップ上のばらつきを数値化してばらつき値として用いている。たとえば、シンクFFへ入力するパス、ソースFFへ入力するパス、および両FF間のパスの遅延時間に、ばらつき値を乗算することによって、タイミング解析をおこなっている。このばらつき値は想定できる遅延時間の変動をすべて考慮できる値にする必要がある。このうち製造プロセスに関しては、ばらつき値を与える回路素子間の距離を、想定できる最大の範囲を基準としている。また、電圧のばらつきについては、電源降下による電位差をばらつき値としている。さらに、温度のばらつきについては、回路間の温度差をばらつき値としている。
ここで、従来のタイミング解析方法について説明する。図11は、従来のタイミング解析方法を示すフローチャートである。まず、LSIチップ上にマクロセルやロジック回路を配置配線する(ステップS1101)。この配置配線によって得られたレイアウトデータから、配線抵抗値や配線間容量値を抽出する(ステップS1102)。そして、レイアウトデータ、配線抵抗値および配線間容量値を用いて遅延時間を算出する(ステップS1103)。この算出された遅延時間と上述したばらつき値とを用いて、タイミング解析をおこなう(ステップS1104)。最後に、タイミング解析結果によって得られたエラーを修正する(ステップS1105)。
また、フルカスタムLSI設計において、部分的に回路設計や信号伝達に関する条件が変更された際に、変更前の回路について行なった解析結果を活用して、迅速かつ精密な遅延特性解析を可能とする遅延特性解析方法が提案されている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。また、トレードオフの関係にある開発期間の短縮化と低消費電力化の両方を達成する方法が提案されている(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2002−215710号公報 特開2002−312410号公報
しかしながら、上述した背景技術では、タイミング解析で用いるばらつき値は、想定できる遅延時間の変動、すなわち、電圧、温度および製造プロセスのすべてを考慮できる値になっているため、どの回路に対しても一律な値として用いられている。
したがって、ばらつき値を与える回路の範囲が狭い場合(たとえば、シンクFFとソースFFと間の距離が近い場合など)、製造プロセスと電圧のばらつきが過剰となり、無駄なマージンをもつことになる。この過剰なマージンはタイミング収束を困難にすることとなり、LSIチップのサイズを増大させるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、効率的かつ高精度なタイミング解析をおこなうことにより、TAT(Turn Around Time)の短縮化を図ることができるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体は、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出し、抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出し、抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出し、算出されたパラメータに基づいて、算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出し、前記遅延時間および算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析することを特徴とする。
また、上記発明において、前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出し、抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出し、前記パラメータとして、算出された距離の中から最大の距離を抽出することとしてもよい。
また、上記発明において、前記パラメータとして、前記LSIチップにおける前記対象回路の占有面積を算出することとしてもよい。
また、上記発明において、前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップの電源電圧降下率の分布をあらわす分布情報を生成し、生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することとしてもよい。
また、上記発明において、前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップの消費電力の分布をあらわす分布情報を生成し、生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することとしてもよい。
また、上記発明において、タイミングエラーとなった場合、当該タイミングエラーに関する情報と前記遅延時間とを用いて、前記タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出し、あらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正することとしてもよい。
また、この発明にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体は、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出し、抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出し、前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析し、タイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出し、算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出し、前記遅延時間および算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析することを特徴とする。
これらの発明によれば、レイアウトデータにレイアウトされている回路データごとに、その回路データの配置領域の大きさに応じた遅延時間のばらつき値の変動量を算出することができる。これにより、製造プロセスに起因した対象回路のタイミング解析をおこなうことができる。また、電源電圧降下率や消費電力を用いることによって、LSIの実際の動作を考慮した遅延時間のばらつき値の変動量を算出することができる。
