JP4471419B2 - ケーブル洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄水を噴射してケーブルに付着する水滴、異物、または、滑剤を除去するケーブル洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
長距離にわたってケーブルを敷設する場合、一般に、ケーブル送り装置を用いてケーブルを延線・敷設する。このようなケーブル敷設作業は、屋外や地中管路内という場所で行われる。屋外では、雨水などの水滴や泥、砂、土、塵埃などの異物がケーブルに付着することが多く、また、地中管路内でも、外部から侵入して堆積した泥などの異物、この泥にできる水たまりによる水滴、または地中管路内のケーブル挿入用の滑剤などがケーブルに付着することが多い。
【0003】
従来は、このような異物・水滴・滑剤をぬれ雑巾・タオル・ウェスなどを用いて人力で拭き取っていた。
また、拭き取りにも拘わらずケーブルに残留した異物・水滴・滑剤のため、例えば、ケーブルに接触して送り駆動するゴム車輪状の送り部が異物による摩耗または水滴・滑剤による浸食で劣化する事態や、ケーブル送り用の歯車機構が異物が歯車に噛むことによる損傷または水滴・滑剤による錆びで劣化する事態などが発生していた。劣悪な環境下で使われることが多いケーブル送り装置の早期劣化を防止する必要があった。
【0004】
このため、洗浄水でケーブルを洗浄してこれら異物・水滴・滑剤を除去したのちにケーブル送り装置を用いてケーブルを送ることが考えられる。しかし、洗浄水で濡れたケーブルを送ると、ケーブルに接触するゴム車輪状の送り部とケーブルとが滑ってケーブル送りができない事態や、洗浄水によりゴム車輪状の送り部が浸食劣化する事態や、また、ケーブル送り装置の歯車機構などが洗浄水により錆びて劣化が早まるという事態を引き起こすと予想される。このような洗浄水や雨水による水滴、泥など残留する異物、残留するケーブル挿入用滑剤を確実に除去し、後段のケーブル送り装置の劣化を回避したいという要請があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、洗浄水を噴射してケーブルを洗浄し、洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤をケーブルから確実に除去し、ケーブル送り装置の劣化を防止するケーブル洗浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載のケーブル洗浄装置は、
ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される一の切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが隣接して複数個配置され、かつ、複数の端面ゴムの切断面は互いに交差して下側を向くように配置してなり、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去する後側除去部と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載のケーブル洗浄装置は、
ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
弾性体により付勢される一対の回動軸と、この一対の回動軸にそれぞれ軸支され二方から前記ケーブルを挟むようになされた一対の吸水ローラと、吸水ローラの半径よりも小さい半径を有するとともに一対の吸水ローラにそれぞれ当接する一対の副ローラと、を有し、ケーブルの外周表面に一対の吸水ローラが前記弾性体の押圧力により挟み込んだ状態で当接し、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去し、さらに一対の副ローラが吸水性を有する材料で構成されて一対の吸水ローラから洗浄水を直接吸水するか、または、吸収性を有しない材料で構成されて一対の吸水ローラを押圧して洗浄水を押し出しながら脱水し、一対の吸水ローラの吸水能力を維持するようになされた、一または複数の後側除去部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載のケーブル洗浄装置は、
請求項2に記載のケーブル洗浄装置において、
ケーブルや吸水ローラの濡れを防止するために副ローラから飛散する洗浄水を遮断するガイドを備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載のケーブル洗浄装置は、
ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
二方から前記ケーブルを挟むようになされた一対の吸水ベルトと、吸水ベルトを張り渡すとともに吸水ベルトの動きに従動する従車と、吸水ベルトの動きに従動するとともに吸水ベルトを挟み込んで脱水を行う副ローラと、を有し、ケーブルの外周表面に一対の吸水ベルトが当接し、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去する一または複数の後側除去部と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載のケーブル洗浄装置は、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のケーブル洗浄装置において、
前記一個または複数個の端面ゴムによる前側除去部に代えて、
ケーブルの外周表面に当接するブラシ状部材であって、移動するケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を掃き取って除去するブラシ状部材による前側除去部を配置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の第1実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
図1は、第1実施形態のケーブル洗浄装置のA−A線断面図、図2は、同じく洗浄ノズルを説明するB−B線断面図、図3は端面ゴムの説明図である。以下、図1〜図3を用いて本発明の第1実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
【0013】
本実施形態のケーブル洗浄装置のカバーケース1は、図1に示すように、ケーブル2を挿通可能とするように構成されている。このカバーケース1には誘導隔壁1a,1bが設けられている。これら誘導隔壁1a,1bは、ケーブル2を挿通したときにケーブル2を孔部へ誘導してケーブル2の挿通を容易にするとともに中空部3と外部とを隔てる隔壁にもなる。なお、中空部3内には図示しないケーブル誘導部も備え、ケーブル2がカバーケース1内の所定位置を通過するようになされている。
【0014】
図2でも示すように、中空部3の中には洗浄ノズル4a,4b,4c,4dが設けられている。この洗浄ノズル4a,4b,4c,4dはホースを介してそれぞれ分流器5に連結されている。この分流器5は、ホースを介して圧縮ポンプ6に連結され、圧縮ポンプ6はタンク7に連結されている。これら、タンク7から洗浄ノズル4a,4b,4c,4dまでは洗浄水の流路が形成されている。
【0015】
カバーケース1の誘導隔壁1a側には前側除去部の一例の端面部材の一具体例である端面ゴム8aが、また、誘導隔壁1b側には後側除去部の一具体例である端面ゴム8b,8c,8dが取り付けられている。端面ゴム8a,8b,8c,8dは耐水力・耐候性・耐薬性があるゴムなどを利用して形成されており、水やケーブル挿入用の滑剤に対し耐食性があり、劣化しないようになされている。端面ゴム8a〜8dは、図3(a),(b)で示すように略糸巻き形状であって、貫通孔8eと切断面8fとが設けられている。端面ゴム8a〜8dの貫通孔8eにケーブル2を挿通させるとき、単に貫通孔8eにケーブル2を挿入しても良く、また、切断面8fに指をいれて端面ゴム8a〜8dを開くように変形させた状態で挿入しても良い。
【0016】
なお、端面ゴム8b,8c,8dを配置するときには配置を工夫する。図3(c)は、端面ゴム8b,8c,8dを誘導隔壁1b側から眺めたものであるが、3個の切断面8fは常に交差し、かつ、下側を向くように配置される。切断面8f近傍では切断個所がケーブル2に当接しないため、ケーブル2に水滴が残留する傾向があったが、切断面が交差するよう複数個の端面ゴム8b,8c,8dを配置したため、ある端面ゴムで残留した水滴を他の端面ゴムで確実に除去する。
【0017】
続いて、ケーブル2の洗浄動作について説明する。洗浄動作を開始する前に、カバーケース1にケーブル2を挿通させて図1に示すような状態とする。ケーブル2の誘導隔壁1b側の後方には図示しないケーブル送り装置が設置され、洗浄済みのケーブルを用いてケーブル送りを行うようになされている。ケーブル洗浄動作を開始するとき、このケーブル送り装置のケーブル送り動作と圧縮ポンプ6による洗浄水供給動作とを共に開始する。
