JP4471756B2 - 走査レーザビーム径測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は走査レーザビーム径測定装置に関し、さらに詳しくはレーザプリンタ,デジタルPPC(Plain Paper Copy)等(以下、プリンタ等と総称する)で使用される高速の機械スキャナやレーザ走査ユニットから出射される走査レーザビームの径を測定するための走査レーザビーム径測定装置に関する。
近年、プリンタ等において高速化が進み、ポリゴンスキャナでの回転数が30000rpmを超えるようになり、走査周波数も3KHz以上となりつつある。また、解像度も上がっており、走査精度の向上も要求されている。このため、走査レーザビームのレーザビーム径を正確に測定する必要が生じてきている。
従来のレーザビーム径測定装置の一例として、レーザビームを多数の方向から切断し、その各断面の信号を合成してレーザビームの二次元プロファイルを得、二次元プロファイルをマッピング加算することにより三次元プロファイルを得、レーザビームがガウス分布に従う強度分布を持つことを前提として、ピーク値を1とするときに強度が1/e(=0.135)となる部分の幅をレーザビーム径として得るものがあった(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
特開昭58−168921公報 特開平7−113686公報
しかしながら、上述した従来のレーザビーム径測定装置では、ポリゴンスキャナを停止して、つまりレーザビームの走査を停止して、走査ライン上の数カ所でレーザビーム径を測定していたので、プリント速度が速くポリゴンスキャナが高回転のプリンタ等では、走査を停止しているレーザビームと走査中のレーザビームとでは、レーザビーム径が異なってきて、正確な走査レーザビーム径を測定することができないという問題点があった。
特に、従来のレーザビーム径測定装置では、走査ラインの中央付近でレーザビームを停止してレーザビーム径を測定しても、走査ラインの終縁付近でレーザビームを停止してレーザビーム径を測定しても、同じレーザビーム径が得られていたが、実際には、走査レーザビームは、走査ラインの中央付近と走査ラインの終縁付近とでは走査速度が大きく異なっており、このために走査レーザビーム径が大きく異なるはずであるにも拘わらず、同じレーザビーム径しか得られないという問題点があった。
また、走査中のレーザビーム径はポリゴンスキャナに遠心力が働き歪みが生じて、停止中のレーザビーム径とは異なってくるという問題点があった。
さらに、ポリゴンスキャナを回転駆動するモータパワーにより、空気が暖められ、屈折率が変化して、ポリゴンスキャナの回転を停止したときと比べて、レーザビーム径が変化するという問題点があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、レーザビーム径をレーザビームの走査中に測定できるようにした走査レーザビーム径測定装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の走査レーザビーム径測定装置は、走査レーザビームの走査ライン上に配置されたフォトセンサと、前記走査レーザビームの走査ライン上の前記フォトセンサを挟んで対応する位置に配設された一対のビームディテクタと、前記フォトセンサの前方位置に該フォトセンサの中心と一致する軸を中心として回動可能に、かつ該フォトセンサの前方から見てナイフエッジが該フォトセンサの中央を通過するように配置された回転ナイフエッジと、前記走査レーザビームが前記ビームディテクタ間を走査する走査時間を測定して前記ビームディテクタ間の間隔を前記走査時間で割ることによりレーザビーム速度を計算し、前記回転ナイフエッジが前記一対のビームディテクタの前方を遮らない角度範囲で前記回転ナイフエッジの回転角を所定の角度ずつ変化させて前記フォトセンサの出力信号を入力し、前記出力信号を微分して前記走査レーザビームの二次元プロファイル信号を得、前記二次元プロファイル信号のマッピング加算処理を繰り返すことにより前記走査レーザビームの三次元プロファイルを得、前記三次元プロファイルのピーク値を1とするときに1未満の所定値となる部分をスライスとして切り出し、切り出されたスライス上での時間幅を読み出して前記レーザビーム速度を乗算することにより前記走査レーザビームの走査レーザビーム径を算出する制御部とを備えることを特徴とする。