JP4471794B2 - タイミング解析装置、タイミング解析方法、タイミング解析プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
(タイミング解析装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
つぎに、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置の機能的構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析装置の機能的構成を示すブロック図である。図2において、タイミング解析装置200は、レイアウトデータベース201と、対象回路データ抽出部202と、遅延時間算出部203と、パラメータ算出部204と、ばらつき情報算出部205と、タイミング解析部206と、修正部207と、分布情報生成部208と、を備えている。
ここで、V(d)はばらつき情報、dは距離算出部212によって算出された距離、ocvは従来から用いられているOCV(On Chip Variation)係数、α(d)はocvを変動させる変動関数であり、0<α(d)≦1となる関数である。α(d)は、距離dが最大値(d=max(d))の場合、α(d)=1となる。
間D0となる。この場合、遅延時間D2が遅延時間D0より短ければ、タイミングエラーとなる。
この式(2)によってタイミングを満たす距離をdaとすると、距離daを用いて、距離dの算出対象となった2つの回路素子データの配置を変更する。たとえば、図4において、距離算出部212によって算出されたバッファ416とバッファ417との間の距離dにおいて、バッファ416とバッファ417との間の距離がdaとなるように、バッファ417の配置位置を図4中点線で示した位置に変更する。
ここでβ(e)は、電源電圧降下率eに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<β(e)≦1となる関数である。β(e)は、電源電圧降下率eが最大値(e=max(e))の場合、β(e)=1となる。
ここでγ(f)は、消費電力差fに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<γ(f)≦1となる関数である。γ(f)は、消費電力差fが最大値(f=max(f))の場合、γ(f)=1となる。
V(d)=ocv×α(d)×β(e)×γ(f)・・・(5)
σ(g)は検出されたブロックC1、C2の面積gに依存してocvを変動させる変動関数であり、0<σ(g)≦1となる関数である。たとえば、図8において検出されたブロックは2個である。したがって、上記式(6)は、V(1×2)=ocv×σ(1×2)となる。
V(g)=ocv×σ(g)×β(e)・・・・・・・・(7)
V(g)=ocv×σ(g)×γ(f)・・・・・・・・(8)
V(g)=ocv×σ(g)×β(e)×γ(f)・・・(9)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順について説明する。図9は、この発明の実施の形態にかかるタイミング解析処理手順を示すフローチャートである。
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
を備えることを特徴とするタイミング解析装置。
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出手段と、
前記組み合わせ抽出手段によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出手段と、
前記パラメータとして、前記距離算出手段によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載のタイミング解析装置。
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出することを特徴とする付記1に記載のタイミング解析装置。
前記ばらつき情報算出手段は、
前記分布情報生成手段によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
前記ばらつき情報算出手段は、
前記分布情報生成手段によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
前記タイミング解析手段によってタイミングエラーとなった場合、当該タイミングエラーに関する情報と前記遅延時間とを用いて、前記タイミングエラーを解消可能なあらたなパラメータを算出し、
前記パラメータ算出手段によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正する修正手段を備えることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のタイミング解析装置。
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
前記タイミング解析手段によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、を備え、
前記タイミング解析手段は、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析することを特徴とするタイミング解析装置。
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析工程と、
を含んだことを特徴とするタイミング解析方法。
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出工程と、
前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出工程と、
前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出工程と、
を含んだことを特徴とする付記8に記載のタイミング解析方法。
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出することを特徴とする付記8に記載のタイミング解析方法。
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出することを特徴とする付記8〜10のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
前記第2のパラメータ算出工程によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正する修正工程と、
を含んだことを特徴とする付記8〜12のいずれか一つに記載のタイミング解析方法。
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析する第1のタイミング解析工程と、
前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析する第2のタイミング解析工程と、
を含んだことを特徴とするタイミング解析方法。
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析させるタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出させる組み合わせ抽出工程と、
前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出させる距離算出工程と、
前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出させる距離抽出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記15に記載のタイミング解析プログラム。
前記パラメータとして、前記LSIチップ上における前記対象回路の占有面積を算出させることを特徴とする付記15に記載のタイミング解析プログラム。
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出させることを特徴とする付記15〜17のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
前記ばらつき情報算出工程は、