まず、端面ゴム8aはケーブル2の表面に常に当接して、水たまりなどの汚水や雨水である水滴やケーブル2に強固に付着している泥・砂利等の異物、残留するケーブル挿入用の滑剤の大半を予め除去する機能を有している。
【0018】
圧縮ポンプ6は、タンク7から供給される洗浄水を高圧圧縮し、高圧圧縮した洗浄水を分流器5に供給する。分流器5は、4個の洗浄ノズル4a,4b,4c,4dそれぞれに洗浄水を分流供給し、4個の洗浄ノズル4a,4b,4c,4dは、高圧圧縮された洗浄水をケーブル2へ噴射する。ケーブル2に付着する雨水・異物・滑剤などは、四方から噴射される洗浄水により取り除かれる。
ケーブル2の雨水・異物・滑剤を取り除く際に洗浄水が飛散するが、上記のカバーケース1、誘導隔壁1a,1b、端面ゴム8a,8bにより洗浄水の飛散は遮断される。
【0019】
なお、先に説明したように後段の端面ゴム8b,8c,8dによっても洗浄水・残留する異物・残留する滑剤などを取り除くことができるが、洗浄水のみ除去するようにしたいため異物や滑剤を確実に除去して残留させないことが望ましい。これは、端面ゴム8b,8c,8dに特に泥などの異物が貫通孔8f内に入り込んだりすると、端面ゴム8b,8c,8dがケーブル2の外周に当接しなくなって洗浄水を除去する能力が低減するおそれがあるためである。したがって、噴射する洗浄水の圧力は、充分高圧となるように設定して異物や滑剤の残留を確実に防止する。このため、端面ゴム8b,8c,8dの除去能力が低下する恐れを確実に低減している。
【0020】
洗浄水が噴射されて異物・滑剤が確実に除去されたケーブル2は、図1の矢印aで示すケーブル送り移動方向へ順次送られて、端面ゴム8b,8c,8d内を通過し、洗浄水を確実に除去する。端面ゴム8b,8c,8dは、図1・図3で示すようにケーブル2の外周面に当接しており、洗浄水が残ることはない。
【0021】
端面ゴム8b,8c,8dにより除去された洗浄水は、図3(c)で示すように、切断面8fを通過して下方へ水滴として垂れる。この水滴は、図示しない排水口から排水される。この場合、端面ゴム8b,8c,8dの切断面は交差するように配置されているため、ケーブル2の全ての外周に端面ゴムが確実に当接して、ケーブル2の全表面の洗浄水が確実に除去される。このようにして洗浄水などの水滴・異物・滑剤は全て取り除かれる。第1実施形態はこのように構成される。
【0022】
なお、本実施形態において、誘導隔壁1a側に1個の端面ゴム8aのみが配置されるとして説明したが、端面ゴム8aがないような場合でもケーブルの洗浄は可能であり、また、誘導隔壁1a側に複数個の端面ゴムを配置して水滴・異物・滑剤など大半を予め除去することで洗浄能力をより高めても良い。
また、端面ゴム8aの貫通孔8fの孔径をケーブル2の外径よりも大きくし、端面ゴム8aに飛散する洗浄水が外部へ漏らさない機能のみを持たせるようにしても良い。これら構成は適宜設計・選択される。
【0023】
続いて本発明の第2実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。図4は、第2実施形態のケーブル洗浄装置のC−C線断面図、図5は、同じく吸水ローラを説明する説明図である。以下、図4,図5を用いて本発明の第2実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
【0024】
第2実施形態では、後段除去部として端面ゴムの代わりに吸水ローラを用いて特に洗浄水などの水滴を吸水・除去する。なお、第1実施形態と共通する構成は説明を簡単にする。
本実施形態のケーブル洗浄装置のカバーケース1は、図4に示すように、ケーブル2を挿通可能とするように構成されている。このカバーケース1の中空部3の中には洗浄ノズル4a,4b,4c,4dが設けられている。洗浄ノズル4a,4b,4c,4d、分流器5、圧縮ポンプ6、タンク7により洗浄水の流路が形成されている。
【0025】
カバーケース1の誘導隔壁1bに隣接して吸水ローラ9a,9bが回動自在となるように設けられている。図示しないが吸水ローラ9a,9bには回動軸が取り付けられ、この回動軸は、バネやゴムなど弾性体を介して取り付けられる。この弾性体が付勢する力により、吸水ローラ9a,9bは、ケーブル2に常に接しながら挟み込み、水滴はもちろんのこと、残留する異物または残留する滑剤も取り除く。
【0026】
続いて、ケーブル2の洗浄動作について説明する。4個の洗浄ノズル4a,4b,4c,4dは、高圧圧縮された洗浄水をケーブル2へ噴射する。ケーブル2の雨水・異物・滑剤は、四方から噴射される洗浄水により取り除かれる。