請求項1記載の走査レーザビーム径測定装置によれば、走査レーザビームの走査ライン上のフォトセンサを挟んで対応する位置に一対のビームディテクタを設けたので、走査レーザビームのビームディテクタ間の走行時間を測定することにより、走査レーザビーム速度を知ることができる。また、フォトセンサの前方位置にフォトセンサの中心と一致する軸を中心として回動可能に、かつフォトセンサの前方から見てナイフエッジがフォトセンサの中央を通過するように配置された回転ナイフエッジを設け、回転ナイフエッジが一対のビームディテクタの前方を遮らない角度範囲で回転ナイフエッジの回転角を所定の角度ずつ変化させてフォトセンサの出力信号を入力し、出力信号を微分して走査レーザビームの二次元プロファイル信号を得、二次元プロファイル信号のマッピング加算処理を繰り返すことにより走査レーザビームの三次元プロファイルを得ることができる。さらに、三次元プロファイルのピーク値を1とするときに1未満の所定値となる部分をスライスとして切り出し、切り出されたスライス上での時間幅を読み出してレーザビーム速度を乗算することにより走査レーザビームの走査レーザビーム径を算出することができる。そして、上記一連の測定処理を制御部により自動的に行なうことができる。
請求項2記載の走査レーザビーム径測定装置は、請求項1記載の走査レーザビーム径測定装置において、前記制御部が、前記三次元プロファイルのピーク値を1とするときに1未満の所定値となる部分をスライスとして切り出し、切り出されたスライス上での前記走査ラインの走査方向および前記走査方向とは直交する副走査方向の時間幅を読み出して前記レーザビーム速度を乗算することにより前記走査レーザビームの前記走査方向および前記副走査方向の走査レーザビーム径を算出することを特徴とする。請求項2記載の走査レーザビーム径測定装置によれば、スライス上での走査方向(x方向)および副走査方向(y方向)の時間幅を読み出してレーザビーム速度を乗算することにより、走査レーザビームの走査方向および副走査方向の走査レーザビーム径を算出することができる。
請求項3記載の走査レーザビーム径測定装置は、請求項1または2記載の走査レーザビーム径測定装置において、前記1未満の所定値が、1/e であることを特徴とする。請求項3記載の走査レーザビーム径測定装置によれば、ガウス分布のビーム径を定義するのに一般的に用いられる1/e (13.5%)を走査レーザビーム径を決定するのに用いることができる。
走査レーザビームの走査ライン上にフォトセンサを挟んで対応する位置に一対のビームディテクタを配設することにより、フォトセンサ位置での走査レーザビームの走査速度を知ることができ、走査速度と時間とから走査レーザビーム径を測定することを可能にした。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1,図2および図3は、本発明の実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1の正面図,平面図および背面図である。
本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1は、横長の直方体状に形成されており、正面中程の右寄りには、測定窓1aが穿設されている。この測定窓1aからは、後述する回転ナイフエッジ25,フォトセンサ33,および一対のビームディテクタ34,35が外部に露呈している。また、走査レーザビーム径測定装置1の左側面からは3つのインターフェースコネクタ11,12,13と、後述するインタフェースケーブル22が導出されている。また、走査レーザビーム径測定装置1の背面壁の前記測定窓1aに対応する位置には、回転ナイフエッジ25を回動させるためのステッピングモータ(図示せず)が内蔵されたモータボックス1bが突設されている。
図4,図5および図6は、走査レーザビーム径測定装置1内に内蔵されている測定装置本体2を示す正面図,平面図および側面図である。
測定装置本体2は、回転機構を内蔵する回転ステージ21と、回転ステージ21から導出されたインタフェースケーブル22と、回転ステージ21の左右位置を調整するための位置調整用ノブ23と、回転ステージ21に固定された回転ナイフエッジホルダ24と、回転ナイフエッジホルダ24に取り付けられた回転ナイフエッジ25と、回転ステージ21を載置固定するセンサ基板ホルダ31と、センサ基板ホルダ31に固定されたセンサ基板32と、センサ基板32の上端寄り中央に配設されたフォトセンサ33と、センサ基板32のフォトセンサ33を挟んで対応する左右位置に配設された一対のビームディテクタ34,35とから、その主要部が構成されている。