本発明にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体によれば、効率的かつ高精度なタイミング解析をおこなうことにより、TATの短縮化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記の実施の形態にかかるタイミング解析装置およびタイミング解析方法は、たとえば、この実施の形態にかかるタイミング解析プログラムが記録された記録媒体を備えるCADによって実現することができる。
(実施の形態)
(タイミング解析装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1において、タイミング解析装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部はバス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、タイミング解析装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータをタイミング解析装置に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク114に接続され、このネットワーク114を介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワーク114と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、タイミング解析装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ112は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(タイミング解析装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置の機能的構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置の機能的構成を示すブロック図である。図2において、タイミング解析装置200は、レイアウトデータベース201と、対象回路データ抽出部202と、遅延時間算出部203と、パラメータ算出部204と、ばらつき情報算出部205と、タイミング解析部206と、修正部207と、分布情報生成部208と、を備えている。
レイアウトデータベース201は、LSIチップ上に配置配線される回路に関するレイアウトデータを記憶する。ここで、レイアウトデータベース201に記憶されているレイアウトデータについて説明する。図3は、レイアウトデータベース201に記憶されているレイアウトデータを示す説明図である。
図3において、レイアウトデータ300は、LSIチップをあらわすチップデータ301と、LSIチップに配置される回路を示す回路データ302と、を有する。ここで、回路とは、具体的には、所定の機能を有するマクロセル、当該マクロセルや複数の回路素子が配置配線された回路ブロックが挙げられる。マクロセルとしては、たとえば、データを記憶するRAMマクロ、加算/乗算などの演算をおこなう演算マクロ、PLL(Phase Locked Loop)などが挙げられる。また、回路素子としては、たとえば、論理ゲート回路、組み合わせ論理回路、順序論理回路などのロジック回路が挙げられる。
このチップデータ301や回路データ302は、図示しないライブラリに格納されており、ユーザが所定のレイアウトツールを用いることにより、ライブラリからチップデータ301や回路データ302を抽出してレイアウトデータ300を作成することができる。なお、上述した回路データ302は、回路素子データによって構成されている。回路データ302および回路素子データは、それぞれ、駆動能力値、抵抗値、消費電力値などを有している。
また、図示はしないが、LSIが所望の機能を実行できるようにするため、各回路データ302間には、回路素子データが配置されている。そして、回路素子データは、図示しないネットリストに基づいて、回路データ302間を接続するように配置配線される。なお、このレイアウトデータベース201は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107などの記録媒体によって、その機能を実現する。
また、図2において、対象回路データ抽出部202は、レイアウトデータ300の中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という。)に関する対象回路データを抽出する。ここで、対象回路は、複数の回路素子で構成された回路であり、対象回路データとは、対象回路の回路データ302、すなわち、レイアウトされた複数の回路素子データの集合である。
ここで、対象回路データの一例を示す。図4は、対象回路データの一例を示すブロック図である。図4において、対象回路データ400は、図3に示した回路データ302のいずれかである。対象回路データ400は、回路素子データであるシンクFF401、ソースFF402、および複数のバッファ411〜418が配置配線されて構成されている。
また、図2において、遅延時間算出部203は、対象回路データ抽出部202によって抽出された対象回路データ400に基づいて、対象回路の遅延時間D1を算出する。遅延時間の算出は周知であるが、一般的には、たとえば、対象回路データ400を構成する回路素子データ間を接続している配線データの配線抵抗値や配線間容量値を抽出する。そして、抽出された配線抵抗値や配線間容量値を用いて、遅延時間D1を算出することができる。ここで、遅延時間D1とは、たとえば、図4において、データ信号とクロック信号が入力されるシンクFF401(またはソースFF402)で、データ信号とクロック信号との入力タイミングの時間差であらわすことができる。
また、パラメータ算出部204は、対象回路データ抽出部202によって抽出された対象回路データ400に基づいて、対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出する。このパラメータ算出部204は、具体的には、距離算出処理部210と、面積算出処理部220と、を備えている。面積算出処理部220については後述する。
この距離算出処理部210は、対象回路データ400を構成する任意の2つの回路素子データ間の距離を算出する。ここで、距離が算出される任意の2つの回路素子データとは、たとえば、バッファのような、タイミングを調整するために挿入された伝播経路上の回路素子の回路素子データを用いることができる。
この距離算出処理部210は、具体的には、組み合わせ抽出部211と距離算出部212と距離抽出部213とから構成されている。組み合わせ抽出部211は、対象回路データ400を構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する。具体的には、図4において、バッファ411〜418中、任意の2つのバッファの組み合わせを抽出する。図4では、バッファ411〜418が8個挿入されているため、28通りの組み合わせを抽出することができる。