ケーブル2の雨水・異物・滑剤を取り除く際に洗浄水が飛散するが、上記のカバーケース1、誘導隔壁1a,1bにより洗浄水の飛散は遮断される。
【0027】
なお、洗浄後に吸水ローラ9a,9bによっても異物・滑剤を取り除くことができるが、洗浄水により全ての異物・滑剤を除去し、異物・滑剤を残留させないことが望ましい。これは、吸水ローラ9a,9bに異物・滑剤が付着すると、吸水ローラ9a,9bがケーブル2から洗浄水を吸水する途中にこの異物・滑剤が再度ケーブル2に付着するおそれがあるためである。したがって、噴射する洗浄水の圧力は、充分高圧となるように設定する。
【0028】
洗浄水が噴射されて異物・滑剤が除去されたケーブル2は、図4の矢印aで示すケーブル送り移動方向へ順次送られていく。2個の吸水ローラ9a,9bは、図4,図5示すように左右からケーブル2を挟みながら回転する。吸水ローラ9a,9bは、布、スポンジ、または、フェルトというような材料を利用して構成されており、良好な水分吸収力を有している。これら吸水ローラ9a,9bは、ケーブル送り方向へ移動するケーブルに従動して回転しながら洗浄水を吸水する。
【0029】
吸水ローラ9a,9bは、ケーブル送りが進むにつれ洗浄水の含有量を増していき、含有量が限界を越えた場合は図5でも示すように下方へ水滴が垂れるようになる。この水滴は、カバーケース1に設けられた排水口1cから排水される。このようにすることでケーブルから水滴・異物・滑剤は取り除かれる。第2実施形態はこのように構成される。
【0030】
なお、本実施形態において、吸水ローラ9a,9bは、全てが吸水体であっても良く、また、図示しないものの、吸水ローラ9a,9bは金属やプラスティックなど吸水性を有しない回動体を回動軸に回動自在となるように設け、この回動体の周りに吸水体を取り付ける構成としてもよい。
【0031】
また、図示しないものの吸水ローラ9a,9bの後段に他の1組の吸水ローラを設けて、吸水力を高めるようにしても良い。さらに、図4,図5の吸水ローラ9a,9bが縦方向に配置されているのに対し、図示しない他の1組の吸水ローラは左右方向に配置されて、上下左右からケーブル2を拭って吸水しても良い。これらのような構成は適宜設計・選択される。
【0032】
続いて、本発明の第3実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
図6は、第3実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。以下、図6を用いて第3実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。先に説明した第2実施形態の後側除去部は、吸水ローラ9a,9bの洗浄水の含有量が限界に達したときに自然に水滴が垂れるようにしていたが、本実施形態の後側除去部は、吸水ローラ9a,9bに含まれる洗浄水を取り除いて吸水ローラ9a,9bが常に吸水力を有するようにし、ケーブル2から洗浄水を確実に吸水するようにしたものである。
【0033】
本実施形態では、図6に示すように、吸水ローラ9a,9bに従動する副ローラ10a,10bを設けている。副ローラ10a,10bは各種の構成が可能であり、例えば、布、スポンジ、または、フェルトという吸水性を有する材料で構成して吸水ローラ9a,9bから洗浄水を直接吸水しても良い。また、副ローラ10a,10bは金属・プラスチックというように吸収性を有しない材料で構成し、吸水ローラ9a,9bを押圧して洗浄水を押し出しながら脱水するようにしても良い。
なお、第2実施形態でも説明したように、後側除去部をケーブル送り方向を基準として隣接する位置に複数段設けても良い。
【0034】
続いて、本発明の第4実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
図7は、第4実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。以下、図7を用いて第4実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。本実施形態の後側除去部は、先に説明した第3実施形態の後側除去部である吸水ローラ9a,9bと副ローラ10a,10bとに加えてガイド11a,11bを備えるものである。吸水ローラ9a,9bの径は副ローラ10a,10bよりも大きいため、吸水ローラ9a,9bの回転速度と比較しても、副ローラ10a,10bは高速回転する。このため、副ローラ10a,10bの洗浄水が再び飛散し、ケーブル2や吸水ローラ9a,9が濡れる事態が予想される。