なお、フォトセンサ33とビームディテクタ34,35とは、走査レーザビームの走査ライン上で一直線となるように配置されており、既述したように、走査レーザビーム径測定装置1の測定窓1aから外部に露呈されている。
回転ナイフエッジ25は、金属板体等で羽状に形成されていて、そのナイフエッジ(図4で右側エッジ)がフォトセンサ33の中央を通過するように回転ナイフエッジホルダ24に取り付けられている。このため、回転ステージ21の回転に伴って回転ナイフエッジホルダ24が回転すると、回転ナイフエッジ25のナイフエッジは、後述するようにフォトセンサ33が回転ステージ21の回転中心と一致するように配置されているので、フォトセンサ33の前方位置でフォトセンサ33の中心と一致する軸を中心として回動するようになっている。図4中には、回転角θ=0°位置の回転ナイフエッジ25とともに、回転角θ=+60°位置および回転角θ=−60°位置での回転ナイフエッジが二点鎖線で図示されているが、回転ナイフエッジ25は、任意の角度位置で停止させることが可能である。
図7は、本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1の接続態様を示すブロック図である。
回転ナイフエッジ25を含む測定装置本体2は、回転ステージ21を回転駆動するステッピングモータ(図示せず)等とともに、インタフェースケーブル22を介してナイフエッジコントローラ8に接続されており、ナイフエッジコントローラ8はコンピュータ9に接続されている。
フォトセンサ33は、電流検出用絶縁形電流センサで形成されていて、その中心が回転ステージ21の回転中心と一致するように、センサ基板32に配置されている。フォトセンサ33は、アンプ5を介してA/Dボード6に接続されており、A/Dボード6はコンピュータ9に接続されている。
ビームディテクタ34および35は、走査レーザビームの有無を検知するだけでよいので、フォトセンサ33に比べて低性能の光電変換素子で形成されていてよい。ビームディテクタ34および35は、TIA(Time Interval Analyzer)ボード7に接続されており、TIAボード7はコンピュータ9に接続されている。
図8は、本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1を使用する測定システムの配置図である。この測定システムは、走査レーザビーム径測定対象のレーザビームを出射するレーザ光源ユニット41と、レーザ光源ユニット41から出射されたレーザビームを反射して走査させるポリゴンスキャナ42と、ポリゴンスキャナ42により走査される走査レーザビームのビーム径を測定する本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1とから構成されている。
レーザ光源ユニット41は、ポリゴンスキャナ42に対して所定角をなすように配置されており、レーザ光源および集光レンズ系を含み、スポット状に絞られたレーザビームを出射する。
ポリゴンスキャナ42は、多角形(図示は8角形)の板状に形成され周面が鏡面加工された多面鏡43と、多面鏡43を回転軸に枢着する電動モータ44とから構成されており、多面鏡43に入射されたレーザビームを多面鏡43の回転に伴って走査レーザビームとして走査させる。なお、実施例1では、多面鏡43を8角形板状としたが、多面鏡43の鏡面の数は8つに限られるものではなく、6,12,16等のその他の数であってもよいものである。
図9(a),(b)および(c)は、本実施例1の走査レーザビーム径測定装置1の測定原理を説明する図である。いま、図9(a)に示すように、回転ナイフエッジ25が、ナイフエッジを垂直方向とする位置(回転角θ=0°位置)にある状態で、走査レーザビームが走査速度vで回転ナイフエッジ25およびフォトセンサ33を横切ったとすると、フォトセンサ33からは図9(b)に示すような台形上の出力信号Iが得られる。この出力信号Iを微分すると、図9(c)に示すような走査レーザビームの二次元プロファイルを示すプロファイル信号が得られ、これをコンピュータ9のメモリ上にマッピング(記憶)する。
図9(a),(b)および(c)に示す測定を、図10(a)に示すように、回転ナイフエッジ25の回転角θを、−60°,−30°,0°,+30°,+60°と変えながら繰り返し、図10(b)に示すようにフォトセンサ33の出力信号Iをそれぞれ微分して、図10(c)に示すような走査レーザビームの二次元プロファイル信号をコンピュータ9のメモリ上にマッピングする。