また、距離算出部212は、組み合わせ抽出部211によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する。たとえば、図4では、上述した28通りの組み合わせにかかるバッファ間の距離を算出する。この距離は、2つのバッファ間の配線長ではなく直線距離である。この距離は、2つのバッファの座標位置を用いて算出することができる。
また、距離抽出部213は、距離算出部212によって算出された距離の中から最大距離dを抽出する。この最大距離dを用いる理由は、製造プロセスによって生じる遅延時間のばらつきは、このばらつきを与えるバッファ間の最大距離dを基準としているからである。図4では、距離が最大となるバッファの組み合わせは、バッファ416とバッファ417である。
また、ばらつき情報算出部205は、距離算出部212によって算出された距離dに基づいて、遅延時間算出部203によって算出された遅延時間のばらつきに関するばらつき情報を算出する。具体的には、たとえば、下記式(1)を用いてばらつき情報V(d)を算出することができる。
V(d)=ocv×α(d)・・・(1)
ここで、V(d)はばらつき情報、dは距離算出部212によって算出された距離、ocvは従来から用いられているOCV(On Chip Variation)係数、α(d)はocvを変動させる変動関数であり、0<α(d)≦1となる関数である。α(d)は、距離dが最大値(d=max(d))の場合、α(d)=1となる。
また、タイミング解析部206は、遅延時間D1およびばらつき情報V(d)を用いて、対象回路をタイミング解析する。このタイミング解析部206は、従来と同様の機能であり、遅延時間D1にばらつき情報V(d)を掛けることによって得られた遅延時間D2が、しきい値となる遅延時間D0を満足するか否かを解析する。
具体的には、図4に示したソースFF402において、データ信号がクロック信号よりx[psec]遅れて入力されなければならないとすると、このx[psec]が遅延時
間D0となる。この場合、遅延時間D2が遅延時間D0より短ければ、タイミングエラーとなる。
修正部207は、対象回路データ400を構成する回路素子データの配置を修正する。具体的には、タイミング解析部206によってタイミングエラーとなった場合、パラメータ算出部204は、当該タイミングエラーに関する情報と遅延時間D1とを用いて、タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出する。そして、修正部207は、あらたに算出されたパラメータを用いて、対象回路データ400を構成する回路素子データの配置を修正する。ここで、タイミングエラーに関する情報とは、たとえば、しきい値となる遅延時間D0である。
また、上述の例で、遅延時間D2が遅延時間D0より短い場合、データ信号の入力タイミングが早いためタイミングエラーとなる。したがって、下記式(2)を満たすような距離dを算出する。
D0=D1×V(d)・・・(2)
この式(2)によってタイミングを満たす距離をdaとすると、距離daを用いて、距離dの算出対象となった2つの回路素子データの配置を変更する。たとえば、図4において、距離算出部212によって算出されたバッファ416とバッファ417との間の距離dにおいて、バッファ416とバッファ417との間の距離がdaとなるように、バッファ417の配置位置を図4中点線で示した位置に変更する。
また、分布情報生成部208は、レイアウトデータ300に基づいて、LSIチップ上の各種分布情報を生成する。分布情報としては、たとえば、電源電圧降下率分布情報や消費電力分布情報がある。電源電圧降下率分布情報については、具体的には、LSIチップには配置される回路に電源電圧を供給する電源配線網が敷かれている。したがって、電源配線網の配線長および配線抵抗値と、チップデータ301上の回路データ302の配置位置と、配置された回路データ302の消費電力値とを用いて、回路データ302の電源電圧降下率を算出する。所定範囲の電源電圧降下率ごとにチップデータ301を領域分割して、電源電圧降下率分布情報を生成する。図5は、電源電圧降下率分布情報の一例を示す説明図である。
図5において、チップデータ301は、複数の分布領域に分割されている。この分布領域は、チップデータ301の中央に近づくにつれ、電圧降下率が大きくなる。これは、LSIチップの中央に近づくにつれ、回路の消費電力が加算されるため、および、電源配線網の配線長が長くなって配線抵抗値が大きくなるためである。
また、図5に示した分布領域ごとの電源電圧降下率について説明する。図6は、図5に示した分布領域ごとの電源電圧降下率を示す図表である。図6において、図5の分布領域A1は、0%以上0.1%未満の電源電圧降下率分布を示している。分布領域A2は、0.1%以上0.2%未満の電源電圧降下率分布を示している。分布領域A3は、0.2%以上0.3%未満の電源電圧降下率分布を示している。分布領域Anは、M%以上N%未満の電源電圧降下率分布を示している。このような電源電圧降下率分布情報は、遅延時間のばらつきに影響をあたえるため、タイミング解析に用いることができる。
そして、ばらつき情報算出部205では、この電源電圧降下率分布情報から、対象回路データ400の配置位置における電源電圧降下率を抽出する。抽出された電源電圧降下率をeとすると、ばらつき情報は、下記式(3)によって算出することができる。
V(d)=ocv×α(d)×β(e)・・・(3)
ここでβ(e)は、電源電圧降下率eに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<β(e)≦1となる関数である。β(e)は、電源電圧降下率eが最大値(e=max(e))の場合、β(e)=1となる。
また、消費電力分布情報についても、電源電圧降下率分布情報と同様の手法によって生成することができる。具体的には、チップデータ301上の回路データ302の配置位置と、配置された回路データ302の消費電力値とを用いて、消費電力分布情報を生成する。図7は、消費電力分布情報の一例を示す説明図である。図7において、図3に示した回路データ302の配置位置に相当する位置では消費電力が大きくなっている。
具体的には、分布領域B1〜Bnは、M%以上N%未満の消費電力分布を示している。このような電源電圧降下率分布情報は、遅延時間のばらつきに影響をあたえるため、タイミング解析に用いることができる。消費電力は発熱量に比例するため実質的には温度分布をあらわしていることとなり、遅延時間のばらつきに影響をあたえる。したがって、このような消費電力分布情報をタイミング解析に用いることができる。
そして、ばらつき情報算出部205では、この消費電力分布情報から、対象回路データ400の配置位置における消費電力値と基準となる消費電力値との差分を算出する。算出された消費電力の差分をfとすると、ばらつき情報は、下記式(4)によって算出することができる。