【0035】
そこで、副ローラ10a,10bから飛散する洗浄水をガイド11a,11bが遮断し、ケーブル2や吸水ローラ9a,9が濡れる事態を防止する。
なお、副ローラ10a,10bは、第3実施形態のように吸水性を有する材料で構成して直接吸水しても良く、また、金属・プラスチックというように吸収性を有しない材料で構成して吸水ローラ9a,9bを押圧して水を拭い去るようにしても良い。さらに、第2実施形態でも説明したように、後側除去部をケーブル送り方向の隣接する位置に複数段設けても良い。
【0036】
続いて、本発明の第5実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
図8は、第5実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。以下、図8を用いて第5実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。第5実施形態の後側除去部では、吸水ローラ9a,9bの代わりに吸水性を有する材料で構成した吸水ベルトを用いて、ケーブル2から洗浄水をより確実に吸水するようにしたものである。
【0037】
図8に示すように、本実施形態の後側除去部は、吸水ベルト12a,12bと、これら吸水ベルト12a,12bの動きに従動する従車13a,13bと、吸水ベルト12a,12bの動きに従動するとともに吸水ベルト12a,12bを挟み込んで脱水を行う副ローラ14a,14bとを設けた。
【0038】
吸水ベルト12a,12bは、例えば、布、スポンジ、または、フェルトというような吸水性を有する材料で直接ベルト状に構成したり、また、革、織物、ゴムなどで作られた平ベルト、Vベルト、タイミングベルトなどのベルトの外側(従車13a,13bと接しない側)に布、スポンジ、または、フェルトというような吸水性を有する材料で作られた吸水体を張り合わせて構成したりする。これらは設計事項であり適宜選択できる。
【0039】
このような吸水ベルト12a,12bは、回動自在となるように従車13a,13bに掛けられており、吸水ベルト12a,12bおよび従車13a,13bは、ケーブル2のケーブル送り方向への移動に伴い従動して回転する。
【0040】
副ローラ14a,14bは、例えば、布、スポンジ、または、フェルトというような吸水性を有する材料で構成して吸水ベルト12a,12bから洗浄水を吸水するようにしても良い。
また、副ローラ14a,14bは、金属・プラスチックというように吸収性を有しない材料で構成するとともに吸水ベルト12a,12bを挟み込んで押圧して洗浄水を脱水するようにしても良い。
【0041】
なお、これら副ローラ14a,14bは、例えば図示しないバネ・ゴムなどの弾性体によりケーブル2側へ押圧するように構成されており、ベルトに張りを与える機能も併せて備えるようにしても良い。
さらに、吸水ベルト12a,12bを備える後側除去部を複数個設けて、ケーブル2から確実に吸水するようにしても良い。
【0042】
続いて、本発明の第6実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。
図9は、第6実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。以下、図9を用いて第6実施形態のケーブル洗浄装置について説明する。なお、ガイド17a,17bは特に点線で図示し吸水ローラ15a,16aを見やすく表示している。第6実施形態の後側除去部では、吸水ローラ15aと吸水ローラ16aとを、また、吸水ローラ15bと吸水ローラ16bとを交互に用いてケーブル2から洗浄水をより確実に吸水するようにしたものである。
【0043】
図9(a)に示すように、本実施形態の後側除去部は、吸水ローラ15a,15b,16a,16bを備えている。吸水ローラ15a,15b,16a,16bは、それぞれ図示しないモータが取り付けられ、高速回転するようになされている。これら吸水ローラ15aがケーブル2に接するとき吸水ローラ16aはケーブル2から離れ、また、吸水ローラ16aがケーブル2に接するとき吸水ローラ15aはケーブル2から離れるように構成されている。
同様に、 吸水ローラ15bがケーブル2に接するとき吸水ローラ16bはケーブル2から離れ、また、吸水ローラ16bがケーブル2に接するとき吸水ローラ15bはケーブル2から離れるように構成されている。
【0044】