そして、得られたコンピュータ9のメモリ上の二次元プロファイル信号を全体としてマッピング加算処理すると、図11に示すような走査レーザビームの三次元プロファイルが得られる。なお、マッピング加算処理は、医療等で用いられるコンピュータ断層投影法と同様の手法であり、回転ナイフエッジ25の各回転角θ=−60°,−30°,0°,+30°,+60°での走査レーザビームの二次元プロファイルをフーリエ変換,補間法等を用いて走査レーザビームの三次元プロファイルに再構成するものである。三次元プロファイルは、医療等で用いられるコンピュータ断層投影法では、三次元再構成トモグラフィと呼ばれるものに相当する。この三次元プロファイルのピーク値を1とするとき、強度が1/e(=0.135)となる部分の径が、走査レーザビーム径Lx,Lyとなる。なお、LxおよびLyは、図11中のx方向およびy方向の走査レーザビーム径をそれぞれ示す。
図12は、制御部としてのコンピュータ9における走査レーザビーム径の測定処理を示すフローチャートである。この測定処理は、回転ナイフエッジ25の回転角θを、−60°,−30°,0°,+30°,+60°と変えながら、測定を5回繰り返す場合の例である。しかし、測定処理における、回転角θの初期値およびインクリメント値が任意に設定できることはいうまでもない。
次に、このように構成された実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置1の動作について、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、コンピュータ9は、走査レーザビームがビームディテクタ34,35間を走査する時間(走査時間)Tを測定する(ステップS101)。この走査時間Tの測定は、図4で見て、走査レーザビームが右から左へと走査された場合、走査レーザビームがビームディテクタ34を横切ってからビームディテクタ35を横切るまでの時間を測定すればよい。
次に、コンピュータ9は、ビームディテクタ34,35間の間隔(距離)D(既知)を測定された走査時間Tで割ることにより、レーザビーム速度v=D÷Tを計算する(ステップS102)。
続いて、コンピュータ9は、回転ナイフエッジ25の回転角θを初期値の−60°とし(ステップS103)、回転角θが終了値+90°であるかどうかを判定する(ステップS104)。
いま、回転角θ=−60°であるので(ステップS104でノー)、コンピュータ9は、回転ナイフエッジ25の回転角θでビーム強度を取り込む(ステップS105)。これにより、図9(b)に示すような台形状の出力信号Iが得られる。
次に、コンピュータ9は、出力信号Iの微分処理を行なう(ステップS106)。これにより、図9(c)に示すような走査レーザビームの二次元プロファイル信号が得られる。
続いて、コンピュータ9は、得られた走査レーザビームの二次元プロファイル信号のマッピング処理を行なう(ステップS107)。
次に、コンピュータ9は、回転角θを30°だけインクリメントし(ステップS108)、回転ナイフエッジ25を回転角θまで回転させた後に(ステップS109)、ステップS104に制御を戻す。
ステップS104〜S109を繰り返すことにより、ステップS104でθ=+90°になると、コンピュータ9は、走査レーザビームの二次元プロファイル信号のマッピング加算処理を行なう(ステップS110)。なお、マッピング加算処理は、既述したように、医療等で用いられるコンピュータ断層投影法と同様の手法であるので、また、本発明の骨子とは直接関係しないので、その詳しい説明を省略する。マッピング加算処理により、コンピュータ9のメモリ上に記憶された二次元プロファイルを回転角θ毎にメモリ上で足し込んでいくと、図11に示すような走査レーザビームの三次元プロファイルが得られる。
次に、コンピュータ9は、スライスの切り出しを行なう(ステップS111)。詳しくは、図11に示す走査レーザビームの三次元プロファイルの、ピーク値を1とするときに強度が1/e(=0.135)となる部分をスライス(平面)として切り出す。
続いて、コンピュータ9は、切り出されたスライス(平面)上でのx軸方向およびy軸方向の時間幅Tx,Tyを読み出し(ステップS112)、走査レーザビーム径Lx=vTx,Ly=vTyを算出する(ステップS113)。
最後に、コンピュータ9は、算出された走査レーザビーム径Lx,Lyを表示する(ステップS114)。