V(d)=ocv×α(d)×γ(f)・・・(4)
ここでγ(f)は、消費電力差fに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<γ(f)≦1となる関数である。γ(f)は、消費電力差fが最大値(f=max(f))の場合、γ(f)=1となる。
また、上述した電源電圧降下率分布情報を用いてばらつき情報を算出することができる。具体的には、下記式(5)によって算出することができる。
V(d)=ocv×α(d)×β(e)×γ(f)・・・(5)
また、図2に示したパラメータ算出部204において、面積算出処理部220は、分割部221と検出部222と面積算出部223とを備えている。分割部221は、レイアウトデータ300を複数の領域に分割する。たとえば、レイアウトデータ300を複数のブロック(図では6×6)に分割する。図8は、分割部221によって分割されたレイアウトデータ300を示す説明図である。図8において、1つのブロックは、1[mm]×1[mm]の正方形である。
また、検出部222は、分割部221の分割によって得られた領域のうち、対象回路データ400が含まれている領域を検出する。具体的には、この対象回路データ400が配置されている2つのブロックC1、C2を検出する。面積算出部223は、検出部222によって検出された領域の面積を算出する。具体的には、検出されたブロックC1、C2の面積を算出する。図8の例では、ブロックが2個であるため、検出されたブロックC1、C2の面積をgとすると、g=1[mm]×2[mm]=2[mm2]である。この場合、ばらつき情報V(g)は、下記式(6)を用いて算出することができる。
V(g)=ocv×σ(g)・・・(6)
σ(g)は検出されたブロックC1、C2の面積gに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<σ(g)≦1となる関数である。たとえば、図8において検出されたブロックは2個である。したがって、上記式(6)は、V(1×2)=ocv×σ(1×2)となる。
また、この場合、上述した電源電圧降下率分布情報または/および消費電力分布情報を用いてばらつき情報を算出することができる。具体的には、下記式(7)〜(9)のいずれかによって算出することができる。
V(g)=ocv×σ(g)×β(e)・・・・・・・・(7)
V(g)=ocv×σ(g)×γ(f)・・・・・・・・(8)
V(g)=ocv×σ(g)×β(e)×γ(f)・・・(9)
なお、上述した対象回路データ抽出部202、遅延時間算出部203、パラメータ算出部204、ばらつき情報算出部205、タイミング解析部206、修正部207、および分布情報生成部208は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107等に記録されたプログラムを、CPU101が実行することによって、または、I/F109によって、その機能を実現する。
(タイミング解析処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順について説明する。図9は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順を示すフローチャートである。
まず、図9において、対象回路データ抽出部202が、レイアウトデータ300から対象回路データ400を抽出する(ステップS901)。そして、遅延時間算出部203は、対象回路の遅延時間を算出するとともに(ステップS902)、パラメータ算出部204は、対象回路データ400の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出する(ステップS903)。このステップS903で算出されるパラメータは、距離算出処理部210によって算出される距離でもよく、また、面積算出処理部220によって算出される面積であってもよい。
このあと、ばらつき情報算出部205は、ステップS903で算出されたパラメータを用いて、ステップS902で算出された遅延時間のばらつき情報V(V(d)またはV(g))を算出する(ステップS904)。このばらつき情報は、上述した式(1)、(3)〜(9)を用いて算出することができる。
そして、ステップS902で算出された遅延時間と、ステップS904で算出されたばらつき情報とを用いて、対象回路のタイミング解析をおこなう(ステップS905)。このタイミング解析によって解析された解析結果がタイミングエラーでない場合(ステップS906:No)、ステップS908に移行する。
一方、タイミングエラーがあった場合(ステップS906:Yes)、修正部207は、タイミング調整をおこなう(ステップS907)。これにより、対象回路のタイミングエラーを解消することができる。このあと、回路データ302がすべて抽出されていない場合(ステップS908:No)、ステップS901に移行してあらたな対象回路データ400を抽出する。一方、回路データ302がすべて抽出された場合(ステップS908:Yes)、一連の処理を終了する。
これにより、従来どのような回路でも一律であったOCV係数が、対象回路に応じた値に変更することができ、対象回路の大きさに応じたばらつきを遅延時間に与えることができる。また、タイミングエラーについては、距離算出処理部210によって算出された距離を変更することにより修正することができるため、あらたなバッファの挿入や大幅な配線経路の変更をおこなう必要がなく、また、修正作業を単純化することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順の他の例について説明する。図10は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順の他の例を示すフローチャートである。このフローチャートでは、チェックすべき回路、すなわち対象回路の数を減少することにより、TATの短縮をおこなう。
すなわち、図10において、まず、従来と同様、対象回路データ抽出部202が対象回路データ400を抽出し(ステップS1001)、遅延時間算出部203が対象回路の遅延時間を算出し(ステップS1002)、タイミング解析部206が、この算出された遅延時間とOCV係数とを用いてタイミング解析をおこなう(ステップS1003)。
そして、ステップS1003のタイミング解析により、タイミングエラーがない場合(ステップS1004:No)、ステップS1010に移行する。一方、タイミングエラーがあった場合(ステップS1004:Yes)、パラメータ算出部204はそのタイミングエラーがあった対象回路についてパラメータを算出する(ステップS1005)。このステップS1005で算出されるパラメータは、距離算出処理部210によって算出される距離でもよく、また、面積算出処理部220によって算出される面積であってもよい。