また、吸水ローラ15a,16a,15b,16bを覆うように構成されるガイド17a,17b,17c,17dを備えており、ケーブル2から吸水ローラ15a,16a,15b,16bが離れるときにケーブル2を覆うようになされている。ガイド17aとガイド17bは交互に移動し、また、ガイド17cとガイド17dは交互に移動する。
【0045】
続いて吸水動作について説明する。
ケーブル2に接する吸水ローラはケーブル2から吸水するが、その一方で、ケーブル2から離れた吸水ローラは、図示しないモータにより高速回転して吸水した洗浄水を脱水する。この場合ガイドが吸水ローラを覆っており、高速回転により飛散する洗浄水でケーブル2が濡れる事態を防止する。このように一方の吸水ローラが吸水し、かつ、他方の吸水ローラを脱水する動作は、吸水ローラ15aと吸水ローラ16aとで、また、吸水ローラ15bと吸水ローラ16bとで交互に行われる。
【0046】
このように第2実施形態〜第6実施形態では、前側除去部を設けないケーブル洗浄装置について説明したが、第1実施形態で説明したような端面ゴム8aを配置しても良い。このような構成は適宜設計・選択される。
【0047】
さらに、第1実施形態〜第6実施形態で配置する前側除去部として端面ゴムの代わりにブラシ状部材を配置してもよい。ブラシ状部材の一例として、図10に示すようなブラシ18a,18b,18c,18dを配置し、このブラシ18a,18b,18c,18dがケーブル2の表面の水滴、異物、または、滑剤を掃き取るようにしても良い。
また、第1実施形態〜第6実施形態で配置する前側除去部として端面ゴムの代わりに、ブラシ状部材の一例として図11に示すような、例えばドーナツ状に植毛された円還状ブラシ19を配置し、この円還状ブラシ19がケーブル2の表面の水滴、異物、または、滑剤を掃き取るようにしても良い。
【0048】
端面ゴム8aでは、内周円の中に異物が侵入したときケーブルの洗浄能力を落とすおそれがあったが、図10のブラシ18a,18b,18c,18dや図11の円還状ブラシ19ならばそのような事態は回避され、付着する異物を掻き落とし、後の洗浄で確実に異物・滑剤を洗浄するため、端面ゴム8aと同様にケーブル洗浄装置の洗浄能力を高めることができる。
なお、図10の矢印で示すようにブラシ18a,18b,18c,18dが回転したり、また、図11の矢印で示すように円還状ブラシ19が回転してケーブル2の全表面に確実に当接するように構成しても良い。これらブラシ18a,18b,18c,18dや円還状ブラシ19の回動は操作者による手動式・モータ等を用いる機械式を選択が可能である。
【0049】
また、本実施形態では前段除去部・洗浄ノズル・後段除去部は、同じカバーケースに一体に設けられているとして説明したが、例えば、前段除去部が設けられたカバーケース・洗浄ノズルが設けられるカバーケース・後段除去部が設けられるカバーケースを別々に設けて分離・結合するケーブル洗浄装置としても良い。このような組み合わせは適宜可能であり、例えば、前段除去部と洗浄ノズルとが設けられたカバーケースと後段除去部が設けられるカバーケースとしても良い。このように所望の組み合わせ形態を選択することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、洗浄水を噴射してケーブルを洗浄し、洗浄水による水滴、泥など残留する異物、残留するケーブル挿入用の滑剤などをケーブルから確実に除去し、ケーブル送り装置の劣化を防止するケーブル洗浄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のケーブル洗浄装置のA−A線断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のケーブル洗浄装置の洗浄ノズルを説明するB−B線断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のケーブル洗浄装置の端面ゴムを説明する説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態のケーブル洗浄装置のC−C線断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。
【図7】本発明の第4実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。
【図8】本発明の第5実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。