前記分布情報生成工程によって生成された分布情報に基づいて、前記ばらつき情報を算出させることを特徴とする付記15〜17のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
前記第2のパラメータ算出工程によってあらたに算出されたパラメータを用いて、前記対象回路データを構成する回路素子データの配置を修正させる修正工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする付記15〜19のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラム。
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析させる第1のタイミング解析工程と、
前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析させる第2のタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。
202 対象回路データ抽出部
203 遅延時間算出部
204 パラメータ算出部
205 ばらつき情報算出部
206 タイミング解析部
207 修正部
Claims (10)
- LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
を備えることを特徴とするタイミング解析装置。 - 前記パラメータ算出手段は、
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出手段と、
前記組み合わせ抽出手段によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出手段と、
前記パラメータとして、前記距離算出手段によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のタイミング解析装置。 - LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出手段と、
前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析手段と、
前記タイミング解析手段によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出手段によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出手段と、を備え、
前記タイミング解析手段は、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出手段によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析することを特徴とするタイミング解析装置。 - 対象回路データ抽出手段、遅延時間算出手段、パラメータ算出手段、ばらつき情報算出手段およびタイミング解析手段を備えるコンピュータが、
前記対象回路データ抽出手段により、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
前記遅延時間算出手段により、前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記パラメータ算出手段により、前記対象回路データ抽出手段によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記ばらつき情報算出手段により、前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記タイミング解析手段により、前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析するタイミング解析工程と、
を実行することを特徴とするタイミング解析方法。 - 前記パラメータ算出工程は、
前記パラメータ算出手段により、前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出する組み合わせ抽出工程と、
前記パラメータ算出手段により、前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出する距離算出工程と、
前記パラメータ算出手段により、前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出する距離抽出工程と、
を実行することを特徴とする請求項4に記載のタイミング解析方法。 - 対象回路データ抽出手段、遅延時間算出手段、パラメータ算出手段、ばらつき情報算出手段およびタイミング解析手段を備えるコンピュータが、
前記対象回路データ抽出手段により、LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出する対象回路データ抽出工程と、
前記遅延時間算出手段により、前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出する遅延時間算出工程と、
前記タイミング解析手段により、前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析する第1のタイミング解析工程と、
前記パラメータ算出手段により、前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
前記ばらつき情報算出手段により、前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出するばらつき情報算出工程と、
前記タイミング解析手段により、前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析する第2のタイミング解析工程と、
を実行することを特徴とするタイミング解析方法。 - LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関する情報(以下、「ばらつき情報」という)を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記対象回路をタイミング解析させるタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。 - 前記パラメータ算出工程は、
前記対象回路データを構成する回路素子データの中から任意の2つの回路素子データの組み合わせを抽出させる組み合わせ抽出工程と、
前記組み合わせ抽出工程によって抽出された組み合わせにかかる2つの回路素子データ間の距離を算出させる距離算出工程と、
前記パラメータとして、前記距離算出工程によって算出された距離の中から最大の距離を抽出させる距離抽出工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のタイミング解析プログラム。 - LSIチップ上に配置配線された回路をあらわすレイアウトデータの中から、解析対象となる任意の回路(以下、「対象回路」という)に関する対象回路データを抽出させる対象回路データ抽出工程と、
前記対象回路データ抽出工程によって抽出された対象回路データに基づいて、前記対象回路の遅延時間を算出させる遅延時間算出工程と、
前記遅延時間を用いて、前記対象回路をタイミング解析させる第1のタイミング解析工程と、
前記第1のタイミング解析工程によってタイミング解析された結果、タイミングエラーとなった対象回路の配置領域の大きさをあらわすパラメータを算出させるパラメータ算出工程と、
前記パラメータ算出工程によって算出されたパラメータに基づいて、前記遅延時間算出工程によって算出された遅延時間のばらつきに関するばらつき情報を算出させるばらつき情報算出工程と、
前記遅延時間および前記ばらつき情報算出工程によって算出されたばらつき情報を用いて、前記タイミングエラーとなった対象回路をタイミング解析させる第2のタイミング解析工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするタイミング解析プログラム。 - 請求項7〜9のいずれか一つに記載のタイミング解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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