このあと、ばらつき情報算出部205は、ステップS1005で算出されたパラメータを用いて、ステップS1002で算出された遅延時間のばらつき情報V(V(d)またはV(g))を算出する(ステップS1006)。このばらつき情報は、上述した式(1)、(3)〜(9)を用いて算出することができる。
そして、ステップS1002で算出された遅延時間と、ステップS1006で算出されたばらつき情報とを用いて、対象回路のタイミング解析をおこなう(ステップS1007)。これにより、ステップS1003のタイミング解析よりも高精度のタイミング解析をおこなうことができる。このタイミング解析によりタイミングエラーがない場合(ステップS1008:No)、ステップS1010に移行する。
一方、タイミングエラーがあった場合(ステップS1008:Yes)、修正部207はタイミング調整をおこなう(ステップS1009)。そして、回路データ302がすべて抽出されていない場合(ステップS1010:No)、ステップS1001に移行する。一方、回路データ302がすべて抽出された場合(ステップS1010:Yes)、一連の処理を終了する。
このタイミング解析処理手順によれば、通常のタイミング解析でタイミングエラーがあった対象回路データ400についてのみパラメータおよびばらつき情報を算出するため、対象回路データ400の絞込みをおこなうことができる。したがって、パラメータおよびばらつき情報の算出処理数を低減することができ、TATの短縮化を図ることができる。また、算出されたばらつき情報を用いて再度タイミング解析をおこなうため、タイミング解析の精度向上を図ることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体では、対象回路に応じたパラメータを算出して、対象回路に応じ、ばらつき情報を遅延時間に与えることができるため、製造プロセスによって生じる遅延時間のばらつきを正確に考慮したタイミング解析をおこなうことができる。
特に、電源電圧降下率や消費電力の分布情報から、対象回路の配置位置における電源電圧降下率や消費電力の差分を用いることができ、OCV係数の変動を考慮したばらつき情報を、遅延時間に与えることができる。
また、パラメータをバッファ間の距離とした場合、タイミングエラー情報から、タイミングエラーが発生しないバッファ間距離を算出することができるため、レイアウト修正を単純化することができ、TATの短縮化を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明したタイミング解析方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション、CADなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
を備えることを特徴とするタイミング解析装置。
(付記2)前記パラメータ算出手段は、
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出手段と、
前記組み合わせ抽出手段によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出手段と、
前記パラメータとして、前記距離算出手段によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載のタイミング解析装置。
(付記3)前記パラメータ算出手段は、
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出することを特徴とする付記1に記載のタイミング解析装置。
(付記4)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップの電源電圧降下率の分布をあらわす分布情報を生成する分布情報生成手段を備え、
前記ばらつき情報算出手段は、
前記分布情報生成手段によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
(付記5)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップ上の消費電力の分布をあらわす分布情報を生成する分布情報生成手段を備え、
前記ばらつき情報算出手段は、
前記分布情報生成手段によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
(付記6)前記パラメータ算出手段は、
前記タイミング解析手段によってタイミングエラーとなった場合、当該タイミングエラーに関する情報と前記遅延時間とを用いて、前記タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出し、
前記パラメータ算出手段によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正する修正手段を備えることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
(付記7)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
前記タイミング解析手段によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、を備え、
前記タイミング解析手段は、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析することを特徴とするタイミング解析装置。
(付記8)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析工程と、
を含んだことを特徴とするタイミング解析方法。
(付記9)前記パラメータ算出工程は、
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出工程と、
前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出工程と、
前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出工程と、
を含んだことを特徴とする付記8に記載のタイミング解析方法。
(付記10)前記パラメータ算出工程は、
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出することを特徴とする付記8に記載のタイミング解析方法。
(付記11)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップの電源電圧降下率の分布をあらわす分布情報を生成する分布情報生成工程を含み、
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