【図9】本発明の第6実施形態のケーブル洗浄装置の後側除去部を説明する説明図である。
【図10】本発明のケーブル洗浄装置の前側除去部を説明する説明図である。
【図11】本発明のケーブル洗浄装置の前側除去部を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 カバーケース
1a,1b 誘導隔壁
2 ケーブル
3 中空部
4a,4b,4c,4d 洗浄ノズル
5 分流器
6 圧縮ポンプ
7 タンク
8a,8b,8c,8d 端面ゴム
9a,9b 吸水ローラ
10a,10b 副ローラ
11a,11b ガイド
12a,12b 吸水ベルト
13a,13b 従車
14a,14b 副ローラ
15a,15b 吸水ローラ
16a,16b 吸水ローラ
17a,17b,17c,17d ガイド
18a,18b,18c,18d ブラシ
19 円還状ブラシ
Claims (5)
- ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される一の切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが隣接して複数個配置され、かつ、複数の端面ゴムの切断面は互いに交差して下側を向くように配置してなり、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去する後側除去部と、
を備えることを特徴とするケーブル洗浄装置。 - ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に自らの内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
弾性体により付勢される一対の回動軸と、この一対の回動軸にそれぞれ軸支され二方から前記ケーブルを挟むようになされた一対の吸水ローラと、吸水ローラの半径よりも小さい半径を有するとともに一対の吸水ローラにそれぞれ当接する一対の副ローラと、を有し、ケーブルの外周表面に一対の吸水ローラが前記弾性体の押圧力により挟み込んだ状態で当接し、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去し、さらに一対の副ローラが吸水性を有する材料で構成されて一対の吸水ローラから洗浄水を直接吸水するか、または、吸収性を有しない材料で構成されて一対の吸水ローラを押圧して洗浄水を押し出しながら脱水し、一対の吸水ローラの吸水能力を維持するようになされた、一または複数の後側除去部と、
を備えることを特徴とするケーブル洗浄装置。 - 請求項2に記載のケーブル洗浄装置において、
ケーブルや吸水ローラの濡れを防止するために副ローラから飛散する洗浄水を遮断するガイドを備えることを特徴とするケーブル洗浄装置。 - ケーブルが挿通されるカバーケースと、
ケーブルの外周表面に内周が当接する貫通孔と、貫通孔から外周までの半径方向に切断される切断面と、を有し、ケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を貫通孔の入り口で除去する端面ゴムが一個または隣接して複数個配置され、洗浄前のケーブル表面から雨水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を洗浄前除去する前側除去部と、
前記カバーケース内を移動するケーブルに四方から洗浄水を噴射する4個の洗浄ノズルと、
二方から前記ケーブルを挟むようになされた一対の吸水ベルトと、吸水ベルトを張り渡すとともに吸水ベルトの動きに従動する従車と、吸水ベルトの動きに従動するとともに吸水ベルトを挟み込んで脱水を行う副ローラと、を有し、ケーブルの外周表面に一対の吸水ベルトが当接し、前記4個の洗浄ノズルにより洗浄されたケーブル表面から洗浄水による水滴、泥など残留する異物、または、残留するケーブル挿入用の滑剤を除去する一または複数の後側除去部と、
を備えることを特徴とするケーブル洗浄装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のケーブル洗浄装置において、
前記一個または複数個の端面ゴムによる前側除去部に代えて、
ケーブルの外周表面に当接するブラシ状部材であって、移動するケーブルの外周表面の水滴、異物、または、滑剤を掃き取って除去するブラシ状部材による前側除去部を配置したことを特徴とするケーブル洗浄装置。
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