以上、本発明の実施例を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の正面図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の平面図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の背面図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置に内蔵される測定装置本体の正面図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置に内蔵される測定装置本体の平面図。 実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置に内蔵される測定装置本体の側面図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の接続態様を示すブロック図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置を使用する測定システムの配置図。 (a),(b),(c)は本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の測定原理を説明する図。 (a),(b),(c)は本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置における回転ナイフエッジの回転角,出力信号,微分信号を説明する図。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置による測定結果として得られる走査レーザビームの三次元プロファイル。 本実施例1に係る走査レーザビーム径測定装置の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 走査レーザビーム径測定装置
1a 測定窓
5 アンプ
6 A/D(Analog/Digital)ボード
7 TIA(Time Interval Analyzer)ボード
8 スリットコントローラ
9 コンピュータ
21 回転ステージ
24 回転ナイフエッジホルダ
25 回転ナイフエッジ
31 センサ基板ホルダ
32 センサ基板
33 フォトセンサ
34,35 ビームディテクタ
41 レーザ光源ユニット
42 ポリゴンスキャナ
43 多面鏡
44 電動モータ

Claims (3)

  1. 走査レーザビームの走査ライン上に配置されたフォトセンサと、
    前記走査レーザビームの走査ライン上の前記フォトセンサを挟んで対応する位置に配設された一対のビームディテクタと、
    前記フォトセンサの前方位置に該フォトセンサの中心と一致する軸を中心として回動可能に、かつ該フォトセンサの前方から見てナイフエッジが該フォトセンサの中央を通過するように配置された回転ナイフエッジと、
    前記走査レーザビームが前記ビームディテクタ間を走査する走査時間を測定して前記ビームディテクタ間の間隔を前記走査時間で割ることによりレーザビーム速度を計算し、前記回転ナイフエッジが前記一対のビームディテクタの前方を遮らない角度範囲で前記回転ナイフエッジの回転角を所定の角度ずつ変化させて前記フォトセンサの出力信号を入力し、前記出力信号を微分して前記走査レーザビームの二次元プロファイル信号を得、前記二次元プロファイル信号のマッピング加算処理を繰り返すことにより前記走査レーザビームの三次元プロファイルを得、前記三次元プロファイルのピーク値を1とするときに1未満の所定値となる部分をスライスとして切り出し、切り出されたスライス上での時間幅を読み出して前記レーザビーム速度を乗算することにより前記走査レーザビームの走査レーザビーム径を算出する制御部と
    を備えることを特徴とする走査レーザビーム径測定装置。
  2. 前記制御部が、前記三次元プロファイルのピーク値を1とするときに1未満の所定値となる部分をスライスとして切り出し、切り出されたスライス上での前記走査ラインの走査方向および前記走査方向とは直交する副走査方向の時間幅を読み出して前記レーザビーム速度を乗算することにより前記走査レーザビームの前記走査方向および前記副走査方向の走査レーザビーム径を算出する請求項1記載の走査レーザビーム径測定装置。
  3. 前記1未満の所定値が、1/e である請求項1または2記載の走査レーザビーム径測定装置。
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