(付記12)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップ上の消費電力の分布をあらわす分布情報を生成する分布情報生成工程を含み、
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
(付記13)前記タイミング解析工程によってタイミングエラーとなった場合、当該タイミングエラーに関する情報と前記遅延時間とを用いて、前記タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出する第2のパラメータ算出工程と、
前記第2のパラメータ算出工程によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正する修正工程と、
を含んだことを特徴とする付記8〜12のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
(付記14)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析する第1のタイミング解析工程と、
前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析する第2のタイミング解析工程と、
を含んだことを特徴とするタイミング解析方法。
(付記15)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析させるタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
(付記16)前記パラメータ算出工程は、
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出させる組み合わせ抽出工程と、
前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出させる距離算出工程と、
前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出させる距離抽出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記15に記載のタイミング解析プログラム。
(付記17)前記パラメータ算出工程は、
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出させることを特徴とする付記15に記載のタイミング解析プログラム。
(付記18)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップの電源電圧降下率の分布をあらわす分布情報を生成させる分布情報生成工程を含み、
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出させることを特徴とする付記15〜17のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
(付記19)前記レイアウトデータに基づいて、前記LSIチップ上の消費電力の分布をあらわす分布情報を生成させる分布情報生成工程を含み、
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出させることを特徴とする付記15〜17のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
(付記20)前記タイミング解析工程によってタイミングエラーとなった場合、当該タイミングエラーに関する情報と前記遅延時間とを用いて、前記タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出させる第2のパラメータ算出工程と、
前記第2のパラメータ算出工程によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正させる修正工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記15〜19のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
(付記21)LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析させる第1のタイミング解析工程と、
前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析させる第2のタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
(付記22)付記15〜21のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上のように、本発明にかかるタイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体は、LSIのタイミング解析に有用である。
この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置の機能的構成を示すブロック図である。 レイアウトデータベースに記憶されているレイアウトデータを示す説明図である。 対象回路データの一例を示すブロック図である。 電源電圧降下率分布情報の一例を示す説明図である。 図5に示した分布領域ごとの電圧降下率を示す図表である。 消費電力分布情報の一例を示す説明図である。 分割部によって分割されたレイアウトデータを示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順の他の例を示すフローチャートである。 従来のタイミング解析方法を示すフローチャートである。
符号の説明
200 タイミング解析装置
202 対象回路データ抽出部
203 遅延時間算出部
204 パラメータ算出部
205 ばらつき情報算出部
206 タイミング解析部
207 修正部

Claims (10)

  1. LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
    前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
    前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、
    前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
    を備えることを特徴とするタイミング解析装置。
  2. 前記パラメータ算出手段は、
    前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出手段と、
    前記組み合わせ抽出手段によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出手段と、
    前記パラメータとして、前記距離算出手段によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のタイミング解析装置。
  3. LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
    前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
    前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
    前記タイミング解析手段によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、を備え、
    前記タイミング解析手段は、
    前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析することを特徴とするタイミング解析装置。
  4. 対象回路データ抽出手段、遅延時間算出手段、パラメータ算出手段、ばらつき情報算出手段およびタイミング解析手段を備えるコンピュータが、
    前記対象回路データ抽出手段により、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
    前記遅延時間算出手段により、前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
    前記パラメータ算出手段により、前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
    前記ばらつき情報算出手段により、前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
    前記タイミング解析手段により、前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析工程と、
    実行することを特徴とするタイミング解析方法。
  5. 前記パラメータ算出工程は、
    前記パラメータ算出手段により、前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出工程と、
    前記パラメータ算出手段により、前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出工程と、
    前記パラメータ算出手段により、前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出工程と、
    実行することを特徴とする請求項4に記載のタイミング解析方法。
  6. 対象回路データ抽出手段、遅延時間算出手段、パラメータ算出手段、ばらつき情報算出手段およびタイミング解析手段を備えるコンピュータが、
    前記対象回路データ抽出手段により、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
    前記遅延時間算出手段により、前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
    前記タイミング解析手段により、前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析する第1のタイミング解析工程と、
    前記パラメータ算出手段により、前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
    前記ばらつき情報算出手段により、前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
    前記タイミング解析手段により、前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析する第2のタイミング解析工程と、
    実行することを特徴とするタイミング解析方法。
  7. LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
    前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
    前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
    前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
    前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析させるタイミング解析工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
  8. 前記パラメータ算出工程は、
    前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出させる組み合わせ抽出工程と、
    前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出させる距離算出工程と、
    前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出させる距離抽出工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のタイミング解析プログラム。
  9. LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
    前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
    前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析させる第1のタイミング解析工程と、
    前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
    前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関するばらつき情報を算出させるばらつき情報算出工程と、
    前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析させる第2のタイミング解析工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
  10. 請求項7〜9のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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